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March 24, 2007 アーカイブ

March 24, 2007

感激すら覚えましたが

 今日はかこちゃんのお茶教室第一日目。第三者的に,生徒として母親のお茶のお手前を見ることなどめったにないのでかなり実は楽しみにしていたのですが・・・実は半分冷やかし気分だったりさくらの気分だったり・・・。が,始まってすぐにそりゃー大きな勘違いをしていたことに気がつきました。自分の親のことを自慢げに語るのはどうかと思いますが,まぁたまにはね。すごい面白かった・・・。というか,だてに20年以上もお茶やってないなぁ,この人は,と感心しました。たった2時間でお茶の入口から総論を語れというひどいテーマ設定だったのですが,それを難なく?こなし,ちゃんと自分は着物を着てきてかわいい春の茶菓子も用意してくれていて,なんか改めて尊敬のまなざし・・・。この人ってすごいのかも実は・・・。
 私はひどい生徒で,筆記用具も何も持参せず,破れたジーンズで参加。あたしが正座が出来ないという理由でテーブル茶道(立礼りゅうれい)のお手前を企画したのですが「誰か犠牲になってお客さま役をまず最初にやってくださる方いらっしゃいますか?」ときたものだ。私以外に誰がいよう・・・。しょうがなく「では私が」と申し出ましたが,みんなちゃーーーーんと筆記用具持参でメモまで!あたしは全部右から左でした。何年通っても初心者クラスかも!
 まぁ,あたしの駄目生徒ぶりはみんなの反面教師にちゃんとなったし,それはそれでよかったのだと納得したのだけれど,私が一番面白いと感じたことは,お茶をやると派生的にいろんな日本文化の知識を身につけることになるということ。焼き物好きなので茶碗は大好きだし布の話も面白かったけれど,正客,連客,末とお客さんの並び方があって,遠慮して一番端で善いですというと礼儀作法を知らないと大変な目にあうということも解って面白かった。末の客の所作でその場の雰囲気が壊れることもありうるそうな!あたしは「間に挟んでください」の(常)連客になりそうだ。また「時間がないから早くせい」と相手を促すときに「時が移ろいますので」という言葉を使っていたり,「法があって法なし」がお茶のたしなみ方だというのもトリビアでした。そしてこれはあたしには一番重要でしたが,茶さじを亭主があげたら「お菓子食べていいよ」のサインだとか!
 お茶を知っている人も知らない人も楽しめる時間だったと思います。確かに大きくなってから「お茶の簡単なお呼ばれの仕方」を知らないときく人がいなくて結構恥ずかしいかも。次回ちょーーー参加オススメ。4月中にあるらしい。でもあたしは,お茶菓子は手でつまんでぽいっと口にほうばるのが,好きですが・・・。緊張する?まさか。お手前が出来ない?大丈夫,あたしもできない。ちなみに今日は男性はお一人でしたが,男の人がお茶をやるのはかなりかっこいいです。ちゃら男が「おれお茶できるんだぜ」とかいっていきなりマイ茶筌取り出してお茶点ててくれたら惚れるかも。って,そんなシチュエーション自体ないね,ない,ない。
 そしてお茶会を終えたかこちゃんと山梨からお茶会に来てくれた友人とそのお友達とカフェでコーヒーを飲んでいたら,カフェのお客様が神楽坂からご実家に引っ越すそうでお父様とお茶をしに来てくれました。元気でまた会おうね!と挨拶を交わしていると,あれれ?八ちゃん登場。あーん,もう少し早くきてお茶会にぜひ参加して欲しかったよぅ。次回また懲りずに誘うね!と脇を見ると,フランスに帰ったはずのジャグラーのオリヴィエさんがテラスにお友達と座っている。あれ?いつ帰るの?ときいたらもう一度帰ってビザを取り直して戻ってきたそうな。へー。その後オリヴィエとオリヴィエさんのお友達と3人で音楽とジャグリングと哲学と「This is Jazz!」と思うものについて話をした。
 いやー,楽しかった。今日とっても有意義だったなぁ。明日も頑張るぞぉぉぉ。

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