人はそんなに強くないし、優しくもなれぬ
周りに結婚する人もいれば離婚する人もいて、さまざまだなと思う。ずっと、一人で生きていくんだと思ってすごしていた時期があって、それはまぁ、なんというか他の人と旨く折り合いがつけられなかったからなんだけど、って、いまでもあまり旨く折り合いはつけられていないけれど、とかく人ってのは難しい。
今年のテーマは「慈愛に満ちた人になる」という壮大なものだったんだけど、もともと自愛には満ちているけど慈愛なんてのはあまり持ち合わせていない人間なので、テーマに無理がある。誰とでもそこそこ仲良くできるけど、誰とでも一緒にいたいと欲するわけじゃなくて、人間的に考えるとあたしという生き物は実に狭い。
端から見るとそう見えないみたいで、こいつはこんなことを言っても大丈夫だろうとか、こんなことをしちゃっても許されるだろうとか、勝手気ままにやらかしてくれる人はいっぱいいる。人のことをなるべく傷つけないようにしようとか、なるべく争いを避けようとか思っていたけれど、それはすなわち肝心な自己主張をしない、ということではないのだ、ということをここ数年で学んだ。
さっき親友からメールが来てて、なんのかのと問題があるようで、人はそんなに強くないし、優しくもなれぬ、それでいいじゃないか、と思った。あたしなんか自分を支えるだけで精一杯。もうちょっと本来の姿でまったり、ゆったり生きていきたいものだ。実際万人には優しくなれはしないので、自分にとってストレスになりうる人間関係からは離れてみたりして。とかやってたら幽体離脱しちゃったりしてね。あはは。
今年のテーマを早々に変えるべきか?「限られた自分の枠の中で、慈愛に満ちた人になる」ってことで。あたしの愛情は海より深くて、適用範囲が妙に狭い。なんだか圧力高そうだな・・・。