いとおしい気持ち
昨日は和美が家に来た。明日ぐらいに実家にいくみたい。なんだか娘を送り出すような気持ちで実家で使って欲しいものなんかを箱詰めにして,一緒に夕飯を食べる道すがら宅配便で出した。
不安や恐怖や期待や,そういうのがない混ぜになった気持ちですごしているんだろうなぁと,なんというか,抱きしめてあげたい気持ちになった。10ヶ月も妊婦さんで居ることや,出産することなどこんな感じなのかなぁと想像してあげることしか出来なくて,本当にこれまでとても大変なことだらけだったと思う。
子供のいる生活というのも簡単にはいかないことだと思うけれど,なんとかなるよ!と思った。感じていること,悩んでいることそういうのを聞いたり,聞いてもらったりして今までもやってきたので,その延長上にこれからの生活があるだけ,だと捉えているので,なんとかなる。
それにしても,夕飯を食べながらつくづく,気の合う友人とご飯を食べたりお酒を飲んだりお茶したりするのは,幸せな時間だと思う。和美とひたすら話をしてて,ふと,あー最近あたしは人と話して無かったなぁと気がついて,可笑しくなった。実に人っぽい。生き返る感じがする。こんな表現はちょっと陳腐だけれど。
大切に思う相手を,きちんと大切にする。漠と捉えていたそういう事柄を明確に示してくれている友人たちに,深謝した夜だった。