突き刺さるようなそらの青さでありました。
システマティックに滞りなく時間は過ぎていった。いつも感じることだけど,こちら側の心的な状況には何の関係もなく,時間というのは流れていくものだ。突然だったからいまだに上手く気持ちの整理が出来ずに居るけれど,時として,単純作業というのは心に平安をもたらすものだと,再確認したりした。
3日が休みだったこともあって,200人ぐらい人が来ていた。ありがたいことだと思った。焼き場に行って見上げた空は,本当に,青かった。あんなに体格のいい人が,小さな入れ物一つになってしまうことは,なんだかとても,切ないことだった。
今朝かこちゃんが,「ほんとうにいなくなっちゃった」とちいちゃい子供みたいに2度も言うので,彼女の胸に手を当てて,「ここに,いるのだよ」と言った。それから職場に向かうために実家を出て,一度自分の家に立ち寄ったけれど,張り詰めていたものがふと途絶えて,涙が出てしまった。
職場でそよと話をしていたら,といってもそよにはとらさんがなくなったことを話していなかったんだけれど,「ここ数日間めんのことがとても気になっている。なにか個人的にいやなことがあったのではないか?」と言われた。彼女とあたしの間には,何かしらそういうスピリチュアルなつながりが昔からあるのでおそらく伝わるものがあったのではないかと思うけれど,とらさんのこともあまり説明をせずともあたしの精神状態を理解してくれて,適切な言葉をかけてくれて,ありがたかった。