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2005年04月 アーカイブ

2005年04月02日

虫と微乳

 おー。なんかタミオ君みたいな題名だ。って、仕事がないものかと知り合いに話をしていたら編集者というか出版社の人と合わせてもらえることになって赤坂見附へ。韓国料理を堪能。韓国料理ねぇ、実は大好き。なかちゃんとよく食べに行くマニトの味になれちゃってるせいか、ちょっと辛さが足りない気がした。あとチャンジャが甘辛かった。ジャガイモなべを食べられなかったことが残念。
 でもその編集者の人の話が面白くて。牡丹鍋がすきなんだけど、今日はじめてボタン肉にはランクが3つあることを知った。すげー、ボタン肉食いたい!!!というか食べたいのは牡丹鍋なんだが。ついでに言うとしか肉もうまい。すずめの肉はいまいちで土鳩はうまい。って何の話だっけか…。仕事の話でした。
 なんかちゃらちゃらと書きたいなぁと思っていったんだけど、その編集者が虫関係の本を作っているらしくて、マニアックな話になったから中野のむし社にいった話をしたらすごいキャッチーだったらしく目の色が変わるほど話し込んでくれた。でも虫の話をしたかったわけではなかったんだが・・・。案外いけるのかしらん??
 その後?なぜか微乳のはなしになり、プチエロは得意なのでついつい話し込んでしまった。一緒にいた方々ごめんなさい(笑)まぁこんど編集部に遊びに来ていいよとお許しをもらったので、今度いってみよーっと。これって仕事につながるのかな?わかんないけど。おいしかったし楽しかったのでつながるつながる!と酔っ払ってかんがえていたりするわけで。
 
 ちなみに、かえるの肉もうまいです。。。けろ

2005年04月04日

Smile

 スマイルという曲がある。結構有名だからいろんな人が聞いたことがあると思う。昨日明光院先生のレッスンの発表会で、大森とおさんがスマイルを歌う&トランペットを吹くという演奏をしていたのだけれど、聴いている途中で思わず泣いてしまいそうになった。演奏がすばらしかった、ということではないのかもしれない。音ははずしてるし、リズムも不安定だったけれど、何かしらぐっとくるものがあって、目頭が熱くなった。
 演奏というのは、こういうものかもしれない。万人を感動させられなくてもいいし、誰一人感動はしないかもしれないけれど、あたしは等身大の自分しか表現できないのだろうし、自分が思い描いている等身大とはかけ離れているのだろうけれど、小器用に聞かせるというのでは、深い感動を得るのは難しいんじゃないだろうか。
 時として小器用にこなすことばかり考えがちなんだけれど、そんな自分がちょっと恥ずかしくなった。

2005年04月05日

布団の国

 世の中とのつながりが希薄になると、決まってあたしは布団の国にいる。
 月曜日だというのに、9時にはたと目が覚めて、ごみ出しにいって、その後ひたすらまた寝ていた。譜面を書かなきゃならない曲とか、覚えなきゃならない歌とかあるのに、ぶっちぎり。片付けなきゃならない書類の山とかあるけど、見ない振り。まぁ要するに、現実逃避。布団の中にいるのは、本当に幸せだ。おいしい酒を飲んだりおいしい肉や魚を食べたりするのよりも、幸せだ。
 あたしはあまり大きい声で言えることじゃないが、片づけが不得意である。というか、片付いていない状況に対してあまり頓着しない。本を読み始めると周りに本のタワーがたちならび、譜面を書き始めると紙が散乱する。かなりのめんどくさがりで、毎日塵一つないように掃除をするっていう人は本当に尊敬する。ちなみに、片付いている状況の自分の部屋はかなりきれいだと思う。でも、それがあまり長くは続かない。
 いつだか、片づけがうまくなる方法ってののひとつに「朝目が覚めたときに、ああ、よく寝たと思うこと」というのがあった。何の関連性があるんだったか忘れたが、あたしはおそらく、かなり長い時間寝ないと「ああよく寝た」とは思わない。ただ、「よく寝た」と感じるほどに寝ていたら、「ああ、よく寝た、けどもう少し」ってことになるんじゃないだろうか。 
 まぁでも、恋の一つでもしていると、これまた事情が変わってきて、毎日掃除しちゃったりするから怖い。付き合ったら「はじめはこんなんじゃなかったのに」と言われかねないじゃないか。まぁ寄せてあげるブラジャーみたいなもんですよ。まぁ無理は禁物、片付いていない部屋でも居心地がよいと感じてくださる皆様に深謝。って、そんな落ちか・・・。 

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2005年04月06日

くっちゃのんじゃね。

 水戸に行ってきた。和美にドレスの採寸をしてもらうために行ったんだけど、食っちゃね&のんじゃね。平日からそんなことして、社会人のさーちゃんにはいい迷惑だったかも・・・。ゆうたはでかくなっていて、かごベッド(正式名称がわからぬ)にぴっちりになっていた。すごいなー。

2005年04月09日

花見と屋台

 花見は上野がいいんじゃないかと、思っていたりする。浮かれて繰り出してくる人々には辟易するが、その中の一人だから仕方ないのである。木曜日に上野を散歩していた。千鳥ヶ淵もいいけどね。上野のよいところは屋台が沢山出ていて、ビールが飲めるということ。なんだ、結局それか、ってかんじだけど(笑)
 いつも行く串焼きやの屋台にまず行って、今年はハラミ串をたべ、あーやっぱりカルビにしとけばよかったと思いながら生ビールを飲んだ。その屋台のいいところは、裏に座る所があって、そこにちょうどでかい桜の木が生えているということで、わざわざ場所取りをせんでも気軽に花見ができるというところかなぁ。残念なのはチヂミを食べたかったのにチヂミ屋台がまだあいてなかったこと。なんだか、花見というよりも、屋台にいって食べ歩きながら酒を飲むということが趣旨だったりするわけなんだが。
 日本人はどうしてこうまでも桜の花に心が躍ったり、胸が痛くなったりして、あほみたいに騒いだりセンチメンタルな気持ちになったりするんだ?外国人もそうなのかな?たとえば、オランダ人は咲き乱れるチューリップの花畑にダイブしたくなったりするのか?アメリカ人はセイタカアワダチソウの草原を転げまわったりしたくなるのか?うーんなぞ。
 ちなみに、上野は普段はめったに屋台がでてなくて、夕方からおっさんがやっているおでんの屋台がいくつか出る。おでんはまずくない。熱燗でいただいちゃったりするとかなりよろしい。屋台なのになんだか数千円すぐとんでっちゃう。あまり安くはない気がする。寒い冬にはなおさらありがたーい屋台なのである。
 もちろん花見の時期にもおでん屋台は出ている。いつものじゃないおでん屋台もでてたりする。花見の時期に出る屋台ってのはいつものおでんやさんの屋台よりも規模がでかくてたいていは焼き鳥もやってるもんだから、いつものおでん屋台は形勢が悪い。がんばれおいちゃん屋台たち!

2005年04月10日

新しい世界へようこそ

 友人が小原流のかなりの腕前だっていうので、銀座の松坂屋にいって華をめでることにした。小原流の展示会だったのだよね。正直あたしにこれほど華を理解する能力がかけているとは思いませんでした。みーーーーーんな同じに見える。造形チックなのをのぞけばよさがいまいちわからない。みんなの腕前が拮抗してて差異がわからない、ってことなのかも?
 花器や花材の選択のしかたとか、えーこのバランスはどう保つのさ!とかそういう驚きはあったけれど、おお!とかふむ!とかこりゃすげー!みたいなのをほとんど感じなかった。友人が隣であーだこーだと説明をしてくれたが、考えてみたらあたし、花、より木や草のほうが好きだし、もとい団子、のほうが得意だから、理解できないのもしょうがないのかなぁ??友人いわく「目で見るな、心でみろ!」だそうで・・・。
 世の中は奥が深い。あたしがしらない世界がまだまだあるのだなぁと実感。そのあと展示物の撤収まで時間があるというのでパスタを食べに行きましたとさ。ビールがおいしかった。で、そこでその人がパットメセニーを初めて聞いたときに「自分が求めていた音はこれだ!」と思ったといういきさつを聞いて、地味に感動した。あたしは実はパットメセニーを聞いても心に響かなかったんだよね。人それぞれの感じ方や価値観があるのだなぁ。それはおそらく、その人の歩んできた道程にも関係するんだろうが。
 あたしは、カサンドを聞いてやられちゃったけれど、その友人はパットメセニー。そして華をめでる友人と若干?理解不能でぴよっているあたし。で、二人ともビールを昼間から飲んでうまいとか言っちゃってるわけだ。まぁ、持ち寄って楽しめればオッケーってことで。
 その後、上野広小路の、というか御徒町の吉池デパートに行って酒を買い込んで、ラップバンドの打ち上げに行ったんだけどさ。心からリラックスできるわけじゃないから、なんか妙に肩がこったりして。

2005年04月11日

目指しているのは

 自然な声であること。今日は清水秀子さんのライブをまた聴きに行って、何度聞いてもこの人の声は実に自然でいいと思う。どこかで日本のエラと呼ばれているのも十分に納得できる。そうそう、こんな声が出したい、と思う。選曲も実にタイムリーで今日はとあるバンドとのセッションでバードランドの子守唄とIsn't she lovely、overjoyedとか歌ったんだけど、バードランドとoverjoyedをやっていたし、この間ジャズコーラスでやったコルコバドとかセッションでやったルートとか今度レパートリーに加えたいと思っているラッシュライフなんかもやっていた。
 ライブがはねた後に、秀子さんとちょっと話をして、ラッシュライフやりたいんですよね、という話をしたら、「この間のスプリングといい変な曲好きだよねぇ」と笑っていた。確かに、変な曲好きだなぁ。
 今われわれが呼ぶところのスタンダードというのは、われわれにとってのスタンダードじゃない。だから、あたしは60~80年代の曲をやりたいと常々思っている。スティービーやキャロルキングなんかがそれ。ジャズ風にアレンジしたら面白いだろうと思っている曲が結構あると思うんだが。
 実際スティービーは変声期前にいわゆるスタンダードをボーイソプラノで歌ってるアルバムがあるらしい。つまりは彼のベースにジャズというのはちゃんとあるわけ。あのあたりはモータウンなんだろうけど。モータウンだとあとはチャカカーンとかもそうだなぁ。彼女はエラのカバーをしてたりするから、今われわれが聞いているモータウンをジャズ風にアレンジしたらぴったりだと思う。モータウンの彼らからしたら、ジャズへの回帰っぽく聞こえるのかな?あたしには新鮮だろうが。
 数日前から飛散している花粉の種類が変わってきていて、結構つらい。そうだ、飛散で思い出したけど、今日は昼間に「伝染」じゃなかった「感染」を見た。ドイツ観念論か!カント様か!赤いと思っているのは脳の信号によるものだ、つまりは脳によって赤く見せられている、みたいな話が出てきていて、なんかこの手の話最近よく耳にするなと思った。この手の話ってのは、ドイツ観念論的っちうかカントの認識論的な話ね。色眼鏡を生まれながらにしてかけていてそれを通してみるから世界が見える、っていう、例のあれですよ(って、何だその例の、ってのは)
 で、感想として言えば、中途半端だった。怖いんだか怖くないんだか。本編始まる前にみたテレビドラマシリーズのホラー番組ビデオ化!っていうののCMのほうがはるかに怖そうだった。三國連太郎もそうだけど佐藤浩一ってだんだん変になってく役とか似合うね。トレンディードラマとか色物とかお医者様とかそういうのよりも、壊れていく人的な役をやってるときは結構はまってると思う。まぁ、すーさん様の貫禄が出てくるまでは、しばらく壊れ行くヒト的な役をやっててほしい。ちなみに、あたしは彼の唇がどうも好きになれない。でもきっとトランペット吹かせたらいい音が出たりするかもしれない。パープー。

心象風景

 まだかまだかと待ちわびていた?桜も週末には満開になり、まもなくあちらこちらに春埃がまう時期になるんだろう。こんな時期に仕事もせずにだらだらしているのは、やじろべえだ。ある友人は、春は嫌いだという。なぜか。風が強いから。ある友人は、春が好きだという。心がうきうきとするから。あたしは春は好きで嫌いだ。何かやらかしてやろうという企みがむくむくと湧き上がり、ともすると心象風景にとらわれてセンチメンタリズムに頭の先から足の先まで浸りこんで、息をするのさえ苦しくなる。
 花は盛りに、月はくまなきを見るものかは。このくだりは大好きだ。昔の人はよく言ったもんだ。あばたもえくぼ、たでくうむしもなんとやら・・・はちょっと違うか(笑)確かに花が満開のときよりもはらはらと絶え間なく散り続ける花に、どうしようもなく惹かれる瞬間というのがある。浮かれてみたり、まいってみたり、狂おしく胸をかきむしられるような衝動があったり。
 さて、心象風景というのは、表現できるものではない。否、表現しようとして試みた瞬間に、「それ」ではなくなる。だけれども、表現欲求は高まり続け、それと比例して表現しつくせない欲求不満も重なっていくわけだ。あたしにはいくつか、心象風景と自分で感じている情景があって、それを何らかの形で表現しようと試みた時期があったが、今も時々試みてはいるけれど、まぁ、なんというか。カフカの城、みたいなもんだ。その表現できなさ加減が頭に来たり、もうちょっといけばたどり着けるかも、と思わせたりするわけだ。
 

2005年04月14日

ビバ!薀蓄

 初めてヒラミルミドリガイを見たとき、よくこんなのを発見するなぁと感心するとともに、その色、美しさ、形の愛らしさに感動したもんだ。海草にへばりついているわけで、木にへばりつくカメレオンの擬態のように、いや、よくみなければわからないナナフシのように、といったほうが言い得ているような気がするが、要は海中という空気的にも限られた空間の中で発見するのは難しい生き物である(少なくともあたしには)。以来あたしはヒラミルミドリガイを見つけたくてたまらないのであるがいまだかなわず、陸に上がりっぱなしで夢の中ですら逢うことはない。
 おそらくそのヒラミルミドリガイと出会ったころから、ウミウシが好きだ。あたしの育った横須賀の海はウミウシというよりもフナムシのイメージの強い海辺だからウミウシをよく目にしていたとは思えない。どうしてウミウシがこうも気になるのかはうまく説明ができないのだが、おそらくは大抵荒れて状況のよくない海に体力勝負って感じで潜っていたあたしにとって、唯一気が休まる存在だったんじゃないだろうかと、思う。
 わけのわからない形をしている。噛んだガムをペッてだしたみたいな色だったりするし、子供が紙粘土に変な色のペンで適当に色をつけた、という代物的な印象も受ける。ときとして、でかっく切り過ぎたイカの刺身の様でもあり、へろりとめくれて漂っていくさまはまるで踊るフラバーのようだ。
 今日先日お会いした出版社の人のところに遊びに行ったら、そこのチームにいる編集者の人が巻貝とウミウシの体の構造の差異について語ってくれてすごく面白かった。帰ってくる途中で貧血で気持ち悪くなったけれど、家について海辺生物の図鑑を取り出してみていたら気分がよくなってきた。うーん。海洋生物学を勉強したい気分だ、とか思いながら元気になったついでにビールを飲んで酔っ払った。レイチェルカーソンは海洋生物学者なんだよなぁ、なんてぼんやり思っていた。
 いつも思うけれど、ジャンルを限らずマニアックな人の話を聞くのは非常に楽しい。マニアックな話をしている人の目つきが、またよい。よく、飲んでる席で薀蓄を語ってる人を非難する声を耳にすることがあるけど、あたしにはそれがよくわからない。薀蓄は聞けば聞くほどに面白く、もっと掘り下げて聞きたくなる。あたし自身は、あんまり語れる薀蓄持ち合わせてないところがちょっと悲しい。語りたいことをうまく言葉にできないことも。

扉について

 最近扉について、よく考える。大抵は自分の部屋を出るために鍵を開け、扉を開き、外の空間に出て、地面に足をつけ、くるりと振り向いてまた外から鍵をかける、という一連の動作のときに考えるのだが。
 あたしが住まわせていただいている部屋は、楽器厳禁である。つまりは静かに暮らせというわけなんだろうが、いかんせん壁が薄い。隣のくしゃみや話し声は聞こえるし、笑い声や先日も書いたけど、けんかしてる声なんてのもばっちり聞こえるわけだ。
 さてはて、わが身に置き換えて言うと、どこまで聞こえてるんだろう。このキーボードを叩く音は聞こえているんだろうか?レッチリやエラやフォーレのレクイエムなんかも聞こえてるんだろうか?おそらくはイエスだ。ってことは、発声練習や歌の練習をしてたりするんだけど、まぁ多少は気にしつつ声量を落として歌ってはいるものの、それらも聞こえていて、「隣のやつはまた歌ってやがる」とか辟易されているかもしれない。
 多少気にはしているけれど、自分の音がどこまで近所に聞こえているかは想像しかできないので、案外でかい声で歌っているに違いないし、声量を落として歌っていることでものすごい欲求不満になるので、時々実際でかい声で歌っちゃうときもある。よく玄関の近くで歌を歌いながら、出かけるために扉を開けたりすると、シュンと声が小さくなる自分に気がつく。
 近隣に音が聞こえているのを知っているのに歌を歌うのは、扉の存在によるところが大きい。隣近所もおそらく然り。扉がしまっていれば大抵の音は許される、となぜか思っている。ただの鉄の扉なのに、そうなってくると意味が違ってくる。ただの扉は、ただの扉じゃなくなって、それを開ける行為が非常に勇気の要るもの、のような気がしてしまう。 

 あれれ、でもここまで書いて思ったけど、それってただの内弁慶なだけ??かもね。

2005年04月15日

イメージする完成度

 いつも歌うと、げんなりする。たまには、ああ、気持ちよかったと思いたい。昨日はひょんなことから新橋のお店で1曲歌わせてもらって、大好きな曲なのに、イメージする完成度から程遠いわけですよ。がっかり。でもお店をやっているシンガーの方から、いつでも歌いにいらっしゃい、ここでレギュラーでもかまわない、と言っていただけたので、がんばろう!いつか、自分が納得する歌を歌う日がくるかも知れない。

2005年04月16日

ソロとコーラス

 吉祥寺で発表会。spring can really hang you up the mostを歌い、喉の調子が悪くなっちゃってる師匠の代わりにねーさんたちとコーラスを2曲やった。新橋で歌わせてもらったせいか、springはまぁまぁよく歌えていたというか、歌っているときに気持ちが乗った。コーラスは、今回もトップだったんだけど、トップはもういいや。恥ずかしくていけない。次回はミドルか下にしてもらおう。小さいころから続けていたいわゆる合唱とジャズコーラスってのは明らかな違いがある。ジャズコーラスっちゅーのは難しいね。勉強になりまする。
 なにやら、府中のけやきまつりにヤマノのイベントで出ることが決まったらしく、そこでやるコーラス曲の打ち合わせを発表会の打ち上げの後にした。なんやらでかいイベントらしいけど、だいじょぶなのかい??

2005年04月17日

だからなに

 うわー。初めてトリオでTutuのリハやった。面白い曲だから後ろのバンドのかたがたは楽しんでくれていたみたいだけど、師匠ならびにあたしは冷や汗もの。TuTuの途中にSo whatをアレンジしたスキャットを入れたんだけど、ベースの人が「あれ、これってSo whatじゃん」と気づいてくれてうれしかった。とか、喜んでる余裕はあんまりないかも。30日に間に合うのかおぬし!いや、でもやるしかないんだけど・・・わがまま言ったから師匠には迷惑かけらんないしねー。決まるとかっこいいんだけどなぁ・・・。
 でも後で録音聞いたら走りまくってました。あはは、はは(汗

2005年04月19日

えええ

 またまたひょんな縁からとあるバンドのリハに参加させてもらいました。元プロの人とかいるという前フリだったからえーんやばいよーどうしよう!って思いながら行ったんだけど、やんぬるかな、みなさんお上手でしたばい。っつーか、うまいっつーの。あたしの歌あわせていいんか??とか思った。のみならず、22日のライブにも出させてもらうことになって、ありがたい限りです!がんばりまする。

 live information
 4/22 19:30start
 at Wille http://www.h5.dion.ne.jp/~wille/
charge 2,000

 仕事をやめようかどうしようか迷っていたときに、友人が「あせらないときっといいことがあるよ」といっていたのを最近よく実感する。次を決めずに仕事をやめることが今までなかったから、正直あせって転職サイトから来た仕事にアプライしてみたくなる。(実際アプライしてみたこともある)派遣でもいいか、とか思う日もある。だけど、今は焦らないで行こう。焦らず生き急いでいこう、そう思った。
 で、朝目が覚めて今日は清水秀子さんのレッスンがある日だったのを思い出し、見学できるかどうか聞いてみたら個人レッスンは見学ができないらしい・・・夕方からのグループの見学で、といわれたんだけど夕方からは三ノ輪に行かなければならないからなくなくやめた。それから前の職場にいかなきゃならない日だったのを思い出して行ってきた。30分ぐらいしかいなかったんだけど、疲れた。この雰囲気にもう戻ることはないなぁとぼんやりと考えながらエレベーターを降りて歩いていたら、目の前を残り少ない桜の花びらが舞っていった。ああ、こういうのを見過ごさなくてよかったと、ちょっと葉桜を恨めしく眺めてみたり。まぁでも、葉桜は葉桜で前の職場の7回のトイレの窓から見たら緑がきれいでよかったけどね。
 疲れちゃったから、家に帰ってきてそのまま布団の国にもぐりこみたかったんだけど、30日のステージできる衣装の生地を買って和美に送らなければならないので、そのままの勢いで渋谷に行った。
 いつもは渋谷の生地やでいい感じのを手に入れていたのだけれど、今回はどうにもこうにもしっくり来ない。時間もないから仕方なく購入してそれを和美に送ったけれど・・・新宿のオカダヤか西日暮里に行ってみればよかったなぁと思った。

2005年04月20日

猪木とFly me

 仕事やめて20日も経ったんだなぁ、なんて思った。20日経ったのにゆっくり寝ていたためしがないとすごくがっかりした。何で仕事してないのにこんなに起きているんだあたしは??後半なんか、4月からは毎日昼寝することを夢見て仕事に励んでいたのになぁ。
 今朝はいまだに仕事に出かけていたときの癖で携帯に目覚ましをセットしたままになっているんだけど、その音で目が覚めた。まぁ、寝てしまえばいいわけですよ。そうすれば希望通り昼寝を堪能することになるわけだし。だのになぜか窓を開けて空気の入れ換えをしようとしてみた。なんと、今から雨が降ります的においがしているではないか!あせって洗濯物を取り込んでみたり。うーん、主婦みたい。一人主婦。料理熱は冷めちゃってるから不完全主婦。さて、そこでいつもならコーヒーを入れてタバコをすって、と進むわけなんだけど、今日は一味違った。
 昨日ねる前に覚えた歌詞を歌ってみようとカラオケを聞いてみたりした。えーい、うたえんじゃーーーん!えらいおいらの脳みそ!たまには働くじゃん。とかほめてやった。でもかなり音が怪しい、あははははは。田村さんのピアノと小林さんのベースと福井さんのドラムが頼り♪って、あたし以外か・・・とほほ。
 で、なぜかその後に部屋の片づけをはじめ、掃除もしてすげー気分がよくなったけど・・・本の山を片付けていたときに、直りかけていた肩の筋が「ぴき」っていって痛くなった。うぇーんばんてりーん。不完全主婦ノビ太に早変わり。なれないことはするものではない。というか、普段からしろ、という声が聞こえてきそうだけど(笑)まぁでも一応書類と車の雑誌とPJと認知科学とか哲学本みたいな怪しげな本で埋め尽くされていた部屋は床が見えるようになったし、本もちゃんと押入れにしまわれたし、山のようになっていた譜面もちゃんと整頓したし、今日の作業はこれでおしまい。あとはひたすら歌の練習をしよう。
 さてはてライブのお知らせを夜中に流しておいたら友人から返事がちらほらと。「ピアノトリオで歌います」という文章を読んだひろちゃんが「えーピアノトリオってピアノ3台ってことぉ?」みたいなのりでメールをくれたのですっげーうけた!ピアノ3台と歌1人じゃ勝てませんね。
 なんかね、歌詞を覚えているときって、結構意味を考えちゃうと受けるんだよね。ほんと、たいしたことないというか、普通に自分でも感じることをつづってある歌詞が多いわけ。もしくはジャズの恋歌なんかだと、えーそれいきすぎーーーーーストーカーじゃんよとかそんな内容もあるわけだ。素で読むとぷぷぷ、なこともままある。でも、このなんともない日常の感情のかけらをちゃんと歌詞にして歌にするということができるというのがすごいよね。
 昨日は用事があって日比谷に行ったですよ。そのときに猪木のテーマソングが流れてて、うわー懐かしい、これはあたしの中学校の野球部の応援歌だったではないか!と思ったら、隣にいた友人が「これってFly me to the moonとコード進行同じなんだよね」とつぶやいた。猪木とフライミー・・・ちょっとやってみたいかも、と思ったあたしは、やっぱりあほなのでした。

ぎっくり肩

 なれない掃除をしたもんでぎっくり肩になってしまった。そういうボキャブラリーがあるかどうかはしらんが、これはぎっくり肩だ。どう考えても。そもそも交通事故にあって以来どうも首周り肩周りおかしいんだよなぁ。もともと首とか肩とか腰とか膝とか弱いから、逆療法でいい感じになることを期待してたんだけどなぁ・・・。ありえませんでした。今日は連絡が来て保険会社に請求資料を作ったんだけど、こういう書類出してから症状悪化!とかあるんだよなぁなんて、痛い肩をさすりながら思っているわけ。
 まぁこの歳にもなると、がたが出てきて、うーむ、老けたななんて実感するんだけど、そもそも人生の折り返し地点は26だと思っているから、もう折り返しの復路なんて惰性ですよ惰性。肩の一つや二つぎっくりしちゃったりする。19のときに行った家庭教師先のママが、先生は26でしたっけ?とか言ってたけど、今のあたしにあったら、彼女はどうリアクションをとるんだろうか?そもそも、あの時教えていたサチはもう大人になっているはず!会ってみたいなぁ。目が切れ長できれいな顔をした女の子だったからさぞかし美人になっていることだろう・・・。
 家庭教師をするときというのは、ご家庭のパパなりママなりの職業ってのはあまり聞かない。聞いたところでどうなることでもないし。まぁ、逆にこちらは質問攻めなんてことはよくあるんだけどね。それから宗教と政治の話はタブー。そのお家はまぁ、あたしの実家から1時間弱のところにあって、パパもママも気さくな人だった。土曜日の午後に行っていたのだけれど、パパは何をしている人かまったく見当のつかない人だった。ありがたいことに授業が終わるといつも、先生ご飯食べていきなよ、といってくださって、まかないつき!だったんだけど、時々はパパも一緒にご飯を食べたりしていた。
 パパは、いつ行っても家にいるわけ。で、いつもスェット様のものを着ていて、タバコは「峰」を吸っていた。電話が来て、じゃぁ仕事行ってくるから、ってそのまんまのかっこで出かけてしまう。そのパパもママも過去のことはよく話してくれた。パパが運ちゃんやってたとか、バーテンしてたとか、バーテンしてた店にママがよく通ったとか、ママは昔今の半分ぐらいの体型だった・・・云々。
 2年ぐらい経ったある日、ふと、「パパさんてお仕事なんですか?」と聞いてみた。その日は酒盛りで(笑)3人ともいい調子で酔っ払ってたんだけど、そのときは「がはははっはは」と夫婦そろって大笑いして・・・返事はなかった。そして彼らの腕にはゴールドのダイヤがいっぱいついているらしげなろーーーーれっくすさまが鎮座ましましていた・・・。なんだったんだろうなぁ。ま、今は昔ですがね。まだ往路の時代のお話でした。

 

2005年04月21日

なよっちぃヒーロー

 といえば、アムロです。ダントツ。でも、あたしはガンダム世代だけあって、あの情けなさを許す。ニュースで二足歩行のロボットを作ったとか書いてあって、写真見たらほんと、ガンダムそっくり。特に足の辺りが。赤い彗星もできちゃったりするんですかねぇ。世の中のガンダム世代は、やっぱりシャーアズナブルが好きかなぁ。
 先日恵比寿のトイファクトリーに行った。何をしに行ったかというと、スロットレーシング用の24分の1スケールのマイカーを買うため。92年のコルベットを探しにいったんだけど、あるんだなぁ。あのダサいのが。コークボトルとかスティングレーとかああいうのは人気があってあるのはわかるんだけど、92年のコルベットが置いてあるとは。カマロとかもあるので、かなり迷ったんだけどカマロじゃスロットレースやってもどんなもんかと思ってやめた。
 もちろんトイファクトリーはちゃんとガンダムもスターウォーズもトイストーリーもおいてある。ガンダムはドムとかあって、もちろんシャア専用の赤い彗星のでかいの!もあったりして、かなりたのしい。スターウォーズはきれいな陳列部屋があったらぜーーーんぶそろえたいところですなぁ。トイストーリーはよく知らない。みてないから。って、何で書いてるんだ?あ、そう目に付いたからです。
 ちなみに、プラモデルコーナーにはバイクもあるんだけど、どうしてあそこにZ2とかないのかなぁ。あたしはプラモデルにはとんと詳しくないので、カワサキの旧車のプラモデルとか置いてるところを知ってる人がいたら教えてほしいなぁ。
 

2005年04月23日

癒すつもりが・・・

 昨日はゲストでライブに出させてもらいました。聞いてる人がさぞかしはらはらしただろう・・・笑。六本木で歌詞ぶっ飛んで以来の、失態でした・・・精進します。はい。だけど、一緒にやらせてもらったバンドのにーさんたちは優しくて「楽しかった」といってくれて、確かに振り返れば楽しかった!
 3セットあって1セット目はインストオンリー。パットメセニーの曲をピアノトリオアレンジした曲はすごくよかった。あたしはメセニーのボーダーシャツがステージ衣装なところとか、嫌煙家のところとか、なんかいかにも健康チックで眩しく思っているんだけど、というか、あたしとかけ離れた人っぽく感じているわけで。っていうか、超有名人だからかけ離れているのはあたりまえか。メセニーを選曲したのはピアノの田村さん。田村さんは情緒的なピアノを弾く、というか感情がとってもこもってあたしには聞こえて、うまかった。ベースの小林さんのオリジナルの曲もすごく透明感があっていいなと思った。ニコニコしながら弾いてる小林さんの姿はいいなぁ。その笑顔で癒されますって。何でも叩ける!っていってたドラムの福井さんは、本当に何でも叩けていた。すごい!!
 2セット目はインストとボーカルものを合わせてやったんだけど、鍵盤の野田さんが遊びに来ていて3曲セッションしてもらった。気持ちよかったですね。譜面渡してサラッと弾けるなんて、いいなぁ。かっちょいいなぁ。ここまではね、ここまでは無事だったですよ。だけどさー。3セット目が・・・。ふーむ(汗)多くを語るのはやめます。だけど、あまりの失態に胃がきりきりと痛くなり貧血になってしばらく倒れてました。とほほ。
 さて、聞きに来てくださった皆様どうもありがとうございます。福井さんの知り合いの女性が超おもろくて、打ち込みの音楽について語ったんだけど、譜面に起こさないと微妙なニュアンスが打ち込めないっていう話をしてた。あたしは打ち込みはやらないけど、譜面に起こさないと微妙なニュアンスが、ってのはすごくよく理解できる!この間のラップライブのときスキャット考えるのにSoliveを譜面に起こしたときにそういう気持ちだったもんなぁ。
 そのあとコンピューターの話になって、コンピューターで100マス計算をするのと手でやるのとではどちらが早いか、とか、大雑把にがばっとつかむ作業をコンピューターでは再現できるのか、とかそんな話題になった。結果、デジタルコンピューターよりもアナログコンピューターのほうがすごい!ってことにあたしの中では結論が出た。初めて脳型コンピューターを作ろうとしている人々の試みについて理解できるような気がした。
 その女性に暮らしの哲学っちゅー本をもらっちゃったんだけど、生活の中でやったら楽しい101の事柄が書いてある本で、実にあほらしい。なのに、あほらしいことをちゃんと書くという作業が、すばらしい!フランスでヒットした本らしいけど、こういうあほなことをいちいち理屈っぽく書き、それを読んで納得するってのはいかにもフランス人ぽい。なぜかこれを読みながら、ぼくを探して、という絵本を思い出した。雰囲気が似てるからかな。
 で、あけて今日は5月末の府中のイベントに向けてジャズコーラスの練習に行ってきた。Angel Eyesをやらせてもらうんだけど、もともと好きな曲なんだけど、明光院先生のアレンジがまたすごいかっこよくて、ぞくぞくした。

2005年04月24日

昼間からビールを飲んだくれるの巻

 てか、そんなことはありがちなことなんですが。今日はずーっと約束していた中ちゃんとマニトに行ってきました。新大久保の韓国料理屋。毎回行くたびに味が違うような気がするんだけど、気のせいかなぁ??今日は新人の学生アルバイトさんがいて、日本語と韓国語について話をした。
 カムジャタンおいしい。今日はいつものラーミョンではなくてびびん飯みたいなおじやにして最後を締めてみました。おいしかった。昼間からビールや焼酎を飲んだくれるのは、何でこうもよっぱらうかねぇ・・・。
 中ちゃんと酔っ払いながら映画の話になって「コンスタンチン」を観たいねっていってたら、なぜかその後クレヨンしんちゃんの映画の話で盛り上がりました。あたしはシンちゃんの映画を数本しか見てないんだけど、なかちゃんは結構チェックしていてDVDまで買った作品があるそうな・・・。なんだか泣ける作品もあるらしく・・・今度借りることにした。
 彼曰くジブリ作品よりもシンちゃんの映画は考えさせられるものがあるというんだけど、その理由が、ジブリはきれい過ぎるんだそうな。いかにも問題提起っていう内容だというのはわかる気がするけどね。でもジブリのもののけ姫は美しかった。屋久島にいって、あーあれはこの場所を再現したかったんだな、っていうのを実感したあたしとしては、ジブリ作品のよさも否めない。
 へらへらと電車に乗って新宿から帰ってくるときに電車の中で子供が疲れて寝ちゃっているのを見たりすると、小さい生き物というのは愛されるようにできているなぁと感心したりして。あたしみたいなでかい図体の生き物がねっこけてたりするとやっぱり退かれちゃったりするわけで・・・。酔っ払って電車の中で寝ちゃったりするのはしないようにしようとこころから思ったりした日曜日の午後でした。
 

2005年04月26日

あめゆじゅとてちてけんじゃ

 今朝は雨が降っていて・・・、なんだか宮沢賢治を思い出したりした。午後友達と会うことになっていたので、昼間でだらだらと布団の国にいてようやく出国して準備をした。雨は嫌いだ。昔いためた関節はしくしくと痛み出し、鼻水の出もひどくなる。頭痛はひどくなるし、金曜日の貧血再び、みたいな気分だった。
 それでも約束だからいざ出かけようと玄関を開けたら晴れていた。いぇーい!今までの不機嫌さが嘘のように元気になり、足取りも軽く渋谷へ。パルコの上でご飯食べて、ぷー同士これからのわが身について思いを馳せたりしたわけ。
 今は焦らないと決めてしまっているので、あたしはさぞかし脳天気に見えたんじゃないかな。でも3月中は仕事をやめる不安感がストレスになっていたりして、ブルーだったしため息ばかりついていた。友人は、不安なのかどうなのかはわからないけど、ため息ばかりついていた。でもねー脳天気なあたしが何を言ってもあほなことしか言えなくて、なんだか悪いようだったなぁ。
 その友人はあたしなんかよりもずーーーーと長いこと会社に勤めていられた人だし、それを支えてきた専門的な仕事があるわけだ。その仕事でさっさと自分の会社を起こせるほどの才能があるわけ!それだけですごいしあたしにはうらやましいし、なにしろ、MT車を運転できるってだけで尊敬に値する。あたしには・・・そんな才能はないぞ。あるのは万年お花が咲いているような脳みそだけじゃん。だめじゃん!あーこんなあたしを見捨てずにかまってくれる友人たちよ、ありがとう!深謝深謝深謝!
 その後で二人でスロットカーを見に行って、その友人の車(フェラーリ)を借りて遊んでたら、1回目クラッシュさせてリアバンパーが取れ、2回目ぶつかったら助手席が飛んでいき、3回目飛ばしちゃったら運転席も取れて後ろ半分がなくなった。ガラスも取れかかってたかも・・・その直前にそこの社長さんが丁寧につけてくれたパーツも吹っ飛ばして結局車を真っ二つにしちゃった!しかも、過電流でスロット自体断線させちゃったし!
 もう友人は笑うしかないというか、ため息の材料がまた増えたというか・・・ごめーん。友達の顔は完璧に引きつってましたね。友人には悪いけど、なぜかすっきりしちゃった・・・笑。友人も「潔すぎて気持ちいいくらいですよ」となんとリアクションしてよいのかわからないコメントをくれた。いや本当にこれが1分の1スケールの話だったらしゃれにならないけどね。あはは、はは。
 ところが、昼間だというのにスロットカーレーシング場にはおじさんたちがちらほら・・・思わず「お仕事なんですか?」とか聞いてしまった。そしたらその人も、ぷーだった。友人と二人で顔を見合わせて笑ってしまったり。
 その後水天宮前に行き、用事を終えてその後新宿ピットインに清水秀子さんを聞きに行った。サムタイムでしか聞いたことがなかったけど、レパートリー多いんだろうなぁ。いつものメンバーじゃなくてもまたちょっと違った感じで歌ってて、よかった。終わった後にレッスンの話をしたりした。
 帰ってきてメールチェックしたらこの間一緒にライブやった人からメールが来ててまたやろうね、って言ってもらえてうれしかった。焦らずやりたいことをやるんだ。だって、そうするってきめちゃったんだもん。んー。なんだかとても北方ハードボイルドが読みたくなってきた。「理由はない、俺がそうすると決めた」とかいう主人公のせりふを聞いてさぞかしハードボイルドな気分になりたいもんだ!とかいって、今週末の曲れんしゅうせねば・・・

 

詭弁論者たちの黄昏

 時の経つのは早いもので、横須賀のおじいさんが亡くなってから7年、友人が亡くなってから気がつけば15年も経っている。歳をとるわけだ。春の雨は心を蝕む気がする。こういうときは、ドーナツでも食べながらコーヒーを飲んでいるのが無難だ。
 日常の欠如というのはどうも受け入れがたい。あたしにとって日常の欠如、というか非日常ってのは近しい人が死んでしまったり、大切にしていたものを無くしてしまったり、会社にいて働くことだったりするのかもしれない。昨日実感したんだけど会社勤めをしていない毎日は、本当に、幸せだ。日々の時間の感じ方がすごくあたしらしいと思ったりする。
 古代ギリシャでどうして哲学が流行っていたか、ソクラテスのおっさんとかは、きっと今のあたしみたいな生活を送っていたからに違いないのだ。とかいって、今のあたしがソクラテスのおっさんと同等だといっているわけではない。こういうずっとものを考えている時間が、詭弁論者たちには必要だということ。
 明確な言霊様にならないから、そのあたりにソクラテスというかプラントンのおっさんと凡庸人間たるあたしに歴然とした差があるんだろうが。なーんだ、君たちも定職につかないぷーだったのか!とか思うとソクラテスのおっさんも妙に親近感ですなぁ・・・

2005年04月27日

男性に歌ってほしい曲

 最近男性に歌ってほしい曲が2曲ある。My one and only love.とIt had to be you.たまらん。こんなの甘くてセクシーな声で歌われたらまじで、鼻血が出るに違いない。あたしが歌っても、どうもしっくりこないんだよね。でも歌うけどね。歌うけど、これじゃぁくどけんなぁと思っているしだいで。Watch what happensはくどくために歌いたいけど、いつもいつもこける。まぁ、歌なんて歌ってないで単刀直入に愛していると言ったほうが回りくどくなくてよい。性に合っておる。って、何のはなしをしているんだか(笑)
 今日は通常のレッスンの後にTutuをさわりだけ歌ってみた。全部歌っちゃうと面白くないからね。チラ聞きで。うまくできるといいなぁ。今週末だなぁ・・・。え、今週末か。和美に依頼したドレスを取りに行かなきゃ!!!なんやらいいできばえらしい。楽しみ。今度もエロいのかなぁ。わくわく。

2005年04月28日

海日和

 今日はまったくもって海日和だ。車飛ばして海でボーっとしたい。残念ながら車がないのだ。数年前売ってしまったGOLFでよく晴海埠頭まで行ってボーっとしていた。精神的なエッセンスとして車は必要だと今日のような日には切に思う。
 水戸に行ってきた。すげー美しいドレスが出来上がっていて感激した。ゆうたとごろごろあそんできた。癒される。後はまともに歌えばいいだけ。そこが問題だったりしてあはは。久々に朝4時まで飲みながら話していた割には朝930ごろおきちゃったりして、二日酔いもなかった。ただ、鼻水とくしゃみがすごかった。
 帰ってきたらこの間一緒にやった小林さんからオリジナルのCDが届いていて、なんだかありがたかった。彼の曲は好みである。曲作ってくれないかなぁ。
 先日若者3人のバンドと1時間セッションをしたんだけど、彼らのアレンジはすごく面白かった。発展系な感じがするってメールをしといたら鍵盤のヨウコちゃんからメールが届いていて、うれしいことを言ってくれた。最近は素直に喜ぶことにしているので、すごくうれしかった。

  空気が生まれる瞬間、世界が広がる瞬間、
  たった1時間のセッションからも、megさんから沢山発せられていました
  いい空気に触れたときに、奮いあがるゾクゾク感
  またそれに触れたい、と恋しくなる欲求
  megさんのウタがまた聞きたいな、って
  ヒトをそういう気持ちにさせることができるのは、
  きっとmegさんがいろんなコタエを知っているからかもしれないです
  ウタでそれらを伝えられるんでしょうね

ヨウコちゃん、ありがとう。君は詩人だ!だけど、あたしはコタエを知っているわけじゃないんです。いまだわからぬ問い、いまだあえずじまいの人、たくさん。コタエを、探している、というほうが正しいのだと思う。求めるものは、いつもすぐ近くにあるようで、だけど漠然としていて、つかむことができないでいる。
 

2005年04月29日

人という生き物は

 とても難しいと、いつも思う。今日は世間ではどうやら休日らしい。毎日休日だからよくわからない。気温は30度近くまで上がるらしい。朝から洗濯三昧。鼻歌歌いながら洗濯物を干していたら、近所が喧嘩をしている。大抵休みの日の午前中は口論をしている気がする。情熱的だと思うけど、休みのたびにこれじゃ疲れちゃわないんだろうか。でも、あたしは感情を彼らのような形では出すことができないので、ちょっと羨ましいと思ったりもする。
 だけど、口論を否が応でも聞かなきゃならないのはいやだったので、エラのCDをかけてきいている。いつもよりもちょっと大きめの音量だったりする。そしたら曲が気になって喧嘩どころじゃなくなった。譜面を出してきてチェックしたりした。歌を歌うことは、時々苦しかったりするんだけど、きっと今のあたしには、いや思えばこれまでも、そしておそらくこれからも、歌を歌うことしかできないんだろうな、とぼんやり思ったりする。

2005年04月30日

Hawaii

 いったことない。けど昨日の陽気はハワイのようだ、と勝手に思った。南の島いきたいなぁ。でーピニャコラーダのんでいい音楽聴いて風のよく通る部屋の中でカーテンと戯れたりしながらへろへろしていたい。で、飽きたら筋トレとかしてさ。そんなくだらないイメトレはいくらでもできるんだけどなぁ。今日のステージのイメトレもしなきゃならんのに・・・現実逃避ばりばり。
 いつだったか、JALだかJTBだかのCMで、ハワイのどっかの島でゴルフをしてるシーンがあったんだけど、あれはすごくよかった。ゴルフをしたことのないあたしでも、ゴルフをしたくなった。児玉ハハにも本間とおさんにも、あたしは絶対よく飛ぶからゴルフをやるべきだ!といわれてたんだけど、いまだ手付かず。ゴルフの打ちっぱなしというよりも、バッティングセンター、って雰囲気だし(笑)今行ったら肩壊れちゃうだろうけど。
 大学のときから実感していたことだけど、時間のあるときにはお金がない。ある程度お金がたまったときには時間がない。ほんとは、今の時期なんて、時間があるんだからさくらにあいにシアトルにいったり、一人グアムとかしたいのになぁ。やはり、時間もあってお金もある、みたいなのがいい。
 昨日カルメンと話してて、彼女は中3なんだけど「やっぱりお金があるのはいいよね」という話になった。なんでそんな話になったかというと、あたしが車を持っているかどうか、という話からだった。いやちょっとまて、夢は願いつづければ必ずかなう、という美しい話からだ・・・。
 19ぐらいのときに自分の車がほしくてほしくてたまらなくて、ずーっと車のことを考えていたら、数年後にひょんなチャンスから車を持つようになったよ!といったら、今車持ってんの?という悲しい質問をされたわけ。持ってないよ。なんで?お金なくて売っちゃったから。えーん。って感じの会話がなされ、でもさー、車持ってたら絶対車で来てるよね、といわれて、eso es!(そのとおり!)だと思った。こんなに天気のいい日に、ドライブをしないなんて、油揚げの入ってない味噌汁みたいなもんだ。
 カルメンが友達と夢について話すと、ほとんどの友達が「1金、2金、3金、4彼氏」ぐらいの勢いなんだそうな。お金がなければ何もできない、ということらしいけど、つまんない中学生だなぁ、夢を持ちなさいよ夢を!お金がなくても幸せだ、とか言いたかったけど、まぁお金がなくて車を売ってしまった身なのでなんともいえない。とほほ。
 そもそもなんで車がほしくなったかというと、西麻布の交差点のホブソンズの前にぼけーっと立っていたら、あたしの大好きなSAABのカブリオレが目の前を通っていったからで、「うわー、SAABのカブリオレに乗って、逆ナンしたい!」と刹那に思ったから。不純な動機。不純な動機ほど案外早くかなっちゃったりするもんだ。たとえば昼寝したいから仕事をやめる、とかね。えへへ。

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