え?本当に生きてるの?
酒屋バーで小美濃さんとマスターと話しをしていた。真弓さんが「ねぇ,めぐ占ってあげるよ」といきなり言い出して,紙とペンを取り出した。生年月日を聞かれた。「ふーん」とかいいながらなにやらわけのわからない記号のようなものを書いていたと思うと,いきなり「え?めぐ,生きてるの?」とくる。
何だよ・・・めのまえにいるじゃんか,と思っていると「めぐは,本当は生きてないみたいよ」という。頼んでない占いを勝手に始めて「生きてない」はないだろう??と思っていると「なんかね,ほんとは生まれてすぐに死んじゃってるみたい」おいおい・・・。
センセーショナルなお告げから始まるわけですが,真弓さんいわく,今年はいいそうです。4年後はもっといいんだって。でも,いいというのと悪いというのは表裏で,自分を軸にしてパタパタと裏っ返ったりもどったりしているそうな。だから,いい,とはいえ,自分しだいでは良くも悪くもなるんだそうな。
で,マスターと真弓さん二人で,めぐにはこういう人がいい!とまたまた勝手に議論を進めていて,話半分で聞きながら「肩が痛いなぁ」といったら二人で口を揃えて「風邪だよ」という。白熱した議論を交わしていたのに,私のボヤキが聞こえるとは(笑)で,きわめつけ。視覚障害者の人にすごくよく会う,というと,「それはあなたがミテナイ人だからだ」そうで。
どうとでもいえるだろうなぁ。本当を見極めている人なんて一握りだぜ,と思いながら,帰っていると,方だけじゃなくて背中全体が痛くなってきた。風邪だよ,というのはアタリらしい。それにしても,言われたことを考えていたら,何一つ的を得たことを言ってないじゃないか・・・いいとも言えるし,悪いとも言える。全ては自分次第って。理路整然と考え始めると占いってのは実にいんちき臭いんだけど,なぜか「ふーん,そうか」などと納得したり「あなたはこうよ!」といわれて妙に心が落ち着いたりする作用はあるね。まぁ,ちょっとここにはかけない(笑)あんなことやこんなことについても言及されていて,それは思い当たる節があったから,あながち役に立たないというわけでもないみたいで。
そんな小美濃さんに占いをして欲しい方はどうぞ酒屋バーへ。私の知り合いだと言うとワインが3000円で飲み放題です。