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no meanings

何もない
何も意味を持たない
言葉も
思考も
文字も

突き抜ける空の青さを
キラキラと輝く木々の緑を
鳴子を揺らす風の清しさを
素足で踏みしめる砂の冷たさを
両手ですくった水の懐かしい匂いを
小さな箱庭で開いた花びらを
じりじりと肌を灼く日差しを

ああ
生きていることに感謝する
こんな雑踏の中で
個である前に人である前に
まだ私は深くすべてにつながっている

やがて燃え尽きてしまうのだから
そしていつか土に還るのだとしたら
日々一瞬一瞬触れるすべての感動を
触れた瞬間喪われ始めるのを知っているけれど
わがままにもすべて感じ取り切り取り手に入れ咀嚼し示そうともがかずにはおれない

でも私は愚かでちっぽけだから
この愛を表現する手立ては
何もない

コメント (4)

saxwolf:

でも私は愚かでちっぽけだから
この愛を表現する手立ては
何もない

ナニを言ってる?
君には唄があるじゃないか♪

saxwolf

レオ:

saxwolfさんの意見
まったくでございますな(^o^)
megさんは唄うたいですね
いつかレオともコラボしてくらさいね♪

タカギりょう:

おひさしぶりです。
コメントしたくなってしまいました。

まるで形而上に生きているような、君。
現実を生き、現実に感謝しながら、
でも現実味がないのはどうしてだろう。

私も詩を書いてみたくなってしまいました。

nabezo:

もがくその行為全てが、愛に満ちてると思います。

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September 20, 2006 12:05 PMに投稿されたエントリーのページです。

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