何もない
何も意味を持たない
言葉も
思考も
文字も
突き抜ける空の青さを
キラキラと輝く木々の緑を
鳴子を揺らす風の清しさを
素足で踏みしめる砂の冷たさを
両手ですくった水の懐かしい匂いを
小さな箱庭で開いた花びらを
じりじりと肌を灼く日差しを
ああ
生きていることに感謝する
こんな雑踏の中で
個である前に人である前に
まだ私は深くすべてにつながっている
やがて燃え尽きてしまうのだから
そしていつか土に還るのだとしたら
日々一瞬一瞬触れるすべての感動を
触れた瞬間喪われ始めるのを知っているけれど
わがままにもすべて感じ取り切り取り手に入れ咀嚼し示そうともがかずにはおれない
でも私は愚かでちっぽけだから
この愛を表現する手立ては
何もない
コメント (4)
でも私は愚かでちっぽけだから
この愛を表現する手立ては
何もない
ナニを言ってる?
君には唄があるじゃないか♪
saxwolf
投稿者: saxwolf | September 20, 2006 9:02 PM
日時: September 20, 2006 21:02
saxwolfさんの意見
まったくでございますな(^o^)
megさんは唄うたいですね
いつかレオともコラボしてくらさいね♪
投稿者: レオ | September 21, 2006 7:18 PM
日時: September 21, 2006 19:18
おひさしぶりです。
コメントしたくなってしまいました。
まるで形而上に生きているような、君。
現実を生き、現実に感謝しながら、
でも現実味がないのはどうしてだろう。
私も詩を書いてみたくなってしまいました。
投稿者: タカギりょう | September 21, 2006 10:57 PM
日時: September 21, 2006 22:57
もがくその行為全てが、愛に満ちてると思います。
投稿者: nabezo | September 24, 2006 6:03 PM
日時: September 24, 2006 18:03