« 2005年01月 | メイン | 2005年03月 »

2005年02月25日

ニューシューズとスクワット

新しいシューズで初の金曜日となった。
まずは筋トレから。ベンチプレス、プルダウン、シットアップが基本、それにカールがあるくらい。練習前なので上腕関係は控えめに。
練習はロープでウォーミングアップをして、軽くロールプレーをしたあと、アゴを引く練習にタオルをアゴの下に挟んでスパーリング。それからフリーでフォーム点検。やはり課題は下への回避、ウィービングとなった。とにかく相手のパンチをかわして下に潜り込み、ボディーフックと叩き込みたい。が、下に動くのが遅い。

今日はちょっとだけ泣き言を。
実は僕は元々脚の筋肉は強かった。SKIをやっていたためだ。例えば片足をコザックダンスのように上げての片足スクワットも、コーチでさえてこずるのに僕は右足なら楽にできる。ところが左足は全くダメ。階段を上り下りする時ですら左側はビッコになる。実はこれは7年ほど前に事故にあったからなのだ。その事故も事故というより事件みたいな事故だった。簡単に言うと、SKIをしている時に、「ぶつかったら怪我をさせるかもしれないとわかっているのに一切回避をしようと努力せずに」僕にぶつかってきた狂人スキーヤーがいたのだ。ちなみに「」内は、損害賠償の法廷で加害者が認めた事実だ。そんなバカヤローのせいでSKIができなくなったり、仕事ができなくなったばかりか、7年も経つのに未だに影響があり、こんなに頑張って練習して他のことは大分上達したボクシングでもフットワークに重大な障害となって、ちっとも防御が上達しないなんて、もう悔しくて悲しくてしょうがいない。しかし、そんな狂犬みたいなヤローがいることも7年前なら誰も信じてくれなかった。さすがに加害者が法廷で「よけようとは思わなかった。」と証言するのを見て弁護士も裁判官も信じてくれたが、まぁほんとにウソみたいな話だったのだ。でも今なら多分そういうひどい人間がいると言って信じてくれる人も多いだろう。ほんとうにそういう奴がのさばる日本になったと思う。だからこそ、ボクシングくらいは練習しておいた方がいいと思う。

とにかくそんなわけでサウスポースタイルならできるウィービングも左足をメインに使うスタンダードだとできないのであった。時間を計ると沈んで浮上するまでにコーチの倍の時間がかかる。もう、本当に悲しい。それでも痛くても何でも練習して筋力をつける以外に手はないのでひたすらがんばることにした。

今日の練習後の体重
67.85kg
給水量 2L
筋肉が増えてきたので体重は重くなってきた。

2005年02月23日

シューズ変更

ついにシューズを変更しました。今まではバスケットシューズを履いていたのです。もともと室内履きのスポーツシューズがそれしかなかったのと、かかとを傷め易かったからなのですが、ボクシングには不向きでした。まず、重い、そして滑らない、ためにフットワークに大きな障害となっていたのです。
で、コーチに薦められてレスリングシューズを履くことにしました。なぜボクシングシューズじゃなくてレスリングシューズかと言いますと、ボクシングシューズはハイカットで編み上げになっています。それはそれでいいのですが、普段の練習には仰々しすぎるというのが理由です。レスリングシューズは実質的にボクシングシューズのミドルカットからローカット版なので、軽量だし好都合なわけです。問題はなかなか売っていないということです。今回はネットショップで通販で買いました。

グループレッスンで既に違いを発見。あんまり大したことの無いステップの練習でも先生が速く連続でするとけっこうついていけない(できないわけじゃないが一つ一つの動作をしっかりとできない)状態があったのですが、そういう問題は解消です。足をすばやく思ったとおりに動かせます。きちんとした動きを覚えるために、むしろ初心者にこそシューズ選びは重要かもしれません。
グループレッスンの終りにはマスボクシングを1分やりました。初めてコーチ以外の人とやったわけですが、今回の相手の人は背が高く、若く(一回り以上も)、キックボクシングをやっている人でしたので、ちょっと苦戦?しました。まず自分より高い人と打ち合ったことがない、リーチが長い、というので今までと全然感覚が違ったわけです。とは言ってもコーチに比べれば全然怖くはないのが救いですが。。。。
で、その様子を見ていたコーチとプライベートレッスンでいろいろやってみることにしました。コーチはどうも私の不甲斐なさに思うところがあったらしいです。今までは靴が重いし、スパーリングパートナーが自分より背が低いということでウィービングでよけることはほとんど無かったわけですが、これからはウィービングからの攻撃も積極的に練習していくことに。また、相手がリーチが長い場合の攻撃をするために踏み込むステップの距離も大きくとれるように練習です。
フリーでのマスボクシングをしながら、コーチが気づくところがあったら止めて、反復練習をするようにしました。これだと疲れる前にフリーができて、なおかつ実戦での問題点を洗い出すことになってとても良いです。
まずは踏み込み量、今までは足が重くて動けなかった、もっと言えば踏み込んだら最後戻れなかったので自然と踏み込みが小さかったのですが、今日からは足元も軽いのでしっかり踏み込むようにと指導が入ります。たしかにコーチの一歩は1m50cmくらいは飛べるみたいですから、僕のはまだまだです。あとは踏み込むときに被弾しないコツを学びたいものです。
次にジャブストレートに対してのウィービングです。グループレッスンでの対戦相手はジャブ、ストレートしか打ってこなかったので(たいていの人はそうらしいです。フック、アッパーを多用できる選手はプロボクサーでもあまりいないらしい。)、コーチとやっている時のつもりでフックを待っていた私は打ち込むチャンスが来ませんでした。(相手がフックを打つときが一番間合いが狭くなるし、時間がかかるから攻撃のチャンス)ということを見ていたコーチが見かねて、ジャブ、ストレートでも相手の間合いに飛び込めるようにというわけです。左ヒザに障害があるので、やっぱりかなり沈み込みがきついのですが、これをできるようにならなければ進歩がないので、頑張って練習します。私の問題点としては、沈んだ時に前傾、内側荷重、つま先荷重が崩れること、ヒザが開くこと、そしてそこから立ち上がるのが遅いこと、立ち上がったときに前傾が崩れること、などです。筋トレもかなり必要そうです。
ウィービング後の攻撃ですが、コーチのパターンは左フック、右フックです。左フックはリーディングパンチで相手との位置決め的に使い、右フックはオーバーハンド気味に相手の頭の上から打ち下ろす感じに打てと指導を受けます。オーバーハンド、オーバースロー系のパンチはほとんど打ったことがなく、右腕がすぐに上がりません。これも課題です。オーバースローがないと自分より背の高い相手、リーチの長い相手に強いパンチを打ち込みにくくなりますから、ぜひともマスターしたいところです。
さらに背の高い相手とやった実感としてはボディーが打ちやすそうなので、ウィービング、左ボディー、右フックというパターンも練習です。思っている以上に相手の体に近いところに沈み相手と接するくらいの距離に浮上するのですが、なかなかうまく行きません。沈む、浮上する、パンチ、パンチを10回も連続してやるともう脚はパンパンです。それでも頑張って練習しました。ブロック、ダッキング、スウェーバック以外の回避法があるとないでは大違いだからです。

筋トレはベンチプレスと腹筋をメインに。ベンチプレスは今はあまり筋力がないが、大胸筋をやせさせないために、多少軽くてもしっかりエンドまでやることにした。腹筋はベンチがメインに。ベンチの角度を変えながら、背中の下半分が着くところまで降ろして、そこから上半身が水平になるところまで動かす、時々左右にひねりながら負荷に応じて5~20回くらいの反復で。このやり方だと下腹部の腹筋が鍛えられつつ、上腹部の腹筋はずっと力が入っているので効果的。

でも、シューズを買って本当に良かった。

今日の練習後の体重
64.85kg(おそらく65kgを切ったのは初めてでしょう。)
給水量1L

2005年02月18日

フリッカースタイル

今日のプライベートレッスンではフォームの改造に取り組んだ。コーチにフォーム改造を申し渡されたのだ。もちろん理由は、「かっこよくなる」ためらしい。(笑)
で、表題の通りフリッカースタイルとあいなったわけですが、簡単に言うと、ボクサースタイルでほぼ真横に近いアングルで立ち、右手は手の甲を上にむけてあごの下につけて、左手は下げるか、ヒジを相手に向けるような角度で下に降ろしている状態。
この利点は左手をほとんど使用しないで防御できることと右手が攻撃即応体制にあることの2点が主になる。基本的には顔への攻撃は右手とスェーバックで対処、左半身へのボディーは左手で払い右半身へのボディーは右ひじか左手を上手に使う。かなり前(左足)重心で立つことでスェーバックの範囲も大きくなる。問題はフットワークと反撃があることが絶対に必要な守備になることである。ワンツーまでは対処できるがそれ以上打ち込まれたら、顔は守れない。ステップで逃げるか反撃しなければならない。スタミナの問題からこれをずっと使うことは難しそうだ。

ウィービングの練習で通常スタンスから前後に脚を開き、一気に姿勢を落とす練習をした。これはかなり堪える。簡単に言えば、普通に立っている状態から、一気に前後に脚を広げ、ちょうどアキレス腱を伸ばす運動をしている時のような姿勢で、ほぼ右ひざが地面につくところまで下げるのだ。しかもそこから瞬時に元の高さに戻ることも求められる。古傷のせいもあって左ひざまわりが極端に弱いため、この練習はほぼ不可能に近い辛さだった。でも少しずつでも筋力UPしなければならないだろう。

ビデオをとりながらフリッカースタイルでの打ち合い。手数は増えた、が、フットワークを保てなくなったり、完全なファイタースタイルでガードを固めたまま前進されてくるとかなり危険である。まだなれないせいもあって、防御が弱く、右を打った後にフックを喰らうケースが多い。コーチはいつものように、何の注意もせずにいきなり思いっきり頭に叩き込むので、とても大変だった。脳みそが揺れているのを感じたほどだ。

セット練習をやってから、フリーを2ラウンドほどしたところで、コーチが疲れから終わろうと言うので、「まだできるから、もっとやろう!」と言ったら渋い顔、「じゃ、いいですよ。」と言いながらしぶしぶグローブをはめたかと思うと、ものすごいラッシュ、連打、しかも強打、フリッカーで逃げ回ってもステップワークの差から追いつかれ、ファイタースタイルで寄ってきたかと思うと、左右連打で僕の頭蓋骨はふらふらに。そして、とどめにボディーを2連打された。1発目が入ってダメージを十分受けたのに、2発目も的中、さらにおなかを抑えてよろよろしているところに追い討ちをかけようとしているし。。。。(ーー;)
たまらずダウン。そのまま場外に逃れました。
そんなに練習終りにしたいのなら、そう言ってくれればいいのに。。。。(T_T)
口より先にパンチを打つ性格はどんな時も同じようです。僕はかなりのダメージを受けて、おとなしく練習を終わりました。

今日の練習前の体重 66.5kg
今日の練習後の体重 65.0kg
給水量 1.5L

2005年02月16日

ステップワーク

本日は雨が降り、とても寒い日でした。
数日間赤道直下のシンガポールにて過ごしていたので、この気温差は堪えました。シンガポールでも食事を節制し、可能な限りたくさん歩いたので、体重も1kgほど落として帰ってこられました。
そんなわけで、今朝の体重(朝食後)67.2kg

いつものように早めに行って、ロープを1000回ほど跳びました。今日はだいぶ楽。体重が軽いおかげでしょう。

グループレッスンでは、フットワークをメインにやりました。
足裏の接地具合、体重のかけ方、重心の位置に始まり、すばやい後退や後退しながらの攻撃、左右に曲がりながらの後退など。
さらには、ワンツー連打、アッパー連打、アッパーフックの混合連打など。
かなり足回りのトレーニングになりました。
後退のコツは、軸足を足首でひねって、それに体全体がついていくように動くことのようです。

腹筋をメインに筋トレしてから、コーチとプライベートレッスンに移りました。
先日のビデオ撮影以来、映像チェックに余念がない私は、1GBのSDカードを買って、デジカメでも50分ほど録画できるようにして持参しました。
本日は1ラウンド10分を4ラウンド。最初の1ラウンドはコーチがヘッドギアをつけていなかったので、すごく早く動いてよけられてしまい、うまく展開できず。次のラウンドは、ボディーにさんざん打ち込まれてしまいました。力を抜いてもらってはいるのですが、あまりに的中しすぎて、あと少しでKOされるところでした。
3ラウンド目は顔面に数発もらい、唇をちょっと切りました。また、かなりあせるようなアッパーもあり、かろうじてかわして冷や汗を流す時も。。。。さらにはクリンチや首相撲に近い状態での打ち合いなども織り交ぜてタフなラウンドに。4ラウンド目は疲れた腕をどうやってうまく使うか、と押し切られてくる相手から距離をとることに苦労しました。
シンガポールでずっと考えていた、コーチのフック対策をトライ。今までは恐怖におののきガードするのが精一杯だったのですが、ガードで守る準備をしながら、反対の手でフックかアッパーを打ち込もうと覚悟を決めて相手の射程距離に。被弾も多かったですが、少しは反撃できたように思います。また、ラッシュを怖がらずにできるだけ射程距離内で打ち合うように心がけて、これもうまくなったように思いました。
ヘトヘトで終わりましたが、思っていた以上に体重が減りました。
練習後の体重65.5kg
給水量1L

2005年02月09日

ディフェンス グループレッスン

今日は新しい人が数人いたためか、グループレッスンではディフェンスが中心に行われました。一通りステップをして、ジャブ、ワンツー、フックの形を教えた後、それらに対するディフェンスの練習。パーリング、ブロックなどをしました。
それからフックストレートへのディフェンスをして、次はワンツーフックストレートへのディフェンス。
そしてウィービングの練習をしてから、ワンツーはブロックでその後のフックストレートはウィービングでかわす練習を行いました。
そして最後はノーガードでワンツーをスェイバックでかわす練習へ。
最近参加するようになった人とのセット練習をすると、自分も上達したんだなぁと思うことしばし。なにせ、始めた時は全く未経験だったわけですから、最近始めた人と同じレベルだったことでしょう。

グループレッスン後はウェイトトレーニングとバイシクルマシンを漕いでから、またコーチとスパーリング。
今日はきちんとヘッドギアもつけて、やる気まんまんです。
先日のビデオで自分が及び腰になっているのがわかったので、今日は打たれるのを覚悟で懐に飛び込むインファイトを心がけました。これが大正解だったみたいで、大分コーチを苦しめることに成功したみたいです。コーチ曰く「この3年で一番痛い」ボディーを打ち込んであげました。さらに、インファイトにして、たくさん打たれながらのボクシングになったことで、私よりもコーチの方が疲れてしまったようです。10分を2ラウンドほどしたところで、二人ともヘトヘトになって終了。でも、大分手ごたえを感じて練習ができました。
先日のビデオでの研究の成果が大きいです。
みんなにも上手になったと言われ、かなり嬉しかったです。

今朝の体重(食事前)
68.2kg
今日の練習後の体重
66.55kg
本日の給水量
500ml

2005年02月04日

本格化する練習

数値だけの減量は止めて、体脂肪率を落としつつ筋肉はキープしていきたいのだが、なかなか思うようにはいかない。
今日はボクシングの練習前に、ベンチプレス、背筋、腹筋などを一通りウェイトトレーニングしてから、練習開始。
ロープ3Rもけっこうきつい。
シャドーは細いロープを肩の高さに張って、ウィービングしながら2R
セット練習で
ジャブ、
ジャブワンツー
ジャブワンツーフック
ジャブワンツーフックストレート、これは2R
ヘッドギアをつけてマスボクシングを4R
今日はなんと私のバースデープレゼントにするということでコーチはビデオカメラ持参。
ほとんどの練習を撮影したのでした。
課題はやっぱりフットワーク。まず直立しすぎる。スタンスも狭い。トリプル以上打ち込まれると対応できない。打ち込む方もトリプル以上になると足が動かない。結果として守備も攻撃も足が動かないからよけられないし当てられない。
それと腕のスピードも遅い。結局ラッシュされると対応できなくなってしまう。
練習あるのみ!である。

今日は遠慮なく給水した。重さが多少多くなっても、水分補給で脂肪燃焼を継続する方がいいからだ。
練習後の体重 66.45kg
給水量1.5L
前回に比べたら楽な練習だったが、しっかり痩せているようだ。

昼食はサラダバー。
しかし、その後に誕生日前祝で巨大なショートケーキを食べました。(^^ゞ

それにしてもビデオ記録はいい。大変勉強になりました。
コーチにも良い運動になってきているようで喜ばしい限りである。

2005年02月02日

反撃のすすめ

本日はグループレッスン。
早めに行ってロープ。
今日のポイントは相手の攻撃直後に反撃するという練習。
ジャブを3発もらった3発目の引き手に送り狼として左ジャブを打ち込む。
ワンツーの引き手に送り狼として左フック!とか、
ワンツーをウィービングでくぐり左ボディ!とか
ワンツーをダッキングでかわし左ボディor右オーバーハンドとか
ワンツーをパーリング+ウィービングでかわしボディーとか
ワンツーをスウェーバックでかわして右ストレートとか
そんな練習でした。
今日は自分より背の高い人と組み手で、下にかわすのは楽だったけど、リーチの差が厳しかったかな?
とにかく相手の攻撃をかわした時や相手の攻撃が終わった時というのは反撃のチャンスであり、そこですかさず反攻に移れるかどうかはすごく大事である。
いずれにせよ、フットワークが決めてだが。。。。
それから筋トレでベンチ、腹筋、背筋などセンターラインを一通り、それからコーチと無制限一本勝負のスパーリングをしました。今日は多分20分くらいだったでしょう。
きついボディーを一発もらった他はなんとか耐えましたが、コーチの笑わせるフェイントと直後の真剣なラッシュのコンビネーションにはかなりやられました。とにかくあとはフットワークとコンビネーションを継続してできるかだなぁという感じ。あとは右手のパンチがバリエーションがなさすぎるかなぁ。。。
かなりヘトヘトになるまで打ち合って、終了しました。

起床時の体重67.6kg
練習後の体重65.6kg
給水量400ccくらい
ついに65kg台の数字を見ることに。。。それも、あっさりと大きくクリアした。
昨日のダイエットと散歩(2時間)が効いたみたい。でも、右のハムストリングが痛くて大変になってしまった。

昼飯は頑張った自分にご褒美で「ねぎし」-ごはん。
夕食は、とうふ、そば、大根サラダ、でした。