アートとショウビズ
歌を歌うことがアートであるかショウビジネスであるか。まぁ、もっと細かい差異はあるのだけれど、大きく2系統に分かれる気がする。あたしはアートを求めているつもりだけれど、かつショウビジネス向きではないのを知っているのだけれど、時々こんがらがってしまう。どちらのありかたも突き詰めればすごい。
自然体でありたいと思う。感情の発露としての歌を歌いたいと思う。ただし、そういった場合の自然体というのはまるきり何も手を加えないという意味合いではない。自然体であり続けるがためにそれを支える基礎力だとか技術だとか知識だとか、まぁいろんなものがあるわけです。よく、師匠がこんなことを言う。歌を歌うことはシンクロナイズドスイミングに似ているって。ある側面アートとショウビジネスは違うのだけれど、現れを支える水面下のシンクロの運動量的なものは、どちらにも共通しているわけなんですが。