心して過ごそう
何人かの友人が,今日8月6日について書いていた。人はすばらしくて,とてもおろかな生き物だ。愛があれば,と思う。優しさや思いやりがあれば,と思う。残された我々にとって,課せられた宿題があることを,心していきようと思う。
今日も途中駅から視覚障害の方が電車に乗ってきて,終点で降りるのにみんな避けてた。どうしてそういうこと,できるのか,わかんなかった。世間話しながら一緒に電車を乗り換えた。夕立と住んでいる町の商店街の話をした。彼女は淡いピンク色のガーゼのシャツを羽織っていて,それが腕に触れるたびにとても懐かしい気持ちになった。
彼女と話をしてて,泣きたくなった。なんでもない,日常の一幕だけれど。彼女と私は二度と会わないかもしれない。だから,今日この人に出会ったことは,とてつもない大きな意味があるのだ。今日という日に,あなたがいて,私がいる。些細なことに感謝する日。