ねぼけながらぼんやり考える
昨日三ノ輪から帰ってきて,つかれたなーご飯食べるのめんどくさいなーどうしようかなー,お風呂入ろうかなぁー,でもねむいなーなんてとりとめもないループをぐるぐるしてたときに,ロビンが死んだ,と友達から連絡があった。
ロビン?誰だっけ・・・。あった記憶があるんだけど,どうしても顔が思い出せない。アンディーの友達だったのは覚えてる。友達からの報告によると,アルプスに登っていて,崖から落ちて即死だったんだそうな。ちょっとそういう最期は想像がつかない。否,人は自分の死を体験することは出来ないから,どんな最期であれ自分とはどこかかけ離れていて,唯一毎晩繰り返す眠りで疑似体験するのかもしれない。
ねぼけていたのもあって,アルプスに登って1人崖から落ちる姿をリアルに想像することもなくて,きっとそれは自分にとってあまり近しい友人ではなかったからだろうと,自分の現金さにちょっと辟易したりしていた。
まぁロビンのせいではないし,それを伝えてきた友達のせいでもないんだけど,なんだかとても疲れが増してきて,顔を洗って早々にベッドに潜り込んだ。明日は雨になるらしい。こんな夜は隣に誰かが寝ていたら,もう少し気分が違ったんじゃないかなんて考えが一瞬頭をよぎったけれど,それも束の間で,次の瞬間には眠りに落ちていた。