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2005年04月20日 アーカイブ

2005年04月20日

猪木とFly me

 仕事やめて20日も経ったんだなぁ、なんて思った。20日経ったのにゆっくり寝ていたためしがないとすごくがっかりした。何で仕事してないのにこんなに起きているんだあたしは??後半なんか、4月からは毎日昼寝することを夢見て仕事に励んでいたのになぁ。
 今朝はいまだに仕事に出かけていたときの癖で携帯に目覚ましをセットしたままになっているんだけど、その音で目が覚めた。まぁ、寝てしまえばいいわけですよ。そうすれば希望通り昼寝を堪能することになるわけだし。だのになぜか窓を開けて空気の入れ換えをしようとしてみた。なんと、今から雨が降ります的においがしているではないか!あせって洗濯物を取り込んでみたり。うーん、主婦みたい。一人主婦。料理熱は冷めちゃってるから不完全主婦。さて、そこでいつもならコーヒーを入れてタバコをすって、と進むわけなんだけど、今日は一味違った。
 昨日ねる前に覚えた歌詞を歌ってみようとカラオケを聞いてみたりした。えーい、うたえんじゃーーーん!えらいおいらの脳みそ!たまには働くじゃん。とかほめてやった。でもかなり音が怪しい、あははははは。田村さんのピアノと小林さんのベースと福井さんのドラムが頼り♪って、あたし以外か・・・とほほ。
 で、なぜかその後に部屋の片づけをはじめ、掃除もしてすげー気分がよくなったけど・・・本の山を片付けていたときに、直りかけていた肩の筋が「ぴき」っていって痛くなった。うぇーんばんてりーん。不完全主婦ノビ太に早変わり。なれないことはするものではない。というか、普段からしろ、という声が聞こえてきそうだけど(笑)まぁでも一応書類と車の雑誌とPJと認知科学とか哲学本みたいな怪しげな本で埋め尽くされていた部屋は床が見えるようになったし、本もちゃんと押入れにしまわれたし、山のようになっていた譜面もちゃんと整頓したし、今日の作業はこれでおしまい。あとはひたすら歌の練習をしよう。
 さてはてライブのお知らせを夜中に流しておいたら友人から返事がちらほらと。「ピアノトリオで歌います」という文章を読んだひろちゃんが「えーピアノトリオってピアノ3台ってことぉ?」みたいなのりでメールをくれたのですっげーうけた!ピアノ3台と歌1人じゃ勝てませんね。
 なんかね、歌詞を覚えているときって、結構意味を考えちゃうと受けるんだよね。ほんと、たいしたことないというか、普通に自分でも感じることをつづってある歌詞が多いわけ。もしくはジャズの恋歌なんかだと、えーそれいきすぎーーーーーストーカーじゃんよとかそんな内容もあるわけだ。素で読むとぷぷぷ、なこともままある。でも、このなんともない日常の感情のかけらをちゃんと歌詞にして歌にするということができるというのがすごいよね。
 昨日は用事があって日比谷に行ったですよ。そのときに猪木のテーマソングが流れてて、うわー懐かしい、これはあたしの中学校の野球部の応援歌だったではないか!と思ったら、隣にいた友人が「これってFly me to the moonとコード進行同じなんだよね」とつぶやいた。猪木とフライミー・・・ちょっとやってみたいかも、と思ったあたしは、やっぱりあほなのでした。

ぎっくり肩

 なれない掃除をしたもんでぎっくり肩になってしまった。そういうボキャブラリーがあるかどうかはしらんが、これはぎっくり肩だ。どう考えても。そもそも交通事故にあって以来どうも首周り肩周りおかしいんだよなぁ。もともと首とか肩とか腰とか膝とか弱いから、逆療法でいい感じになることを期待してたんだけどなぁ・・・。ありえませんでした。今日は連絡が来て保険会社に請求資料を作ったんだけど、こういう書類出してから症状悪化!とかあるんだよなぁなんて、痛い肩をさすりながら思っているわけ。
 まぁこの歳にもなると、がたが出てきて、うーむ、老けたななんて実感するんだけど、そもそも人生の折り返し地点は26だと思っているから、もう折り返しの復路なんて惰性ですよ惰性。肩の一つや二つぎっくりしちゃったりする。19のときに行った家庭教師先のママが、先生は26でしたっけ?とか言ってたけど、今のあたしにあったら、彼女はどうリアクションをとるんだろうか?そもそも、あの時教えていたサチはもう大人になっているはず!会ってみたいなぁ。目が切れ長できれいな顔をした女の子だったからさぞかし美人になっていることだろう・・・。
 家庭教師をするときというのは、ご家庭のパパなりママなりの職業ってのはあまり聞かない。聞いたところでどうなることでもないし。まぁ、逆にこちらは質問攻めなんてことはよくあるんだけどね。それから宗教と政治の話はタブー。そのお家はまぁ、あたしの実家から1時間弱のところにあって、パパもママも気さくな人だった。土曜日の午後に行っていたのだけれど、パパは何をしている人かまったく見当のつかない人だった。ありがたいことに授業が終わるといつも、先生ご飯食べていきなよ、といってくださって、まかないつき!だったんだけど、時々はパパも一緒にご飯を食べたりしていた。
 パパは、いつ行っても家にいるわけ。で、いつもスェット様のものを着ていて、タバコは「峰」を吸っていた。電話が来て、じゃぁ仕事行ってくるから、ってそのまんまのかっこで出かけてしまう。そのパパもママも過去のことはよく話してくれた。パパが運ちゃんやってたとか、バーテンしてたとか、バーテンしてた店にママがよく通ったとか、ママは昔今の半分ぐらいの体型だった・・・云々。
 2年ぐらい経ったある日、ふと、「パパさんてお仕事なんですか?」と聞いてみた。その日は酒盛りで(笑)3人ともいい調子で酔っ払ってたんだけど、そのときは「がはははっはは」と夫婦そろって大笑いして・・・返事はなかった。そして彼らの腕にはゴールドのダイヤがいっぱいついているらしげなろーーーーれっくすさまが鎮座ましましていた・・・。なんだったんだろうなぁ。ま、今は昔ですがね。まだ往路の時代のお話でした。

 

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