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October 4, 2006 アーカイブ

October 4, 2006

はとサブレー

 先日かこちゃんが鳩サブレーを数枚くれた。昔から大好きなお菓子のひとつ。昔は鳩サブレーをひとつ食べちゃうとおなかがいっぱいでご飯が食べられなくなっていたらしい。だから4人の兄弟で分けて食べていたのだけれど,いつか1枚丸々食べるのが夢だった。
 分けて食べるってことは必然的に鳩を割るわけで,割るときにうわーはとがこっち見てるとか割られた後に,はとのどこを食べたらよいかとかもう悩みまくりだった。今はかこちゃんも1枚丸々食べさせてくれるどころか何枚も分けてくれたりするのだけれど,すごく懐かしい味がするし,実際とてもシンプルでおいしいお菓子だと思う。本当は鳩サブレーだけじゃなくていろんなお菓子作ってるはず・・・。と,調べてみたらありましたありました。なんと時代は日進月歩ですな。ネットショッピングまでできちゃうの!危険だー買っちゃいそうだー。
 鳩サブレーのおもひで,とかいう作文集を作ればいいのに。絶対応募する。

いきなりですか,心の準備がぁぁぁぁ

 かねてから懸案事項であった魚の目。何でこんなところにできるのだ?というかんじで足に二つ手の指にひとつ。足の魚の目1号2号はもうかれこれ5年ぐらい飼っているので,さぞかし根が深く切ったり貼ったりせにゃならんのだろうとビビッておりました。がしかし,特に付き合いの長い1号が季節の変わり目などに成長するわけです。そうすると硬くなっている表皮に神経繊維が出てきて靴下に引っかかったりサンダルに引っかかったり,足拭きマットに引っかかったりして痛いわけ。これは覚悟を決めて決別せねば,と思い立ち,近所に住む知り合いに皮膚科がどこにあるか聞いてみた。
 ひとつは家から15分ぐらい。電車に乗ったりしていくらしいが評判がよいらしい。もうひとつは家から3分ぐらい。可もなく不可もなく,昔ながらの病院だそうな。朝起きてぐずらぐずらとしていたら,評判のよい病院には到底行けない時間となった。じゃぁ,その可もなく不可もなく,のところに電話をかけてみることにした。考えてみたら足の裏切ったり貼ったりして,15分以上もかかる病院に通うのはいやだなぁと思ったから結果的にはいい選択に思えた。
 電話をしてみると,いい感じの受け答え。12時にかけたけれど次の診療は4時からだって。4時ね・・・。それまで家のことをやったり練習をしたり家で仕事をしたりと案外大忙し。気がつけば4時になっているのでサンダルを引っ掛けてそのままぺたぺたと皮膚科に向かう。
 ドアを開けてみると待合室はくらーーーーーーい感じ。むむむ。そして待合室には男性一人女性一人。みんな不思議なものを見るみたいにじろじろみてくる。なんだ?魚の目がそんなに珍しいのか?と思ったけれど,別に待合室にいる人たちは私が魚の目を危惧してここに来ていることは知らないはず。
 受付の女性と二言三言会話してベンチに座ると,それまで止まっていた二人もそそくさと動き始めた。女性の方は受付に呼ばれて会計をして帰っていった。男性の方は奥の方に呼ばれて行ってしまった。素足にサンダルを突っかけてきたのでスリッパを履いたら急に足の裏がかゆいような気がしてきて,ちょっとまて,ここは皮膚科か・・・水虫か・・・。まぁでも水虫なんて空気感染もするんだろう??とか開き直って,でもスリッパを浅目に履いたりしてそわそわしていたら,男性が戻ってきた。
 しばらくしたら受付に男性が呼ばれて会計をして,お金を払って,これ要らない,と領収書を置いて,出て行ってしまった。薄暗い待合室に待たされること10分ほど。名前を呼ばれて奥の診察室に入ると,悪い人じゃなさそうなお医者さんが一人。どうしましたと聞いてくれたので魚の目を見せた。「まぁそれは1)焼いてとるか2)麻酔などをして手術するか,ですね,焼いてとる方は麻酔はかけないけれど血も出ないしいいと思いますが」と言ってくれたので「わかりました」「・・・」「・・・」「えっと,具体的には私は何をしたら?」「隣の部屋で焼いてあげますよ」「え?今すぐ?」「はい。」
 まさか言ったその場で焼かれるとは思っていなかったので,実際まずは診察をして次の機会に切ったり貼ったりするんだろうと周りの人にも言われていたので,今,といわれても心の準備ができてなかったのだけれど,お医者さんはさっさと準備を進める。なんだか銀色の容器に入った液体をこれまた銀色の容器に移し,シュワシュワいっているところに綿棒を突っ込んだかと思うと,「はい,足出して」「え?ど,どれから?」「長年懸案になっているところから」ああ,つまりは1号ですよ。「がまんして」え,痛いのか・・・と思っていたらピトリと綿棒を1号に!まじで,痛かった。そしてぴとぴとと何度か1号に液体を(たぶん液化ドライアイスね)塗りつけると,間髪要れずに2号へ。ところがさー2号はこの間表面が硬化して当たって痛かったので自分で表面を削ったばかり。つまり2号の面の皮は薄くなったばかり・・・。しみましたねぇ。実に痛かった。冷たい痛い,です,正確に言うと。
 うわーん,いたいよぅと思っていると「麻酔効果もないわけじゃないんだけどな,痛いってことは案外浅いのかな」とか先生。何年も飼ってて浅いはないだろうが,しかもさっきせんせい麻酔(すること)にはならないって言ったじゃんかとちょっと思いつつ,数ヶ月前に現れた新参者の3号(右手の人差し指にいる)を今度は焼かれた。これは少ししか痛くなかった。
 「2週間後にかさぶたになって一緒にはがれればいいわけです。はがれてなかったら同じこと繰り返します」とさらっと先生は処置が終わった後に言うわけです。なんだ,イタイイタイ言わないで我慢できるところまで我慢しないと2週間後にまたこれやるのか・・・先に言ってくれたらもう少し我慢したのにな。と思いつつ,病院を後にした。
 しばらくしたらじんじんしだして,痛いわけ。病院の先生はやけどを作って治すようなものです,って言ってたから,馬油ぬったら治るのかな,でも治って魚の目に戻ったらやだなとかくだらないことを考えていた。

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