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神楽坂珈琲サロン

 私の場合は日常にものすごく深く根付いている行為なので,コーヒーを淹れているときに,純粋にコーヒーの抽出技術を確認したり,新しい豆の香りを楽しんだり,心の穏やかさを保ったりする。いつも手馴れた作業なのだけれど,心の持ちようや,豆の鮮度や,ちょっとしたお湯の速度などで味が変化する。もちろん自分の体調によっても味覚は変わる。
 昨日は神楽坂珈琲サロンでアイスコーヒーの淹れ方を教えてきたのだけれど,やっぱりほぼ初めてハンドドリップに挑戦する参加者のみなさまは,いつもご自宅でやられているのとは勝手が違うので,使う粉の分量,お湯を入れる細さや速度について意外に細やかな作業の連続なのだと気付いてもらえたかもしれない。
 アイスコーヒーは使う粉の分量に対して抽出量がすごく少ないので,ぎゅっとうまみの詰まった珈琲を上手に出すには少しの手間と,ちょっとのコツが必要。きっと参加された皆様はお家に帰ってヤカンとロトとサーバーとテキストとにらめっこしてるのかも。美味しいコーヒーが淹れられますように。
 

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August 12, 2007 1:21 PMに投稿されたエントリーのページです。

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