8/25はポエトリーリーディングとジャズのコラボライブでした。言葉と，音。飛び入りのミュートのラッパも切ないひなびた音を出していました。
友人へ，家族へ，昔の思い出へ，自分自身へ，同僚へ･･･発話される言葉だけでなく，もちろん歌にも，音にも，さまざまな想いのこもった，貴重なライブでした。いろんな意味で心に沁みるライブでした。
3セットライブをしたのですが，それぞれ「人と人とのつながり」「こどもたち」「等身大の私」というテーマが決まっていて，それぞれに合うような曲を選んでいったのですが，その中の1曲にテネシーワルツという曲がありました。江利ちえみさんが歌って大ヒットした美しい調べの曲です。それを聴いてくださった方からこんなメッセージをいただきました。
「私がテネシーワルツをよく耳にしたころは中学生のときだったでしょうか。懐かしい、好きな曲です。江利ちえみという歌手は私の夫と同じぐらいの年齢です。美空ひばり、雪村いずみと三人娘で活躍していました。高倉健の奥さんでした。もう故人です。
江利ちえみの歌は、声量がある上、パンチがあって、切れがよく、ジャズを歌っていても、こぶしが利いていたのです。アドリブというのでしょうか？
聞いていると涙がにじみます。夢多い少女時代を思い出しました。日本中が貧乏だったけれど、みんなが可能性を模索していました。願わくはこれから何度もあなたに歌いこんでほしい歌の一つです。」
ありがとうございます。このメッセージを読んで，今の日本があるのは，確かに「日本中が貧乏だったけれど、みんなが可能性を模索していた」時代があったからなんだとしみじみ思いました。そういうの，忘れちゃいけないな，と思いました。
コメント (6)
コラボ面白そうっすね!
レオも昨夜はLIVEですた
LATINは熱く
BOSSAは優しく
ボレロは愛を込めながらベース弾いてます
聴いてくれている皆さんに伝わったかどうか･･･
演奏後、良かったですよ～!!って言われると
たとえお世辞でも嬉しいもんですね(*^o^*)
投稿者: レオ | August 27, 2006 7:27 PM
日時: August 27, 2006 19:27
レオ
きっと伝わってるよ！
今度聴きに行きたい。
おしらせちょーだい。
投稿者: meg | August 28, 2006 7:28 AM
日時: August 28, 2006 07:28
地元在住ジョニー。
れっきとした日本人。
通勤やら生活やらの変化で地下鉄神楽坂を使わなくなって１０年ぐらい。
『坂があるので行くのがタルい』神楽坂・赤城神社。
それでも通勤に必要に迫られて神楽坂を使う羽目になった昨今。
仕事帰りにふと、中学時代に下校コースのひとつだった赤城神社を抜けてみた。
境内のちょっとした小料理屋にオヤ？と目を見張り、さらに奥にもうひとつ。
ふぅんって感じで看板を見ると、ポエトリー・リーディングとジャズ。
知ってるようで知らないジャンルと、なにげにあちこちで聞いてるジャンルだったのでちょこっと寄ってみた。
ほんのきまぐれに。
すみっこのテラス席が空いてたので、作業着の入ったバッグを傍らに。
無理言って作ってもらったカウボーイを片手に。
詩のコトバの韻律とジャズのメロディーが、奇妙に符合してひとつの音楽のように。
そして、ミュートのラッパの音が、奥深くで何か優しくつぶやいている人の声のように。
気まぐれにしては、出来すぎた夜。
投稿者: ジョニー。 | August 28, 2006 9:35 PM
日時: August 28, 2006 21:35
ジョニー。さん
きていただいていたのですね
ありがとうございます
ミュートのラッパが心に切なく響きました
みんなが幸せでありますように
そう思っていました
投稿者: meg | August 29, 2006 12:03 PM
日時: August 29, 2006 12:03
何度も何度もこの日記を読んで。
かみしめて。
うまくことばは出てこないのがもどかしくて
素通りして。
感謝。
ひかり満ちる夜でした。
投稿者: ケイコ | September 8, 2006 1:44 AM
日時: September 8, 2006 01:44
me too.
thanx keiko
投稿者: meg | September 8, 2006 1:48 AM
日時: September 8, 2006 01:48