癒すつもりが・・・
昨日はゲストでライブに出させてもらいました。聞いてる人がさぞかしはらはらしただろう・・・笑。六本木で歌詞ぶっ飛んで以来の、失態でした・・・精進します。はい。だけど、一緒にやらせてもらったバンドのにーさんたちは優しくて「楽しかった」といってくれて、確かに振り返れば楽しかった!
3セットあって1セット目はインストオンリー。パットメセニーの曲をピアノトリオアレンジした曲はすごくよかった。あたしはメセニーのボーダーシャツがステージ衣装なところとか、嫌煙家のところとか、なんかいかにも健康チックで眩しく思っているんだけど、というか、あたしとかけ離れた人っぽく感じているわけで。っていうか、超有名人だからかけ離れているのはあたりまえか。メセニーを選曲したのはピアノの田村さん。田村さんは情緒的なピアノを弾く、というか感情がとってもこもってあたしには聞こえて、うまかった。ベースの小林さんのオリジナルの曲もすごく透明感があっていいなと思った。ニコニコしながら弾いてる小林さんの姿はいいなぁ。その笑顔で癒されますって。何でも叩ける!っていってたドラムの福井さんは、本当に何でも叩けていた。すごい!!
2セット目はインストとボーカルものを合わせてやったんだけど、鍵盤の野田さんが遊びに来ていて3曲セッションしてもらった。気持ちよかったですね。譜面渡してサラッと弾けるなんて、いいなぁ。かっちょいいなぁ。ここまではね、ここまでは無事だったですよ。だけどさー。3セット目が・・・。ふーむ(汗)多くを語るのはやめます。だけど、あまりの失態に胃がきりきりと痛くなり貧血になってしばらく倒れてました。とほほ。
さて、聞きに来てくださった皆様どうもありがとうございます。福井さんの知り合いの女性が超おもろくて、打ち込みの音楽について語ったんだけど、譜面に起こさないと微妙なニュアンスが打ち込めないっていう話をしてた。あたしは打ち込みはやらないけど、譜面に起こさないと微妙なニュアンスが、ってのはすごくよく理解できる!この間のラップライブのときスキャット考えるのにSoliveを譜面に起こしたときにそういう気持ちだったもんなぁ。
そのあとコンピューターの話になって、コンピューターで100マス計算をするのと手でやるのとではどちらが早いか、とか、大雑把にがばっとつかむ作業をコンピューターでは再現できるのか、とかそんな話題になった。結果、デジタルコンピューターよりもアナログコンピューターのほうがすごい!ってことにあたしの中では結論が出た。初めて脳型コンピューターを作ろうとしている人々の試みについて理解できるような気がした。
その女性に暮らしの哲学っちゅー本をもらっちゃったんだけど、生活の中でやったら楽しい101の事柄が書いてある本で、実にあほらしい。なのに、あほらしいことをちゃんと書くという作業が、すばらしい!フランスでヒットした本らしいけど、こういうあほなことをいちいち理屈っぽく書き、それを読んで納得するってのはいかにもフランス人ぽい。なぜかこれを読みながら、ぼくを探して、という絵本を思い出した。雰囲気が似てるからかな。
で、あけて今日は5月末の府中のイベントに向けてジャズコーラスの練習に行ってきた。Angel Eyesをやらせてもらうんだけど、もともと好きな曲なんだけど、明光院先生のアレンジがまたすごいかっこよくて、ぞくぞくした。