道
珍しく朝一番から打ち合わせ。1本目は大好きなコーヒーに関すること。本当はバリスタをとりたいところだけれど,あれこれ手を広げると破綻するので今は我慢する。
私は,コーヒーの啓蒙家になりたいわけです(笑)世界中の人に(ああ,また大げさな)コーヒーのことを知って欲しいわけです。そんな願いをこめて,1年前に思いついていたことがついに形になりそうなので,めちゃくちゃ嬉しいです。
二本目の打ち合わせはランチミーティング。表参道にいったらかなりの人出でびっくりした。おしゃれ風味な人たちが沢山。大切な友人にお願い事をしに行ったのだけれど,そのお願い事をイメージしてもらうためにこれから私がやりたいことについて話をした。
話をしていてお互いが,から回りをしていない,お世辞や表面的でない,相手の顔色を見てもいない,なんというか,自分の言いたいことがきちんと言えている感じがあって,その友人と話しているだけで癒されて整理されて明確になっていく自分の思考があった。すごくありがたかった。
帰り道で図書館に寄りあれこれと資料を借り漁り,行きつけの花やに寄って大きい植木鉢を買った。家に着くと山のようにやらねばならないことが溜まっていて,齷齪と処理していたらメールが入った。マイルス番組をやっているよとのお知らせだった。
その番組をぼーっと見ていて,ふと,ある道のような確信のようなものが見えた。日々起こることは全て必然で,それをあるべき姿に形作るのは,自分なんだと。私が今こうしてマイルスのテレビを見ていることも,山のような仕事が溜まっていてそれをモクモクとこなすことも,植木鉢を買ったことも,図書館に行って資料を探したことも,友人と打ち合わせたことも,コーヒーの打ち合わせをしたことも,必然で,それをちゃんと形作れるか否かは私自身に依存するわけ。
つまり,なんというか,全て示唆に満ちていて,精神的に背筋が伸びていたらちゃんと前に進むということだ。