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つれづれにコメント書き込めるようにしました。すごいスパムの量だったなぁ・・・。
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つれづれにコメント書き込めるようにしました。すごいスパムの量だったなぁ・・・。
静岡にいってきた。三島の先。どうせなら三島で降りてリトモにピザを食べに行きたかった。そうもいかない。おばあさんにあいにいった。彼女は寝たきりである。親戚が周りにいる。あたしは,気管支炎になっている。父親が,「この間も風邪を引いていてその咳は肺炎じゃないのか?」という。まさか。でも咳には止まってほしい。おばあさんに移してもせんないので,かなりはなれたところでおばあさんを見ていた。かつて庭の草木を手入れし愛でて,部屋でろくろをまわしていた姿はそこにはない。
齢を重ねるということは,ある意味こういうことでもある。人は大人になったという意識で仮面をかぶってガードを固めていく。外の顔,内の顔。そうでなければ外で仕事などしていくのは大変だから。でも,おばあさんの顔にはもう仮面がない。髪の毛を梳かされて気持ちよい,冷たいものを触って不愉快,そういったストレートな感情がそのつど顔に表れる。緩やかな,穏やかな,切ない時間である。
その後浮月楼というところで親戚たちと食事会。浮月楼は最後の将軍徳川なんちゃら,という人の住まいだったところで,とっても素敵だった。お料理も美味しかった。2年ぶりにあった。みんな元気そうだった。2年前は歩き始めたばかりだったいとこの赤ん坊がおしゃまな女の子になっていた。呑みすぎた。
音楽の神様について語ってくれた人がいる。その人は「俺には悪いけど,音楽の神様がついている」と語る。初めて聴いたとき「うそまじで?」と思ったけれどその真剣なまなざしをみて,悪くないなと思った。よく,演奏している間に降りてくるとか,こびとさんが,という話は耳にするけれど,どうやら彼の話はそういうことじゃないらしい。「音楽の神様に会う」というから,おそらく彼には彼の音楽の神様が実在するということなのだ。気とか気配とかそういうことじゃなくてね。クール。いけてる。
音を聴いていると,全体を通してどうだとか,演奏してるのが誰だとか,作曲者は誰だとかそういうのを語る人がいるし,その知識の広さにはほとほと脱帽する。あたしはフレーズでぐっと来ちゃうことが多いので,そういう知識があまりない。今年はそういうピースオブよいフレーズをスルーしないで捕まえておけるようになりたいなぁ。そのためにはがんがん聴きまくることかな??今日のレッスンで「お,今日は楽しかった」と師匠に言われた。小さなブレークスルーが訪れたようです。神様には,いまだお目にかかったことはありません。残念ながら。
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