昨日の夜から頭痛を引きずって
一日中うつらうつらと浅い眠りに身を任せ
あれこれと夢を見た気がする
誰かが何か歌を歌っていた
それだけ覚えている
乗り越えられない試練は目の前に提示されないのだろうけれど
今回目の前にある厄介な代物を眺めているうちに
一体自分が何を目指しているのかがよくわからなくなった
苦しくて涙が出る
迷ったら,初心に帰ればいい
幼いころに聴いた歌声をかけてみる
目を閉じて深く息を吸う
音が声が歌が
私の中に深く深く沁み込んでいく
解放されて涙が出る
あの日彼女はあたしに告げた
「回り道をしていると思っていても,その間に得るものは沢山あるのよ」
そうかもしれない
今目の前にある試練は
今のあたしにはまったく意味が無い回り道だと思うけれど
苦しいと思うのはおそらく
あたしの直観のどこかがやるべきだと告げているからで
だいじょうぶ
まだ,やれる
あたしはあたしが目指す何かを
いつか見つけるだろう
おそらくそう遠くは無い日に