Live at Wille
今日は家を出る前から楽しくなる予感,みたいなものがあった。最近寝不足や心配事が重なっていて音楽だけに集中するわけにいかなかったし,今日のライブは新曲がいくつか入っていたので,たぶん普通だったら不安で仕方なかったと思う。
いつものようにナイスガイピアノトリオのインストセットから始まったけれど,インストからしてすごくよかった。イントロが始まるとTAKAさんがリズムをイメージしている集中力が目に見える感じだったし,しおみんのベースのリズムキープは素晴らしかったし,たむちゃんの指がものすごく自由に動いていた。リハは今回はずいぶん早めに1度やったきりだったので心配なところがあったんだけれどそんなことはライブが始まるとすっ飛んでいった。
友人たちが来てくれて,でも,必要以上の気負いはなかったし,リラックスしていたのかといわれればそうではないのだけれど,最初から最後まで楽しさがどんどん増していって,幸せだった。何でだろうか?ま,別に理由を考えたところで答えがあるわけじゃないんだけれど。
インストセットでcountryというキースの曲を演奏していた。この曲はあたしが18ぐらいのとき初めて聴いて感動して思わず涙を流したという思い出の曲なんだけれど,先日のリハのときまで題名も誰の曲かすらも知らなくて、リハのときに偶然にたむちゃんが弾きだして「ええええ!!!!この曲は!!!まさかあの曲では!」と驚いたのでありました。というのも、家に転がっていた兄たちか姉か誰かのテープをたまたまなんとなくデッキに入れてかけたら流れてきたという音だったから。すごく懐かしく聴いた。また是非やってほしいな。メセニーのtravelsもすごくよかったです。酒バラとステラのたむちゃんのソロはいかしてた。just friendsのしおみんとのデュオは感激でした。しおみんとのデュオもっとやりたい!かっこいい!前回はTAKAさんのドラムがなかったのだけれど,やっぱりTAKAさんがいなくてはできないレパートリーがいくつもあって,ナイスガイピアノトリオの一体感を改めて認識した夜になりました。