心が熱くなります
感動したというか,前もどこかに書いたかもしれないけれど「ロッキー」シリーズが大好きだ。1作目がやはり何と言っても素晴らしい。そろそろロッキー・ザ・ファイナルが封切される。ロッキーのテーマソングといい,ストーリー性といい,スタローンがやっぱり年老いていてしわくちゃになっているのにすごい筋肉だとか,この映画をそもそも作ろうと思ったという心意気というか,もう,脱帽。もともとボクシングとキックボクシングとかムエタイが好きなので,どうもこういうファイト系の肉体アクションものには目が行ってしまうのだけれど,予告編見ただけでなんだかウルウルしてしまうあたしは単純な生き物だ。映画の中だけれど,不屈であることの潔さってのはやっぱりじんとくる。到底できない。ストイックさというのはやっぱり超越するとすごい形になるんだなぁ。
とにかく,モチベーションに火をともすのにはもってこいの映画である。ロッキーのテーマソングは「やらなきゃいけないことがたまっているとき」に「円滑にやる気を起こしてがんばるぞーーーーという気にさせる」音楽である。目覚まし代わりに買おうかな・・・。いいなそれ。確実にあたしはリセットされて頑張れる気がするぞ。
私の中ではスタローンとシュワちゃん,チャックノリスとセガールあたりは案外十羽一からげ的な俳優ではある。が,なぜかスタローンは他の肉体派の俳優さんたちとは違う。それは確実に「一度は打ちのめされてメタメタになるけれど,必ず立ち上がる」という構図を採ることかも。シュワちゃんは若干コミカルで,チャックノリス,セガールはかっこよさを崩さない。そうか。かっこ悪いところまでやったら,後はかっこいいところに浮上することになってんだな。お笑いの要素を入れることで自分を落とすとかかっこよさを崩さないとかだと,共感できる部分がどうしても欠けるというか・・・。
まぁ,いずれにしろ,歳をかなりとっているのにボディーアクション的映画をもう一回やるぞ!というスタローンの姿勢がそもそもロッキースピリッツだよね。頑張れスタローン!って感じ。