幸せのかたち
今日は従姉妹の結婚式だ。年末に決まった結婚にびっくりしておめでとうメールをしたら「ありがとう、幸せになります」って返事が来た。そんなこと言われたら、こちらがこそばゆい。思わず文面に頬がゆるむ。
先日ライブにも来てくれて、いつもにこにこしているいい子だけれど、増して満面の笑顔で、見ているこちらもつられて笑顔になった。
幸せのかたちは人それぞれで、真っ直ぐだったり、屈折したり。でもやっぱり周りの人も巻き込んで幸せってのは、素敵だ。
ネガティブな事柄というのは伝播しやすいし吸引力が強い。そして案外後々まで尾を引く。いつかどこかで聞いた。悲しかった・辛かったといったネガティブな思い出と,嬉しかった・楽しかったといったポジティブな思い出のどちらが思い出しやすいか,といえば,俄然ネガティブな思い出なんだそうな。
それは当っていることかもしれない。だけれど,たとえば従姉妹の結婚のように,思い出すだけでこちらも幸せになるような記憶というのも,すごくチカラがあるのも事実だ。
そう考えていたら,やっぱり押しなべて平坦な日常もありだが,喜怒哀楽の明確な日々というのも回帰点が明らかでいいなと思った。
あるとき友人と話をしていて「何もない人生を長く薄く過ごすよりも,密度の濃い人生を短く過ごす方を望む」と言ったら驚かれた。私の100%は喜怒哀楽で出来ている!とか思ったけど,これは別にあたしに限ったことじゃないね(笑)