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September 1, 2004

ミイラ取りのミイラ

 うーん。音的に怖い。昔兄貴たちにご飯だよとつげに行ってやつらの部屋のジオラマ作りにはまってそのまま参加して,かこちゃんが飛んできて「こら!それじゃあミイラ取りのミイラじゃないの!」って怒ってた。初めて聞いたときのインパクトって言ったらなかった。ちょうどそのころ「アトランティスから来た男実写版」,とか「透明人間実写版」,とかなんて題名だか忘れちゃったけどミイラとドラキュラとフランケンシュタインとなんだかが勢ぞろいして出てくる映画(モノクロ)が目白押しで,そのホーンテッドマンションみたいなのがちょー怖くて,そのおかげでミイラってのはかなり怖いイメージがある。

 大抵そういう映画は日曜日の昼過ぎぐらいにやっていて,午前中に起きて近くの池田の山に遊びに行って芹を摘んだり竹の子掘ったりして散々遊んだ後に,おなかすいたーって帰ってきて,縁側からそのままじーさまの部屋に走りこんだら,午後のけだるいどよーんとした空気の中で電気もつけずにかこちゃんがそういう映画を観てたりして,こわっ,って感じだった。普段あまり家にいない父親がそういうのを見てたりすると,余計怖かったりして・・・。

 近くに同じ年齢層の子供はちらほら住んでいたけれど,地元の小学校に通っていなかったこともあって,あまり遊ぶことがなかった。だからおじいちゃんと散歩したり山に行ったりすることが多くて,竹の子掘りもそんな感じに行っていたわけ。あるとき,竹の子掘ってたら,知らない大人が来ておじいちゃんとなんか話しをしてた。うちのおじいちゃんがあたしの知らない大人と話をしているのはあまり見慣れない光景なので,どきどきしながら離れてみてたら,おじいちゃんが「帰るぞ!」っていう。しかもちと,怒り気味で。怖くなって小走りでおじいちゃんの後ろにくっついて,振り返り振り返り帰った。

 どうやら,われわれは私有林に入って勝手に竹の子を取ってたらしいのね(爆笑)で,持ち主がきて怒ったと。で,その後の顛末が可笑しくて,おじいちゃんはまた何度か山に行ったらしく,ちゃっかりその山の持ち主と仲良くなって,足しげく今度はその持ち主に会いに行ったりしてた。あれ?今日もいない,と思うとその人に会いに行っていることが度々あった。歳をとってからとっても仲良くなる友達が出来るって,ちょっといいなと思う。だけどその人はおじいちゃんよりも先に亡くなってしまって,そのときにやっぱりおじいちゃんは怒っていて,いまでもうっすら覚えているけれど,そういう形でしか表現できなかったんだろうけど,とっても哀しかったんだと思う。

September 2, 2004

ボロクソワーゲン

 銀杏爆弾の話で思い出したんだけど,兄貴や姉貴たちと1回だけ銀杏を拾いに行ったことがある。記憶が定かじゃないけど,あたしと姉貴は学校が休みで,兄貴たちは学校のある日,の早朝だったと思う。なんで銀杏を拾いに行ったかは覚えてないけど,きっとかこちゃんが「楽しいからみんなで拾ってらっしゃい!」みたいに送り出したに違いない。そう考えると家の母親はのせるのが上手くて,なんか提案されると純粋にものせられて,えー楽しそう!ってことになりわくわくしながら行くことになる。

 多分その日もそんなのりだったんじゃないか?兄貴たちの小学校は歩いて15分ぐらいのところにあり,早朝となると誰もいない。ビニール袋と割り箸を持っていざ出陣。出陣と言えども門は開いてないからブロック塀を越えていかなきゃならない。兄貴たちに登らせてもらって,ようやく塀の向こうへ。着地した瞬間からくっさいのなんのって。鼻曲がる。でもすごい並木があるからたちまち袋は一杯になる。とっていいんだか悪いんだか,多少の後ろめたさがあるから,誰かがきそうな気配がするとみんなでどきどきしながら拾っていた。

 まぁかなりの量を拾って,いざ帰ろうかというときに,学校の先生だか守衛さんだか,とにかく誰か分からないけど来たらしい。あたし以外は逃げ足が速いし身長もあるからさっさと走ってにげていき,学校のブロック塀もするすると登って向こうの道路に飛び降りた。みそっかすだったので,逃げはしたけど塀が登れない。状況がわかんないけど逃げなきゃやばい,ってことだけ頭にあるからブロック塀の隙間から見える兄や姉を見て,焦った。どうしよう。

 そのときに,目の前に色あせた車があった。まさか車によじ登って塀に移るなんてことをその直前まで思いつかなかったから,壊れちゃったらどうしよう,見つかったら絶対怒られる!とか思いながら,それでも背に腹は変えられないので,ずっくでボンネットによじ登り,壁に何とかよじ登り,向こうの道路へとび降りた。もう,半べそでしたね。生きた心地もしなかった。大げさな(笑

 やっと落ち着いてきたときに,としくんが,どうやって壁登ったの?ってきくもんで,答えたのが,

「そこに水色のボロクソワーゲンがあったから,それに登って壁登った。」

 そしたら兄貴や姉貴はなぜか大爆笑。怖かったし理由もわかんないから,頭の中?だらけなんだけど,なんで?ってきいたら,ボロクソワーゲンじゃなくてフォルクスワーゲンだったのね。ぜったいボロクソワーゲンだと思ってた。あまりにインパクトが強くて,それからしばらく忘れなかったね。ビートルはいまだにあんまり好きじゃないけど,後々自分がフォルクスワーゲンに乗ることになるとは,そのときは思いもしませんでした。あたりまえか。

 で,銀杏を大量に持って帰ったら,おばあちゃんがそれに触ってかぶれるし,匂いはすごいし,多分かこちゃんは怒られたりしてたはず。かわいそうに。でも楽しかった。かこちゃんの思いつきで面白かったことは他にもある。おじいちゃんが釣りにはまってたから,どうしても真似がしたくてかこちゃんに相談したら「池の鯉を釣ればいい」という。今もあるのかどうかわからないけど,鯉の餌に「スイミー」っていうのがあって,スイミーを荷紐で結んで棒の先にくっつけて釣ることを思いついてくれた。ちょーーーーーー楽しかった。だって釣れちゃったんだもん。鯉が。

 で,珍しくその日早く帰ってきた父親に「聞いて聞いて!!!池の鯉で釣りをしたよ!」って言ったら,優しく笑って話を聞いてくれると期待していたのが,みるみる顔色が青くなる。「げ,やばい」と思ったら「お父さんの大切な鯉で釣りをするなどもってのほか!」だそうな。「で,でもかかったけどちゃんと放しといたよ」とか火に油のフォローを入れてみたりした。かこちゃんはその後とっても怒られたそうで。あはは。

 

実況中継付き

 で親知らず抜いた人ってそうそういないと思う。ついでにいうと,実況中継つきで親指の爪の手術をした人も少ないと思う。幸か不幸か,両方とも実況中継つきだった。ありえない向きに生えてくる親知らずを抜く手術ほど,大変な手術はないらしい。あたしの下あごの親知らずはきれいに前向きに生えてきてて,どうやら抜いたほうがよさそうだった。

 何年か前の4月だか5月だか。そんな季節に,最初は個人の歯医者さんに行ってあごが痛いっていう話を相談したんだったかな。あれ?違うな。児玉ハハがエナメル質の塗装の話を教えてくれて行ってみたら,あごから変な音がするっていわれて,顎関節症かもしれないからと職場の近くのでかい病院を紹介してくれたんだった。帰りに歯医者さんにしか置いてないキシリトールのガムを買って帰った。レア物好き。

 そして紹介されたのが依田先生。依田先生は体もでかくて熊みたいな感じだったと記憶しておりますが,顎を見てもらったら,顎じゃなくて親知らずが問題だと言うことになり,そんなつもりで行ったわけじゃないがさっさと手術の日にちを決められてしまったわけ。

 行ったよ抜いたほうがいいって言うから。行ったら可愛い若いギャル先生がいて,依田先生はおもむろにあたしの親知らずの構造とその手術のやり方をギャル子に説明し始めた。む?と思ってたら,む?って顔をしてたらしくて,その場で依田先生曰く「きみはだいじょうぶだよね?」って言われてなにが大丈夫なんだかよくわかんなかったんだけど,しかもなんで「きみは」だいじょうぶだと思ったんだかよくわかんなかったんだけど,要するに研修医に実況中継つきで手術をし始めた。

 虫歯がないから歯医者にいったのは小さいころの歯磨き講習ぐらい。この歳で歯医者にかかったことがないってのもなんだかなーと思って,「なんかないですか?」ってかかったことはあったけど,そのときは「冷やかしに来ないでください」と言われて追い返された。だからちゃんと治療で歯医者に行くのは初めてで,見る物すべてが目新しい!なんじゃこりゃ。の連続。おーここ押すとみずがぴよー!ちょーたのしー!なんかで見たとおりじゃん!麻酔の注射はその器具が怖い。ちゅーにゅーされていく感じもまた妙な感じ。まぁでもごりごりがりがりやられながら手術は終わった。

 消毒してくださいとか,運動しないでくださいとか,お風呂はどうのこうのとかなんとかいろいろ説明を受けたから,「お酒飲んだらどうなるんですか?」って言ったら「血が出ます」っていうわけ。「なんだ,血が出るだけなの?じゃあのんでもいい?」って聞いたら「多分すごく,痛みますよ」といわれて飲まないことにした。次は抜糸ですね。っていうわけ。それも言われるがままに行ったよ。

 その当日もギャル子はいた。「抜糸はね,」と語りだした依田先生,「麻酔を打つわけ。で,まず最初にここに打てば・・・痛くない」ぐさ。ぎゃーーーーーーいたいっちゅーーーーーーーーねん!!!!!「痛いよ依田先生」って言ったら「あ,ごめん痛かった?」とかのんき。じゃーここだな,と次に打ったところもちょーいたい。ギャル子は依田先生とあたしの掛け合いが可笑しかったみたいで,可愛い顔して笑ってやがった。

 で,抜糸は「ギャル子さんやってみて」って依田先生に言われてギャル子の名前を忘れたけど,ギャル子がやった。不器用で,まーしかたないけど,それで金取るなよ!っておもいました。でもさー普通空けてる口の中で2人分の手作業はできないでしょーが。口の中に入れたままの器具のやり取りを熊とギャル子でするのは勘弁して欲しかった。

 全部終わったあとまた今度来たらギャル子が対応すんの?ってきいたら,そうかもしれません,次は私が抜きますよ!とかのたまっておった。10年早いわ!こら!ぼけ!と思いましたが,可愛い顔して痛いことしないでね,といったら,えへへ,って笑ってた。なんだかおっさん気分だった。

 どうも何をしても大丈夫な患者だと思われることが多い。あるとき蕁麻疹が全身に出て,困ってあたしが「やぶ」と呼んでいる近所の医者に行ったとき,やっぱりそこに若いギャル子がおった。アレルギー検査をするから採血しますっていうわけ。「痛くしないでね」っていったら「わかりません」って笑いながら答えられて,まずは1本目のアンプルに採血。2本目に取り替えるときに,変えのアンプルがころころと机の上を転がって机の下に落ちてしまった。あらら,と思ってたらさしっぱなしの針を彼女は持ったまま!下のアンプルに手を伸ばすわけ。おいおい!ぐりぐり,ぐりぐり。って痛いですが・・・。そしたらはたと目を上げたギャル子と目が合った。彼女はしまった!という顔をして,机の上の他のアンプルが仕舞ってある引き出しに手を伸ばしたわけ。最初から,そうしてくださいよ・・・とほほ。と思いつつ,二人で苦笑い。やっぱり「やぶ」なんだ,という結論に達したのでした。

 

September 3, 2004

ぐーたらのひ

 割とあたしは本の虫。いやー。秋だよね。大嫌いなんだけどさ。実は。冬に向かう感覚ってのはすごくいやだ。冬もいやだけど。空高くめん肥える秋,みたいなのりで,夏に痩せ秋に戻り冬に太る。読書の秋とかいうけど,本は読み始めるといつも止まらなくなり,首が痛くて痛くてもぎたくなる。首もげか!って首もげたらこわいよ!あとは何の秋があるんだっけ??

 中学校のとき,ひぐっちゃんっていう先生がいて,生徒に人気のある先生だった。今はどこで何をしてるんだかしらないが,中学生にむかって授業中に「女は夏痩せなかったら終わってますね」と言い放つおっさんだった。とにかく,足の爪の先から髪の毛の先まで毒舌で出来ているような人だったけど,あのテンポのいい会話はきっと面白かったんだろうと思う。あのとき彼は何歳だったんだろう??

 ドフトエフスキーを読むのがかっこいいと思ってた時がある。罪と罰。わからねー。今もわからない。勢いでカラマーゾフとか買っちゃったけど,さらに分からない。カラマーゾフは人がごちゃごちゃ出てくる人間関係の複雑な作品としかイメージがない。たまたまそんな時期に廊下でひぐっちゃんと会って,「お前今何読んでんだよ」っていうから「罪と罰」っていったら,「へー,ラスコーリニコフのことを一番理解していたのは誰だと思う?」っていうわけ。自分のそのときの答えを忘れたけど,自分の中でちょっと不本意なんだけど思わず答えてしまったような類の答えで,それはまぁひぐっちゃんからすると間違いはなはだしい答えだったわけで,鼻先で笑われた。けっ,てなもんで。うるさいだまれこのくそおやじ。と今なら言うだろうけど,そのときはなんだか恥ずかしかった。おまけに,そのひぐっちゃんの言うところの一番の理解者は誰だったのかを思い出せずにいる。

 昨日は「抱擁」っていうDVD観た。ついでにスティグマータもみたけど。その前の日は「存在の耐えられない軽さ」を観た。存在の,は長い。2時間弱だろうと思って観てたら,3時間弱だった。なげーなーと思いながら観てる映画ってあまりないんだけど,いや長かった。印象に残っているのは,プールの上でチェスをしているおっちゃんたちとこぶた。それ以外は女癖の悪い医者,その相手,妻とまぁ現代社会にありがちな構図だった。というか,うわーこういう男っているよなぁーと思いながら観てた。抱擁は,やっぱり詩人同士の不倫みたいなのがかいてあんだけど,可もなく不可もなく。あの金髪のおねーちゃんは相変わらずきれいだった。キリングミーソフトリーにも出てた人。スティグマータもおもろかった。題材が。

 で,昨日は返却日だったから2時ちょい前に返しに行き,新たになんか借りてこようと思ったけど,ラーメンズのビデオがなかったから探す気力もなくなりとぼとぼと帰ってきた。けど途中でバーゴリラによって焼酎を飲んだりしてしまって,ちょっと反省した。でもお通しが美味しかったのでそれはそれでよしとする。

 

ロマン??

 おー。うお座とおうし座の間から謎の電波測定だって。地球外生物か!モルダーか!スカリーか!わくわくするねぇ。でもビジターとかインティペンデンスディみたいに侵略されるとウェルカムな感じじゃないね。それにしても宇宙規模で考えたら,あたしの生活の営みなんてただの点みたいなもんじゃん。それなのに,おなかが減ったとかお金がないとか腹が出たとか白髪が増えたとか煩悩がとか,悩みが尽きない。そうか,今度からは悩んだときは宇宙規模で悩みを解決!ってそれも怪しい。でも言葉で列挙するとたいした悩みじゃないな・・・。

 いつだか,インターネットニュースを見てたら,地球人代表はオジーオズボーンなんだって。どこでどう投票したのかはわかんないけど,これにはびっくりだ。なにがびっくりって,オジーが代表で,本当にいいのか??だってさ,地球のことをぜんぜん知らない地球外生物がやってきて,代表ですって出てくるのがオジーだぜ?もー宇宙人もびっくりとはまさにこのこと!ぐらいのインパクトがあるにちがいない。でも・・・代表か??

 

 

September 6, 2004

はっさくころりん

 果物のなかで何が一番好きか,と言われたら,梨かな。あーでも,巨峰も好きだな。いちごちゃんも好きだ・・・。って,いちごちゃんて言う名前の芸子さんが浅草辺りにいるらしい。職場の上司がなにやら怪しい名刺をもらって帰ってきて,表には「いちご」裏には「チャームポイント・・・あなたが探してください」って書いてあった・・・。あはは。それはともかく,嫌いな果物となると,はっさくかも。

 あたしが生まれた家にはっさくの木があって,毎年実をつけるんだけど,なにせその家がそもそも坂の上にある家だったから,実がなったら落ちる前に収穫しないとどこぞになくなってしまうわけ。まぁでも,もームンクの叫びなみにすっぱいからあまり好きくなかったし,今でも苦手。ムキになって食べまくって気持ち悪くて噴いたことも・・・笑。

 家に向かう階段の途中にその木があって,その実を採るのはなかなか技が必要。一応手が届きそうなところになるし、実際届くのもいくつかあるけど、たいていは届かない。高所切鋏という代物があって,それで収穫するのが高いところになっているはっさくに対しては有効なんだけど,パチンって切り落とした果実をどうやってキャッチするかが問題。もちろん落ちる先など予測できず,しかも,急斜面に生えているし,落ちる先も狭い道を挟んでさらに崖。敢え無く見逃し,ということもしばしば。

 で,あんまり食べる気もしないから別に収穫せずにほっておいてもいいだろう,ということになってなすがままというか,なるがまま,というか,野放し状態。時々小学校2年のあたしが背伸びして手が届くぐらいのところになっていると,もいで帰って誰かにあげるようなことはあったけど。ところが,じーさまは,はっさくが大好きだったみたいで,実がなると張り切って収穫してた。木にも登らんばかりの勢いで,よくもぎってもって帰ってきて,自分の部屋でもりもり食べていた。「お前も食え」といってもらったりしたけど,いつもくれるキャラメルやチョコレートやおせんべいのほうがいいなと思っていた。ありがたいときなんか、はっさくとキャラメルやチョコレート両方もらって,甘いんだかすっぱいんだか。

 ある時,散歩から帰ってきたじーさまが,顔から血を出して玄関から入ってきた。なんぞ!と思ってびっくりしてかこちゃんを呼びに行った。かこちゃんが飛んできてわけをきくと・・・どうやら手に届くところになっていたはっさくをもぎったら,ころりと腕から落ちたから,それを追っかけて・・・坂の階段から落ちたらしい。悪いが大笑いしてしまった。いとおしいと言うか食い意地が張っているというか・・・。いや大事に至らなくてよかった。はっさくころりんならぬ,じーさまころりん,のお話でありました。

September 7, 2004

旧作好き

 今日は仕事がはねてから、ちと時間があったのでめがねを作りにいった。本当は美容室にいこうと思ったんだけど、電話したら「ごめん!今日は無理!」だそうで。なぜかというと、あたしが仕事が終わってからいくと確実に6時を過ぎていて、それからあたしの髪の毛と格闘するには時間が足りないんだそうで。ま、そんなこともあるさ、次回にしよう。

 ということで、下北へGo。ぶらぶらしているだけで楽しい。格安めがね店が3店舗ぐらい近くに固まっていて、だらだらと見回った挙句に1店舗に決めてデザインを決めて作ることにした。デザインがね、最近はセルロイドめがねが流行りだからね。セルロイドめがねが圧倒的に多いんだけどね、いろいろかけたらやっぱりメタルフレームがいいってことで。4個目のメタルフレームめがねとなるべきものを選んでお願いして次なる散歩へGo。

 まず本屋。本屋ではパスタのレシピ集をゲット。なんのかのとパスタは好きだ。何冊もあって迷って決め手にかける。どれもよさそう。で、ニョッキの作り方が載っているやつにした。ニョッキ好き。ニョッキっていう音も可愛いではないか。チョッキみたい。って二とチが違うだけジャンおい!

 次はアジア雑貨の店へ。アジア雑貨の店は毎回思うけど吸引力が強いね。さすがだ。いつも行く店の向かいが知らない間に断りもなくなんかダイニングバーみたいになっておった。店の前にしゃがみこんで店頭を物色しているあたしの広い背中を後ろのダイニングバーの客たちはさぞかし堪能したことだろう。あーだのこーだの2軒回っているうちに45分経っちゃった。って、45分でめがねができるっちゅーのもすごいけどな。大事にかけずに袋に入れてもらって眼鏡屋を出て、つたやに行き、旧作を漁り、4本また借りて、その後ダイエーにいって買い物をした。

 今回借りたのは、マスクオブゾロ、月の輝く夜に、狂っちゃいないぜ、あとは・・・キャサリンセタジョーンズが出てるやつ。えー。マスクオブゾロ早速観てしまいました。いぇーいアントニオバンデラスいいねー。やっぱり彼の作品は好きですね。どんな駄作でも。で、この作品のいいところは、単純明快であることと、アントニオバンデラスがださかっこいいところと、キャサリンセタジョーンズがお美しいこと。極めつけに、アンソニーホプキンスが猟奇殺人者役じゃないところです。思わずいい役過ぎてショーンコネリーだと最後まで決め付けてみてた。

 まいずれも負けず劣らず旧作ですが、新作は「ばばーん」と新作コーナーにあるからわかりやすいんだけど、「あれ、なんだっけ、あれ、あれが観たいんだよ!」って思っている旧作はつたやの中に一歩はいるとすっかり頭の中から消えちゃって、しちめんどくさいことにタイトルを端から見なきゃいけない羽目になる。あれはトイレに行きたくなったときはかなりの苦痛。というか、それに賛成してくれる人はかなり多いと思うけど、本屋と図書館とビデオやはどうも催す。あれは何なんだ?匂いか??ってビデオやさんからはインクの匂いなぞしませんが・・・。

 

天才パスタ君!

 って,ちょーーーーーーーー自画自賛。昨日はなんだかんだと忙しくてお昼を食べそびれたので,今日は絶対食べるぞ!と思ってさっさとお昼休みに家に帰ってきて,トマト&モツァレラチーズ&バジルのパスタを作った。昨日せっかくパスタ本を買ったのに,そんなもんを見ている暇なぞなく,適当に作ったら,お店屋さんのパスタ並みにうまかった。感激。だけどきっと2度と作れない。はー料理って一期一会だなぁ・・・。いやうまかった。適当に作ってうまい,ってのはまさに,「男の料理」。今までに自分で作ったパスタの中で一番美味しかった。・・・お腹すいてたからかなぁ・・・。

 さてはて自画自賛つながりで。愛しのとらさんの話を。とらさんは,今年92ぐらいになったじーさまなんだけど,自分で使っているワープロが古くなってきて,部品もないから,新しい機械に馴れておきたいからパソコンが欲しいといい始めた。どうやらかこちゃんのところに遊びに来てパソコンを見て欲しくなった,ってのが本音じゃないかと思う。まぁそれはいい。正直あと何年使えるんだかわかんないけど,新しい物にチャレンジする気持ちってのが大切なんじゃないかと。

 で,じーさまのためにパソコンを選んでくれと言う。いいけどさー。どんな風に使うんだい?ちょーハイスペックでも困るだろうし,画面が小さくてもいやだろうし・・・。結構難しいネェ。で,あれこれ探していたら安いのを見つけて,これでいいか?と聞いたのが昨日。それでいいっていうから早速今朝発注かけて宅急便で送ろうとしてたら,かこちゃんからなにやら買うのをじーさまが迷っているらしい怪しいメールが入ってきた。

 安い買い物じゃないからね,決定してからにしようと思っていったん発注は取りやめ。かこちゃんからはじーさまに一度電話してくれとメールが入ってきてたけど,折り悪く忙しい。メールと電話でちぐはぐな会話になったらしい。昼に職場を出たときにとらさんに電話をした。

 パソコンについて話をして,とりあえず置き場のことで家でもめているらしいのでちょっと発注は待つことになり,一通り最近の愚痴を聞き,その後で,「まーお前も早くお嫁さんに行ってくれ」と何の脈絡もない話になった。うんまぁ,と煮え切らない返事をしていたら,「なんだ,その気もないみたいな返事だな」とか今度は説教モードに突入。しないわけじゃないけどさー,まぁそのうちにねぇ,とか言ってたら,とらさんは一言

 「まぁ俺みたいないい男は100人探したってそういるもんじゃないけどな」

・・・お,おう!そう言い切られたら,おう!としか相槌はうてませんて。まぁいい人だけどね(爆笑)いやまったく。92にもなるじーさまの一言だとは思えませんね。しかし元気な隠居だ。その勢いで益々長生きして欲しいもんだ。

 「また電話くれよ,参考のために聞いておくけれど,お前のところは電話番号は何番だい?」

って,じーちゃんこの間あたしの携帯に電話かけてきたじゃん。もちろん電話をかけるのもかけてくるのもやぶさかではありませんが,電話かけてくるときに「おう!俺だ!」といってべらんめぇで電話をかけてくるのだけは,どこの俺様だか分からないから止めて欲しい・・・。

 

September 8, 2004

喉が痛い

 呑みすぎ。喋りすぎ。庫裏で1時近くまでハナちゃんと日本酒を飲んでいた。ところで2人で何を話してたっけ・・・。えーと,松本の話したでしょ,あとは國分さんの話したでしょ,あとは吉池デパートの話をしたでしょ,後は・・・あれれ?7時過ぎから1時近くまでずーーーーっと喋ってたのに,何の話してたんだ?

 あ,あとはゴルフの話をしたな。今履いているのがミシュランのタイヤだから,変えるとしたらどうしようとか。あたしのはDNAを履いていたとか,なんだかそんな話で盛り上がった記憶が・・・。それでも6時間はもたんだろう・・・謎だ・・・。

ハゲの感触

 小学校の途中までと中学校と電車通学だったですよ。小学校は京急に乗ってたんだけど,毎朝毎朝通勤ラッシュで,おっちゃんたちの間に挟まれてつぶれちゃいそうだったので,ドアの脇に逃げるのが日課だった。で,気持ち悪くなって人知れず吐いてたり。寄りかかってたら黄色い帽子が挟まれちゃってて,動けなくなったり。寝過ごして気がついたら終点で,三崎口とかに着いちゃって,かなり漂流教室の気分だったり。

 さて,中学校のときは身延線に乗ってて,えりちゃんと一緒に通っていた。毎朝大抵5時代に家を出て6時代の電車に乗り,部活の朝練に出てたんだけど,冬は寒くて,髪の毛をちゃんと乾かさないで自転車に乗って行くと,ばりばりに凍ったりしてた。

 ある朝電車が遅れて混んでいて,あたしとえりちゃんはドアの握り棒のそばに立っていた。急に電車が揺れた。えりちゃんは,握り棒に捕まろうとして,手がすべり,目の前のおじいさんのつるつるの頭をペチリ。しばらくシーン・・・とした後,「す,すいません!」「いやいやいいよ,大丈夫」「すいませんすいません」という会話が交わされたけれど,あまりの出来事にしばらくあたしは呆然として,その後にこみ上げてくる笑いを堪えるのに必死。

 そして,おじいさんもうちらも降りる駅は同じだったんだけど,もう一度謝るとおじいさんはそのままにこやかに他の電車に乗りかえるようで去っていきました。いい人でよかった。そこでえりちゃんが「手に,おじいさんのハゲ頭の感触が残っているよ・・・」とかいうから,堪えきれずにホームで涙流しながら大爆笑した。

 えりちゃんは今どこで何してるんだろうなぁ・・・。

 

すっぽん

 夢の話。やすことちーちゃんとのりちゃんらしきひとと石崎さんが登場。のりちゃんらしいってのは,のりちゃんにあったことないから「らしい」しか分からないってことみたい。場所は表参道のような歩道。ガラス張りの建物の前の歩道の上で,なぜかあたしと石崎さんが布団を敷いている。どうやらそのガラス張りの建物はやすこの家だか部屋だからしい。絶対ショーウィンドウなんだけど,でもやすこの部屋。ありえないけど,ほら夢だから。

 で,あたしは布団の上にぺたりと座り込んでいる。夢じゃなきゃ出来ない女の子座りなるものをしている。実際は膝が痛くてそれができないんだけど。やすこ登場。いつもみたいにあたしはなんでなんで星人になって,やすこのことを質問攻めにしている。これどう?あれどう?あれってなんなの?そいつはいいのかい?とかそんな調子で。そうすると,やすこは「ジャジャーーン!!!」って感じで後手に隠し持っていたモノを取り出した。なんじゃ?と思ってみると,とりいだしたるは毛の部分が掌ぐらいの大きさの刷毛。

 コスメ&ビューティーフリークのやすこの説明によると,その刷毛は毛の密度が高く,マッサージ効果があるんだそうな。触った感触はほわほわ,というかふわふわ。「こうやってつかうんだよ!」とやすこがあたしのほっぺたをその刷毛でふわふわと触ると,高密度の毛がほっぺに吸い付いて,ほっぺたがむにーってひっぱられて,さらにそれをひっぱると「スッポン」っていう音がして取れる。その吸い付いてスッポン,がマッサージ効果になるらしい。

 で,なぜかそのガラス張りの部屋にはその刷毛を作った会社の人がモニタリングしに来てて,その会社の人の役がのりちゃんらしき人。で,やすこの部屋だと思ってたところは実はちーちゃんがレオタードとかセパレーツとか水着とかを売っているスポーツウェアショップになっていた。そして,なぜか写真撮影のスタジオも隣についてて,セクシーではないなんとも妙なポーズをしたモデルさんとかが数人いたけど,そのモデルさんの髪型が,昔のチェッカーズみたいな髪型で,変な服を着て,変なサングラスをかけてた。

 その辺りで目が覚めたんだけど,起きたときに「すっぽん」っていう音がしばらく耳に残ってた。

焼肉

 いわずと知れた肉好きです。今日は中ちゃんと焼肉、食ってきました。中ちゃんといえば家からドアツードアで15分の間柄。なぜか年上でしかもあたしは一応女だけど、あたしのことを「兄貴」と呼ぶ御仁。無二の焼肉好き友達。

 今日はいつもあたしが練習をしている、といっても焼肉を食う練習ではなくて、ばんどのね、代々木のぎゅうべえという焼肉やにいった。池袋にも支店か本店がありまして、かなりうまいです。ハラミ大好き人間としては、今のご時世ハラミがおいてあるだけで感激だけど、それだけでなくかなりうまい。

 仕事してたら飯どうかと思って、とお誘いいただきましたので、なぜか代々木で待ち合わせ、そしてどことも決めていないのにそこの焼肉やに行きました。中ちゃんとはそこに行くのは2度目でやんす。うまいよねーあそこ。断酒を決め込んでいるなかちゃんをよそに、昨日の反省はどこ吹く風といった感じで、あたしはビールをたらふく飲み、たらふく食べました。デザートまで。白玉のバニラアイスきな粉黒蜜がけ。

 で、食いながらまただらだらと話してんだけど。バンドの話とかね。やっぱり食や酒をともにしたいと思う相手は仲がよい。仲がよくなければ食いたくもなければ飲みたくもない。一種のバロメータだよね。一緒にうまく飯が食えるか、楽しく酒が飲めるか、っていうのはその相手との距離感になる。

 まあ昨日のはなちゃんといい、今日の中ちゃんといい、ありがたい友であります。深謝。とか思いながら、小さいころに「この世から肉がなくなったら生きていけないかも!」って思ったことや、ちょいとでかくなってから両親に「肉好きが高じて大腸癌になっても、あたしに肉を食うなと言わないでくれ」って頼んだことを思い出していました。はーつくづくあたしっておバカですな。もーオースティンパワーズもびっくりだよ。

 で、今日のバンド関係の会話の中に鍵盤を購入しようかと思って悩んでいる話が出ていまして。悩んでおります。安からず。でもほしい。そういえば先週の日曜日に秋葉原と御茶ノ水を鍵盤を探してさまよってたんだけど、秋葉原でさまよっているときに、偶然にも中川家!を見つけてしまった。その前にジャンクフードたこやきを平らげた後だったので、さすがのあたしもいけませんでした。とかいいつつ、たこ焼き食べながら隣のクレープも食えるかもと思っていたくせに(笑)ブラックホールのような食欲であります。かようにして食欲の秋は繰り広げられていくのであります。あな、おそろしか。

 

 

September 9, 2004

Diva

 カサンドラ・ウィルソンというジャズシンガーがいる。髭面のグルーヴァー・ワシントン・Jrと同様ジャケ買いしたのだったか,新宿のルミネの上にまだタワーレコードがあったころに試聴したのだったか,その辺りは忘れてしまったけれど,彼女はグラミー賞とかとってて,ベストオブジャズボーカルなんかにも選ばれている。

 初めてその歌声を耳にしたとき,それこそガツンときた。「なんじゃこりゃー」ってね。まず,彼女の歌声は圧倒的に低い。聞き方によっては実は男声じゃないかと思うぐらいに,低い。びっくりして,その次にアレンジやフレージングやそんなものに惹かれる。

 どうも,ジャズという枠では収まらないのではないかと,いつも思う。彼女のバックグラウンドがそうさせているのかもしれないけれど,彼女がいいなと感じた曲は彼女の手によって表現されて,かなり様相を変える。その,いいと思ったものの消化の仕方が,すごいなと思う。尊敬するディーヴァの1人。

 シンディーローパーの有名なtime after timeという曲があるけれど,実はシンディーが歌ってるときにはあまりいいと思えなかった曲なんだけど,カサンドラウィルソンの編曲でその曲を再発見してしまった。彼女が尊敬するブラックバードことマイルスが晩年に演奏していたからカサンドラも編曲をしたらしいけどね。それが収録されているのがトラヴェリングマイルス。それがブレイクした年はあたしにもいろんな転機が訪れていた時期だったこともあって,なかなか思い入れが深い。あの年のライブには何度か足を運んだ。

 そんな彼女が今週ブルーノートでライブをしている。明日の声はどんな風に響くのだろう。

September 10, 2004

はよねーや、ったく

 はー。DVD3本見終わったらこんな時間だよ。明日も仕事だっちゅーに。一人で焼酎呑みながら見てたらすっかり酔っ払ってしまった。あかんなーこんな生き物では。

 三ノ輪に行く途中日比谷線に乗ってたら、まぁ7時近くの日比谷線なんて混んでないわけないんだけど、上野で後ろから人が飛んできて、それは何とかかわしたものの、その人が肩から提げていたカバンは変な勢いで変な方向から人体とは別に飛んできて、ぼかって唐突に殴られた。あれにはびびった。ちょっと心がささくれ立って、思わず「はげちゃえ」とか呪いをかけてしまいました。ごめんなさい。でも、自分の持ってるカバンぐらい、ちゃんと躾けてほしい。

 三ノ輪に行く途中あとひとつ変な、というか不思議な、というか違和感のある光景に出くわした。小田急の中で前に女子高生みたいなのが5人ほどででんと座っており、その人たち全員がしばらく黙々と少女コミックみたいなのを読んでんの。しかも、匂いかいでるのか?ぐらいに顔を本に近づけて。で、その中の数人が次々に携帯でぴこぴこやりだしてはカバンの中にしまう、という動作をばらばらに繰り返してた。ピコピコ、しまう。ピコピコ、しまう。って感じで。で一通り満足するとまた漫画にふけるわけ。あまりに動作が均一だから、システマティックにすら見えたりして。奇妙だったなー。

 帰り道は特になんもなかったかね。うん。帰ってきてドア閉めて換気のために窓をちょっと開けたとたんに、すごい土砂降りになった音がして、気温が低くなった。おなか出して寝ないようにしなきゃ。腹巻必要だな。

 さてはて。今日見たのはこの間の4本中3本。ホーンティング、月の輝く夜に、狂っちゃいないぜ。まーなんというか、B級万歳。でもねージョンキューザックだっけ?あやつとニコラスケイジが出てると、コンエアーチームって感じ。おまけに狂っちゃいないぜは管制官の話だったから、飛行機つながりってことでなおさら。あ。でも同じ映画に出てたわけじゃないか。いっぺんに彼らがばらばらに出ている作品を観たってだけだな・・・。でもさーアンジェリーナジョリーと元だんなが出てたのね。ちょっと不満足でした。アンジェリーナジョリーの元だんなは、バーバーに出てるのがすごくいいと思う。寡黙でね。

 月の輝く夜に、はまぁストーリーとしてもちょっと可愛い。主人公の女の人がきれいだった。いつかオーストラリアのホテルで見かけたパーティーに来てるおめかしした女の人みたいな感じだった。外国人の女の人はアイホールがばっちりあって、ちょっとずるい。あたしにはそんなものは存在しないし、アイシャドーのしがいのない眼差しであります。ちぇ。ホーンティングはこれは実はキャサリンセタジョーンズが出てるから借りちゃったものです。中身も中途半端なんだけど、キャサリンが美人なのでいいことにする。

 さて、次回は何を観るかね。キング漬けも悪くないな・・・。

猫も鯉も

 いやー寝不足のナチュラルハイな頭で聞くには強烈な猫毛活用法を聞いてしまった。友人の某やすこが,って全然伏せてないけど,飼ってた猫の猫毛の塊を「わーい,いっぱいとれたー」とかいってとーちゃんやにーちゃんの頭においたっていう昔話をしてくれた。あたしだったら頭の上から猫毛が降ってきたりしたらそれこそ,「きーーーーーーー」ってなってみんなヌード猫にしちゃうね。もちろん小さいころで,今はそんなことをするようなお転婆には到底見えない美人だってことは,本人の名誉のために明記しておくけど,某やすこの某父上は薄毛の方だったそうで,「かみのけかみのけー」ってのっけてあげたらしい・・・。すげー活用法。あたしも眉毛がなくなったら使わせていただく(ウソ)

 それにしても,あたしの家の池の鯉もやすこのうちの猫も(正確に言うとやすこの場合は,おっと,某やすこ,の場合は猫毛なのかもしれないけど)お転婆にいいように使われておりますな。さらに言うなら,あたしたちのとーちゃんたちも災難な・・・苦笑。かたや大事にしていた鯉で釣りをされ,かたや猫毛を髪の毛にされ・・・。ま,しかももう時効ですか。

 

えせアグリカルチュアルな人

 にわかに草が部屋の中に増えつつあります。今家にいるのはバジル,ローズマリー,アスパラガス,テーブルヤシ,アイビー。昔から土いじりが好きだったからおそらく今後も増えていくだろうと思ってるけど,育てるのが上手いわけではない。ゆえに「えせアグリカルチュアル」な人。それはあたし。

 昔はね庭とかかこちゃんが借りてた畑の端とかでなすだのピーマンだのトマトだのキューリだの育てて収穫しては楽しんでましたけどね,住宅事情もあって今はまぁそんなわけにはいかないわけで。

 ただ,思うに土に触れるってのは,何かに回帰する感覚なんじゃないかな。あたしはひどい花粉症に毎年悩まされているのだけれど,コンクリートジャングルでは土に花粉が吸着されないから余計花粉が飛散しているんだと。やっぱり土は大切なんだとしみじみ鼻水をたらしながら実感したりする。生物の光合成の仕組みってのを考えていると,われわれは実に,いろんなものに生かされているなぁと感謝してみたりして。今は科学的に調合した食べ物もかなりあるけどさ,本来あるべき姿としてのアグリカルチャーってのはやっぱりすごい。

 どうして水と二酸化炭素と土とお日様の日差しから食べ物ができるんだろうなぁ。謎だ。生かされている,っていう感覚ってのは,やっぱりどこかに持っているべきなんだろう。たとえそれがプランター菜園で「食ってやる!」って思って作ってても,キラキラしている葉っぱを見ちゃったりするともうははぁ,恐れ入谷の鬼子母神って感じ。感激しちゃうもんね。ま,普段こんなことはあまり考えずに「もぐもぐ」ってな調子なんだけど。

 

あほなページが検索に引っかかる弊害について

 よく,ポータルサイトから検索で引っかかってこのあほなページにたどり着いてくださる方々がいらっしゃるんだけど,なんか申し訳ない。たとえば

 ・ジョニーデップ

 ・ファムファタール

 ・着信あり

 ・バナナマン

とかそんな検索でたどり着いていただいた方々もいるみたいなんだけどね,何一つまともなことかいてませんから。御勘弁の程を。実際自分でポータルで検索するとお,と思って開けて見たらこのページだったりして結構なんだよーむかつく!とか思うときもあるし笑。

 ただし,御連絡いただければあほな感想ではなくて,もそっとちゃんとした情報ををお伝えすることも可能ですから,そんなときにはコメントに書き残しとってつかーさい。

September 13, 2004

マイルス

 カサンドラ聞いてきた。金髪のドレッドになってたから,かなりはじけたかんじで。トラベリングマイルスを経て,きっと彼女はマイルスに回帰したんだろうと思う。演奏のスタイルがマイルスみたいになっていた。バックに演奏させてて,いかに自分が入るか。ほとんどアドリブの世界。相変わらずの低くて太い声は健在。お気に入りのブルーノートトーンも懐かしくさえ思えるほど。

 まぁバックのバンドの人たちは女の子のナンパに精を出していて,いつもと同じような光景だなぁと思って,苦笑した。

 

ぐーたらなひ

 週末は大抵ぐーたらな日をすごしていることが多いけれど,ぐーたらな日は記憶に残らないことが多い。さてはて,何したんだっけかなぁ・・・。

 ホームセンターに行きました。

 あれれ?以上終わり?

 違う。バルサンでやられちゃったPCから新しいダイナさんにデータを移したり,ハンバーグこねたりした。アスパラガスも植え替えた。でも,これといって何があるわけでもない土曜日が過ぎていきました。

Swing girls?

 ガール,じゃないですがね。今度ビッグバンドの演奏にあわせてジャズコーラスをやるんだけど,課題が「スウィング」ってことで。いやーこれが悩ましい。日本人て結局は体の中に流れているリズムが盆踊りなので,スウィングとか素でやれないんだよね。はー。

 午後はずっと練習に費やされ,帰ってきてホーンテッドマンションを観て,久しぶりにエディーマーフィーみたなぁとボケーっと考えてました。特に感想なし。良くも悪くもない。なにせディズニー映画ですからね・・・。その後でハルキの短編集を読んでたら知らんうちに寝てた。

 あいかわらずぐーたらですよ。

September 14, 2004

愛について

 アガペーでもエロスでもなんでもいいんだけど。理想ではアガペーで生きていきたいものだ。でもさーエロスとアガペーの境界ってどこにあんだ?そもそもそんな境界付けは意味をなすのか?とか考えていると,境界というものがあるとしたら,そのぼんやりとしたアガペーかエロスか分からないところに大抵の人間はごちゃごちゃと生きているわけで。すべては「愛だろ!愛」ってことになるのか・・・。十束一絡。

 「孤独に打ちのめされそうになったら結婚するか猫を飼え!」というキャッチを最近打ち立てております。既に孤独に打ちのめされてしまった俊君は,「じゃー猫と結婚するかなぁ」とか怪しいことを言っております。「恋をしたらスティービーを聴け!」といったのはつよちゃんだっけ?まぁどちらでも良い。好きなほうを採用していただければ。

 恋ってだけど,あまり響きとして聞かないような気がする。恋と愛の差異は一体・・・おこちゃまのあたしには到底分かりかねるテーゼですな。でも,恋と愛の判断基準みたいなのが一覧になっていたら,かなりウケると思う。胸が痛くなる度合いがいつもよりも強いとか,モノが喉を通らなくなるかとか,新しいドライヤーを買ってしまおうかと思うとか,ぶよぶよのおなかが恨めしいとか,勝負下着なぞこうてしまったとか・・・うーん,考えるにバカらしい。恋はアガペーで愛はエロスか??まさかね。

 

 

 

 

蓼食う虫も

 にんにくに引き続き,たまねぎもちょっと苦手なのじゃないかと最近思う。正確に言うと,にんにくやたまねぎの入っている料理は個人的には大好きでよく食べる。がしかし,にんにくを食べると必ずおなかが壊れる。たまねぎを食べると胃もたれして胸焼けする,ということが多い気がする。体質的に,苦手なのじゃないかというわけ。

 困るねー。春菊としいたけは食べられなくて結構だけど,にんにくとたまねぎ駄目って,哀しいよねぇ。にんにくとたまねぎのないピザなんて,紙粘土を食べているような気分になるに違いない。でも,そいだらヤギの気持ちが分かるかも・・・。

  昔とらさんとメーメー公園に遊びに行ったときのこと。メーメー公園ってぐらいだから,ヤギだの羊だのがいる。ウサギだっている。糞がころころしてるつながりで飼ってるんじゃないかと思うけど,そこで初めてヤギの目が怖いことを知った。セサミストリートのカーミットの目はあれはヤギの目だね。羊はポーみたいにちっこくて可愛いわけではなくて,子供の背の高さぐらいの柵から顔を出している結構でかい生き物で,下をちょこちょこ走るウサギに気を取られていたら,あたしの麦藁帽子を食べていた。今までで一番気に入っていた麦藁帽子だったので,かなりショックだった。なんというか,羊にかかっては帽子もただの食べ物だと思い知った瞬間でしたね。

 今まで持っていた固定観念というか,そういうのが音を立てて崩れるわけ。麦藁帽子=かぶるもの,でしょ普通。だけどむしゃむしゃ,なんだよ。頭の中でありえない!って思っていることも,実はたいした縛りじゃないのかも。そう考えると,地球外生命体,地球人をむしゃむしゃ,なんてコピーもあってしかるべきなのかも・・・。うーん。考えるに怖い。言っとくけど,あたしはきっとぶよぶよしてて不味いと思うよ。

 って誰に言ってんだ・・・。

大人になったと思う瞬間

 最近,犬のウンコを踏まなくなったなぁ,と思ったとき。まぁそもそも,ウンコの絶対数が減ってると思うけどね。後は1人で電車に乗ってどこでもいけるようになってしまったとき。今なんか飛行機だって乗れる。

 さてはて。「偉大なワンドゥードル最後のいっぴき」という本があって,大人になくて子供にあるもの,大人になってしまうこと,について書いてある。作者はジュリーアンドリュースだっけ?サウンドオブミュージックのマリア役をやった人。これはあるとき図書館で見かけて毎週毎週借りようかどうしようか迷って1ヶ月ぐらい考えた末に勢いで借りてしまって後悔してそれでも読み始めたらハマって,以降大好きになって,買おうと思ったら絶版になっていて,ある日中板橋商店街の古本屋で見つけて感激して買った本。

 ところが。初めて読んだときの感動がなくなってた。「こんなはずでは・・・」と思ったけど,読みながら眠ってしまったぐらいだった。そんな瞬間に,大人になってしまったのだ,と思ったりする。初めて読んでから楽しくて楽しくて何度も何度も読み返した記憶があるけど,楽しかった,という漠然とした空気の塊みたいなものだけ存在して,純粋に文章の中の世界に入り込めない自分がいた。この本の中で書かれている子供にあって大人にないものは「想像力」。如実に,それを自らの中に目の当たりにして,なんだかなぁと思ってしまったわけ。子供の想像力で今のハリーポッターとか読んだら,おもろいんだろうなぁ。

 ウンコの話がハリーポッターになったよ。

September 15, 2004

3年目

 3日続けは,3週間続けば,3ヶ月続けば,3年続けば,仕事は続く。というような話を聞いたことがありますが,あたしは大抵3年単位で仕事を変えたくなる。大きな会社に勤めたこともなければ,まともに就職活動もしたことがない。安定した収入を得たこともないし,入社式!に出たこともないし,新入社員でわくわく,ってのもない。3年前はボーナスが出るような仕事に尽きたかった。さらにその3年前は怪しいベンチャー企業を辞めてとにかく口にのりするために派遣で働いた。その3年前は・・・社会人じゃなかったですね。

 さて,今3年経った。正確に言うと,3年と5ヶ月が経過した。悩みどころである。元来ぐーたらなので,ぐーたらに戻りたい。しかも,職場でめんどくさいいざこざがあったりするとなおさら,「みんなはげちゃえ!」状態。だから最近えせアグリカルチュアル度が増している。

 世の中のおじさんたちは,はげていようと,口が臭かろうと,肩にふけが落ちていようと,働き続けているから偉い。長く居座ることと仕事をしていることってのは全然イコールじゃないけど,長く続けられるという根性は本当にすごい。あたしはそういう意味ではおとーさんにはなれない。だってさー,数十年平気で一つの会社にいたりするじゃん。それがいかに使えないおやじであろうと,継続してることが,もうすごい。惑いとかなかったのかなぁ。俺はこのままの状態でいいのか,とか。俺の収入だけで家族を支えていかなきゃならんのか,とほほ,とか。たそがれちゃって,通勤電車に乗ってたら知らないうちにどっかの海辺でビール飲んでた,とかそういうのはないんだろうか。今日は会社いくの止めた!とかさ。和美はこの間会社を辞めたけど,10年も一つのところで働いていて,それを考えるにつけ,すごいなーと思う。並大抵の努力じゃないと思う。

 継続できるひとってのは,いろんな意味で自分の身を守るすべを心得ているなと思う。いろんなタイプの守り方があるんだけど,外の人を攻撃して自分を守るタイプとか,外から傷つけられないように殻を構築するタイプとか。あたしはそのどちらでもないから,守るすべを目の当たりにすると,感激したりショックを受けたり,感心したりろくでもないやつだと思ったり。あーあとは,継続し続けることに関して心に疑問が浮かばないように,自分の考えから身を守る,とかそういう防御方法もありか。それもあたしにはない。辞めたいなーって思うとじわじわシミみたいに広がって,心の中がシミに占領される。ははーもう降参ですって。よし,じゃぁ辞めるな?ええ,もう限りなく速やかに辞めます。みたいな感じで。

 他を攻撃して身を守るタイプの人は,世の中に案外多い,ということに最近気がついた。国家レベルになると戦争とかなんだろうかね。正直あまりそういうタイプのやからはすきくない。あたしは何をしても何を言っても平気だろうと思われることがしばしばで,「結構傷ついてんだけどなぁ」と思ってすごすこともある。そういうのを上手くやり過ごすすべを身に付けたいもんだ。もとい,そういう人間関係から離れて生息していきたいものだ。

 むきー家猫になりたい。でも,家猫には家猫なりの,苦労があるのだろうな・・・。隣の芝は青い。

 

 

 

イェーイ

 なんだか今朝は妙に秋めいていて,寂しくなった。夏はどこへ行った?誰かの歌の曲名みたいな響きだけれど,毎年今ぐらいの時期になると「今年もなんだか夏を満喫しなかった」と思う。すぐに来年の夏が待ち遠しくなる。常夏だとメリハリがないから夏が恋しいとか、もう暑くていやだとか、そんな気持ちも持たないのかもしれない。もしくはひたすら冬を恋焦がれたりするのかもしれない。

 数年前までどうにもこうにもウィンタースポーツが駄目で、冬は友達がいない子みたいになっていた。寒いのも嫌いだし。夏冬に限らず外で遊ぼうとすると大抵天気が悪い。世に言う雨女というやつ。夏だと雨や風だけじゃ足りないらしく、嵐がきたりする。そんな中ダイビングしようとかセーリングしようとか、自分のことながらよくやるわ、と思う。

 冬だと吹雪いて頭に雪が積もっちゃったりして、もー鼻とかもげるんじゃないかってぐらいに冷たい。嵐が来ているときにダイビングっていうのは案外ありで、なぜかというと海面は穏やかじゃなくても海中はいつもよりも穏やかだったりするからなんだけど、あの冬の寒さだけはいただけない。それなのに、えみから電話がかかってきて「今晩からスキーに行くけど?」とか言われると、えー行ってみようかななんて気になっちゃって、行くと泣きを見る。

 やっぱり冬は温泉と鍋ですかね・・・。早く来年の夏にならんかね・・・。

キャシーベイツはすごい

 どうころんでも、キャシーベイツはすごい。っていってもその名前で、彼女だと認識する人はマニアだ。ミザリーに出てきたこわーい女の人役の女優さんがキャシーベイツ。今黙秘を見終わって、やっぱりキャシーベイツはすごい。と思っていたところ。

 どこがどうってわけじゃないけど、あの存在感がとにかくすごい。見目麗しい女優さんではけしてないけれど、ひきつける何かがある。題名は黙秘なんだけどね、別にちっとも黙秘じゃないわけ。みてるとするりするりと話の合間に彼女の告白が入ってるからちいとも黙秘じゃないんだよね。でも、その黙秘という題名と内容の違和感はありこそすれ、内容はなんともまとまっていて、キング作品にしてはミザリー、ショーシャンク、グリーンマイルにならんで、落ち着いて見てられる。って、ミザリーは落ち着いては見てられないけどな。こええから。

 ショーシャンクは、いわずと知れた名作。ホラーでもオカルトでもSFでもないキングの名作。ビールのうまさと屋根の上照り返しが妙にのどを乾かせる作品。シャイニングとショーシャンクを今度2本立てで見てみようかな。いずれにしろ今日は先にやせ行く男を見ればよかった・・・。そういえば、シャイニングはキューブリックの作品だったかね?シャイニングで使わなくなったワンシーンをブレードランナーに使ったってのは有名な話なのか?あの作り物のはりぼてみたいな山並みを船で逃亡していくシーンがそれらしい。あたしにはそんなことよりもブレードランナーといえば強力ワカモトとルトガーハウアーですね。ハリソンフォードが屋台で何を食べているのかが非常に気になる。何が1つでいいんだ??おじさん、教えてくれ。

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September 16, 2004

人はそんなに強くないし、優しくもなれぬ

 周りに結婚する人もいれば離婚する人もいて、さまざまだなと思う。ずっと、一人で生きていくんだと思ってすごしていた時期があって、それはまぁ、なんというか他の人と旨く折り合いがつけられなかったからなんだけど、って、いまでもあまり旨く折り合いはつけられていないけれど、とかく人ってのは難しい。

 今年のテーマは「慈愛に満ちた人になる」という壮大なものだったんだけど、もともと自愛には満ちているけど慈愛なんてのはあまり持ち合わせていない人間なので、テーマに無理がある。誰とでもそこそこ仲良くできるけど、誰とでも一緒にいたいと欲するわけじゃなくて、人間的に考えるとあたしという生き物は実に狭い。

 端から見るとそう見えないみたいで、こいつはこんなことを言っても大丈夫だろうとか、こんなことをしちゃっても許されるだろうとか、勝手気ままにやらかしてくれる人はいっぱいいる。人のことをなるべく傷つけないようにしようとか、なるべく争いを避けようとか思っていたけれど、それはすなわち肝心な自己主張をしない、ということではないのだ、ということをここ数年で学んだ。

 さっき親友からメールが来てて、なんのかのと問題があるようで、人はそんなに強くないし、優しくもなれぬ、それでいいじゃないか、と思った。あたしなんか自分を支えるだけで精一杯。もうちょっと本来の姿でまったり、ゆったり生きていきたいものだ。実際万人には優しくなれはしないので、自分にとってストレスになりうる人間関係からは離れてみたりして。とかやってたら幽体離脱しちゃったりしてね。あはは。

 今年のテーマを早々に変えるべきか?「限られた自分の枠の中で、慈愛に満ちた人になる」ってことで。あたしの愛情は海より深くて、適用範囲が妙に狭い。なんだか圧力高そうだな・・・。

 

September 25, 2004

トーチソング

 トーチソングトリロジーという映画がある。ちょっと昔の映画。主人公は自己紹介をするときに女装のおかま、と必ず言うんだけど、なんというか、あたし以上に深い愛情を持っていて観ていて胸が熱くなった。お勧めの一作。全編を通して一番印象的だったのは主人公がはいてでてくる青いウサギのスリッパ。たまらない。ちょっとしんみりした後にかまされるギャグに、心から笑える。なんてうまいんだ、と思った。

 ここのところ映画三昧だった割に、何観たかあんまり覚えてない。宣言したとおりにキングウィークはやってきたし、その間に村上春樹も読んでたし、岩下志麻子も読んでたし、中島らもも読んだ。ああ、キャシーベイツの話を書いたから、キングウィークの入り口までは書いたのか。痩せ行く男は原作と映画のギャップがどうもね。悪くないけどね。ジネリの役をやっていた俳優さんがかっこよかった。太りすぎには注意しようと思った。

 明日はイノセントを見るぞ!!

眠気を避ける歌

 車を運転していて、眠くなった。やばいなーと思ったから歌を歌うことにした。即興のうんこまんの歌(笑)。もー眠いからあほの極地で、1時間ぐらいずーーーーっと歌い続けていたんだけど、途中でいとこのゆーじくんが生まれたときに彼の兄弟が作ったゆーじくんの歌とか歌ってみてたけど、パンチがなくて眠気には勝てなかったので、うんこまんの歌に戻った。それを隣で聞いていた人は、もちろんあきれていた。一緒に合唱しようとか誘ってみたけど、やっぱり断られた。だから一人でずっと歌っていた。聞いてる側には迷惑な話。

 で、なんとか家にたどり着いてぽちっとテレビをつけたらはねるのとびらをやっていて、あの頭の緑の子が「うんこうーんこ」の歌を歌っていて、最後にうんこまん!と一言発したのを聞いて、かの隣に座っていた御仁は「あなたはこれと同じレベルですね」と冷ややかな笑いをあたしにむけていた。眠かったんだって。

 って、まぁこんなレベルですよどーせ(笑

これ書いたら2度ねする

 久しぶりに書いたから、怒涛の言葉の羅列。

 昨日和美が家に来て、天才パスタ君作のアンチョビぺペロンチーノを作ってあげようと思って、この間の残りのアンチョビを冷蔵庫から出したら腐ってた。仕方がないのでごそごそと戸棚をあさったら、トマト缶とツナ缶があったから、それでパスタを作ることにしたんだけど、いまいちだった。天才パスタ君今日は乗り移ってなかったらしい。天才パスタ君はちょっとシャイなのでお客さんが来ていると姿を隠すみたい。

 今朝は早くに出かける和美に、最近お気に入りで買いためているヨーグルトを差し上げて、ベッドに寝転がりながらパスタ本を読んでいた。来週はパスタウィークにしようかな・・・。ダイエットには食事を抜くよりも3食食べてるほうが効果的、ってこの間誰かが言ってたけど、そうなると3食パスタ??うーん21種類のパスタを作ることになるのか。すげーな。天才パスタ君もびっくりだな。

 って、無意味なことを書き続けるという意味では、今朝は中島らもが降臨しているようだ・・・。彼ほど切れてはないし、らりりでもないけど。

青虫にはまる

 エンダモロジーやってしまった。気持ちいいというかくすぐったい。げらげらわらっていたらくすぐったいのとか、痛いのとかは冷えているからです。とキャシーベイツ似のエステシャンが言っていた。彼女は開口一番「目が大きいですね」とびっくりしたように言っていたけれど、いや、あなたも大きいですって。

 もともとエンダはやる予定じゃなくて、和美がフェイシャルをやるからついていっただけなんだよね。お客さんの相手をしていないエステシャンが「何かきになることありますか?」って聞くから即座に「エンダっていいんすかねぇ?」って聞いたら、あー今ならトライアルを待ち時間にできますよ!だと。うまい!やる!で、やったさ。

 あれは形容しがたい。青虫が葉っぱを食べているのをまじまじ見たことがある人なら、青虫の口の動き、といって納得していただけるに違いない。はまる気持ちはわかる。うーん、青虫にはまるの巻き・・・。って、文字だけ読んだら怖いよなぁ。

 エンダはフルマラソンを6時間やっているようなもんなんだと。終わった後に肩がこって仕方がない。ここのここのところをなんとかしてくれよ!って思ったけど、まぁトライアルですから。でも足先がぽかぽかしてて気持ちいいよまだ。気になる下っ腹はトライアル後には1センチ減っていました。信じるものはなんとやら。面白い体験だった。

September 27, 2004

新作

ラーメンズクラシックとイノセンスを観た。あたしとしては個別の11人が気になっているのでスタンドアローンも借りたかったけど,なかった。

 いつもは眠いときに見ても眠気がぶっとんで,アドレナリンでまくるんだけど,今回のラーメンズ,観ている間に寝てしまった。楽しみにしていたウサギ男の話も寝ちゃったし,ギリジンが出てくるはずだったのに記憶にないし,まー週末から和美が泊まりに来てくれてすっかり二人で楽しく夜更かしをしたせいでしょうな。まさか,作品に魅力に欠けたなどとは思えない。今日もう一度観てみよう。

 イノセンスはすごいみたいと思っていたけど,劇場にいけなかったからレンタル開始を心待ちにしてたわけ。絵というかCGが綺麗だ。これはでかいスクリーンでみたほうがよかったきがする。エンドロールの最後の最後までみてたら,四谷シモンの名前が出てきてたから,なるほどと思った。人形がね,四谷シモンの人形ぽい表情だなぁと思ってみてたので納得。四谷シモンの人形ってどうも動きそうなんだよね。お美しいゆえに怖い。

 イノセンスはもう一つ理由があって観たいなと。主題歌を歌っているのが伊藤君子だということ。実はあたしはものすごく不真面目な孫弟子(と言っていいのだろうか?)で,伊藤君子のステージを聴いたことがないんだけど,ないからゆえに,押井作品のなかでどんな風にあの声が流れるんだろう,と思っていた。作品全体が濃い話なんだけど,負けず劣らず放つ存在感みたいなのがあってすごいなーと素直に感激した。

 

 

雨降り

 雨降りは,嫌いだ。ことさらこの時期の雨降りは嫌いだ。一雨ごとに寒くなる。ここのところずーっと雨降りじゃないか。膝だの腰だのがシクシクと痛む。洗濯物も乾きはしない。今日昼に家に一度帰ったとき,まじでそろそろストーブを出そうかと思っていた。それって早すぎかな・・・。

 雨降りが嫌いな理由がもう一つ。というか挙げればきりがないんだが,あたしは傘が好きで,マニアックにいろんな傘を捜しては大事に使っていた。そのたびに,あたしが所有者になった傘たちは,行方不明になる。傘の骨の数が普通のものの倍ある,とか,女の子の傘でとっても可愛いタータンチェックなんだけど長い,とか,ピーチスキンの傘とか。それだけじゃなくて,日帰りで京都に行って,着くなり土砂降りだったからやむなく買った傘も,買えども買えども行方不明になることに落ち込んで傘を買えずにいたあたしにかこちゃんが買ってくれた傘とか。

 かえせー!!!と叫んだところでどうにもならんだろう。どこかで大事に使ってもらっているなら良い。ちなみにあたしは今はビニ傘愛用者である。ちなみにまっとうな傘を勝手に持っていける心持ってのはどんなものなのか,教えていただきたいよ。まったく。

 

September 28, 2004

I LOVE 美ばば

 同盟だろうと同好会だろうと何でもかまわない。美ばばでありたいと思う、もしくは美ばばでいてほしいあたしのまわりの人々を勝手にいれてある。歳をとってなんでもよくなっちゃうのは、おかしい。やっぱり女であるからには美ばばを目指そう!

 美ばばの条件てなんだ?化粧をちゃんとしてること。じぶんなりのスタイルがあること。女を捨ててないこと。生かしたサングラスが似合うこと。かねぇ??

 何年か前に、恵比寿で飲んでたら隣に派手なおばちゃん二人が入ってきて、語り合いながら飲んでるわけ。派手で結構。きれいにしてるのはすばらしい。なんかさ、それがただの派手じゃなくて普段から気を使ってる感じなんだよね。洋服も髪型も化粧もアクセサリーも。あたしは一緒に飲みに行った人が何を話してたかなんてちっとも耳に入らないほどにその美ばばたちを眺めてた。年取って友達と語り合うとき、こういうのすげーいいな、と思った。たぶんその次の日に和美と職場であって美ばばトーク炸裂だったと思う。

 その日から、あたしは美ばばになろうと思っているわけ。で、あたしと語らう美ばばももちろん必要で。ゆえにあたしの周りの人たちも無理やり美ばばになってもらわないと困る。よろしく頼むよ君たち。

洗濯!洗濯!洗濯!

 なんかここの所ずーっと天気悪かったから,洗濯が出来なくて困っていた。昨日の夜中,というか正確には今日の早朝に天気をチェックしてたらどうやら今日はぎりぎり曇り。朝早く起きて洗濯しようと心に決めて,眠りに就いたわけ。朝起きたよ。なぜか目覚ましよりも早く。で,洗濯1回目。お風呂の残り湯を活用するために買ったポンプ大活躍。ホームセンターってのはそういう心をくすぐるものがあるからとても楽しい。最新の洗濯機にはそんなもの標準装備らしいけどね。まぁ10数万出して新しい洗濯機を買う財力はありませんで,ポンプで十分満足できるわけですよ。小市民たるあたくしは。

 で,干そうと思ったら大量すぎるので干し方も工夫が要ったりして。2回目。また残り湯ポンプ活躍。いやーポンプがないとき1人バケツリレーだったし。床はびちゃびちゃになるし。腰は痛いし。ばばーには大変な作業だったよ。ポンプさま様。2回目はタオルたち。ぱりっと乾けば最高なんだけど!!生乾きだったらどうしよう・・・頼むよ天気。と思いながら万国旗のように干してきた。目隠し要らず。周り見回したらだーれも洗濯物なんか干してなかったけどね。

 そして,ホテルブレッドとチーズと目玉焼きとピンクグレープフルーツジュースと麦茶とカフェオレで朝ごはん。珍しくちゃんと食べた。恐るべし早起き。で,新しく買った和美お勧めのファンデーションと泰子お勧めだけど付けすぎると白塗りになるよと言われた下地を使って化粧をしたりして,まるで日曜日なのでした。うーん,最高。仕事がなければ。

 そもそも昨日の夜は中ちゃんと焼肉食いに行って,スクールオブロックの話とかネットでバンドのメンバーを募集してる人のマナーが悪い話とかマンションを買う話とかいつものようにトーク炸裂で,食いすぎた。で,メッセで話してたら中ちゃんはアイスを帰りに買って食っていて,ずるいと思ったから買いにいったんだけど牛乳を買ったらお金がなくなり,仕方なくとぼとぼ歩いて帰ってきて,その後で珍しく湯船に入ってのんびりしてみたりして,もー休日モード満載だったわけさ。

 ほいで泣く泣く来たら,同僚が子供を連れてきていて,今日のBGMは「デカレンジャー」だ・・・いいけどね別に・・・。

続くデカレンジャーの日

 ほう。ようやくでかい仕事が1個片付いた。よかったよかった。サーバー持ち上げて腰を傷めたかいがあったよ。それにしても,オートリバースなのか?ひたすら「デカッデカッデカッデカッデカレンジャー♪」って続いている。おかげで覚えてしまいそうだ。反復は力なり。ちがう,継続は力なり,か。結構なんかR&Bというかそんなバッキングでかっこいいんだけどねー。デカッデカッデカッデカッデカレンジャー♪だもの。脳裏に焼きつく。きっと午後には鼻歌で歌うに違いない。お。曲が変わった。これは・・・ロックというかエックスジャパン風・・・。うーむ。「デッカ,デッカッレンジャー♪デッカ,デッカッレンジャー♪」って。うーん。すっかりデカレンジャーファンみたいなのりですわよ。ぎゃは。そういえば全然関係ないけど,アニメタルの人たちってどこにいっちゃったんだ??あとで中ちゃんに聞いてみよう・・・。

 勧善懲悪みたいなかんじ?あたしゃー大岡越前とか金さんとか水戸黄門とかの勧善懲悪の方がいいな。さらに言えば鬼平とか梅安とかのがわびさびきいてていいかんじ。ジプシーキングス流れるとなぜか頭の中で桜吹雪だの雪だの舞っている。でもまぁこれらは時代劇なわけで。やっぱり実写というとゴジラ,ガメラ,ウルトラマンかなぁ。円谷プロね。円谷プロだとヒーローだけじゃなくて怪獣もいろんなのがいたよね。なんだっけ,あのおとぼけ怪獣みたいなの・・・ブータンじゃなくて・・・ああ,ブースカ!昔ブースカって呼ばれてる知り合いがいたな。顔と体型が似てるから,だそうな。ひでーの。プースカライターとかプレゼントされていた・・・。あとなんか顔だけ毛が生えてない赤いガチャピンみたいな怪獣もいたなぁ。もー名前が思い出せませんよ。なんかピグミンみたいな名前だった気が・・・。

 ゴジラはハリウッドで変異しちゃってジュラシックパークみたいになってたけど,やっぱり日本人の心にはあの寸胴のずんぐりむっくりの黒いゴジラでしょ。ガメラといえばドーナツ。悪者が子供を攫うのにドーナツ使ってたから。でもさー道におちてるドーナツ食うか普通?あーこんなところにドーナツが!」とかって近寄ってって罠にはまって,それでビヨビヨビヨとか怪しい光線でやられちゃうようなノリなんだけど,そんなに食い物の魅力ってのはすさまじいわけ?あたしが小さいころは幼児誘拐の人が「おじさんといっしょに来たらチョコレート買ってあげるよ」って言って子供に声かけていたらしいんだけど,「あたしは芋羊羹じゃなきゃやだ!」とか「じゃーみたらし団子も付けてくれる?」とかっていう子供はいなかったんだろうか。って単純に今の気分ですけど。いずれにしても子供を攫うなんてのはろくでもない。そのろくでもないのにチョコレートで釣られちゃうってのもふがいない。わが子には強烈に教育せねば。っていないけど。まだ。

 あー。何回目だよこの曲!!!そろそろコーラスできるぜ・・・。イェイ

 

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September 29, 2004

はらへった?

 胃もたれしてるのにおなかがすいてる気がする・・・。ここの所ずっとそんな感じ。
 今日は数日前から腰痛が再発したので病院にGo。ったくばばーですよもう。でもねー、病院で「普通の腰痛とパターンがちょっと違うので、一度婦人科に行くことをお勧めしますけど」って言われた。明日行こうかなぁ。
 今日から和美とさーちゃんはハワイだ!ハワイいったら見てきて!ってお願いしたキーリングが、今朝病院に行く前にヤフーオークションのぞいたら安かったから、まさか落とせると思わないで入札したら、落とせてしまった。本物なのかなぁ・・・。おいおい。
 で、数時間働いて家に帰り、本当は実家に行こうと思ってたんだけど、雨だからやめて、で、雨なんだけど電話したらあいてたから、髪の毛を切りに行った。いつものように荻野さんはちゃらくて、アシスタントの子達もほかにお客さんがいないからあほなことばかり言っていておもろかった。最近ストレートにはまっているのでストレートパーマをかけ、痛みに痛んだ毛先を切ってもらい、終了したのが10時過ぎ。3時間以上だよ。おつかれさまだよ。今度黒く染めようと思ってんだけど、って言ったら荻野さんが「これ以上怖くなってどうすんですか!」とかいいやがった。うっせーやるときゃやるんだ!何を?わかんない(笑
 うーん。昼に食べたラーメンが胃もたれの原因だ・・・。コンビニで済まそうなんて思ったあたしがいけない。やっぱり自分で作らねばいかんのだなぁ。食材かってこよ・・・。
 

October 4, 2004

おや,おや

 なんと。10月になっている。あれもこれもまだやってない!きーーーー!!!
とか思いつつ,攻殻機動隊の続きと,コーエン兄弟のディヴォースショゥを観たりした。
 攻殻は昔語りモードに入っているけど,まぁそれもよし。あたしの勘違いじゃなければトグサはシリーズではまだ生身なはず・・・。でもイノセンスでは一部義体って言ってた気がする・・・。うーん。どうなんだっけ?忘れちった・・・。
 ディヴォースショゥはまぁ,どたばたなんだけど,悪くない。キャサリンセタジョーンズが出ているからよし(笑)。あとはほら,ERの甘いマスクの俳優とか,アンジェリーナジョリーの元だんなとか出てた。離婚してなんぼ,みたいな映画なんだけど,それをどうにかする弁護士がコミカルで面白い。結婚式に出るたびに泣く弁護士とか,おもろかった。 
 昨日はテレビで火山高をやっていて,仕事をしながら時々見てた。韓国映画はほとんど観ないんだけど,面白そうだなと思ってみてみた。うーん。うーん。U20のPK戦にはらはらした後だったから,観てて疲れた・・・。とかいいつつ,少林サッカーがもう一度観たかったりする・・・。
 それにしても今週末は土曜練習,日曜練習って感じで練習ずくめでしたが,歌の世界にもイメトレは大切だなと思った。そして今日も練習だったりする・・・。イメトレ・・・イメクラ・・・イケメン・・・あほや・・・反省。
 

シアトル

 いやーイチローってすごいねー。クールだしねー。記録達成してさらに更新してるからねー。
 シアトルって日本人が結構住んでいるらしい。うちの姉貴も住んでいて,そのムスメもいたりする。最近そのムスメのさくらが小学校に上がった。お弁当を持っていくらしいが,あんなにぐーたらだった姉貴も子供がいるとちがうのぉ。毎朝一緒に作っているらしい。
 さて,さくらはおむすびが好きで,毎日おむすびを学校に持っていっていたら,隣の子だかその辺の子だかよく知らんが「なんだそれ!そんなもん食ってるから東洋人は臭いんだ!」と言われたそうな。そいつはすごい理論だ。確かに食べ物で体臭は変わるのはありなんだろうが「東洋人は臭い!」ってのがすごい発言だと思うわけ。それってさ,絶対家で親が言ってんだぜー。全く。
 で,さくらに臭いと言い放ったがきんちょが持ってくるのはピーナツサンド!らしいので,さくらに「さくもサンドイッチにする?」と姉貴がきいたら「いや」なんだそうな。それでもみんなの前で堂々とお弁当を広げられないさくらは,ほんのぽちっとかじってしまいこんで帰ってくるらしい。
 どうもその辺り意地悪なあたしは,さくらに提案を出した。「ぴーなつさんどなんか食ってるから太るんだよお前は!」と言ってやれと。それを横できいていたかこちゃんが,「そーんなこといって!」って非難ごうごうだったので,その提案は却下された。なので,「じゃーさー,ほら,これはイチローの大好物なんだよ!イチローだってこれを食べて育ったんだよ!」といってやれ。それなら万事解決。でしょ?って言ったら,採択されたらしい。結果は知らないけど。
 ふむ。イチローさま様。がんばれさくら。

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October 5, 2004

Talk to her

 昨日夜更かしをしてたら,けんもちがメッセにいたので話をした。彼女自身いろんな苦労をしているけれど,教員採用試験にうかったそうで,着実に前に進んでいる感じがしてすごくよかった。
 夜はいろんな感情が脳裏を横切るから,なるべくそれに囚われないようにしようと思っているけれど,毎日毎日ささくれ立った気持ちで過ごすのはやりきれない。久しぶりに画面を通して語る友人は,母として,女として,人として頑張っていくのだなと思った。彼女の幸せを願っている。
 
 Love & Peace...

それにしても

 すごい雨だった。昨日の夜から何にも食べてなくて,おなかがすいちゃってお昼を食べに行った。正門横のMistoにいって白BUNを食べた。麺類好きなのでベトナムであろうとタイであろうと中国であろうと韓国であろうと日本であろうとなんでもかまわないんだけど,BUNというのは米の粉でつくったベトナム?の細めん。
 鶏がら出汁のスープでにこんであるんだけど,あっさりしててかなり好み。レモンやハーブをいれたりするわけさ。フォーみたいな感じかね。あー上町にあるサイゴンにフォーを食べたい!去年行ったときはちょっと感じが変わってたな・・・。がたごとやばりに線路沿いなので世田谷線が通るたびに窓ガラスががたがたいう。入り口にベトナム雑貨がちょっと置いてあったりして,なかなか雰囲気の良いお店。そこにアオザイが置いてあって,欲しいって言ったら,ベトナムの女性は華奢だからサイズがないよ!って言われた。がびーん。って当たり前か。
 食べ物だけじゃなくて,東南アジアの雑貨はハートをがっちり摑みますなぁ。日本の古民具に通じるものがある。将来はああいうものに囲まれて暮らしたい。あたしに一部屋デザインさせたらかなりまったりしたいい空間になると思うんだけどなぁ・・・でも最近はアジアンデザインものが多いよね。インテリア雑誌にも。腰痛くなるし膝痛くなるしトイレに行きたくなるから,なるべく本屋で立ち読みはしないようにしてるんだけど,インテリア雑誌はどうも手が伸びる。でもじもじしながら立ち読みするわけ。もじもじよみ。
 ああ。立ち読みといえば,中学校の時電車で1時間かけて通ってた話はしたと思うけど,電車を待つ時間に立ち読みをして時間をつぶしていたわけ。そしたらさーがくらん着た痴漢がいるわけよ!最初痴漢だと思わなかったんだけど,しばしば後を通るもんだからバカでも気づくわけ。 顔をじーーーーーーーっと見てたらそやつは逃げていったのだが・・・学園祭のときにブラス部の葉月先輩がそいつを連れて歩いているのにはまじでびびった。あんた痴漢なんぞせずとも美人の彼女がおるやないかい!!!って感じで・・・。まぁ人の趣味なのでとやかくいいませんが,痴漢はよくないからやめたほうがいい。うん。


 
  

October 6, 2004

昨日の夢

 昨日は寒かった。三ノ輪から帰ってきてぼーっとして,コーヒーを飲んだりして,その後で仕事のメールをチェックしたりして風呂に入るかどうか悩んでいた。その後で,ふと思いついて寝る間際キャリアカウンセラーについて調べていたら,あれ沢山資格あるんだなぁ・・・。どれがいいんだろうか。よくわからなかった。
 その後で雑誌を読みながら眠りに就いたら,ばっちり転職している夢を見た。少なくとも今の状況よりはましな感じがして,夢だと分かっているのに苦笑した。どこかの時点でボタンを掛け違えていて,そのせいで今いる自分の場所がとても窮屈に思える。そんなのは日常にいくらでも転がっているけれど,数年前はもうちょっと同僚や上司のことをリスペクトしていた気がする。まぁそのころはただのバイトだったから立場が違うか・・・。
 昨日こだまハハと話していて,相手に恋するのは3年あと結婚生活が続くのは馴れや妥協や,まぁこいつが傍にいてもいいかなという折り合いがつくかどうかだってことになった。なにやら仕事も3年で・・・ってことは,結婚生活も3年で・・・うーむ。

October 7, 2004

縦揺れ?縦ノリ?

 相変わらず朝からあほです。
 昨日は実家に帰って夜中かこちゃんとご飯を食べながらのりのりで話をしていたら,いきなりかこちゃんが「はっ!地震!縦揺れ!」と言ってベランダまですすすと移動して窓を開け放ったり,玄関まで移動してドアを開けたりしていた。
 普段だったらゴキブリが入るので「ぎゃーやめてーーーーー!!!!」状態なのですが,かこちゃんの有無を言わさぬ行動力に,ぐうの音も出ませんでしたよ。窓を開けてしばらくしたら沢山の烏が鳴いていて,ちょっと世紀末っぽい雰囲気を醸し出していた。
 でかかったですねぇ。震度4だか5だかでしょ?いきなりの縦揺れは気がつかなかったけど,その縦揺れを感知したかこちゃんセンサーはすごいと思った。でもあたしは縦揺れ!って言われた瞬間に,「へ?縦ノリ?パンクか??」と実は思っていて,そういえばジュンスカイウォーカーとかいたなぁーなんて思い出していた。
 正直最近は地震なんだか眩暈なんだか定かじゃない。いつもゆれているような気もするし,そうでないような気もするし。でも昨日ぐらい大きい揺れだと,その差がちゃんとわかって恐怖心も後からわいてきたりした。
 で,和美とさーちゃんは水戸にいるので,大丈夫かメールをしたら今朝返事が返ってきて,非常用バックをつくろうかなと思ったと言っていた。小学校低学年のころ通っていた学校ではいつもカンパンとか水とか配られてたんだけどそれを思い出した。やっぱり備えあればなんとやらかねぇ。
 小学校のときは無邪気に遠足気分でリュックにそういうのを詰めてたけど,どっかーんてでかいのがきたらやっぱりそういうの準備しといたほうがいいよねぇ。みんなはしてるんだろうか・・・なんか今つめ始めたらあれもこれもになりそう・・・つめておくべき基準みたいなのはあるんだろうか・・・っつーかいまさら心配になってどうする!って感じだけど。「パンク少女非常時の供えについて語る!の巻」でした。って少女じゃないじゃん・・・

LOHAS 改めAHOS

 とか書くとLOHASな方々に怒られそうだ・・・。昨日だか一昨日だかに電車に乗っていて,あたしの好きなSPAの中吊りのとなりにソトコトの中吊りがあって,「坂本龍一」「最新のLOHASミュージックなんちゃら」「断食」「語る」っていう文字がようやく見て取れた。だもんで,「ふーん,教授が断食しながら最新のLOHAS音楽について語るのか!」と勝手に解釈。多分違うごめんなさい。
 わが尊敬すべき友のセイゲンもLOHASブームに一役買ってる感があり,というかもともと日本のLOHASブームよりも先にセイゲンの音楽があった気がするけどまぁYOGAな人々もLOHASな方々も病院の待合室音楽的にもお気に召すと思うので聞いてみて欲しい。
 でもさーなんでYOGAなんだ?昔からヨガなんてあったじゃん!かつてありきヨガと今あるYOGAはどう違うんだ・・・コンセプトか?スタイルか?「NYセレブたちはヴィトンのYOGAマットを小脇に街を闊歩」なんて,たかがヨガマットをヴィトンが作るとセレブもお気に入りとか,インド発祥のヨガがNYに渡るととてもファッショナブルなライフスタイルになるとか,なんていうかさーうまいね。まいるよ。
 最近は,って今に始まったことではないけど,こうしてあほな文章を書いているのが「むりなくらしく健康に?生活」って感を助長しているからAHOSって感じでしばらく行こうと思ってみたり。いぇーい。

October 8, 2004

ねぼけながらぼんやり考える

 昨日三ノ輪から帰ってきて,つかれたなーご飯食べるのめんどくさいなーどうしようかなー,お風呂入ろうかなぁー,でもねむいなーなんてとりとめもないループをぐるぐるしてたときに,ロビンが死んだ,と友達から連絡があった。
 ロビン?誰だっけ・・・。あった記憶があるんだけど,どうしても顔が思い出せない。アンディーの友達だったのは覚えてる。友達からの報告によると,アルプスに登っていて,崖から落ちて即死だったんだそうな。ちょっとそういう最期は想像がつかない。否,人は自分の死を体験することは出来ないから,どんな最期であれ自分とはどこかかけ離れていて,唯一毎晩繰り返す眠りで疑似体験するのかもしれない。
 ねぼけていたのもあって,アルプスに登って1人崖から落ちる姿をリアルに想像することもなくて,きっとそれは自分にとってあまり近しい友人ではなかったからだろうと,自分の現金さにちょっと辟易したりしていた。
 まぁロビンのせいではないし,それを伝えてきた友達のせいでもないんだけど,なんだかとても疲れが増してきて,顔を洗って早々にベッドに潜り込んだ。明日は雨になるらしい。こんな夜は隣に誰かが寝ていたら,もう少し気分が違ったんじゃないかなんて考えが一瞬頭をよぎったけれど,それも束の間で,次の瞬間には眠りに落ちていた。

October 9, 2004

雨とカエル

 台風の中ホームセンターに行った。どうしても買いたいものが3点ほどあったから。
 ・トイレタンク用の錘
 ・キッチンシャワー
 ・ワンタッチストップシャワーヘッド
2つ回って上二つはゲット。あるところにはあるなぁ。ネットで検索したのより安かった。よかった。最後のシャワーヘッドがなかなか良いものが見つからず,最後に食材を買いに行ったダイエーでネットで売ってた物と同じものを発見。たっけーーーーーーー!!!でも,機能を考えたら,えーこれはネットで買った方が安い,ということになり,帰宅後に早速ネットでお買い上げ。これで節約生活第一歩なのだ。
 ついでに電球型蛍光灯を買おうと思ったら,何種類もあり,それぞれに値段が違って,しかも電気量節約&寿命何倍みたいな比較がそれぞれについてるもんだから,ない脳みそで一生懸命計算した。まじで,湯気出てたんじゃないかと思うよ。
 で,ぐるぐるといろんなところを回っていたら,抱き枕を発見。それがさー,やばいことにカエルなのさ。黄緑のとピンクのがいて,もちろん黄緑のカエルくんを山の中から掘り出し,一番美人さんをゲット。って節約生活とかいってて,何無駄遣いしてんだよ・・・。がしかし,手触りといいなんといい,ちょーかわいい。空き巣に入られて持ってかれないように気をつけよう。
 
 持ってかないか・・・

 

 

October 12, 2004

Sax a go gO!

 昨日は1曲コーラスをやってきた。ビッグバンドと一緒にジャズコーラスをやるのは趣向的におもしろい。結構難しいけどね。はじめのリズム出しとか,最後のキューとかタイミングがどうもはかれなくて,苦労した。まーでも,コーラスやると音ちゃんと聞くようになるからね,よい経験になった。
 まさかくると思っていなかったまーちゃんが聞きに来たのはちょっと嬉しかった。かこちゃんは比較的柔らかい音楽も聴く人だから誘ってはいたけど,歌い終わってロビーでぼけーっとしてたら,二人で現れたからびっくりした。でも「音が大きくて疲れたからかえる」ってのには笑えた。まー確かにね。そりゃ一理ある。帰ったぐらいにメールが来てて,また声かけてくれ,だそうな。散々ジャズはどうのと文句言われてきたので,まーちゃんも老けたなぁなんて思いながら目頭が熱くなった。
 

October 13, 2004

歌は難しい

 っていまさら何をいってるか。今日も歌の練習があったんだけど,年末横浜辺りで路上ライブをやるかもしれないという話が出てた。イノセンスのテーマソングを歌っているのが伊藤君子だというのは以前話をしたけれど,練習していたのがSo many starsという曲で,彼女の歌っているCDを聞いたりした。人は歌を聴いたときに,どこに感動を覚えるんだろうなぁ。あたしゃー結構本能で聞いてるほうなので,このスキルがすごいとか解釈がとかそういうのはちいともわかりまへん。
 練習してるときにあまりに腹がすきすぎて,星がちらちら見えた。練習終わって家にへろへろと直帰して,仕事をちょっと片付けて,一息ついたら妙に眠くなってきた。「眠気vs食い気」状態。うーんなんだか「フレディーvsジェイソン」みたいな感じ・・・。
 でもさー,歌の練習に行く前にラメンテのCプラなるものをゲットしてしまったので,ぜひともイオン様を使ってみたい!!!ということで,フレディーもジェイソンもぶっとんで,イオン様。使ってみたんだよね。よい気はする。毛穴がしまる感じがしたけど・・・やすこ大先生に聞くとヴィタミンシーは乾燥するから気をつけてだって(ってやった後に聞いた,あはは)って,もしかして乾燥しただけか??うーむ,わからじ。まぁでも「気は心」なので「毛穴がしまった」ということで。えーとね,正直Cプラ様のおかげかイオン様のおかげか・・・わかんなかった!どうやったらその効果を知りうるか・・・やっぱり顔半分は塗って半分はイオン様,かなぁ。ううーむ。
 
 
 

October 14, 2004

池上君

 うーむ。著者池上嘉彦だったと思うんだけど『記号論への招待』って本昨日読んでて,記号論ならぬ布団の国への招待になってしまった。以前は結構おもろい本だと思ってたんだけどなぁ。論説脳が枯渇している気がする。小説脳エッセイ脳は結構活発。だから一応活字脳は生きているのかも。
 活字脳と音楽脳とビジュアル脳あたりが代わりばんこに活性化するんだけど,最近電源をすべからく抜いているせいで,音楽脳とビジュアルの中の映画脳がお休み中。活字は・・・必要に迫られて動いている感じ。ってことは,脳の活動全体がかなり低下している・・・ってことか。ううむ。
 
 
 

October 15, 2004

パラパパラパパ~♪

 このあほなノリで「ドラえもん」だと分かったあなたはすごい。
 今日は職場の人の都合でちと遠い職場に行かねばならなかった。いろいろ思うところがあるんだけど,基本的には慈愛に満ちた人になりたいので,人に優しくなれない自分に自己嫌悪を感じつつ,かなりいやな気分で出社。まじで,「ドラえもーん,ジャイアンがいじめるよぅ」の世界だよ。ジャイアンも,スネオも言いえて妙なキャラですなぁ。
 そんなダウナーな気分で仕事をしていたが,思いのほか早く上がれたのでらっきー。かねてから探しまくって現物を確認してからゲットしようと思っていた「母子手帳ケース」なるものを見に,新宿伊勢丹に行った。
 ところがですなぁ。あたしは人ごみがすっげーーーーーーーーーーーー苦手なので,デパートとか必要最小限にしか行かないわけ。新宿の伊勢丹なんて,10年以上前に行ったことがあるかもしれない?みたいな勢いで,もー初めてのお使いの気分だった。行く前にそよに住所を聞いて,久しぶりに電話で話をしたのでちょっと嬉しくなって,ただでさえ大変な身重のそよに愚痴ったり!してしまった。ごめーん。
 こだまハハに行きかたを教えてもらって案外簡単にたどり着けたんだけど,エレベータ降りたらすげーーーーーーーー人なの。なんだよこれ,って思ったら展示場だっけ?なんか催し物をやってるやつ。ああ,催事場ですな。あれの真っ只中にドアが開いているわけ。しかもね,その催事が「トリンプ秋の大バーゲン!!!」とかいうキャッチだったかな?仕事を終えたOLさんなんだか,よくわかんないんだけど,下着の山に手を突っ込んで目を血走らせている光景に,かなりたじたじでした。ひえーーーー,こえーーーー。バーゲンとか絶対無理です。立食パーティーも無理です。とにかく人の山に突っ込んでいって何かを得なければならぬという状況がかなり不得意です。
 不本意にもバーゲン会場に送り出されてしまい,しかもブラジャー(山)だのパンツ(山)だのオフホワイトだのピンクだのベージュだの,くらくらした。ほうほうのてい(漢字が分からない)でようやくそこから抜け出して,こっちがバーゲンに参加したみたいな髪の振り乱しようで,ふぅ,と一息つくと,目の前に広がるそこはベイビーとマタニティーのフロア。
 そうだよ,ここに来ようと思ったんだよ。と本来の用を思い出して,まずはラルフィング。次にアニエスィング。そして,うろうろうろうろ。というかふらふらふらふら。結局最初から決まったようなもんだったラルフに決定。ん?なんかラルフとか書くとラルクみたいだ。ラルフ,ラルク,ミルク・・・あほや・・・。まぁ所要時間30分うち5分はバーゲン会場の脱出に費やされ,うち10分はふらふらし,うち15分は会計と包装と送り状記入みたいな事柄に費やされた。
 気に入ってくれるといいのだが。今日の教訓は,ジャイアンとバーゲンには気をつけよう,に決定。

October 16, 2004

シェイクイットあれぇ?

 本日はバンドの練習の日です。朝までうだうだしてたせいで,とてつもなく眠くなり,午前中から寝ていた。当たり前か。そしたら,夢を見て,目が醒めたときはすごいほのぼのとした気分になったので,出演者の皆様に寝ぼけながらメールを打って,もう一回寝た。
 そして,練習の2時間前に布団の国から出国し,練習のために最終チェック。そして練習に出かけたわけなのだけれど,駅で電車を待っていたら,職場のスイス人に会って,一駅だけおしゃべりをした。
 そして練習に行ったら,ニューフェイスが来てた。いろいろ良いものにしたいと思って,あれこれとコーラスの人に要求を出してみたりして。こええと思われなければいいのだが・・・。ライアンベンソンのシェイクイットアウェイという曲がいい曲なんだけどクセモノで,もー人の音なんか聴ける余裕なぞありまへん。モニターと耳とあたし,の独自ワールドで練習してた。って,前回もそんな感じだったんじゃなかったかなぁ・・・進歩のないやつだ。反省。でもあの曲がばっちり決まるとかなりいけていると思うのだが??どうかねぇ。
 その後飲みに行った。ニューフェイスはあたしよりも随分年下でしかも女であった。かといって,どうといったことでもない。
 なんだか熱っぽい,気がする。そして眠い。あれ,さっきまで寝てたのにな・・・。早く布団の国に帰りたい。そして明日は久々のヨットなのであった・・・かなり気が重いっす。

October 17, 2004

ヨットと六本木

 体験セーリングなので,ちゃらい。でもめんどくさい。めんどくさーーーい。しかも熱っぽい。始めた当時の情熱がないですね,まぁ原因はなんとなく分かっておりますが。
 朝8時に出発して9時ごろには葉山についており,そっから支度をして2本出た。とても,良い天気でした。風も波もまぁまぁで。さぼってるわりには案外覚えていた。お昼はマリーナの上の中華料理を食べた。美味しかった。が,気を遣いすぎて疲れました。
 夕方3時30頃には一度家に帰り,シャワーを浴びて身支度をして,サテンドールに行った。すげー人。六本木もサテンドールも。疲れた2。でも,いろんな人のいろんな曲が聞けて,参考になった。やはり,音楽は素晴らしいなと。
 

October 18, 2004

回り道

 あたしがジャズを始めた理由は,ある明け方に出会ってしまった,からなんだけど,いまだにあの音を聴いた時に感じた感動を超える感動には出会えていない。自分で表現すらできていない。回り道をしているようで,いつも苛立ちを感じている気がする。
 と,ふと,この気持ちは,以前感じたことがある,と思った。デジャヴ。
 大学を決めるときに,急に専攻を変えた。いざ大学がスタートしてみると,今まであたしが操ってきた言葉とは違う言語で話してる人々が沢山いて,理解不能だった。 その年の夏に,吉田夫人に会った。吉田夫人はかこちゃんの友達で,なんというか,筆舌に尽くしがたい魅力を持った人なんだけど,その人に道でたまたま会った。
 「大学はどう?」
 「んーなんか表現したいことから遠いところにいる」
 「それはどうして?」
 「今やってることが全然意味がない気がする」
そしたら彼女は,
 「意味がないことをやっている気がしても,回り道をしている間に得るものは多くて,しかも意味がないと思っていても着実にあなたの表現したいことに気づかないうちに近づいていることもある」
と,言った。その言葉のおかげで,あたしはとうとう7年間もだらだらと学問を続けた。悪くなかった。ただ,切り口がどうも見当たらなかったけれど,わずかだけど,表現したかったことに近づいた気もしないわけでもなかった。

 じたばたしている。きっと,状況は違えども,あのときのような焦燥感に似ている。吉田夫人とはその後1度特殊な環境下で会った。おそらく,彼女はもうあたしを覚えてはいないし,あたしの言葉は彼女の耳には届かないだろう。そんなことに思いをはせると,非常に胸が苦しくなるが,今でも,あの音はあたしの中にある。あたしが表現できたと思える瞬間を,彼女に伝えることが出来れば良いのだが・・・。

October 19, 2004

何気ない日常

 風邪気味で調子が悪かったので,黒霧島を飲んで寝てしまおうと思った。でもちょっと飲んだら非常に気分が悪くなってきて,世も末だと思った。で,気持ち悪いなぁと思いながら8時前に布団にもぐりこんだ。しばらくカエルの抱き枕の位置が悪いなぁとかぼんやり考えている間に寝ていた。
 途中で何通かメールが来て,ぼんやりとそれを見てまた眠った。11時ごろにまたメールが来てそのとき起きたら,熱が上がっている気配がした。うーむ。冴えない。寝ぼけながら返事を打った気がしたけど,寒気がひどくて布団に頭までもぐりこんだ。
 さて,なにやら隣近所で「がらがら」という音がした。正確にはその音で目が醒めたのだと思う。雨戸のシャッターを閉めたのか窓を閉めたのか。そんなような音で,はっと目が醒めた。携帯を探したらいつもの場所になくて,手探りで枕元を探したら,クッションとクッションの間に落ちていた。さっきのメールの返事は打ちかけだった。時間を見ると3時少し前。悪寒は数時間前よりも軽くなっている。ありがたい。どうやら隣で恋人たちが口論をしているらしい。
 明け方の3時に口論か。ホットだというかクールだというか。言ってることは何一つ聞き取れないのだが,音の調子でどうやら口論だということが分かる。眠りに就いたときは体調も悪く気分的にもいろいろ考え事をしていたせいであまり上々だとは言えなかったんだけど,そのお隣の口論をぼんやり聞いていたら自分の考えていることがどうも瑣末なことのように思えて,ばかばかしくなってきた。みんなあれこれと考えて頑張って生きているのだなぁと,感心したりして,また眠った。
 

October 20, 2004

胃が重いぃ

 久しぶりに友人とメキシカン食べてきた。エンチェラーダうまいなぁ。やっぱりソフトタコスが好きですね。ドスエキスラガーを飲んだけど,やっぱりテカテにすればよかったかなぁ。ついでにピニャコラーダも飲んだ。
 かれこれ5年以上前にピニャコラーダが好きで,よくうちで作ってヘロヘロ酔っ払ってたことがある。あんなにバカみたいに飲まなくなったけど,本場のピニャコラーダを飲んでみたいもんだ。
 メキシコ料理ってなにがこんなに食欲をそそるんだろうなぁ。サルサソースだけで大満足。瓶詰めにして持って帰りたい!たかが豆の煮込んだものだとしても,それも美味い!
 うーん。天才メキシカン君になりたい。安直。えへへ。
 で,もりもり食べたせいか,今朝起きたら胃が重い・・・。

生乾き臭

 さてはて,午前中にかこちゃんたちは福岡に行くはずだったんだけど・・・無事にたどりつけてんのか??まーちゃんに携帯メールを打ってみたけどノーレスポンス。どうなっちゃってんだろね。どきどき。今日の夕方から夜にかけては関東にも上陸??なんて言ってるし。また溜池山王水没かね・・・
 なーんて思っていたら夜の20時過ぎに電話が繋がった。朝一の飛行機で飛び立ったけど京都上空で羽田に引き返したんだって。で,空港で待つこと小一時間,結局16時過ぎにもう一度飛行機に乗って夜に着いたらしい。お疲れ様。でも思いのほかかこちゃんもまーちゃんも元気だった。まーちゃんは1人で遊園地に載りに行くほどの無類のジェットコースター好きなので,どうやら悪天候の中で揺れる飛行機も堪能した気配。かこちゃんは気持ち悪くなっちゃったってさ。かわいちょ。
 そういえば,富士山で地震が観測されたとかいうニュースをウェブで見た気がするけど,アレは夢でみたのかな??このあいだそよに電話をしたときに「この間そよと電話で話しをした気がするんだけど,アレは夢かな?」といったら「うん,それは絶対夢だね」と言われた。どうも夢と現の境がないなぁ。
 まぁそれは置いといて。天気が悪いと洗濯が難しい。メキシカンを一緒に食べた友人は洗濯に悩まされているとのこと。世の中で何が嫌いって,あの洗濯物の生乾き臭ほどいやなものはない。友人は手間なしブライトなどの存在を知らんかったようで,そりゃー洗剤だけだと限界はあるだろう??
 生乾きの臭いってのは,ただ単に乾かないってだけじゃなくてさ,水カビの臭いだったりするわけかい?あとはタンパク質の変質した臭い。って書いてるだけでむかむかするなぁ。あの臭いが染み付いちゃうともう落とすのは大変で,ブライト艦長がいかに活躍してもホワイトベースもメタメタ・・・って話が違う・・・。
 まぁとにかく,生乾き臭がするようになった衣類ってのは,急な雨や梅雨時にも薫る。完璧ぺきに乾いていればなんとか臭いはごまかせるけどね。湿気大敵。で,以前すごい気に入ってたジーンズが雨がちで悲惨なことになった。でも臭いからといって捨てるわけにも行かず・・・苦肉の策として大鍋で煮ました。ええもちろん,発案者はかこちゃん。でもねーやっぱり煮沸消毒ってのは威力があるね。ぴっちりとその後臭いがなくなりました。メキシコ料理の友にも煮沸消毒オススメしちゃったもんね。
 って,明日は晴れるんだろうか・・・。
 
 
 

October 21, 2004

筋トレマニア

 そろそろ○年前になるかなぁ。筋トレマニアで,大学の片隅で寂れているトレーニングルームに毎日毎日通っていたことがある。まー,うちは女子大だったのでトレーニングルームよりパウダールームって感じの子のほうが多かった。見回すと女しかいないってのもうーん圧巻!だったけどね。道端で立ち止まっておしゃべりしているというのも女子大ならではの光景だったのかなぁ。ま,それはおいといて。
 寂れている割には結構いい機械がそろっていた。ちょうどそのころバスケを腰痛で止めて,弱い椎間板を筋肉武装しようとたくらんでいた時期だったと思う。どういうトレーニングをするとどういう筋肉が鍛えられてどんな体型になる,とかそんなことまで本読んだりしてね。
 お決まりのサーキットトレーニングからランニング,スイミングと範囲が広がっていくわけなんだけど,あの時はきっと脳内なんちゃらが出てたに違いない。やるのが楽しかったしこのまんまボディービルでもやんのか?みたいな勢いで筋肉がついてって,もー見事な逆三になったわけ。でもさーふと周りを見回すと,肩周りに筋肉ついてる女の子なんてまずいないわけ。で,いつの間にやら止めちゃったけど・・・。しばらくはちょいと動くとがんがん筋肉がついて困った。ウエストもサイズダウンしたけど,セクシーなくびれというのとはちょっと違ったし・・・。
 さてはて。最近体に肉がつきまくって嘆かわしいので,筋トレすることにした。まーあれこれ手をつけても仕方がないので家でやることにしたわけ。だけど見事にふわふわと付着した脂肪をまず落とさないことには,これが全部筋肉になられてもただの巨大なマッチョになりかねないので,そうなると逆に嘆かわしいから,まず脂肪を落とすことを考えた。昔から基礎代謝が泣けてくるほど低いので,代謝を上げるにはどうしたもんかなぁと。
 でかい筋肉を動かせば確かエネルギー消費が高かったはずなので,エレベータを使わないで階段を使うことにした。そしたらさー,まじで,きつい。あーこのだらけた体をどうにかしてくれ。って,他力本願(笑)一応1週間以上は続いているけれど,なんで階段登るぐらいで息が切れちゃうんだろうか・・・。というかさーこんなにきつくなくて脂肪がどこかにいってくれるとかいうありがたいエクササイズはないんだろうか??
 まーでも,毎日毎日酒飲んだくれてカロリーの高いものを摂取しているつけ,ですなぁ。脳みそまで脂肪化してるんじゃないだろうか・・・って,脳みそって何で出来てるんだ??教えて偉い人。

 

October 22, 2004

まだ胃が痛いじゃね

 昨日の晩に三ノ輪から帰ってきて,いつものように筋トレマニア。黒霧島をその後で飲んでたら,まーた気分が悪くなってきた。きっとこれは歳のせいかすきっ腹に飲んでいるせいだ。うーん,きもちわるいよぅ,と思いながら布団に潜り込んだ。なにやらろくでもない生活形態だ。昨日は語学の勉強をリスタートするぞと心に誓っていたのに・・・。
 スペイン語はなせるようになりたいですね。スペインで暮らしたいですね。念じていれば願いは叶うというのがあたしの信条ですが,念じているだけでアクションを起こさなければ何にもなりまへんがな。
 カルメンと話をしてたらimportantという単語を見た瞬間にスペイン語で「トゥエレスインポルタンテ」とカルメンが言ったので,あーそいつは「あなたは大切」って意味だね,といったら「すごいぢゃーん」と言われて気が抜けた(笑)そのわりにカルメンの兄弟のアントンのことをアントニオだと知らずに,アントンが本名だと思ってたよ!と言ったらありえないよ!と爆笑された。アントン・バンデラス・・・うーんなんか変。
 やっぱり,ある程度の勉強は必要なんだよね。英語が出来る人ってどんな風に勉強してんやろねぇ?英語って難しいよなぁ。見たとおり読めないもんねぇ・・・その点ドイツ語は読めはするよね。意味わかんないけど。
 姪のさくらはシアトルで暮らしているけれど,日本に来て話をするとき,完璧ぺきな日本語を話すわけさ。で,うちの姉貴が「さくはシアトルじゃそんな発音しないじゃん」って突っ込みを入れたら「だって,みんな日本人だから・・・」だと。えーどういうこと?こんなちいこいのに気を遣っていただいたわけかい(笑)彼女曰くイチローだのハム太郎だのroの発音が違うと言うわけさ。Rの発音は鬼門ですな・・・。完璧だと思って発音してても通じてんだかどうだか・・・って考えるとスパニッシュだのドイチェだのの巻き舌はありがたい。って,その発音もあってんだかどうだか・・・まあよい。和の心意気ですよ,要は。ってほんとか??

職場にはホラーがいっぱい

 職場でがりがりと画面に向かっていると,はるか下の隅のほうから赤いマークが点滅。メールが来たお知らせなんだけど,ほっとくと,アクティブウィンドウのところに「着信あり」って出るんだよね。柴崎コウかよまったく・・・ちなみにSonyのデジタルフォトプリンターを使うことがたまにあるんだけど,カートリッジが巻き取られる音はまさに呪怨ですね。キーだかジーだかいうのこぎりの目立てというかあたしが弾くバイオリンというかの音ね。
 エクソシストビギニングが観たいと思う今日この頃。この間キルビル2みたけど,そうなるのですか,という結末に満足と言うか不満足と言うか・・・。かおちゃんと和美と一緒にエクソシストのデジタルリメイク版を見に行ったのはいつだったかなぁ・・・。どうも,エクソシストとかのみどりいろのぐしゃぐしゃした吐瀉物は,アボガドシェイクに見えてならない。まぁ,アレが赤だとショッキングすぎるから緑ならしいけど。まぁそういわれたらそりゃ正解なんだが。
 うーん,最近映像脳が枯渇しつつある。なんかおもろいのないんやろうか・・・。

中華鍋

 いやー中華なべは便利だなぁ。いためるだけじゃなくて,煮たりするのにも便利。和美が泊まりにくるので買出しに行って,食事の支度をしてみたり。最後の最後まで洋食にするか中華にするか迷ってたんだけど,結局作り置きもしたいので中華で。麻婆豆腐と餃子に五穀米。最近餃子を結ぶことが多いせいか,結構お美しく皿に並んでいたりする。麻婆豆腐の味付けは少し濃くなってしまった。天才中華君への道はまだ長い。今度は餃子のかわから作ってみるかな。そういえば,石和のぶんちゃんところのラーメン屋は餃子ににんじんが入ってるんだよなぁ・・・あれもやってみるか・・・。実験君。
 その後はカフェオレを飲みながらあーだのこーだの話しまくって,和美は明日が早いので早々にお風呂に入って寝た。
 
 

October 24, 2004

掃除洗濯家事親父

 朝早くから出かける和美の横で,ボーっとしながら雑穀ホットケーキを焼いてもりもり食べていた。うーん。うまいなぁ。いつ食べても美味い。はくばくには普通のホットケーキミックスもあるし,それも美味しいけど,雑穀のホットケーキミックスは絶品。どうやらこれを改良したらしいので,それを食べてみたいと思っている今日この頃。
 その後ひたすら洗濯機を回して,洗濯三昧。束の間の晴れの日は有効活用。洗濯は嫌いじゃない。全自動でなら。実家はつい最近まで2層式だったから,洗濯2回なんかしたら疲れちゃってたね。今実家に導入されたのは何とか大賞をもらったなんとかっていう洗濯機で,アレはすごいいい。って,なんもわからんね。これじゃ。なんか取り出し口が斜めってて,乾燥機も付いてて,洗う水が少なくて済むやつ!!メーカーも名前も忘れた・・・。
 そしてスペースをフル活用して洗濯を干し終えてから,掃除に取り掛かろうと・・・へこたれるよー本の山・・・。まずは押入れをなんとかせんと,しまうものもしまえんということで,押入れのなかをほとんど出して整頓を始めた。でもすぐへこたれてベッドに腰掛けて,次の作戦を練ってみたり。で,次の作戦を練ってぜーーーんぜん関係のないじみーなところところを片付けたり。プチ現実逃避。で,眼の前に広がる洋服と書籍の山に途方にくれて,見なかったことにしたいと思ったり・・・。ぐずぐずしながらそれでも片付けた。部屋が広くなりました。後3人ぐらいは収容できるかも。ウソです。
 そしてひたすら掃除をし,昨日の晩に落下したテーブルヤシも無事に植え替えられて元気。カフェオレをのみながら一息ついたら,今度は料理熱がむくむくと・・・。フィジリとロングパスタがあるのでやっぱりパスタ!うーん。ゴルゴンゾーラのクリームソースか,トマトソースか,オイルサーディン入りのぺペロンチーノにするか・・・ゴルゴンゾーラのクリームソースでフィジリを料理することにした。
 まじで,天才パスタ君降臨!!!なんだけどね。分量間違えて多くなっちゃったのさ。まさか食べきりはしませんでしたが,たぶんアレはソースがこってりしてるからいつもよりも少なめで作るべきなのだなぁ。でも美味しかった。そして食べ過ぎた。
 そしたら眠くなってきちゃって・・・きれいになった部屋で満腹・・・シャーデー聞きながらお昼寝。至福ですわい。だけどうっかり窓を開けっぱなして寝てたもんで,4時ちょっと前に和美からの電話で起きたときにはねびえてた。
 で,ぼけーっとしながら出かける準備をして,渋谷へGo。和美と靖子と待ち合わせをしてZARAでお買い物。おーこれいいじゃん,っておもって握り締めたニットは,靖子と同じものでした(爆笑)。そしてフードつきのジップアップのジャケットを手にしてイメトレしてたら,二人が傍にやってきて,和美が一言「それ,きみんちのクロゼットに同じようなのあるじゃん」そ,そーだけどさ・・・って,悩んだ挙句に買ってしまいました。ジップアップフードジャケットフェチ。ええ,そう呼ばれてもおかしくはないくらい持ってますね。フード付きじゃないジャケットもみんなジップアップですね考えたら。ゆえにフードも付いてていいけど,なにしろジップアップジャケットフェチ,ってことで。どうもあのじーーーーって上げる感触とか,たまらないんだよねー。心がときめいちゃうわけ。で,つかってある素材がまた変なもんだと,えーい小憎い!!!とか思っちゃうわけ。あほです。もージップアップジャケットの魅力については,小一時間語れます。ええ,なにせフェチですから。
 その後BOACだっけ?あそこでお茶して,豆乳カフェオレってのが当店オリジナル!だっていうからそれ頼んだら,なんのことはない。調整豆乳にコーヒーだった。悪いがそれは家でもやれるしこの間やった。なーにが当店オリジナルだよ!ちょっと憤慨。そして店内は暑くて,着ていたセーターを脱いだほどでした。
 かれこれしているうちにさーちゃんが迎えに来て,コムサデリへ。あれやこれや物色しているときにぐらぐらと。最初はこの店のせいか,自分の眩暈かよく分からずに,む??って思ってたら地震だった。結構でかかったなぁと思って,さらに物色を続け,結局あれやこれやと沢山買ってしまった。恐るべし地震パワー。って違うよね。これも自分の購買意欲の賜物です。
 それからみんなで四谷にお寿司を!食べに行くことになった!で,宮下公園あたりで信号待ちをしていたら,車が揺れた。えーありえん。車の中で地震の揺れを体感するなんて!!かなりの揺れなのかな・・・。さーちゃんの後輩のヤスくんが親父さんとやっているおすし屋さんなんだけど,マジうま!感激!お刺身も。煮魚も。もちろん握りも。赤だしも。涙出ました。うーん。幸せ。さっきまで自作のパスタで胃もたれしてたのに,沢山食べ過ぎてもー入らないよー状態。また食べに行きたーーーい!
 でも,板さんたちってのは大変なんだなぁ。帰り際にさーちゃんとヤス君が,「昔の夢はサラリーマンの時間で生活したかったから,サラリーマンになること!だったよねぇ。」ってしみじみ言っていた。人それぞれいろんな思いがあるのですな,と人生について考えてみたりした。(大げさな)
で,帰り道にさーちゃん曰く,普通はマグロの冷凍を使うんだけどそのおすし屋さんは本マグロの生を使っているんだって!感激。そういうこだわりにしびれっちゃうわけですわ。頑張れヤス君!そしてまた美味しいおすしを食べさせてくだされ!
 食べてる最中にニュースを見たら結構大きな地震だったみたい。高速が通行止めだったり,電話が繋がらなかったり。帰り道で携帯にまーちゃんから電話があって,随分きこしめしていたようだけど,地震の被害を聞かれた。その後でまたこれもよっぱらったかこちゃんと電話を変わり,しばらくちかえの明太子の話をした。
 そしてまた家に戻って和美とカフェオレを飲みながらひたすら喋り,気がついたら3時ちょい前。なんだか喉が痛いよ・・・。

続く暴飲暴食

 そして晴れた日曜日。お昼ちょっと前に起きました。だらだらと支度をしてまたまた渋谷へGo。別に渋谷が好きなわけではないけどね。そしてお昼をMOGAでもりもり食べた。そのあと夜まで何も入らないぐらい食べました。消化不良で苦しかったもん。バナナシェイクまで飲んじゃったしね。うーむ。
 その後でおっかいっもの。渋谷で買い物を済ませて,その後駒沢へ。あの店の名前は忘れましたが,懐かしい感じのお店だった。で,本来欲しかったワイヤープラント用の鉢はゲットできませんでしたが,生活に必要だと勝手に自分を納得させたモノたちを購入。ありがとうおいらの購買意欲。これで日本の景気回復に一役買うことが出来たに違いない!!
 もう一度コムサデリにいっていただいて,雑貨を購入。いや,無駄使いじゃないって。たぶんね。そして南大門市場へ行って,おいらは何も買わなかったけど,お家に送ってもらってさーちゃん和美たちとばいばい。その後は中華なべで!コンソメスープを作ったりして,作り起きの餃子を焼いてみたりして料理をしてすごしました。五穀米おいしかった。パニックルーム観ながらだったので消化に悪そうだったけど(苦笑
 なんのかのと,週末らしい週末で満足。喉が痛いですが・・・

October 25, 2004

さらに続く

 週末に暴飲暴食しちゃいまして。ウィークデーはちゃんと胃を休めてあげようと思っていたにもかかわらず,中ちゃんと焼肉。前から気になっていた東北沢のマルイチへGo。入った瞬間客の多さにびっくり。あんたたち,月曜だよ??って,あーあたしたちもか(笑
 マルイチはホルモン系充実の焼肉やさんでした。おいちかった。ばっちり幸せホルモンでました。でも,胃が消化するのを拒否しています。ぜんうんどうができぬと申しておる。うーん。それにしてもハラミおいしかった。
 ビールを頼んですかさずチャンジャ。チャンジャラブ。おいしかったっす。上野物産と南大門市場のチャンジャ並においしかった。で,中ちゃんと悩んであれこれ頼んだんだけど,その中にスモークってのがあるわけ。うちらは二人でスモークタンか何かおつまみ系のものを想像していたんだけど,あんちゃんが「スモークです」って持ってきたのはサクラチップとケヤキチップあーんど蓋。炭火にチップをくべて焼き網に肉を載せ,その上に蓋をする。というわけ。要はあれっす,自分でスモークを作って楽しもう!というわけ。でもねー正直そのまま食べた方がいい。スモークもやったけど。おいしかったけど。二人で勘違いして苦笑いし,そのくせちゃっかりスモーク用に肉を頼み,作ってる辺りがうちららしいというかなんというか・・・。
 しめの冷麺はさっぱりしてていける。また行きたいなぁ。

October 26, 2004

三河屋さん

 といえば,あれっすね。サザエさんのみかわやさん。日曜日にあれこれ「必要じゃん!」と自分で納得して買ったものたちのなかに,三河屋さんエプロンがある。って,本当はカフェエプロンなんだけどね。ポッケフリークのあたくしとしてはわくわくするぐらいポッケが沢山付いていて機能的。買って以来毎日しております。何がいいって,必要なものをみんな突っ込んで手ぶらで出歩けるのがいい!手ぶら最高!
 コーラスの練習してるときにクリエが「いつも荷物が少ないっすよネェ」と言っていたけど,理想は手ぶら。三河屋さんエプロンによって実現されるとは,感激であります。歌の練習で使う譜面もみーんなポッケィング。ペンをさすところだってある。あいにく雨降りなので傘は手に持っていかにゃなりませんでしたが。
 練習の方ははというと・・・何事も修練は必要だということで。無自覚で歌ってんのは悪ですね。おそらく。まーそのあと師匠とふきこねぇと一緒にお茶しながらだべりんぐ。あれこれとバカ話を披露しながら一応決め事はさっさと決めたりしながら,中央線に乗って帰った。ボーカルセッションの話とか聞けてよかった。やっぱりボーカルセッションには行った方がよいようだ。折を見ていってみやう・・・

October 27, 2004

明日は健康診断

 週末の暴飲暴食は果たして健康診断に影響を与えるのだろうか?うーん。そんなこと考えてたらビールが飲みたい!あれれ,こんなところにポテトチップが・・・食っちゃおうかなぁ・・・。
 どうも駄目と言われると・・・。いかんいかん。早く寝よう。

 と思ったさ。けどサラダの本とお弁当の本を読み始めたら熱中しちゃって眠れなくなった。えーこれじゃまずいだろうと思って,布団をかぶって眠りに就いた。ところが,数時間毎に目が醒める。理由は寒かったことと,隣が3時過ぎまでテレビ見てたこと,かな。普段なら全くそんなの気にならないんだけどなぁ・・・遠足前の小学生みたいだよ(苦笑

October 28, 2004

そして当日

 健康診断にいってきた。9:30からなんだけど混んでいる時間を避けて11時近くに行った。当たり前のことだけど見回すと女の人ばっかり。うーんびみょー。女の人が多いと怖い。って思うのはあたしだけか・・・。しかもさー,女の人ってなんでたまるんだろか。もじもじすんのかな。まるで上手く通っていかないパチンコの玉みたい。譲り合ってても時間は経っていくんだからさっさとやった方が・・・。というわけで,さくさくGoGo。
 身長:いつものように縮んでた!このまま縮み続けて1センチになったらどうしよう・・・。ってそれじゃぁブラックジャックの話みたいだ。
 体重:みるの忘れた!減ってるならいい(希望的観測)
 体脂肪率:3%減ってた!
 IBM:パソコンのメーカーだとおもった。これところで何の値なんだ??
 視力:めがね忘れた。全部勘!その割には見えたことになっている
 レントゲン:髪の毛止めるゴムが落ちて,先生苦笑い。だけどそのまま撮ってくれた。
 採血:「いたくしないでぇぇぇ。」って頼んだら「それはお約束できないわぁ。前向きに検討しますってことで」と,ギャグのセンスのある女医さんでおもろかった。
 尿検査:異常なし。すぐ結果が出るところがまた良い。
 聴力:2人でやってたから,隣の人が押すときに押した。
 血圧:可もなく不可もなく。
でも,血圧測ってそのときに,「最近何か心配なことはありませんか?治療中の病気は?」とか聞かれたんだけど,周りに人が沢山いるし,あれこれ説明するのがめんどくさくて,そのときに腰が痛かったので「腰が痛いです」っていったら,「それは以前からですか?それなら問題ないですね」って言うわけ。以前から腰痛を抱えていることは問題ではないらしい。可笑しくて笑ってしまった。
 所要時間は30分ぐらいかなぁ。さっさと終えて帰ってきました。帰り道にコーヒーを買って職場に戻ることにした。やはり美味しい豆は美味しい。美味しいコーヒーを飲むとまたまた幸せホルモン出てる気がする。まずい豆は・・・うーん。ついでに黒豆ココアを買おうかと思ったんだけど,手に取った瞬間に西川くんの「くろまめこーこあ♪」っていう歌を思い出して棚に戻してしまいました。
 はー。朝から何も食べていなかったので,おなかがすいた。けど,13時から大切な仕事が入っていたので,その仕事が片付くまでおあずけ・・・。うー。なんかくわせろーーーー。がるるるるーーーー。

  

October 29, 2004

たらふく

 予定通りかこちゃんの手料理を食べました。食べ過ぎたしビールも沢山飲んだ。誕生日のお祝いをする予定がすっかりもてなしていただいてしまった。ありがとーございまする。で,カポナータの作り方や,今日新しくきわちゃんのところから購入したものたちの話で盛り上がった。ちかえの明太子をつまみにビールを飲み,そのきわちゃんところの製品である五穀米を食べ,目撃者を横目で見ながら骨付きの鶏肉を食べていたら,口の中を切った。いででで。
 ちなみにきわのところで買ったのは
・穀物選科
・大麦と野菜のホットケーキミックス
・赤黒いもち米(多分古代米)
・キヌア(だったかな,キアヌリーブスに似ている名前)
・オールブランのシート
だったと思う。わくわく。しかもいろんな商品のカタログも送ってくれるらしい。わくわく。かこちゃんはその「大麦と野菜のホットケーキミックス」に反応していたので,分けてあげる約束をした。
 そんなこんなんで,食べたり飲んだりして(あんまり詳しく記憶にないが)話をしていたらまーちゃんが帰って来て,3人でなぜかそのときついていた韓国ドラマを見た・・・。なんか宮廷女官になりたい子供の話だった。仲間のいじめはおしんのごとく,子供なのにお母さんから教えてもらった知恵で乗り切る話はまるでおばあちゃんの玉手箱風。偉い女官の人たちは何なんだその髪型は!って感じでした。鬘なのかなぁ。すごいなぁー。肩こりそうだし・・・。名前も知らない番組で続く・・・とかなっちゃったので,おそらく続きは見ることがないでしょう。
 それを見てる最中に,ペヨンジュの話になって,かこちゃんが友達に「あの人よりも高橋秀樹や加藤剛の方がかっこいいじゃない!」といったら「古いわネェ」といわれたと言っていた。いや!高橋秀樹はいいぞ!いかに脚が短かろうと,桃太郎侍とかさいこーーーじゃん!!!加藤剛の砂の器なんてまじ泣けるし!!!海猿のパパ役もかっこいかったし!!!やっぱり大岡越前か??でも,かこちゃんでもペの話しなんかするのかとちょっと意外だった。さらに,彼の顔はほとんどが整形らしいという話になり,うーん,韓国は整形流行っているからね・・・といったらびっくりしてた。
 3人とも明日の朝は早いのに,ずっと喋っていて,寝不足決定。あたしはその後さらに藤枝梅安を読み始めてはまった。明日は長い一日になりそうだ。 

October 30, 2004

MIHOYO'S LIVE

 師匠のライブに行ってきた。押しまくって終わったのは11時過ぎ。でもよかったっす。いろんな曲をやっていて,改めて基本的に選曲基準が似ているなぁと思った。オリジナルメンバーでのライブが今年最後だったので,結構お客さんが来ていた。レッスンのときとはちと違って,緊張してるような感じもあり?だけどやっぱりうまいっすね。
 

Fertile Ground

 えー。だらだらと起きまして,ラーメンを食べに行ったり,ホームセンターに買い物に行ったりして。午後はブルーノートに整理券を取りに行って,イデカフェでお茶したりしました。クリームブリュレ食べたりしました。イデカフェは雰囲気がいいので好きです。すごい可愛い鉢を見つけて欲しい!と思ったけれど荷物も重いし雨が結構降っていたし,また買いにくることにして買うのはやめた。
 その後数寄屋橋のHMVにいってCD漁ったりした。ぐっと来るのはなかったんだけど,流れていたのが畠山みたいだったので,now playingのコーナーを見たら案の定ポートオブノーツだった。今度買おう。port of notesは屋久島に行ったときに華のやのじゅんさんに教えてもらったアーティスト。日本人なんだけど声がちょっと北欧っぽい気がした。以来結構気に入って聞いている。一度彼女の曲を歌ってみたいっすね・・・。
 そいで,表参道に戻ってブルーノートに行った。Fertile Groundのライブだったんだけど,すごかった。何がって,ひたすら歌いまくり踊りまくり。すごい身体能力だし,すごい声量だし,すごいリズム感なわけ。圧倒された。これは音響のおかげばかりではないと思う。だって,ボーカルの人マイク下げろとかPAの人に指示出してたし。なかなか良いステージでした。ファーストからあんなに動き回ってセカンドまで体力が持つのかなぁ・・・。まぁあたしの心配することではないか・・・。

 

November 1, 2004

この世の中で,最愛の人を亡くしました。

 昨日は葉山でレースがあったので,それに出ようと早朝に葉山に向かって,ジャストたどり着いたときに携帯に連絡が入った。かこちゃんからだったんだけど。本当に,「そんな理不尽なことを言われても困る」と言いそうになった。
 着いたのが遅かったから山本おじさんはかんかんで「マナーがなってない!!!」と激怒してて,まず怒鳴られて「とにかく載れ!」といわれたときにようやく,今日はこのまま引き返しますと事情を告げた。
 1人でバスに乗って,電車に揺られて戻ってくる間,バカみたいに眠った。眠っている間は何も考えないし,何も感じなかった。目が醒めたら品川で,そのままボーっと山手線に乗り換えて,井の頭腺に乗り換えて・・・家に戻ってきた。いろいろと荷物を整えて,連絡を待っていたけれど,何も考えたくなかったのでベッドにもぐりこんで眠った。
 14時に目が醒めて,そのあとまーちゃんから電話が入って,いろんな日取りの連絡を受けた。1人で部屋に居るのはちょっと耐えられそうにないし,だけど1人になりたいような気もした。なので出かける準備をして,中山に行くことにした。横浜のちょっと先。LEFT HORSEというジャズバーでボーカルセッションがあって,ピアノの本間先生が弾いているというのを聞いていたので,譜面を持って出かけた。
 本間先生以外知り合いは居ないし,愛想を振りまく必要もないし,気も遣わなくていいし,なんというか,今のあたしの身の置き所としては,ちょうどよかった。リハから入って2曲歌って帰ってきた。So many starsとThe shadow of your smileを歌ったんだけど,本番中に一瞬とらさんのことが頭を過ぎって,ちょっと歌詞が抜けた。
 帰ってきてから和美と話をしていて,眠りに就く命と生まれいずる生命とがあって,いのちというのはつながっていくのだなぁと,思った。

November 2, 2004

明け方

 キングの作品にペットセメタリーという作品がある。凍って腐った呪われた土地に死体を埋めると生き返る,という話。もちろんその話にはちゃんとオチがあって,戻ってきたそれは残忍で,凶悪で,凶暴でかつて愛して止まなかった対象では決してありえない。主人公はペットの猫を埋めた。戻ってきたそれは,恐怖をもたらすものでしかなかった。でも,主人公は学習しない。なぜなら,最愛の息子を喪ってしまったから。そして妻も・・・。
 初めて読んだり観たりしたときは,なんて愚かな主人公だろうと思った。でもその気持ちが分かる。虎さんを埋めて,戻ってきたそれ,はさぞかし恐ろしいのだろう,と思うけれど,あたしは主人公よりももっと愚かなので,もし身近にあの腐って凍った呪われた土地があったらきっと埋める。
 がしかし,現実はそうもいかない。実際問題あんな図体のでかい人を背負って石よりも固い土地を頑張って掘るなんてことは出来ない。もとい,そんな土地はおそらく願っても存在しない。
 キングの素晴らしいところは,人の欲望がなせる愚かな業をホラーという手法を用いて描き出すところ。その愚かさというか,その欲望というのは,われわれの内にあり傍らにある。そんなバカな!と思ってもアイロニーとして「そんなバカな!」が自らに跳ね返ってくることも,計算づく。なんとも即物的な考え方でまいっちゃうんだけど,人という存在はそういうものだと,うならせる。 
 見ないで信じるものは幸いであるとどこぞのトマスは言われたんだけど,なかなかそうもいかない。あたしは見たところで上手く納得いかないものも沢山あるのを知っているけれど,無条件に信じられるものなど,少ないのではないかと。それはある意味勇気であり盲信であり到底あたしには真似は出来ない。
 人はいろんな側面で何らかのやり方でなんとかやり過ごしたり気持ちに整理をつけたりしているんだろうけど,あたしという人間は,思考はかなり即物的であるけれど目に見えないものも信じたい,抽象世界は理解に苦しむが蠱惑的でもある,みたいな一貫していないところがあるので,逢えなくなった人に逢いたい,と思い続けていたりする。これはペットセメタリーのテーマと同じ。
 肉体に,何の意味があるというのだ,と思うんだけどね。後悔とも違う,声をかけたいというのとも少し違う。逢ってどうなるというわけでもない。ただ,逢いたいと熱烈に思う。
 特に,こんな夜明け。

筋トレマニア再び

 月も変わりましたので,心機一転さらに筋トレに励もうと決めた。
 というか,なんかしてないと正直落ち込むので,始めは中ちゃんでも誘って焼肉でも食べに行こうかと思ったんだけど,中ちゃんも忙しそうだったのでやめた。個人的な心の問題を友達に頼って解決しようとするのは間違いなんだと直後に反省した。まぁ,日中「おいおい,普通そういうことするか?ありえんだろう?」と心無い人々の言動にメラメラしてたりしたんだけど,視点を変えれば,普段のあたしがなっていないからこういうタイミングで傷つくことを平気でされるんだと深く反省した。えーん。
 こういう気分のときは単純作業をするのが良い!頭も使わないしらくちんじゃん。先月に課していた筋トレよりも量を増やすことにした。目指せ縦割れ!!!って感じで腹筋してたら,まぢで,おなかつった。あたたたた。って,なんだか情けない北斗の拳状態。昔は100回ぐらい平気だったのになぁ・・・過去の栄光。などと遠い目になってしまいました。
 その後で直子とダイエット話になり,けんもちと職場の話になり,原因はどちらにあるかはさておき劣悪な環境に居るのはあたしだけじゃないなとまたまた反省して頑張ろうと思った。筋トレを。って,ちっとも反省して無いぢゃん(笑
 

November 5, 2004

突き刺さるようなそらの青さでありました。

 システマティックに滞りなく時間は過ぎていった。いつも感じることだけど,こちら側の心的な状況には何の関係もなく,時間というのは流れていくものだ。突然だったからいまだに上手く気持ちの整理が出来ずに居るけれど,時として,単純作業というのは心に平安をもたらすものだと,再確認したりした。
 3日が休みだったこともあって,200人ぐらい人が来ていた。ありがたいことだと思った。焼き場に行って見上げた空は,本当に,青かった。あんなに体格のいい人が,小さな入れ物一つになってしまうことは,なんだかとても,切ないことだった。
 今朝かこちゃんが,「ほんとうにいなくなっちゃった」とちいちゃい子供みたいに2度も言うので,彼女の胸に手を当てて,「ここに,いるのだよ」と言った。それから職場に向かうために実家を出て,一度自分の家に立ち寄ったけれど,張り詰めていたものがふと途絶えて,涙が出てしまった。
 職場でそよと話をしていたら,といってもそよにはとらさんがなくなったことを話していなかったんだけれど,「ここ数日間めんのことがとても気になっている。なにか個人的にいやなことがあったのではないか?」と言われた。彼女とあたしの間には,何かしらそういうスピリチュアルなつながりが昔からあるのでおそらく伝わるものがあったのではないかと思うけれど,とらさんのこともあまり説明をせずともあたしの精神状態を理解してくれて,適切な言葉をかけてくれて,ありがたかった。
 

November 9, 2004

気づいたこと

 なんとなくやり過ごしている日々は,案外衝突が少ない気がする。心が傷んでいるので,これ以上瑣末なことがらで深手を負わないようにしているのかもしれない。仕事を辞めよう辞めようと思い続けてもう随分経ってしまって,まぁいろいろ理由はあるけれど,自分の心がささくれ立たない限りはまだ続けられると思ってしまう辺りがなんというか,かなり安直。
 週末21gとゾンビの映画を観ていた。ハーツという心臓移植の映画を少し思い出しながら21gを観てたけど・・・分からなくは無いし出てる人もすごいな,という映画だった。ゾンビの映画は,題名を忘れたけれど,むちゃくちゃ走り回るゾンビが出てくるところが画期的。ゾンビで無い人たちがデパートに閉じこもるんだけど・・・なんとも。
この展開の速さは,ペットセメタリーの主人公もびっくりだと思う。いずれにしてもこのゾンビ映画にあまり救いは無い。
 何で今の時期こんなもんみてんだ??って思ったけど。何もしないよりは何も考えずに画面を見ているのはらくだと思った。しばらくは脳みそを使わない感じでいこう!
 って,いつもじゃん・・・

 

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November 10, 2004

ちょー久しぶり

 そよに会った。今週末に出産予定なんだけど、イメージ以上に可愛い妊婦さんで、ちょっとこちらが照れた。二人でだらだらと話をして、おいしいものを食べ、2時間ぐらいで切り上げたのだけれど、信号を渡っていく背中を見ながら転んだりしないか心配している自分がいてちょっと笑ってしまった。大事にしようと思う相手がいて、きちんと大事にできるならよいのだと、思ったりした。
 その後で、今日はそよに会うので行くのをやめようと思っていたけれどやっぱり歌の練習に行って、前回に続きSo many starsを練習した。やはりよい曲だと思った。この間ボーカルセッションで歌ってきた割には歌詞が抜けちゃってて、うーん、我が脳みそ様はしばしばお留守になるから困る。お留守になるときにはお留守番を・・・ってそりゃ無理な話。その後12月12日のコーラスライブの簡単な打ち合わせをしたりして、帰ってきた。
 さてはて、12月12日、1月22日とライブがあるので、気を引き締めて練習していかねば。いつも和美に衣装を作ってもらっているのだけれど、1月22日はおそらく和美はねねお出産後でいないだろうから、どうすべかなぁ。今からお願いしておくか・・・。

みんたーつー

 仲良しの俊君が明太子をよむとき、みんたーつーとよむ。絶対そうは読まないと思う。たぶんやつは中国語読みをしてるつもりなんだと思うが・・・。どうも毎回毎回みんたーつーといわれているのでそれが染み付いてしまった。
 明太子がすき。西家で食べて以来ちかえの明太子は明太子の中で一番おいしいと思うようになってしまった。実際うまい。えーと、ちかえの本店はどうやら九重部屋親方(千代の富士)のおかみさんの実家らしいんだけど、本当なんだろうか。いやーでも千代の富士が出てきたころはお父さん貴乃花がまだ相撲を取っていたころだったっけ・・・千代の富士が出てきたことで世代交代みたいな感じだったっけか・・・お父さん貴乃花が引退のときはじーーーーんてしたなぁ・・・。小学校のときからファンだったんだよねー実は。数年前にお父さん貴乃花、つまり二子山親方と会ったときはすごーーーく感激した!うわーーー生お父さん貴乃花だ!なんて感じののりで。おっと、これじゃまるで相撲好きみたいじゃん。ってかつては好きだったけど。 
 まあいい。明太子&ちかえの話だった。山野のマスコットであるところの大森とおさんに言わせると「あそこは明太子で有名だけど生け簀料理をだす料亭なんだよ本当は」だそうな。大森とおさんはちかえから歩いてちょいのところで生まれ育ったんだそうだ。今はうちの実家の比較的そばに住んでいるけどね。
 博多に行ったとき、あぶり明太というのをはじめて食べた。あれは・・・たぬき?とかいう天神のお店だったような気もする・・・。どうも飲んだくれていたので覚えていない。まぁ店の名前はおいといて、あぶり明太というのは、酒飲みにはたまらない肴のひとつ。昔から生たらこがすごく好きで、ちいこいころからたらこの値段だけは覚えていた。明太子?ふんっなんちゅーじゃどうなもんを!!!と思っていたけど、今では生たらこも明太子も好き。
 で、今日はあぶり明太を肴に黒霧島を飲もうと思っていたら・・・あぶり明太だけ先に食べちゃったんだよねー。黒霧島だけあとからちびちび飲んでたら、また気持ち悪い!やっぱりバランスは必要なのだなぁ。何かつまみを探そう・・・。
 もう若くないので無茶な飲み方はやめようと思って、探していたら、誰かが持ってきてくれたポテトチップス発見。えーーーと。でもポテトチップスならビールなんだよなぁ・・・ビールは・・・冷蔵庫の中にあるんだよなぁ・・・うーん。では、ポテトチップスでビールってことで。あれ?黒霧島はどうしよ。ま、酔っ払ったころにはいい調子で飲んでたりするんだろうが・・・。って、これは無茶な飲み方以外の何者でもないですな。とても体によろしくなさそうな食生活。明日からちゃんとしますって。今日は天才パスタ君もお出かけ中。健康フリーク様も筋トレ様もお留守。とかいっちゃって、締め出した感もあり・・・です。えへへ。

November 11, 2004

江原くん

 焼肉のたれではない。スピリチュアルなんちゃら、とかいう雑誌に出たり、時々テレビに出たりして「今お父さんそこにいるけどね」とか言ったりしている、いるいわゆる見える人。
 幼馴染の忍は、同じく見える人。あるとき泊まりに行ったら、ちょうどそのとき忍が付き合っていた彼が家に遊びに来ていて、「ちょっと見送ってくるねー」といって忍は出かけていった。2階にある忍の部屋でキマイラを読みながら(笑)待っていたら、忍がすたすたと帰ってきて、「いやーまいったよ。今○○(うーん、そんなに昔のことではないが友達の元彼の名前が思い出せない)を見送ってきたら、電信柱の隣にオレンジ色の人がいた。」とさも普通のことのように言った。あまりに普通のことのように言うので、「ふーん」と相槌を打ったんだけど、「オレンジ色の人ってなにさ?」って聞いたら、「え、見てみりゃわかるよ。」と忍。で、窓のそばに行って、その電信柱を見たんだけど・・・人はいない。オレンジ色の人って・・・レスキュー隊か??
 で、忍に「誰もいないジャン」というと「あ、実態じゃないんだよ」という。その言葉に鳥肌が立ってきて、「もしかして、見えた?」といったら「うん、こっち見てるよ」だと!こえーーーちゅーーーの。まぁ忍に関して言えば、夜中に目が覚めたら緑色の透けている虫が部屋中に浮いていたとか、父親が金縛りにあってたらその上にどうやら実態じゃない女の人がのしかかっていたとか、もーなんだかいろいろな体験をしているらしいので、彼女にとっては案外当たり前の事柄のようなんだけどね。あたしは、怖い。
 昨日歌の帰りに富貴子姉とみほよっちと話をしてたら江原さんの話になったわけ。二人が「彼はマジで見えるらしいよ!」って言ってたんだけど、ふーん忍みたいだ。と思っていた。
江原君、来てくれないかなぁ。とらさんと話がしたい。
 昨日は江原君の話だけでなく、作曲ソフトの話とか草薙素子の話とかもしてて、かなりおもろかったんだよね。作曲ソフトはデジタルだけどアナログである、というアナログコンピューティングの真髄をついたみたいな話をしてた。楽器ができない人がソフトで作曲したりするけれど、その人の頭の中にあるものを表現するある意味「楽器」たりえるものだ!という話になった。 でも、頭で考えていることを表現するから完全デジタルじゃないんだよね。黒崎が昔哲学者黒崎のなんちゃらかんちゃらみたいな本を書いていて、DOSVは考える道具だ、って言ってたんだっけかな…それを思い出した。素子の話は、いわずと知れた攻殻機動隊の話なんだけど、肉体は必要か、みたいな話だった。なんでそんな話になったかっていうと、前にも書いたけどみほよっちの師匠がイノセンスの曲を歌っているから。
 意識だけが同時存在的にネットワーク上にある、ってのはおもろい。でも肉体という枠に縛られているからこそ、人っぽくもあるのでは??とかいろいろ考えていた。その、肉体と意識、あたりの話から江原くんの話になったんだったっけかなぁ・・・。そっからフロイトの共通意識の話に発展しつつ、みほよっちは降りる駅になって帰っていった。

November 12, 2004

ありえん(怒

 火曜日といい今日といい、どうしたんだここの近所は!!!今日東北沢の駅まで歩いていたら、向こうから自転車に乗った人がすれ違いざまになんかをわめいてあたしの腕をつかんでいった。こええええええっちゅーーーーーの!ありえん!
 ここいらのよさは静かなこと。あとは近所の人が結構フレンドリーだということ。おいおい、フレンドリーはスキンシップで始まるのか?ちがうだろうがよーーーーー。昔電車通学してたときは車内で痴漢によくあったけど、歩いているときに出会う痴漢やちょっと変な人ってのはかなり怖い。車内の痴漢は案外対処法がわかるけれど、道であったそれらはどう対処したらいいものか・・・。気持ち的にはグーパンチっすよ。
 大学のときに丹波哲郎の家の前で自転車痴漢にあったことがあるけど、一瞬何があったかよくわからなかった。今日も然り。後からむらむらと、ちがう、むかむかと怒りがこみ上げてきて、なんなんだ!って思ってたんだけどね。怒っていても仕方がないので「きっとあの人は自転車に乗りなれていなくてバランスを崩したんだよ、そうに違いない」と思ってあげることにした。
 でも、夜デュオの相手とあわせの練習が入っていたので出かけたけれど、スタジオに行く道が微妙に暗いので、やだなーと思った。無防備で歩くのはやめよう。世の中はよい人だけとは限らない。思わず回し蹴りのイメトレとかしちゃったもんね。
 出かける前に、今朝むりやり名刺の作成を依頼して、怒りながらも快く引き受けてくれたケイゴ兄から連絡が入って、デザイン画を見せてもらった。まじで、いいセンス。さすがデザイナー。頭が上がりません。今度takumiのプリンでももってってあげよう。って、デザイナーを捕まえてプリンで名刺を作ってもらうってのはありえないか・・・。うーん、じゃぁ下北沖縄料理ディナー付!これでどうだ!!!だめ?だめかなぁ。じゃぁやつの好きな「うみぶどう一年分!」これで手を打ってもらおう。
 でもさー○○一年分、てどうやって計算するんだろ?ビール一年分とかって、まさか365本じゃないよね。あたしはともすると一日にビールを2リットル飲んだりしちゃうので、そのペースで計算すると・・・。って、きっと違うね。そんなあほみたいに2リットルも普通飲まないみたいだし・・・。○○一年分っていって、カルーア一年分なんつって365本もカルーアがきちゃった日には目も当てられない・・・。もうそうなったら壁面を全部カルーアのビンで埋め尽くしたりするしかない。うーん、圧巻。ビーフジャーキー一年分とかきちゃったら、食べ物じゃないものとして使わなきゃならないかも!お皿、とか靴べら、とか・・・アイマスク!とか・・・とか・・・ありえないね。はい、すみません。

 

勉強になります,はい(汗

 Duoの難しさを痛感してたりする。きのうyukikoさんとあわせてて,練習をするたびに新しい発見がある。今までジャズはトリオでしか歌っていないけれど,鍵盤と歌だけのDuoってのは,トリオでは得られない呼吸がある面,技術の明確さとか自分の好みの明確さとかその曲をやるに当たってのビジョンの明確さとかそういうものを要求される。とか,小難しいことをチョコレートを食べながら書いてみたりする。もぐもぐ。
 シャーデーバンドでも思うことだけど,音の厚みってのは楽器の数だけじゃないんだろうと思う。手数の問題か?そうとも限らない。思うに音の少ないスペース感みたいなものを共有するとか,そういうことなんじゃないか??グルーブ感って,何だ一体??シャーデーバンドで歌い始めて1年半経つわけだけれど,いまだに自分のものにはなっていないと感じている。きっとそうあたしが感じているから,いまいち曲がうちのバンドになじんでいない感が抜け切らないんじゃないか??とか,時として反省するわけ。
 師匠のみほよっちは歌いこみについてよくあたしに語る。「いい加減な気持ちでフェイクとかすると,そこだけ突出して変に聞こえるから,それを補うのは歌いこみなんだ!」ってさ。Duoもシャーデーバンドもそうだけど,まだまだ発展途中だと思ってまったり修練に励もう。もぐもぐ。

November 15, 2004

 ロータスエリーゼという車は,ものすごく美しい。今話題の人黒田さんはロータスエリーゼに乗っているらしい。すげー。いいなー。乗りたい!乗せてくれ!ま,ここで声を大にして叫んだところでどうなることでもないが。
 先日茅ヶ崎にあるちょっとマニアックなGattinaという車屋さんにいった。なんて,幸せな空間なんだろうと思った。あたしはセリカ→SAAB→Golfと乗ってきているわけだけれど,古い車が好きなので,Gattinaにおいてあるイタリア人,フランス人,昭和初期!たちを見たら,ちょっと鼻血が出るかと思った。正直イタ車はあまりしらないので,「あーこの車みたことあるーーーー!」レベルなんだけど,まじまじ見るといい!!Gattinaのお客さんに教えてもらって連れて行ってもらったんだけど,「そうそう,この感じがいいわけだよ」とか思いながら連れて行ってくれた人も,Gattinaの人もそっちのけであれこれ見て回った。
 車が好きといっても,たとえばメカニックな部分,デザイン,乗り心地?とかいろいろ選択基準のポイントがあると思うんだけれど,あたしは運転の技術が素晴らしいわけでもないし,車のメカニックな部分はほとんどわからないので,あたしの好みの基準は基本的には「見た目」と「乗り心地」に集約されるわけ。
 ガレージの中を見て回ってふと,お店の外に目を向けて・・・「あれれ,これはもしかして!!!」と思ったらシトロエンAX。いやーん。ほしーーーーーーーぃ。でも,MT。買えば乗るか??とか怪しいことが一瞬頭を過ぎった。スタイルといい色といい何がどうと説明するのは個人的な志向性なので難しいんだけど,とにかくいい。おそらくこのAXのことを隣でずっと語る人がいたら,えーい,買ってしまえ!とかなって,きっと後でお金が無いよーとか泣きが入るに違いなかった。
 そもそもGattinaに行く前に,散々シトロエンの古いエグザンティアの話で盛り上がっていた。自分の表現力というかボキャブラリーというかの無さに辟易するけど,あのころの古い車ってなんて魅力的なんだろう。今は丸いかんじとか流線型とかそういうのがとにかく流行りっぽいけど,あのころの角ばったデザインやウレタンバンパーや角目のライトなんかはものすごくいい!
 いかん,鼻血が出そう。この辺でやめたほうがいい。
 まぁとにかく,古いアルファだのランチアだのルノーだのトゥィンゴだのいろいろあったよ。ふるーーーーーーいブルーバードもあって,それはコラムシフトのベンチシート!もーハザードまでいかしてる!ぎゃー,ハザードたくと点滅するのは赤いランプ!アメ車かよ!とか思いつつ,ここまでレトロなのは乗ったこと無いけど素晴らしかった。かっちょよすぎ。
 

November 16, 2004

折り返し地点

 人生の折り返し地点は26だとおもう。だからといって,52までしか生きないという事ではないけれど。確かに26になったときに,うわー随分長く生きたもんだ,こんなに長生きするとは思わなかった,と感じていたけれど,なんというか,まぁ21を過ぎれば胸はたれてくるしシミは出来てくるし肌のつやだってどんどん悪くなってきた。そのころが一番頻繁に海に潜っていたときだったし,度重なるむちゃな日焼けでシミが出来たところで,自分のせいなんだが。
 だけど,21は折り返し地点ではなかった。なぜか26。こんな感覚を持つ人っているんだろうか?折り返し地点というような。折り返し地点を過ぎると,あとは老いてだらだらと惰性で生きていくような感じがする。その惰性の間に自らに付加されるものはあるだろうけれども,それは必ず必要なもの,というよりも,アクセサリーみたいに,だけど染み付いていくみたいなものになるんじゃないだろうか。たとえばしわ,みたいにね。
  

November 17, 2004

いとおしい気持ち

 昨日は和美が家に来た。明日ぐらいに実家にいくみたい。なんだか娘を送り出すような気持ちで実家で使って欲しいものなんかを箱詰めにして,一緒に夕飯を食べる道すがら宅配便で出した。
 不安や恐怖や期待や,そういうのがない混ぜになった気持ちですごしているんだろうなぁと,なんというか,抱きしめてあげたい気持ちになった。10ヶ月も妊婦さんで居ることや,出産することなどこんな感じなのかなぁと想像してあげることしか出来なくて,本当にこれまでとても大変なことだらけだったと思う。
 子供のいる生活というのも簡単にはいかないことだと思うけれど,なんとかなるよ!と思った。感じていること,悩んでいることそういうのを聞いたり,聞いてもらったりして今までもやってきたので,その延長上にこれからの生活があるだけ,だと捉えているので,なんとかなる。
 それにしても,夕飯を食べながらつくづく,気の合う友人とご飯を食べたりお酒を飲んだりお茶したりするのは,幸せな時間だと思う。和美とひたすら話をしてて,ふと,あー最近あたしは人と話して無かったなぁと気がついて,可笑しくなった。実に人っぽい。生き返る感じがする。こんな表現はちょっと陳腐だけれど。
 大切に思う相手を,きちんと大切にする。漠と捉えていたそういう事柄を明確に示してくれている友人たちに,深謝した夜だった。

November 18, 2004

特に何も無い日

 朝和美に見送られて家を出て,仕事をしていた。寒いなぁ。ここのところ。まいっちんぐ。お昼は家に戻ってたべようとおもっていたのだけれど,なんだか来客用の弁当があまったらしくそれを食べさせられた。
 それ以降,胃が重い。仕事を終えて一服して,師匠のみほよっちと12月12日のライブの打ち合わせをするために八重洲までいった。そしたらピアノの本間先生がいてびっくりした。で,思わず「えー本間先生八重洲でも教えてんだ!」とのたまわったら,「なんでここにいるの!」とか本間先生もびっくりしてた。
 その後みほよっちと打合せしてたら,胃がどんどん痛くなってきて,元気なら飯でも食いに行こうかと思っていたのだが,このままではトイレとお友達になりそうだったので,行くのを止めた。帰る方向が同じなので,本間先生とだらだらと車の話で地味に盛り上がりながら帰った。
 家に帰ってきてから筋トレをして,その後で以前から書き溜めてきたHPが最近使えなくなったらしいので,他のポータルサイトに移行したりした。途中で,なんも無理やり移行せんでもええがな,と思ったけど,もう手をつけちゃったので最後までやった。めんどくさかった。10代前半のころにかいたものとかもあって,なんだろなー,なんというか,基本的に「お前は根が暗い!」の一言で片付けられてしまいそうなものばかりなんだが。

November 19, 2004

寒いの嫌い

 とてつもなく、寒いの嫌い。早く夏が来ないかなぁと思う毎日。でもきっと、常夏だったらちょっと冬が恋しくなったりするのかもしれないと思うときもある。冬のよさを誰か教えてくれい。ちなみに今日は雨が降ってて、雨も大嫌いなので、ダブルパンチ。あーもーいい加減にしてくれと言いたい。 雨がいやな理由。靴がぬれる。ズボンのすそがぬれる。髪の毛が決まらない。
 さてはて、ぶーぶー文句を申し上げても仕方がないので、ラックスから新しく出た入浴剤を先日ゲットしたので、それでお風呂に入った。いい香りなので、かなりうれしかった。で、風呂から出て譜面のアレンジでもしようかと思ったんだけど、ちょーいまやる気なし。こんな調子で日曜日の練習にまにあうんか。いや、たぶん間に合わない。
 それにしても、今日平家物語を読んでて、平家物語というのはなんというか、しめーっとしててすごく日本人の心にマッチするなぁと思った。昔おわらの風の盆に行ったことがあるんだけど、富山に住んでいた人いわく、平家の残党が流れ着いた場所でもあるらしい。本当かどうか知らないけど、だから風の盆は情緒があるんだそうな。確かにおわらの踊りは美しいと思う。ちいこい子供からじーさんばーさんまでみんな踊る。おわらを観に観光客が大量に押し寄せてくる割には、案外と閉鎖的なイメージがある。
 日本人の体の中にはしっかりと盆踊りのリズムが刻まれているので、やはりジャズはどこまでいっても借り物なのか??とかね。でも日本人のしめーっとした精神とジャズの間にはどこか共通点があるような気がしている。あーこんなこと書いてる間に譜面かけよ譜面!うわーん。譜面の神様降臨してくれ!そうでなければ寝てるうちに小人さんがやってくれないかなぁ・・・ってやっぱり神頼み他力本願です、はい。

今日も雨ですかい

 昨日このつれづれを書いていた直後に連絡があって,友人の1人が結婚したそうな。すごいなー。最後の独身貴族みたいなイメージもちょっとあったから,びっくりしてびっくりしてびっくりして,なんというか,一つの時代の終焉を感じてしまうぐらいにびっくりして,その後でほわわーんと最後にいい話だなあと思った。
 その人は黄色い古いフィアットをとても大事にしている人だったので,かつ猫好きだからGattinaを紹介してあげようと思ってメールをした返事が結婚しました。だもの。そいつぁびっくりだよ。
 彼はもう押しも押されぬ作家なので(あたしの彼に対するイメージはちょっと実はちがうんだけど)そういう彼を支えていく人はどんな人なんだろうとかなり興味がわいた。幸せになってほしいなぁー。彼の親友のRiQはきっと独身貴族仲間が1人減ったことで嘆いていることだろう(笑)
 

November 22, 2004

風邪を引きました

 うーむ。土曜日目が醒めたら,というか,正確に言うと金曜日夜から喉が痛い。風邪だろうね。職場のボスも同じような風邪引いてたし。
 金曜日は汐留というところにいってライブを聞いてきた。汐留なんちゅー駅が出来ているとは知らず,降り立ったのはいいけどかなりぐるぐるぐるぐる迷った。カレッタ汐留も六本木ヒルズもあたしには無関係の場所だったから,かなりサルの惑星状態でしたね。
 歌っていたのはポーラという女性で,ちょっと話が出来たんだけど,「テクニックよりもフィーリングよっっっ!!!」と言い切っていた。なんというか,まぁ楽しそうに歌っていたよ。その場にいたニュージーランド人男性とポーラと3人で馬鹿ばなしをしたりしてステージの合間合間にげらげらわらったりしてたけど,英語脳が眠っていたのを無理やり起こしたのでちょっと頭が痛くなった。
 伴奏してた人曰く,彼女はジャズシンガーと言うよりポップスだネェ・・・だそうな。違いがよく分かりまへんでした。まーでも,気さくな人だった。初対面だったにも関わらず開口一番「ねー今日靴忘れて内緒だけどブーツなの!でもドレスが長くて見えないからいいわぁ」だと。いや,スリットがちゃんと入ってるからばっちり後ろからブーツが見えてたってば。そんなおち。
 で,帰り道でなんとまぁ六本木ヒルズの隣とか通っちゃって,あーこれはそよがよく行くスタバじゃん!ておもった。なんともおのぼりな日でした。
 土曜日は喉が痛くてグロッキー。寝てました。
 日曜日はコーラスの練習とか入ってたんだけど,伴奏もアレンジしようと思ってた譜面もほとんど出来てなくて最悪の最悪。しかも練習入って他の人の音とりしたら,しっかり間違えたパートの音とりをして差し上げていて(爆笑)何の意味もない時間が過ぎていきました。みほよっちに後で見てもらったときにそれが判明して,あきれるを通り越して,もう笑うしかないって感じで。はぁ。12月12日まで時間ないっちゅーねん!!!やばびっち。

 

そうそう

 そういえば,この間アップルシードを観たわけ。ちなみに昨日は攻殻の続きを観たんだけど。アップルシードは絵がきれい,っていったっけ?でね,昔としくんが漫画のアップルシードを持ってたから,うわー汚い絵とか正直思いながら読んでたですよ。で,漫画だとわかんなかった部分の話が映画になってた感じかなぁ。1週間たって(あ,そうだ1週間ぐらい前に観たんだった)そうだ,もう一度このインフォームドな状態で漫画を読んだら違う読み方が出来るかも!と思って,早速としくんにメール。「よーアップルシードの漫画かしてくれよー」と送ったら,「いいよー。」だと。いい兄だ。今度バックドロップでもしてあげるとするか。(鬼妹えへへ)
 攻殻の続きは,面白かった。今ちょうど脳と心の問題についてまた考えていたところだったので,そういう時期的にもおもろかった。この間からみほよっちがイノセンスについて考えまくっているようなので,そっからデジタルとアナログについて考え込んだりしてね。
 あーおなか痛い。シュークリーム傷んでたかな・・・。

November 23, 2004

東京めぐり

 えー今日は、東京観光をしていました。朝からはとバスに乗って(爆笑)というのも、うちの両親の親友がカナダから来ていてその夫婦と一緒に東京を回ってたからなんだけど、一日中英語で話してたので脳みそまぐまぐしている・・・。でもいろんなところを回っておもしろかった。東京タワーだのはっぽうえんだのちんざんそうだの、東京湾クルーズだの浅草見物だの。たまたま隣に座ったのは同じように外国人接待のために借り出された可愛い日本人の女の子で、二人で日本語で話したりしたのでちょっと息抜きになった。
 でも、カナダ人夫婦はすごくいい人たちで、別れ際にだんなさんが、今日はなんて素晴らしい日なんだ、なんちゃらかんちゃらと楽しかったといってくれて、ちょっとじーんとした。トロントにこいと散々言われた。2人まだ結婚してない息子がいるからどうだ!とか。いやーあはははは。ありがたいんだかどうなんだか・・・。
 ま、そんなこんなでばたばたとすごした祝日でした。えーと、のどが痛くて熱が上がってきたのでこのあたりで寝る。グンナイ。

November 25, 2004

 気について考えた。今日は三ノ輪で1時間の仕事のはずがお願いされて2時間仕事をする羽目になった。まぁいいけど、熱が上がってきてた感じだったから、おいまじかよ!って思ってたんだけど、仕事先の人と話をしてたらそいつがとっても能天気だから、よい気をもらったらしくて(笑)2時間の仕事が終わるころには案外元気になっていた。
 気、ってあるのかね?どう思う?ちょっと宗教チックになる傾向にあるから、純粋な気、って取り出すのは難しい感じだけど・・・。

ピアノに悪戦苦闘するのまき

 最近譜面を書かなきゃならない。てか、必要に迫られて、なんだけど。ピアノを触っていたのははるか昔のことだから、正直指は動かないし、譜面を見ても「??」なことが多い。ピアノは小さいころからはじめたわりに、練習が嫌いなもんで(笑)ちっとも上達しなかった。練習をしないせいでずいぶんと先生に怒られた。あたしが通っていた音楽教室ってのはそのころ田舎にしちゃ珍しく結構先生が沢山いて、なんやらいろんな先生がいた。
 引っ越して初めてその音楽教室に行ったとき、入門テストみたいなのを受けさせられた記憶がある。で、指を鍵盤に置いた瞬間「あ、それじゃ弾けるわけがない」とかなんとか。タッチからそもそもなってないって言われて、もーたまひよくらぶ並みの扱い。そのときですでに5年以上ピアノは触ってたはずなんだが・・・まぁよい、それが現実。
 で、生真面目な女の先生に教えてもらった。そのついでにソルフェージュを習い始めて譜面読んだり書いたり聞き取って譜面におこしたりするっちゅーのをやってたはずなんだけど、苦手だったせいか、今そいつで苦しんでおるわけで。たまごくらぶからひよこくらぶになったときに、先生が変わった。あたしの記憶が確かならば、その先生は実にユーミンに似てた。で、その先生からすぐに違う先生になり、あたしはその変わったばかりの先生と大喧嘩をして、ピアノをやめた。
 喧嘩の理由はいろいろあるんだよね。まず、あたしが練習をしてこないこと。それから、その先生が忍耐強くなくて、とても控えめにいってヒステリーだったこと(笑)。そのころちょうど思春期だったし、ぶつかりまくって、最後にはレッスンの間口も聞かないほど、我々の関係は冷め切っていて(笑)どうしようもなかったね。
 最後のレッスンまで、あたしはピアノをやめることを先生には言ってなかった。練習が違う意味で苦痛になっていたから、ピアニストになりたいわけでもないし、実は彼女のボスみたいな人には言って手続きも済んでいた。
 いつもとかわらず彼女は甲高い声であーだのこーだの言い続け、あたしは始終黙りまくり、終わるときに、彼女が「次回の練習は」とか言い出すから「次回はないんです。やめるから」といった。彼女は、かれこれ5秒ぐらい口をあけたままで、ようやく「え?」と言った。それ以来ほとんどピアノは触ってない。
 なのに、ここに来てピアノだの譜面だの。いや、参る。勘弁カツオだよ。今ならきっと、もうちょっと大人げある態度で、彼女に接することができて、まじめに練習したりするかもしれないけどね。ぜんぜんだめっす。
 

November 26, 2004

ハラスメント

 ときいて,鮭のハラスをイメージするのはきっとあたしだけ。とかくだらないことを言ってないで,ハラスメントについて考える。ハラスメントって,嫌がらせってこと,だよね。アカハラ,アルハラ,セクハラ,ベツバラ,ベルバラ,エジンバラ・・・ってそれは違うか・・・ごめんなさい調子に乗りすぎ。あとは何があるんだろ?
 何でこんなことを考えているかというと,どこぞの大学の教授がアカハラあーんどセクハラで解雇されたというニュースを読んだから。嫌がらせって,でも線引きが難しい。その人そのものがやじゃなかったら,「嫌がらせを受けた」って気分にならないと思う。
 昔セクハラという言葉がよく耳にされるようになってきたころ,結構でかい会社に派遣に行ってた。ある男性社員が軽口をあたしに叩いて,それを聞いていた上司が「それセクハラじゃないのか??」って言ったときに,「ハラスメントになってない」と男性社員が言ってたわけ。
 ええもちろん,ハラスメントなんぞ毛ほども感じてはおりませんでしたが,それって微妙で,もしあたしがその男性社員の軽口に「きぃー」ってなってたら,ばっちりハラスメントたりうるわけで・・・。逆にセクハラを受けても好ましい相手なら,ハラスメントどころかウェルカムじゃん・・・。
 ゆえに,世の中のハラスメントは人間関係とその相手についてどう感じているかでいかようにも捉えられる事象だということ。つまり,訴えられて解雇されちゃうほどのハラスメント気分を相手に抱かせていたその教授は,みんなから嫌われてた,ってたってことだよね。線引きがむずかしぃー。ハラスメントをしたかどうか決定するのは多数決かね最後は。
 
 

December 1, 2004

今朝感動したこと

 些細なことだけど,今朝職場に向かって歩いていたとき,目の前の大きな銀杏の木がきれいに黄色く色づいていて,ほんとに感動した。月曜日から胃が痛くて,まずめった胃が痛いことがない人間なのでへこんでたんだけど,うつむき気味の気分を空に目を向ける気持ちにさせるにたる美しさだった。
 自然というのは時として脅威になるけど,ものすごい芸術でもありうるんだなぁ。こうしてあたしが銀杏の木に感動している間に,友人がベッドの上で幼い子供と眠っていたりするのかな。基本的に,あたしの愛している人々が幸せであればいいなぁ。

December 2, 2004

いやはや

 本当に今朝は澄み渡っていてキレイな空だ。昨日に引き続き感動した!
 さて。とらさんが亡くなって1ヶ月が経った。言葉ではね,何とでもいえるんだけど,頭は全く理解していないというか理解することを拒否しるような感じで,ついていけない。というのも,この間友人と話しをしているときに,松戸だか柏だかの駅の話になって,そこの駅ビルでとらさんはよくうなぎを「食べる」とあたしが言ったわけ。言った瞬間,あ,あたしはまだとらさんが生きてると思っている,と気がついて,1人苦笑した。
 ま,焦らず,時間が経てばなじんでいくのだろうけどね。

 さて,昨日の話。昨日はばたばたしておりまして,体がまじで二つ欲しかった。っつーかコピーロボット欲しい。あっちゃこっちゃ行き来して,へろへろしてたら眩暈でぐらぐら。うわ,やばい!と思って薬屋に直行し,トラベルミンをかった。眩暈にはトラベルミンがとりあえず効くから。今考えると10時近くなのによく東京駅の目の前の薬屋は空いていたものだ。で,なぜかその薬屋はばら売りをしてくれていて,12粒入ってるシートを買い,店を出るなり袋を破って1個飲んだ。それを横で見ていた師匠のみほよっちは,「空けてそのまま飲んでるよ,あんたそれお菓子じゃないんだから!」といってあきれていた。まあ,普通の反応だわなぁ。でも,ちょっとピンチだったから,しかたないのだよ。
 で,なんとか家にたどり着き,そのまま眠った。

December 3, 2004

タイミング

 何事もタイミングというのは大切だなと思う今日この頃。って,たいしたことではないのだけれど,昨日三ノ輪から帰ろうとしたらメールが入ってて,中ちゃんから「飯食っちゃったよね?」だそうな。直前まで働いていて食べていなかったので「まだだよー」と打ったら,どうやら間に合ったようで夕飯を食べに行くことにした。
 こういう気持ちの良いタイミングで予定が決まるのが好きである。中ちゃんに関してはかなりの確率でそういうことが起こるので,まことにもってありがたい仲間なのである。で,大抵代々木か下北沢あたりでご飯を食べている,もとい焼肉食ってるか酒飲んでいるかしてるので,昨日もその辺りにするかと思っていた。でも数日前に中ちゃんから沖縄料理が食いたいと言われていたのを思い出して,たしか名前がちゃんぷるーだったと思うけど,そこ行く?といったら,「はい!」との即答。うーむ小気味良い。
 で,いきましたよ。大いに食べ,大いに飲み,大いに語りました。スイングガールズ,ラーメンズ,アンセム!ラウドネス,竹中直人について。最近中ちゃんは演劇およびライブずいているのでかなり話を聞くにおもろい。アンセムとかラウドネスとか自分の中での全盛期はいつだ!なんて話になった。はーしまらっきょうまかったなー。またいこーーーっと。

December 8, 2004

久しぶりに

 つれづれを書こうとしているわけであります。日曜日からスタートした国際会議のヘルプで無駄に忙しい。いや,実に不毛。本当に不毛。段取りわりーよ。と,前々からお手伝い差し上げているわけではないのであえて文句は言わないけどさ,あんたたちなにしてんのさ!とかちょっと思ったりして。
 あたしはどちらかというと頭で考えてるよりも先に体を動かすタイプなので,どっかの誰かにいつだか「お前はライン向き」だと言われたことがあるんだけど,動かないと始まらないと思っている。まぁ大抵よく動く人に仕事が集まってきてくそ忙しくなる構図なんだけど,今回もまぁそんな感じだったね。あと1人の人はやること多すぎてぴよって可哀想だった。
 月曜日も火曜日ももう一つの職場の方に出勤して,ひたすらコーヒーを入れてました。朝,コーヒー。昼,コーヒー。夕方,コーヒー。って感じで。と,文句を書いているようだが案外忙しいのは嫌いじゃない。やることがあるというのは幸せだ。無用途人間の鈴木さんでも小林さんでもじゃないからね。あのラーメンズのネタは結構的を付いてて面白い。
 とかなんとか。週末に2本ライブを抱えていてまだ歌が完璧じゃないんだよ!やばいっす!これ本音。金曜日の夜のライブと日曜日の昼のライブ。金曜日はライブの前に日曜日のコーラスライブの練習が入ってて,それまでには音と歌詞を完璧にしようと思ってんだけど・・・。でもって,土曜日は日曜日の練習が午前中から入ってて夕方までで,しかも夕方からはバンドの練習が3時間!そこで新曲やるって言われてるからそいつも覚えねば!まじやばびっち。で,そこでなぜか現実逃避するあたし。いかんいかん。えーん,どらえもーん。暗記パンくれ!
 
 
 

December 9, 2004

冬,なのか?

 いつから冬,なんだろうか。毎年思う。誰かが「みなさん,今日から冬になりました」とか宣言して欲しい。秋からだらだらと冬になり,知らないうちにコートが必要になり,ストーブが必要になり,冬眠体制になる。寒いのは,基本的に大嫌いである。でも,寒い時期がないと暑い時期を思って待ち焦がれたりする気持ちは湧いて来ないのかもしれない。
 さて,最近寒い。朝ベッドから出るのがいやである。これはきっと,冬,になったからだ。眠い。食欲がある。これはきっと,冬,になったからだ。着実に冬眠体制に入っている。今朝ダウンを着た。ダウンから出ている部分が妙に寒い。今この時期にダウンを着ているあたしは,無事に春にたどり着けるのだろうか??
 毎年毎年コートを買おうと思ってんの。でも気がつくと春になっている。あ,買わずに済んでもうた,とか思ってコートの必要性はまた忘れ去られる。で,冬が来て,コートを買おうと再び思う。世の中には女性用のコートなぞ溢れかえっていて,選ぶに困難は無いのではないかと思うけど,案外そうでもない。これだ!と思うコートに出会うのをまっているような感もあり。かといって,どんなのが,ってのはまるっきりイメージが無いんだけどね。
 

December 10, 2004

jammer

 えーと。仕事中に中ちゃんから連絡が来て,夜中に会うことになった。とか書くとちょっと色気のありそうな感じだが,全然そんなことはなく,仕事が終わったらけんじじゃまーのギターを聴きに行こうというお誘いであった。ジャマーってのはjammerって書いて,jamsessionに出まくる人,の意らしい。えびすのみるくにて。
 はじめは9:30からってきいてたから,三ノ輪から直行すりゃいいかと思ってたら,ライブ自体は0時からなんだってさ。どうするよ兄貴,みたいなノリになりまして,先週(ちょうど1週間前)に行った沖縄料理屋に行きました。で,二人で今日の職場での出来事怒りのアフガンってかんじで,飲んでは怒り,怒っては食い,食っては飲み,って感じのループで小一時間を過ごした。多分かなり怪しい二人だったと思うよ。だってさ,体格のいいにーちゃんがグラバカのTシャツ来て怒ってる図とか,革パンはいた体格のいいにーちゃん,おっとねーちゃんが眉間にしわ寄せて「ありえん!」とかいってんだもの。
 で,中ちゃんは遅いから1人で行くよと言っていたのですが,怒りの勢いに任せて二人で恵比寿に行きました。鈴木けんじって人なんだけどね,ロックなノリを期待してたんだけど,ほぼ全体的にレゲエとハワイアンでした。「ヤーマン!」とかいっちゃってんだもの。でも,もともとロックな人なので端はしにそんな香りを漂わせてた。それにしても平日の夜中なのになんでこんなに人がいるんだ?謎な箱ですな・・・。見た目も喋りもホリケンに似てるよ!って中ちゃんに言われて行ったんだけど,ほんとに!似てた。ホリケン似のロッカー今現在レゲエ&ハワイアンにはまる。みたいな感じだね。って,そのまんまじゃん・・・。

December 13, 2004

どっかーん

 金曜日のステージは最悪の最悪で,3曲歌詞がぶっ飛んだ。ありえん。初心に帰ろう。でも,ステージの後でやっべーなー。と思ってたらそよからメールが入って,出産報告。すごく感動した。命の誕生と言うのは,本当に,素晴らしいことだとその直前まで考えていたステージの失敗なんか消え去ってしまった。なんと言うか,そう,言葉も無くて,ただただ,よかったなぁとおもった。

そうではないか!

 今日はけんもちの誕生日ではないか!ちょっと記憶があいまいであったが,「記憶違いでなければ今日は誕生日だ。おめでとう」とメールをしたら「その通りありがとう」という返事が来た。思えば中学生のときからの付き合いだが,お互いいろんなことを抱えて四苦八苦しているけれど,とても大事にしている親友の1人である。続く一年も,幸せであるように。心からの愛を込めて。

December 14, 2004

男的,女的

 なんだか,中国の看板,みたいだね「○○的」っての。さてはて眠いです。日曜日から,寝不足が続いております。で,相変わらず飲んだくれております。酒は飲みたし眠りたし。コピーロボット希望です。
 知り合いが今懐メロアレンジミックスCDみたいなのを作成してるらしく,ちょいと聞かせてもらったら,なかなか良い曲ばかりでねぇ。うちらの青春時代(いや,今も青春なんだろうが)に口ずさんでいた曲とかあって,思わず一緒に歌っていた自分がいて,笑ってしまった。発売前だから内緒にしなきゃいけないみたいだけど。でも,なんか,最近懐メロブーム?というか,いつのときもちょっと昔の,ってのは流行るね。
 昨日は友達と,男っぽさ,女っぽさについて話した。男っぽさというのは何か,について友達は「車がすきなのは男」って言い切っていた!えええええ!!!!じゃぁあたしは男か・・・。女がよく好む会話っていう話になって,「女は持ち物や彼氏や子供について身近な女性と張り合う」会話をする,と言われて,頭の中?だらけになった。そんなものなのか?
 たとえば誰かの彼氏が新しいポルシェを買ったとすると,それ以上の何かを自分の彼氏に買わせようとするとか,誰かに何かを自慢されると「あたしだってこんな自慢するところがある!」と張り合うんだそうな。
 どうなんだろうかそれは。たとえば誰かの彼氏がポルシェを買ったとしたら,あたしは「えーいいなー,のせてー」と言うだろうし,「ずりーあたしも,車買いたい!」になるだろう。あーこんなこと書いてると余計欲しいです。シトロエンAX。でもこの間エグザンティアみたけど,やっぱりエグザンティアいいね。壊れやすかろうとなんだろうと。欲しい!誰かくれ!エッヘン他力本願。
 あたしは男的で女的なんだそうな。で,それがミックスされないではっきり分かれているように見えるんだと。まぁなにせおばーさんおじーさん的人間ですから。それもあるかと。でも人にあたしがどう見えているか,とか聞くのはかなり面白い。好き勝手なこといいやがってーとか笑ってられればいいんだけどね(笑

December 15, 2004

お願いだから

 早く夏になって欲しい。寒いのは本当に,嫌いなんだ。でも,心理学だかなんだかで面白いレポートがあって,寒いのと暑いのじゃぁ寒い方が勉強する気になるんだとか。あたしにゃぁそれは当てはまらない。なぜなら,寒いとひたすら眠りたくなるから!ビバ冬眠!
 昨日は歌の日であたしの苦手とするちょっぱや4ビートの練習をしたんだけど,みほよっちがリズムボックスとかメトロノームとか一切使わないで本の時たまコードをちょいちょいと入れるというスタイルで伴奏をしてくれたとき,ぱちん!と分かったことがあった。言葉で言うのは簡単なんだけど,その曲をリードするのは後で伴奏している楽器じゃないってこと。たとえば音に関してはピアノに頼ったり,リズムだったらドラムやベースに頼ったりしがちなんだけど,自分の中でキーをキープしたりリズムキープしたりすることなく依存型スタイルで歌うと,後で弾いてる人たちには「こいつは何がしたいんだ??わからねー」ってことになる。それを昨日まざまざと体感した。
 次回は26日にセッションに出させてもらおうと思ってるんだけど,ちょっと歌のスタイルが変わりそうな予感がした。

December 16, 2004

目が痛いのー

 昨日はラーメンズのDVDボックス第2弾の発売日。早く観たい。昨日は特にこれと言ったこともなく。酒飲み過ぎて最近太ってきたなぁと思った。目が醒めて一番最初に思ったこと。転職したい。かねてから考えてきたことなので,そろそろ腰をすえて動こうかなと。ファイトー

December 21, 2004

うーむ

 眠い。ひたすらに。最近夜中に個について,とか存在についてとか,自己と他者とかそんなことについて考えている。久しぶりの感覚。脳と心の問題についてほんとは考えなきゃいかんのだが,脳と心ってなんなんだ??テーマがでかすぎるんだい!おいらには無理。デジタルとアナログについてとか考えるとどうしても話が攻殻に流れたりして・・・。なんやら文章をあと数週間ぐらいでかかなあかんようなのですわ。無理だーーー。脳味噌が活性化してないもの。隠居して5年以上になる。
 さてはて,朝からここではくだらん会話が進行している。いつもの情景だがマジで,辟易。すげー愚痴りモードになりそうだ。いかん。単純作業に没頭しよう。って,つれづれ書いてるのはどうなんだ???笑
 昨日は,水天宮前に仕事で行っており,その後で中ちゃんと待ち合わせして韓国料理をおなかが破裂するかと思うほどぎゅうぎゅうたべた。ジャガイモ鍋。海鮮チヂミ。チャンジャ!キムチ!そしてビール&ビール&ビール。で,なんで韓国料理かというと,まるで意味が無く,中ちゃんが食いたいと言ったから。で,なんで中ちゃんと待ち合わせしたかと言うと,中ちゃんが部屋の掃除をしたら荷物が収拾付かなくなってギターを一本あずかることになったから。レスポール君いらっしゃぁーい。三枝かっ!!
 で,何の話してたんだっけ?ああ,韓国料理ね。美味しいんだよねー。さーちゃんと和美と苦しい思いをしたのは数ヶ月前。昨日はえらく混んでいた。ジャガイモ鍋にはラーメンかも。おじやより美味しいと思う。いい気になってたのもうとしてたチャプチェは,たのまなくてよかった。マジで破裂するところだったよ。がしかーし,中ちゃん情報によると鶴見の駅前にはもっとうまい韓国料理屋があるそうな。攻めとくか??
 

 和美本人から破水して入院したという知らせが来た。まだ余裕があるみたい。午前中に前向き上向きでいたいね!っていう話をしてた。ちょっと遠いけど、東京の空の下から、がんばれるように祈っている。

December 22, 2004

相撲について

 えー。告白します!実は相撲好きでした。って,前も言った気がするが(笑)ひょんなことから昨日相撲の話,もとい,貴乃花と千代の富士の話になりまして,熱く,語ってしまった。
 おじいちゃん子だったので,学校から帰ってくるとずーーーーっと二人で相撲中継を見ていた。幕下からとか。何が面白いって,いや別に何も面白くないんだけど。なんか見ちゃうんだよねぇ。今はちなみに相撲中継など見ている時間も興味もない。あたしのなかの相撲ブームは,お父さん貴乃花と千代の富士で終わっている。
 昨日は秋本貢,つまり千代の富士の話になって,引退会見のときの「体力の限界」って言葉についてだとか,小学校中学校時代千代の富士の話だとかそんな話題まで出てて,また彼のことを尊敬した。
 それまで痩せた体ですごい相撲をとる貴乃花を尊敬していた。千代の富士が出てきたときは二人の相撲にいつもいつも固唾を呑んで見入っていた記憶がある。随分遠い昔のことだけどね。
 ただ黙ってテレビを見ているおじいちゃんと,その傍でテレビとおじいちゃんを見て過ごしたあの日々は,とても穏やかな時間だったな。

December 23, 2004

素晴らしい出来事

 和美が男の子を出産した。入院したというメールと「かわいいおさる」を出産したというメールにはそよのとき同様感激した。12月はそよが無事に男の子を出産したというお知らせをくれて、しかも2日もかけて出産したって聞いたときは本当に涙が出た。すごいいろんな気持ちだっただろうなぁと二人のことを考えるに、尊敬と感激とがないまぜになった気持ちになる。落ち着いたら会いにいこう。
 と、あたしはといえば、スキャットの練習を始めたらどつぼにはまり四苦八苦中。気分転換にココアをつくってのんだら心臓バクバクしてきちゃうし。おいおい!こんなんでだいじょうぶなのか??と思いつつ、初心に立ち返って精進いたしまする・・・。

December 24, 2004

三ノ輪でミサンガ

 昨日三ノ輪にいったらカルメニータがミサンガを編んでくれていた。「口に出さなくていいけどお願い事して!」と言われて願い事をしてる間にカルメニータがミサンガを左手首に縛めてくれた。イロのリクエストは随分前にしていたのだが,ほんと,まじ売れるぐらいに上手。びっくり。うーん!うまい!もう一本!って感じだった。
 彼女(カルメニータ,もといカルメンのこと)はママがフラメンコダンサーで,かつフラメンコを教えているのだけれど,ギターに合わせて歌ったりするらしい。まだ若いんだけど声が渋くて,いい感じのハスキー。今度ママが踊るときに歌を歌うとか。聞きに行きたいもんだ。
 フラメンコって情熱的だと思う。だけど,あたしはラテンタンゴの方がやってみたい。エロス!って感じするじゃん。でも日本人は喜怒哀楽を表情に出さないから案外踊ったところでいけてない感じがするんだろうなー。
 さてはて,願い事は叶うのでしょうか・・・。内緒だけどさ。

December 27, 2004

おっかいっもの♪

 インターネットショッピングは便利だ。楽だ。対応が早い。でも問題は,買いすぎてしまうことか??先週ワイングラスを買った。早速届いた。お美しい!リーデルの赤ワイングラス。ボルドーグラスは実家に置きっぱなし。でも今の家には置いておけるスペースがない。どうも食器好きらしい。ワイングラスに留まらず陶磁器とか買ってしもうた。サイズ失敗したけど・・・あほやん。それからDULTONのはかりを買った。こんなん買い物していいのか??とか思ってんだけど,思いのほか安かったりしてさ。策略にはまってるよ!
 ところで,買い物熱はインターネットだけではなかったのであった。最近エラフィッツジェラルドを耳にすることが多くて,というのは多分,エラの声をちゃんと認識するようになったから「あ,エラだ」と思うようになったんだろうけど,仕事帰りにちょっとよった飲み屋とか,街中とかね。いい声だ。家に戻ってエラとジョーパスのデュオをもう一度聞いてたらどうしても,エラのCDが欲しくなり,HMVへGo。あれもこれも!みたいな買い方をしてしまった。本当はエラの全集みたいなのがあったら欲しいなと思っていたのだけれど,彼女の場合全集の種類も沢山でどれ買おうか迷っちゃうんだよね。でもあれもこれも!って選んだのが気が付いたらジョーパスとのデュオCDで,うけた。ついでにクリスコナーも買ってしまい,いいのかこんなに散財して・・・。
 うきうきしながら降りてったら,映画コーナーになり,そこにスターウォーズトリロジー!!!今だけ20%Offなんてキャッチーなチラシが・・・すみません。買ってしまいました。早速家に帰って観ました。映像の美しさに感激いたしました。
 えーん,こんなに金使って年を越せるのかっっ。

December 31, 2004

ふむ。

 ありですかね。ここのところ毎日昼から酒飲んだくれてます。で、夜も夜で酒飲んだくれてます。ありか?いいのかこんなんで!たぶんあけた来年もこんな調子ですから、どうぞみなさま仲良くしてください(笑)
 雪が降っている。結構な降りです。3日にオーディションを受けに行こうと思っている。後で店に連絡を入れなきゃ。酒飲み過ぎて(って結局飲むのかよ!)忘れないようにしなきゃ。なんか新しい年!みたいなわくわく感はない。ただ、雪のように静かに新しい年がやってくるような感じ。たぶん、それはとらさんがいないからだな。
 よいお年を。あける新しい年が我が愛すべき人々にとってよいものでありますように。覚醒している間にご挨拶。 

January 2, 2005

胃拡張

 してます。食いすぎですね。なんとかせねば。体重が落ちたときにこうた服がきられなくなるやないですか。元旦に数時間実家にいたんだけど、ひたすら飲んで食ってましたね。ワインとシャンパンが何本あいたんだ??恐るべし飲んだ暮れ家族。
 夜中に帰ってきたんだけど、朝起きたらおなかもすいてないのに朝ごはんの準備とかしてて、おいおい!どうすんだ?ってかんじでした。もちろん食べたけど。さて、体を動かさねば。でもなんか眠い・・・。
 ふぅ。新年早々こんなヤツですが、今年もなかよくしてもらおーっと。えへへ。

January 4, 2005

われ歌う,ゆえに我有

 昨日はボーカルオーディションなるものを受けてきた。3日なんだからいつもよりも少ないだろうと思ってたんだけど。すごいね。店に着いたら座る場所もないぐらいで。びびった。総勢26人かな?きてたの。男の人も女の人も外国人もいて,面白かった。しっかし,みんないろんな曲知ってるなぁ。26曲中知らなかったのは2,3曲あったかな?しかもねみんないろんなアレンジしてて,へーーーー。ほーーーー。って感心しながら聞いていた。聞いてて勉強になった,って感じたのは久しぶり。いつもは曲が多いと疲れちゃうんだけど,新年だしあれかね,心構えが違ったんかね。
 巧く歌うことっていうのは確かに必要だと思うし,聞かせるってのも大切なことなのかもしれないけど,今年は等身大でいこうと思った。

January 5, 2005

生暖かい風が

 頬を渡っていきました。春だ!と思ってわくわくしたけれど,結局いまは1月頭なのだ。あと数ヶ月この寒さを我慢するわけで,だけど,そろそろ花粉も飛び始めるわけで,どうすっかなぁ・・・。今年も花粉が何10倍とか何100倍とか言われているし。何とか手を打たねば。毎年毎年ケオティックに反応されても困る。1回どかんと処置すると1生涯大丈夫みたいな方法はないのか??

January 6, 2005

SAABとGOLFとシトロエン

 昨日の夜久しぶりに昔乗ってた車のことをしみじみと思い出してた。白いSAAB900Turboと黒いGolf GLI。懐かしい。2台ともおめかしした女の子を載せるときのみきれいにされる車だったから,SAABはともかくとしてGOLFはいつも違う色の車のようだった。すごい愛着を持ってた車だったけど,全然きれいにしてあげてなかったなぁ。
 最近職場にシトロエンのC2がいる。ちっこいね。でも,なんだか妙に気になるんだよね・・・。くすんだ青緑みたいな色。シトロエンらしからぬシトロエンマークの大きさ。思わずベンツAクラスかよ!と1人で突っ込みを入れました。
 なんだかんだと,ええ要するに,車が欲しいわけです。誰かシトロエン乗ってる人ドライブに連れてってくれないかなぁ・・・。って,今年も他力本願ですな・・・。

January 7, 2005

びびっくりだよ

 ひゃーびっくり。今朝どうも職場のリノリウムの廊下でドリフとするなぁと思ってたら,ヒールの先についている滑り止めが取れているではないか!!そういえば,繰る途中の構内のブロックのところで引っかかった感じはしたんだよなぁ・・・。ヒール自体に既に傷が付いているよー。お買い上げ遊ばされたばかりなのに。ちぇ。
 それにしても昨日は寒かった。三ノ輪にいって,その後調布のセッションに出ようかなと思ってたけど,仕事終わった時間がそもそもセッションも終盤みたいな時間だったからやめてかえった。で,家でぬくぬくとスープを作って酒飲んで案外幸せじゃないか,とか思った(笑)
 1時過ぎに師匠からメールが来てて話してたら,カーメンと昔楽屋で話したことがあるっていってた。あたしもカサンドラウィルソンがきたら話してみたい!!!!毎年そう思ってんだけどなぁ・・・グルーピーみたいな発言だけどね。
       

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マイルス

 ブラックバード。マイルスディヴィス。あたし自身はマイルスをあまり聞いたことがない。数枚しか持ってない。カサンドラウィルソンの「トラベリングマイルス」で再発見したとでも言おうか。
 あたしより年上の人はマイルスの影響のすごさについて語る人が多い。マイルスがいかにすごかったか,みたいなね。その話を聞くに,村上春樹がいかにすごいか,というのをとうとうと語る人々を想起させられる。
 なんというか,すごいんだろうけど,そのパラダイムシフトには立ち会ってないし,ポストパラダイムシフトの世界にどっぷり浸っているので,いまいち目からうろこは追体験でなぞるしかない。
 地下鉄で列車を待ちながら,トラベリングマイルスを聴いていた。仕事で疲れてホームの椅子に座りながらウォークマンで聴いていた。新年会の帰りなのか,周りには酔っ払いが沢山いて,ふらふらと寄ってきては,また去っていった。何度も聞いたことのあるアルバムだ。だのに,なぜか,ものすごく鮮烈に脳裏に焼きつくフレーズがあって,思わず目を閉じた。おそらく,何本かの列車が止まっては人を吐き出し,酔っ払いを乗せて去っていった。
 カサンドラの声のせいか。彼女の声はいつもあたしの魂をつかんで揺すぶる。それとも,あたしに何か変化があったのか。その辺りはよく分からないが,あたしは刹那「マイルスを聴こう」と思った。

January 9, 2005

風邪を引きました

 って,何度書いたかね?土曜日に代々木ナルのボーカルセッション行ったときは,まぁまぁ体調よかった気がするけど。そこであった人にババのゲートワンのボーカルセッションはいいよといわれて日曜日に行くことにしたんだけど,日曜日朝起きたら,風邪引きになっていた。
 これはやっぱり熱い風呂と韓国料理だろう!ということになって,中ちゃんを捕まえて昼から韓国料理を食べてビール飲んだくれた。うまかったー。けど,そのあとどんどん具合は悪くなる一方で,ゲートワンにたどり着いたときには既にふらふら。でも歌ってきた。
 ライブハウス,ってかんじで,すごくよかった。すごく。ギターの橋本さんはおひょいさんに似ていて,すごく感じの良い人というかかわいらしい人だった。来月もチャレンジしよ。で,最後までは体力的に持たなかったので,早々に退散した。いろんな課題がみつかって,プレイヤーの人たちにもいろんな助言をもらって,すごく勉強になった。
 早く直そう。23日本番じゃん・・・。

January 10, 2005

引き続き

 風邪引きです。寝てました。一日中。で,おきて野菜を食べて水分を取ってまた寝たりして。お前はまったく草食動物か!ってのりでした。夜に起きたときに,鏡を見たら,顔がパンパンにむくんでいて,何事かと思った。まじで,この1日で太ったのかと思った。ありえねー。
 熱測ったら38度ちょい。えーもしかしてインフルエンザ?このまま熱が下がらなかったら病院に行こう。と思ってボスと同僚にメールをしたんだけど返事はなし。かわりに同僚が「子供が熱を出したので明日昼だけ行きます」とメールを打ってきた。ってことは,病院は後回し,か・・・。まぁいいけど。
 ああ,アイスが美味しいなー。

January 24, 2005

寝て寝て、寝る。

 えーと。まず何からかくかね。3日のオーディションは落ちていた。別にいいんだが、あの日にインフルエンザもらったみたい。うぇー。そして、えーと12日に目覚めたときに声が全くでなくなっており、あせった。で、ひたすらねまくって次の週に突入。タミフル飲んだけどきいたんだがきいてないんだか・・・明け方の発熱がつらかった。で、次の週中になっても声がでなかったから、あせってのどの医者に行った。喉の内視鏡ってのをはじめてやった。鼻から突っ込むんだよあれ。しゅっしゅって麻酔して。
 えーと。それでしぶしぶ20日から職場復帰。完全ばい菌君扱い。で、22日にはバンドのライブをやった。びみょー。声が。キーが。来てくれた人ほんとにありがとう。この声はこの声でいいとか、いってくれたひともいたけど。びみょー。
 あけて23日はオーディション。これもびみょー。結果まだだけどあれはたぶん落ちていると思う。で、週明けのきょうなわけよ。朝起きたらまた声がでないでやんの。このまましゃべらない人になりたいワイ。
 

January 25, 2005

どうなることやら

 23日のオーディションは,なんだか不思議な雰囲気で,正直自分の中で納得のいくものではなかった。はじめの話だと,当日結果が出るんだけど,参加者が多かったせいもあって,結果は後日らしい。
 知り合いのピアノの先生がオーディション会場にきてたから,ちょっと話をしたりしてたら,今日メールが来て「友人が聞きに来ていたのだけれど,仕事をお願いできないか?といっている」だって。後で詳細をきいてみやう。どうなることやら・・・。

January 26, 2005

初心に帰ろう。

 なんか,何事も中途半端で,これではいけないと思い始めたら,全部放り出したくなった。
 ちょっといろんな理由から,バンドをやめることにした。いろんな理由って,一番はこの中途半端なのがいかんと思ったこと。うちのバンドに対してはとても愛があったんだけど,どっちつかずでいろんな人に迷惑をかけてはいかんと思った。辞めることを決めるまで時間がかかっていて,結局朝になってしまった。今朝は頭痛がひどい。

 初心に帰ろう。あの,ジャズに出会った明け方の気持ちに戻ろう。何がしたい?あたしは,ジャズを歌いたい。今は純粋にそう思う。今の気持ちを大切にしよう。聴いて欲しい,のではなくて,等身大の自分を歌いたい。背伸びもせず,卑下もせず。あたしは,あたしでしかないのだから。

 辞める話をしたときにバンマスが,ずっと話を聞いてくれて,最後に一言「頑張りなさい」と言ってくれた。涙が出た。ありがとう。

January 27, 2005

おいおい

 昨日用事があってずっとかこちゃんに連絡していたのだけれど,連絡が取れなかったから,とれずじまいで実家に行った。なんだか様子が変だ。なんていうかね,おとこやもめ風の雰囲気がダイニングに漂っていた。もちろんまーちゃんはいなかったけど。む?と思っていると,電話が鳴った。出たら伯母さんからだった。
「お母さんは?」
「すみません,今来たところでよく分からないんです,でもちょっといないみたい」
「あそう,また連絡するわ」
ってことは,やっぱりずっといないのか・・・。まぁ仕事で実家に行ったわけなので,仕事を終えて,そのまま家に帰った。
 あけて今朝早めに連絡を入れてみる。やっぱりいない。まーちゃんに電話してみる。出ない。仕方なくメールを入れた。返事が帰ってきて,かこちゃんが入院しているんだと!何だよ早く言え!このぼけちん!と思った。今は事情待ち・・・。ったくディスコミュニケーションな家族だなぁ・・・。

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January 28, 2005

もぐろふくぞう的ブルージー

 実は人ごみ嫌い。案外あたしのことを人付き合いのうまい人だと思ってる人が多いかもしれないけど、正確に言うと誰とでも仲良くなれるが、誰とでも一緒にいたいわけではない。って、誰でもそうか。
 えーと、師匠企画の新年顔合わせに行ってきた。すげーの。たぶん80人ぐらいきてたんじゃないか?ひきひき。行く前からすごい気が重くていきたくないモードだったんだけど、しかも職場で些細なことに引っかかってしまってめりこんでたから余計行きたくなくなってた。でも、2月からジャズコーラスをやらせてもらうねーさんたちとの打ち合わせがあったから、重い腰を上げて行った。
 同じクラスの人もいたしね。昔のクラスメイトもいたしね。それはそれでよかった。セッションに詳しい藤原さんと話してセッション情報をゲットして今度一緒にマイルスカフェにいってみることにした。そのときに藤原さんいわく、あたしの声はブルースなんだと。なんだそれ?どういう意味?って言ったら、一緒に話してた丸山さんが「なんていうかねー、声が『どーん!』って感じなんですよ」っていうから、瞬間「もぐろふくぞうか!」と思った。
 それから家に帰ってきて、3月にアシッド系の企画ライブに出るから、選曲してたんだけど、つくづく自分の無知に辟易した。だってアシッド系ってほとんどインストしかきかねーんだもの。しかもホーンセッションありの。構成に無理がありますって。とか、なめたことをいってらんないので、しかたないので(笑)飲みながらCDを掘っていた。でも飲みすぎて分けわかんなくなったからやめた。いいんかこんなんで?いや、やばいだろ。

 

February 1, 2005

to be sexy

 1月頭にGATE ONEにセッションに行ったときの橋本さんの言葉。酔っ払ってニコニコしながら行ってた姿が印象的。なんとなく今思い出した。
 土曜日はなにしてたんだっけかな。ああ,思い出した。声をかけてもらった知り合いの企画バンドのライブが近いというのを知って,しかも今まであたしが歌ったことがある感じとさっぱり異なるジャンルだったし,手元に音資料がないアシッドジャズ系だったので,金曜日の夜から手持ちのCDを漁って歌えそうな曲を探してたら土曜日になったんだ。で,聴いてたら頭は痛くなるし気分は悪くなるし,土曜日はほぼ廃人だったんだ・・・笑。
 さて。日曜日に吉祥寺のSOMETIMEに清水秀子さんのライブを聞きに行った。インストも楽しそうだし,歌ってる秀子さんも楽しそうだし,いいなぁああいうのは。彼女の歌を聴くのは初めてだったんだけど,ええええ,どうしてそんなタイミングで入れるんだ??とかさ。奥が深いね音楽は。
 

February 3, 2005

あいかわらず

 寒い一日が続いてる。夜よく眠れなくなった。昨日は明け方うちの師匠とメールのやり取りをしてて,そのうちに気が付いたら寝てた。そういう風に眠りに堕ちるのは好きだ。
 がしかし,朝起きたら,花粉症がひどくなっていた。薬をもらったのは今週の月曜だったかな?見てくれたお医者さんが可笑しい人で,「この薬はきくけど,高いから,それの安価版にしよう。だけどこの薬全く眠くならないわけじゃなくて,ちょっとは眠くなるよ。あと味覚異常が起こります。」だって「ええ??」とおもったら「苦く感じるかも。だけどさ,ほら,それで食欲減退したらいいでしょ?」っておいおい!でも,ちらりと芸人魂(そんなもんはない)が顔をだして「あー!そうっすよね!一石二鳥!!なんてことあるかい!」と偉い先生に返しで突っ込みを入れてしまった。偉い先生は「あっはっは!」と笑っていた。
 だけどさー,先生鼻水止まんないしひどくなってんですけど・・・。最近酒飲み過ぎてるからかな・・・。
 さてはて,3月4月は音楽漬。3月20日にライブがあるらしい。これは先日書いたアシッドジャズ系企画。できんのかよー,ふあんだよー。RAPやるらしいぜぇ。ええ,あくまでも人事です。口回んないぜ絶対。たすけてぇどらえもーん。へへ。他力本願。
 えーと,それから何だっけ・・・ああ,ライブがあるっちゅー話だった。4月3日,4月17日,4月30日とこれはべたべたのジャズライブ。その間もセッションに行こうと思っているから,譜面書かなきゃならんし練習はしなきゃならんし,むちむちですよ。でも,楽しいね,こういうのは。

February 7, 2005

ぴざ

 昨日は仕事に来たらボスに捕まって,30分で帰ろうと思ってたのに1時間近くいた。その後に三島に行ってピザを食べた!ちょーおいしかった!またいこーーーっと。

February 8, 2005

大人の遊び?

 月曜日。仕事ウィークの始まり。まぁ日曜日も仕事してたりするから,あんまりめりはりはない。夜も家から仕事してるから,このメリハリの無さが,倦怠感を募らせるのか?まあ,ここのスタイルってのはそんなものかも。
 今日は代々木のラーメン屋の常連(金持ち)が集まって料亭!でご飯食べるから呼んでもらった。ちなみにあたしは金持ちでもないしラーメン屋の常連でもない。湯島にある小ばやしっていう料亭。座敷かと思ったらソファーで,ラクチン。ちなみにあたしが座っていたのはおそらくオットマン。いいんだけどべつに。料理は美味しかった。ラーメン屋の常連(金持ち)のいつこさんが2月誕生日の人用にケーキを朝から焼いてくれて,食べた。美味しかったけど胃もたれした。
 で,なぜか途中からカラオケになり,それが受けることに押入れ?のふすまを開けるとカラオケセットが鎮座ましましているわけさ。まじうける!女将がたまおちゃんにそっくりな声をしてるんだけど,見かけによらずすっとぼけてて可笑しかった。仲居さんはみんなきれいに髪を結い上げていて,みんな演歌歌手に見えた。香水がきつかった。ありなわけ?まぁいいけど。
 ラーメン屋の常連(金持ち)さんたちは,毎日こんなことして遊んでいるのか?まぁ料亭ではないだろうけど,そんなもんみたい。いいなーお金持ち。おいらもお金持ちになって毎日料亭で・・・って,何か違う。世の中はそんなに甘くはないのだ。うっぷ。

February 9, 2005

眠気と苦味

 背に腹は変えられないので,花粉症の薬を飲んでいるのだが,いやはや。以上に眠くて異様に苦い。今朝は早く起きねばならず,この不健全番長が早寝をしようと思い立って,といってもベッドにもぐりこんだのは1時ごろ。薬を飲んだばっかりで,口の中が苦い。そして隣の部屋からはいつものようにテクノ?の重低音が,ドンドンドンドンってビートを刻んでいる。まぁ,時々はこれが心地よかったりもするんだけど,今週末のリハのラップのことでナーヴァスになっているので,いらいらしたりした。
 しかも,困ったことに食欲がすごいわけ。あーもう,何食べたいんだかわかんないけど,おなかがすいたよ!みたいな感じで。おいおい,あんたさっき食っただろうがよ,と誰かがため息をついている。でも悪魔ちゃんは「おなかへったー」と駄々をこねている。さっきって,ベッドにもぐりこむ直前の話だよ?まぁ,そんなこともあるか,というか,今までが食わなさ過ぎただけか。いつものあたしじゃーんえへ。
 とまぁ,知らないうちに眠りについてたんだけど・・・朝起きたら眠い!仕事の机に着席した瞬間から猛烈な睡魔。これって・・・現実逃避??かもね。

February 16, 2005

砂漠に水滴のごとき食欲と料理熱

 先週末に,久しぶりに料理をした。カレーと,角煮と,餃子を作ろうと買出しに行ったら,当初の目的から外れてワインやウィルキンソンやチーズやそんなもんをごちゃごちゃと買ってしまっていた。あれ,やばいとおもって,具材も買ったけど,餃子の中に入れるはっぱものを買うのを忘れた(笑)
 カレーを作り始めたらはまり,カレー粉を入れて小麦粉を入れてバターを入れてとかやってるうちに妙に楽しくなってきて,雑穀米を炊くことにして調合してたら分量を忘れてしまった。うーん。雑穀米がべちゃべちゃ,なんてことになったら目も当てられないので,このぐらいか?いやもうちょっとか?なんてなったら,案外すごい量に・・・ええ,案の定炊き上がったら5合ぎりぎりになっていた。1人じゃ食いきれない。ストックにしよう・・・笑。
 で,カレーに入れるという口実であけたワインを,カレーに入れるまでにはちょとまだ時間があるってんで飲み始めたらこれまた美味しくて,気が付いたらもうほとんどない。あれ,カレーに入れる分は??って感じになっちゃったので,慌てて投入。戸棚を探して,この間の飲みかけのワインを見つけてそれも投入。水を入れようと思ったけどトマトの水煮の缶詰が結構あるのを思い出して,それを使った。
 トマトの水煮はあたりはずれがある。妙にすっぱかったり。今回のははじめてみる缶詰だったけど,ちょっとすっぱかったなぁ。ドライトマトにしてもあたりはずれがあるから,きっと,トマト商品てのは安定してあたり!ってのは難しいのかもしれない。まぁ,フルーツトマトはいつでも美味しいけどな。
 そしてあとでGABANのガラムマサラをちょっと入れようと思ったら!ガラムマサラの缶はがばっと口が大きいわけ。酔っ払ってるもんだからちょっと一振り,のつもりがどばっ!って入ってしまった・・・げげ。ありか?ま,いっか。酔っ払いだし。えへへ。そして煮込むこと1時間程度。というかもーこうなると時間の経過はあまり覚えてないし,自覚もない。気が付けば男爵は溶けて原形をとどめてないのも居るし,いい香り。炊き上がった雑穀米とカレーを食べたよ。ガラムマサラを入れすぎたけど,無事美味しかったよ。ほぅ。明日になればもっと美味しい,ということで,作業終了。
 2月まではどうも食欲がなかったんだけど,2月に入った途端に食べても食べても食べても食べても,すぐおなかがすくわけ。食欲がないってのもおかしいけど,留まるところを知らぬ食欲ってのもどうかね??おかげで体重は元に戻りつつあり,そのまま増え続けるのではないか?なんだか,ブラックホールに物を投げ込んでいるような気分。
 で,さて角煮の続きを・・・と思って時計を見たらもう2時で,途中でやめた。そもそもバラブロックで作らないと美味しくないのに,モモブロックを買ってきてしまったからもうなんていうか,味の想像がついてしょんぼり。ま,こんなこともある。次回リベンジすんだ。
 
 それにしても昨日の地震はすごかったのぇ

February 17, 2005

明けない夜

 そんなもんは,ないんだろう。朝になればいろんなものがリセットされて,誰に対しても平等に新しい一日が用意されるのだ。

 とは思うんだけどね。

February 18, 2005

Whisper not

 かっこいい曲である。きょうはピアノの子とあわせて撃沈してきたんだけど、なんとかこの曲攻略したい!1ヵ月後にまたあわせる予定なのでそのときにはぴっちり歌いまっせ!!!練習終わった後にお茶しながられやこれや考えてて、ライブをやることを念頭に選曲していくことにした。デュオってのはまたそれでおもしろくて、まぁたぶん彼女の負担は大きいんだけどさ、なんかおもろい曲やりたいなぁ・・・。

Tutu

 『手遅れにならないうちに、白人よ、目覚めよ』といったのは,彼,すなわちデズモンド・トゥトゥである。彼は南アフリカの聖職者反アパルトヘイト運動の指導者である。1984年にノーベル 平和賞を受賞している。だからなんだと言うわけではないが,Tutuというのはマイルスの曲である。マーカス・ミラーがプロデュースしたCDなので,マーカス色が強いと言う人がいるけれど,で,そうなんだろうけど,マイルスのソロがなんてったっていい。
 この曲にカサンドラウィルソンが詞をつけていて,それがまたいい。初めて聞いたときそんな歌の背景なんて知らなくて,面白い曲だと思った。で,あたしはマイルスに明るくないので,友達が遊びに来ていたときに聞かせたら「Tutuだ!」というわけ。なんだ?と思って聞いたら,マイルスの曲だよこれだって。
 マイルスは案外最近の人なんだと思う。こういう曲を聴くにつけ。この曲を録音したときマイルスは60歳ぐらいだったみたいなんだけど,もっと幼い時に彼の曲とか聞いて育ちたかったなぁ・・・。
 

February 21, 2005

春って

 案外近いのか?そう考えているいまは2月の終わり。なんだかやらなきゃならない瑣末なことがちりも積もれば山となる状態になっていて,巨大な砂山を根元から掘ってるような気分になっている。
 ワイヤープランツを枯らしてしまった。反省。掘って終わらない砂山はないのだ。繊維の奥の奥まで入り込む砂粒(あれ,なんだか洗剤のコピーみたいだ)のことを気にするのではなくて,押しなべて無くなっていくだろうという側面に目を向けりゃいいわけで。とほほ

February 22, 2005

ベムな気分

 来ちゃった気配がするなぁ。ま,毎年のことなんだけど。花粉症。まず現われとしては,爪の周りの甘皮がはがれてくる。頭皮アトピーになる。耳の中もアトピーになる。この時期だけだからきっと前兆なんだとおもってんだけど。去年は医者に行ったら「歳ですね」ときっぱり言われたけど,まぁそれもあるだろうが,花粉症の一つの症状だと思う。で,くしゃみ,涙,鼻水,目のかゆみ,とお決まりなコースになっていくわけ。
 そこにきて,煙草吸ったりお酒飲んだり睡眠不足だったりするとてきめんに症状は悪化し,「早く人間になりたぁ~い」状態になる。うーん,ベムな気分。切なし。今年はあと,喉のあたりにアトピーができた。これは加齢のせいだろうなぁ。あれ,でも寒気がするのは・・・まさか,風邪?あはは,ありえん・・・でもないか・・・。

February 23, 2005

ドーナツは世界を救うか?

 最近はまっているミスド。時々無性に食べたくなる。時々,でないところが昨今の悩み。ほぼ毎日ポンデリングっている。何が,ってあの食感が好き。見事に見る見る肥えていっているのを自覚中。いいのかこんなんで?まぁ,そんなときもあるってことで,自分に優しく人に厳しく。あたかも冬眠明けの熊,みたいな気分だ。
 中学校の時,ミスドのメロンソーダが好きだった。あのとき,百済ちゃんという友達がミスドの景品?で狙ってたものがあったみたいで,二人でよく帰りに寄った。なんの景品だったのかなんて全く覚えてないけど,唯一覚えているのはメロンソーダが美味しかったことかな。あとはアーリーアメリカンぽいイラストからOSAMUにイラストが変わった時期だったことかな。実はあたしはOSAMUよりもあのアメリカンなイラストが好きで,とても残念だった。あのころF・B・Iとかいうのも流行ってたなぁ。そういえばガンビーやMr.ピーナッツが流行ってたのもあのころだったかなぁ。うーむ懐かしい。そういうアメリカチックな雑貨を扱ってるファンシーショップが田舎には少なくて,随分遠くまで自転車で行ったりしてたなぁ・・・。ちなみにガンビーは今でも好きだ。
 ところで,ミスドのポイント景品交換制度は子供心をくすぐるにはちょうど良いシステムになっている。景品が欲しくなる→ドーナツを買う→ドーナツが売れる→あたらしい景品を出す→ドーナツを買う→ドーナツに飽きる→新しい商品を開発する→100円セールをやる→ドーナツを買う→景品が欲しくなる・・・まるで,世の中の人すべてがドーナツで生きていけるような構想だ!すごくない?いや,実に素晴らしいよ。しかもさ,ミスドのターゲットは子供だけじゃないところがすごい。お父さんもお母さんも子供も若者もおじいちゃんもおばあちゃんも!みんな大好きドーナッツ!なんだか山下達郎みたいなノリになってきたぞ。
 ちなみに,今の景品は全然欲しくない。たぶんあたしの好みで無いだけで,世の中押しなべて考えたらああいうのは案外嬉しいのかもしれない。ミスドの景品ていうのは「ちょっと欲しいけどすごく欲しいわけじゃない」という「ちょいたり」のモノが多いよね。うわーこれほしい!って思ったって実際手に取って使ったら「もういいや」ってなる。それは,絶対欲しくて手に取ったら手放せない,というものよりもある意味魅力的。中途半端なディスポーザビリティね。モノが溢れているから「可愛いけど要らないや」的に捨てられる決断のしやすさは必要だ。うまい!やるなぁダスキン!

February 24, 2005

What's Life?

 「めぐさんには,ライフを感じます。」昨日言われた言葉。
 たまたま職場に来ていた人が,うちの部屋でかかっている音楽のセレクションは誰がしているのか?と聞くから,ボスだよ,と答えたら,「セロニアスモンクとか聞きたいですね,できれば。」って言うもんだから,「モンクって一つのジャンルとして確立してると思わない?」って言ったら「あ,めぐさんはモンク知ってるんですか??」といたく感動されて,そっから彼女のモンクトークがちらほらと。
 以前行き詰ってもう駄目だ!って思ったときにモンクを聞いてすごく救われたんだって。ほーぅ,と思いながら聞いていたら,「めぐさんは,そういう音楽ありますか?」と聞かれた。あたしにとって癒しかどうかはわからないけれど,心の琴線に触れる曲はフォーレのレクイエムである。ピエイエズを初めて聞いたときに,ほんとうに,ほんとうに,カタルシスを感じてしまったわけで。でも,そういう人いるかもね。沢山。ありがちだからさ。何度も何度も繰り返し歌って,エンドルフィンでまくったねあの曲は。この間どっかで偶然流れていて,やっぱりいい曲だと思ったなぁ。今はあのように,歌うことは止めてしまったけれど,感動する心は変わらないなぁ。
 ブレイクスルーとなって,後にあれがあたしとジャズとの出会いであったと再確認することになる曲はなぜか,ウェスモンゴメリーのエアジンである。あの時,あの時間に,あたしがラジオを聞いていなければ,あたしはジャズには出会わなかったしブレイクスルーも訪れなかっただろう。あたしはあの曲によって殻を出ることを決めたわけで。でも,フレーズとか覚えてない。あえてやりたいとも思わない。違う扉を開けるのが怖いのかもしれないなぁ。
 ライフってなんだろうね。彼女が感じたライフって。生命?いのち?生活?わからん。ただ,あたしは肉を裂いたらちゃんと赤い血の流れている生き物でいたいと,そう思うことでかろうじて世界と繋がっているような気はしているし,あたしの周りはすべて宇宙人だと思っているし,宇宙人はもしかしたら切ったら赤い血が流れてないかもしれないし,と,ここまで書いてフィフスエレメントのソリストを思い出した・・・。

February 25, 2005

哀しきシャルドネ

 お,なんか誰かの本の題名みたーい。って,リュウか。リュウの本は,本文よりも「だれだれに捧ぐ」みたいなところがいいなと思ったことがあるな。って,話がずれたけど,なんのことはない,この間こいつは美味そうだと思ってこうたシャルドネがいまいちだった,というだけのこと。こいつは,なんというか,美味しい!と思うにはどこか水っぽく,まずい!と言い切るには微妙にさわやかで辛口で良い香りがある。ようは,まさに,中途半端やろうなのである。一口飲んでむむ,二口飲んでむむむ?振り返って冷蔵庫に向かいゴルゴンゾーラを取り出してちびちび食べながら,この白ワイン君は料理用決定,と思った。料理用にもできん,というほどまずくはないし・・・。
 でもさー,おいら今日三ノ輪でうまーい天丼食ったんだよね。ぺろりと。で,帰ってきて微妙な味の白ワイン飲んでるのって・・・。あれ,なんて店だったっけ?忘れちゃったけど・・・四角く切ったイカの掻揚げがおいしかったよーぅ。たれも甘すぎなくてよかった。仕事辞めたらこんな生活はできんだろう,うん,できない。だから満喫。って,今のうちから節約しておかないと,後が怖いのは知ってるんだが・・・後の恐怖よりも,今の天丼。
 三ノ輪は美味しいものが多い気がする。豆大福といい金太郎飴といい天丼といい。そして三ノ輪はダンス教室(スタジオ)が多いんじゃないか?駅からたらたら歩いている途中にフラメンコ(カルメンのままが教えている)教室とサルサスタジオがある。しかも両方とも5分と離れてはいない。三ノ輪でダンス?何ゆえ?入谷でジャズ,とか浅草でサンバとか,浅草でジャズとか,なになに,下町はアツイわけ??いかすなぁ。

 ああ,それにしても眠い。雪なんか降ったところで花粉症が治まるなんてことはない。それどころか,気圧の影響だかなんだかわかんないけど,余計ひどくなる気がする。
 
 
 
 
 

March 1, 2005

のんで。たべる。

 週末からの暴飲暴食のおかげ?か,お腹痛くなるわ貧血になるわで大変だった。
 そもそものスタートは25日の夜で,25日の夜は馬場で企画バンドのリハで撃沈してた。撃沈しつつ,誕生日をスタジオで迎え,へろへろしてたら友達から連絡があって誕生日だからと酒とケーキをいただいた。ありがとう第一弾。
 で,友達からもらったカヴァの白のシャンパンをチーズケーキをつまみに1人で家で飲んだくれた。いままではロゼしか飲んだこと無かったけど,うまいね。白もなかなかいけますな。でもねー,1人で一瓶飲むのって,うーん圧巻。美味しくて飲んでたら飲み終わったころにはヘロヘロ,そして,朝の4時。顔を洗って布団にもぐりこんで,誕生日は寝倒してやる!と思っていたら,朝の10時に電話が枕元でなった。
 出るとまーちゃんからで
ま「おたんじょうびおめでとう!今日は誰かに盛大なお祝いをしてもらうわけ?」
私「いいや。今日はめでたく夜まで寝るつもり。」
ま「ならば家で盛大な?パーティーをしてあげるからいらっしゃいよ」
私「夜になったらな」
ま「いや,なんかお昼に来いって言ってるよ」
私「わかったわかった」
と電話を切った。その瞬間に2度寝。次に目が覚めたら既に昼の12時だった。あれ,実家に行かなきゃ。と慌てて支度をしたけど着いたのは3時。そっから,ありがとう第二弾。
 3人で白ワインとロゼをあけ,お刺身を食べたり,鳥のトマト煮を食べたり,なんか幸せな食卓でした。いまだに両親に祝ってもらえるムスメなんて,そうそういない。ありがたい。
 そして,そのあと水戸にGo。ゆーたに初対面!ちょおおおおおおおかわいい。やばい。たべちゃいたい。ずっと抱っこさせてもらった。ふわふわ。なんかさー顔が豆みたいで。まじでつれて帰りたかったっす。和美からトップを2つ誕生日のプレゼントでもらっちった。ありがとう第三弾。
 そしてビールを飲みワインを飲み銀杏を食べ,スタバのキャラメルドーナッツを食べ,そのあと帰ってきちゃさーちゃんのおみやのおすしを食べ,なんか飲んで食べてばっかりだなぁ。
 明けて日曜日も,みつ団子を食べて,秋刀魚の焼いたのとかご飯とかのりのお味噌汁とかたべた。あれ,海見に行ったときに,焼きソバとかイカ焼きとか焼きとうもろこしとか食ったな・・・。
 これじゃぁ胃も痛くなるか・・・あはは。幸せな悲鳴ってことで。今日から筋トレがんばろっと。
  

March 2, 2005

波乗りでありたい

 人ってのは,かならずアップとダウンの波がある。と思っている。少なくともあたしにはしっかりある。その上と下の波幅が大きいと,案外疲れちゃったりするわけなんだけど,アップでもダウンでもあたしという個人は変わらんわけで,そのどちらでも受け入れてくれる家族や友人てのは本当に,本当にありがたい存在である。
 ダウンの波てのは,大抵1人で居るときに襲ってくる。あたしはえぐるように考え込むのが癖らしくて,よくないループにはまり込むとどつぼに入り込んで抜け出すのに時間がかかる。いつだったか,前のシャーデーバンドのベースのケイゴ兄が「ネガティブはものすごい吸引力がある」と言ったことがあって,すごい納得した。できれば,ダウンだけど,アップの波が来る気配がするなぁと思っているぐらいがちょうどいい。アップはアップでかなりパワーが要るから疲れてしまうのである。
 でもさー,ダウンなときって,ダウンな自分をどこかで心地よいと感じながら,でも肯定はしきれないわけで,「こんなんじゃいけない」と自己否定に走ってみたりすることもある。で,周りを見回して,自分よりみんながうまく行っているようだ,と隣の芝は青い状態に陥る。そうなるともう,目も当てられないいやぁな感じになってくる。「調子の悪いときもあらぁな」とダウンな自分を許してあげる余裕すらなくなってくる。
 しかもそういうときに限って,というか,まぁダウンだから頭の回転もアップのときとは違うわけで,絶対違う回路が発火してるか,アップの回路は切れてるかどっちかだと思うけど,駄目出しされちゃったりして,減り込んだりするか,逆ぎれたりする。
 中学生のときに,「外から規定される自分」と「自分自らが規定する自分」について考えていたことがある。人が良しとする自分でありたいのではなくて,自分が認めてあげる自分になりたい,ってね。そしてそんな自分を,わかってくれる人がこの世に1人でも!いたら,この上ない幸せだと。これ,いまもかわんない。「あなたが,私を愛してくれること」これがあたしの生きる糧である。うーん,ちょっと宗教チック。いぇーい。
 まぁ,アップであれダウンであれ,巧く乗りこなしたいわけだ。なかなかうまくいかないんだけどさ。

March 4, 2005

オーヴァーフロー

 基本的にポーカーフェイスでいたいけれど,最近は無理です。

come shine or rain

 朝扉をあけたら,雪が降っていた。正直昨日の夜から振っていると思ってたからもっと降り積もっていると思っていたから,あんまり積もってなくて,拍子抜けした。職場に向かった。正直目が覚めたときに熱があるのがわかっていたので,休みたくて仕方がなかった。
 そんな気分で出かけてるから仕事はのらない。おまけに無神経な人のほんとうに無神経な言葉に,うんざりした。早く帰って酒飲んで寝たい。

March 7, 2005

新しい週末のスゝメ

 金曜日。朝雪が降っていた。メディアで言われていたほどすごい降りでもなく,ちょっと「な~んだ」みたいな感じ。上司が出張に出ていたから,うゎー帰ってこれないなぁかわいそうに,いひひ,と思っていたのだが・・・。しかも朝目が覚めたら喉が痛いわけだ。熱もある。また風邪かよ・・・と少々うんざりしながら職場に行って,職場の無神経なやり取りに,すがすがしいとは言いがたい気分で午後を迎えた。
 3時ごろかな,上司が帰ってきて,まぁ定刻どおり帰ってこれることはもうわかっていたので,諦めて営業スマイルで「おかえりなさい」とか言ってみたりして。で,17時になるかならないかの内に,職場にいる宇宙人たちはさっさと帰って行った。あたしも,見習って帰ってみた。といっても,18時過ぎ。最近にしては早い!
 そそくさと,家に帰って,なぜなら料理がしたかったからで,買出しに出かけた。まずコーヒーを買い,チーズを買い,肉を買い,ワインとウィルキンソンのジンジャーエールを買い,野菜を買い・・・って食べるものばっかりだ(笑)そしてパン屋に入り,バケットもフランスパンもなにもないのに心の中で悪態をつき,それでも他のパンを買って帰った。てがもぎれるかと思った。
 作ろうと思っていたのは,スピナッチニョッキ,ルーから作ったホワイトクリームシチュー,トマトソース。7時に帰ってきて,ほうれん草をゆで,ついでにシチュー用のブロッコリーも湯がき,ジャガイモとにんじんの皮を無言で(って言っても1人だから無言は当たり前か・・・1人で喋り捲ってても怖いわな)ひたすらに剥き続け,たまねぎとセロリを切り,トマトソースを作る傍らほうれん草をみじん切りにして,水を切り,茹で上がったジャガイモをマッシュしてあら熱を取り,トマトソースを煮詰めて火を落として冷まし,シチュー用の肉を取り出してハーブソルトで下味をつけ,ほうれん草と粉をマッシュポテトに入れて練り,まな板の上で棒状にしてから切り,湯がいて浮いてきたところを引き上げ,肉に粉をはたいてフライパンでフランべし,野菜を入れて炒めて煮込み,別の鍋でルーを作り始め,焦がさないようにガスの前にへばりつきになって,黙々と炒め,煮込んでいたスープでのばしてから投入し,寸胴一杯にシチューの完成!と思ったらブイヨンを入れるのを忘れたのに気がついて味を付け直し,おなかがすいたのでパンを食べ,作業終了。
 気がつけば11時。自己満足の料理は楽しい。みんなストックにしよう。と思いつつ,シチューは一皿食べてしまった。自画自賛だけど,まじで,おいしかったさ。もぅ,なんていうか,この感動をあなたに!って感じだった。すっかり職場でのいやな出来事はニョッキとともに去り?気分爽快。そっから,ビールを飲み始め,だらだらとしていたら朝の5時になり,あー今日は歌のレッスンじゃん,もう寝なきゃ,と思って寝た。

そして第?次性徴期

 5時に寝る前にゴミを出しに行ったので,って5時だからもう朝だよね?うちの近所は朝しかゴミを出してはいけないんだが,昼まで寝ようとおもって布団に入ったが,明光院先生から宿題を出されていたのを思い出し!って今頃気づくな,って感じだけど,何とか午前中に起きることにした。寝る前にやるべきかもね。起きたら昼だったよ(笑
 起きて,だらだらとしていたら,だんだん時間が経って,あーどうしよう!とか焦りながら昨日作ったシチューとニョッキを食べた。おいちい。食いすぎた。
 遅刻しそうになりながら,結局宿題はやらずに自主連に向かい,ねーさんたちに頭を下げて一緒にやってもらい,レッスンになったら,他のところでしごかれた。あー喉が痛い。声変わるぜこれ。みんなは浅草の餃子館へいくらしい。おいらは吉祥寺へGo。なぜならもう一個レッスンだったから。たどり着いたら吉祥寺はすごい雨で,まぁでもすぐアーケードだから走っていってあまり濡れずに済んだ。
 TuTuとSpring・・・の練習をして,沢山駄目出しをくらった。がんばらう。それから先生とパスタを食べに行き,家に帰ってきたら22時。途中でドーナツ禁断症状が出たけれど,我慢した。それから,セロリの葉っぱがしなってきたので,白菜もあることだし,餃子を作った。それにしても餃子を作るとき,いつも種が余る。今回は種を余らせないようにぎゅうぎゅうにしてみたけど,やっぱりあまった。いつもより多かった気がする。で,残った種はお団子にして今回は焼いてみた。まずくはないけど・・・スープに入れればよかったやっぱり。一息つきながらビールを飲んだ。ああ,労働の後のビールは美味い。って,なに労働したんだよ!とか1人ぼけ突込みをしながら,大人になってよかったなぁと,子供ゴゴロに思いました。にゃはは。

ウミウシになりたい

 明けてもレッスンだったのだなぁ。でも夕方からだから,ぜったい昼過ぎまで寝てやるぞ!と思って眠った。朝8時ごろ電話がなった。出たらまーちゃんだった。なに?っていったら,「いや,昨日電話もらってたから」と言われて,夜中に電話したのを思い出した。かこちゃんに用があって電話したんだけど誰も出ないから,また入院か??と思ってまーちゃんの携帯に電話したのであった。
 電話を切ってから,布団にもぐりこんだけど,花粉症がひどいので薬を飲みに起き上がり,そのままコーヒーを淹れ,ぼけーっとしながら,結局起きることにした。ボーっとしたままシャワーを浴びて,ぼけーっと出てきてふと,スキャットを考えなきゃいけないのを思い出して,音源聞きながら譜面におこし,4拍子の譜面て難しいなぁと若干へこみつつ,気がつけばもう出る時間!
 焦って準備をして出かけた。時間が押してたからなんも問題はなく,始まったら始まったで,昨日の今日だねぇ,パスタ食ってるうちにお前ら練習しろよ!って感じだよね,とか二人で苦笑しつつ,さくっと10分ぐらいで終わり。その後ご飯食べに行った。帰り道,しょうこちゃんと二人で話をしてたら,ダーリンがアメリカにいるので今週会いに行くんだそうな。離れてたら寂しいね,っていったら,「さみしいどころじゃないよー」って一瞬泣きそうな顔になって,抱きしめたくなった。
 誰でも,そういう気持ちを多かれ少なかれ抱えているときがあるのかもしれない。傍にいる人が1人でそんな気持ちを抱えているのだとしたら,気づいていたわることの出来る人になりたい。やはり,無感覚では居たくない。気づかない振りをする優しさも必要かもしれない。だけど,気づかない振りを出来る人は無神経ではないだろう。まぁでも,労わってあげたいと思う対象なのかどうなのか,という問題もあるから,一概に誰に対しても優しくなんかなれないか。逆も然,反省。あーでも優しくしたいと思えない対象の傍にいられるほどあたしゃー人間広くない。やはり,大事にしたい人々を,きちんと大事に出来るっていう,すごくベーシックな部分に立ち戻るわけだ。ふーむ。人って難しいや。
 時々,ウミウシになりたい。ウミウシってのは,実にキレイで,単純で,岩にへばりっついてるだけで,時々はがれて漂ったりして,いまだに「新種・亜種発見!」なんてこと結構ある。まぁ,ウミウシにはウミウシなりの,悩みとかあるんだろうけど。
 
 

March 8, 2005

オーヴァーハンギング

 この間痩せたときに買ったジーパンに,今では腹がのる(笑)。昨日は朝おなかがすいて目が覚めて,フランスパンにジェノベーゼソースをのせてオーブントースターで焼いたものと同じくフランスパンにゴルゴンゾーラチーズをのせて焼いたものをたべた。おいしーぃなぁ。
 昼に,といっても14時ごろだったかな,やっぱりお腹がすいてきて,家に帰ってほうれん草入りのニョッキの上にトマトソースを載せてジェノベーゼソースを混ぜてチーズをふってオーブンで焼いたものを食べた。まじで,美味しかった。涙が出るほど。
 夜は夜で,水天宮前で仕事を終えて,神宮のケイゴ兄の事務所に日曜日にチケットを置きに行き,途中でミニストップによって豚角煮まんとあんまんを買って,事務所で食べた。久しぶりにあったけど,ちょっとふとってやがった。だけど,あんたはもっと太った方がいい!肉やるよ肉!!!っていつものように思った。
 で,帰りながら,ミートソースの作り置きと,ホワイトソースのつくり置きをしようかなと思い始めた。でもねー,ミートソース作るのにひき肉1.4キロぐらいいるんだよね。どこでかうかなぁ。あ,ニュークイックが確か渋谷に入ってたかも!9日はニュークイックの日じゃん!って水曜日じゃん!よーしいくぞ!って,あ,リハだ・・・だめじゃん(笑
 

走り抜けたいのであります

 んー。やっちゃんのブログに書いてあるこのブログについての感想を読んだ。いつもながらの分析力に,感心する。あたしは彼女はぜったい哲学者だと思う。まぁ,それはよいとして。
 彼女にとっての「生きる」は,死なないことなんだそうな。ほぅ,と思った。いろんな「生きる」の捉え方があるんだけど,やっちゃんが指摘するとおり!あたしは「楽しくなければ生きている意味はない」と思っている。楽しく生きるためには忙しくて当たり前だと思っている。だから,楽しくないとかなりへこたれて,廃人のようになる。忙しくなくなると,次にすることを考え始めるか,有効な時間のすごし方を思いつけずに放心する。
 思うんだけどね,あたしはあたしで居たい,というかあたしでしかないんだよね。うらやんだりねたんだりしたところで,他人にはなれぬ。いいなぁ~状態は沢山あるけど,でも,あたしはあたしらしくしか生きられぬ。それが自他からみて是なり否なりあるとしても。
 コギトを感じている。われ思うゆえにわれあり。コギトエルゴスムのコギト。(この考えに至ったデカルトはすごい。われという意識からは逸脱できないと示したのみならず,われという意識を,体から引き剥がしてしまったのだから。)常に斜め上ぐらいからあたしを眺めるあたし。って,生霊みたいだけど笑。いろんな側面があって,年とともに深まりもして,狭まりもして,でも,あたし,という意識は常にある。そのあたし,という意識から時として逸脱したいわけだ。でも,集団は馴染めないので個ではありたい。意識を逸脱して個でありつづけることは,できるのか?
 まぁ,さっきからあたしあたしいってるけど,基本的に,濃く短く走り抜けるように生きていたい。そのためには無感覚無感動ではいたくない。ついでにいえば無神経でもいたくない。表現は自らを超えないし,表現して,随分とちっぽけな自分を再確認しちゃったりするんだが。
 さて,日影君が自転車でこけててを折ったらしい。かれはギタリスト。ついでに失恋?までしちゃったらしい。ハートのみならずボーンブレイク。音楽が出来ないことがこれほどまでに辛いと思わなかったとメールをくれて,あたしは,共感した。生きていくのに必要不可欠であること,あたしにとってそれは歌を歌うことである。不器用で下手でやんなっちゃうけど,魂を両手でつかんで絞ったら,きっと歌が出てくる。くぅ~うかっちょいー。
 充電期間ですよ日影君,充電し終わったときの君が頼もしいではないか。焦ることなかれ。ピース。

March 9, 2005

カフェ?だからどうした!

 下北に新しいカフェが出来てて,プレオープンのときにいったんだけど,そのとき気に入ったから,昨日もう一回行ってきた。ところがさー。いいんだけどさ,かかってる音楽とか雰囲気とか。なんだけどさ,入り口にスタッフがうじゃうじゃ座って,取材か商品開発かなんかしてたんだろうけど,対応がのろいし悪いしほんっとにむかついた。そんなの店閉めてからやれよ!!!って。おもった。なんかね,髪の毛を切られている隣で,スタイリングの練習をされているような気分だった。
 ゴルゴンゾーラスパゲティを食べたいがためにいったんだけど,ソースとパスタの絡み具合が納得いかなくて,しかも対応はのろくて,ものすごい欲求不満になった。なんというか,痒いところに手が届かない!みたいな感じで。アルデンテにしようという気合はわかるんだけど,ゴルゴンゾーラパスタの場合は,絡まないと意味がないので,実にアルデンテでは駄目だとおもうんだよなぁ。以前食べたケーキはむちゃうまかった。昨日は食べなかったけど。
 犬も連れて行けるカフェらしいけどさー。座った瞬間に帰ろうかと思ったけど,それを押しとどめる何かはあると思うんだけどさー。カフェ流行で殿様商売か?とか,心の中で思ってた。何事につけても,人に対する思いやりを忘れちゃあかんのだろうと思った。反面教師。
 今週末はゴルゴンゾーラパスタを作って食べることにしよう。

I have a dream.

 キング牧師の有名な演説の一片。それについて書こうと思っていたら,後ではWhat's a wonderful world.がかかっている。この曲を聴くと,謙虚な気持ちになることがある。カフェの接客ごときで,ちょっと待たされたからといってむかついてごめんなさいとか,そんな感じ。とか言いながら,仕事をサボってこれ書いてるあたり,実にあたしらしい。昨日行ってむかついた(笑)カフェで,イギリス系のジャズっぽいハウスがかかっていて,いいなぁと思ってなんとなく聞いていたら,キング牧師の演説の一部だった。
 あたしは,迫害を受けてもいないし今現在人種差別をぴりぴりと感じるほどの状況下には置かれていないが,キング牧師のこの演説を初めて読んだとき,あれは確か中学生のときだったと思うけど,涙が出てしまった。実に,あたしが生まれる10年も前の演説である。誰にでもわかるような英語で,力強く語りかける。40年以上経った今も,感銘はなお新鮮で,色褪せない。インスパイアされる人々がいるからこそ,彼の演説は様々なラップやハウスやフリージャズなんかに使われる。いろんな形態をとってメッセージは継承され続ける。余談だけど,彼の語り方のリズムとか研究されてて,人の心に伝わる演説の仕方,なんてのに引用されてたこともある。まぁ,音楽もそうだけど,日本人にはないリズムであることは確かだ。
 日々の雑多な悩みなど,消し飛んでしまうパワーがある。今度から元気がなくなったら,彼の演説を読むことにしよう。もっと早く気が付けば,仕事を辞めずにいたかもしれないな。いや,もっと早く辞めたかもしれない,か(笑)

"Free at last, free at last. Thank God Almighty, we are free at last."

3月31日には,晴れてこんな気分でありたいもんだ。そして今日は実に春らしいではないか。「仕事をやめよ!散歩に行こう!」みたいな気分。って,なんで命令形・・・。

March 10, 2005

ナイスですねぇ~

 って、なんだっけ。11pmか。懐かしい。昨日は13日にやるライブのリハにいってきた。パーカッションの人が忙しくてなかなか合わせられなかったんだけど、初めてあわせたら、やっぱりすごいね。パーカッションがあるとなしではぜんぜんちがーぅ。1曲Soliveの曲をやるんだけど、Soliveはオルガンがかっこよくていいなーと思っていたバンド。インストなのでそれにスキャットを入れるという、よく言えばチャレンジ、普通に言えば無茶、をやることにした。
 いざやってみるとなかなかいいフレーズが思い浮かばないもんで、泣けてくる。思いついてもねたが少ないので同じフレーズのループになっちゃったりして自分では結構へこんでたんだけど、おそらく気を使ってくれたギターの人が「かっこいいよよいよ!」といってくれたので、(ってその言葉で「ナイスですねぇ~」を思い出したあたしもあたしだが・・・)単純に喜ぶことにした。そうなると俄然やる気が出てくる「豚もおだてりゃ木に上る」メソッドで。はーがんばろう。てきとーに。笑

March 11, 2005

あめだなぁ

 雨,きらい。だけど,今日の雨は少し暖かくて柔らかい感じ。春が近いということなんだろうか。昨日の夜スタバのキャラメルドーナツを買った。朝食べた。美味しかった。世の中にはどうしてこんなに美味しい食べ物があるんだろう。

 咳がとまらない。風邪じゃないのかもしれない。胸が痛い。いろんな意味で(笑
 

March 14, 2005

スリリング

 へろへろへろへろ,な気分ですが,昨日のライブは楽しかった。インストの曲にスキャットラインをつけたのはもちろん初めてだったし,それをリハごとにだんだんアドリブで変えて行ったり自分なりに考えたりしてたのは,すごい勉強になった。スリリングだし,セッションするときみたいな緊張感があった。ラップも・・・途中でこけましたが・・・楽しかったかも。Mondayの曲は・・・むむむ。ファータイルグラウンドの曲は,リズムが難しかったけど,歌ってて気持ちはよかった。
 初めてジャズのステージに立ったときからずっとあたしの歌を聞いてくれている人が来てたんだけど,「縦ノリもまぁいけてたんじゃないの?」だってさ。珍しく,ステージで踊ってしまったし。聞いているお客さんのこととか実はあまり考えてなくて,楽しもう!って感じ。でも,緊張してたからかなぁ。疲れた。みんなは最後まで元気で,朝までコースで飲んでる人とかもいたんじゃないか??あのパワーはどこにあるのだ?
 さて,これでしばらくジャズに没頭しよう。

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What's goin' on?

 ほう。あと半月。
 ここから見える夕焼けは,今まで働いてきた建物の中で一番だと思う。あと半月だと思うと,ここからの夕焼けを日々焼き付けておこうと思ったりもする。人の心の中には,いろんな襞があって,それに一喜一憂させられたりするけれど,自然の美しさには,なんというか本当に胸を衝かれる瞬間がある。その瞬間を生きたまま切り取るのはどんな腕を持ってしても,不可能だ。切り取った瞬間に,その自然は一瞬であり永遠ともおもえる眠りに就くのだ。
 こうして文字をつづっている瞬間瞬間にも,空は雲は光は表情を変え,建物の印象も変化し,あたしの細胞も死んでいるわけだ。この移り変わりについていけたら,この世は無常だと嘆く必要もないのだろう。でも永遠に走り続けるわけにはいかないから,そして,永遠に続く夕焼けはないのだから,いつか息は切れ,夕闇が訪れる。だから,自分の体力のなさや齢を嘆いたり,若かりしころを思い出してあのころはよかったと思ったり,夜の訪れを時として恨んだりして,結局はただひたすらの無常観の中に置いてきぼりの自分を見出すことになる。
 急がずに行こう。移り変わるすべてを目にすることが無くとも,ふと目を上げた瞬間の美しさを感じる心を持つ状態でありたい。また,移り変わる自分自身もよしとする気持ちの余裕ももっていたい。時の流れは一連のようで,もしかしたら,すべて点在している瞬間瞬間なのかもしれない。だとしたら,その瞬間瞬間を,あたしはもっと大切にしていくべきなのだ。なぜなら,あたし1人が置いてきぼりというわけではなくて,あたしの周囲もすべて無常であるのだから。

March 16, 2005

咳がとまらんですたい

 また風邪か?それとも気管支炎か喘息か?うぇーん。とかぼやくなら煙草をやめろといわれそうですが。
 今朝はいい天気。この調子ならいい量の花粉が飛びそうですなぁ。最近花粉症用?の立体裁断マスクをしてる人が多い。アレが出始めのころしてたことがあって,かなり周りから変な目で見られていたけれど,今は普通らしい。蛇腹タイプのマスクよりもハイテク風で,ある意味花粉症の人々の中でステイタスみたいな感もある(ウソ)。
 鼻がスースーするようにマスクの中にハッカみたいなウェットティッシュ様の物を入れたりしてみたことがあるんだけど,見つけた瞬間「おお!これいいじゃん!」っておもったけど,鼻だけじゃなくて揮発して目がスースーすんだよねあれ。しかもかみすぎて鼻の周りがむけていたりすると,ひりひりするし,却下。
 あたしはこんな調子でヒノキ花粉が終わるまで続くわけだ。もう,なんというか,脳みそ花粉症ですよ。脳膜もつきやぶって大脳皮質に花粉管が伸びてる感じ。うーん。シュール。どうしよう,花粉が単為生殖して木が生えてきちゃったら。まったくもってコジコジの頭花くんみたいじゃーん。
 
 

March 22, 2005

情熱的?なのかなぁ??

 えーと。よくやる気が見られない,やれば出来るのにやらない,といわれることの多い人生を送っております。ほんとはそんなこと無いんだけど,感情表現が下手なのかも。それとか,頑張っちゃうこととか案外かっこ悪いとか思ってんのかも。ま,その辺りは人それぞれなので,いろんなあり方があるのだと思うけれど。人は見かけによらないから見かけで判断してくれるなよ,と思ったりもする。でも,見られ方を気にするわけじゃないけれど,同じようなことを何度も何度もいわれるってのは,やはりこちら側に問題があるのだろう。
 さて。昨日は祝日!休みだ!わーい。絶対昼過ぎまで寝てやる!と思いきや。午前中のまだ早いうちに始まった隣人の喧嘩に寝ていられなくなった。ある意味情熱的,とでもいえるんだろうか。最初は「あーまたか(うん,実はよく喧嘩している)」」と思っていたんだけど,だんだんエスカレートしてきて壁を叩く音とか物投げる音とかし始めて,むかむかするというかなんだか気持ち悪くなってきた。あたしにも,遠い昔に何度かこんな場面があったような記憶もあるので,ある程度までは「あるよなーこういうこと」で済んでるんだけど,まぁ昨日は寝ていられる状況ではないほどに,エキサイトしていたわけで。志半ばで起きざるを得なくなった。
 日曜日に新宿のお店にセッションに出かけて,歌詞が飛んだりしながら苦笑いして歌を歌ってきたんだけど,パソコンを開いたらお店から「5月にブッキングさせてください」とありがたーいお言葉がきていた。あーじゃぁ歌う曲決めなきゃ。あー譜面書かなきゃ。うーん,晴れてるからついでに洗濯しておくか!って感じで,だんだんこちらも活動的になってきて,隣の喧嘩もなんのその。気がつきゃ鼻歌歌いながら洗濯洗濯!って,実際には鼻水たらしながらひくーい声でこぶしをまわすような状況であるから,あまりポップではなかったけど(笑
 その後で今度歌うマイルスのTuTuの一部にマイルスのSo Whatという曲の一部をスキャットで入れようと思っていたから,MDから譜面を起こしていた。コーヒーを入れた。チーズケーキを食べた。煙草を吸った。うーん,貧血で気持ち悪い・・・。へらへらしてたら,おりしも友人が我が家に荷物を取りに来て,よほど変な顔色してたみたいで「だいじょぶ?」を連発された。だいじょぶだいじょぶと答えてみたけれど,友人が荷物を持って去った後ストーブの前にへたり込んでいた。しばらくそうしていたら体温が戻ってきたので,また譜面を書いたりしていた。
 早めに寝ようと思っていたけれど,みほよっちと歌の仕事について話をしていたり,ダイアンショアーを聴いていたりしたら気がつきゃ2時。お隣はまだエキサイティングアゴーゴー,だった。元気だ。パワフルだ。ある意味すごい。感心する。でも,この壁一枚隔てた向こう側では激しいいい争いが続き,こちら側ではまったりととらえどころの無い歌声が響き,なんというか,細胞の中のミトコンドリアとゴルジ体みたいな気分だった。あれ,でもミトコンドリアほどあちらにもこちらにも生産性はないのかもしれないな。じゃぁ,リソソームとゴルジ体,ってな感じで。まぁ,いずれにしろ,ひどい花粉症で眠れやしないんだけどさ。疲れないのかなぁ。かれらは。純粋な疑問。

 さてはて,ワイヤープランツに引き続きテーブルヤシが瀕死の状態なので,玄関の外に出してみた。日光浴。どうなることやら。

さっき

 昼飯を我流ラーメンで食べるついでに,友人の実家が建築中のシングル用のワンルームマンションを見に行った。外側のカバーが外れて,なんともモダンな建物が建っていた。いいなー。新しい建物って。で,ママがいたので,ちょっとだけ話をした。もう既に1部屋しか空いていないらしい。すごいなぁ。
 で,ラーメン食べて帰ってきたら,カルメンに作ってもらったミサンガが取れた。願い事が叶うってことなのかも!いぇーい!なんだか元気になってきたぞ!春だし。で,カルメンにメールしてミサンガ取れた!っていったら「願い事がかなうってことですよ!」って返事が来た。それを信じる信じないは別にして,そういう気持ちって,悪くない。やっぱり元気よく?精神衛生的に健全で?過ごすのはいいこったね。雨降りでもね。あったかくなりつつあるからね。
 
 もうすぐ花見の季節だなぁ。。。

March 23, 2005

寝不足が続くと

 脳梗塞や脳血栓になりやすくなるらしい。納豆やしいたけは脳梗塞や脳血栓を防ぐとか防がないとか。花粉症がひどくて眠られない。まず鼻水が詰まって眠れないし,寝ながらくしゃみが出るから起きてしまうし,顔とか痒くていらいらする。症状を抑えるために薬を飲んだら頭がボーっとしてひたすら眠くて昼間は廃人。あーもう。なんとかならんのか。
 昨日歌の練習に行ったら,鼻詰まってるから益々ピッチが悪い!といわれた。あーうー。

March 24, 2005

冷たい雨

 昨日帰り道,冷たい雨が降っていてげんなりした。降るか降らないかわからないぐらいの時間帯は案外春の気配がして,少し寒くても大丈夫な気分だった。それが,周りの人がみんな帰って,仕事を片付けて帰途に就いたら,エントランスを出たら雨。しかもかなり気温が下がっていた。
 こういうタイミングはあまりよろしくない。春だからといってあまりわくわくできないところが少し哀しい。さっきまで,桜のつぼみが随分大きくなってきたな,って思ってたのに。
 家に帰って焼酎を飲んだくれていた。どうしようもなく,独りだと思った。逢わないと決めた誰か,逢えなくなった誰かに,逢いたい気がした。

晴れてりゃいいのよ晴れてりゃ

 "Spring can really hang you up the most"って曲がある。えらとかチャカカーンとか歌ってて,やっぱりすごいやね。上手いし,間が間抜けじゃないし。あたしが歌うとどうも間抜け感が抜けない。詞の内容は,春ってのは参っちまうぜべいベー,独りでつまんないぜけっ。ってな感じ,かな?(笑)
 実際春に気が滅入ることってある。一人で部屋でぼけーっとしてることもあるし,まぁ大抵はこもって飲んだくれてたりするんだけど,そうでないと散歩に出かけて余計滅入ったりする。この歌はまさに,そんなあたしの歌だと思った。
 でもなぁ。基本的に,春はぽかぽかしてて案外やる気が湧くし,花粉症がつらいけど,桜を見てセンチメンタルな気分になったりもするけど,晴れてれば元気だったり活動的だったりする。太陽光発電みたい・・・。 
 

March 25, 2005

久しぶりに

 パソコンの背景を変えてみたりした。チューリップ。なんか元気でるぅ~。
 今朝はからりと晴れているけれど,なんだか寒い。春はまだか?なぜか随分前に行ったドイツのことを思い出した。4月のはじめだというのに雪が降っていた。そのとき初めて海外に行ったんだけれど,ドイツという国はどこかしら日本に似ている気がした。
 フランクフルトの空港の近くには旅行本に書いてある通り,ジャンキーらしきひとがそこかしこにいた。そっから列車に乗ってバドホンブルグアムマインというところに行ってしばらく滞在したのだけれど,日本の鉄道とは雰囲気が違うしドイツ語のアナウンスや液の看板なんかちっともわからなくて,目指す駅に降りられるかどうかどきどきした。
 滞在したのは白くて小さくてこぎれいなホテルだった。どうやら貴族の別荘だったものをホテルにしたところらしかった。受付にはドイツ語しか話せないおばさんがいたのだけれど,英語の話せる女子学生がバイトで後で来るからわからないことは聞いてくれ,みたいなことを言ってるらしかった。小さくてこぎれいなホテルというのは,どうしてこんなに快適なんだろうか。ベッドも固すぎず柔らかすぎず。さすがリサイクルの国ドイツ(これはあたしの勝手なイメージ)というだけあって,リネンの類もリサイクルの精神が浸透していて,でもちゃんと清潔で石鹸も良い香りがして,幸せだった。でもそこの素晴らしいのは,なんといっても朝食のバイキングで,ドイツパンやいろんなハムやソーセージやシリアルや乳製品なんかがきちんとそろっていた。日本の小さい宿泊施設はえてして朝食が冴えない気がする。そんなことはないのかな??
 寒いことを除けばドイツは住みやすい国だと思う。なぜなら。ポテトが主食である。酒が美味い。ソーセージやハムが美味しい。でかい靴といかしためがねのある国だから。ほんとか??

March 29, 2005

ばばあなもんで。

 と。やさぐれてみたりして。日曜日の昼に交通事故にあった。車に乗ってたら後から追突されるというよくありがちな事故で。なんだけど,そのときセッションに向かわなきゃならない時間だったから電車でそのまま移動した。
 一日経った月曜日に,首が痛い。病院に行った。レントゲン撮ったりなんだり。一日かかっちゃったよ。でも病院の先生はちょー優しかったし,対応も穏やかだったから,手続きとかわかんないなぁと思ってたんだけど案外スムース。よかった。
 でもねー。骨の写真見るなり「骨を見る限り,35歳って感じですね,まぁみんな加齢変形はしますけどね。首鍛えた方がいいですよ。」だってさ。ははは,はは。夜になったら腰が痛くなり始めた。これも交通事故のせい??よくわかんないなぁ・・・。

March 30, 2005

この時期になると

 胸が痛くなる。心象風景がフラッシュバックする感じ。リリカルになり,センチメンタリズムに首を絞められるようだ。やっちゃんもブログでかいてたけど,桜の咲くころというのは,「うかれぽんちになり,情緒不安定になる」わけだ。今日の気候なら,おそらく今日中に桜が咲くだろう。そうなると,桜を見ずにはおれなくなり,表層では花見をしたいきもちでいっぱいになり,もっと深い階層では,友達の眠る墓地に咲く桜の花を思い出したりしている。 
 友人が交通事故で亡くなってから,随分と時間が経った。あの時自分の大半が一緒に死んだ気がしていた。千切ったとかげの尻尾のように,それから十数年の時間をかけて徐々に再生しつつあるのだろうか。チルチルミチルのちぎったパンのように,あたしは自分の歩いてきた道に,自分の欠片を落として歩く。それらは鳥に食べられ,風に攫われ,道端で腐って塵となって消える。はたと振り返って自分の軌跡をたどろうとしても,来し方もわからず,ただ無意味な道が続いている。
 何かしらに特化することも無くただだらだらと生きてきた結果なのだろうと,その現状をかみ締めてみたりしているけれど,なかなかそういう生き方を選んできた人間には厳しい世の中である。継続は力なりとはよく言ったもんだよね。
 

March 31, 2005

目が覚めて

 何も変わらないとおもった。おそらく明日の朝目が覚めたときも,同じように感じるだろう。唯一,明日は夕方まで寝ている権利があるというだけだ。劇的な変化を求めつつ,案外そんなものは訪れてはこないと思う。それなのに,じわりじわりと日々変化していることに気がつきはしない。ふと,あるときに白髪は増えたし,手もかさかさだし,おっぱいは離れてたれていき,顔にシミが目立つようになった,なんてことに愕然とするわけだ。
 継続なんだか,不連続の点の集合なんだかよく分からないけれど,時間というのは流れているように感じられる。ちょっと不思議。同じ流れにのっていれば流れていることなど気がつきはしないだろうし,それでも「自分を置いて周りが流れていく」ように感じたり死んだ人の時間は止まってしまったように感じたりする。
 自分の時間と他人の時間は流れ方は違うんだろうか?それとも,普遍的な時間の流れというのが存在するのだろうか。いずれにしても,変化を時間の差異として感覚することというのは,面白い尺度である。大抵は置いてきぼりにしたりされたりするわけなんだが。
 それにしても,カフカってのは発想がすごい。ある朝目が覚めたら,どうして巨大な芋虫になっていた,なんてことを思いつくんだろうか。これはまさに劇的な変化の訪れなんだけれど,こういう形の,非日常的な,超現実的な?,つまりはウェルカムではない劇的な変化ってのは,にっちもさっちも行かなくて,本当に困ってしまうだろうと思う。うん,自他共にウェルカムではない劇的な変化というのは,嬉しくない。目が覚めたら芋虫になっていたくはない。漂流教室みたいなのも,いやだ。とかいいつつ,漂流教室は大好きだけど。
 カフカ的なのも,漂流教室も,加えて言うなら安部公房的なのも,今まで敢えて認識せずとも継続してきたし継続し続けていくだろうと了解してきた自己存在の継続の危機としての,変化の訪れであったりするからとても厄介だ。しかも,その変化の訪れってのが「ありえんだろう?」と自分に問うてみても,いや,全く否定は出来ないのかも・・・もしかしたら・・・なんて疑心暗鬼が心に忍び込む余地がある。そこが,すごい。まだヘルレイザーの方が安心できる。

 ところで。ヘルレイザーで出てくる鍵としての箱は,リンチのマルホランドに出てくる青い箱と似ていると思ったのはあたしだけだろうか??
 
 

April 2, 2005

虫と微乳

 おー。なんかタミオ君みたいな題名だ。って、仕事がないものかと知り合いに話をしていたら編集者というか出版社の人と合わせてもらえることになって赤坂見附へ。韓国料理を堪能。韓国料理ねぇ、実は大好き。なかちゃんとよく食べに行くマニトの味になれちゃってるせいか、ちょっと辛さが足りない気がした。あとチャンジャが甘辛かった。ジャガイモなべを食べられなかったことが残念。
 でもその編集者の人の話が面白くて。牡丹鍋がすきなんだけど、今日はじめてボタン肉にはランクが3つあることを知った。すげー、ボタン肉食いたい!!!というか食べたいのは牡丹鍋なんだが。ついでに言うとしか肉もうまい。すずめの肉はいまいちで土鳩はうまい。って何の話だっけか…。仕事の話でした。
 なんかちゃらちゃらと書きたいなぁと思っていったんだけど、その編集者が虫関係の本を作っているらしくて、マニアックな話になったから中野のむし社にいった話をしたらすごいキャッチーだったらしく目の色が変わるほど話し込んでくれた。でも虫の話をしたかったわけではなかったんだが・・・。案外いけるのかしらん??
 その後?なぜか微乳のはなしになり、プチエロは得意なのでついつい話し込んでしまった。一緒にいた方々ごめんなさい(笑)まぁこんど編集部に遊びに来ていいよとお許しをもらったので、今度いってみよーっと。これって仕事につながるのかな?わかんないけど。おいしかったし楽しかったのでつながるつながる!と酔っ払ってかんがえていたりするわけで。
 
 ちなみに、かえるの肉もうまいです。。。けろ

April 4, 2005

Smile

 スマイルという曲がある。結構有名だからいろんな人が聞いたことがあると思う。昨日明光院先生のレッスンの発表会で、大森とおさんがスマイルを歌う&トランペットを吹くという演奏をしていたのだけれど、聴いている途中で思わず泣いてしまいそうになった。演奏がすばらしかった、ということではないのかもしれない。音ははずしてるし、リズムも不安定だったけれど、何かしらぐっとくるものがあって、目頭が熱くなった。
 演奏というのは、こういうものかもしれない。万人を感動させられなくてもいいし、誰一人感動はしないかもしれないけれど、あたしは等身大の自分しか表現できないのだろうし、自分が思い描いている等身大とはかけ離れているのだろうけれど、小器用に聞かせるというのでは、深い感動を得るのは難しいんじゃないだろうか。
 時として小器用にこなすことばかり考えがちなんだけれど、そんな自分がちょっと恥ずかしくなった。

April 5, 2005

布団の国

 世の中とのつながりが希薄になると、決まってあたしは布団の国にいる。
 月曜日だというのに、9時にはたと目が覚めて、ごみ出しにいって、その後ひたすらまた寝ていた。譜面を書かなきゃならない曲とか、覚えなきゃならない歌とかあるのに、ぶっちぎり。片付けなきゃならない書類の山とかあるけど、見ない振り。まぁ要するに、現実逃避。布団の中にいるのは、本当に幸せだ。おいしい酒を飲んだりおいしい肉や魚を食べたりするのよりも、幸せだ。
 あたしはあまり大きい声で言えることじゃないが、片づけが不得意である。というか、片付いていない状況に対してあまり頓着しない。本を読み始めると周りに本のタワーがたちならび、譜面を書き始めると紙が散乱する。かなりのめんどくさがりで、毎日塵一つないように掃除をするっていう人は本当に尊敬する。ちなみに、片付いている状況の自分の部屋はかなりきれいだと思う。でも、それがあまり長くは続かない。
 いつだか、片づけがうまくなる方法ってののひとつに「朝目が覚めたときに、ああ、よく寝たと思うこと」というのがあった。何の関連性があるんだったか忘れたが、あたしはおそらく、かなり長い時間寝ないと「ああよく寝た」とは思わない。ただ、「よく寝た」と感じるほどに寝ていたら、「ああ、よく寝た、けどもう少し」ってことになるんじゃないだろうか。 
 まぁでも、恋の一つでもしていると、これまた事情が変わってきて、毎日掃除しちゃったりするから怖い。付き合ったら「はじめはこんなんじゃなかったのに」と言われかねないじゃないか。まぁ寄せてあげるブラジャーみたいなもんですよ。まぁ無理は禁物、片付いていない部屋でも居心地がよいと感じてくださる皆様に深謝。って、そんな落ちか・・・。 

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April 6, 2005

くっちゃのんじゃね。

 水戸に行ってきた。和美にドレスの採寸をしてもらうために行ったんだけど、食っちゃね&のんじゃね。平日からそんなことして、社会人のさーちゃんにはいい迷惑だったかも・・・。ゆうたはでかくなっていて、かごベッド(正式名称がわからぬ)にぴっちりになっていた。すごいなー。

April 9, 2005

花見と屋台

 花見は上野がいいんじゃないかと、思っていたりする。浮かれて繰り出してくる人々には辟易するが、その中の一人だから仕方ないのである。木曜日に上野を散歩していた。千鳥ヶ淵もいいけどね。上野のよいところは屋台が沢山出ていて、ビールが飲めるということ。なんだ、結局それか、ってかんじだけど(笑)
 いつも行く串焼きやの屋台にまず行って、今年はハラミ串をたべ、あーやっぱりカルビにしとけばよかったと思いながら生ビールを飲んだ。その屋台のいいところは、裏に座る所があって、そこにちょうどでかい桜の木が生えているということで、わざわざ場所取りをせんでも気軽に花見ができるというところかなぁ。残念なのはチヂミを食べたかったのにチヂミ屋台がまだあいてなかったこと。なんだか、花見というよりも、屋台にいって食べ歩きながら酒を飲むということが趣旨だったりするわけなんだが。
 日本人はどうしてこうまでも桜の花に心が躍ったり、胸が痛くなったりして、あほみたいに騒いだりセンチメンタルな気持ちになったりするんだ?外国人もそうなのかな?たとえば、オランダ人は咲き乱れるチューリップの花畑にダイブしたくなったりするのか?アメリカ人はセイタカアワダチソウの草原を転げまわったりしたくなるのか?うーんなぞ。
 ちなみに、上野は普段はめったに屋台がでてなくて、夕方からおっさんがやっているおでんの屋台がいくつか出る。おでんはまずくない。熱燗でいただいちゃったりするとかなりよろしい。屋台なのになんだか数千円すぐとんでっちゃう。あまり安くはない気がする。寒い冬にはなおさらありがたーい屋台なのである。
 もちろん花見の時期にもおでん屋台は出ている。いつものじゃないおでん屋台もでてたりする。花見の時期に出る屋台ってのはいつものおでんやさんの屋台よりも規模がでかくてたいていは焼き鳥もやってるもんだから、いつものおでん屋台は形勢が悪い。がんばれおいちゃん屋台たち!

April 10, 2005

新しい世界へようこそ

 友人が小原流のかなりの腕前だっていうので、銀座の松坂屋にいって華をめでることにした。小原流の展示会だったのだよね。正直あたしにこれほど華を理解する能力がかけているとは思いませんでした。みーーーーーんな同じに見える。造形チックなのをのぞけばよさがいまいちわからない。みんなの腕前が拮抗してて差異がわからない、ってことなのかも?
 花器や花材の選択のしかたとか、えーこのバランスはどう保つのさ!とかそういう驚きはあったけれど、おお!とかふむ!とかこりゃすげー!みたいなのをほとんど感じなかった。友人が隣であーだこーだと説明をしてくれたが、考えてみたらあたし、花、より木や草のほうが好きだし、もとい団子、のほうが得意だから、理解できないのもしょうがないのかなぁ??友人いわく「目で見るな、心でみろ!」だそうで・・・。
 世の中は奥が深い。あたしがしらない世界がまだまだあるのだなぁと実感。そのあと展示物の撤収まで時間があるというのでパスタを食べに行きましたとさ。ビールがおいしかった。で、そこでその人がパットメセニーを初めて聞いたときに「自分が求めていた音はこれだ!」と思ったといういきさつを聞いて、地味に感動した。あたしは実はパットメセニーを聞いても心に響かなかったんだよね。人それぞれの感じ方や価値観があるのだなぁ。それはおそらく、その人の歩んできた道程にも関係するんだろうが。
 あたしは、カサンドを聞いてやられちゃったけれど、その友人はパットメセニー。そして華をめでる友人と若干?理解不能でぴよっているあたし。で、二人ともビールを昼間から飲んでうまいとか言っちゃってるわけだ。まぁ、持ち寄って楽しめればオッケーってことで。
 その後、上野広小路の、というか御徒町の吉池デパートに行って酒を買い込んで、ラップバンドの打ち上げに行ったんだけどさ。心からリラックスできるわけじゃないから、なんか妙に肩がこったりして。

April 11, 2005

目指しているのは

 自然な声であること。今日は清水秀子さんのライブをまた聴きに行って、何度聞いてもこの人の声は実に自然でいいと思う。どこかで日本のエラと呼ばれているのも十分に納得できる。そうそう、こんな声が出したい、と思う。選曲も実にタイムリーで今日はとあるバンドとのセッションでバードランドの子守唄とIsn't she lovely、overjoyedとか歌ったんだけど、バードランドとoverjoyedをやっていたし、この間ジャズコーラスでやったコルコバドとかセッションでやったルートとか今度レパートリーに加えたいと思っているラッシュライフなんかもやっていた。
 ライブがはねた後に、秀子さんとちょっと話をして、ラッシュライフやりたいんですよね、という話をしたら、「この間のスプリングといい変な曲好きだよねぇ」と笑っていた。確かに、変な曲好きだなぁ。
 今われわれが呼ぶところのスタンダードというのは、われわれにとってのスタンダードじゃない。だから、あたしは60~80年代の曲をやりたいと常々思っている。スティービーやキャロルキングなんかがそれ。ジャズ風にアレンジしたら面白いだろうと思っている曲が結構あると思うんだが。
 実際スティービーは変声期前にいわゆるスタンダードをボーイソプラノで歌ってるアルバムがあるらしい。つまりは彼のベースにジャズというのはちゃんとあるわけ。あのあたりはモータウンなんだろうけど。モータウンだとあとはチャカカーンとかもそうだなぁ。彼女はエラのカバーをしてたりするから、今われわれが聞いているモータウンをジャズ風にアレンジしたらぴったりだと思う。モータウンの彼らからしたら、ジャズへの回帰っぽく聞こえるのかな?あたしには新鮮だろうが。
 数日前から飛散している花粉の種類が変わってきていて、結構つらい。そうだ、飛散で思い出したけど、今日は昼間に「伝染」じゃなかった「感染」を見た。ドイツ観念論か!カント様か!赤いと思っているのは脳の信号によるものだ、つまりは脳によって赤く見せられている、みたいな話が出てきていて、なんかこの手の話最近よく耳にするなと思った。この手の話ってのは、ドイツ観念論的っちうかカントの認識論的な話ね。色眼鏡を生まれながらにしてかけていてそれを通してみるから世界が見える、っていう、例のあれですよ(って、何だその例の、ってのは)
 で、感想として言えば、中途半端だった。怖いんだか怖くないんだか。本編始まる前にみたテレビドラマシリーズのホラー番組ビデオ化!っていうののCMのほうがはるかに怖そうだった。三國連太郎もそうだけど佐藤浩一ってだんだん変になってく役とか似合うね。トレンディードラマとか色物とかお医者様とかそういうのよりも、壊れていく人的な役をやってるときは結構はまってると思う。まぁ、すーさん様の貫禄が出てくるまでは、しばらく壊れ行くヒト的な役をやっててほしい。ちなみに、あたしは彼の唇がどうも好きになれない。でもきっとトランペット吹かせたらいい音が出たりするかもしれない。パープー。

心象風景

 まだかまだかと待ちわびていた?桜も週末には満開になり、まもなくあちらこちらに春埃がまう時期になるんだろう。こんな時期に仕事もせずにだらだらしているのは、やじろべえだ。ある友人は、春は嫌いだという。なぜか。風が強いから。ある友人は、春が好きだという。心がうきうきとするから。あたしは春は好きで嫌いだ。何かやらかしてやろうという企みがむくむくと湧き上がり、ともすると心象風景にとらわれてセンチメンタリズムに頭の先から足の先まで浸りこんで、息をするのさえ苦しくなる。
 花は盛りに、月はくまなきを見るものかは。このくだりは大好きだ。昔の人はよく言ったもんだ。あばたもえくぼ、たでくうむしもなんとやら・・・はちょっと違うか(笑)確かに花が満開のときよりもはらはらと絶え間なく散り続ける花に、どうしようもなく惹かれる瞬間というのがある。浮かれてみたり、まいってみたり、狂おしく胸をかきむしられるような衝動があったり。
 さて、心象風景というのは、表現できるものではない。否、表現しようとして試みた瞬間に、「それ」ではなくなる。だけれども、表現欲求は高まり続け、それと比例して表現しつくせない欲求不満も重なっていくわけだ。あたしにはいくつか、心象風景と自分で感じている情景があって、それを何らかの形で表現しようと試みた時期があったが、今も時々試みてはいるけれど、まぁ、なんというか。カフカの城、みたいなもんだ。その表現できなさ加減が頭に来たり、もうちょっといけばたどり着けるかも、と思わせたりするわけだ。
 

April 14, 2005

ビバ!薀蓄

 初めてヒラミルミドリガイを見たとき、よくこんなのを発見するなぁと感心するとともに、その色、美しさ、形の愛らしさに感動したもんだ。海草にへばりついているわけで、木にへばりつくカメレオンの擬態のように、いや、よくみなければわからないナナフシのように、といったほうが言い得ているような気がするが、要は海中という空気的にも限られた空間の中で発見するのは難しい生き物である(少なくともあたしには)。以来あたしはヒラミルミドリガイを見つけたくてたまらないのであるがいまだかなわず、陸に上がりっぱなしで夢の中ですら逢うことはない。
 おそらくそのヒラミルミドリガイと出会ったころから、ウミウシが好きだ。あたしの育った横須賀の海はウミウシというよりもフナムシのイメージの強い海辺だからウミウシをよく目にしていたとは思えない。どうしてウミウシがこうも気になるのかはうまく説明ができないのだが、おそらくは大抵荒れて状況のよくない海に体力勝負って感じで潜っていたあたしにとって、唯一気が休まる存在だったんじゃないだろうかと、思う。
 わけのわからない形をしている。噛んだガムをペッてだしたみたいな色だったりするし、子供が紙粘土に変な色のペンで適当に色をつけた、という代物的な印象も受ける。ときとして、でかっく切り過ぎたイカの刺身の様でもあり、へろりとめくれて漂っていくさまはまるで踊るフラバーのようだ。
 今日先日お会いした出版社の人のところに遊びに行ったら、そこのチームにいる編集者の人が巻貝とウミウシの体の構造の差異について語ってくれてすごく面白かった。帰ってくる途中で貧血で気持ち悪くなったけれど、家について海辺生物の図鑑を取り出してみていたら気分がよくなってきた。うーん。海洋生物学を勉強したい気分だ、とか思いながら元気になったついでにビールを飲んで酔っ払った。レイチェルカーソンは海洋生物学者なんだよなぁ、なんてぼんやり思っていた。
 いつも思うけれど、ジャンルを限らずマニアックな人の話を聞くのは非常に楽しい。マニアックな話をしている人の目つきが、またよい。よく、飲んでる席で薀蓄を語ってる人を非難する声を耳にすることがあるけど、あたしにはそれがよくわからない。薀蓄は聞けば聞くほどに面白く、もっと掘り下げて聞きたくなる。あたし自身は、あんまり語れる薀蓄持ち合わせてないところがちょっと悲しい。語りたいことをうまく言葉にできないことも。

扉について

 最近扉について、よく考える。大抵は自分の部屋を出るために鍵を開け、扉を開き、外の空間に出て、地面に足をつけ、くるりと振り向いてまた外から鍵をかける、という一連の動作のときに考えるのだが。
 あたしが住まわせていただいている部屋は、楽器厳禁である。つまりは静かに暮らせというわけなんだろうが、いかんせん壁が薄い。隣のくしゃみや話し声は聞こえるし、笑い声や先日も書いたけど、けんかしてる声なんてのもばっちり聞こえるわけだ。
 さてはて、わが身に置き換えて言うと、どこまで聞こえてるんだろう。このキーボードを叩く音は聞こえているんだろうか?レッチリやエラやフォーレのレクイエムなんかも聞こえてるんだろうか?おそらくはイエスだ。ってことは、発声練習や歌の練習をしてたりするんだけど、まぁ多少は気にしつつ声量を落として歌ってはいるものの、それらも聞こえていて、「隣のやつはまた歌ってやがる」とか辟易されているかもしれない。
 多少気にはしているけれど、自分の音がどこまで近所に聞こえているかは想像しかできないので、案外でかい声で歌っているに違いないし、声量を落として歌っていることでものすごい欲求不満になるので、時々実際でかい声で歌っちゃうときもある。よく玄関の近くで歌を歌いながら、出かけるために扉を開けたりすると、シュンと声が小さくなる自分に気がつく。
 近隣に音が聞こえているのを知っているのに歌を歌うのは、扉の存在によるところが大きい。隣近所もおそらく然り。扉がしまっていれば大抵の音は許される、となぜか思っている。ただの鉄の扉なのに、そうなってくると意味が違ってくる。ただの扉は、ただの扉じゃなくなって、それを開ける行為が非常に勇気の要るもの、のような気がしてしまう。 

 あれれ、でもここまで書いて思ったけど、それってただの内弁慶なだけ??かもね。

April 15, 2005

イメージする完成度

 いつも歌うと、げんなりする。たまには、ああ、気持ちよかったと思いたい。昨日はひょんなことから新橋のお店で1曲歌わせてもらって、大好きな曲なのに、イメージする完成度から程遠いわけですよ。がっかり。でもお店をやっているシンガーの方から、いつでも歌いにいらっしゃい、ここでレギュラーでもかまわない、と言っていただけたので、がんばろう!いつか、自分が納得する歌を歌う日がくるかも知れない。

April 16, 2005

ソロとコーラス

 吉祥寺で発表会。spring can really hang you up the mostを歌い、喉の調子が悪くなっちゃってる師匠の代わりにねーさんたちとコーラスを2曲やった。新橋で歌わせてもらったせいか、springはまぁまぁよく歌えていたというか、歌っているときに気持ちが乗った。コーラスは、今回もトップだったんだけど、トップはもういいや。恥ずかしくていけない。次回はミドルか下にしてもらおう。小さいころから続けていたいわゆる合唱とジャズコーラスってのは明らかな違いがある。ジャズコーラスっちゅーのは難しいね。勉強になりまする。
 なにやら、府中のけやきまつりにヤマノのイベントで出ることが決まったらしく、そこでやるコーラス曲の打ち合わせを発表会の打ち上げの後にした。なんやらでかいイベントらしいけど、だいじょぶなのかい??

April 17, 2005

だからなに

 うわー。初めてトリオでTutuのリハやった。面白い曲だから後ろのバンドのかたがたは楽しんでくれていたみたいだけど、師匠ならびにあたしは冷や汗もの。TuTuの途中にSo whatをアレンジしたスキャットを入れたんだけど、ベースの人が「あれ、これってSo whatじゃん」と気づいてくれてうれしかった。とか、喜んでる余裕はあんまりないかも。30日に間に合うのかおぬし!いや、でもやるしかないんだけど・・・わがまま言ったから師匠には迷惑かけらんないしねー。決まるとかっこいいんだけどなぁ・・・。
 でも後で録音聞いたら走りまくってました。あはは、はは(汗

April 19, 2005

えええ

 またまたひょんな縁からとあるバンドのリハに参加させてもらいました。元プロの人とかいるという前フリだったからえーんやばいよーどうしよう!って思いながら行ったんだけど、やんぬるかな、みなさんお上手でしたばい。っつーか、うまいっつーの。あたしの歌あわせていいんか??とか思った。のみならず、22日のライブにも出させてもらうことになって、ありがたい限りです!がんばりまする。

 live information
 4/22 19:30start
 at Wille http://www.h5.dion.ne.jp/~wille/
charge 2,000

 仕事をやめようかどうしようか迷っていたときに、友人が「あせらないときっといいことがあるよ」といっていたのを最近よく実感する。次を決めずに仕事をやめることが今までなかったから、正直あせって転職サイトから来た仕事にアプライしてみたくなる。(実際アプライしてみたこともある)派遣でもいいか、とか思う日もある。だけど、今は焦らないで行こう。焦らず生き急いでいこう、そう思った。
 で、朝目が覚めて今日は清水秀子さんのレッスンがある日だったのを思い出し、見学できるかどうか聞いてみたら個人レッスンは見学ができないらしい・・・夕方からのグループの見学で、といわれたんだけど夕方からは三ノ輪に行かなければならないからなくなくやめた。それから前の職場にいかなきゃならない日だったのを思い出して行ってきた。30分ぐらいしかいなかったんだけど、疲れた。この雰囲気にもう戻ることはないなぁとぼんやりと考えながらエレベーターを降りて歩いていたら、目の前を残り少ない桜の花びらが舞っていった。ああ、こういうのを見過ごさなくてよかったと、ちょっと葉桜を恨めしく眺めてみたり。まぁでも、葉桜は葉桜で前の職場の7回のトイレの窓から見たら緑がきれいでよかったけどね。
 疲れちゃったから、家に帰ってきてそのまま布団の国にもぐりこみたかったんだけど、30日のステージできる衣装の生地を買って和美に送らなければならないので、そのままの勢いで渋谷に行った。
 いつもは渋谷の生地やでいい感じのを手に入れていたのだけれど、今回はどうにもこうにもしっくり来ない。時間もないから仕方なく購入してそれを和美に送ったけれど・・・新宿のオカダヤか西日暮里に行ってみればよかったなぁと思った。

April 20, 2005

猪木とFly me

 仕事やめて20日も経ったんだなぁ、なんて思った。20日経ったのにゆっくり寝ていたためしがないとすごくがっかりした。何で仕事してないのにこんなに起きているんだあたしは??後半なんか、4月からは毎日昼寝することを夢見て仕事に励んでいたのになぁ。
 今朝はいまだに仕事に出かけていたときの癖で携帯に目覚ましをセットしたままになっているんだけど、その音で目が覚めた。まぁ、寝てしまえばいいわけですよ。そうすれば希望通り昼寝を堪能することになるわけだし。だのになぜか窓を開けて空気の入れ換えをしようとしてみた。なんと、今から雨が降ります的においがしているではないか!あせって洗濯物を取り込んでみたり。うーん、主婦みたい。一人主婦。料理熱は冷めちゃってるから不完全主婦。さて、そこでいつもならコーヒーを入れてタバコをすって、と進むわけなんだけど、今日は一味違った。
 昨日ねる前に覚えた歌詞を歌ってみようとカラオケを聞いてみたりした。えーい、うたえんじゃーーーん!えらいおいらの脳みそ!たまには働くじゃん。とかほめてやった。でもかなり音が怪しい、あははははは。田村さんのピアノと小林さんのベースと福井さんのドラムが頼り♪って、あたし以外か・・・とほほ。
 で、なぜかその後に部屋の片づけをはじめ、掃除もしてすげー気分がよくなったけど・・・本の山を片付けていたときに、直りかけていた肩の筋が「ぴき」っていって痛くなった。うぇーんばんてりーん。不完全主婦ノビ太に早変わり。なれないことはするものではない。というか、普段からしろ、という声が聞こえてきそうだけど(笑)まぁでも一応書類と車の雑誌とPJと認知科学とか哲学本みたいな怪しげな本で埋め尽くされていた部屋は床が見えるようになったし、本もちゃんと押入れにしまわれたし、山のようになっていた譜面もちゃんと整頓したし、今日の作業はこれでおしまい。あとはひたすら歌の練習をしよう。
 さてはてライブのお知らせを夜中に流しておいたら友人から返事がちらほらと。「ピアノトリオで歌います」という文章を読んだひろちゃんが「えーピアノトリオってピアノ3台ってことぉ?」みたいなのりでメールをくれたのですっげーうけた!ピアノ3台と歌1人じゃ勝てませんね。
 なんかね、歌詞を覚えているときって、結構意味を考えちゃうと受けるんだよね。ほんと、たいしたことないというか、普通に自分でも感じることをつづってある歌詞が多いわけ。もしくはジャズの恋歌なんかだと、えーそれいきすぎーーーーーストーカーじゃんよとかそんな内容もあるわけだ。素で読むとぷぷぷ、なこともままある。でも、このなんともない日常の感情のかけらをちゃんと歌詞にして歌にするということができるというのがすごいよね。
 昨日は用事があって日比谷に行ったですよ。そのときに猪木のテーマソングが流れてて、うわー懐かしい、これはあたしの中学校の野球部の応援歌だったではないか!と思ったら、隣にいた友人が「これってFly me to the moonとコード進行同じなんだよね」とつぶやいた。猪木とフライミー・・・ちょっとやってみたいかも、と思ったあたしは、やっぱりあほなのでした。

ぎっくり肩

 なれない掃除をしたもんでぎっくり肩になってしまった。そういうボキャブラリーがあるかどうかはしらんが、これはぎっくり肩だ。どう考えても。そもそも交通事故にあって以来どうも首周り肩周りおかしいんだよなぁ。もともと首とか肩とか腰とか膝とか弱いから、逆療法でいい感じになることを期待してたんだけどなぁ・・・。ありえませんでした。今日は連絡が来て保険会社に請求資料を作ったんだけど、こういう書類出してから症状悪化!とかあるんだよなぁなんて、痛い肩をさすりながら思っているわけ。
 まぁこの歳にもなると、がたが出てきて、うーむ、老けたななんて実感するんだけど、そもそも人生の折り返し地点は26だと思っているから、もう折り返しの復路なんて惰性ですよ惰性。肩の一つや二つぎっくりしちゃったりする。19のときに行った家庭教師先のママが、先生は26でしたっけ?とか言ってたけど、今のあたしにあったら、彼女はどうリアクションをとるんだろうか?そもそも、あの時教えていたサチはもう大人になっているはず!会ってみたいなぁ。目が切れ長できれいな顔をした女の子だったからさぞかし美人になっていることだろう・・・。
 家庭教師をするときというのは、ご家庭のパパなりママなりの職業ってのはあまり聞かない。聞いたところでどうなることでもないし。まぁ、逆にこちらは質問攻めなんてことはよくあるんだけどね。それから宗教と政治の話はタブー。そのお家はまぁ、あたしの実家から1時間弱のところにあって、パパもママも気さくな人だった。土曜日の午後に行っていたのだけれど、パパは何をしている人かまったく見当のつかない人だった。ありがたいことに授業が終わるといつも、先生ご飯食べていきなよ、といってくださって、まかないつき!だったんだけど、時々はパパも一緒にご飯を食べたりしていた。
 パパは、いつ行っても家にいるわけ。で、いつもスェット様のものを着ていて、タバコは「峰」を吸っていた。電話が来て、じゃぁ仕事行ってくるから、ってそのまんまのかっこで出かけてしまう。そのパパもママも過去のことはよく話してくれた。パパが運ちゃんやってたとか、バーテンしてたとか、バーテンしてた店にママがよく通ったとか、ママは昔今の半分ぐらいの体型だった・・・云々。
 2年ぐらい経ったある日、ふと、「パパさんてお仕事なんですか?」と聞いてみた。その日は酒盛りで(笑)3人ともいい調子で酔っ払ってたんだけど、そのときは「がはははっはは」と夫婦そろって大笑いして・・・返事はなかった。そして彼らの腕にはゴールドのダイヤがいっぱいついているらしげなろーーーーれっくすさまが鎮座ましましていた・・・。なんだったんだろうなぁ。ま、今は昔ですがね。まだ往路の時代のお話でした。

 

April 21, 2005

なよっちぃヒーロー

 といえば、アムロです。ダントツ。でも、あたしはガンダム世代だけあって、あの情けなさを許す。ニュースで二足歩行のロボットを作ったとか書いてあって、写真見たらほんと、ガンダムそっくり。特に足の辺りが。赤い彗星もできちゃったりするんですかねぇ。世の中のガンダム世代は、やっぱりシャーアズナブルが好きかなぁ。
 先日恵比寿のトイファクトリーに行った。何をしに行ったかというと、スロットレーシング用の24分の1スケールのマイカーを買うため。92年のコルベットを探しにいったんだけど、あるんだなぁ。あのダサいのが。コークボトルとかスティングレーとかああいうのは人気があってあるのはわかるんだけど、92年のコルベットが置いてあるとは。カマロとかもあるので、かなり迷ったんだけどカマロじゃスロットレースやってもどんなもんかと思ってやめた。
 もちろんトイファクトリーはちゃんとガンダムもスターウォーズもトイストーリーもおいてある。ガンダムはドムとかあって、もちろんシャア専用の赤い彗星のでかいの!もあったりして、かなりたのしい。スターウォーズはきれいな陳列部屋があったらぜーーーんぶそろえたいところですなぁ。トイストーリーはよく知らない。みてないから。って、何で書いてるんだ?あ、そう目に付いたからです。
 ちなみに、プラモデルコーナーにはバイクもあるんだけど、どうしてあそこにZ2とかないのかなぁ。あたしはプラモデルにはとんと詳しくないので、カワサキの旧車のプラモデルとか置いてるところを知ってる人がいたら教えてほしいなぁ。
 

April 23, 2005

癒すつもりが・・・

 昨日はゲストでライブに出させてもらいました。聞いてる人がさぞかしはらはらしただろう・・・笑。六本木で歌詞ぶっ飛んで以来の、失態でした・・・精進します。はい。だけど、一緒にやらせてもらったバンドのにーさんたちは優しくて「楽しかった」といってくれて、確かに振り返れば楽しかった!
 3セットあって1セット目はインストオンリー。パットメセニーの曲をピアノトリオアレンジした曲はすごくよかった。あたしはメセニーのボーダーシャツがステージ衣装なところとか、嫌煙家のところとか、なんかいかにも健康チックで眩しく思っているんだけど、というか、あたしとかけ離れた人っぽく感じているわけで。っていうか、超有名人だからかけ離れているのはあたりまえか。メセニーを選曲したのはピアノの田村さん。田村さんは情緒的なピアノを弾く、というか感情がとってもこもってあたしには聞こえて、うまかった。ベースの小林さんのオリジナルの曲もすごく透明感があっていいなと思った。ニコニコしながら弾いてる小林さんの姿はいいなぁ。その笑顔で癒されますって。何でも叩ける!っていってたドラムの福井さんは、本当に何でも叩けていた。すごい!!
 2セット目はインストとボーカルものを合わせてやったんだけど、鍵盤の野田さんが遊びに来ていて3曲セッションしてもらった。気持ちよかったですね。譜面渡してサラッと弾けるなんて、いいなぁ。かっちょいいなぁ。ここまではね、ここまでは無事だったですよ。だけどさー。3セット目が・・・。ふーむ(汗)多くを語るのはやめます。だけど、あまりの失態に胃がきりきりと痛くなり貧血になってしばらく倒れてました。とほほ。
 さて、聞きに来てくださった皆様どうもありがとうございます。福井さんの知り合いの女性が超おもろくて、打ち込みの音楽について語ったんだけど、譜面に起こさないと微妙なニュアンスが打ち込めないっていう話をしてた。あたしは打ち込みはやらないけど、譜面に起こさないと微妙なニュアンスが、ってのはすごくよく理解できる!この間のラップライブのときスキャット考えるのにSoliveを譜面に起こしたときにそういう気持ちだったもんなぁ。
 そのあとコンピューターの話になって、コンピューターで100マス計算をするのと手でやるのとではどちらが早いか、とか、大雑把にがばっとつかむ作業をコンピューターでは再現できるのか、とかそんな話題になった。結果、デジタルコンピューターよりもアナログコンピューターのほうがすごい!ってことにあたしの中では結論が出た。初めて脳型コンピューターを作ろうとしている人々の試みについて理解できるような気がした。
 その女性に暮らしの哲学っちゅー本をもらっちゃったんだけど、生活の中でやったら楽しい101の事柄が書いてある本で、実にあほらしい。なのに、あほらしいことをちゃんと書くという作業が、すばらしい!フランスでヒットした本らしいけど、こういうあほなことをいちいち理屈っぽく書き、それを読んで納得するってのはいかにもフランス人ぽい。なぜかこれを読みながら、ぼくを探して、という絵本を思い出した。雰囲気が似てるからかな。
 で、あけて今日は5月末の府中のイベントに向けてジャズコーラスの練習に行ってきた。Angel Eyesをやらせてもらうんだけど、もともと好きな曲なんだけど、明光院先生のアレンジがまたすごいかっこよくて、ぞくぞくした。

April 24, 2005

昼間からビールを飲んだくれるの巻

 てか、そんなことはありがちなことなんですが。今日はずーっと約束していた中ちゃんとマニトに行ってきました。新大久保の韓国料理屋。毎回行くたびに味が違うような気がするんだけど、気のせいかなぁ??今日は新人の学生アルバイトさんがいて、日本語と韓国語について話をした。
 カムジャタンおいしい。今日はいつものラーミョンではなくてびびん飯みたいなおじやにして最後を締めてみました。おいしかった。昼間からビールや焼酎を飲んだくれるのは、何でこうもよっぱらうかねぇ・・・。
 中ちゃんと酔っ払いながら映画の話になって「コンスタンチン」を観たいねっていってたら、なぜかその後クレヨンしんちゃんの映画の話で盛り上がりました。あたしはシンちゃんの映画を数本しか見てないんだけど、なかちゃんは結構チェックしていてDVDまで買った作品があるそうな・・・。なんだか泣ける作品もあるらしく・・・今度借りることにした。
 彼曰くジブリ作品よりもシンちゃんの映画は考えさせられるものがあるというんだけど、その理由が、ジブリはきれい過ぎるんだそうな。いかにも問題提起っていう内容だというのはわかる気がするけどね。でもジブリのもののけ姫は美しかった。屋久島にいって、あーあれはこの場所を再現したかったんだな、っていうのを実感したあたしとしては、ジブリ作品のよさも否めない。
 へらへらと電車に乗って新宿から帰ってくるときに電車の中で子供が疲れて寝ちゃっているのを見たりすると、小さい生き物というのは愛されるようにできているなぁと感心したりして。あたしみたいなでかい図体の生き物がねっこけてたりするとやっぱり退かれちゃったりするわけで・・・。酔っ払って電車の中で寝ちゃったりするのはしないようにしようとこころから思ったりした日曜日の午後でした。
 

April 26, 2005

あめゆじゅとてちてけんじゃ

 今朝は雨が降っていて・・・、なんだか宮沢賢治を思い出したりした。午後友達と会うことになっていたので、昼間でだらだらと布団の国にいてようやく出国して準備をした。雨は嫌いだ。昔いためた関節はしくしくと痛み出し、鼻水の出もひどくなる。頭痛はひどくなるし、金曜日の貧血再び、みたいな気分だった。
 それでも約束だからいざ出かけようと玄関を開けたら晴れていた。いぇーい!今までの不機嫌さが嘘のように元気になり、足取りも軽く渋谷へ。パルコの上でご飯食べて、ぷー同士これからのわが身について思いを馳せたりしたわけ。
 今は焦らないと決めてしまっているので、あたしはさぞかし脳天気に見えたんじゃないかな。でも3月中は仕事をやめる不安感がストレスになっていたりして、ブルーだったしため息ばかりついていた。友人は、不安なのかどうなのかはわからないけど、ため息ばかりついていた。でもねー脳天気なあたしが何を言ってもあほなことしか言えなくて、なんだか悪いようだったなぁ。
 その友人はあたしなんかよりもずーーーーと長いこと会社に勤めていられた人だし、それを支えてきた専門的な仕事があるわけだ。その仕事でさっさと自分の会社を起こせるほどの才能があるわけ!それだけですごいしあたしにはうらやましいし、なにしろ、MT車を運転できるってだけで尊敬に値する。あたしには・・・そんな才能はないぞ。あるのは万年お花が咲いているような脳みそだけじゃん。だめじゃん!あーこんなあたしを見捨てずにかまってくれる友人たちよ、ありがとう!深謝深謝深謝!
 その後で二人でスロットカーを見に行って、その友人の車(フェラーリ)を借りて遊んでたら、1回目クラッシュさせてリアバンパーが取れ、2回目ぶつかったら助手席が飛んでいき、3回目飛ばしちゃったら運転席も取れて後ろ半分がなくなった。ガラスも取れかかってたかも・・・その直前にそこの社長さんが丁寧につけてくれたパーツも吹っ飛ばして結局車を真っ二つにしちゃった!しかも、過電流でスロット自体断線させちゃったし!
 もう友人は笑うしかないというか、ため息の材料がまた増えたというか・・・ごめーん。友達の顔は完璧に引きつってましたね。友人には悪いけど、なぜかすっきりしちゃった・・・笑。友人も「潔すぎて気持ちいいくらいですよ」となんとリアクションしてよいのかわからないコメントをくれた。いや本当にこれが1分の1スケールの話だったらしゃれにならないけどね。あはは、はは。
 ところが、昼間だというのにスロットカーレーシング場にはおじさんたちがちらほら・・・思わず「お仕事なんですか?」とか聞いてしまった。そしたらその人も、ぷーだった。友人と二人で顔を見合わせて笑ってしまったり。
 その後水天宮前に行き、用事を終えてその後新宿ピットインに清水秀子さんを聞きに行った。サムタイムでしか聞いたことがなかったけど、レパートリー多いんだろうなぁ。いつものメンバーじゃなくてもまたちょっと違った感じで歌ってて、よかった。終わった後にレッスンの話をしたりした。
 帰ってきてメールチェックしたらこの間一緒にライブやった人からメールが来ててまたやろうね、って言ってもらえてうれしかった。焦らずやりたいことをやるんだ。だって、そうするってきめちゃったんだもん。んー。なんだかとても北方ハードボイルドが読みたくなってきた。「理由はない、俺がそうすると決めた」とかいう主人公のせりふを聞いてさぞかしハードボイルドな気分になりたいもんだ!とかいって、今週末の曲れんしゅうせねば・・・

 

詭弁論者たちの黄昏

 時の経つのは早いもので、横須賀のおじいさんが亡くなってから7年、友人が亡くなってから気がつけば15年も経っている。歳をとるわけだ。春の雨は心を蝕む気がする。こういうときは、ドーナツでも食べながらコーヒーを飲んでいるのが無難だ。
 日常の欠如というのはどうも受け入れがたい。あたしにとって日常の欠如、というか非日常ってのは近しい人が死んでしまったり、大切にしていたものを無くしてしまったり、会社にいて働くことだったりするのかもしれない。昨日実感したんだけど会社勤めをしていない毎日は、本当に、幸せだ。日々の時間の感じ方がすごくあたしらしいと思ったりする。
 古代ギリシャでどうして哲学が流行っていたか、ソクラテスのおっさんとかは、きっと今のあたしみたいな生活を送っていたからに違いないのだ。とかいって、今のあたしがソクラテスのおっさんと同等だといっているわけではない。こういうずっとものを考えている時間が、詭弁論者たちには必要だということ。
 明確な言霊様にならないから、そのあたりにソクラテスというかプラントンのおっさんと凡庸人間たるあたしに歴然とした差があるんだろうが。なーんだ、君たちも定職につかないぷーだったのか!とか思うとソクラテスのおっさんも妙に親近感ですなぁ・・・

April 27, 2005

男性に歌ってほしい曲

 最近男性に歌ってほしい曲が2曲ある。My one and only love.とIt had to be you.たまらん。こんなの甘くてセクシーな声で歌われたらまじで、鼻血が出るに違いない。あたしが歌っても、どうもしっくりこないんだよね。でも歌うけどね。歌うけど、これじゃぁくどけんなぁと思っているしだいで。Watch what happensはくどくために歌いたいけど、いつもいつもこける。まぁ、歌なんて歌ってないで単刀直入に愛していると言ったほうが回りくどくなくてよい。性に合っておる。って、何のはなしをしているんだか(笑)
 今日は通常のレッスンの後にTutuをさわりだけ歌ってみた。全部歌っちゃうと面白くないからね。チラ聞きで。うまくできるといいなぁ。今週末だなぁ・・・。え、今週末か。和美に依頼したドレスを取りに行かなきゃ!!!なんやらいいできばえらしい。楽しみ。今度もエロいのかなぁ。わくわく。

April 28, 2005

海日和

 今日はまったくもって海日和だ。車飛ばして海でボーっとしたい。残念ながら車がないのだ。数年前売ってしまったGOLFでよく晴海埠頭まで行ってボーっとしていた。精神的なエッセンスとして車は必要だと今日のような日には切に思う。
 水戸に行ってきた。すげー美しいドレスが出来上がっていて感激した。ゆうたとごろごろあそんできた。癒される。後はまともに歌えばいいだけ。そこが問題だったりしてあはは。久々に朝4時まで飲みながら話していた割には朝930ごろおきちゃったりして、二日酔いもなかった。ただ、鼻水とくしゃみがすごかった。
 帰ってきたらこの間一緒にやった小林さんからオリジナルのCDが届いていて、なんだかありがたかった。彼の曲は好みである。曲作ってくれないかなぁ。
 先日若者3人のバンドと1時間セッションをしたんだけど、彼らのアレンジはすごく面白かった。発展系な感じがするってメールをしといたら鍵盤のヨウコちゃんからメールが届いていて、うれしいことを言ってくれた。最近は素直に喜ぶことにしているので、すごくうれしかった。

  空気が生まれる瞬間、世界が広がる瞬間、
  たった1時間のセッションからも、megさんから沢山発せられていました
  いい空気に触れたときに、奮いあがるゾクゾク感
  またそれに触れたい、と恋しくなる欲求
  megさんのウタがまた聞きたいな、って
  ヒトをそういう気持ちにさせることができるのは、
  きっとmegさんがいろんなコタエを知っているからかもしれないです
  ウタでそれらを伝えられるんでしょうね

ヨウコちゃん、ありがとう。君は詩人だ!だけど、あたしはコタエを知っているわけじゃないんです。いまだわからぬ問い、いまだあえずじまいの人、たくさん。コタエを、探している、というほうが正しいのだと思う。求めるものは、いつもすぐ近くにあるようで、だけど漠然としていて、つかむことができないでいる。
 

April 29, 2005

人という生き物は

 とても難しいと、いつも思う。今日は世間ではどうやら休日らしい。毎日休日だからよくわからない。気温は30度近くまで上がるらしい。朝から洗濯三昧。鼻歌歌いながら洗濯物を干していたら、近所が喧嘩をしている。大抵休みの日の午前中は口論をしている気がする。情熱的だと思うけど、休みのたびにこれじゃ疲れちゃわないんだろうか。でも、あたしは感情を彼らのような形では出すことができないので、ちょっと羨ましいと思ったりもする。
 だけど、口論を否が応でも聞かなきゃならないのはいやだったので、エラのCDをかけてきいている。いつもよりもちょっと大きめの音量だったりする。そしたら曲が気になって喧嘩どころじゃなくなった。譜面を出してきてチェックしたりした。歌を歌うことは、時々苦しかったりするんだけど、きっと今のあたしには、いや思えばこれまでも、そしておそらくこれからも、歌を歌うことしかできないんだろうな、とぼんやり思ったりする。

April 30, 2005

Hawaii

 いったことない。けど昨日の陽気はハワイのようだ、と勝手に思った。南の島いきたいなぁ。でーピニャコラーダのんでいい音楽聴いて風のよく通る部屋の中でカーテンと戯れたりしながらへろへろしていたい。で、飽きたら筋トレとかしてさ。そんなくだらないイメトレはいくらでもできるんだけどなぁ。今日のステージのイメトレもしなきゃならんのに・・・現実逃避ばりばり。
 いつだったか、JALだかJTBだかのCMで、ハワイのどっかの島でゴルフをしてるシーンがあったんだけど、あれはすごくよかった。ゴルフをしたことのないあたしでも、ゴルフをしたくなった。児玉ハハにも本間とおさんにも、あたしは絶対よく飛ぶからゴルフをやるべきだ!といわれてたんだけど、いまだ手付かず。ゴルフの打ちっぱなしというよりも、バッティングセンター、って雰囲気だし(笑)今行ったら肩壊れちゃうだろうけど。
 大学のときから実感していたことだけど、時間のあるときにはお金がない。ある程度お金がたまったときには時間がない。ほんとは、今の時期なんて、時間があるんだからさくらにあいにシアトルにいったり、一人グアムとかしたいのになぁ。やはり、時間もあってお金もある、みたいなのがいい。
 昨日カルメンと話してて、彼女は中3なんだけど「やっぱりお金があるのはいいよね」という話になった。なんでそんな話になったかというと、あたしが車を持っているかどうか、という話からだった。いやちょっとまて、夢は願いつづければ必ずかなう、という美しい話からだ・・・。
 19ぐらいのときに自分の車がほしくてほしくてたまらなくて、ずーっと車のことを考えていたら、数年後にひょんなチャンスから車を持つようになったよ!といったら、今車持ってんの?という悲しい質問をされたわけ。持ってないよ。なんで?お金なくて売っちゃったから。えーん。って感じの会話がなされ、でもさー、車持ってたら絶対車で来てるよね、といわれて、eso es!(そのとおり!)だと思った。こんなに天気のいい日に、ドライブをしないなんて、油揚げの入ってない味噌汁みたいなもんだ。
 カルメンが友達と夢について話すと、ほとんどの友達が「1金、2金、3金、4彼氏」ぐらいの勢いなんだそうな。お金がなければ何もできない、ということらしいけど、つまんない中学生だなぁ、夢を持ちなさいよ夢を!お金がなくても幸せだ、とか言いたかったけど、まぁお金がなくて車を売ってしまった身なのでなんともいえない。とほほ。
 そもそもなんで車がほしくなったかというと、西麻布の交差点のホブソンズの前にぼけーっと立っていたら、あたしの大好きなSAABのカブリオレが目の前を通っていったからで、「うわー、SAABのカブリオレに乗って、逆ナンしたい!」と刹那に思ったから。不純な動機。不純な動機ほど案外早くかなっちゃったりするもんだ。たとえば昼寝したいから仕事をやめる、とかね。えへへ。

May 1, 2005

だらーっとねっころがるのがいいわけです

 今年の夏は猛暑になるのか?猛暑結構!暑いのは大好き。暑いときに海に行ってだらーっとしてるのがいい。そうでなければ、風の渡る畳の上にねっころがって本を読んだりしてるのがいい。今の家は床だけど。床の上もひんやりしてていい。ちょっとだけ、自分の存在を確認できたりする。
 TUTUはプロのトリオのみなさまのおかげですごくいい曲になりました。うたをのぞけば。ライブではその場の雰囲気ってあるから録音を聴くと場の雰囲気までは録音できないからいろんなあらが見える。というか聞こえる。自分でやりたくないはずしかたをしてたから反省した。
 でも、この曲をやってよかったなぁと思った。おそらく、しばらくはやることがないと思う。譜面渡してはいどうぞ、という代物の曲じゃないから。なんやらそんな曲ばっかり増えちゃって、どうなのよそれは(笑
 カサンドラはすごい。やっぱりすごい。改めて実感した一日でした。TUTUにちなんで、敬虔な気持ちになって、みんなが幸せだったらいいなと思った。ピース。

May 2, 2005

ダニ

 結構早いうちから寝ちゃったので、明け方に目が覚めた。ふと、ダニについて考えた。どんなにきれいにしてる家にもダニは存在するらしいから、すばらしくきれいだとはいえない我が家ならダニは確実に存在するんだろう。でも毎日かゆかったりはしないわけ。それって、我が家のダニに対してあたしが抵抗があるから?それとも、我が家のダニはもうあたしには興味を示してないってこと??
 時々とまりに来る友達が、ポリポリしてるのを見たり、ぎゃくに友達の家に泊まりに行って、すばらしくきれいな家なのに、ぽちりと刺されたりする。それって、それぞれの家のダニが「をを!新しいフレーバーじゃーん!」って刺すからに違いない。海外の安いユースみたいなところに泊まった友人が、背中をダニに刺されまくった話をしてくれたことがある。現地の人は刺されたりするのかな?しないんだろうなきっと。
 ダニの方でも「うわーぺぺぺっ、口曲がるよ!」とか「う~んテイスティ!」とか「うーまずい!もう一杯!」とかやってんだろうか?なかなかにしてミクロの世界は奥が深そうだ・・・

友情

 中学校のときに、妙な女の子がいた。いや、えーと、逆か。あたしが変で、彼女はまぁまぁシティーガールっぽい感じで、取り立ててお美しいわけでもないけどよくもてる女の子だった。感情表現をほとんどしない子だったんだけど、卒業文集に「小学校の時に仲のよかった友達は、中学校が変わったら遠くなってしまうんだろうな、と思っていたらその通りだった」というようなことを書いていた。
 それで彼女は何を伝えたかったのかな。彼女の周りには彼女の取り巻きみたいなのが何人かいて、居心地がよかったのかどうかよくわからなかった。同じく「中学校の友達も離れて遠い存在になるのだ」とやさぐれてみたかったのか、「中学校で出会った友人たちはおそらくこれからも仲良しでいる気がする」と言いたかったのか・・・。
 あたしはひねくれものなので、仲良しクラブみたいなのはかなり辟易するし、そういうところからは離れたところに身をおいておきたい。なんとなくグループとして存在しなければ一人じゃ何にもできない、ってタイプの女の子にはなりたくなかったし、まぁ、なれもしなかっただろうし、いつのころからか、本当にわかってくれる友人というのがたった一人でもこの世に存在していれば、いいのではないか、と思うようになった。
 今はありがたいことに、あたしが疲れているとテレパシーで感じ取ったかのようにメールをしてくれる友とか、心身ともにリセットさせてくれる友とか、遠くで(いや、遠くないのか)がんばっていてパワーを与えてくれる友とか、ほんとうにありがたい人々が精神的にそばにいてくれて涙が出る。
 学校が変わって離れてしまえば終わり、という友情は、あたしにとっては友情とは呼べない。どうしても、こだわるものがあったら、離れたとしても思いやり続けるのだと思う。寄りかかりパラサイトし、あわよくば奪い合うみたいなのは、なんというか、少なくともあたしにとっての友情ではない。
 今朝、ろくでもない夢を見たせいかもしれない。あたしは人間がゆるいので、たやすく人を信じてしまったりするんだけど、そのおかげで非常に手痛い思いをしてその傷を癒すのにずいぶんと時間がかかったりするときもある。人間不信になってみたりして、「一人で立ち続ける強さがほしい」と何度思ったことか。まぁ、一人で立ち続けるのは、無理ですが。
 その人といることで感じる居心地の良さ、というのは友情とイコールではない。時として耳の痛いことを言い合うからこそ、おお、友よ、とか感じちゃったりする。案外、適当なことを言って居心地の良さを醸し出すのは簡単で、特に友達じゃなくてもできるんだよね。いろいろかんがえるんだけど、バロメーターとして一番簡単なのが「飯が一緒においしく食えるか」ってことかも。あとは「酔っ払ってその人の前で失態をさらせるか」とかね。あるけど(苦笑)

 ほんと、形のないものなのに、友情ってありがたいよなぁ。癒されまする、とりわけ今は。

May 5, 2005

南の島熱

 んー。久しぶりの友人に会って、ご飯を食べることにした。昨日の夜どうしても焼肉を食べに行きたくなって食べたせいで、その友人と会うまでおなかはすいてなかった。失業状態を満喫しているか?と聞かれて、満喫するも何も、これが本来あるべき姿だ、と答えたら苦笑された。一人ぐらい世の中のシステムに適合しない生き物がいてもいいんじゃないかと思うのだが・・・。
 バリ料理屋にいった。バリは両親と数年前に行ったんだけど、なんというか、実にあたしらしい風土のところだとおもった。まぁいろんな歴史があって、反日感情とかもあるんだけどね。彫像や銀細工がすばらしかった。もちろん暑くて、風がよく吹いていて、ゆえに風通しのいい建物がたくさんあって、海が近くて食べ物がおいしいところなので、ああ、ここに一生住み続けてもいいと思ったほどだった。
 結構印象が強烈だったので、今日行ったバリ料理やさんは日本人好みの味になっていたし、バリ料理のはずがチヂミとかあったし、数年前のバリ料理再び、ということには到底なりませんでした。バリハイを飲んだくれた。これは変わらずおいしい。お店の雰囲気は、ちょっとバリっぽくて、食べ物はさておき、バリに行きたくなった。って、そのお店の食べ物がまずかったわけではない。
 その後スタバに行ったら、キャラメルドーナッツがあったので2つかって、お茶して帰ってきたんだけど、家に近づくにつれ、どうにもこうにも南の島に行きたくなってきた。バリじゃなくてもいい!南の島でだらーっとしたい!もーなんか、ナメクジみたいな感じで。お金ないけど、行ってこようかな・・・。パスポートあるんだっけかな・・・。悶々・・・。

 
 

あほさ加速

 ラーメンズの小林と付き合うことになって、ずーっとラーメンズねたで笑いあうというほのぼのとした夢を見た。めったにこういうゆめはみないんだけど。片桐も登場して、片桐が温かい目で見守ってくれているのがまた素敵だった。って、あたしは片桐のが好みだと思っていたのだが、潜在的には小林派だったのか??
 で、その夢の中で、マドンナとシンディーローバーの歌を歌いたいと友達に熱く語っているあたしがいて、うけた。マドンナは今まで考えてなかったけど、案外いけるのかもしれない。もう一度聞きなおしてみよう(笑
 何でこんな夢見るかなぁ。懐かしい感じだった。中学生のときのドキドキみたいな。うーん。退行してるかな・・・。とかキャラメルドーナツを食べながら考えている。

May 6, 2005

Live information 5/18

ライブのお知らせです

5月18日20時~23時で曙橋のFill inでジャズのライブをやります

★JazzBar FILL IN★ 
〒160-0005 新宿区愛住町19-24そらたにビル4F
 ℡03(3358)4885 月~土19:00~24:00(日・祝定休)
 http://www.jazz.co.jp/LiveHouse/top/top.asp?LV_ID=1131

3ステージあるので、どうなることやらはらはらどきどき、もといわくわくしています(笑
まったりと楽しくやろうと思います
セッション希望の方がいらっしゃいましたらご連絡ください
皆様にお目にかかるのを楽しみにしています

-meg-

さむいっちゅーねん

 今日寒い。雨嫌い。今部屋で作業してたら足がかじかんできた。おかしいよ!ストーブつけたいんだけど・・・いいかなぁ・・・おかしいかなぁ・・・。毛足の長い着ぐるみがほしい。ぜったいあったかいと思う。でかいかえるの着ぐるみ(なぜか毛足が長い)みたいなのがほしい。でももしかしたら、妙なコスプレとかになりそうだ。あれ、そもそも妙じゃないコスプレってありなのか?ないよな、じゃぁOKだ。
 あたしはちなみにかつて体毛フェチだったんだけど、最近は体毛の有無は別に問題にならないので体毛フェチ返上してんだけど、案外体毛フェチな男女は多いのではないかと予測している。あ、着ぐるみが着たいと言っているからといって、自分の体毛が好き、というナルではないのであしからず。
 先日友人と電車に乗っていたら、目の前に脱毛専門のエステ?の広告が貼ってあった。それを見て友人が「もったいない」と一言。知ってたけど、やつは体毛フェチだ。まぁ人の好みはいろいろあるから特にとやかく言う筋合いにもないが、逆に聞く立場になるとちょっとびっくりするのがそのときわかった。
 体毛つながりで、昨日気づいてあきれたのがあたしの白髪の多さ。かつてのように金髪だったりはしないので、黒髪に白髪はものすごく目立つ。こうなったら全部真っ白にしてポルターガイストの女の子みたいになるか、全部微妙なグレーにしてどれが白髪かわからなくするか、全部黒く染めるか、がいいのではないだろうか?
 昔かこちゃんが40代だか50代だかのとき、白髪がいきなり増えてすごく嫌がっていたんだけど、ちょっとその気持ちがわかる気がした。女の人のロマンスグレーってのはありえないのかな?女の人だとなんなんだ?セクシーグレーとかいうわけ?
 男の人によく使われるロマンスグレーとおんなじ様な言葉にナイスミドルとかある。あれは女性に対しては使わないのかな?歳を重ねて女の人のほめ言葉って、なんだろ・・・ああ、あった、熟女だ・・・うーん、なんか熟女って響きがエロい!ロマンスグレーとかナイスミドルとかって、あんまり響きえろくない気がする・・・その差ってなんなんだろう・・・。
 

May 8, 2005

もとぐっち

 ちょっとひらがなで書くとかわいい。昨日は藤沢のカフェにジャズライブを聞きに行った。ライブの会場に行く前にガッティーナにも久しぶりによった。久しぶりに行ったけどシトロエンAXはまだちゃんといたし、ルノーのルーテシアバカラなんかもあったりして、楽しかった。車ほしいなぁ。
 三島のピザやさんリトモの早紀ちゃんが歌いにきていて、彼女の声を聞くのが初めてだったので楽しみにしていたんだけど、低音が出るのがとても素敵だなぁと思った。あたしは歌詞がすっとぶことがおおいんだけど、彼女にはそんな不安感もなくて聞いてて安心できる感じ。また聞きたいし、三島までピザを食べに行きたい!
 車関係のジャーナリストの森口さんもきていて、どうやら彼はフランス車に詳しいらしいけど、乗ってきたのはモトグッチのバイク。ちょっとまたがらせてもらったら、ボディーは細めでしっかりグリップできるし、車高はそんなに高くないし、いい音はするし!うらやましくなった。
 最後のセットで2曲歌わせてもらったんだけれど、いつになっても緊張するんだよなぁ・・・。あの緊張感がいつかなくなるんだろうか?緊張してるみたいに見えないらしいけどね・・・それはそれでいいのかなぁ??なぞ。

May 10, 2005

時間の経過

 最近自分の年齢を忘れるようになった。意図的に、というわけじゃなくて、年齢にあまり意味を感じなくなっているからかもしれないし、そうは思ってないけれど歳をとることを認識したくないのかもしれない。
 肉親や、友人や、知人が亡くなってから、何年経ったのかそういうのもあまりよくわからなくなった。2年前の昨日お世話になった人が亡くなってすごくショックを受けたのだけれど、あたしはその人が亡くなってからまだ1年ぐらいしか経ってないように感じていて、ああ、もう2年も経ったのか、と改めて認識して、時間の感覚が曖昧になっているなぁと思った。時間の感覚が曖昧になることで、あたしはその人に対する様々な想いまで曖昧になっているんだろうか。曖昧になるのではなくて、なんというか、雑多なセンチメンタリズムが洗い流されて、深い愛情が残ればいいのだと、いつも思っている。
 さて。ハローワークにいって、失業認定をうけてきた。失業認定ってすごい響き。「あなた、失業中!」ってな具合で。結構それまでの手続きはゆったりしてたけど、認定は人数が多いので、システマティックで結構おかしかった。いろんな人が来てて、ハローワークってのはとにかく面白い場所だと思っている。用がなくても行きたい感じ。
 コルコバドというカルロスジョビンの曲があるけど、あの曲って英語になるとまったく違う内容になってるんだ!昨日ハローワークへの行き帰りにポルトゲスで練習してたんだけど、意味がぜんぜん違ってて、びっくりした。スピリチュアルであたしはポルトガル語のほうがすきだ。
 

May 11, 2005

そのとおり!

 Gee, Baby ain't I good to youっていかしたきょくがあるわけ。今度のライブに間に合えば歌おうと思ってる曲。この曲に書かれているようなことを誰かあたしに言ってくれないかなあ。「愛してるから、何でもしてあげたくなる。女の子が望むようなことを何でもしたくなる。クリスマスには毛皮、ダイヤモンドの指輪、キャデラック!・・・」ってな具合の曲なんだけどさ。あー。いいね、キャデラック。毛皮や指輪はおいといて。ぷぷぷ。
 今日はちょっと体調が悪かったんだけど、友達からお願いされていたデータ加工を早くやってあげたかったので、朝早くからおきて作業を済ませて、その後昼寝してから三ノ輪に行こうと思ってたら、カルメンが調子が悪いみたいなのでお休み。昼寝をやめてコルコバドのポルトガル語の歌詞をおさらいしたり、Gee, Babyを歌ったりしてた。その後どうにもこうにも調子が悪かったんだけど、がんばってレッスンに向かった。
 帰りの電車の中で思ったんだけど、回り見渡したら気持ち悪いぐらいスーツの人だらけなの。なんか、マトリックスのエージェントかよ!って勢いで。電車の中が微妙に空いてたからかなぁ・・・。帰ってきてそのまま寝ちゃおうかと思ったけど、くるみパンを焼いて食べてたらビールが飲みたくなったからビールを飲んだ。
 そんなことをしていたら友人からメールが来て、あさってからヒューストン・テキサス・メキシコと旅行に行くらしい。あまり気乗りでないようだったので、メキシコ料理のすばらしさを語ってあげた。メヒコ料理大好きなのです。ずるいなぁ。気が乗らないなたあたしが代わりに行って差し上げたい。
 

思うんだけど

 なんか会社に不祥事とかあると、偉い人が頭下げて辞めたりするじゃん。あたしはあれをみるといつも、とかげのしっぽきり、だとか、けつまくって逃げるだとかそういう印象を受ける。偉い人が頭下げて辞めたらどうにかなんのかな?不祥事を起こしてしまったけれどなんとか私の手で解決します!みたいなのはありえないの?
 ちょっとまえにどこぞの会社が、業績が悪くて、トップが辞めるとかそういうのが記事になってたけど、それはそれで理解できる。業績が悪いのと不祥事が起こるってのは、よろしくない、という観点からは同じだけど、その後始末としてはトップが辞めるという同じ手段をとっていいものなのかな?
 大体、会社のトップって経営には関与してるかもしれないけど、現場の指示は社長だの会長だのが出してるわけじゃない。現場に問題が発生したら、やっぱり現場を統率している部分に問題があるんだと思うんだけどなぁ・・・。まぁたどればトップにたどり着くんだけどさ。
 現場に問題が起こるってのは、往々にしてストレスが原因だったりするんじゃないかな。他の国で働いたことないからよくわからないけれど、日本の労働の場って非常にストレスが多くて、それを気持ちよく回避しようという努力をする人が少ない気がする。自分のストレスを他の人にぶつけてみたり。いじめてみたり。上の人は保身しか考えてなかったりして・・・。明らかに日本人の精神構造って、ここ20年ぐらいで変わってきている気がする。って、20年も前じゃ精神構造なんてわかんなかったか・・・。
 改善すべき何か、克服すべき何かが明確じゃないと人間関係に軋轢が生じたりして、ネガティブな感情が内に向くから、今の日本て、戦争もしてないし、もちろん、どっかのアメリカみたいに国内の軋轢を避ける手段として戦争を選ばないし、不況だといえども経済大国だと思われているし、実際そうなんだろうし、(あたしには無いけど)、社会現象としてストレスってのが生まれやすい状況にあるんだろうと思う。戦後みたいに、国を挙げて経済を立て直そうなんてがんばる時代じゃなくなってるし。会社に所属してたって個人主義でみんな生きてる気がするしね。なんというか、敵は隣の席のやつ、みたいになってたりするんじゃないかな。だから、誰かのあらを探すために、細かい規制を作ってみたりするんじゃないかなぁ。
 なんというか、もっとゆるくありたいわけですよ。あたしとしては。ある程度のストレスは回避できないとして、無駄なストレスを感じて生活したくないわけです。難しいんだけどさ。おいしいものを食べて幸せだと感じたり、楽しい仲間とお酒を飲んで幸せだと感じたり、あーこの車に乗ってみたいと想像して楽しんだり、料理がうまくできて自画自賛したり、小気味よく相手に仕事を返すことができたりとかさ。無駄なストレスを感じると、テンポが悪くなるわけ。そういうの、いただけないよなぁ。
 
 
 

Shall we?

 腐れているあたしを天日干しするために、ぷー仲間の安ちゃんが映画に誘ってくれた。おだいぶぁのめであーじゅとかいうところにいった。日本版シャルウィーダンスは見てなかったけど、リチャードギアはかっこよかったし、ジェニロペは体がきれいでよろしかったです。
 なんかこじつけ的に、最後はみんなまとめてハッピーハッピーって感じが、いかにも大雑把なアメリカ人的発想だ!とか思ったけど、そこまでアメリカ人のことを知っているわけじゃないのに大雑把だと大雑把に一くくりにしているあたしは、さらに上を行く大雑把だってことか。
 映画はよかったです。けど、さらによかったのはスターウォーズエピソード3の広告が流れていたこと!絶対見る!あれは話の内容がわかっているのに、すっげーーーーーー面白そうだった。宇宙戦争もおもろそうだったけど、スターウォーズには負ける。やっぱりエピソード4~6だろうと思ってたけど、ちょっと見た広告では、むむむ、もしかしたら競るかも、と思った。先々行オールナイトでみたい!早く6月後半にならないかなぁ・・・。
 

May 13, 2005

プルリエル

 あー寒い。本当にこういう日はいやな感じだ。昨日夜新宿ホルモンにいって、たらふく食べて、その後ジン飲んだのがいけなかったかなぁ。あたまいてーや。
 さて今日は、森口さんからシトロエンプルリエルに乗っけてもらう約束を強引に取り付けて、なんとも藤沢から下北まできてもらい、ドライブした。あたしは大抵新しい車ってのには興味がわかないのだけれど、シトロエンはどうにも気になるので、新しい車であっても乗ってみたくなる。あ、森口さんはゆーめーなライターさんで、殊フランス車に関しては第一人者らしい(知らなかったごめん)。で、取材のために車を借りたりして乗り回して(笑)記事を書くわけ。で、今日まで乗ってたのが、ぷるりえる。
 このつれづれのようなオレンジ色で。天井が開くですよ。新しいシトロエンなんて乗ったことないから、わくわく。クラッチペダルがないオートマにもできるミッションの車(教えてもらったがなんて呼び名だったか忘れた)で、ハンドルの手元でシフトチェンジするわけ!インテリアも可愛いんだけど、きっとあたしだったらきずだらけにしちゃうだろうなって思った。
 ハードトップごとはずせたりもするんだけど、収納場所がないからガレージにおいてくるしかないわけ。そうすると今日みたいな降るかもしれない天気の日には取り外したりはできないのね。なんか、きわめてシンプルな感じで、でも小さい車の割には狭さは感じなかった。走り出してシートに伝わってくる音が、気持ちいいなぁと思った。
 メーター類はディジタルっぽいのに、天井開けるのはダイアル式なの。ダイアル回すとぶーんて天井が開く。このダイアルが、またおもちゃっぽくて可愛い。シフトチェンジする手元のノブみたいなのも、おもちゃっぽい。
 全体的にとってもキュートな感じだったんだけど、色のせいかなとも思う。後姿のメタル部分の入り方は、うーん、新しいミニみたいな感じ。あたしがかつて1回運転したことのあるエグザンティアとはずいぶん雰囲気が違ったなぁ。別ジャンル。
 それにしても、MTなのにクラッチペダルのない車って、初めて乗った。ノッキングとかしないのかなぁ?こういうのはとことんコンピューター制御なんだろうけど、そうなってくるとおつむが悪いとはずれな車ってことになるから大変だよなぁ。コンピューターなんて信頼できないぜぇ、と、カチャカチャとキーボードを叩きながら思ったりするわけです。

May 14, 2005

寒いの嫌い

 今日も寒い。明け方まで調子が悪くて眠れなかった。3時過ぎからコーラスの練習に出て、その後まっすぐ家に帰ってきたけれど、ポストに家の賃貸契約更新のお知らせが入ってた。なんか、世の中って世知辛い。働かなきゃだめなのかなぁ。なんか、ブルー。それもこれも、みんな寒いせいだ!あったかいところに行きたい。どっかいってこようかな・・・。お金ないか・・・。しょんぼり。

あたしであることの多面性について

 人、って多面性を持った生き物だと思う。だけど、裏表、という意味での多面性はあまり好きではない。なぜなら、あたしがちょー単純な生き物なので、裏表のある人についていけないから。ちょっとは神秘的な雰囲気を漂わせたりしたいもんだが、見かけのおっかなさとは裏腹に、口を開けば変な人、という印象はいろんな人に共通して抱かれる。
 自分がどう見えているのかというのは結構不思議だなぁとおもう。そんなことは普段から気にしてはいないんだけど「歌を歌っているあたし」と「MCをしているあたし」と「普段のあたし」ってのが微妙に違うらしいんだよね。それをあえて言われるとへぇーーーーーって思う。以前、MCをしているあたしってのは、まったりしていて結構おかしいとか言われたことがあって、おかしいもなにも、おいらはまったりしてるんだぜ、と思ったことがあったけど、さらに普段のあたしってのがまた印象が違うようだ。
 目が悪いんだけど、世の中があまり見えないようにめがねをかけるのをやめた。つまりは、情報を欲してないってことにもなりかねないんだけど、それと同様に自分がどう見えているか、ということに関してはもっと興味がない。そのくせ、何で歌うときに緊張するのかなぁ?へんなの。あたしはあたしでしかありえないのにね・・・。

May 15, 2005

今日は

 ちょいと外に出かけたけど、すげー雨が降ったりして、東京のどっかではヒョウが降ったりしたらしいけど、へこたれて家に戻ってきて譜面を書いたりした。
 譜面を書くたびに、へこたれるわけですよ。もうちょっと楽典ちゃんとやっときゃよかったとか、あの時ピアノの先生と喧嘩しなきゃよかったとか。まぁ、後の祭りっす。
 自分の歌っている通りに譜面を書いたほうがいいのか、迷うけど、フェイクしてるのをいちいち譜面に起こしたりはしないだろうから、そういうのってどうなんだろうか・・・。
 あー。今日は、コーヒー飲んでもう寝よう。きっとそうするのがいいよ。と心の中の悪魔がいっている。おしまいおしまい。ってもーすぐ月曜日ジャン・・・。そしたらすぐ火曜日になって、その次は水曜日だ・・・。うーん。

May 16, 2005

晴れ。

 さっき起きた(爆笑)Riqからの「久々に晴れている」とのメールで布団の国から出国。洗濯三昧。明け方まで譜面や歌詞のことで悶々としていたので、おきるのがちょっと憂鬱だったんだけど、おきてPCを開いてみたら、まずぷー仲間の安ちゃんがメキシコからメールをくれていてほのぼのとした。その次に、友人からすごく心にしみるメールが来ていて、思わず涙した。そして、ゆかぴーとおさぷーが譜面を書くことに関してアドヴァイスをしてくれていたので、すごくありがたかった。元気でた。
 なんか、前も書いたと思うけど、あたしは歌詞を覚えることとかフレーズを思いつくこととかに四苦八苦していて、あとは、緊張したりしていて、ちょっと馬鹿みたいだと思っている。なんで、歌を歌おうと思ったんだろう。その気持ちに立ち返ろう。今は自分がありたい状態に程遠い。そのことで、自分に対して非常に腹を立てている。
 って、なんだか喜怒哀楽の激しい日だな(笑)


 あたしは、あなたに、伝えたいことがある
 喜びを
 哀しみを
 そして、愛を

 世界の片隅で
 あなたを想っている人がいるのを
 時々思い出して


ピース。
 

May 17, 2005

GS

 とくれば、ガススタンド。どうも最近あたしというGSにガソリンがないことがおおい。チャージしたいですね。でも、今はちょっとだめみたいっす。
 さてはて。今日は国民年金の書類が来た。信じられん!たっかいねー。これ、あたしもらえんの?まった不思議なシステムになっているな年金てのは。みんなこれはらってんの?すげぇな。お金ない人からお金巻き上げてどうすんのよ!長者番付にリーマンがのったね。どうやったら稼げるのですかあなたは。ノウハウを教えてほしい。あ、でも教えてもらってもきっと実行はできないだろう。却下。
 最近は、海の近くでカフェバーやりたい。最近でもないか。以前からだけど。そこだけ時間の流れがまったりしてるような空間。って、考えている今は、現実逃避。
 

.com

 だいじょうぶかなぁ。価格さん。ここのところ、ちょっとした電化製品を買おうかと迷っていて、価格さんを見に行こうかと思って、あれれ、つかえねーでやんの。ニュース検索したら、ああ、そういうわけだったね、と納得。
 価格さんが復帰してくれないと、この足でどっかアキバあたりをうろうろしなきゃならない羽目になるからやだなぁと思っている。たいした物を買うわけでなし。ほしいのはこてなんだけど、って、誰かもういらないや、って人がいたらくれないかなぁ。って、半田ごてではないのであしからず。髪の毛用のこてね。半田ごてもほしいけどね・・・。ついでにいうと、なんちゃらルーターとかいう、あーなんだ、あれはなんて説明したらいいんだ、小さいものを削る小さいドリルみたいなのもヘッドのフルセットつきでほしい。って、何に使うんだ・・・。いや、アートしたいわけ。単に。
 アートといえば今ゴッホやってるね。見に行きたいな。行こうかな。マチス見逃したからなぁ・・・。とか考えてると、俄然多色刷りとかしたくなるわけ。あれ、でも彫刻刀どこいったかな・・・実家にあるのかまだ??めっきり版画も切り絵もやらなくなっちゃって、どうなっちゃってんのかね・・・。腐ってるなぁ・・・。

 

うれしいなぁ

 今えみからおめでたのお知らせがきた。なんかこういうのうれしいなぁ。自分のことのようにうれしい。

無駄のない生活

 無駄はなくていいけど、遊びは必要。って、遊びって無駄な部分?思いついたように物を捨てる癖がありまして、山のような本を捨てるかどうか迷っているときに「遺伝子治療」とかいう本が何冊か・・・これは去年?参加したつもりでいる科学ジャーナリスト塾のお題が遺伝子治療だったから勉強しようと思って研究室から借りっぱなしになっていた本なのであった。あはは。勢いあまって捨てるところだった。あぶねぇあぶねぇ。
 物を捨てるというのはそれにまつわる関連性も捨てるということになる。遺伝子治療や哲学関係の本を捨てようとしていたあたしは、つまりは研究という関連性を捨てようとしているわけだ。実家にはまだ哲学書とか結構あるんだけど、ほとんど見なくて帰るたびに捨てちゃおうかなぁと迷うんだけど、捨てないところを見ると研究に対して若干の未練があるわけね。
 で、研究室に本を返しに行ってきて、今日は結構寒くもなく暑すぎもせずいい天気だとのほほんとして、その後家にこもって歌を歌ったりしていた。で、ふとPCの手元を見たら電話代の引き落としのお知らせが来ていて、明細をみたらキャッチーだのナンバーだの使いもしない機能に対してお金を払っていることが判明。って、今頃気づくあたしもあたしだが(笑)電話してやめてもらった。実際イエデンはほとんどつかわない。イエデンの親機自体1年ほど姿を見ていない。というか、見えない場所にしまいこんである。子機があればいいって事で本体はすみーの方に追いやられているわけなのね。でも、子機もベッドからは遠いからほとんど取らないし、その癖を知っている親や友人は大抵携帯にかけてくるし、まぁ、うちのイエデンは結構可哀想な存在である。
 イエデンに限らず結構我が家のいくつかの家電製品たちは可哀想な目にあってるのかも。本来の役目を果たさずにオブジェとしてしか存在しない。じゃぁ、なくせばいいかというとそうでもない。特に、友達から借りているテレビ君は、90%オブジェになっているけれど、その残りの10%でDVDやらVHS再生とかに使われるわけ。だからないと困る。入居したときに大家さんがつけてくれたエアコンも、1年近く使われたこともなく、コンセントも抜かれたままである。でもやっぱりないと困る、だろうと思う。その、ないと困るに付き合って、いつしか電源が入れられることを待ち続けるテレビ君とエアコンは、なんというか従順でえらい!
 無駄のない生活がしたいなぁと思っているけど、だったらその腹の肉何とかしろよ、とか心の中で誰かが言っている。聞かなかったことにしよう。でも、ジェニロペの腹はしまっていてよろしかった。縦割れはいつしか遠くになりにけり・・・えへへ。
 
 

May 19, 2005

久々に

 ライブをやって、楽しかった、と思った。もちろん課題は明確になったし、あれをしようこれをしようと思うことが増えたけれど、まず、前の職場の友達に「めぐさん、仕事やめて生き生きしてるね」といわれてすごくうれしかったし、久しぶりの人に会えてすごくうれしかった。それだけじゃなくて、間違えたこととかたくさんあるけれど、あー楽しい、と思えるライブだった。たくさん歌わせてもらいましたが(笑
 今月末には府中のけやきフェスティバルにジャズコーラスで出るし、来月は田村さんたちのバンドのライブに出させてもらうし、7月は今日のところに出ることになったし、まぁ、がんばります。1曲2000回歌うつもりで(笑)
 きてくださった方々に感謝しつつ、更なる精進に励もうと思った一日でした。ありがとうございました。

May 20, 2005

いろいろ

 今日は明け方におきてから、2度寝3度寝をして、夕方までだらだらしていた。昨日ライブを聞きにきてくれた友人たちからいろんなコメントが来ていて、ほんと参考になったり励まされたりした。ありがたい。
 自分のやりたい方向性を明確にしようと思った。がんばろう。

May 21, 2005

なーじゅ

 野田ユカさんのライブをききに、菊川なーじゅに行ってきた。三ノ輪からいったんだけど、初めて菊川駅におりたし、なーじゅにも初めて行ってきた。店いい雰囲気だったなぁ。居心地がよい。店の居心地がいいのって、結構重要だなぁと最近思うようになった。マスターがいい感じだった。全然話さなかったけど、直感。
 野田さんのピアノは2回目だけど、やっぱりいいなぁ。リクエストの曲譜面なくてもさらっとこなしてたのがすげーとおもった。サックスの菊地康正さんは、うまかったなぁ。フルートも吹いてて、サックスもフルートもどっちもいいなと思った。アイヒアラプソディーがとても気に入りました。素敵。ベースの菅原正宣さんは、とにかく弾いてるのが楽しそうで、よかった。ああいうの、いいなぁ。やっぱり音楽は演奏して楽しまないと。
 なんとずうずうしく(笑)1曲歌わせてもらっちゃいました。最近気に入っているGee babyを歌ってしまいました。感化されてフェイクしまくりで歌ってしまって、楽しかった。で、歌ってる最中にあ、次この歌歌うときはこれこれこういう風にうたってみたいとかそんなアイディアまで浮かんだりして・・・。どうもありがとうございました。またどっかでご一緒したいなぁ。
 練習あっての楽しさかもしれないけど、楽しく演奏している自分を想像するのさえうれしくて、練習が苦痛じゃないという状況っていうのは、最高なんじゃないかと思う。今週末は吉祥寺にまた清水秀子さんを聞きに行くから、またパワーをもらってこよう。
 

キャッチーさについて

 えーと。今日は土曜日だとおもう。最近めっきり曜日の感覚がない。毎日休みみたいなもんだし。そして今日はおそらく21日だと思う?ちがったかな。21日だとすると、水戸の駅前にさーちゃんとひろちゃんの古着屋さんがオープンする日で、そういう話を聞くとわくわくする。いいなぁ。なんか、Tシャツが398ぐらいらしい!行ってみたい感じ。
 朝寝てたら福井さんからメールが来て目が覚めてしまった。まぁでもそもそも午後には三ノ輪に行かなきゃならないので予定よりも1時間早く起きただけのこと。ちょっとは健全な生活にしなきゃいけないからありがたい感じ。飯田橋まで行って、一緒にランチをした、もといすっかりご馳走になってしまったのだけれど、そのときにステレオタイプについて話をして、すごくおもしろかった。 
 先日やっちゃんのブログで人の見かけについて書いていて、あたしはそのネタから「見かけ不機嫌そうに見えて実はいい人」と、「見かけ人あたりよく実は心の中で何考えてるかわからない人」について考えていた。
 あたしの見た目についていうと、大抵の人は第一印象は「怖い」か「不機嫌」なんだけど、話すと全然違って大体において「変な人」になるわけね。まぁいずれにしても「おっとりしてる」とか「かわいい」という形容詞はつかない。ついても困る。気恥ずかしい。つまりは、あたしのような顔のパーツの配置の人、すなわち、ネコメか上がり目でかつ眉毛も上がっている人はステレオタイプとしては「おっかないひと」「きつい人」に分類されるわけ。で、大抵はその見た目のまま、内容もそう分類されがちである。あたしはインパクトがある顔なので、それはそれで得したり損したりしてるんだけど、いずれにしても人というのは案外見た目で判断したりするわけ。あたしも含め。
 福井さんはゲームに特化した?広告業界の人なので、たぶん広告の認知度とかどうやって広告を打つといいかとかそういうのを考えたりする仕事をしてるんじゃないかと思うんだけど、どういうポスターとかパッケージとかを作るとキャッチーかとか考えてる(と思う)。ゲームだとこんな感じって案外決まっちゃってる、つまりステレオタイプが出来上がっているような気がするわけね。ステレオタイプではない「見かけ」のものを作ったらいけるんじゃないかとかそういう話をしていた。
 もの、は手にとってもらうためにその見かけをステレオタイプにしてみたりステレオタイプから逸脱してみたりしてあれこれ手を打つことができるわけよね。人や肉声はなかなかそうもいかない。あれ、でもそうでもないか。人はステレオタイプとしてのもて顔になるために化粧してみたり、整形してみたりするわけか。ふーんなるほど・・・。時代が変われば今のステレオタイプなんぞ通用したりはしないのにな・・・。そしたらまたその時代のステレオタイプもて顔に直したりするわけか・・・いたちごっこだなぁ。あ、でも時代が変わったって、高倉健はかっこいい。
 ステレオタイプって、いつのころから身についちゃうんだろうか。カルメンと話をしていて、ネイルアート様のシールを彼女が買った。えーと大別すると赤い花、ピンクの花、白い花、てな感じのシールだったんだけど、そのシールの中で「ママの歳ではピンクの花は似合わない」とのたまわった。ママの歳にはピンクは派手だ、というわけなんだけど、そういうステレオタイプってどうやって学習されんだろうなぁ・・・。うーん、不思議。
 

好きな曲

 譜面書きしてて煮詰まったので、つれづれってみる。
 好きな曲はブルージーな曲、メロウな曲、スロー、バラードって感じ。どうしてもアップテンポな曲は好きになれない。実はむちゃくちゃ性格がまったりしているのと、根が暗いせいです。聞くのもいやなんだけど、歌うとなるともっと苦痛。とも言っていられないので、速い曲も歌ったりしてるですが、大抵はこける。
 昨日ドラムの福井さんとも話してたんだけど、曲の感じが似ちゃうと飽きるのね。仕方なしにあんまり好きじゃないボサとか、とても好きじゃないアップテンポとかやるわけ。好き嫌い言うなって感じだけど、心に引っかからないんだもん。ボサが大好きな人ももちろんいるし、元気な明るい曲が大好きな人もたーくさんいるのを知ってるし、そういう曲が好きだからといって人間性を否定する気はもうとうない。まぁそれは言ってみれば、歯ブラシの硬さの好みや、つける香水の種類とか、好んではく靴の種類みたいな、趣味嗜好のレベルの話だからね。
 だから、時々やさぐれて、あたしがコンパクトヘッドの普通の固さのデンタルガムの歯ブラシが好きだろうと、オムの香水ばかりよくつけるんだろうと、バンズのスニーカーとニューバランスのスニーカーを日によってはき分けたりしていようと、何だっていいじゃないか!と、曲の好みに関しても思うわけです。
 だがしかし、逆のことを考えてみると、非常に苦痛なのです。あたしの好みの曲があまり好きではない人々がいて、その人たちを目の前にして、あたしの好みの曲ばかり歌っていたら、苦痛なんだよね。あたしがアップテンポの曲ばかり聞いていると苦痛なのと同じようにさ。だから、ちょっと大人になって、がんばってレパートリーに入れてみようと試みてはこけて泣きながら帰るとかしてるわけ。って、泣いてはないけど(笑
 ボサは、最近ポルトガル語に出会ったので、もしかしたら好きになるかもしれないと思っていたりする。なんかのきっかけで、アップテンポな曲が好きになるようなブレイクスルーがほしいなぁ。どらえもーん。
 カサンドラウィルソンが好きなもので、彼女のアルバムを聞いていたらマイルスが気になりだした。まぁそういう経路をたどる人結構多いかもしれないよね。ミーハーですもんあたくし。でもさー。あの人のアルバム山のようにあって、どれきいたらいいんだかよくわかんないんだよねぇ・・・。TUTUとかSo whatとか聞くチャンスがあって、すげーなー、かっこいいって言うか変な曲だなぁとものすごい「変な曲好きセンサー」が反応したんだけどね。歌うにゃ難しいべさ。それを歌うってんだから、やっぱりカサンドラはすごいわけさ。
 適当に上手に歌うとか、あんまり興味ないし、もちろんうまく歌うってのは課題だしうまく歌いたいけど、適当に歌うんだったら、もしかしたら風呂場の鼻歌のほうが心をひきつけるものがあるかもしれないじゃん。納得して歌いたいわけですが・・・まぁそのレベルには達してませんね。小器用に歌う人ってたーーーーくさんいるけど、あたしは器用でも小器用でもないので、風呂場の鼻歌に負けない歌を歌いたいんだよねぇ・・・っつーか、ポップスシンガーでもありたくないし、なんというか、ジャズミュージシャンになりたいっすね。くーぅかっちょいー。がんばろ・・・。
 譜面書きに戻ろ・・・。
 

May 22, 2005

てつお

 てつおといえば、山口トモロヲか、アキラの主人公。ちなみに、後者のほうである。京浜地区とか京葉地区とかのコンビナート群を見るといつもアキラを思い出す。バイクのテールランプの流れていく様子がものすごく印象的で、あのシーンだけ何度も見たりして。
 何年前だったかなぁ、渋谷でオールナイト「近未来映画3本立て」みたいなのをやっていて、たぶん渋谷の映画祭のときなんだけどアキラ、ブレードランナー、未来世紀ブラジルを観た。池袋の文芸座(だったと思う)でも「マトリックスに影響を与えたジャパニーズアニメ特集」で、アキラ、攻殻機動隊とかやってたんだけど、いつ観ても、てつおが施設から逃げ出して路上で幻覚を見るシーン、というのがものすごく気になる。
 何で気になるかというと、あの幻覚に似た感覚というかイメージを、あたし自身がよく抱くからだ。たとえば子供のころに親に黙っていたずらして、後で大変なことになって自分がそのいたずらをやったといい出せなくて吐きそうになったとき、とか思春期に失恋して吐きそうになったとき、とか締め切り間際の仕事でにっちもさっちも行かなくなって吐きそうになったとき、とか。まぁようするに、追い詰められて緊張してストレスで吐きそうになるときに、本当に口から胃腸が全部出ちゃう気がするわけ。
 あたしは実際吐いちゃったりあまりしないし、胃腸も口から出たりはしない。てつおは幻覚で道路に吐いてしまった自分の胃腸をかき寄せるわけ。もちろん幻覚なもんだから、周りにいる仲間は「こいつやべーぞ」ってことになる。あたしはあのシーンを見ながら、なんかものすごくてつおに共感を覚えている。アキラの再来を期待されて、望みもせずにアイデンティティーの危機にさらされるてつおが、最後に「ボクはてつお」だとつぶやくエンディングは、あれ、いったい何がアキラなんだっけ?と思わせる。
 アイデンティティーって「ぼくはてつお」みたいに、自分は自分だと思い続けることで保たれるのかな・・・。実際あたしはあたしでしかありえないと思っているけれど、あたしが捉えているところのあたしって、じゃぁいったい何??みたいな気持ちになることもある。そんなことに気がつかずに、へろーんと生きているときもある。むーん、てきとー。だけど、幸いなことに、口から胃腸は出ちゃったりしてないので、寝て譜面書いてしてるだけなのに、おなかがすいたりしちゃうわけです。

 

Small world

 とかいうと、なんちゃらさんのスモールワールドネットワーク理論みたいだけど。今日モリグチさんから電話がかかってきて、話をしていたら、あたしの親友のきわちゃんの友人のクリスティーヌと仕事つながりだった。えー。びっくり。
 ここのところ、3人ぐらいたどると「えーその人知ってるがな」みたいな状況になるので、なんちゃらさんのスモールワールドネットワーク理論もあたってんのかもなぁと実感している。とか、いい加減なことかいてるけど、そのなんちゃらさんのスモールワールドネットワーク理論とかいうのをちゃんと読んだことはないし、理論の名前があってるのかどうかも知らない(笑)
 こばだったか増田だったか忘れたけどその研究者つながりの人でmixiの研究をしてる人がいるとか聞いたことがあるけど、人の縁てよくよく考えてみるとおかしい。社会というネットワークを構成しているのはまぁ一応人間だし。その仲介媒体としてコンピューターってのが発達したからなおさらたどって行くと、いろんな人と知り合いだったりするのかも。すげー。感激。って、いまさら何を(苦笑)でも改めて実感するとすごいなぁ。
 あーでも、どっかで悪さしてると、ばれちゃうってこともありなわけだよね。いい子にしよう。えへへ。

May 23, 2005

寒くて寒くて電気が落ちる

 SOMETIMEいってきた。いつものことながら、どうしたらあんなふうに自由に演奏できるんだろうと、感心する。今日はリクエストでBorn to be blueをやってもらおうと思っていたら、言う前にやってくれた。すばらしかった。近いうちに歌いたいと思っている曲の一つ。CDこうてしまいました。お金なくなった。
 さてはて、ベースのさいとうまことさんの後ろで聞いてたんだけど、その席が寒くて寒くて、演奏中のまことさんと二人で「寒いよな」と語り合ってしまった。そんな余裕もあるんですなぁプロは。
 3セット目の途中ステラのエンディングのときに、タイミングよくいきなり電気が落ちて、停電かと思ってたら単にブレーカーが落ちただけだったみたい。エアコン効かせ過ぎなんだよきっと。で、そのすぐ後に秀子さんは「真っ暗な中で歌いたかったですが」とround midnightを歌っていた。とても、すばらしかった。ドラムの関根さんは真っ暗になったときに「いいねぇ~」とか言うし、ピアノの大徳さんが、落ちた直後に「町の明かりがとてもきれいね、停電~♪」と歌ったのには受けた。
 そんな楽しいステージを終えて帰ってきた。今週末は府中のけやきフェスタ2005にジャズコーラスで出る。風邪を引くわけにいかないけど、寒気がする。暑いお風呂に入って寝ることにしよう。

Live information 5/29

5月29日にジャズコーラスで府中のけやきフェスタ2005に出ます。

 http://www.fuchu-cpf.or.jp/green/play/playkeyakifesta05.htm

♪ANNEGOES 2005
 ①14:30~ ②16:00~  大国魂神社前

なーんか、周りプロばっかりですよ。びびりですよびびり。
でも、コーラスも結構面白いです(やってるほうは)。
あねごーず、ってグループ名がかなり受ける。言いえて妙だから。

ちょっと遠いかな?晴天を祈りつつ、皆様にお目にかかるのを楽しみにしております。

おまつりだから、屋台出てるかなぁ・・・わくわく。

meg

恐怖な夢2連発

 朝ゴミ出しにおきたらもう回収終わってた!どういうこと?もぅ!ぷんぷん。これだから深夜に出せないと困っちゃう。
 で、だるかったのでとろりんシューを食べてまた寝たら、恐ろしい夢を見た。
 まず一作目。携帯電話に知らない人からメールが来て、開いてみると「ヨットに3種類のタイプの友人が乗りに来ています。それぞれをヨットのどこに載せてあげますか?云々・・・コーヒーの試飲会があります、云々・・・」みたいな内容のメール。それがとんでもないウィルスでだったという夢。まぁそのウィルスは何をするかというと、まず携帯の待ち受け画面を勝手にサンリオのキャラの「ポムポムプリン」に変えてしまう。で、そのポムポムプリンが携帯の画面の中を泳ぎまわるわけ。で、携帯のボタンとかまったく機能が変わっちゃって、さらに勝手にトランシーバーになって、パソコンと送受信しあうわけ。で、なぜかPCは昔のブレッツァになっていて(ブレッツァはいかにも送受信しそうな感じなんだけど)携帯が使えなくて困って焦ってたら、トランシーバー携帯にメールの送信者から連絡がはいるわけ。で、その人は送ったつもりがないってしきりに言ってるから、あーウィルスかぁと思っている夢。その後下の兄貴ときわちゃんがきて、なんとかしようとしてくれるんだけど、携帯とPCに飛び火したウィルスはとどまるところを知らず・・・。
 そして二作目。コーラス譜。これは今週末のことが気になってるんだろなぁ。ライブで部屋の中で歌っていたら、あたしが出る番になってあわててコーラス譜をみたら歌詞がまったく入ってなくてぼろぼろだったという夢。こわ。

May 25, 2005

子供の科学

 むかし、わくわくする雑誌があったもんだ。今は子供の科学を読んで育った世代向けに?大人の科学、という雑誌がある。
 今朝はなぜか5時に目が覚めて、また寝ようと思ってたんだけど、いろいろやり始めたらそのままおきることになり、現在に至る。で、寝る前にコーヒーを淹れておいたのでアイスカフェオレでも飲もうかなぁと思った。でもなぜか豆乳カフェオレのしかも温かいのが飲みたくなったので、レンジで暖めていた。そしたら、ふと、昔やった対流の実験を思い出したわけ。
 電子レンジのなかで暖められた豆乳カフェオレは、対流を起こしているのかな?あれは下から加熱したから対流が起こったのかなぁとか。もう頭の中ではぐるぐる対流して程よく混ざり合ったカフェオレが想像されて、うーん、いい感じだと思ってたんだけど、電子レンジの原理ってのはガスコンロやバーナーやアルコールランプのように下から暖めるわけじゃないから、森永のパイみたいな形には対流は起こさないのかも・・・。と思ったら、ちょっとしょんぼりした。
 あーなんか、今週はくそいそがしい。そういえば、昨日電車の中でSPA!の中吊りをみかけて、「くそ忙しいのはこれのせいだ!」とかいうキャッチがあったきがする。よく見てみよ。中吊りの中ではSPA!の中吊りは結構あほだなぁーと思って見てることがある。あとはAERAかな。AERAの中吊りの一番下の一言が、結構面白い。
 あとは、中吊りを見回したらほとんどみんな女の人用のファッション雑誌だった、とかいうことがあって、こんなに仰山あってよくファッション雑誌が次から次に出てくるなぁと感心した。それだけ需要があるってのがすごいよね。ってことはその雑誌を読んでいる読者がいるわけだ。そうじゃなきゃいきのこれないもんね。電車に乗ってるあなたも!あなたも!読んでいらっしゃるわけ??とか思ってその場に居合わせた女の人たちを眺めたら、ほぅ、そういえばなんだかみんなおんなじ様な格好をしているなぁと、そういう雑誌にまるきり縁のないあたしは感心した。
 さらにもう一度中吊りを眺めなおし、「もて女のなんちゃら」とか「人に差をつけるなんちゃら」とか「できる女はなんちゃら」とか書いてあるけど、この車両のあなたも、あなたも読んでるんだったら、マニュアルが似たようなもので個性もへったくれもあるかよ、とか心の中で毒づいてみたりした。要するに、雑誌を読んで表面的に得られる情報というのは、押しなべて同じようなもので、その通りに実践したら世の中の女がみんな「もて女」だの「できる女」だのになってしまって「人との差」などつきようもない。情報を得て自分流にこなす人と、情報を得ない人が「差」を生み出すわけかね。でも、個性的であるために情報を発信しているはずのファッション雑誌が没個性化を促してる感じがして、すごく面白い。
 
 
 

May 26, 2005

ニート

 うーん。今のあたしの状況がまさにそれ、に当たるんじゃないかと苦笑しながら先日ラジオを聴いていた。NEETね。Not in Employment, Education or Trainingの略らしい。増えてるんだってね。働きもせず、学校にも行かず、訓練も受けてない若者。あ、あたしは若者には当たらない??えへへ。ポテンシャルの労働力としては結構いるのかしらねぇ。ニート。
 適当に暮らしてると案外生活できちゃう、のかな。あたしは日々やべーな、ってことの繰り返しだけど・・・。目先のことしか考えない若者は多くなっているかも。ビジョンも持たず、今楽しければいいって感じで。まぁあたしもその口なのでなんとも言えない。どうせそんなに長生きするつもりもないし、ビジョンを持ったところでナンになるの?とか苦しいのやだ、とか頑張るのやだとか、そんな感じかな。
 壮大なビジョンを持とうとは思わないけど、でも夢がないと人は生きていけないのだとは思っているけどね。I have a dreamのところで書いたけど。なんか、今やっていることに、何の意味があるの?って疑問を抱えている若者はあたしの身近にも結構いる。その疑問を無視して、適当にお金が稼げればいいやとか、所詮学歴社会だしとか、そんな感じにある意味クールにその日その日を暮らしている子もいるし、意味の見出せないことはまったくモチベーションが上がりません、という子もいるし。様々。
 日本の精神構造が変わってきてるから、(っていつ書いたんだか忘れた)、渇望してないんだよね。あれをやってみようこれをやってみようとわくわくすることもないのかもしれない。それはきっと、これはどう?あれはどう?とか面白そうに生きてる大人が回りに少ないからじゃないかと、ふと思ったりする。
 ニートくん、ニートちゃんたちは適度な娯楽が身の回りに存在し、それをやっている間はその娯楽で気を紛らわし、その娯楽が終わってしまったら、「一体何やってたんだろう?」と虚無感にとらわれ、その虚無感を埋めるために次の適当な娯楽を探す。
 日々生きていくのは大変だ。本当に最近そう思うけど、「うわー、こいつ楽しそうに生きてるなずりぃ」と思われる人になりたいと思ったりする。そう思う我は、ニートではないのかも。ぷぷぷ。

May 28, 2005

ええ。歳です歳

 働きもしないのに、やけにつかれて、ご飯を作る元気もない。いかんなぁ。明日はけやきフェスタ2005じゃん。結構合わせの練習をする時間がなかったから、心配だったんだけど、今日ラストのあわせの練習で、ちょっといい感じだったのでこのまま明日も乗り切ろうって感じ。
 朝から三ノ輪に行って、その後練習をして、その後大岡山にいって、帰ってきたら21時をまわっていた。朝からほとんど何にも食べてなかったからお腹がすいているはずなんだけど、なんかお腹がすいているのかどうかもわからん。
 誰かご飯食べに行くかなぁとおもってメールしてみたけどみーんな空振り。ちぇ。そんな日もある。とは思いつつ、家で腐っていたら、あんちゃんが電話をくれてちょっと話をしたらなんとなく元気が出てきて、その勢いでご飯を作って食べてみたりしている。
 最近歳だなぁとおもう。でも、サミュエルなんちゃらさんが「青春とは心の若さである」とのたまわっているように、元気であること、というのは心が元気なことなんだなぁと思った。っつーことは、歳を感じる今のあたしは、ちょっと心が元気がないということか??いかんいかん。
 体力、気力、知力、のうち、どれが一番最初なんだろうなぁとぼんやり考えていたんだけど、やっぱ、体は資本というほどに、最後の最後は体力勝負なのである。と、思って筋トレに励もうと思ったあたしはやっぱり単純。
 明日の楽しみはなんといってもお祭りなので、屋台。昔から縁日は大好きで、なぜかというと屋台が出ているからで、上野に花見に行っても花を見るより屋台を冷やかして回るのが目的だったりするし、明日もそんな勢いになりそう。
 明日はやくおきれっかなぁ・・・それも心配。あー。焼肉食べたい(笑)。
 お酒飲んで寝ることにしやう。おやすみなさいませ。

May 29, 2005

大國魂神社前

 はは、バス停の名前みたいだ。
 うーむ。また風邪引いたかな?かつては万年風邪引きで、一つの風邪が治りかけたころにはまた次の風邪を引くという、ろくでもない不健康優良児でしたが・・・。いや、けやきフェスタ2005が終わってからでよかった。イベントの真っ最中に風邪引いたら磔拷問の上市中引き回しの刑になるところだった。あぶねぇあぶねぇ。
 けやきフェスタね、あのね、周りの人々すげーうまかったっす。特に、まぁステージが近かったこともあり国立音大のビッグバンド、うまかったねぇ。まぁ、学生のビッグバンドはえてして練習量がプロよりも多いぐらいだからうまいけどね。
 2ステージあって、朝早くから新宿で待ち合わせして京王線の新宿ホームに着いたら、人が多くてびびった。なんじゃこりぁ~状態だったけど、なんのことはない。ダービーだったのね。はーびびった。こんな人数全員けやきフェスタに行くのか??と一瞬思ったあたしは結構アホ。って、いまさら言うことでもないが(笑)ほとんどの人がダービーのために臨時停車する東府中で降りていきました。
 府中の駅って初めてきたけど、あれだね、結構栄えてるのね。20号と旧20号の間にけやき通りがあって、旧20号沿いの大國魂神社の向かいでちゃんとPAさんもついて歌わせてもらいました。
 マイクチェックもかねて声出したら、朝ってことも手伝って、みんな音下がりまくり。モニターの返しで自分の声が下がってるのが各自わかるもんだから、歌ってる間に顔引きつってきちゃってね、冷や汗ものでした。その後控え室にいって、お弁当を食べて、1stステージ。よいのも悪いのもあったけど、最後の最後でものすごい不協和音を出してしまって、なんちゅーの?終わり悪ければすべてだめ、みたいな感じだった。
 その後で、ちょっとお茶して2ndやった。ゆかぴーとあんちゃんが聞きにきてくれてて、すごいびっくり&ありがたかった。普段は低めの声で歌うことが多いんだけど、2曲はトップで歌ったりして、普段のあたしからは想像できない高い音域を出してみたりした。終わった後にゆかぴーが「トップ歌ってた??」って聞いてきたのは、予想外だったからかな・・・それとも・・・う、怖いからあまり考えないことにしよう(笑)1stよりも出来はよくて、楽しめたし声も出せた。やっぱりロースターターだなあたし・・・。
 ジャズコーラスは勉強になるね。これから1ヶ月またジャズコーラスのレッスンをうけるけど、またまた楽しみではある。っつーか。次回は6月24日に田村さんたちとライブやるからそれの練習せねば。やばくね?いやまだ、時間は少しあるか。
 
 
 

May 31, 2005

雨はふる。お金は来ない。

 朝ごみ出すつもりでおきようと思ったら、すごく雨が降っている音がしたので、やめて2度ねした。でも午後から急に打ち合わせが入ったので、あんちゃんにメールを出して、お茶の約束の時間をずらしてもらった。
 土曜日だったかな、福井さんからキャッチを考える宿題をいただきまして、あれこれ考えているのがとっても楽しかった。こういう仕事もしたいなぁ。なんて思っていたら、ひょんなところから文章を書く仕事を手伝う話が来て、まじで、涙が出るほど嬉しかった。あれこれ考えていても、やっぱり文章を書く仕事、文字を扱う仕事は好きだ。ジャーナリストみたいに時間との勝負とか内容の鮮度の勝負となると、ちょっと違うんだけどね。なにせ、ほらロースターターなもんで(笑)
 で、打ち合わせ後にあんちゃんとおちゃしてて、雨降りで寒かったのも手伝って、ちょっと焦ったりローになったりしてたんだけど・・・。あんちゃんと話していたらちょっとは元気になった。ありがたい。
 うちに帰ってきて菅原さんがつれづれに書き込んでくれていたので返事を出して、菅原さんの演奏スタイルが、楽しそうですごくよかったなぁと思い返していたら、さらに元気になって、歌を歌っていたいなぁ。文章を書く仕事をしたいなぁと、改めて思ったわけ。あれやりたいこれやりたいとか思っている今のあたしはかなり幸せもんだよなぁ・・・。
 いつだったか、まーちゃんが「口に糊するためにただ稼ぐよりも、たとえ余りお金にならなくても自分の本当にやりたいことをちゃんとできるのは、すごく幸せだし貴重だ」みたいなことをいってくれたのを思い出して、あー今のあたしって、もしかしてその状態??えーってことはしあわせもんじゃ~ん、と脳天気度が増してきた。
 結局最後はそれかよ、とあと一人のあたしが毒づいている。ははは。

なんとも・・・

 二子山親方が亡くなった。ファンだったので、かなりショック。

山月記

 久しぶりに中島敦の山月記のことを思い出した。何度も読んでは涙した話。難しい科挙を受けて役人になったものの、どうしても詩人になる夢を捨てられなかった男が、ついには虎になって野山を駆けずり回る身になる、という話なんだけど。
 この話はたしか高校の教材にもなっていた気がするけれど、授業で習ってしまうと、初めてこの話を読んだときに受けた悲哀の情を切り刻まれた気がして、居心地が悪い気がしていた。中島敦と虎になる主人公が、あたしの中では結構かぶるところもあり、なんだか読んでてとっても哀しくなる。だけど、情景描写、感情描写がすごい。
 夜何者かが自分を呼ぶ声がして、庭に駆け出して、どんどんかけていったら、自分の手足が土を駆り、獣の肉を貪り、血をすすり・・・と虎になった自らを回顧して友人に告げる主人公の姿は、人の心のもろさ、を表現しているようで、なんとも考えさせられる。
 人の心は、薄氷で覆われているとてもはかないものだと思う。とても強いと思う人が、とても弱かったり、弱いと思う人がとても強かったり。何かの拍子で壊れてしまったり。本当は、自分や他人の心の弱さを知るべきなんだと思う。その弱さに甘んじろといっているわけではなくて、弱いことを理解すべきなんだと思う。自分自身で折り合いがつかなくて、自ら心を閉ざしたり壊したりする人もたくさんいるし、そういう危機的状況になっていることすら気がつかずにいる人もたくさんいる。知らず知らず人を傷つけていたりすることも。
 人の精神構造のシステムは、いろんなものが作用しあって生じるだけにうまく捉えることができない。心だと思っているモノは「はいこれが心です」と取り出して目の前に提示することが出来ない。心は心臓だとか心は脳だとかそういう議論があるけれど、心臓や脳は肉体の一部であるに過ぎない。たとえもし、心臓や脳が心という作用を生み出しているのだとしても、器官を取り出すことが出来てもその作用を目の前に提示することにはならない。だから人はあれこれ憶測したり邪推したりしてなんとか心に迫ってみようとすることもあるのだけれど、形のないものに何の意味を見出せるというのだろう?
 そもそも心について定義しにくいのに、人は作用としての心の動きに左右される。そう考えるとなんと人という生き物は、不安定で、危うい存在なのだろうか。
 

June 1, 2005

電気ショック

 昨日アパートの更新のことでかこちゃんに電話をかけたら、まーちゃんがまた入院しておった。あまり感覚がないんだけど、かこちゃんもまーちゃんも歳をとっているということなんだろうなぁ。心臓がちゃんと機能しなくて酸欠になったらしい。
 だいじょぶなのか??と思っていたら、ほら、ERとかでよくやる心臓に電気ショックを与えるやつ?あれをやったら元に戻ったらしい。なんだか賭けみたいな処置だったみたいだけど。入院しているまーちゃんに携帯メールを送っておいたら、夕方に大丈夫だとメールが来ていたのでまぁ一安心。
 あのでかい図体でぶっ倒れたのかと思ったらそうでもないらしく、自分の足で歩いたらしいのでほっとしたけど、家の中でぶっ倒れたら誰も運べん。ちょっとダイエットしておいてほしい。本音。

本当は

 今日はぴーかんで、28度だって言ってたはずなのに、28度なんてちっとも行かず、しかも曇っていやがる。ちっ。(ああ、言葉が乱れている)
 冬生まれ夏大好き人間なので、かつ、寒がりなので暑くないと元気が出ない。暑くてやんなっちゃうなーと思いながら風の渡る部屋の床でねっころがったりしていたい。で、時々冷蔵庫とか物色してアイス食べて麦茶を飲む。これ理想。って、夏休みの小学生みたーい。仕事をやめて収入がない割りに、理想が「夏休みの小学生」ってどういうことなんだ??おきらくごんた。
 越智先生にレッスンをやめることを伝えた。本当は顔見て話すべきなんだけど、顔見て話したら実に泣いちゃいそうなので、先にメールで伝えることにした。人として、あたしは彼女のことを尊敬しているし、おねーちゃんみたいで大好きなので、その分思い入れが強くなってドライでいられない。
 でも、仕事に出る前の忙しい時間帯なのに、彼女はちゃんとレスをくれて、あたしがやっぱりどうしてもプロを目指したいというのであれば、次のステップについて考えていたと言ってくれた。ちょっと涙が出てしまった。どうも言葉が少ない(話すほうね)ので、意思表示がなってないから彼女に余計な気を遣わせていたんじゃないかとすごく反省した。
 あたしのモットーは、好きな人に対しては誠意をもって接する、とういもの。かなりそれで正直者は馬鹿を見る状態になることが多いんだけど、裏の裏も読めないし、処世術にも長けていないし、まぁ、要するに不器用なんだけどね。
 まだ時間あるから今度ちゃんと話そうと思った。
 

June 3, 2005

精進しようと思う日だらけ

 昨日は田村さんに声をかけてもらってセッションに1時間ちょっと参加してきた。田村さんとかに譜面をわたすだけのつもりで行ったので、本当に歌うつもりじゃなかったんだけど、歌ってこけた。いつの日か、歌ってこけたと思わない日がくるんだろうか?
 みんなすごく楽しそうで、盛り上がって11時までいたそうだけど、管が入るとやっぱり華やかで聞いてるのが楽しい。うーん、あたしってインスト好きなんだろうな・・・。理想は、自分が歌を歌うのではなくて、インストの一つのファクターとして演奏すること。歌を歌っていますという感覚でいる限りは楽器の人の気持ちにはなれない気がする。
 ハンコックを聞く。いろんな音がして面白い。天才だなぁとおもう。dim、susを多用するとか教えてもらったことがあるけど、よくわかんない。同じ和音を弾いていても強く引いている音がちがうからそれぞれによっていろんな響きを出すんだとも聞いたことがあるけど、わかんない。あたしが感じたのは、彼の音は指が鍵盤に吸い付いているようだ、ということ。うーん、うまく表現できん(笑)ねばっこい。
 

June 4, 2005

こんなところで

 今日は大岡山にいく前に、ちょっと時間があったのであんちゃんのバンドで次やる曲の選曲に付き合った。あんちゃんのバンドは結構面白い曲をやっていて、変な曲好きのあたしにはかなり楽しい。シャーデーとかやってくれるので、懐かしさも手伝って、思わず顔がほころぶ感じ。
 で、シャーデーを何枚ももっていって、これがいいだのあれがいいだの聞かせまくり、そのあとソウルボッサトリオを聞かせて、その後リズライト、ファーテイルグラウンド・・・。ってこれあたしの好みばかりですが(笑)いいんだよ、あんちゃんところは管がたくさんいるし音が厚いから面白い曲ができるはず!
 で、そのあと以前からニカズドリームをやったらいいよといっていたので、CDを視聴しに渋谷のHMVに言ったら、ブリッジウォーターのCDが切れいてた・・・タワレコいったらなんだか丁度フライドプライドのライブをやっていて聞きながら探したらあった。
 そのあと大岡山に行き、用事を済ませて代官山のお店に行った。何周年記念だかのセッション中で、やったら管だらけ。あると2本以上いたし、ペットは4本ぐらいいた?かな?ドラムは3人以上いたみたいだし、ノリノリで聞いてるこっちも楽しかった。
 その後であんちゃんがどうしてもカサンドラ版TUTUをやろうというので、セッションじゃ絶対無理だからいやだと再三言ったけれど、やる羽目になり、まぁ結果楽しく歌った。マイルスカフェに来いといわれた。まだ行ったことないんだよね(笑)
 キワモノマイルスバンドみたいなのやりたいなぁ・・・。あーでもシャーデーももう一度歌いたいなぁ・・・(笑)べたべたのスタンダードも大好きだけど、あたしにとってのスタンダードをやりたいな、と再び思った。温故知新。古いスタンダードを新しくアレンジしてやってみるとか、とっても面白いと思うけどね。とかなんとか。そういうことをまだだらだらと考えていた。自分じゃ変わってると思わないけど、そういうスタイルはどうも変わって映るみたい。おんなじ様な曲を同じような型にはめて歌うのは好きじゃないだけなんだけどな。もちろん、右に倣え方式で歌えもするけどね。ま、あまのじゃく。
 

June 5, 2005

変な楽器、変な曲、変な人

 昨日新しいジャズコーラスの練習に入った。すごく面白い曲だし、音がすごくトリッキー。おし!やったろーじゃん、みたいな気分になる。クロスオーバージャパンをちょこっとだけ聞きに行った。えーと。不思議な空間だった。面白かったけど。シャーデーバンドの昔のドラムの人を思い出した。あーこういうの好きだったんだなぁと。
 さて。昨日実家に行ったので、だらだらと朝ごはんを食べて、まーちゃんとかこちゃんと話をして、その後家に帰ってきて洗濯をして、12時に渋谷へ。今日はあんちゃんと岸君がつくったカーボン楽器の試奏会。道玄坂のスタジオに集合した面々は、微妙にマニアック。いや、微妙じゃないか・・・。急遽ベースを弾ける人がいないことに気がついて、小林さんに電話をしてきてもらった。お忙しい中すみません・・・。
 デザインも材質も変だよね。面白い。で、交わされてる会話がまたマニアック。メセニーの使ってるギターは48弦のがある、とか・・・。しらねーいやい!でもカーボンフリューゲルホーンの音質はとても気に入りました。実用化されたら、とっても楽しいのになぁ・・・。
 その後あんちゃんと中野のジャズ喫茶!にいってショーターの曲を探してもらったりして、譜面の話をしたりして盛り上がっって、下北に清水秀子さんを聞きに行った。ライブが終わった後に秀子さんと面白い話をして盛り上がり、変な曲好きについて話をして、変な曲が好きな人は類ともで集まってくる!という話をした。
 なんかほかにもいろいろ面白いことがあった気がするけど、明日失業認定されにいくための準備を忘れてた!やば。書類作らなきゃ!!プー認定。プーA級とかあるのかな・・・嘘ですありません。

June 6, 2005

別にフランス車がすきというわけではない

 えー。以前シトロエンの話を書いたけど、特にフランス車がすき、というわけではないのです。ルノー、プジョーにはほぼまったく興味がない。シトロエンのエグザンティアとかAX,BXあたりが好きなだけ。あのダサさがたまらない。ルノーのデザインのセンスはあまりあたしごのみじゃないし、プジョーは昔のならまぁ許せるけど(あはは、えらそう)今のは全然引っかかってこない。
 とか、まったくの主観で言いたい放題だけど、ルノーも今風で結構人気があるし、地下鉄の広告のうち方はとっても素敵だし、日産の隣でよく見かける。もちろんプジョーも猫足な走りがとてもよいと評判だし小型でキュートなわりにきびきびしてるしボーイズと、その連れに小気味良い思いをさせるのはなんとなくわかる。今のシトロエンだってあたしが昔のシトロエンを指してダサいと感激するほど残念ながらださくはない。つまり、小型車ブームとしては、外車を所有している優越感となんとなくキュートであることと便利さみたいなのを兼ね備えているいい雰囲気の車たちが今現在のフランス車たち、のように感じている。
 ところがねー。この間ルーテシアのV6に乗っけてもらったら、すごく楽しかった。それまでルノーファンには悪いけど、ルノーなんてまるっきり興味がなくてふぅ~ん、って感じだった。ところどころエッジが効いているあたりは好きだけど・・・。
 ルノールーテシアV6って車は、ミッドシップでツーシーター。走ってる間にすぐ後ろからエンジン音だのマフラーからの排気音だのがするわけ。それがまたたまらん。楽しい!ボタン類はシンプルで、シフトレバーの付け根の金属の留め具(あれは留め具ではなくて単なるデザインかも??)があたしの心を惹きつけたし、なにより一番気に入ったのは、後姿のデザイン。あれはいい!今のプーのあたしには無理だけど小金もちの人なら手が届く価格ってのもまたいい!
 ほめまくりだけどね、いろいろ難はあるわけね。でも、まずは形からなので、その難は二の次。外側のデザインは無駄なところに変なでっぱりがあったりして、そういうところがすごくいい。ホイールハウス周りとかぽこって取れそうだし。取れてツライチになったりしたらそれはそれでかなりおかしい。絶対新型ミニみたいになるだろう。
 まぁでも、とにかくあの車はすごく乗っててわくわくする。チャンスがあったらもう一度のりたいなぁ・・・。

June 8, 2005

Live information 6/24

ライブのお知らせです

6月24日(金)19:30~@wille(チャージ:\2,100税込)
一緒にやるメンバーは、田村修(P)、塩見暁俊(Bass)、佐藤隆治(Dr)というナイスガイピアノトリオです
場所:wille(ウィル) Tel:03-3355-8781 東京都新宿区荒木町20 ヤカタビル B1
http://www.h5.dion.ne.jp/~wille/
最寄り駅:都営新宿線 曙橋駅 A4出口 or丸の内線 四谷三丁目駅

いつもにましてまったりと楽しみます(笑
どうぞお運びくださいませ

-meg-

invitation

 前の職場のメールを整理していたら、invitationという表記のメールが来ていて、思わずあけようとして、あぶねーあぶねーこれはウィルスメールに違いないと思いとどまった。全然出来ないんだが、ドイツ語とスペイン語が好きなのでbitteなんちゃらとか、Holaなんちゃらとかいう表記のメールにも思わず反応してしまいそうになる。
 えーと、invitationという題名に反応したのはかつてinvitationという曲を歌ったことがあって、ここのところもう一度歌ったら2発ずっこけたから気になっているせいだ。えーと。名前は忘れちゃったけどメールを送りまくるウィルスがどばっと増えてますなぁ・・・。一時期よりは小康状態かな??Hola!とかくると、あースペインのミゲルからか、とボケーっと考えて思わず開きそうになったこと数回。あの手この手でよくもまぁウィルス君たちはがんばっているね。
 自分の梅干の種は実に小さいなぁと最近思っているわけね。種の周りについている肉は贅肉だらけだし、なんつーか、小者だよなぁ・・・。自分で書いておいてなんなんだけど、梅干の種ってのは言いえて妙だなぁ。だってそれ以上でかくならないじゃん。今の気分はそんな感じだね。出来れば発展系でいたいんだけど、あーあれもやりたいこれもやりたい、あれも出来たらいいなこれも出来たらいいな、あれもやらなきゃこれもやらなきゃって感じで、アップアップしておる。だけど、種が小さいので、クールにこなせないでいるわけ。
 

甘党辛党

 えっと、オールドファッションドーナツとカフェオレ。大好きこの組み合わせ。と、今もドーナツを片手にカフェオレを飲んでいたりするわけです。単純。
 ツインピークスを時々全巻見直してみたりするんだけど、あの話を見る人はかなりの確率でドーナツとチェリーパイを食べたくなるに違いない。あたしは働いていたとき朝ごはんはドーナツとコーヒーというスタイルのときがかなりあったので、朝のミーティングに机いっぱいのドーナツとコーヒーが準備されているあのPBはかなりうらやましい。日本の会社ではありえない光景だ。というか、今日日そんな状況はどこの会社でもないか。
 ドーナツに限らず甘いものはかなり好きである。キャラメルファッジ、メープルシロップものは見かけるとつい買いたくなるし、無論アイスクリームも好きである。あー、生クリームたっぷりのケーキはちょっと苦手。どっかで書いたかもしれないけど、生クリームが食道にべたーーーっと張り付く映像が思い浮かぶから。実際はそんなことはない。だってのべつ幕無し粘液ならびに消化液が滾々と湧き出ているから。
 今1個だけ甘いものを食べてもいいよ、といわれたら、迷わずクリームブリュレにする。あれはこの世の甘いものの中で一番おいしい(と今思っている)。でも、あたりはずれがあるんだよね・・・どんなものにも。表参道代官山あたりのこじゃれたカフェで頼んだとしても、はずれはあるわけですよ。まぁそういうところはおいしいのを置いてるだろうと期待して頼むもんだから、余計がっくりするわけだけど。
 あたしの周囲の人はみんな知っていることだけれど、あたしは酒飲みである。というかお酒が好きなので、大抵酒飲みは甘いものはいけないんだそうだけど、あたしはまーちゃんゆずりで、どちらもいけちゃうわけです。もちろん、辛いものも当然いけちゃうんですが。甘いものを食べながらお酒も行けちゃったりするのでようは無節操。
 まーちゃんは、どうやら酒をやめたらしい。すげぇなぁ。彼の手元にあるワインのコレクションは、どうなるのだろうか・・・虎視眈々とねらってみたりしようかなぁ。行くたびに1本ずつもらうって言う手もあるな・・・。でも、あたし同様まーちゃんはお酒を飲むことをとっても楽しみにしている人なので、お酒が飲めないんだよ・・・といっている姿はちょっと可哀想だった。可哀想だったとか言いながら、目の前で彼が具合悪くなる前にあけて残っていたワインを飲み干したのはあたしです。ひどい娘(笑)人生の楽しみは、酒を飲むこととおいしいものを食べること、みたいな人なので、他の楽しみを見つけてほしいなぁ。5万ピースぐらいのジグソーパズルでもプレゼントするかなぁ・・・。一緒にドミノでも組み立ててあげるかなぁ・・・。ああ、そうだ思い出した・・・オーディオセットを組み立ててあげる約束をしてまだやってないんだった。まずはあれから手をつけるか・・・。むーん。

 
 

June 10, 2005

あああ・・・

 入梅したようですね。勘弁カツオだよ。雨は嫌いです。本当に、心から。もちろん雨が降らないと夏に水不足に悩むことになるし、いろんな農作物の発育や収穫、さらには価格に影響を与えるのはわかるけれど、雨が降るとひどい偏頭痛になやまされることになるし、吐き気はするし、気分がダウンする。まぢで、どこでもドアがほしいよドラえもん。
 窓から入ってくる風が涼しくて好きだけど、今朝はひどい頭痛でそう余裕も持っていられなかった。でも、銀行には行かなきゃならないし、トイレットペーパーがなくなりそうだから、頑張って外出したけれど・・・必要最小限の用事を済ませてすぐ家に帰ってきた。
 頭痛はどんどんひどくなり、吐き気はするし、ふらふらするしどうやらひどい貧血らしい。頭を下にしてじっとしていること数十分、どうにも埒が明かないので、という言い訳を自分に対して作ってあげて、お昼寝をした。ああ、案の定よくなりましたが、まだちょとふらふらしている。
 今から出かけなきゃいけないんだよなぁ・・・ちょーぶるー。

June 12, 2005

漁夫の利

 昨日はまず三ノ輪に行って、その後大岡山に行って、その後かこちゃんによばれて板橋にいった。昔は案外フットワークが軽かったので、こんな移動へでもなかったんだけど、最近腰が名実共に重くなってきている。大岡山からは三田線一本なんだけど、乗ってるのも苦痛。けっ。
 かこちゃんになぜ呼ばれたかというと、としくんの誕生日だったから。ついたら、丁度兄貴どもも到着した直後で、いきなりシメイビールで乾杯だった。あー幸せ。相変わらずおいしいかこちゃんの料理とシメイブルー、シメイレッド、常盤台ビール、ヒューガルテン、軽井沢ビールと、ビール続きで呑んだくれ、次はなにを呑むかと相談しているところに、出張に出かけたはずのまーちゃんが、みんながいるのに僕が仲間はずれなのはずるいと、出張をキャンセルして帰ってきていた。いいのかそんなんで??
 うちの兄貴どもはマニアックなやつらなので、話をしていると面白い。昨日はムーンクラフトの話になって、あたしは申し訳ないけどぜんぜんムーンクラフトのことなぞ知らないので、へぇーとか相槌を打っていたら、えー知らないの?といわれ、あれやこれや解説してもらった。
 彼らはそもそも昨日は男二人でデートだったそうで、スーを見に行ったらしい。国立科学博物館ね。で、国立科学博物館のミイラの話になったら、たかくんが「ミイラはなかった」と言い張っていた。あったと思うけどなぁ??その後で、ミイラと剥製の違いについて解説が始まって、なぜかそれに引き続き、ブーツの丸洗いの話になった。
 そしたら、そうだ、雨だったから部屋に干した洗濯物が、最悪の最低なことに生乾きの匂いになったことを思い出して、その後なんだかいろいろと話が続いていたけれど、洗濯をしなおすために家に帰った。としくんの誕生日だってのに、手ぶらでいって久しぶりにおいしいビールを飲めてありがたい感じだったね。あはは。

June 13, 2005

つー

 最近まゆみちゃんに教えてもらった語録。なんだかわけのわからないタイミングで「つー」というのが中学生(おそらくはまゆみちゃんの周辺だけ)で流行っているらしい。使いすぎるとかなりうざいが、妙な合いの手で結構受ける。まぁ、いいんだけど。
 今日は朝文字を書いて、送って、疲れて、昼寝した。おきてニョッキを作ってトマトソースで食べた。おいしかった。で、また昼寝した。その間にマーなんちゃらさん(忘れた誰だっけ・・・心理学者)とインディアンの思想的なつながりについてコメントを求めるメールが来ていて、わけがわからなくなってまた寝た。そのあとなおみんに会いに渋谷に行ってお茶して帰ってきた。
 なーんだか現実逃避してるなぁ・・・いかんだろうそれじゃ・・・。

June 14, 2005

続く頭痛の巻き

 ああー頭が痛い。勘弁カツオだ。かこちゃんは頭痛もちで、あたしはそれを確実に引き継いだらしい。今日は水天宮と大岡山に行かなきゃならなかったので、行ったけど、かなり具合が悪かった。
 帰り道ゆきこちゃんからメールが来て金曜日にあわせることにした。ゆきこちゃんとは、いつかライブをやりたい。さっとあわせて、はい次行こう!ってのりじゃなくて、じっくりと練習して。と、熱いラブコールを送っているけど、ゆきこちゃんはこのページ見てないだろうな(笑
 あー。頭が痛くて吐き気がするけど、さっきから無性に焼肉が食べたい・・・。えーん。

すげー人ごみ

 今日は昨日に引き続き、結構暑いはず。気分はハワイって感じで。お昼ごろ和美から渋谷にいるよーって電話が来たので会いに行った。で、24日のライブの衣装の相談をしたりした。仲のよい友達と会うのは、まじで、心が癒される。今なんか用がなければ家から出ないし、頭痛くなるし、結構まったりしてるはずなんだけど・・・。
 でもさー、いつも思うけど、渋谷ってすごい人ごみ。ここにいるほとんどの人がプーなわけ?駅前で声をかけてくる男の人とか、君の定職はなんなのさ!といいたい。「あのー、ふつーのナンパなんですけど」って、おい、ふつーじゃないナンパってなんだよ!「あのー、それじゃぁ、給料のいいバイトもあるんですけど」ってナンパの話の後に出てくるバイトってなんだよ!そもそもね、君、こんなおばさんに声かけてどうするんだよ!周りを見たまえミジェーン・山姥・ガングロ世代が山のようにいるじゃないか!!!
 若干おばさんちっくに心の中では説教しながら、すたすたと歩きさるのまき。渋谷嫌い。面白いんだけど、渋谷のわけのわからない人ごみが嫌い。やさぐれて昼間から和美を待つ間にビール飲んだくれた。暑い日にはビールに限る。で、さっき分かれて家に帰ってきたけど、頭痛再発。中途半端に呑んだのがよくなかったのかなぁ・・・あービアガーデン行きたい!

June 15, 2005

かったるいエレガ

 頑張ってレッスンに行きました。9階にスクールがあるんだけどさ、降りるときに「下へ参りまぁす」ってエレベーターガールやってたら、「めぐみたいなエレベーターガールだったらかなり受ける」と先生が言うわけ。「何階行くの~?」とか「とりあえず上からいって降りてくればいいんだよ!」とか「えーこの階でおりんの?この下の階のほうが面白い店あるよ」とか言いそうなんだそうな(笑)言いえて妙。
 電車に乗ってたら無性にのどがかわいて、ビールが呑みたくなった。あー、この分だと去年の夏再びって感じだなぁ・・・去年もその前も、一日確実に2リットルはビールを飲んでいた。見事に太ってたけどね。和美からもらった衣装が着れなくなっちゃうよ。やばし。
 はー。最近このつれづれ見て思うんだけど、脳みそつかってないなー。使わないとIQとかって落ちるわけやっぱり?寝てる間に耳から脳みそ流れ出てそうだもんなぁ・・・。

June 17, 2005

りは

 今日は、24日のライブのためのリハに行ってきた。昨日やる曲を他の面子とやったときに、全然自分が歌えなくて、今日のリハがうまくいくのかどうか、胃が痛くなるほど不安に思っていたんだけれど、今日行って、曲の形がちゃんと見えたので本当に安心した。3人のナイスガイピアノトリオに深謝。選曲した時点の楽しい気持ちが戻ってきた感じでしたね。不安で不安で音も聞きたくなくなるほどだったんだけど、ライブが楽しみになった。
 よわっぴしかつ、単純な生き物だなぁと、我ながら苦笑しつつおもっていたりする木曜の夜。
 

ひさしぶりにゆきこちゃん

 しばらくお互いの予定が合わなくて、ゆきこちゃんと合わせてなかったんだけど、今日の昼間にヤマテピアノで合わせてきた。彼女は歌伴が苦手だというけれど、非常に歌いやすい感じで弾いてくれる。ありがたい。セッションもいいけど、ちゃんと練習してやりたいね、という気持ちはお互い変わらないでいるから、今年中にはどっかでライブしようと短い時間だったけどいろいろ話をした。考えている路線が同じ人はすごく貴重だなと思う。彼女はピアノのプロなので、いろいろ勉強にもなる。長く続けてもらえたらいいなぁと改めておもった。しかもペースやのりも似てるし、いいなぁ・・・。
 その後すぐに三ノ輪に向かったんだけど、行く途中の電車の中で自動車教習所の広告があって、そこのキャッチに「ハイスピードプラン」ってのがあって、それを見た瞬間、思わず噴出してしまった。安全運転を教える教習所で「ハイスピード」はないだろぉ??と思ったから。でもなんのことはない、ハイスピードで免許が取れますよ、ということなんだよね。でもちょっと可笑しい。こういうセンス好きだなぁ。
 読み違え、勘違い、ってのはよくあって、銀座に行った時、めったにそんなセレブなところに足を運ばないもんだから、上見て歩くことが多いわけね。その時、どっかのでかいデパートに「靴ビッグバーゲン」って書いてあったわけ。「おお、ビッグサイズのバーゲンか、こりゃありがたい」と足の大きなあたしは素直に思ってしまった。でも、普通は違うよね。規模の大きなバーゲンってだけで、サイズの大きさじゃないんだよね・・・とデパートに向かいつつ気づいて一人で苦笑した。
 

June 18, 2005

目が覚めて

 とっても一人だと思った。あたしの部屋はシャッターを閉めてしまうと昼なんだか夜なんだかよくわからない。時々、夕方お昼寝から目が覚めて、とてつもなく哀しくなった小さいころを思い出す。ああいう時間帯はものすごく切なくていやだ。
 最近勝ち負けで人生を語る人がいるけれど、そういう尺度って疲れないのかなぁとおもう。仕事での勝ち組負け組みとか、私生活での勝ち組とか負け組みとか。よくわかんないなぁ。勝つって状況はすなわち、幸せだ、と同義なのか?仕事で成功してお金を儲けたら、幸せなのかな。結婚して、子供がいたりして、そういうの幸せなのかな。
 幸せの尺度って、自分が「ああ、幸せだ」と感じることにのみ存在するんじゃないだろうか?周りから見てとても幸せな人、というのは、ひょっとすると自らは全然幸せじゃないけれど、幸せじゃないと感じている部分を周囲に見せないだけなんじゃないかとか、ちょー貧乏でお金がなくて大変そうでも心の平安が保たれていて幸せだと感じる人もいるんじゃないかとか、なんかいろいろ。
 そもそも、勝ち負け、って好きくない。昔から、勝負事になるとやる気がまったくうせる。あたしの見かけで勝気だとか言う人がよくいるけどちょっと違う。勝負事の世界にいる人は、すごいなぁとおもう。あたしなんかすぐお腹いたくなっちゃうもんね。
 そう考えると、オブローモフに対してものすごく親近感が湧く。あたしは昔から昼寝が好きなんだけど、やらなきゃいけないことを目の前にしても、昼寝は譲れなかったりするぐらい。かこちゃんはそんなあたしをよく知っていて、オブローモフみたいだとよくからかった。まぁ、始終寝ているということを揶揄して言った言葉なんだけど、言いえて妙で、思うに、彼もあたしも、どうやって生きていくかということにあまり興味がない。そういう人は大概生きることが下手だ。なぜ生きているのか、なぜ存在するのかとか、そんなことを考えている。考えたところで、生み出されるものは多くはない。
 生産的人間と非生産的人間というのは確実に世の中に存在する。ところが、生産的人間というのは世の中のシステムにちゃんと組み込まれて生きていけるわけで、非生産的人間はなかなか受け入れられない。心に浮かぶよしなしごとだけでは、目の前にある仕事の山は片付きはしない。もとい、目の前になかなか仕事の山も出来はしないか。
 似非生産的人間として、口に糊する為だけに働くことを欲するというのはありなんだけど、疑問が芽生え始めてしまうとそれがうまくいかなくなる。あたしっていったい何のために働いているんだろうとか、何が本当はしたかったんだろう?とか。ある意味、そういう疑問を挟む余地なく忙しくもしくは心を氷のようにして働くべきなのかもしれないなぁ・・・。だけど、どんな状況下でもストレスってのはあって、ストレスが生じると、上記のような疑問が生まれる余地が生じるわけだ。こういう議論をし始めると決まって「本当にやりたい仕事を出来ている人なんて、世の中に一握りだ」とよく説教されるわけ。その言葉でまとめられるのは正直あまり好きではないんだけど。

ラブレター

 コーラスの練習の前に渋谷で小林さんと福井さんとランチ(をご馳走になりましたありがとうございます)。デモCDの話をしてくれた。すごくありがたい。頑張ろう。その後でなんだっけ、新しく出したType Tuneとかいうゲームをやった。ブラインドタッチの練習になるから面白い。ゲームの内容自体は、曲に合わせて歌詞をタイピングするっていうもの。ブラインドタッチの練習が大好きなあたくしにとっては、かなりツボなゲームでした。また密かにやりに行くんだ。おもろかったから。
 今日はジャズコーラスの練習で、AtrainとLove lettersをやったっす。足を引っ張りまくったのはおいら。申し訳なし。なんかねー、歌っている最中にラブレターなんてもらったのはいつのことだったかなぁなんて、思ったりした不謹慎モノ。今みたいに携帯もないし、電話もはばかられるから、手紙!みたいな時代があったわねぇ・・・あのころの君は今何をしてるんだろう・・・。あの時デートしとけば今も仲良かったのかなぁ、とかあの時あんなこと言わなきゃ顔も見たくないほど嫌いになることなかったのかなぁとか、まぁ過ぎた思い出ですが・・・。とかいいつつ、顔も思い出せない・・・。

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June 21, 2005

I think why

 先日オブローモフの話を書いたけれど、週末に実家に帰って、かこちゃんとオブローモフの話になった。哲学とか思想ってのは説明するのは大変だなぁ。how to liveとwhy I liveの違いを説明するのに骨を折った。最近ほとんど働いていないせいで、そういう哲学的なテーマについて考える余裕が出来た。働いているときは、ちっとも哲学的なことから遠ざかっていたなぁと思う。哀しいかな、本当は哲学的なアプローチをするために雇われていたはずなんだけどね。
 いつだったか。えりちゃんが、哲学ってのはとっても大切だと思うし、生きていくのに必要だと思うのよ!ときゃらきゃらと言い放ったときがあったけれど、あー、哲学畑の人が忘れがちな側面をちゃんと見ている人なんだなぁと感激したのを覚えている。
 高校のとき、生物学の道にものすごく疑問を感じてやめてしまったところは、まさに、ここにあるのだと思う。ヒトを含めて生き物は、一生懸命?生きているわけだけれど種の違いを超えてはお互いを推し量ることしか出来ないわけ。どうして、ヒト以外のたとえばムシなんかが人の様には「考えていない」と言い切れるのだろうとか、体の微細な機能に目を向けてヒト全体を知り尽くすことが出来るのか?とかなんかいろいろ考えてしまったわけです。
 なんか、哲学を選んだときに、感じていた漠然とした疑問ってのは、仕事をやめてからより明確になりつつある。あたしはhow to liveを考えているわけじゃなくて、why I liveを考えてしまったんだなぁと。そこからが、オブローモフへの第一歩だったわけだ。to think why I liveがthe way I liveであるならいいのかもしれないけれど、そういう道をたどれるヒトは、ごく一握りなんじゃないだろうか?その一握りのヒトがしている作業というのは、本当はwhy I liveについて考えているんだけど巧妙にそれがhow to liveにすり替わることがあって、それはそれですごいなぁと思うわけです。
 で、最近のマイブームは、世の中の事柄をhow to liveタイプとwhy I liveタイプに分けること。何の意味もないけど(笑)境界付けもあくまでも主観なんだけど、それをやり始めると結構可笑しい。ちょっと暇なヒトは試してみてほしい感じ。
 たとえば「あなたがいなければ生きていけない」という甘美な言葉について考える。これはhow to liveタイプで考えると、お金を稼いでくれて、生活を支えてくれて、みたいな感じかね。why I liveタイプで考えると、あなたは私の存在理由なのである、となるわけだ。あれ、でもこのhow to liveとwhy I liveってのは魚の目のように巧妙に絡み合っているから、線引きが難しいな・・・。
 じゃぁ音楽について。商業生産ベースに乗ってしまっている大量生産型音楽は、明らかにhow to liveなんだと思うわけ。となると、えーどうしてこのコードをここに使うことを思いつけるんだろう、このコードの役割は・・・みたいに考えると、why I liveタイプになるわけですな・・・。ほんとかね・・・。
 うーん。これは主観によるところが多いから、正解はないのであしからず。

June 22, 2005

あーめー

 昨日は久しぶりに友達と黒霧島を飲んだくれ、幸せだったが、珍しくおいしいものを呑んだせいか、明け方に目が覚めてしまった。と、雨が降り始めた音がした。あーぁ。雨か今日は。そう思いながら麦茶を飲んでまた寝た。
 何度も目が覚めて、あー深酒するとこういう感じだったよなぁなんて、懐かしく思い出したりしていたら、かこちゃんから電話があった。まーちゃんとかこちゃんと花火を見に行こうというお誘いの電話だったんだけれど、否、こちらから行きたいと言っていた話だったからお誘いじゃないか、呑みすぎで頭がよく廻らず、中途半端に返事をしていたら、Aの話がBの話になって、さらにCへと突入しつつあったので、申し訳ないのだけれど用件はメールでお願いします、といって電話を切った。さらに眠るつもりが、どうにも目が覚めてしまい、仕方がないのでおきることにした。
 メールを見たら原稿の催促がきており、おいおい、バイトなのになんで催促されるようなことしちゃってんだよおいらは、とか苦笑しつつ、実は途中まで仕上げていた原稿に再度手を加えたりしていたらお昼を過ぎた。
 ライブのために練習をしたいから、明日のスタジオの予約をした。うーん、まだ酔っ払ってるきがするなぁ。昼寝するかね。

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June 24, 2005

グルーピーの気持ち

 今朝夢を見た。なんだかでかい会場でライブをやっているんだけど、声が出ないという夢。本当に怖くて、声が出ないことに対する恐怖ってすごいんだなと思った。
 で、おきて洗濯三昧。今日は31度だそうな。本当か??昨日練習をもう一度したら、今日やる曲の1曲がキーがあってない、というか「ずばりそのキーでしょう!」ってキーじゃないことに気がついて、反省した。もちろん、それはあたしの主観であって、聞くヒトはそれでいいよ、と思ってくれるのかもしれないんだけど。
 曲のキーを決めるのって、難しい気がする。みんなどうやってるんだろうなぁ?なまじっか低い音が出るもので、それは両親からいただいたありがたい才能だと思っているけれど、低い音にあわせがちなんだけど、ベストの音ってのは実はあまりみんなと変わりがない気がする。あーぁ。
 久々にグルーピーって言葉を聴いた。かなり大きくなるまで、グルーピーと聞くと、グッピーを思い出していた。グッピーなんて飼ったことないけどな。グルーピーにもなったことないけどな。グルーピーってちょっと音的においしそうだ。
 グルーピーってのは結構大変なんじゃないかと思う。母集団が大きくなればなるほど、要するにせめぎ合いが激しいわけで。でも、どうして追っかけとかできるんだ?追っかけて追っかけて、こちらを振り向いてくれるのを待つってわけ?うーん。大変そう。
 あたしは一緒にいて落ち着くヒト、話の面白いヒト、落ち着いているヒト、いろんなアイデアを出し合えるヒト、あたしと違う視点を持っていて「お、こいつおもれーな」と思えるヒトに興味があるので、そもそも手が届きにくいヒトとはそういう人間関係を保持できないので眼中にないなぁ・・・。しかもさぁ、手が届きにくいヒトに恋しちゃったりすると目も当てられないわけで、おたおたしちゃって自分らしさなんてアピールできないぜぇ。と、恋するグルーピーの気持ちを考えて、ちょっと切なくなったりするオトメなのでありました。
 

ダースベーダー

 かっこいい。一時期等身大のフィギュア買おうかと思ってたぐらい。インターネットニュースを見ていたらスターウォーズのモチーフのUSBメモリを出したところがあるってかいてあった。256かぁ・・・前の職場のときは2Gとかつかってたから、数値的には少ないなぁと思ったこの感覚が怖いですね。でも、容量の形容の仕方が、FD170枚分とか書いてあって結構うけた。しかもさぁ、皮製のストラップがついてちょっとしたアクセサリーに!とか書いてあるのがいい!ほしい!いつもベーダー卿と一緒♪みたいな感じで。あはは、なんてミーハー。これってグルーピーの感覚と一緒か??
 土曜日は先々行オールナイトなのですよ。どこで見ようかなぁ。わくわく。またきっと、ルーカスフィルムのロゴが出ただけで「おおおお」とか「わあああ」とか歓声があがるんだろうなぁ・・・。あの感覚はわかんないけど(笑)うーん、早くみたい。

June 25, 2005

涙が出そうになりました

 ライブでのこと。Travelsというインストをナイスガイズがやってくれて、大好きな曲だったので、ほんと、泣きそうになりました。いい曲。是非聞いてみてほしいです。インストは皆さん長いことやっているだけあってまとまってる感じ。歌が入って、あたしとしては今まで一番ミスが少なかったかな?
 久しぶりの人たちが何人か来てくれて、すごく懐かしかった。みんなそれぞれの道でがんばってるんだなぁって。2セット目から歌わせてもらったけれど、2セット目はスタンダードだからまぁ、それはそれでおいといて。3セット目はChan's song, Seven steps, Human natureとやりましたが・・・Chan's Songは歌詞がとてもいい。ハービーだのスティービーだのおいといて、とにかく、歌の内容がね「表立ってはあなたに告げることはないですが、私の心の奥底に、あなたへの愛があるのです」というような曲なんですねー。いろんなバックグラウンドを抱えた人々がいるので、説明は割愛させていただいたのだけれど、歌ってる間にいろんなことを考えてしまって、自分が歌っているのに泣きそうになった。おめでたいやつ。
 確かに、あからさまに伝えはしないけれど、深い愛情を覚えている人っていうのは誰の心の中にもいるんじゃないかな。それが親愛の情であろうとも、友情であろうとも。なんかそういうの考えていたら、ぐっと来てしまいました。たくさん友達が来てくれて、本当に幸せだった。このチャンスを与えてくれた人々にも。ありがとうございました。心からの愛をこめて。

すげーいい天気

 あー。今日みたいな天気は、最高だ。一年中今日みたいな天気だったらいいのに。って、それじゃ水不足になるか・・・。今日はビール片手に海でお昼ね日和ですな。でも今から出かけなければならないので、ちょっとしょんぼり。
 シアトルにいるまりちゃんからメールが来た。このあほぶろぐを見つけたらしい。さくらのはなしがちょっと書いてあって、かずきの使っていたランドセルをもらえることになってシアトルに送るんだけど、英語でそのランドセルの話を書いたりしてたら、脳みそがまぐまぐしてきた。
 あービール呑みたいなぁ・・・。ぶよぶよぶよ。昨日のライブに来てくれた皆様に感謝しつつ・・・。
 昨日はライブを聞きにきてくれたりきゅーがビールをご馳走してくれて、しかも生ビールがもうなくなってしまったのでなんとバスペールエール!だったのでかなり幸せでした。
 ピアノの田村さんはかぱかぱビールを飲んでいたので、あーこの人ビール好きなんだなぁと思った。ビールをたくさん飲める人は、ビール党なんじゃないだろうか?
 まゆうも昨日来てくれてたけど、ビールをかぱかぱ呑んだんだろうか?彼女の飲みっぷりはかなりいい。最近人妻になって酒量は減ったのかなぁ。今度のみに行きたいもんだ。
 森口さんはあたしのイメージではあまり饒舌ではない気がしてるんだけど、まゆうの話術にはまって話しまくってたみたいでおかしかった。恐るべしまゆう話術。ひたすら話し続けるあのテンポは抱腹絶倒。何でこんなに面白い話が出来るんだろうと常々感心している。大阪に行っていたときはその話術も通用しなかったみたいだけどね。そういえば、森口さん日に焼けていたようですが・・・レクサスの試乗会のせいか??
 かつてシャーデーバンドでご一緒させていただいていたコバオ兄も来てくれて、まったく変わらない様子で懐かしかった。元気ない風だったのでちょっと心配していたけれど。あたしゃー楽器のことはとんとわからんのですが、ドラムの佐藤さんの持ち込んだセットに興味津々だったみたい。
 懐かしいといえば本間チチ!何年ぶりだろう。本当にあえてうれしかった。また飲みにいきたいなぁ。呑みすぎには注意してほしいけど。
 児玉ハハが連れてきてくれたんだけれど、彼女はあたしが歌がうまくなってからじゃなきゃ聞かない!って言っていたので、きてくれたのにはびっくりした。chan's songは児玉ハハに一番聞いてほしい歌だったので、最後まで聞いていてくれてうれしかった。
 池ノ上の飲み友達の(といっても最近忙しいみたいでめったに飲みには行けない)パティシエのたくみさんも来てくれて、いつもは彼の作品のスイーツを楽しんでいるんだけれど、昨日のライブは逆に評価される側だったので、緊張した(笑)
 あんちゃんも忙しい中来てくれて、しかもデザイン仲間を二人つれてきてくれてありがたかったです。初めましてかと思いきや、実はそのお二人にも等々力のスロットレーシングでお目にかかっていて、「あの時と全然イメージが違う!!」といわれたのには受けた。いいほうに違うのか、いただけない方にちがうのか、ちょっと微妙に興味があるが・・・苦笑。またスロットレース一緒にやりたいですね。コルベット作らなきゃ。
 さて、忙しいのにさーちゃんと和美も水戸から来てくれて、本当にうれしかった。彼らがいるとすごく心強いのね。和美はジャズを始めて以来ずーーーーーっとあたしの歌を聴いてくれている唯一の人なので、一緒にはらはらしちゃったりすることがたくさんあったと思うけれど、ライブを重ねるごとに進歩してるんでしょうかおいらは?
 4月に一緒にライブをwilleでやったベースのだいちゃんも来てくれて、「キーがやっぱりあってないと思うんだけどぉ」ってコメントして帰っていきました。それを聞いていた今回のベースの塩見さんが、譜面もコードもわかるのに、キーあわせなんて簡単じゃないの?といっていたけれど、おいしいところ、がわかんないのね。今度譜面もって行って相談しよ・・・。
 相変わらずドラムの佐藤さんとはあまり話をせずにすみませんでした(笑)若林さんのいないないバーを見せてもらいましたが・・・。若林さんて、噺家さんみたいな顔してるなぁ・・・貴重だなぁとおもいました。
 次回は8月5日らしい・・・なーに歌うかね、もとい、何にチャレンジするかね。考えよーっと。わくわく。
 

June 26, 2005

Just Friends

 何年前かな、今の先生に習い始めて比較的初期のころだから4,5年前かな、セッション講座というのがあって、そのころはセッションなんて行ったことなかったので、そのセッション講座というのを受けてみた。そのときの歌のお題がJust Friendsだったわけ。そのころは曲は知ってても歌詞はしらないし、ましてスキャットなんてできないよーって感じだったので、はらはらどきどきして参加した。中本マリが3rdアルバムで歌っててとっても素敵だったのね。大好きな曲だったんだけど、4つの速い曲っていうイメージがあって苦手意識ばりばりだったんだけど、そのセッション講座に出ている人たちもまだ初心者ばかりで、みんなで迷走しつつ何とかやってみるという試みだった。
 今日またセッション講座があって歌で参加したのはあたし一人だったんだけど、数ヶ月前のライブで速い4つの曲で4バースをやられて撃沈したので、歌のお題がまたまたJust Friendsだったから4バースの練習が出来るかなぁとおもって受けてきた。指導してくださる先生方に、あのー、アップテンポで4バースの練習したいんですけどとポロリと言っていたらやらせてもらえた。歌えるだろうと譜面も持っていかなかったし、来ている人も顔見知りで落ち着いちゃってるし、緊張感が少ないおかげで4バース間違えもせず出来るわけね。あの、ライブのときにおたおたするのは本当になんとかしたい。一緒に演奏してああ、楽しい、ってそういう時間でありたいんだけどなぁ・・・。あ、でも最近はそう思える瞬間がだんだん増えてきているから成長してるのかも。もとい、今ではJust Friendsはちゃっかりレパートリーになっちゃってるけど。よい方向に成長しているんであればいいな・・・ただ単に開き直ってふてぶてしくなった、だとやだけど。

 

June 28, 2005

スポーツ

 えーと。野球のことよく知らない。サッカーのことよく知らない。第一テレビを見ないので、そういう情報からはかなり疎い。野球はイチローと松井しかしらないし、サッカーは中田しかよくわからない。
 イチローはなぜ知っているかというと、話し方が可笑しいから。あの人は結構哲学者みたいな感じで受ける。松井は、ぎりぎりまだあたしがテレビを見ていたときにメジャーにわたってホームランをタイムリーに打っていたから知ってる。今はどうなんだか知らない。
 サッカーに関しては、中田のことはあたしの高校のときの担任の八巻氏が韮高で学年主任をやっていたときの生徒だったから知っている。しかも、顔がうちの上の兄貴に似ていると思う。兄貴がかっこいいかどうかはおいておいて、中田はかっこいい。なんだっけ、俊輔とか高原とかと仲悪そうだけど、今のサッカー代表ほど仲悪いっていうのを何も知らないあたしにもわかっちゃうぐらい出すスポーツないよね?(日本語がおかしいな)
 野球とかバスケとかバレーとかそういうのって、仲良し仲悪しって絶対あると思うんだよね。でもチームプレーだから出さなかったりするんじゃないかと思うんだけど、今のサッカー代表はかなり感情が表に出るし、結構直情型が多い気がする。そういうのって、あたしはあまり好きくないが、本当は仲が悪いのに仲良い風に振舞っているのだとしたら、結構日本人ぽいね。
 となると、サッカーの代表君たちは世界で活躍している人が多いから、日本人離れした性格になりつつあるということなのか??ふーむ。ってことは、世界で活躍する人はいわゆる日本人的性格からは離脱してるってことなのかな??佐藤琢磨がちょーラテンな性格だったらそれはそれで柱の影から観察してみたい・・・。
 あ、でも日本人て枠から出ちゃってるから世界で活躍できるのか・・・。

June 29, 2005

何年前のことだったか

 今日お昼に映画を観た。映画の内容はおいといて、その前にお茶してたんだけど、そのときにTime after Timeが流れていて、あーあたしこの曲やっぱり好きだなぁと思った。シンディーが歌ってるときはあんまりぴんとこなかったんだけどなぁ・・・。5年前に初めてサテンドール発表会で歌ったときの曲がそれ。今歌ったらまた雰囲気が変わるのかなぁ??ちょっとやってみたくなった。どうしてその曲を5年前に選曲したかというと、やっぱりカサンドラの影響なのであった。ブルーノートにあの年は何回彼女のライブを見に行ったかな。すごく心にしみた。カサンドラのライブを見たのが先だったか、ジャズを始めたのが先だったか忘れちゃったけど。
 先週の土曜日にSWを見ようと思ってたのに用事で見れなくなって腐っていた。観た映画は50回目のファーストキス。うーん。可愛い話だった。宣伝してた京極作品の映画化は観たいねぇ・・・。あとはイニシャルDの実写版も見たい。あれどうやって撮ったのかなぁ・・・。

July 1, 2005

おいしかった・・・幸せだ・・・

 以前も書いたかな。キャロンドゥルは青山にあるワインバー(と紹介されたが、ワインバーなのかあそこは??)。前回初めて行った時、ひじきご飯とわかめスープがおいしかった。ぺろりと平らげて帰り際に美紀さんが「食べたりなかったんじゃないの?」とおっしゃったので、食いしん坊のあたしはついつい正直に「食べたりなかった」と言ったら、「今度もっとたくさん食べさせてあげるからいらっしゃい」といわれた。
 先日、大岡山に出かけたついでに、お腹がすいてしまって、23時を廻っていたけれどお邪魔した。もーたくさん食べた。たこのマリネ、ひじき、鴨、トマトとお豆腐のサラダ、マグロのかま焼、角煮・・・最後のおうどんまでたどり着けずに、すごく後悔した。
 たこのマリネはセロリとガーリックで味付けしてあって、非常にバランスのよいもので、家で作って食べたかった。ひじきは先日同様とってもおいしくて、煮てから鷹の爪を入れて炒めてあるのかな・・・それだけじゃない味がするけど・・・、鴨にかかっていたソースは味噌のような気がしたけど・・・。とにかくお腹がすいていたので、あれは?これは?と聞きもしないでぺろり。マグロのかまは、もともと調味料につけたモノを焼いてあるので、中までちゃんと味がしみていてとてもおいしいかった。そのまま焼いたものも好きだけれど、臭みが取れていて漬焼きもとってもいいと思った。トマトとお豆腐のサラダはとてもさっぱりしていておいしかった。洋風のドレッシングがかかっていて、上にイタリアンパセリがのっていて、これもお家で作ったら夏においしい感じ。まぁでも、とにかく、一番おいしかったのは角煮でした。参りました。白パンにはさんで食べたんだけど、とろとろの角煮と白髪ねぎとからしがとってもいいバランスで、しかも角煮はワインで煮ていると美紀さんが教えてくれて、あたしは日本酒か焼酎でしか煮ないけど、今度ワインでやってみようと思った。正直ワインで煮てるのわかんなかった。うーん、料理は奥が深いなぁ・・・。というか、あの料理たちは美紀さんがつくってるのかな、小林さんが作っているのかな・・・本当に本当においしい。
 それらを着々とお腹に詰め込んで、あー考えたら傍にいたお友達に分けもしないで一人で黙々と食べたな・・・なんつー。エビスビールと赤ワインをいただいて、シャーデーやスタカンやEBGの話で盛り上がってそれはそれはとても楽しい時間でした。美紀さんは魅力的な声の着物の似合うかわいらしい印象の女性で、バーテンダーの小林さんも美紀さんも話題が豊富でとっても面白い。
 何より可笑しかったのが、最近あんちゃんの紹介で知り合ったベースのささもっつぁんが、キャロンドゥルの常連さんだったこと。しかも美紀さんが電話でささもっつぁんにあたしのことを話したら「えーしらないなー」と一言。後でメールしたら「あー、やっぱりおまえさんだったのか!!」だそうで(笑)そもそもお邪魔したときに、美紀さんが9日ライブやるから歌いにきたら?って言ってくださっていて、そのライブがささもっつぁんたちのライブだったというわけなのね(笑)廻りまわって知り合いにたどり着いた面白いリンク。
 その後コンフェデの3位決定戦が始まったのでおうちに帰りました。引退したはずのカーンが出てたのでびっくりした。翌朝まで「おいしかったなぁ」と幸せな気分でした。あーこれを書いている間にまた「おいしかったなぁ」と幸せな気分になってきた。また食べに行くんだ。次回はうどん絶対食べる!!!

July 2, 2005

のどが痛い

 今朝おきてからのどが痛い。この痛みは半年ぐらい前に記憶があるぞ・・・。かぜかなぁやだなぁ。勘弁カツオだよ・・・。

July 3, 2005

課題

 うーん。課題が山積み。自分でも気づいてたんだけど。がんばろ。

July 4, 2005

おいしいもの

 えーと。のどの痛みはかなりひいてきたんだけど、土曜日はコーラスの練習に行ってきましただす。レッスンは、まぁあれこれ思うところがありますが・・・がんばるっちゅーことで。はい。
 その後ですごく久しぶりにレッスン仲間と呑みにいった。浅草「餃子館」。いやーうまかった。お腹痛くなるほど食べたしのんだ。ナノに安かった。干し豆腐のサラダなるものがあったんだけど、この食感は先日食べたお豆パスタの味だ!こういう風にして食べるとなんておいしいのだ!パスタにするとちょっと微妙だったのに・・・。
 牛肉、豚肉、にら玉、海鮮餃子をもりもりたべて、ビールをたらふく飲んで、特製のワンタンをたべ、ピータンも食べて、えーと、あと何食べたかな・・・。イカと季節の野菜の炒め物、卵トマト炒め、大根サラダ、ふくろだけの旨煮、チャーハン、焼きソバ、ラーメン。ってこれみんな一人で食べたわけじゃないよ。あたしならやりかねんと思った友人は何人かいるだろうが・・・。あとは紹興酒を呑んで、苦しくなって食べるのをやめてだらだらと家に帰った。
 本当はその後でゴリラに行こうと思ったんだけど、酔っ払って寝てしまったのでいけませんでした。残念。
 目が覚めて日曜日。本当は三ノ輪に行く予定だったんだけれど、新宿まで行った時に急遽NGになった。丁度そういえばなかちゃんからメールが来ていたので、その後韓国料理を食べに行った。マニト。おいしいやねぇ~。その前の晩から食べ通しだったくせに、あんまりお腹すいてないよ、とか言ってたくせに、いつもどおり食べてもしかしたらいつもよりもたくさんビールを飲んだかもしれない。アホだ。でもおいしかった。かむじゃたんと、三段バラ。えごまも!はぁ・・・。ちょっと最近気持ち的に冴えない状態だったけど、おいしいものを食べて元気になった、と思うことにした。
 で、その後昼寝して、夜起きて本を読み漁り、F1を久しぶりに見始めたらとまらなくなり、気分が高揚して目が冴えてしまってそのまま朝まで眠れなくなって、また本を読んだ。ハローワークに朝早くから行かなければならなかったから、そのまま準備をして出かけることにした。ハローワーク自体は10分ぐらいで終わっちゃって、眠くて家に帰って眠りたかったんだけど、水曜日からは忙しくなるので、その足で恵比寿の美容院に行くことにした。恵比寿の駅でお茶して、リラックスしてしまい、美容院にたどり着いたら、「眠いですか?」といわれてしまった。ええ、その通り眠いです。今も。
 ふぅ、今からまた外出だ。ファイトなり。

July 5, 2005

誰にも知られずに納屋を焼くことについて

 まず、第一にそんなことをしたら、放火魔になるわけだ。だからあたしはしない。伊坂幸太郎の重力ピエロを読んでいて、放火について考えた。二番目に、火に対してあまり興味をそそられないので、放火をしたい?しよう?と思う気持ちが理解できない。だからあたしはしない。
 ハルキの短編に「納屋を焼く」というのがある。主人公の女友達がアフリカに行って、現地で彼氏になった男性と一緒に日本に帰国するんだけど、女友達と彼氏が主人公の家に遊びに来たときに、その彼氏なる人物が「時々納屋を焼くんです」と葉っぱを吸いながら言うわけ。そもそもその話が載っている短編集が好きなので、必然的によく読んだんだけど、ちょっと不可思議で面白い話。
 題名からして面白い。この題名を見た瞬間、ああ、ハルキはフォークナーが好きなのか、と思った。スコティーフィッツジェラルド、フォークナーはあたしも好きで、それが理由でハルキがますます気に入ったぐらいである。で、納屋を焼く、は有名なフォークナーの作品。
 話を戻す。アフリカからきたその彼氏は、時々納屋を焼くわけだ。誰にも必要とされていない、焼かれるべき納屋を、誰にも知られずに。ぱちん。だけど、「誰にも必要とされていない」納屋がどうして「誰にも必要とされていない」とわかるのか、とか「焼かれるべき」なのは何のために「焼かれるべき」なのか、とかそういうのを考え始めるとぐるぐる思考が回る。
 で、主人公はその次のターゲットの納屋近所で見つけたと彼氏が言った言葉をうけて、どれだろうとジョギングしながら探して回るうちに「これは誰にも必要とされていないな」とか「これは燃やしちゃってもいいな」とかそういう風な目で納屋を見始める。数ヵ月後に彼氏に会うと、納屋はもう燃やしたといわれる。それと時を同じくして、主人公の女友達もぷつりといなくなってしまう。
 いまだに納屋は何のことだったんだろうと時々考える。現実問題として、誰にも知られずに納屋を焼くことなんか無理だよ、と思ったりするんだけど。ちなみに、短編集の中の蛍という作品が好き。

シャーデー

 Sade Aduはフェバリットシンガーの一人。昔はシャーデーといえば10人聞いたら8人はあーあの人ね、とわかるほどだったのに、今はほとんど知られてないみたい。中学だか高校のときに彼女の歌を歌ってみたくて口ずさんでみたけど難しかったなぁ。だけど、今ではときどーきカバーして歌ったりする。不思議だ。シャーデーはあの声じゃないとね、って気もするけど・・・。
 キャロンドゥルの美紀子さんいわく、彼女の声もさることながら、バックのサウンドがおしゃれだということが味噌らしい。確かにバンドでやるととってもとっても難しいし、なんともストイックなんだよね、音使いが。半年前ぐらいにシャーデーバンドを辞めてしまったけれど、いつかまた歌いたいなぁシャーデー。

July 6, 2005

発酵食品

 塩辛が好き。イカでも、カツオでも、ホヤでも。あれって、発酵食品?納豆は好んでは食べないけれど、ヨーグルト、チーズ、キムチのような発酵食品は大好き。そもそも、発酵食品て、偶然の産物なんじゃないかと思うのだけれど、どうなんだろう?あれー腐っちった、でも食べちゃおう、あ、けっこういけんじゃん?みたいなのりでこの世に誕生したに違いない。
 いける発酵食品と、いただけない発酵食品の差はなんだろう・・・。とか、酒盗のビンを眺めながら思っている水曜の午後であった・・・。

July 7, 2005

懐かしい感じ

 幼いころ、神社の境内でよく遊んだ。兄貴二人と、兄貴たちの友達と。今日は神楽坂にある赤城神社に行って、あれこれと用事をしたのだけれど、ちょっと懐かしくて優しい気持ちになった。
 兄貴たちは近所の小学校に通っていたこともあって、周りに友達が沢山いたのだけれど、あたしはちょっと離れたところに通っていたので近所に友達がいなくて、大抵は一人で家で遊んでいた。土日になると遊びに出かける兄貴たちにくっついて行ったりしてみたけれど、近所の子供社会からははみ出た子供だったのであまり馴染めなかったのを覚えている。
 遊び場が神社の境内や神社の裏山だったことが人格形成になんらかの影響を与えたのかどうかはわかんないけど。家から一番近い公園も神社の中にあった。お祭りがあると縁日に行きたくてせがんだりした。ちょっと大きくなると一人でお祭りに出かけて屋台を冷やかすといった、今現在のスタイルが出来上がっていた。帰り道は暗くてどきどきしながら帰っていた点だけは違うけど。
 今住んでいる場所の近くには神社がない、気がする。知らないだけなのかな?昔の環境が特別だったのかな。なんか妙に神社というのは身近な場だった。子供も大人も結構神社に行っていた気がする。催し物があってもなくても、自然と人が集まってくるような場所だった。
 神社が近くにある地域の人にとっては、今も神社はそういう場なんだろうか?そうじゃない気がする。案外敷居が高かったりして、あえて訪れるといった場なのかも。なんというか、観光スポット的捉え方とかね。そう考えると神社ってなんなんだろうなぁ。でもやっぱり神社の近所の人にとっては、とっても身近な場所なんだろうな・・・。あえて訪れる場でありつつ地域密着型の身近な場でもあるわけか。そうなると、外から来る人が捉える神社と近所の人が捉える神社の概念差ってあるんだろうなぁ・・・。ああ、たしかに、小さいときに、正月になると初詣の人でごった返していたのを見てものすごい違和感を感じたことがあるな・・・。ま、それはどこの初詣でも同じことか(笑)クリスマスになると教会にあふれんばかりの人が来たりするしね。日本の人口の6割以上がクリスチャンかと思うぐらいに来るからね笑。って、数字になんら根拠はありませんが。

懐かしいついでに

 小学校4年だか5年ぐらいのときに、星の観察に凝った事がある。そのころはまだ七夕にお願い事を書いて笹の葉につけたりするぐらいのかわいらしさはまだ残っていて、天の川に思いを馳せたりしていた。そのころすんでいたところは街灯の少ない僻地だったので、夜になるとよく星が見えたし、今のように視力は落ちてなかったから肉眼でもいろんな星座を見分けることが出来た。
 冬は空気が寒いせいで星がさらによく見えた。本で見るよりもずっとずっと実感はわく。毎日毎日出かけて星の観察をしていたおかげで、天文学者になりたいとさえ思っていた。それから5年後ぐらいには天文学者になるには物理や数学が必要だと知って無理ジャン!とさっさと諦めることになるんだけど。ほらまだ、何も知らなくて初心だったからね。純粋に楽しかったわけですよ。しかもその当時宮沢賢治が大好きだったのも手伝ってずいぶんと星座について学んだものだった。
 あるとき、いつものようにぼけーっと観察、いや眺めていた、というのが正解か、まぁ観ていたときに、あれー空の一部が白いなぁ、と思った。その白い帯をたどって地面にねっころがったりしていて、はたと「ああ、これが天の川か!」と思い当たった。最初は自分のその考えを否定して、「まさか天の川なんぞ見えるものではない」と思い直した。だけど、どうみても、それは天の川でしかありえないと思い始めて、急いで数少ない街灯の下に行き持ってきていた本を開いて形状を確かめたりした。
 翌日先生にも確かめたりして、「ああ、それは天の川だね」と言われて、「昨日見たのは天の川だったんだ!」と改めて感激したわけ。今思えば、だから何?って感じなんだけど、その当時は嬉しくてねぇ(笑)天の川見たんだよ!って何人に言ったっけ。田舎の醍醐味ですな。
 織姫と彦星の話しにきゅんとしちゃったりするようなお年頃だったので、妙に感慨深くて、ほーこれが!とかああ、こんな感じで、とかそれから何日も天の川探しに出かけることになる。でも、何度も観ると結構見飽きちゃって、あーまた天の川見えんのか、慣れれば案外みえんじゃん、ぐらいに成り下がる。ありがたみもなにもあったもんじゃない。純粋な気持ちがなくなるのは、寂しいものですな・・・。
 今日の夜も曇りっぽいね。もしかしたら雨まで降っちゃうかもね。織姫が彦星に会えようと会えまいと、願い事は叶ってほしいと思う、げんきんな大人になってしまいました、とほほ。

July 10, 2005

大雨

 すごい雨でした。今日は藤沢にライブを聴きに行ったついでに、2曲歌わせてもらっちまいました。すごい雨の中かなり人が来ていて、山口さんパワーはすごいなぁと思った。歌っていた早紀ちゃんは、なかなか魅力的で、独自の早紀ワールドが感じられていいなぁ。歌を歌う人と素で話すのって結構難しいんだけど、早紀ちゃんとは素ではなせるのでとっても楽しいし気がらくだ。最後にうたったフライミーはちっとも歌詞思い出せなくてごめんね(笑)って感じだった。えーん。
 帰り道駐車場までちょっと歩いただけでびちょびちょになってしまって、まぁなんというか、自然の力には到底人はかなわないよなぁと思った。歌詞を忘れて苦笑いしたり、お酒飲みすぎて二日酔いで気持ち悪かったり、いろいろ四苦八苦することはあるけど、たかが雨、されど雨って感じでうわぁすげーな、と思っちゃうわけです。あたしの悩みなんて、なんつーの、自然の力の前では消しゴムのかすみたいなもんですね。
 

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July 12, 2005

腰痛

 うーん。再発。ヘルニアの恐怖再びって感じ。やばいなー。まじいたい。本当は座っていることもままならぬぐらい痛むときがある。立ち仕事したせいで筋肉痛かな?でも骨盤の中が痛いな・・・。おとなしくしてよ。

July 16, 2005

おめでとうよっしー。

 寝る前に,ゴリラに行ってよっしーの誕生日を祝った。おめでとうよっしー。これからもよろしく。プレゼントが見当たらなかったのでカルディで買ったオージーワインを差し入れた。シラーズの2003年カベルネ。実は自分ひとりで楽しもうと思っていたワインだったので美味しいかどうか知らなかったんだよね。だけどその場にいたみんなで飲んでみたら美味しかった。ギリシャのアブサン系のお酒や,焼酎も飛び出して,結局小一時間以上いたかなぁ?酔っ払ってしまった。
 寝不足で目が覚めて築地へ。えーっと,テルちゃん風に言うと,働いているのは場外です(笑)でも結構おもしろい仕事をやっていたから眠くならずにすんだ。その後三ノ輪に行って,大岡山へ,と思ったらキャンセルになって急に予定がなくなったので,茶ナルいってきた。
 大野えりさん。実は初めて聞きました。パワフルだね。なんか,ミュージカル観てるみたいだった。歌を歌うことっていろんなスタイルがあるなぁ・・・。彼女のように歌えるか?っていうと,あたしはまったくそうじゃないなぁ,とか。大口さんのピアノが素晴らしかった。ああいうピアノ好きだなぁ。セシルの太鼓はうたばんにしちゃ大きい音だなとはじめ思ったんだけど,大野さんがすごいから,あの音量で丁度なのかも。すごい世界だ。
 そいだらトイレで若さんにあったからびっくりした。ジャズやさんに行くと知り合いがいる,ってすごいことだな・・・でも最近結構ある。めっきり目が悪くなってしまって全然周りが見えない。えっと,周りが見えていないのはいつものことなんだけど,物理的に見えてないのね。だからかなり至近距離にならないと見えないから,「めぐのやつ,無視しやがって」とか思われてることあるかも。ぷぷぷ。そんなときは声かけてください。って,声かけにくいらしいけどね,おいら。
 

July 18, 2005

あいかわらず

 おいしかった。ritomo。アンデスイモのピザやっぱうまいね。クワトロフォルマッジョもいけてました。食べ終わってすぐにまた「次はいつ食べれるのかな・・・」と思ってしまった。カタラーナもおいしかったです。レモンチェロもおいしかったです。わーーーーー。くいてーーーーー。すでに禁断症状が!

横浜国際なんちゃら?

 父親の職場見学を兼ねて,職場のイベントに参加させてもらった。っつーか,船の上でご飯食べながら花火見る,というコンセプトに惹かれて便乗させていただいたというのが本当のところ。シンフォニーでした。ご飯おいしかった。花火も船の上から見るのはまた面白かった。サルみたいに手すりに座ってみてたら,船員さんに怒られました。
 そのあとひたすらぎゅうぎゅうの電車に乗って帰ってきた。つがれだ・・・。

梅雨明けた?

 みたいだね。今日はすごいいい天気だ!趣味の洗濯三昧。あー洗濯って楽しいなぁ。がしかし,暑いね。玄関の外のバジルはへろへろになっている。昨日寝る前にだらだらしていたらあんちゃんから電話があってだらだらと話をしながら自分のこの先の不安とかについて語ってしまった・・・。本当は元気付けてあげるつもりだったのに,逆に元気付けられてしまった。ありがとう。
 あー暑くなったらやっぱり海ですかね。ジェットのりたい。ジェットにのって暴走したい・・・おいおい・・・。ボケーっとしたいなぁ。大洗いってこよっかな。あーもう,こういうときに車がないのが非常に不便。車があったときは,朝目が覚めて思いついたら車に乗って海に行く,とかそういう状況だったのになぁ・・・。はっ。いかんいかん,思わずとーい目になってしまった。昔を懐かしむじーさん状態。んなことしてる間に,譜面書かねば。
 
 

July 20, 2005

東京倶楽部

 はるか昔,まだ駿台の東大理系スーパーというクラスに通っていたとき,御茶ノ水から水道橋にかけて歩く,いわゆる水道橋塀が好きだった。何が好きって,壁の落書きがなかなかいかしていたんだよね。だらだらと坂を下り,水道橋の駅に着くか着かないかぐらいのときに,いつも気になっていたお店が「東京倶楽部」。今日初めて足を踏み入れました。ああ,なんと長い歳月だったことか(笑
 今日はジョージさんのライブに前々から誘われていて,時間が間に合えば遊びに行きますとだけアバウトな返事をしていたのだけれど,後楽園ホールに用事があって行って来たので,用事を途中で抜け出して,遊びに行った。そのライブが,東京倶楽部でのライブだったわけ。すごく素敵なお店だった。もっと早く来てみればよかった。とても雰囲気が好みでした(笑)
 ボーカルは峰村泉さん。ピアノがジョージさん。パーカッションがマーヤさん。ギターがリッチー?さん。飛び入りで1曲歌わせてもらってしまった。恐縮至極。ありがとうございました。

ぎゃはー

 鶏肉をフランべしたら,火が上がりすぎて,換気扇のフィルターが燃えちゃった!!!

July 21, 2005

やだー

 あぐにおしえてもらったから,2重投稿消そうと思ったら,ゆかぴと,あぐにコメントしてもらったほうけしちゃったじゃーん。もーばかばか。ごめんねー。

July 22, 2005

Live at Fill in

 今日は曙橋のFill inでライブでした。楽しかった。この間は選曲が濃すぎたかなぁとおもって,今日は初心に帰ろうスペシャルみたいな選曲にしてみた。でもね,はじめたばかりに歌ってた曲って案外忘れてるのね。思い直してやってみたら,案外勉強になりました。あとは譜面かな。譜面のコードが違うよ,っていろいろ教えてもらった。まだまだですね。頑張ります。
 今日はピアノのゆきこちゃんやよーこちゃんも弾いてくれたし,ドラムの福井さんやベースの笹本さんも一緒にセッションしてくれて楽しかった。ゆきこちゃんに関しては普段一緒にやっている相手のピアノを客観的に聴くチャンスがもてたことが何より嬉しかったかな。よーこちゃんのピアノは久しぶりでしたが,またまたよかった。可愛い弟さんも一緒に来ていて,兄弟そろってキュートだった。
 福井さんのドラムは,正直すごいうまいと思う。是非一緒にやりたいよね。またよろしく。笹やんは,酔っ払いながらも2曲も弾いてくれて,お互いがお互いのスタンダードやってるのを聞くのが初めてだったので不思議な感じだったけど,かえって新鮮な感じでした。
 次回は5日のWille。ナイスガイピアノトリオ。またまた面白い曲が飛び出すかな?楽しみです。


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力丸について

 彼の名前が力丸だと教えてくれたのはクリエです。彼,すなわち力丸は,下北沢南口の駅前に夜になるといます。ずらぁぁぁぁっと漫画本を道路に広げています。かといって,漫画を売っているわけではありません。彼は,漫画を音読する人,なのです。
 先日彼がお客さんに(大抵お客さんは力丸の周りを囲んでしゃがんで音読してもらう形である)なんらかの漫画を音読しているのに出くわした。すごーーーくいい。本多劇場のほうへ曲がるまでずーっと聞こえていた。なにがいいって,彼の発声法はすごい。いかにも,腹から声が出ている感じ。見習おう。
 ただ,彼はホームレスみたいな感じなんだが,家はダンボールハウスだったりするんだろうか?そのあたり詳しい人おしえてつかぁさい。
 ちなみにクリエは北斗の拳を読んでほしいといっていた。すごくいいと思う。あたしはちょっとサバイバルをよんでほしいかな,なんて思ったりした。あとは明日のジョーかな・・・。

July 24, 2005

腰痛だったはず?

 おとといからまた腰痛が再発して,金曜日の夜はかなりやばい状況になっていた。だから土曜日は朝からたまっている仕事をしようと決めていたのに,朝起きたら腰が痛くて到底座っていられる状況じゃなくなっていた。仕事を少ししてあきらめて,テレビのスイッチを入れた。金曜日にたまたま借りることが出来たカサンドラのWOWOWの放送ビデオを観ようと思ったから。ついでにこの間入手したキングのローズレッドをみようと思った。
 カサンドラのビデオはなんか,ステージがでかすぎて聞いてる人がお行儀がよいというかなんとなくしっくりこない印象があったなぁ。で,ふむふむと思いつつ観ていたら,お昼に友達が遊びに来たので,腰痛なんだけどなぁと思いつつへっぴり腰で下北にタイ料理を食べに行き,腰痛に悪いんだけどビールを飲んだくれ,帰ってきて待望のローズレッドを見た。面白いね。やっぱキングの心霊モノオカルトモノはいい。
 そんなことを考えながら,登場人物の一人の女の子がサイコキネシスで隣家に石を降らせているシーンが出てくるんだけど,その石が降ってきた家はすごいゆれて・・・というシーンに差し掛かったら,テレビの中だけじゃなくて実際地震が起こった。すっげー!キングの映画はリアルワールドにもサイコキネシスの影響がっっとか思っていたら,かなりゆれてきて焦ってテレビをつけたら震度5だか4だか。実家に電話をかけたらまーちゃんが出てきて,上から物が落ちてきてうずもれて死ぬかと思った!といっていた。大げさな(怒・・・だけどあのうちのことだからありえないことではないか・・・。
 えーパジャマでのんきにDVDなんか観てていいかなぁ??と思いつつローズレッドの続きを見ていたら,地震で電車が止まってしまって動けなくなった友人から連絡があって,家の近くでご飯を食べることにした。すごく久しぶりに行ったイタリア料理やさんで,おいしかったなぁ。最初「あんまりお腹すいてないんだよ」とか告げた割には友人と対等の量かそれ以上食べたのは言うまでもない。だって食いしん坊だもーん。
 その後友人と池之上商店街お祭り飲み会をやってるゴリラに行き,飲んだくれました。こばと久しぶりに会った。ちょっと元気がなさそうな感じだったけど,大丈夫だったんだろうか?今度またゆっくり飲みに行こうね。そして,いつものようにライブが始まったりして。思わず歌っちゃったりしてしまった。楽しい時間をすごしましたとさ。明け行く空を眺めながらだらだらとお家に帰ってきて,ローズレッドの続きを見た。終わり際がやたらとスピードアップして「中間は割愛させていただきますが,まぁ終わりはこんな感じになったわけよ」みたいに収束していって,あーありがちだよねぇ,って苦笑した。面白かったけど。後でもう一回見ようと思った。気がついたら腰痛はかなり軽減していて,あーお酒を飲むと麻痺するんだなぁと実感。いいのかこんなんで??こん元気になるなら,酒飲んでから仕事して水道橋までジョージ君たちのライブを聞きに行けばよかったな・・・あーでも電車止まってたか・・・。
  

July 25, 2005

姉貴殿

 うちの姉貴様は,米国にいらっしゃっていて,キューティーさくらと住んでいる。最近たぶん姉貴様のお友達のHPでつれづれを見つけてくれたらしい。毎日見ているのか~?元気なのかぁ~?笑。
 先日そのお友達のHPで姉貴様の書き込みを見つけた。彼女のお家の?庭でハチドリが飛んでるんだってさ。ハチドリ!すげーな。見たいぞ。ガーデニングのことでお友達に相談したらお友達のみならず姉貴様からもアドバイスをもらってちょっと嬉しかったりした。でも,ナメクジは銅線に触れると電気が流れる見たいな事が書いてあったんだけど,あれホント??ぱっと頭に原理が思い浮かばなかったけど,電流って何が流れんの?どういう原理よ。
 とかなんとか。インターネットというのは地理的な隔たりも越えてしまうのであるなぁ。うーん,便利。しばらく会っていない姉貴様とちょっとつながっているような気がするではないか。ぷぷぷ。

何かのきっかけで

 ふと,昔のことがフラッシュバックしたりする。きっかけはおそらく,においだったり,音だったりする。すれ違った人の香水の香りだったり,車の窓から流れ込んでくる潮騒だったり,明け方の鳥の鳴き声だったり,窓から差し込む日の光だったり。
 23日,地震のあった日に,水道橋の東京倶楽部でジョージ君クァルテットと泉ちゃんのライブがあって,いけなかったんだけど,まずジョージのブログを読んでいて,すごく感動した。その次に泉ちゃんのブログに行って,そこで音源を聞いて,ライブを追体験していた。
 Time after timeがライブ音源に入っていたんだけど,あたしもとても好きな曲で,5年前にジャズを習い始めることを決めたときに,初めて自ら選んで歌いたいと思った曲。それから数年個人的なことを抱えていてまともに歌を歌うことすら出来ずにいた。自分で抱え込んだ状況とはいえ,どうしたらいいのかわからずに苦しんだ時期でもあった。また歌を歌おうと思えたとき,歌を歌える状況になったとき,あたしは,初心に立ち返ろうと思った。そして,今年になって,プロになることを選ぶことにした。
 そんな数年間の心の移ろいというか状況が,ライブ音源を聞きながらいきなり思い出された。この曲のせいなんだろうか?でも正直あたしはシンディーローパーの歌うTime after timeは好きではない。おそらく,それは泉ちゃんの歌とジョージのブログのせいだったんじゃないかなと思う。あたしは簡単に人の感性についてあれこれ言うのが好きじゃないし,なんつーの,わかった風みたいなのをしたりされたりするのが苦手なんだけど,泉ちゃんの歌には何かしら感じるものがある。それが何なのか,時間をかけていつか書けたらいいなと思う。
 来月ジョージは日本を離れてしまうらしいけど,日本に帰ってきたときにあたしがうまくなっててびびるなよ(笑)と密やかな野望を胸に抱いたりしてみた(嘘)

July 26, 2005

Live information 8/5 and 8/12

ライブのお知らせです

1)8月5日(金)19:30~23:00曙橋wille(チャージ:\2,100税込)

6月24日のメンバーでまた一緒にライブです。 田村修(P)、塩見暁俊(Bass)、佐藤隆治(Dr)というナイスガイピアノトリオです 場所:wille(ウィル) Tel:03-3355-8781 東京都新宿区荒木町20 ヤカタビル 

B1 http://www.h5.dion.ne.jp/~wille/ 最寄り駅:都営新宿線 曙橋駅 A4出口 or丸の内線 四谷三丁目駅

前回は結構チャレンジした曲があって,魂入りまくった(笑 今回はどうなるかな(笑 お気軽にどうぞ。
まりこさんもビリケンも,もちろんmegも待ってます(笑

2)8月12日(金)20:00~ 関内ジャズメンクラブ

http://www016.upp.so-net.ne.jp/tac_of_japan/jazzmen/index.html 若林さんトリオと初めて,かつジャズメンクラブで初めてのライブです 若林 稔(P)吉村由紀与(B)中井典雄(Ds) 場所:ジャズメンクラブ TEL 045-662-6699 横浜市中区相生町4-69-1
トーカン馬車道ビル2F ※関内ホール裏手・相生町通沿い
最寄り駅:JR「関内駅」北口より徒歩6分 or みなとみらい線「馬車道駅」5番出口よ
り徒歩5分

どきどき!
でもきっといつものようにまったり。
中華街で食い倒れた後でも,マリンルージュでロマンチックに遊んだ後でもよし!
あたしらしい歌を携えてお待ちしております(笑

meg

July 28, 2005

はとバス

 築地の駅を降りて信号待ちをしていると,目の前をはとバスが通っていくことがある。つれづれのどっかにも書いたかもしれないけど,外国人の人達用のはとバスツアーってのがあって,それに参加したことがあるんだけど,結構面白かった。そのツアーでも築地通るんだよね。バイト先の面接に行くときに築地に降りたときにデジャブかと思ってた。でも,今日キンコーズに行くときに歌舞伎座の前を通って歩いていて,ああ,この道通った,って思い出した。
 それにしても今日は暑かったですな。暑くて風が吹いているのが大好きなのでかなりご機嫌。だいたい,電車の中とか建物の中とかクーラー効き過ぎててつらい。世の中の男性がみんなスーツを脱げばクーラーも弱まるんじゃないかしらん。

マイペース

 窓から差込む日の光が綺麗だなぁと思っている。カーテンを揺らす風が気持ちいいと思っている。仕事をしながら流れている音楽が心地よいと思っている。あたしは毎日がこんなだったらいいのにと思う。
 でも人は,なかなかそうも行かなくて,あくせくとぎゅうぎゅうの通勤電車に押し込められたりして汗臭いスーツに身を包んだりして,暑い夏を満喫できなかったりするわけだ。あるとき,思った。ちゃんと会社に行って働くこと,ちゃんと生活すること,いろいろ小難しいことを考えて成功していくこと,あたしの興味はそこにはないんだって。そしたら,ちょっと楽になった。
 本当に,今したいことは何だろう。本当に,自分らしいと思える瞬間はどんなことをしているときなんだろう。みんなそんなこと知ってるのかな?最近通勤電車に乗ることが多くて,なんかすごくつまんなそうな顔してる人が多いことに気がついた。すげーいらいらしてたりしてさ。
 おいらは,限りなくマイペースでいくことにした。そうじゃなきゃ,風の心地よさも,お酒のおいしさもわかんなくなっちゃうもん。ゆえに!マイペースを継続する努力をすることにした。いいねいいね。今日はマイペース宣言記念日。俵さんもびっくり。って,これ読んでるあたしの友人家族は,きっと「いや,すでにマイペースでしょ」って思ったかも・・・。いぇい。

July 31, 2005

Last lesson

 今日はジャズコーラスの発表会で,かつ,今習っているところでの最後の発表会。5年間いろいろあったけれど,歌えないときもあったけれど,いつも心には歌があったことは先生やクラスのみんなのおかげだと思っている。右も左もわからなくて,ジャズを歌いたいと思って飛び込んだものの,クラシックとはまったく違ってどうしようかと思ったこともあった。しばらく歌えないとき,ずっと先生が声をかけ続けてくれたこと。歌えるようになったときに,変な癖がついてなくてよかった,と笑いながら迎えてくれたこと。
 いろいろ考えるとなんだか泣いちゃいそうだけど,いつものように,楽しんできます!曲目はA-trainとLove letters。特にA-trainは難しい曲だけど,ねーさんたちと一緒にがんばります。入場無料,誰でも入れるのでお時間のある方はどうぞ。
 at ヤマノミュージックサロン池袋(イルムス館のむかいあたり,アディダスの2件先のビル3階)
 time 1630開場,ぐらいだと思う(笑

August 3, 2005

マイワールド持ち寄り同盟

 マイペースについて再び。たいしたことじゃないんだけど。たむちゃんと話してて,「マイペースって言ってもめぐは周りの人を巻き込んで自分のペースに持ち込む」というマイペースじゃないよね,といわれたのでマイペースについてまた考えてみたりして。
 マイペースってのは人を振り回すマイペースタイプと,自分ワールドに一人で没頭する一人遊びタイプがいると思う。えーと,両方とも人のことを考えない点では同じですかね。あたしのばあいは人を振り回すほどのパワーもないので地味にマイワールドに一人でこもる感じなんだけど。
 その,マイワールドを持ち寄ってにやにやできる相手がいたりするとまたこれが幸せだったりする。えーと,そう考えるとわが兄貴その2のとしくんは,マイワールド持ち寄り同盟の得がたい盟友でありますな。としくんは,あたしにとって,なんつーの,ドラえもんのぽっけみたいな人でもある。「あの本もってるー?」「あたりまえ」「じゃー貸してー」「返してねちゃんと」「返すけどとりにきてー」とかいう会話が繰り広げられたりします。
 マイワールド持ち寄り同盟に勝手に名を連ねちゃおうかなと思っているのが,なかちゃん。あたしのことを兄貴と呼ぶ彼は,えーと,韓国料理友達でもあり,わけのわからないあたしに格闘技のことを説明してくれるありがたい人であり,お好み焼き焼肉つながり,でもある。
 さて,歌となると,マイワールド持ち寄りっていうのが許されるのかね?あたし色はこれ!と周りを巻き込むタイプは案外いるし,それすごいなぁと思うけどね。そこまでなかなか(笑)でもマイワールド持ち寄りタイプのセッションて行ってみたいな・・・。


 

August 4, 2005

今日は

 とらさんの誕生日である。毎年この時期になると草津温泉に湯治に行っているから,行きつけの温泉宿に電話をして「お誕生日おめでとう」といい続けてきたんだけど。よく認識できずにいるけれど,今年からはそんな電話もしない。明け方まで飲んだくれて,ふと気がつくと,電話をかける日だったのに気がつく。毎年同じことの繰り返し。喪われるはずがないと思い込んでいたのかもしれないな・・・。
 

August 5, 2005

さて。

 今日はライブ。4月に呼んでもらったライブでご一緒したメンバーのピアノのたむちゃんバンドとのライブ。ベースはしおみん,ドラムはTAKAさん。

 3月末に仕事をやめてプロを目指そうと思ったとき,いろいろ思い悩んで方向性がよくわからなかった。もとい,技術も追いついておらず,そんなことよりまず勉強しろ,って感じだったけど。いろんな人がやってきて,いろんなことを言っていった。時々はやさしくて,時々は辛らつで。目を開けて,耳を閉じたりすることもあった。いろんな人と出会った。大切なものも喪った。セッションに行っても思うような表現ではなかったり,逆にインストにまみれて楽しい思いをしたり。
 そんな状況で自分の中に澱が溜まっていくのを感じた。自分の中でブレイクスルーが欲しかった。それはおそらく,というかもちろん,外から与えられるものではない。かといって無理やり作り出すものでもない。

 待つことにした。焦らず行こう。

 そう思ったとき,ぽつりぽつりと歌う機会をもてる様になった。4月のライブのときにたむちゃんがいつものメンバーでやるときライブで歌わない?と誘ってくれた。6月24日にライブをやった。おのおのメンバーがいろいろ思うところがあるライブだったみたいだけど,あたしの中にブレイクスルーがあった。ぱちん。具体的になにがどう,というわけじゃないんだけど,確実にあたしの中で何かが変わった。いつか,そのブレイクスルーのことをちゃんと言葉にできるかもしれない。今はまだできない。

 今日は同じメンバーでまたライブ。楽しくなりそうな予感がある。
 
 

August 6, 2005

Live at Wille

 たむちゃん,しおみん,TAKAさんとのライブでした。
 1stはインストのみ。外で聞くってのは貴重な体験で,あーこの人たち楽しそう,って思った。個人的にはpuffすごくよかった。
 2ndはインスト&歌。Travelsやってくれた。前回よりよかった。一人で影でこっそり感動してこぼれそうになる涙をぬぐっていた。あたしはパットのあの健康すぎるところがまぶしくて苦手なんだけど,音がすばらしい。本家に負けず劣らずたむちゃんトリオのTravelsは素敵でした。録音して何度も聞きたい感じでした。2ndは歌はスタンダードを中心に。でもたむちゃんバンドなのでステラを3拍子でやってみました。
 3rdもインスト&歌。歌はフュージョン中心で。前回のお客さんの一人がたむちゃんのピアノを聞いてジョーサンプルみたいだって言ってたからという理由で選んだジョーサンプルの曲をやりました。street lifeはピックアップでリズムが出てくるところ,リハ録音もすごく素敵だったけれど今日もとってもとっても素敵で,できればソファに座って客として聞きたい感じでした。
 さて,今日のライブにはいろんな人が聞きに来てくれてました。どうもありがとうございました。久々に会えたゆかぴも,ゆかぴの息子さんも,会えてうれしかったなぁ。今度はどっかでやりたいですね!ジョージ君,ピアノ弾いてくれてありがとう。友人たちもジョージ君のピアノとても素敵だと申しておりました。あたしもそう思います。アメリカ行くまでに後1回ぐらいは会えるかな?こばお兄,前回に引き続き来てくれてありがとう。今度ライブ呼んでください。1級建築士ブラザーズ,あんなに酔っ払っててまさかこのライブにはこれないだろうと思っていたけれど,本当に!来てくれてありがとうございます。素敵なバラの花束までいただいてしまって,恐縮至極。福井さん,次回は何かたたいてください。社長&宮司さん,貴重なお時間を割いてくださってありがとうございます。感想後日聞かせてください。おぎー&ハニーちゃん,楽しんでいただけた様子で,こちらも嬉しかったです。他,聞きに来てくださった皆様どうもありがとうございました。
 ナイスガイピアノトリオのみなさんはすごくのっている感じがした。水をさすことにならなければいいなとどきどきしてました。でもそんな心配は吹っ飛んで,みんなにパワーをもらって,パワフルに,楽しみました。来てくださった方々ナイスガイピアノトリオのお三人さまどうもありがとうございました。みんなに,愛と感謝をこめて。
 
CIMG2291.jpg by george

CIMG2300.jpg by george

photos by george

August 8, 2005

ライブがはねたら

 なつかしい。これはたぶんNOKKOの曲の題名だ。ライブの次の日は箱根にいってライブを聞いた。サイレントジャズトリオ&村上ユキ。野外のイベントでした。えーと,お上手だったなと思いました。
 正直金曜日のライブのことを考えたりそこからフィードバックされてくるものを考えたりしていたので,いまいち聴く耳じゃなかったな。うまく考えがまとまらなかったので,帰ってきてから寝付けなくなり,内職をしてたんだけど,集中力が切れて,明け方までハルキを読んだりしていた。窓からすがしい風がさわさわと。鳥の鳴き声がきこえたりして,ちょっとデジャヴみたいだった。
 午前中にとしくんから電話が来て目が覚めた。おきて内職の続きをやり,夜になって猛烈に料理がしたくなり,料理をして食べたついでにビールを飲んだくれてしまい,締め切りの内職が終わらないんじゃないかとまた明け方までパソコンに向かっていた。で,まぁ終わらなかったんだけど。
 少しだけ,うとうととしてバイトに出かけた。築地は朝が早いから,あたしが着くころにはもうまったりとした時間が流れていたりする。3~4時間ぐらい一日スタートが早いんだろうな。そんな中で一日をスタートするわけで,案外築地という土地は嫌いじゃないなと思ったりする。そこに向かう通勤列車は本当に最悪だと思うけれど。ドラえもん,どこでもドアを出してください。
 ライブについて,頭のどこかで考えているような一日だったなぁ。内職はさっきバイトから帰ってきてようやっと終わった。よかったよかった?たぶん。

August 9, 2005

蕁麻疹

 実はよく出る。パーツではよく出るけれど,全身に出るのは年に数回。今日はその年に数回の日でした。肝臓弱ってるのかなぁ??卵食べたからなかなぁ?よくわかんないけど。で,収まってきたので,ゴリラにのみに行ったら,カウンターにつっぷして2人ほど寝てました。居心地のいいバーだからね(笑)よっしー苦笑してました。
 その後よっしーとおなかがすいたので焼きそばを下北沢に食べに行って,紹興酒を飲んだりして。なんか,話してるうちに気分がアップしてきたかも。よっしーはよっしーで元気なかったみたいで,でも帰るころにはちょっとアップになっていた感じ。だったらいいけど。おいしかった焼きそば。
 家に帰ってきて,よくよく見たら,蕁麻疹が出たときにかきむしった跡が沢山。毎日蕁麻疹だったら,あたしゃー傷だらけの人生だ!!!とか,あほなこと言ってないでもう寝ます。おやすみなさい。

XM

 この間箱根に行く道で見かけたシトロエンの名前を度忘れして思い出せないと思っていたら,なんのことはない,XMでしたね。しかも,折りよく今出てるTipoに載ってるジャン!!
 美しい。乗ってみたい。いいなーやっぱりハッチバックのシトロエン。なかなかハイドラマチックの評判は?なんだけど,今のシトロエンのデザインより,やっぱりこのころのデザインが好きだなぁ。渋滞の中でめがねをかけてなくて何も見えないはずの状況で見つけたぐらいだもの,かなり気に入ってるんだろうなぁ・・・。うーん。うーん。

August 10, 2005

ことばとつながり

 夜中にPCをいじっていたら,ネット上で大学時代の友人を見つけた。すごく懐かしかった。大学を卒業してから今まで会ったことなかったから,すっげー!!!って感じ。しかも,昨日の昼間にちょうど彼女の家の近くを通って,どうしてるかなぁ?って思ったばっかりだった。おひさしぶり。そしたら,その絡みでほかの友人たちも見つけることができて,さらにびびった。大学時代の友人で連絡を取っているのは片割れであるそよだけだったから。あー,みんな存在してたんだーなんて思いました。
 金曜日にライブをやるところは,先月まで教えてもらっていた先生と出会ったころに,先生がライブをやってたことのあるところ。感慨深くて昨日先生にメールをしたら,今朝すごく大切な内容のメールをくれて,何度も何度も読み返した。心にしみて,泣いてしまいそうだった。
 すごくありがたかったな。先生から言われたことを胸に,これからも頑張っていこうと思った。あたしは,先生のことも,先生に教わったことも忘れない。この間ねーさんとふきこさんに,めぐはどうして歌を歌っていこうと思ったの?ときかれて,ちょっと考えてから,よくわからないけれど,先生に会わなかったら,たぶん歌を歌おうと思わなかった,と答えていた。自分でもちょっと意外な回答だったけれど,素だったので,本意だと思う。どこがどうでどうして?というのはいえないけれど,先生の影響は少なくはないと思う。おー,めぐ,がんばってるなぁといつか先生に言われるようになろうと思った。

August 11, 2005

テルミン

 なつにいを見つけた。テルミンやってるのはきいたけど,HPみたら楽器マニアになっていた。なつにいは,愛すべき怪しげな人なので,テルミンを奏しているときの姿をぜひ見たい!!!そのマトリョーシカのテルミンいじりたい!!京都行くかな・・・。

August 12, 2005

リハと電話

 昨日は若さんと中井さんとリハをしてもらいました。今日のライブのため。いろいろ思うところがあって,スタンダードを持っていったのですが,カワリモノをイメージされていたようでちょっとびっくりされた感もあり(笑)
 そのあと3人で軽くご飯食べました。いろんな話をしてくださって,若さんや中井さんに感謝。帰ってからこの先のことなど考えたりしました。またお話聞かせてください。
 昨日のリハを反省しつつ,準備をしていたらなんと先生から電話が・・・。「頑張りなね」って。もーうるうるしちゃいました。相談したいこととか不安に思っていることとか焦りとか沢山あって,わーっていろいろ話しちゃったけど,「うんうん」って言いながらアドヴァイスをしてくれた。えーん。ありがとうございました。
 さて。今日はジャズメンクラブでライブ。先日も書いたけれど,みほよ先生がCDを作るきっかけとなった赤松さんとの出会いを果たしたのがジャズメンクラブ。気負いすぎずにあたしらしく頑張りたいです。

August 13, 2005

関内ジャズメンクラブ

 若さん,中井さん,吉村さんとお初で,ジャズメンクラブのライブに出させていただきました。初めての人,初めての場所となると結構緊張するのですが,ステージが進むにつれ,時間が経つにつれどんどん楽しくなってきて,終わったら「あー楽しかったなぁ」と思いました。
 都内や千葉や御殿場や横浜から来てくださった皆様どうもありがとうございました。また次回お会いできるのを楽しみにしております。気さくにお話してくださった早百合さんの雰囲気がすごく和めました。ありがたかったなぁ。また,なんと越智先生が主に横浜界隈で歌っていたときから知っているというお客さんもたまたまいらしていて,すごくうれしくなりました。
 聞きにきてくれていた友人たちも,トリオの人たちもめぐも楽しそうだったね!と言っていました。実際楽しかったです。ジャズメンクラブの早百合さん,若さんトリオのお三人さん,聞きに来てくださった皆様に感謝をこめて・・・。

August 15, 2005

風渡る

 ここ2,3日むちゃくちゃ眠いのに眠れないか眠りが浅いかだったので、体が悲鳴を上げている。昔体力がないと眠れないのだと聞いたことがあるから、体力なくなってきてるのかな??気がついたら今朝は通勤する道すがら、秋の気配のする風がほほをなぜていきました。
 さて。土曜日から。土曜日は半分仕事がらみで月島に行ってきました。花火みながらいろんな人と話をして面白かった。小林さんの作った中華は絶品でした。花火もきれいだった。
 あけて日曜日。これまた半分仕事がらみで四谷怪談を見に行った。行く前にめたくそ気持ちがわるくて蕁麻疹が出てきてしまってコンディションは最悪だったんだけど、行って良かった。久しぶりに演劇を見て、人の存在感やかもし出す空気について考えた。吉行和子さんが出てたですね。彼女のことはかなり気になっているので、まず出てきた瞬間の存在感や空気に見入ってしまった。
 舞台構成は地下鉄のホームというのが時間的な部分を意図しての思想的なものを少し感じて、へぇーとおもった。出てる人はみんな普段われわれが身に着けているようなもので、せりふが口語。昔みた四谷怪談の影響が大きいので、目にしているものと耳にしているものとのギャップが面白かった。現代語もいいけどね、基本的に口語で、っていうのが面白い。あとは、ナレーションもせりふに続けて役者が言うのがすごく興味深かった。
 演劇を見終わった後に見に行った年上の女性とそのお友達とお話をさてていただいたのだけれど、指摘されたポイントもさることながら、二人おのおのが独特の魅力があるので、そればかり気になっていた。元気に、美しく、齢を重ねたいものだ。
 特に印象に残っているのが次の二つ。まず一つ目は、いろいろなトラブルがあると、今まではへこんでいたけれど、最近トラブルがあると「ああ、こういうトラブルがあってそれを乗り越えなさいと言うことなんだ」と感謝したりする、という言葉。このポジティブな発想というか精神性にびびった。すごいね。こういう人は。その人はとにかく元気で健康的な人なので見習うべきところが多い。二つ目は、先の彼女よりも少し年上なのかな?とにかく、美人さんだったんだけど、はきはきとした話し方や「今は夏だけど、これからもっと美しくなりますよ私は」と言い切ったところがすごかった。
 二人とも自分で仕事をなさっている方なので、中途半端ではやっていけないという凛としたところがあって素敵なんだなぁ。いろいろ勉強になった。

 それからいろいろ仕事の打ち合わせなどしていてジョージ君のライブにいけなかった。すげーざんねん。セッションとか渡米する前に行くことあったら誘って!


 

August 16, 2005

ひょんなことから

 バイトのあとの用事がなくなったので,ボーっと帰っている途中に思い出したので吉祥寺に清水秀子をききにいった。すごい入りでした。
 いつも彼女にリクエストしようと思って数曲あげていくんだけど,先に読まれたように歌われてしまう・・・。今日こそは!!と思っていたらやっぱり歌われてしまったので,何とかほかの曲を思いついて歌ってもらった。後で聞いたらchan's song歌おうと思ってて忘れてた!だそうで・・・歌ってほしかった・・・ちぇ。
 ライブの後で秀子さんやほかの人と話しをしててすごく楽しかった。さて,明日から新しい出発なのである!ファイト!

August 17, 2005

お初の

 今日は初めてのレッスンに行ってきた。自分が悩んでいることにかなり明確に解決策をもらえたので、後は実践するだけか・・・。それが問題なんだが(笑)人に明確な道しるべを提示できると言うのはすごいなぁと思う。あたしはカルメンやまゆみんやこーくんに提示できてるんだろうか??迷い道く~ねくねぇ~♪じゃなければいいけど。
 夜は初めてのマイルスカフェセッション。すごくコアな場所だった。いろんな人と話をして、いろんな人の音楽を聞いて、久しぶりにうーん、勉強になった、と思った。ピアノの鶴野美香さんはすごかった。マイルスさんのラッパも素敵だった。またいってみよ。

August 19, 2005

蚊に刺されやすいことについて

 今玄関の前の鉢植えに水をやっていたです。そんなに沢山おいてあるわけじゃないから,数秒のことなんだけど。3箇所も刺されてしまった・・・。注意してたんだけどなぁ。蚊というのは実にステルス的だ。いるはずなのに見えない!
 私はとてつもなく蚊に刺されやすい。蚊に刺されやすい人は同じことを思うものだとこのあいだ友人と話してて思ったが,刺されやすい人は「私と一緒にいると誰も刺されなくなるぐらいに,私は刺されやすい」と思う。例に漏れず私もそう思っている。蚊に刺されるさされやすさ,って体表の温度だとか,体表の二酸化炭素濃度だとかいろいろいうけれど,実際はどれが正解なんだろうか。蚊に刺されてもまったく痒くない人ってのもいるらしい。結局抗原抗体反応だから反応してるわけで・・・ってことは蜂なんかで騒がれているアナフィラキシンは蚊でも起こりうるって事なのかな。
 蚊に刺されるとまず痒くなるわけね。で,かくから腫れる。それだけでなくて,周りの皮膚に炎症が起こる。ひどいときには血管に沿って腫れていく。もちろんそれが全部痒い。伝播する腫れは見た目にも痒い。
 泣き寝入りは嫌なので,数年前から虫除けを常に持ち歩くことにした。さっき刺されたのは,朝虫除けをして出かけるのを忘れたことを忘れて家に帰ってきてそのまま水遣りをしてたから。うーん。かゆみと戦う物忘れかな。
 体質を改善したら蚊に刺されにくくなるとか,そういう幸せなことはないのだろうか?蚊に刺されやすいと童病みになりやすくなるとか,そんなこともあるんだろうか?と,蚊取り線香を焚きつつ,遅きに失した虫除けスプレーを片手に考えていたりする夏の夕暮れ。

August 22, 2005

盛りだくさん

 金曜日。リハでした。曲が出来上がっていく感じって,やじゃないな。模索している間はちょっといらいらしたりあせったりするけれど。自分たちが持っているイメージとどんな曲に仕上げていくかというビジョンとなんかそういうのがミックスされて,面白い。
 土曜日。三ノ輪に行って,熱出して,家帰ってきて寝てました。
 日曜日。熱があったのですが,三ノ輪に行って,その後約束だった発表会を聞きに行った。インストだけなんだけれど,コンボありビッグバンドありアンサンブルありとかなり面白くて,啓発された。やっぱり今度この曲やろう!とネタ仕込んだりして。誘ってくれた友人に深謝。

August 23, 2005

好きな果物と池ノ上

 梨。好き。池ノ上の駅のそばには銀次郎というスーパーがあって,今日は帰りにそこで梨を買ってきた。シャクシャク。美味しい。こういう幸せな気持ちになると,今日あった嫌なこととかかなり忘れる。ついでに大切なこともかなり忘れる。
 銀次郎って安いのか安くないのかわからない。安いものはかなり安いようだ。銀次郎の向かいあたりにある定食屋さんの「あきら」は銀次郎で仕入れてるみたいな感じだったな。銀次郎が休みだと困る!みたいなことをおかみさんが言ってたから。でも,「あきら」ってすごいネーミングだな。おとーさんの名前かな?おかみさんか?それとも大友ファンか??ありえないね。はい。
 夏風邪っつーのは,いかせん治り難い。困ったナス。あ,そうだナスも買ったんだ。マーボーナスつくろー後で。む,いや,そうだ,パスタのネタにするか・・・。ちょっと元気出てきたぞ!
 で,帰る道すがら,鳥屋さんの焼き鳥をかって帰ったりした。鳥屋さんのおとーさんと話をしたりした。そしたら,初めて知ったんだけれど,鳥屋さんお店やってんのね。今度行ってみよう。「早い時間に行くときは,ここで紹介されたっていってね」とありがたーいお言葉。
 池ノ上はすごく居心地のよい地域だと思う。新しい人と古くから住んでいる人とがミックスしてて落ち着いている。そして,美味しい店がある。流れている時間が急ぎすぎてない感じで好きだ。まだまだ行ったことないお店が沢山。奥が深ーいのである。

August 24, 2005

明日につながる今日

 今バイト先でsoliveの曲がかかっている。なんていい職場なんだ。ヘビーローテーションで聞いていたいのにああ違う曲になってしまった。しょぼん。
 さて、昨日は六本木のHe's barで素敵な経験をした。ピアノ山本剛さん、ベース山崎弘一さん、ドラム久下さん。ちょっとお邪魔させていただいて3曲ほど歌いました。山本剛さんはご存知の方もいらっしゃると思いますが、ものすごく雰囲気のいい方。周りにいる人がほわわ~~んと癒されます。お目にかかるのは何回目かなのですが、初めてご一緒させていただいてすごく幸せでした。山崎弘一さんは、初めてお目にかかったのですがすっごいすっごいかっこいい方で、まじで鼻血が出るかと思いました。妙に緊張してしまった。
 歌い終わってその後に話をしていたら、ジャコパスの話が出てくるし、マーカスとサンボーンがやっていたアメリカのテレビ番組の話がでてくるし、とにかく話が尽きなくて面白い。話しているときに、今日すごく緊張して思ったように歌えなかったかもしれないなぁと反省をしていたら、山本さんが一言「僕はいつも何にも考えてないから失敗しちゃうこともあるよ。でもね、今日の失敗があるから明日があるの。今日出来上がっちゃってたらもうつまらないんだよ、明日がないから」と言ってくださいました。心にしみたなぁ・・・。
 最後にハグして帰ってきました。パワー頂いた気がします。頑張ろう。

August 25, 2005

嗅覚

 美味しいお店を見つける嗅覚というのを持ち合わせている人はこの世に確実に存在する。あたしは,変な飲み屋を見つけて居心地よくすごす嗅覚を持っていると思う。
 風邪のせいなのかなんなのかよくわかんないけど,また頭痛がしている。そろそろ病院に行ったほうがいいのか迷うところ。たぶん台風が来ているせいだと思っている。昨日はリハで,そもそも朝から築地の場外でバイトをし,三ノ輪にいってバイトをし,その後大塚にいった。リハの内容的にはすごくありがたいもので,お付き合いくださったしおみんに深く感謝。ピッチのことやキーのことを一緒に考えてもらってしまった。ありがとうございました。なかなか内容充実してましたね。
 その後友人と池袋でご飯を食べた。友人が見つけてきたのはラムの焼き肉屋(確か「楽太郎」とかいう名前だった気がする)さんと四川料理やさん(ああ,名前忘れてしまった)。どっちがいいって,そりゃラムだよ!って思っていったら,ちょうどラストオーダーでした。次回は絶対行くぞ!で,四川料理やさん行きました。
 階段下りたら扉もなくすぐお店。流れているのは中国語のテレビ放送。交わされている言語は中国語。すごい世界でした。料理はものすごく美味しくて,まーぼーどーふ頼んだら色が違うわけ。で,一口食べたら豆腐が通っていく食道がすでに痛い(笑)明日の朝が思いやられるなぁ,と思いつつ,あまりに美味しかったので沢山食べてしまった。ここもまた行こ・・・。この友人は美味しい店を見つける嗅覚に優れている。感激。
 帰り道ゴリラによろうと思いましたが,力尽きました。おきたらおなかいたかった(あたりまえ)。

August 27, 2005

10年ぶり?

 たぶんそのぐらい経つのかな。大学の友達に会った。みんな美しくなって,人の名前が思い出せなくて,あーちょっと大人になるってこういうことなのかしら,なんて思ってた。歌の営業に出かけたので途中で出ちゃいましたが,また会いたいですね。

Yes, I do.

ナニモノかになろうともがき続けて
ナニモノにもなれない自分をふがいないと思う日々は
案外自分が思うよりもずっと外側にとっては大したこととは映らない
そんなときはちょっとぼんやりして
自分がタブララサであるのだと思ってあげたりしたい

一休みしすぎて復帰できずにいることが多いんですが(笑

姉が,Do you like singing?ときいてきた
私はうん,と答えた
そしたら彼女は,好きなことがはっきりわかっていることはすごくすてきなことだよね,いいじゃん。と言ってくれた

なぜだか,とても涙が出そうになった

August 28, 2005

Girl talk

 昨日は高校の同級生が遊びに来ていて,下北を散歩して池ノ上で飲んだくれた。
 まず新宿で彼女をピックアップして下北に移動。下北のNorth side cafeでお茶をした。このカフェは懐かしい音楽がかかっていることが多く,居心地がよいので好きだ。週末は人が沢山でちょっと姦しいし,トイレが一つしかないのでトイレ渋滞が出来ていることがあるのを除けばかなりよい。いつもとなりのワッフル屋さんとどちらにしようかと悩みながら,結局ノースサイドに入ることが多い。
 お茶をしてからアジアン雑貨や古着や靴や洋服を見て,カルディでワインやシャンパンやブルーチーズや生ハムを買い込んで,家に帰った。家に帰る途中でとし君に電話をして池ノ上に来てもらい3人でご飯を食べることにした。
 私が引っ越してから彼女が私のアパートに来るのは初めてだったので,いろんなチョイスを考えたのですが,結局「光春」へ。とし君が来るのが9時ごろだったのでそのころにあわせて先に行ったら,運よく入れた。光春は電話をかけておかないと入れないことが多い。ラッキーだった。
 ビールを飲んだくれ,ピータン,解蘭の炒め物,大根もち,チャーシューなどをつまみにとし君を待つ。どれも美味しい。隣のお客さんが今日のお勧めを説明してくれたのがおかしかった(笑)その説明されたお勧めを頼みました。セロリとイカの炒め物。で,そのころとし君到着。豚足とチャーハンとビーフンを頼んでペロリ。やっぱり大人数でくるといろいろ頼めてうれしい!角煮が終わってしまったのが残念!!!友達も美味しい!と感激していました。よかったよかった。
 その後家に帰り,3人で買ってきたお酒を飲んだくれていたら,魔人屋さんにいたなべさんとてるちゃんから連絡がきたので,魔人屋さんにお邪魔しました。初めて行きましたが,すごく趣のある素敵な空間でした。お客さんたちもとっても面白い方ばかりで,またゆっくり生きたいです。ぽこさんの歌も聴いてみたい!!ぜひ次回は。
 帰り際にやっぱりごりらによって,よっしーおすすめの麦焼酎泰明を飲みました。9月3,4日はお祭りなので,また面白いことやるのかな?楽しみ。

 昨日遊びに来ていた彼女は高校時代からずっと仲がよくて,お互いの家にとまりに行ったり飲んだくれたりと,かなり懇ろな付き合いであるが,最近はお互いが忙しくてそんなに頻繁に会うことはなかった。前回あったのは彼女が出張で新宿を通るときに帰りの電車を待つ間にメキシカンを食べたときかな??その前は彼女のお父様が亡くなったとき。ここ数年彼女を取り巻く環境が激変していて,すごく疲れているんじゃないかと心配はしていたのだけれど,久しぶりにのんびりと二人でお散歩をしたりしているうちに,ああ,こういう時間てとてもありがたいなぁと思った。たぶん彼女もそう感じている。
 女の子はおしゃべりだ。他愛もないことをあれこれと仲良しに話をしては,気持ちの整頓をしたりしている。すべての女の子がそうだとは限らないけれど,少なくとも私の身の回りの女の子たちはそういう傾向にある。私も然り。仲良しと馬鹿話を夜遅くまでしてるって,時々とっても大切で,一人で抱え込むより健全な気持ちになれる。その友達と馬鹿話をしながら二人でこういう時間は大切だ,と言い合っていた。

August 30, 2005

一雨ごとに

 秋が近づく気配を感じる。すごしやすくなってはくるけれど,少し寂しい。夏を満喫しきれてないきがする。きっと海に行かなかったからだ。だらーっと海に行ってくらげでも投げてこようかな・・・。小さいころ台風が過ぎた後の海岸に行くといろんなものが打ち上げられていた。一番覚えているのが水くらげの大群。兄貴たちと投げたり,積んだりした。生まれ変わっても,台風で浜に打ち上げられて挙句の果てに子供にパイ投げ状態にされる水くらげにはなりたくないな。くらげは好きだけど。江ノ島水族館のくらげのコーナーは充実しててよい。なかなか素敵である。
 秋だから,栗ご飯が食べたい。混ぜご飯を考え付いた人は天才だ。基本的にあたしは雑穀米を食するので白いご飯は外でしか食べない。もちろん炊き立ての白いご飯は大好物なんだけど。友人の会社で扱っている雑穀米にはまってしまって以来それを食べ続けている。なんとなく,自分の体に気を使っているような気分になる。錯覚ですかね。雑穀米に栗を入れて炊いたら結構いけるんじゃないかな。やってみよう。
 おじいさんが,栗ご飯が好きだったこともあって,秋になると必ず栗剥き作業があった。今考えると8人分の栗をむくってすごいことだったと思う。かこちゃんがいつも手が痛いと言っていた気がする。その脇で,無邪気に栗虫がでてこないかと楽しみにしているような子供でした。
 あるとき,なんかのきっかけで裏庭に栗を植えた。桃の木もあった。柿の木もあった。びわの木もあったな・・・。どこの山奥かと思われるかもしれないけど,案外首都圏だったりする。桃栗三年っていうから,三年待ったよ。待っているうちに何年経ったか忘れちゃったけど。ある秋,家に帰る坂道の途中で栗を拾った。うちに飛んで帰って家の人に聞いたらどうやらうちの栗の木から落ちた栗らしかった。うれしかったなぁ。3年も経ったんだぁってそのとき初めて思ったけど。時間の経過は定かではない。

September 2, 2005

日差し

 日差しがあまりに強いと,時間が止まっているように感じる。そんな時いつもなぜだか,自分がキリコの絵の一部になってしまったかのように感じるときがある。正確に言うと,キリコの絵の中に迷い込んで,一人でぐるぐるじたばたしている気分。
 そんな状況は,嫌いではない。
 今朝玄関前の鉢植えに水をやりながら,同じような感覚に陥って「デジャブだ」と思った。風の中には確実に秋の気配が忍び込んでいるというのに,日差しはかなりきつく,あたかも自らの命の丈を計るように,蝉がものすごい勢いで鳴いている。
 時間が,止まった。そんな風に感じた。そう思った瞬間に,スタンドの上に置いてある鉢植えから滴り落ちる水の音ではたとわれに返った。
 遠くで豆腐屋さんのチャルメラの音が聞こえる。過ぎ行く夏の朝。

夕刊 meg 9/2

http://www.p-apple.net/anata/

やってみました
っつーか,うけるんですけど・・・
何気にあたしのキャラにかぶるところが多いのが・・・怖

ふくPさんのリクエストにお応えして,ブログにのっけてみた。
___
megのサポートセンター
megの「パソコンなんでもサポートセンター」が開局した。熱血指導には定評があるmeg。相手がまだ何も話さないうちから、「元気ですかー!!だぁぁぁーー!!!」などの奇声を発し、さらには「疲れたからちょっと休憩」といって、勝手に保留にしてしまう事もしばしば。6秒10円の情報料を支払わなければならない相談者からすればヒヤヒヤものだ。自分のわからない質問がくると、「大丈夫。やればできる子だよ。昔からそうだったじゃないか。信じてるよ。それじゃ、また。」と、勝手に電話を切ってしまう一幕もあった。パソコンに関する相談は、是非megまで。受け付け時間はmegによると、「ノリで」とのこと。

meg、国会のリストラを表明
先ごろ構造改革路線を打ち出して首相に就任したmegが、大胆な国会のリストラ策を発表した。有力議員の激しい抵抗に遭い廃案になった定年制導入に代えて、体力と判断力の優れた議員を残す「ダーウィン式」を導入するという。内容はまだ明らかにされていないが、側近によると「会議中に突然音楽が鳴り出す」椅子取りゲーム式になるらしい。この方式で今回の会期中に20席、次回の通常国会でさらに30席を減らすとのこと。退職者には民間の厳しさを導入、現物支給の退職金として「赤字国債」が手渡されるなど、ユニークな政策が相次ぐmeg政権、暫くは目が離せそうにない。 (河野功記者)

meg、経済を斬る!!
経済にも精通しているmegによると、現在の日本経済はなっていないらしい。megは、「最近は仕事もしてないので、あまり贅沢は出来ません。自宅で麦茶を作って飲んでいます。ペットボトルに入れているので、出かける時も安心です。」と某大学での公演で自信満々に語ったと言う。学生からは「経済の話というか、自分の生活の話じゃ?」との声もあった。またその公演でmegは、「2000円札って使えないですよね。」とも語り、日本経済を鋭く牽制することも忘れてはいなかった。さらには、「日本人全員1億2千万人に、一人1円づつもらえば、1億2千万円ですよね。」と、誰もが一度は思い浮かべる夢を興奮気味に語り、場内から喝采をあびた。鳴り止む事の無いmegコールに対し、megは、「やっぱ愛でしょ」とさかんに答えていたという。
___

やっぱ愛でしょ。

すごくうれしいお知らせが

 なっちゃんが大学に受かった。ここ最近のうちで一番うれしいニュースなんじゃないかと思う。なっちゃんはかつての生徒なんだけれど,ちょっとまえに「大学の願書に書く自己PRがわからない19行もある!!」とかメッセンジャーで言って来て,おいおい大丈夫なのか??って感じだった。
 高校入る直前は怒涛の勉強三昧でしたが,高校入ってから勉強ちゃんとしてるかどうかわかんなくて思い出すたびに心配していた。時々は将来についてメッセンジャーで話をしたりしていたけれど。就職にしようか大学進学にしようかずいぶん迷っていたみたいだし,知る限りでのアドヴァイスはしてきたつもり。でも,教えていたときのようには週に何回か実際顔見て会うわけじゃなし,いまいち手応えが感じられなかったんだけど・・・。
 面接行く前は緊張していてうまく話せないとかあれやこれやじたばたしてたけど。ともかく,よかったね。すごくうれしい。いいお知らせありがとう。これから続く残りの高校生活も,ちゃんと心してすごすようにね。by 先生

P.S. 焼肉にする?お鮨にする?(笑

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September 3, 2005

Live at CALENDORE

 CALENDOREでライブでした。ベース笹本さんに声をかけていただいて,大好きなCALENDOREで歌えるのがとっても幸せでした。ところが,先日からひどい風邪を引いてしまって,熱はなんとか7度台に下げたものの・・・。
 パーカッションの佐野さん,ギターの塩崎さんとは初めてご一緒させていただきました。すばらしい演奏で,あーほんとに今日はきてよかった♪としみじみ。お客様にも沢山来ていただけて,楽しかったです。ライブが終わったあとに,いつものように沢山食べました(笑)美味しかったぁ。すごく久しぶりのお友達やバイト先の方にも来ていただけて嬉しかったです。
 またやりたいですね!ライブがなくてもごはんたべにいこーっと。

September 4, 2005

レア物大好きマイペース型。そのとーり。

http://uranai.uki2.ne.jp/uranai.php

ケイゴ兄に教えてもらってやってみた。で,リクエストにお応えしてつれづれにのっけてみたりする。

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レア物大好きマイペース型

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人前では元気に振る舞い、「何とかなる!」と可能性を追求する、一見『チャレンジャー』風味のあなたですが、実は…
屈託のない明るさが魅力的な女性です。自分の出るべきタイミングもしっかりとわきまえています。オリジナリティー溢れるアイデアや創造力に優れ、何かにつけ自分流のやり方を模索するタイプであり、ありきたりのものにでも、自分なりのちょっとした工夫を凝らす独自性が特長です。人とは違った視点で物事をとらえるため、『変わっている』と言われることもありますが、実際には義理人情にも厚く、駆け引きのない実直で素直な人間性を持っており、嫌なことはイヤとはっきり言える正直さが魅力です。器用に世渡りできるタイプではなく、とかく遠慮がなく、常識のない女性と思われてしまうこともあるようです。
複雑な人間関係は苦手で、ムリをしてまで人に合わせようとは思わないマイペースな女性です。納得できるまでとことん考えてから行動に移すので、取り掛かりには時間がかかるものの、ひとたび行動に移すと、立てた計画を忠実かつ着実に一歩一歩遂行していきます。初志貫徹をモットーとして、周囲が何と言おうとも自分の信念、自分が信じた道を貫いていく頑固さがあります。ただ、考えてばかりで行動が伴わない事もあるので要注意。
客観的な判断を心がけているので、洞察力には大変優れていて、現在よりも将来に照準を合わせた視点で鋭い推理を働かせます。率直にものを言い過ぎる面があり、筋がしっかり通っているだけに、相手を追いつめてしまう事もありそうです。協調性のあるタイプとは言いがたいですが、親しくなれば、開けっぴろげで誰とでも変わらない態度で人づきあいをする誠実で気さくな人柄です。人に対する依頼心は少なく、いい加減な言動や行動をしない真面目な姿勢には信頼がおけます。とっさの対応は得意な方ではありませんが、周囲に左右される事なく、堅実に頑張って自分のポリシーを貫いていく一途な女性です。

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あなたの運勢タイプは【雨宿り】です。
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とか。あたっていると思われるところを太字にしてみたり。

September 6, 2005

ファッションバトン

回ってきたのでやってみた。
案外答えにくいなぁ。

●お気に入りコーディネイトは?
腰履きワイドパンツに軽めのトップス&いかしたベルト
膝丈ぐらいの気合の入ってないワンピース
ジーンズ&タンク
スーツ
いつも同じ格好はいや。

●好きなブランドは?
DK,ZARA

●よく読む雑誌は?
Tipo(すみませんファッション雑誌はまったく皆無)

●どこに買い物に行く?
渋谷か表参道

●買い物は一人派?それとも友達と派?
一人

●今までで一番高価な買い物は?
んーファッション系で高価ねぇ・・・DKのスーツかなぁ

●最近買ったお気に入りの一品は?
ネイティヴアメリカンジュエリー

●オシャレに目覚めたのはいつ?
まだ目覚めてない

●振り返りたくない過去のファッションは?
そんな昔のことなど・・・

●お金がない時、ファッション費と食費どっちとる?
食費

●好きな異性のファッションは?
時にはばりっとスーツも,ラフにいかしたジーンズも着こなすセンスのあるファッションが。

ミュージックバトン

あ。回ってきてたのに気がつきませんでした。

1.Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
3GBぐらい。案外少ないな

2.Song playing right now
(今聞いている曲)
Ella and Joepassの The days of wine and roses.

3.The last CD I bought
(最近買ったCD)
えーと。なにかったかな
セロニアスモンクのCD タイトル忘れた

4.Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

time after time by cassandra
tutu by miles
i'm so lonesome i could cry by holy cole
by your side by sade
pie jesu no.4 requiem op.48 by gabriel faure

最近

 バトンやら占いやら日刊あなたやらやってて自分の考えていることかいてないな(笑)いや,それにしても日刊あなたは可笑しかった。
 ファッションバトンとか来るといかに自分がおしゃれに気を使ってないかわかるね。正確には,そうだなぁ5年前とは確実に感覚が違う。5年前ならおそらくファッション費>食費だったかも。そのころに買った買い物が一番高い。確実に毎週のようにチェックする店があったし。今は無い。ただずっと変わらないのがひとつのファッションに囚われたくないということかな。ハイヒールもスニーカーも履きこなす。ジーンズにTシャツも自分のものにしたいしスーツやドレスも着こなしたい。自分でも趣味で洋服を作っていたこともあって,ブランドよりも生地や着こなすセンスに目がいくことが多い。服に着られちゃってる人が多いのは少し残念。あとみーーーーんな同じような格好をしているのをみると,ちょっと怖くなる。なんか,まったく同じ車が道路に蔓延してたらちょっと怖いのと同じような感覚。あなたらしく,あなたに似合う服を,堂々と着こなしてほしいもんだ。
 ジャズを歌っているけれど,音楽に関してはかなり雑食。ジャズも,ウタモノだけじゃなくインストモノも好き。ギターの音色が最近妙に気になります。soul,R&BもPopsもロックも好きだし歌う。スティービー,チャカ,ロレッタ,リサスタンスフィールド,シャデー,スタイルカウンシル,・・・。根底はやっぱりクラシックですが。ミュージックバトンの最後にあげているpie jesuという曲はものすごく美しくて,哀しい曲だと思う。このような美しい旋律を生み出せるフォーレはやっぱりすごい。同じような理由でバッハの無伴奏チェロも好きだ。弦楽器すきなんだな。
 

築地バック

 書こう書こうと思っていて,忘れていた。週に何度か築地に行く話しをしたと思う。
 朝普通の会社が始まる時間に築地に着くと,築地はもう朝の一休み的な空気が流れている。河岸はもちろん朝早くから始まっているので,朝の9時ごろなどもう昼寝したいぐらいなのかもしれない。でも,そんなゆっくりとした時間に築地に買い物に来る人々が何人かいるわけです。その人たちは自転車で帰ったり,歩いて帰ったり,電車で帰ったり,タクシーに乗って帰ったり,自家用車で帰ったりとまちまちなのですが,共通しているのがかばん。みんな一様に竹で編んだかごのような四角いかばんを持っているわけ。それにみんなビニールに入れた魚を持って帰るわけです。はじめはよく知らなかったので,あれ,このおじさんおしゃれなかばん持ってるな,なんて思ってた。ふと周りを見ると,あれ,このおばさんも。あれれ?このおじさんも。あれれ,そこのタクシーに乗り込むあなたも!!
 あのかごは魚を買い付ける人には常識,な代物なんですかね。それとか築地に来る人はあれを持ってこないと場内に入れないとか・・・ないと思うけど(笑)想像するに,魚の汁とか出ちゃってもジャブジャブと水で洗えそうなんですね。しかも,その辺にぽいっと干しておけばなかなかすぐ乾きそうで,しかも丈夫みたい。そこが平らになっているのでまぁイサキぐらい入れても身を折り曲げるようなことをせずに入れて帰ることが出来る。つまりは,魚を買い付けに来る皆さんの中では定番,というか,これしかない!のかも。なんでぷらっちっくとかじゃないのかなぁ??魚ににおいが移らないように??そもそもあのかごの名前は何なんだ!!!魚買い付けかご。むーん。
 今では,ああ,この人もお魚買いに来たんだね,ぐらのポーカーフェイスが出来るようになったけれど,はじめのうちは見るたびになんだかわくわくした。「え~何買ったの何買ったの??」と覗き込みたくなる衝動を抑えつつ,朝なのに微妙にまったりとした築地の交差点をだらだらと渡ったりしている。きっとこの人たちは「この人は不機嫌そうだな寝起きかな」なんてあたしのことを微妙によけつつ,それぞれの板場に向かっているんだろう。この夏はなにやらお嬢さん方の間ではかごバックとかいうものがはやったけど。あたしはひそかに築地バックにあこがれている。
 この築地の時間の流れ方とは裏腹に,築地のでかい交差点は交通量がすさまじい。でかいダンプは通るし,クラクションが鳴り響いていることもしばしば。そのギャップがまた「お願いもう少し寝たいから静かにしてて」と頼みたくなるような光景なのだ。いや,それはただ単にまだあたしが眠いだけなのかも・・・苦笑。なんというかね,河岸の朝の活気が場外ににじみ出てそのまま喧騒に変わった,みたいな状況。築地は不思議な土地だ。たった駅から5分ぐらいの間でこんなに面白いんだから,きっと奥に足を踏み入れたらさぞやキャッチーな世界が広がっているんだろうな・・・。
 

September 7, 2005

リハ

 今週末金曜日に向けてリハでした。結構新曲を携えて行ったのですが私の譜面がいまいち冴えてなかったのですが,ピアノの田村さんのアレンジがいつもに増してすばらしかった。発想の宝庫。本当にどうしたらこんなアイディアが出てくるものかと,聞いてて,もとい歌っててニヤニヤしちゃいました。
 ナイスガイピアノトリオの皆さんとご一緒させていただくようになって曲を聴く幅や聞き方が変わってきました。すごくありがたい。ライブが楽しみです!

September 8, 2005

酒屋バー

 その名も酒屋バー。以前一度お邪魔したことがあるのですが,お酒大好きな私としては,実に居心地のよい場所。お店の中に入るとすごくレトロな雰囲気で,妙に落ち着きます。今日はマスターがいらっしゃらず,小美濃真弓さんがいらっしゃいました。小美濃さんの人柄も歌も素晴らしくて,いろんな面白いお話を聞いたりして素敵な時間をすごしていました。お客様が入ってこられて「めぐちゃん,2,3曲歌って。」といって頂いてちゃっかり(笑)歌ってきました。1セット目だけじゃなくて2セットも。楽しかったです。
 9月23日には酒屋バーでライブをやります。皆様ぜひお越しください。

September 10, 2005

Live at Wille

 今日はライブでした。先日のリハからいろいろと学んで練習をしていたのですが,ドラムの佐藤さんが急遽これなくなってしまいドラムレスでやることになりました。ドラムが決め手の選曲がいくつかあったので,スタンダードを中心に選曲を変えてやりました。
 TAKAさんドラムの存在感というのはやはりすごいのだなぁとライブの最中に思っていました。でもたむちゃんピアノとしおみんベースだけでやるのも,また雰囲気が変わってよかったです。妙にリラックスして力が抜けて歌っていた気がします。
 ピアノの若さんもお友達と来て頂いてびっくり!アメリカ帰りでいい顔してましたね!大学時代の友人の辻ちゃんも会社の方ときてくれて懐かしかったなぁ。
 次回は今回やろうと思っていた曲を携えて弾けたいですね!どうぞよろしくお願いいたします。

September 13, 2005

コンボライブ

 土曜日にはひょんなことから新橋サムデイへ。楽しくコンボライブを聞きました。急ぎの原稿が入っていて昨日からピンチ!だったんだけど,ライブを終えていまいちスイッチが入らない。あれこれ書き始めてみるけれど,のらないので現実逃避をすることに(笑)ひょんなとこというか,現実逃避か(笑)
 タケノコ山セッションの皆さんのライブ。初めて聞きましたがwhisper not, nica's dream, black nileなどの大好きな選曲と,メンバーのおしゃべりがおかしい。周りおっかけギャルだったです。あせりましたが,楽しみました。ばっちり飲んだくれちゃったし。
 その後家に帰ってすやすやと・・・って,やばいよ原稿は??
 

September 14, 2005

ぐぅ

 お昼だおなかがすいたなぁ。ぐぅ。おなかがなる音じゃないよ。本郷にある素敵なお店です。性格にはgoutですね。本郷は大好きな町。若さんが本郷のぐぅでライブをするというので本郷に久しぶりに行ってみたくなっておでかけおでかけ。御茶ノ水で電車の乗り換え間違えちゃってあれ、なんであたし淡路町に??とかあほなことをしていたら若さんとの待ち合わせの時間にちょっと遅刻。ぼけーーーーっとしてるのがばればれですね。昨日はまったくの聴衆なのでライブ始まる前にコンガリで飲んだくれちゃって。ぐぅについてまたのんだくれちゃって。幸せでしたぁ。
 ライブはベースの歌川さん、ギターの大ちゃん、ボーカルの井出理夏さん。ちょうど先日井出さんの御話が出ていたのでなんとタイムリー。Song for my fatherリクエストしちゃいました。MCがおかしくて、声も私好みで、美人でニヤニヤしながら聞いてました。すみません真正面で(笑)また大ちゃんのギターがすごく優しくてよかったです。歌さんのベースも存在感あってすごく素敵でした。なにより歌さんは、風貌が素敵でした。
 そして他のお客さんと本郷界隈の食事情について語り合いました。すごくいろいろ知ってらして楽しかったなぁ。食いしん坊にはたまらないネタばかり!!もっと御話を聞きたかったです!!飲んだくれたのに2曲も飛び入りで歌わせてもらっちゃって。ありがとうございました。で、帰り際、電車に乗って若さんと井出さんと帰っていたら、御話が楽しくて電車乗り過ごしました。で、「あれぇ?電車もしかして乗り過ごしちゃったかなぁ」って言ってたら、若さんが「なんというか、A型には見えないね」と笑ってました。
 

September 15, 2005

天使と悪魔

 ダヴィンチ・コードと天使と悪魔。同じ作者である。父親の机の上にはダヴィンチコードが読まれずに置いてある。友人から借りて,まずダヴィンチを。そして先日天使と悪魔を読んだ。バチカンと異端。バチカンと対バチカン秘密結社。両方とも面白い。両方とも象徴美術をネタとした冒険活劇なんだよね。和訳のものを読んだけれど,これはもしかしたら言語で読むと面白いのかも。時間かかっていらいらしちゃうかな(笑)

September 18, 2005

餃子館再び

 久しぶりに明光院先生を含め,以前習っていたところの友達と会ってきた。以前行った浅草餃子館にもう一度行くことになっていたので,早めにレッスンをしているところに向かった。終わるまで待っていようかと思ったのだけれど,あまりにおなかがすいてしまったので浅草に先に行くことにした。で,浅草をぶらぶらしてたらいい時間かな?と思っていたけれど,ぶらぶらどころかおなかがすいてふらふらになってしまったので,餃子館にいって先にはじめていることに(笑)
 後からいらした先生も相変わらずお元気で,久しぶりのみんなも楽しそう!前回同様おいしかった・・・。豚肉餃子,牛肉餃子,海鮮餃子,ニラ玉餃子。干し豆腐のサラダ,豆苗の炒め物,イカと季節の野菜の炒め物,ラーメン,おこげ,チャーハン,牛すね肉,ピータン,手羽の甘辛あんかけ。で,もちろん飲んだくれてきました。ビール,ワイン,紹興酒。15名ほどいたのでこんなに沢山頼むことが出来るわけです。しかも,もー入りませんごめんなさい,って言うくらいなのに,安い・・・。なんでだ・・・。
 ここの餃子は皮から手作り。とにかくジューシー。黒酢で食べるのも美味しかったなぁ・・・。ほかの料理も中国からきている料理人さんが腕によりをかけて作ってくれています。この美味しさは一度食べたら納得だと思う。
 そんな料理を堪能しながら,来ていた人がその日行ってきたというキッチンシステムの展示会のパンフレットを見せてもらった。面白いねぇ。IHクッキングヒーターも載っていて,いろいろ話を聞いたりした。最近のキッチンデザインは汚れにくく,静かになっていて,もちろん火周りも安全対策をいろいろ考えてある。私はキッチンならびにお風呂の水周り関係のデザインがとても好きなので,端から端までパンフレットを読んで楽しんだ。
 その後仲見世の近くに出来た酒屋さんがいくつか集まって出来ているチケット制のバーに行きました。綺麗なガラス張りのお店で,お酒の種類が沢山。昨日に引き続き日本酒飲んだくれてしまった。

 さてはて,美味しい餃子を食べる前にあちこちいってきた。mp3プレーヤー&レコーダーがほしい。本当はローランドの製品は機能や用途を考えるとぴったり,なんだけれど・・・。でかいのね。高いし。ごちゃごちゃしてなくてよい性能の値段も可愛いものがほしい。私はスペックについてさっぱりわからない人なので,あんちゃんに相談することにした。たぶん詳しいだろうと思って相談したんだけど案の定。モンスーンカフェでランチをしながらあれやこれや教えてもらった。その後にソフマップに連れて行ってもらった。いろいろ教えてもらったけれど,やっぱりわかんない・・・。今度いろいろ見てもらうのに付き合ってもらおうかな・・・。みんなが果たしてどういうものを使っているのかちゃんと聴いとけばよかったなぁ。。。

September 20, 2005

昼間にタロウさん

 昼間から友達と待ち合わせをして食い倒れようかとたくらんだものの,うっかり今日が祝日だということを忘れていてほかのお店に行って今日も餃子を食べた(笑)今日のお店は時々行くんだけど,名前覚えてない。銀座です。その後銀座で最近気になっている革製品やさんに入って財布を買いそうになって,思いとどまったり,山野楽器に行ってCDを数枚衝動買いしそうになって,財布の中をのぞいて止めた。
 その後ジェラート屋さんにいってキャラメルとラムレーズンのジェラートを食べたら無性に喉が渇いたので,近くのコンビニで水を買ってベンチに座って飲んでいたら,昼間だというのに,視界の隅で動く黒い影が・・・。近くにクリームが落ちていたのでそれを食べに来たらしい。昼間の炎天下のした2匹3匹と増えていくタロウさんたちは,元気すぎます。てか,やめてくれ。
 あたしは声も出ずに引きつっていたんだけど,思わず観察してしまった。うひーとか思ってたら,後からきたスーツ姿のおねえさまが,カツカツカツやってきたと思ったら,タロウさんたちを蹴散らかしてどかっと座った。すげーーーーー。すげーーーーーー。そんなこと出来るあなたが,あたしはちょっと怖い。すごいけど。
 その後は三ノ輪にいってディープにお仕事してきました。がんばった。疲れた。帰ってきて梨をシャクシャク食べて幸せになった。

マニト

 今日はなかちゃんと久しぶりにマニト。ああ。美味しかった。先日不本意な韓国料理を食べてしまったので,マニト熱が急上昇だったんだけれど,ようやくいけました。今日はしかもやえちが一緒。楽しかったなぁ。火曜日はマニトは三段バラが安い日だったらしく,もりもり食べた。かむじゃたんも。美味しいものを食べることを共有できる友は,貴重である。
 一日家にこもって譜面を書いていたので,かなりくさくさしていたのだけれど,とってもリフレッシュ&満腹?いや,最近胃拡張しちゃったもんで,ペロリだった。やばいな。つるちゃんと一緒に朝泳ごうかしら。

September 21, 2005

リセット

 やっちゃんのブログでリセットについて書いてあったので,今日は築地に行く道で実践しようと思った。殺気だった通勤電車の中でいかに楽しく過ごすか,ということがテーマ。簡単。スティービー聴きながらご機嫌かつノリノリ。若干変な人入ってましたね。ぷぷぷ。
 ブルーノートスケールを学びたければスティービーを聴け!と言われたことがあるけれど,もう,何を学びたいとか吸収しようとか言う以前に,彼の音楽は最高だ。聴けば体が動く。頬が緩んでニヤニヤする。オーバージョイドをあわせて歌いながら(たぶん声は出てなかったと思うけど)なんて切ない歌なんだろうと思ったり。パートタイムラバーを聴いて,すげー曲だと思ったり。
 人の歌を歌うことが多いんだけど,そもそも日本人の体の中に流れているのは盆踊りのリズムなわけで。ジャズやブルースやソウルやR&Bって,まねをしようとするとノリ損ねたりする。それらの独特なリズムを勉強するために一日中横須賀で行きかう外国人を眺めた人の話を聴いたことがあるけど・・・。だからといって吸収できるのかなぁ?きついと思う。だから,まねはしない。オリジナルと同じ状況を求めちゃうと絶対同じにはならないから居心地悪くなるし苦しくなったりする。まるで,どこかわからないけど痒い!みたいな状況に陥る。誰かの歌を歌っているけれど,私という媒体を介して出たものは私色ってことで(笑)勝手なやつだな(笑)だからB型っぽいって言われるのかもぉ。

September 23, 2005

え?きいてないよ?

 今日は,といってももう日付かわっちゃったけどね。青山キャロンドゥルのみきさんのお誕生日でした。先月ライブをさせていただいた,私の大好きなお店。お誕生日だけどいつものように飲んだくれてもりもり食べる予定だったので,気分的にすごくラフな感じで行きました。その前にお台場によってお誕生日のプレゼントを買って,よろこんでくれるかなぁとわくわくしながら。
 お店に着くと,みきさんが「ねぇめぐちゃん,今日ライブがあるって聴いてるんだけど?」って。え?きいてないよ??前回ライブをやらせていただいたときのメンバーの一人に「ライブやる?」って聞いたけれど,ライブやる,とは言ってもないし聴いてもない。あれれれれ。素直に「え?きいてないよ?」って言ったら周りの人大爆笑。ちょっとした?情報の行き違いがあったみたいですね(笑)
 プレゼントを渡して散々飲んだくれもりもり食べて,満足しちゃいました。いつもと変わらない(笑)今日は,イチジクと生ハム,イカのマリネ,いりこレモン,茄子入り揚げ春巻き,かぼちゃのサラダと来てチキンカレーを食べました。玄米ご飯と一緒にいただいて,ほんと美味しかった。いっぱいめにお祝いでみんなでシャンパンを飲み,その後ひたすらとても美味しい白ワインを飲んでました。

Live information 9/23

ライブのお知らせです

2005年9月23日(Fri.) 19:30~ 
酒屋バーでのはじめてのライブです
酒屋バーはレトロな趣のある素敵な空間です
都会の喧騒をふと忘れてグラスを傾けてみませんか?

ピアノの城田有子さんとのデュオでお送りします
港区西新橋1-16-1 三栄ビル1F 03-3507-0188

meg

September 24, 2005

Live at 酒屋バー

 こんなにいろんなメンバーが参加した楽しいライブは初めてじゃないだろうか?城田有子さんとのデュオでした。
 7時前にお店に着いたら,まだ開いていなくて,ぼけてるあたしは,あれ?あたし日にち間違えた??と思っていたのですが,すぐに「めぐちゃ~ん」と小美濃まゆみさんが来てくれました。お弟子さんのせっちゃんと一緒に登場。ピアノの城田さんをお待ちする間,遠くから近くからいろんな方々が来て下さってお店は満員。ありがとうございました。
 1st始める直前までばたばたしていたので,歌い始めたら頭が白くなりました(苦笑)徐々にペースを取り戻しつつ,城田さんの素敵なピアノとせっちゃんの歌で楽しみました。城田さんのおうわさは聞いていたのですが,うわさ以上にすごく魅力的な方で,もーーーー大好きになりました。
 2nd好き勝手やっていたところに,なんとまぁピアノの本間先生登場!!あれーと思っていたら,お店の前をえらそーーーーな車が通り過ぎ・・・日産の中村史郎さん登場。びっくりしました。まさか来ていただけるとは!!!中村さんはベースを弾かれるのですが,残念ながら酒屋バーにはベースは置いてないので,弾いていただくことはできませんでした。と思っていたら,今度は素敵な白いカブリオレ・・・トランペットの安藤さん登場。あれれ,今夜はすごいメンバーだ・・・。
 酒屋バーは酒飲みにはたまらないお店です。いろーーーんなお酒が並んでいて,小美濃さんの作ってくださるおつまみもお料理も美味しいです。目の前がガラス張りなので,お店の中から外の道がよく見えます。ということは外からも中がよく見えるということで・・・日比谷公園のドイツフェスティバル帰りのドイツ人の方も2人寄ってくださいました。なんと,ラッパを吹かれる方でした(笑
 3rdセットにニコニコしながら突入したら,来てくれていたピアノのゆきこちゃんにも,弾いてもらうことに!!最近あわせてないけれどばっちりでした。近々ライブやりたいね!安藤さんのラッパも冴えていて,すごく素敵でした。そしたらなんと,次は本間先生がピアノを弾いてくださって,スタンダードあり,妙な曲アリ,の楽しいライブになりました。来てくれていた吉田姐もしっとりとスターダストを聞かせてくれました。もちろんしめは,小美濃さんの素敵な歌声。ああ,今日は,いい日だ。
 出張帰りに北海道からよってくださったアリさん,次回はぜひあわせたいですね!ラッパ持ってきてください。関西から上京したついでに立ち寄ってくださった森田さん,お目にかかれて嬉しかったです。お花やお菓子もいただいてしまってありがとうございました。タイミング合わせて次回もライブできたらいいのですが。バイト先の代田さん,小野寺さん,どうもありがとうございました。福山さん&お友達,ご馳走様でした。お忙しい中ありがとうございました。田村さん,お仕事途中で来て下さってありがとうございました。今度光春行きましょう。橋口さんお忙しい中来て下さってありがとうございました。やせていたのでちょっと心配,あたしの肉を分けて差し上げたい。お仕事帰りによってくださった史郎さん,ありがとうございました。嬉しかったなぁ。
 飛び入りで演奏に参加してくれたゆきこちゃん,吉田姐,安藤さん,本間先生,せっちゃんどうもありがとうございました。城田有子さん,素敵なピアノと楽しいトークありがとうございました。そしてまゆみさん。歌も人柄も素敵でそのオーラに包まれて幸せになったのは,おそらく私だけではないと思います。来月からは毎週月曜日に酒屋バーにおりますので,是非聞きに,もとい呑みに?食べに?来て下さい(笑)

 この場を借りて皆様にお礼と変わらぬ深い愛情を。おやすみなさい。

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September 25, 2005

柔らかい音

 藤沢での山口さんライブを聞きに行ってきました。毎回思うことだけれど,山口さんのクラリネット,音が柔らかくてとても素敵。今日は寝不足だったので,特にまろやかに聞こえて癒されました。さきちゃんの歌声にもウットリ。癒されるねぇ~。あのたおやかさを見習いたい!今回も前回同様雨降りでしたが,たくさんお客様が来ていて,大賑わい。昨日お会いした中村さんや,安藤さんもお見えになっていました。中村さんは今日はベースを弾かれていて,安藤さんはカーボンラッパ(改)でいかしたカンタループ吹いてました。私は私でちゃっかり飛び入りで歌わせてもらっちゃっいました。えへ。楽しかったです。
 その後,昨日の酒屋バーに急いで行って,忘れたお財布をピックアップしました。(このあたりがA型じゃないといわれるゆえんか??)マスターが今日はいらしていて,片付けをなさっている最中でした。はらら。中身が入っていないから忘れててもあまり痛くないところがなんともいえず・・・おほほほほ。

September 26, 2005

秘密バトン

我が愛すべき元生徒のなっちゃんから回ってきたのでやりましょうか。

①性別は?

②身長と体重を教えて  
164 体重は55ぐらいじゃないの?よくしらない
 
③好きな異性のタイプは?(見た目と性格)
見た目:あたしよりやせてなければよい。目に力がある人
性格:あたしと合う人
 
④嫌いな異性のタイプ
理詰めで追い詰める人,神経質な人,けちな人,うるさい人,車の運転が下手な人
 
⑤恋人を束縛するタイプ?
しない

⑥浮気の境界線は?
あたしに気づかれた時点で,何をしてても。逆に,気づかれなければ別に,どうでもよい

⑦初恋の人に気持ちを伝えましたか?
初恋なんて昔のこと忘れました 

⑧恋人とのデートは週に何回くらいが理想?
毎日
 
⑨ドキッとする異性の行動やしぐさは?
車のドアを開けてくれるとき。

⑩今、好きな人、付き合っている人、気になる人などそんな方に一言どーぞ!
アイスクリームが食べたい

って,あたしが答えるとなんてあほなの??でもこんな質問じゃ核心はつけませんね(笑

September 27, 2005

帰りに

 日比谷線に乗りながら思ったこと。この時間帯(9時ごろだったかな)って,揺れてるおじさんが多い。顔を見ると呑んだ風にはあまりみえないんだけど・・・。呑んだ帰りなのかな。一生懸命平衡をたどろうと思ってるのはわかるんだけど,電車のゆれが増幅されてつり革につかまってあちらにふらふら,こちらにふらふら。それが一人だけじゃないから,ちょっと面白かった。八重洲あたりはディズニー帰りの人たちも合流するから,ふらふらおじさんたちとディズニーギャルが混在していて,結構奇妙な空気だったりする。
 あー。ディズニーランドいきたいな。

September 28, 2005

おねえと

 ランチデート。今日はレッスンの日だったのでレッスンが終わってからおねえとデートした。美人とデートは女のあたしでも楽しい。美人であるだけでなく,さらに話が面白くて一緒にいて気が楽。ちょーーーガールトークでした。
 おねえは最近我が敬愛するケイゴ兄と暮らし始めたんだけど,この間ちょっと会っただけでゆっくり話せなかったから,おとといだったかな,連絡を取ってレッスンの後に会うことにした。ランチをしてその後渋谷をぶらぶらぶらぶら。あたしもほとんどぶらぶらと買い物をすることがないので,久しぶりだったなぁ・・・。コムサデリに一緒に行って,あれやこれや買い物をし,お茶をして,表参道に移動してZARAに行ったりGAPに行ったり靴屋さんに行ったりして。気がついたらあたしのほうが買い物たくさんしてた・・・あれれ,こんなことでいいのか赤貧ちゃん!!!
 散々引き回して挙句の果てにはケイゴ兄との待ち合わせに遅刻しちゃったみたいで,めぐのせいでおねえが怒られちゃったかも!!!ごめんね~~~~。でも楽しかった。。。またいこーーーーー。ケイゴ兄,今度ごはんたべにいこーーーよーーー♪てか,いつにすべ??韓国料理か沖縄料理きぼん♪あ,シールド返さなきゃ。あ,池ノ上の光春でもいいな・・・。わくわく。

October 1, 2005

お好み焼きを食べて考えた午後

 飯田橋までいって,お好み焼きを食べてきた。なかちゃんが最近はまっている広島風お好み焼きやさん。つるちゃんいわく「なんかめぐさんの日記は食ったはなしばっかりっすよねぇ」だそうで。そうなの。だって食いしん坊なんだもん。さらに最近胃拡張になったらしく,食べてばかり。やばいかも。いぇーい。
 飯田橋のえきにおりたら,神楽坂まちとびふぇすたのポスターがいたるところに張ってあって,お祭りムードでした。街とびフェスタはいろんな学校のジャズバンドなどがいろんなところで演奏をしたりしてちょっと面白い雰囲気。赤城神社もからくり座や古今亭円菊師匠の落語をやったりする。って,実は落語好きだったりします。昔はよく落語を聴いていたなぁそういえば。
 さてはて。先日の藤沢ライブのDVDを山口さんが送ってくださいました。コメントが可笑しくて「少しは愛想がよくなった」だそうです(笑)実は無愛想が売りだったりします。なーんて。映像がきれいでした。山口さんのクラリネットがなかなかやわらかくて素敵でした。ガラスのまっぴを使っていらっしゃって,余計柔らかい音だったのかもしれません。クラリネットのガラスのまっぴは見た目も美しいです。
 映像を見ながら,歌を歌うことについてまた考えていました。歌を歌うのはなんでなのかなぁ?って。Dekoさんは「megは引っ込み思案なのに出たがり」だと言ってくれました。彼女も同じだったそうです。そんなものですかね。小美濃さんは「歌は誰かを感動させようとかって歌うわけじゃないのよ」と実に共感することを言ってくれます。誰かを感動させようとして歌うものじゃないのはすごく理解できるんだけど,だったら,でもなんで歌うんだろう・・・。
 時々,pieces of my lifeを表現しようとする。それはあたかも通勤のために玄関のドアを開けて一歩踏み出す瞬間の様でもある。キャラメルファッジのかかったバニラのアイスを一掬い口に含む直前のようでもある。目が覚めて窓を開けて青空にため息をつくときの様でもある。息をしてミトコンドリアが34ATP作り出すときの様でもある。細胞のすみからすみまでいきわたって,ああ,私はまだ生かされている,と思ったりする。口をついてでる音楽は,不器用なままの自分の断片であると思う。
 焦らずにのんびりしていたら,周りに実に素敵な人がたくさんいることに気がついた。幸せだと思った。人生は楽しまなきゃ。楽しむためには努力が必要なのだと最近素直に思えるようになった。

Live information Oct.

ライブのお知らせです

2005年10月03日(Mon.) @酒屋バー 20:00~ 
酒屋バーはレトロな趣のある素敵な空間です
都会の喧騒を忘れてグラスを傾けてみませんか?
港区西新橋1-16-1 三栄ビル1F Tel:03-3507-0188

新橋からは徒歩5分ぐらい。内幸町なら徒歩2分です。
新橋SL口からほぼまっすぐ,日比谷通りの小諸そばをそのまま左に見ながら超えて2軒目です。

2005年10月17日(Mon.) @酒屋バー 20:00~

2005年10月24日(Mon.) @酒屋バー 20:00~

2005年10月28日(金) @wille 19:30~(MC:\2,100税込)
田村修(P)、塩見暁俊(Bass)、佐藤隆治(Dr)のナイスガイピアノトリオとの月1ライブです。
毎度こちらが演奏して楽しいライブです!!マリコさんも待ってます♪
wille(ウィル)東京都新宿区荒木町20 ヤカタビル B1 Tel:03-3355-8781 最寄り駅:都営新宿線 曙橋駅 A4出口 or丸の内線 四谷三丁目駅
http://www.h5.dion.ne.jp/~wille/

2005年10月31日(Mon.) @酒屋バー 20:00~

2005年11月18日(金)19:30~@wille(MC:\2,100税込)
田村修(P)、塩見暁俊(Bass)、佐藤隆治(Dr)のナイスガイピアノトリオとの月1ライブです。

October 4, 2005

リンクする人々

 今日は酒屋バー月曜日レギュラーの日でした。いつものように居心地のよいお店。知らないお客様たち。ふと,先日の山本剛さんの「めぐちゃんは,一人でも知らない人の前で歌いなさい」という言葉を思い出したりしていた。常連さんらしき方が何人かいらして,私の友達が何人か来てくれて,その常連さんの中にどこかでお会いしたような気がする方がいた。
 8時を過ぎる。まゆみさん到着。まゆみさんは初めてお会いしたときにも感じたのだけれど,懐かしい感じもする魅力的な人だ。素敵なピアノを披露してくださって,その後弾き語り。まゆみさんに先に歌われたら立つ瀬ないですって(笑)
 2ステージを終えたときに,あんちゃんがラッパを持って(持ってくるように言ったようなものだが)来てくれた。そしたら,その初めてじゃない気がする常連さんがあんちゃんのことを知っていた。ちょっと話していたら,その方はキャロンドゥルのお客さんだったのである!!!なんと。リンクする人間関係が非常に面白かった。帰り支度をしているとsaxの河野つつむさんがいらして,お名前だけはいつも聞いていたので,感激した。
 来週はお休みになると思いますが,再来週からまた酒屋バーです。楽しんでわくわくしながらお待ちしております。

Easy listeningとはいかない音

 バーゴリラで話していた。もう明け方近く。ゆっくりとした時間が流れている。そんなゴリラは結構好きだ。かかっていたのはグレツキの交響曲第3番。ソプラノのソロ。聞きながら,ああ,この曲はないちゃいそうだ,と思った。そばにいた岩田さんは,この曲は好きだけど,聞いちゃうからなぁっと言っていた。泣いちゃいそうだなぁ一人できいたら。と思ったら,よっしーも岩田さんも同じような感想だったみたい。数ヶ月前家でフォーレのレクイエムをかけていたら,遊びに来ていた友達が,この曲耳がいっちゃうね,と言った。このグレツキの3番もそうなんだよね。結局耳が聴いてしまう曲だ。
 でも,考えたら,クラシックというのは多かれ少なかれ耳が聞いてしまう。回りの輪郭すらぼやけるほどに聞き入る曲というのもある。あたしのばあいはフォーレのレクイエムのピエイエズがそうだ。そうすると周りの輪郭がぼやけるほどに聞き入るジャズって,あるかな・・・。ジャズを聴くときに歌うことを想定して聞くから,耳が純粋じゃないのかも。ああ,それって不幸だ。
 これは昨日歌ってて思ったことに少しつながる。よくみんなが知ってる曲を歌うとお客さんが口ずさんでくださる。たいていはメロディーを鼻歌とかでね。それがすごく楽しそうである。それを聞いてあたしは心がちょっと温かくなる。音を聞くというのは,やはり純粋であるべきなのだと思う。その純粋の基準はその人それぞれなんだけど。「ああ,いい音だ」と思ったら思わず鼻歌が出る,リズムを刻んだりする,合いの手が入ったりする。そういう姿に触れて,あたしは自分が歌と喧嘩していることを時々認識する。反省。
 いい音を聞いたときに,毛が逆立つ気がする。頭蓋骨が広がっていくきがする。知らないうちに涙が出たりする。いい音に触れてインスパイアされる。感情の発露として自分の音を出す。そんな状態であり続けたいなぁ。あたしは。ロマンチストだから。

October 8, 2005

内容のない音楽会&楽しいリハ

 6時から大塚に集合して,たむちゃんとTAKAさんと飲んだ。TAKAさんは呑まないけど。たむちゃんとあたしはちょっとだけといいつつ,ホッピーとか呑んじゃって。酸素でるるるの話は面白かった。たむちゃんしおみんTAKAさんのナイスガイピアノトリオは見た目だけじゃなくて話が面白い。マニアック。ミュージシャンには小人さんがついている,という例えを許してくれるセンスもありがたい。
 ドラムの人は両手両足に小人さんが4人いるとか,ピアニストは小人さんが2人以上いるとか(笑)悪魔と天使でもいいんだけどね(笑)さて,歌い手は?あたしの場合は前も話したけど,コギトさんがいて,つまり外から眺めている自分というのが時々いるような気がしているんだけど(って幽体離脱か?怖いぞ)コギトさんを意識したりコギトさんの意識になったりコギトさんを意識しなかったりと,いろんなパターンがありまして。どういうときが歌としてのコンディションがよいのかは,よくわかりません(笑)
 さて,呑んだリハ。リハというよりも,「えーひさしぶりぃ,ちょっと合わす?」みたいな気分でした。楽しかったなぁ。新曲や前回の確認や,課題曲(リベンジ曲ともいう)のおさらいをしたりして。相変わらずたむちゃんのアレンジの妙にうなずいたり,しおみんのベースの響きを聞いて「ああ,ステージでもこれききたい」と思ったり,TAKAさんのドラムはうまいなぁと感心したり。
 さて,このメンバーでは28日@willeライブ。リハも楽しいけどライブも楽しい。ぜひおいでませませ。お待ちしてます♪

October 9, 2005

F1

 久しぶりにF1みた。フジが中継してたけど,それを録画しといてみた。表彰台を狙っていた琢磨はスタート早々にコースアウトその後もぶつかったりしててちょっと目も当てられない感じ。アロンソとシューマッハ,ライコネンとシューマッハ,ライコネンとフィジケラのヒートはすごかった。シューマッハは世代交代か?とか言われているけれど,やっぱり速いと思うなぁ。同じマシンに乗せてテールトゥノーズをやらせたら,果たしてアロンソやライコネンに抜き去られたのだろうか??シューマッハが登場したときの印象があまりに強いので,そうそう簡単に交代なんかしてほしくないんだけど・・・。
 とはいえ,アロンソが1回目にシューマッハを抜いていったときの抜き方はすごかった。何週もシューマッハがアロンソをブロックして走った後だったから余計鮮烈に写ったんだけど,ちょっと,シューマッハがどいたようにも見えたりして。ラスト1週でのフィジケラとライコネンのヒートもすごかった。最後の最後でライコネンがフィジケラを抜いていったところは思わず「きゃー」とか声にならない歓声をあげちゃいました。後ろを走る車には抜きに行きにくいコースだといわれる鈴鹿で今回みたいに何度も抜き去るシーンを見てるとドライバーのテクニックを見せ付けられているようで,感心しきり。でもね,ふたを開けてみたら雨の予選でスタートの時点で後ろに並んでいた人たちが上位を占めていて,「速けりゃスタート位置は関係ないのかも」なんて思っちゃったりもした。バトンは最初お,初優勝か?と思わせたけれど,というか,予選を見てて速い人だなぁと思ってたのでちょっと楽しみにしていたのだけれど,ピット作戦がちょっと失敗だったかも。もったいない。
 来年から8気筒でリッターも小さくなるらしいけど,そうなるとエンジン音も変わるわけで。ホンダは単独参戦だし,どういう風になるのかちょっと楽しみではある。あたしの個人的な意見をいえば,もうちょっといろんなポップなカラーリングの車がたくさん走ればいいのになぁと思う。めがねかけてないと見分けつかないんだもん。

October 18, 2005

酒屋バー

 今日はピアノの山岸笙子さんと一緒に酒屋バーでライブ。雨だったのでどうかなぁ??と思っていましたが,8時を回ったあたりからお客様がぞくぞくと。たむちゃんも岩崎さんもいてくださってありがたかったです。酒屋バーは前にも書いたけれど,すごく居心地のよいところでまったりしてしまいます。で,ついつい聞き入っちゃって「あーもう自分の番なのかぁ」とわれに返ることがあります。特に,小美濃まゆみさんの歌声は,本当にしみます。彼女の歌うミスティーが大好きなので,今日は,働いている身分なのにリクエストなどしてみました(笑)まゆみさんのミスティーを聞くにつけ「ああ,今日はきてよかった」と思います。またリクエストしよう(笑)
 山岸さんは,一目会ったその日から!ぐらいの勢いで,あたしにとっては妙に共感の持てる方でした。「無愛想キャラはあたしと同じだね」と言ってくださいましたが,あたしよりもはるかに愛想のよい素敵なピアニストさんでした。話し方のテンポが心地よくて,すっかり大好きになってしまいました。31日またご一緒します。ライブ終わった瞬間に「ホッピーのみたい!」といったあたしを見て「40代のオヤジみたい・・・」と苦笑されておりましたが,あきれずにどうぞよろしくお願いいたします(笑
 今日のライブは・・・いろいろ自分で思うところがあって初心に帰りました。今朝バイト先の社長が「未来を考えられる動物は人間だけなのだそうです。だから,数年先・将来を常に見通して生活しているのといないのとでは違うと思います。ぜひ先を見ながら仕事してください」みたいなことを言っていて,実はすごく共感して,あたしは自分の歌に対してそうでありたいな,袋小路に迷い込みたくないな,などと思いながらかつて歌った曲の譜面を引っ張り出したりして今日のライブに望んだわけだったのですが・・・違う意味での見通しが足りなかったようです。精進します,ハイ。
 たむちゃん,今度一緒にライブやろうね。
 と,ライブ終わってホッピー沢山呑んだので酔っ払ってしまいました。えへへ。

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あんちゃんのBDパーチー

 しばらく放置していたので,記憶を掘り出しておこうかな。
 10月12日。水曜日のこと。六本木ヒズバーであんちゃんの誕生日パーチー開催。その前日にもあんちゃんとお茶?ランチ?してて,さりげな~~~くあんちゃんの欲しいものをリサーチ。でもぜんぜんわかんなかった!いつも大変お世話になっているので,喜ぶものをあげたい!と思いつつ,買い物は当日になってしまったのでありました。
 銀座のソニプラであんちゃんの乗っているPTカブリオ(Pちゃん)に役立つものにしようと物色。本当はPちゃんの1/18ぐらいのモデルカーがいいかなぁ?恵比寿にあるおもちゃ屋さんのミスタークラフトにでも行って探してみるかなぁと思ってたけど,PTクルーザーのカブリオレは新しすぎて出てないかもしれないし,時間がなかったので,モデルカーはあきらめた。やっぱりこれからの時期,可愛いおねーちゃんを乗せても寒かったらかわいそうなので,Pちゃんのバニラ色にあうオフホワイトのブランケットを購入。羊さんみたいでちょ~かわいい!しかも裏面は紺色のリバーシブル。気に入ってくれるかなぁとソニプラをぶらぶらしておりましたら,ラジコンボールペンを見つけてしまい,衝動買い。
 その後でかい荷物を抱えたまま,当のあんちゃんとお茶して,その後アップルストアであれこれみて,ヒズバーに行った。ピアノの方,ベースの方,ギターの方,ボーカルの方,もちろんドラムの方いろいろと集まってきて,すみれちゃんの美味しい手料理を食べながら,セッション。山本剛さんやジャンボ小野さん,Mayaさん,Tatsumiさん,本間英紀さんたちも仕事を終えられてから合流!すごーーーーい!!!山本剛さんのピアノはいつものとおり,おやはやいつも以上に最高!ジャンボ小野さんのベースは前々からのうわさどおり優しくて暖かくて素敵でした。Mayaさんのソウルフルな歌声はしびれました。Tatsumiさんの歌声も歌っている姿もついつい引き込まれます!本間英紀さんのピアノはかっこいい!!来てよかったぁぁぁぁ!!!もしかしたらあんちゃんよりもあたしのほうが大感激だったかも(笑)
 プレゼント,喜んでもらえたかなぁ??たぶんあたしの読みではブランケットよりもラジコンボールペンの方がキャッチーだったと思います。いかがでしょうか??それにしても,沢山の人たちが集まって誕生日をお祝いしてもらえるというのは,ひとえにあんちゃんの人徳のなせる業だ・・・。すごいなぁ~。で,ほかの人からはお花とか電子トランペット(名前がわからん)をもらったりしていました。電子トランペットは吹かせてらったけどちょ~~~おもろかった。
 これからも愛されるおにーちゃんでいてください!おたんじょうびおめでとーーー♪

October 22, 2005

ベイビーズ

 そよといぶきに会いました。お昼ごはんはそよと焼肉をもりもり。そのあといぶきをお迎えに行ってヒルズをお散歩。ぐるぐるぐるぐる。いぶきとは初対面。ずっと抱っこさせてもらって幸せでした。君のその笑顔にはやられちゃいますよ。ちょーーーかわいい。そよも可愛いので可愛いママが可愛いベイビーとお散歩している図は,なんというかすごいスィーーートなの!!!絵になるぅ。あやかりたい!
 来月からロンドンに行ってしまうので,元気でいて欲しいなと思った。
 その後たまたま水戸から和美&さーちゃん&ゆうたも来ていたので会いに行って夕飯を食べて,彼らの泊まっているホテルに遊びに行ってゆうたと遊んでもらった。赤ちゃん三昧な週末。

October 24, 2005

今週のライブ

こんにちわっっ

今日は気持ちよく晴れていますね♪
こんな天気のときは
朝の電車が激混みで不機嫌なおねーちゃんたちに「のってくんなよ!」オーラを出されようと案外許せちゃったりします(笑
なんて単純な・・・
先週は親友たちのベイビーたちに遊んでもらったので、ばっちり充電されています
いぇーい

さてはて。本日の酒屋バーはピアノのyukikoが初登場です
どきどき&まったり楽しみます
小美濃真弓さんも酒屋のマスターもyukikoももちろんmegも!皆様のお越しをお待ちしております

『酒屋バー』港区西新橋1-16-1 三栄ビル1F Tel:03-3507-0188
新橋からは徒歩5分ぐらい。内幸町なら徒歩2分です。
新橋SL口からほぼまっすぐ,日比谷通りの小諸そばをそのまま左に見ながら超えて2軒目です。

「東京モーターショウ行きたい!!」
先週末から始まったイベントのニュースを聞くたびに気が急いておりますが
モーターショウはちょっとお預けして、その前に!!
今週末10/28日は曙橋のウィルでナイスガイピアノトリオとのライブではじけちゃいます
自動車会社さんたちに負けず劣らずのnew concept!な曲をそろえてお待ちしております
田村・塩見・佐藤 with megのドライブ感グルーヴ感に乞うご期待!!

『wille(ウィル)』東京都新宿区荒木町20 ヤカタビル B1 Tel:03-3355-8781 
最寄り駅:都営新宿線 曙橋駅 A4出口 or丸の内線 四谷三丁目駅
http://www.h5.dion.ne.jp/~wille/

meg

Keep on playing and praying for her.

 Shirley Hornが木曜日に亡くなった。71歳だった。偉大なジャズボーカリストであり、ジャズピアニストであった彼女は、マイルスと演奏したり、グラミー賞をとったりしていたのでご存知の方もたくさんいらっしゃるであろうと思う。
 タイムフィールがどうやら人と違うらしくて、自分の歌のスタイルについて居心地の悪さを感じて悩んでいたときに「シャーリーホーンを聴くといいよ」とあるミュージシャンが言ってくれた。それ以来あたしは彼女の歌声が気になって仕方がなかったし、尊敬してきたため、彼女がなくなってしまったことを今朝知って少なからずショックを受けた。
 今私ができることは歌うことで、彼女の魂が安らかであることを祈ることである。どうも、うまく表現ができないけれど、今日のライブでは彼女のために、一曲歌おう。そう思った。

October 25, 2005

Live at 酒屋バー 10/24

 今日は酒屋バーで鶴巻有希子ちゃんとのデュオライブでした。彼女と知り合ってから1年半は経ってるかな?超ご近所さんなので,リハをやって「今年の秋ぐらいにはどこかでライブを!」と言っていたのですがやっとそれが実現。嬉しかったなぁ。
 ちょうどその午前中にシャーリーホーンが亡くなった話を聞いていたので,ちょっとセンチメンタルな気分だったのだけれど,友達のやえちゃんから連絡があって聞きに来てくれるとのこと。この間お母様を亡くされたちあきも一緒らしい。お母様の話を伺ってから,今度ちあきがライブに来てくれたら,1曲は彼女のために歌おうと決めていたから,気持ちの引き締まる思いだった。
 築地のバイトを終えて一度家に戻ろうと思ったら,酒屋バーから連絡があってアンプが壊れたらしい。あたしは機械を分解するのは得意だけれど正確に直すとなるとできるかどうかわからない。壊すのは簡単なんだけどねぇ・・・。「マイク無しか,ま,そんなライブもまた楽しい」と思ったけれど,念のために急いでベースのだいちゃんに連絡をしたらありがたいことにベースアンプを貸してくれることになった!近くの駅まで取りに行ってそこから新橋へ。ボーカルはただでさえ荷物が重いので,ぎゅうぎゅうの電車に若干退きましたが,ま,基本的にお気楽ごんたくんなので。
 1stセット。だいちゃんのアンプを通して歌いました。音がデッドですごく修行になった。2ndが始まるまでにスピーカーに接続するためのコードを買いに行ったんだけれど,いく道すがら新橋のガード下を通ったので思わずそちらに吸い込まれそうになりました(笑)
 ところがところが,お店に戻ってみると真弓さんがご自宅から持ってこられた機材をあれこれ接続して,音が以前よりもいい状況になっているではないですか!すごーい!尊敬!楽しく2ndに突入。有希子ちゃんは真弓さんの伴奏をしたりリクエストに答えたりとなかなか鍛えられた一日だったと思います。
 初めていらしたお客様もノリノリで聞いてくださって,3rdまで楽しく歌うことができました。3rdでは5曲歌ったうち1曲はシャーリーホーンのために。あと1曲はちあきのために歌わせてもらいました。元気そうなちあきの顔を見て,すごく感動して,彼女がこれから幸せであればいいなと心から思いました。
 小美濃真弓さんもマスターもニコニコしていて,お客様もニコニコしていて,有希子ちゃんもニコニコしていて,とてもいい夜でした。皆様にパワーをいただいて,金曜日のライブはさらに楽しく歌える気がしました。

プラクティカル

 今日の秀子さんのレッスンは,非常に実践的なもので,説明されて自ら実行しようとするとなかなか難しくて四苦八苦。彼女のうたう姿はとてもしっかりしていて,それでいてものすごく愛らしい。その理由が最近のレッスンで少しずつわかりつつある。とか,寝ぼけて後ろ前反対にセーターを着たままレッスンを受けていたあたしは,ちゃんと理解できたのか??って感じだけど・・・。レッスン中に気がついて「あ,後ろ前反対に着てきちゃった」と秀子さんに言ったら,「あたしもこのあいだやった~」とか実に人間ぽいことを言ってくださって,二人で大笑いしていました。
 彼女のレッスンはとにかく非常に楽しい。自分の疑問点をぶつけやすいし,彼女の説明がイメージしやすい。先日ベースの塚田さんが「おー,めぐもdeko節がでてきたな」と言ってくださって「をを!!!まぢっすか!!!!」とすごく感激したのですが,後々考えたんだけど,いやまてよ,あたしは彼女の模倣者になりたいわけじゃないんだよな・・・。彼女に教わることで何か変化があったってことかな・・・?えへへ。まいっか。ほめられたのだということで,がんばろーっと。
 レッスンの終わりのほうでは二人でスティービーの曲は難しいよね!と話し合っていました。帰りがけにあたしが「ありがとうございましたぁ」というと,秀子さんは「はーい,お休み」と言って下さいました。はい。眠いです。ここのところ睡眠時間2,3時間。あたしはナポレオンじゃないから。肩こりひどいしろくでもない!

October 27, 2005

エコノミー症候群

 先日かこちゃんがエコノミー症候群になりまして。言葉としては知っていたけれど,非常に恐ろしい症状なんだなと知って正直「死ななくてよかったな」と胸をなでおろしております。飛行機に乗ったらお水を沢山とって,よく動きましょう。特に足を動かすことが大切らしい。足にたまった血液が循環しにくくなりそこで血栓になって,急に動くとそれが体中に散って血管を塞いでしまって呼吸困難に陥って,ひどいケースは死に至るというもの。高原もなってたからね。健康体かそうじゃないかってのはあまり関係ないのかもね。エコノミーであろうとそうでなかろうと体を動かすかどうかなので,席の広さ云々ではないみたい。まーちゃんの仕事柄海外に今後も行く可能性はあるだろうから,気をつけて欲しいもんだなぁ。
 

October 29, 2005

Live at Wille

 今日は家を出る前から楽しくなる予感,みたいなものがあった。最近寝不足や心配事が重なっていて音楽だけに集中するわけにいかなかったし,今日のライブは新曲がいくつか入っていたので,たぶん普通だったら不安で仕方なかったと思う。
 いつものようにナイスガイピアノトリオのインストセットから始まったけれど,インストからしてすごくよかった。イントロが始まるとTAKAさんがリズムをイメージしている集中力が目に見える感じだったし,しおみんのベースのリズムキープは素晴らしかったし,たむちゃんの指がものすごく自由に動いていた。リハは今回はずいぶん早めに1度やったきりだったので心配なところがあったんだけれどそんなことはライブが始まるとすっ飛んでいった。
 友人たちが来てくれて,でも,必要以上の気負いはなかったし,リラックスしていたのかといわれればそうではないのだけれど,最初から最後まで楽しさがどんどん増していって,幸せだった。何でだろうか?ま,別に理由を考えたところで答えがあるわけじゃないんだけれど。
 インストセットでcountryというキースの曲を演奏していた。この曲はあたしが18ぐらいのとき初めて聴いて感動して思わず涙を流したという思い出の曲なんだけれど,先日のリハのときまで題名も誰の曲かすらも知らなくて、リハのときに偶然にたむちゃんが弾きだして「ええええ!!!!この曲は!!!まさかあの曲では!」と驚いたのでありました。というのも、家に転がっていた兄たちか姉か誰かのテープをたまたまなんとなくデッキに入れてかけたら流れてきたという音だったから。すごく懐かしく聴いた。また是非やってほしいな。メセニーのtravelsもすごくよかったです。酒バラとステラのたむちゃんのソロはいかしてた。just friendsのしおみんとのデュオは感激でした。しおみんとのデュオもっとやりたい!かっこいい!前回はTAKAさんのドラムがなかったのだけれど,やっぱりTAKAさんがいなくてはできないレパートリーがいくつもあって,ナイスガイピアノトリオの一体感を改めて認識した夜になりました。
 

祖父の1回忌,祖母の13回忌

 ライブが明けて土曜日。先日は病院に向かうためにのった電車に,今日は法事のために乗る。予報では雨だと言っていたけれど,少し汗ばむくらいに暖かくて日もさしていたりする。一年前,ヨットのレースに向かう道すがら祖父の訃報を聞いたのだけれど,気がつけば1年経っていたような気がする。
 集まった親戚たちは,穏やかな顔をしていて,祖父が亡くなってから生まれたいとこの子供はもう少しで歩き始めるだろうぐらいに成長していた。あたしは,まだ祖父のいない現状にうまく馴染めていないが,命というのは受け継がれていくのだと,思ったりした。
 これから齢を重ねていけば,出会いよりも別れのほうが多くなっていくのは必然。いろんな人たちとの今の貴重な出会いを大切にしていかねばならないなぁと思いながら帰ってきた。

November 1, 2005

Live at 酒屋バー

 今日は酒屋バーでライブ。たむちゃんからわかさんやとこさんやとこさんのだんなさまやのりちゃんといくね!と言われてはいたけれど,月曜日だしこれないかもなぁ,と思いつついつものようにマスターとなんとなくお話をしているとピアノの山岸さんがいらっしゃいました。お客様もちらほらと。
 そしたらたむちゃん,わかさん,とこさん,のりちゃんだけじゃなくてしおみん,たかさんも!来てくださってすごくうれしかった。普段一緒にやっている相手に外側から見られることというのは少なくて,ちょっと緊張した。と。山岸さんそれまでずいぶん我慢していらっしゃったご様子,前回の山岸さんとのライブでたむちゃんと面識があったので,たむちゃんの顔を見るなり「すごい具合が悪いので帰っていいですか・・・」確かに顔色は悪いし,なんだかつらそう・・・。「ご無理なさらないでください」と言うと若干ふらふらしながら帰っていかれました。
 たむちゃん,わかさんにはとてもお世話になりました。たむちゃんはうたばんが苦手だと言っているけれど,なんのなんの。普通に弾かないで!とお願いしたらお願いどおりにいかしたオールオブミーを弾いてくれたり,息もぴったりのトラストインミーを弾いてくれたり最高!今日はしおみん,たかさんもいらしていたからかもしれませんね。実はたむちゃんが弾いたら,しおみんとたかさんの写メをピアノの上に置こうかと思ったぐらいだったし(笑)わかさんは心なしか(私が勝手に思うところ)少しお疲れの様子だったけれど,ぴののまえに座るとばしばし弾いてくださいました。「やさしいのやろ~」といっていたのに私が差し出したセブンステップス弾いてくれるところ,ほんと嬉しい!
 二人の連弾も見れたりして,楽しかった・・・。とこさん,のりちゃんのお歌も聞けてうれしかったです。そしてそして,とこさんの素敵なダーリン様もご登場!寡黙な素敵な方でしたねぇ!!みーんなでお酒飲んで楽しく過ごしました。とこさんがハロウィンだから,と可愛いジャックオランタンの入れ物に入ったチョコを持って来てくれました。ありがとうございます。
 またぜひご一緒できれば幸いです!!

November 2, 2005

誰がために

 歌を歌うことについて何度か書いたことがあるけれど、歌でも楽器でも同じなんだなぁと感じたことがある。究極では実は自分のために演奏しているんじゃないかなということ。伴奏をしてくださる方の中には,歌いやすいように、という視点で演奏してくださる方がいて、とてもありがたいなと思っている。また,何人かのピアニストの人から、歌の人は怖い、歌の伴奏は難しい、苦手だ、という話を聴いたこともある。あたしは歌を歌う立場だけれど、確かに歌の人たちは怖いと感じることがある。独特の雰囲気があるよなぁ。まぁ、フロントは個性で勝負みたいなところもなきにしもあらずだけどね・・・。でも一人で音楽成り立たせてるわけじゃないから,一緒に演奏してるプレイヤーに怖いだとか言われちゃおかしいわけですよ。逆にね,お膳立てされて歌わせてもらう状況っつーのも,やっぱり違うんじゃないかなと思う。だって,それはどちらも弾きたいように弾かずにこっちに合わせてもらっちゃってるってことなんじゃないかな・・・。
 歌の技術は楽器に追いつかない,とよく言われることだし,その通りなのかもしれないんだけど,できうるならば対等で!みたいな願望もあったりする。あー,大きいこといってるなぁ・・・。願望ですよ願望。できるできないはおいといて(笑)あたしはあたしの歌がどう思われているのかなどと感じている余裕がないのだけれど,伴奏してくれるプレイヤーの人々の音やリズムを,楽しめる心の状態をキープできるようにしたいなぁ。独りよがりじゃだめなんだけど,「を,おぬしそう来るか。ならば拙者はこうだ」みたいな掛け合いは,成立したときにはとても楽しい。ちょっと支離滅裂感がありますが・・・。
 ビリーホリデーを聴いている。酒と薬ですっかり変わってしまった歌声は,上手い下手というカテゴライズを超えている。でもすごい。最近気がついたことがある。歌は,上手い,ということだけでは何にもならないということ。上手いね,だからなに?みたいなね。楽器はコードとリズムの組み合わせ。歌は音と言葉とリズムの組み合わせ。でも,まぁ,これは音楽だけに限らないけれど,やっぱり要素還元論じゃないんだよね。パーツを組み合わせたら全体になるかといわれたら,そうではないのだと思うわけです。清水秀子さんや小美濃真弓さんの歌声を聴くと「うぅむ」と唸ることしかできないのですが,彼女たちだって,(いやもちろん彼女たちはむちゃくちゃ上手いが)ただ単にうまい,だけじゃない。こなれてる,自分のものにしている。そういうだけじゃなくて,なんというか・・・バーゴリラのマスター吉井さんがカクテルを作るときに「愛情」をこめているというあれに似た,そういうエッセンスみたいなものがあるわけです。たぶんそれはこれまでの生き方からにじみ出る何かだったり,その日感じた何かだったりするのかもしれない。ま,あたしはまだまだですが。

November 5, 2005

うじゃうじゃ

 今日は豆のカレーを作ろうと思い立って,乾燥豆を水で戻していたりする今。
 そもそも,昨日築地のバイトに行ったら眩暈吐き気寒気がひどかったので,ぁぃゃー風邪か・・・,と思った。身の回りに風邪引きがうじゃうじゃいるわけです昨今は。先のエコノミー症候群事件より遡る事2週間。出国前にもまーちゃんかこちゃんのひと騒動があって,どうやらそのぐらいから疲れがたまっていたらしい。成田近くの病院に向かうときも気分もロー気温もローって感じでいかにも風邪を引き込みそうなコンディションだったし・・・。そして,電車の中でも「あなたも!あなたも!」みたいな感じで風邪引きさんがいるわけです。
 ゆえに,風邪を引いたらしいと判断。真弓さんに連絡をして酒屋バーをお休みさせてもらいました。金土と。確かに電話をしたときには,1歩でも動けばはいちゃうだろう?ってな気分だったので,お休みもらって正解だったんだけど。なので今日は一日お家にいるわけです。昨日7時過ぎから寝ているおかげで今日は若干の寒気だけでずいぶん楽になっている。寝ながらかこちゃんと電話で話したりもできる。そしたらかこちゃんも風邪を引いていた。エコノミー症候群の後には風邪か。彼女もなかなか忙しいね。
 あたしにしてみたら,こんなにゆっくりしている週末は久しぶりだ。このあいだたむちゃんと呑んだときに,待ち時間に豆を成城石井で大量に購入。ゆっくりしているときに作ろうと思っていたので,今日作ることにしただけなんだけど・・・豆って,面白いなぁ。乾燥豆を水で戻す作業は結構楽しいことに気がついた。だからなんだ,ということはないが。ヒヨコマメなんてかんで捨てたガムみたいだし。キドニービーンズってまさに腎臓の形してるし。すっげー。
 というわけで,いい感じで豆が戻るまでしばらく作業はないのでお風呂に入って寝ることにした。なのに,風呂上りになぜかビールを飲んでしまった。えへへ,アルコール消毒??ありえないでしょう。ちょっと反省。
 

幕張

 そういえば先日,東京モーターショウ行ってきた。どたばたしていたので行けないかと思ったけど,何とか行けた。コンセプトカーが面白かった。プジョー1007に乗ってみたいと思ったんだけど,乗っけてくれなかった。マツダのコンセプトカーはインパクト大だった。日産もおもろいことやっていた。GT-Rはえーと,後姿はフェラーリみたいでした。前から見るといまどき日産スタイル。好きな人は好きかも。コルベットの新しいのはボンネットの形が普通な感じ。でもやっぱりかっこいい。アルファとかはフランクフルトにコンセプトカー置いてきちゃったのかな?11月19日に日産の中村史郎さんとライブをやるので,裏話など聞けたらいいなぁと思いながら帰ってきた。
 
Live information
11/19 Sat. @JazzBird 20:00start MC1,300
中村 史郎 B
山口 寿一 Cl
本間 英紀 P
岩渕 泰治 Ds

November 7, 2005

青春だったのです

 本田美奈子さんが亡くなってしまった。ずっと闘病してたんだよね。彼女は小学生のときに耳にしていたアイドル歌手だったんだけど、おにゃんこだったよね、たしか。あれ,ちがったっけ??わからん。まあようするに,アイドルだった。その後マドンナが良く日本のメディアにヴォーグっぽい感じで登場していた時代に「マリリ~ン♪」で強烈なインパクトを残してマドンナ路線にイメージをいきなり変更。昔からほとんどテレビを見ないあたしが知ってるぐらいの変貌振りだったわけです。あの変わりようにもびっくりしたが、その後にミュージカルに転向してさらにイメージを変えていた人だった。シリアスなミュージカルが多かったから結構中吊りなんかでも目にしていたんだけれど。がんばってるなぁと思っていたのだが・・・。一時期退院もしてたしね・・・急なニュースにびっくりしてしまった。イメージをがらりと変えてびっくり、なら良かったけれど、悲しいお知らせにびっくり、はちょっと切ない。

November 10, 2005

Live at Lafu & Sting 11/9

 ラフアンドスティングで初めてのライブ。メンバーはピアノたむちゃん、ベースしおみん、ドラム林伸一郎くんでした。たむちゃん、しおみんとは月1でウィルでライブをやらせていただいているのですが、今回のライブではドラムのたかさんがいらっしゃらないので、ウィルとはちょっと違った選曲もしてみようと思っていて、ナイスガイピアノトリオとはやっていないスローな選曲や素敵なスタンダードなどを混ぜてみました。結果、楽しかったです。また違った色が出てたし。
 最近方向音痴になることに決めたので、品川で待ち合わせしてたむちゃんに連れて行ってもらうことにした。日の出町に着いて、かつて小学校時代にスクールバスに乗っていた頃の日の出町の記憶をたどってみたけれど、夜だし、駅からバス停までの不二家・吉野家があったことを若干覚えているだけなので、はっきり言って「初めて来た土地」のようでした。
 ラフアンドスティングは、店の雰囲気が良い。音響が良い。古きよきアメリカチックな趣もあり、ママのリエさんはかつてバリバリの歌手さんだったので、彼女を慕ってちょーーーーゆーーーーめーーーーなミュージシャンたちもライブをしにきています。以前は同じく日の出町でLafuというお店だったそうですが、場所を移して規模も大きくなりました。ダーツやビリヤードもできます。わが元師匠もかつてのLafuに弾き語りで月2回ぐらい出てたみたい。11日に一緒に新橋酒屋バーでライブをする本間英紀さんも出てたみたい。へー。ほー。後でわかったことなんだけれど。
 セッションもやっているので、今度はセッションにもきてみようと思いました。次回は同じメンバーで12月5日です。楽しみ!!
 
 

November 11, 2005

型だったよ

http://passpal.co.jp/uno/brain-check.html
頭脳タイプチェックなるものをやってみた
mayさんのページで見つけたんだけど(笑


●あなたの頭脳タイプ <Cc型>

語彙の豊かなあなたは、言葉を駆使して思いきり発想をふくらませていき ます。ユーモアを解し、時には新しいオリジナル言語をつくり出したりも します。これからの社会では特に要求される能力です。
文系の哲学・文学・教育学・人間関係学などをベースにして仕事を展開す るとその能力は十分に生かされます。マスコミの世界にはこのタイプが多 く、文才を磨いて身をたてることもできるし、活躍しているタレントもほとんどこのCc型です。

[相性判断]
◇あなたは今会社やグループの右腕または左腕になれる方でしょう。それとも実質的には社長さんや代表なのだけれども、一代目や誰か他の人が頑張っておられて少々目の上のたんこぶと感じておられるかも。そんなあなたをひと回り大きくしてくれるのはBc、Dcの人達でAc、Ba、Bb、Da、Dbの 人達も支えとなってくれるでしょう。

●あなたの知能領域(考えたり憶えたりする材料 )
あなたは、言葉の意味などを材料に
『概念的にとらえ』考えたり憶えたりする能力に優れています。

●あなたの知能活動(どのように頭を働かせるか)
『拡散的思考型』
あなたは、気のきく人で、創造性があります。 一つの事柄から色々な方向に思いをめぐらした考えができる人です。 アドリブがきき、発想・アイデア連想能力に優れています。

___
いいところだけいいように解釈しておこう!
いぇい

Live at 酒屋バー 11/11

 酒屋バーで本間英紀さんとライブでした。本間先生は私が歌い始めた当初から存じ上げているプロのピアニストです。小美濃真弓さんとも古くからのお知り合いで,そのこともあって今回酒屋バーでライブをやらせていただきました。
 金曜日ということもあり,仕事帰りに立ち寄ってくださった方が沢山。本当にありがとうございました。14日の月曜日に酒屋バーで一緒にライブをやる田村さんも寄ってくださいました。すごく楽しかったです。本間先生はそこにその音を入れて欲しいなとこちらが想像するところを弾いてくださる,かなり以心伝心の(とあたしが勝手に解釈している)ピアニストさんです。3rdセットではカサンドラバージョンのタイムアフタータイムを歌わせていただきましたが,イントロを聴いていて鳥肌がたちました。幸せだなぁと思いました。
 19日ジャズバードでまたご一緒します。ぜひいらしてくださいね♪
 

November 13, 2005

先日の・・・

 頭脳タイプチェックみたいなのをやった話を書いたけど,必ず社長になれる度みたいなのが登場する。「社長になるかなれないか」っていうのは重要な価値基準なのか??かなりなぞ。社長なんぞなれなくとも案外幸せだし,フリーターというのは自分自身の王国においては常に社長でもあるし国王でもある。ちなみにあたしは,布団の国の王様である。えっへん。
 社長というのは,響き的にちょっと古めかしい偉い人,というイメージがある。昔ほど「社長様」にたいして頭が上がらんという構図もなくなってきている。社長=偉い人ということではもうない。社長に取って代わって「取締役」みたいな肩書きが登場して繁茂しているけれど(いや,これも以前からあったか)これもいろんな場面で目にする肩書きなので,実際何している人なのかよくわからない。「代表取締役常務」とか「取締役副社長」とかなんだか,まるで順列組み合わせみたいな様相を呈している。
 オースティンパワーズは好きな映画のひとつである。あの映画に登場するドクターイーブルは「世界制覇」を常にもくろんでいるわけなんだけれども,「社長さんが偉い」というのは「ドクターイーブルが世界制覇することに意義があると思い込んでいる」構図に似ている。果たして,これは教授とかが存在する世界にも当てはまっちゃったりする。それほどに,ああ,ほんとこの人尊敬する,と心から思える社長さんや教授というのが少ない。下手したら,「パパぁ♪」=「しゃちょぉ~♪」=「せんせぇ♪」って同系列だったりするし・・・。まぁでもどんな世界でも上に上り詰められる人はやっぱ偉いのかな。どうなんでしょうか??
 

November 14, 2005

本日はたむちゃんとデュオ@酒屋バー

 ちょっと、たむちゃんのブログhttp://osamu-tamura.cocolog-nifty.com/osapooh/を読んで、うるうるっと来てしまいました。あたしはむちゃくちゃ無愛想なんですが、実は感激やさんだったりします。
 たむちゃんとは4月に初めてライブを一緒にやって以来ほぼ月1のペースでご一緒させていただいているのですが、感性の似ているところもあり、違う部分もあり、センスを持ち寄って「ほー」だとか「へー」だとか思いながら楽しませていただいております。
 4月に一緒にライブをやったときは、あたしは貧血で倒れちゃったりして散々だったし、あの時確かたむちゃんは「僕実は歌伴嫌いor苦手なんですよ~」と言っていたはず・・・。それがなぜか、その後のしおみん、たかさんのいるナイスガイピアノトリオとのライブに呼んで頂くことになったのですが、う、歌伴嫌いだか苦手だかいってたじゃん、何で呼んでくれたんだろ?との疑問に「歌が入っててもいいかなと思った」との回答。
 それ以来ライブを重ねるごとに、たむちゃん、しおみん、たかさんの演奏がすごくよくなっていくわけなのです。私はどうなんだろうか。もうアップアップしながら付いていっている、いや付いていけてるのかなぁ?などと思いながら、3人にインスパイアされてわがままし放題なんですが・・・。
 一番勉強になったのがたかさんの音と演奏に対する真摯な態度で、実は一番見習わねばならないと思っていることだったりします。それからあたしが言っていいことなのかどうかわからないけれど、最近、しおみんのベースが格段に変化したと感じていたのですが、同様にたむちゃんのピアノも力が抜けていい感じになっている気がしていました。
 「なっている音を全て弾かなくても、なっている音を感じればいいんだ」と思うようになった。と彼のブログには載っていましたが、力が抜けてすごく指が滑らかに動いているとき、たむちゃんは自分の中の、たかさんの、しおみんの、megの中の音を感じてくれていたのかもしれません。えー感激ぃ。うるうるうるうる。
 たむちゃんは音選びはあたし同様変態ですが、素敵なピアノを弾いてくれます。初めてのデュオだそうですが、楽しみ♪たかさん、しおみん、たむちゃんのナイスガイピアノトリオのライブは今週18日@wille。そちらもちょーオススメです。どうぞいらしてください。

November 19, 2005

Live at Wille

 今日はウィルでライブでした。いつものたむちゃん,しおみん,たかさんのナイスガイピアノトリオとのライブ。そこのピアノのゆきこちゃんも飛び入りしてくれて楽しいライブとなりました。
 帰り道いろいろ考えて,このメンバーでライブをさせていただくのはとても嬉しいなぁとしみじみおもいました。これからもよろしくおねがいいたしやす。
 

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November 20, 2005

Live at Jazzbird

 青山ジャズバードでライブでした。ジャズバードはグランドピアノがあってそれがそのままカウンター席になっているのが面白いお店で,何度か遊びにきたことはあったのですが,初めてライブに出させていただきました。ジャズバードのみよさんも素敵な方でした。クラリネットの山口さん,ベースの中村さん,ドラム岩淵さん,ピアノ本間さんとはじけてきました(笑)超満員のお客様でにぎやかで楽しかったです!東京モーターショーの後だったので中村さんにいろいろ聞きたいことが沢山あったのですが,楽しくて忘れてた!!
 クラリネットの山口さんは柔らかい音を出す大人の雰囲気のジャズを演奏なさる方です。いつもバラードでやっている曲をボサでやったりとなかなか面白く聞かせていただきました。「集まった人たちが楽しく聞いてくれるのが一番嬉しい」とライブが終わった後に話していたのがとても印象的でした。わたしも本当にそう思います。ベースの史郎さんは「もー簡単な曲からゆっくりやろうよー」なんておっしゃっていたのに,いきなり始まったブルースで元気に弾きはじめ,最後までいい勢いでノリノリでしたねー。聴きに来られた会社の方々は会社でのイメージとはまた違った史郎さんを見て感激してました。
 個人的にはすごく久しぶりに会った方や初めてライブを聴きにきてくれたお友達がいて嬉しかったなぁ。集まった皆様からパワーをいただいて来週も楽しくがんばりまーす!!

最近わかったこと

 ゴリラでかかっていた音に心を奪われてしまった。その場に人がいなかったら,おそらく涙を流してしまったと思う。クラシックを聴くと,すごく心の柔らかいところに響く音というのがあって,癒されて開放されて深く感動する。ジャズに関してそういう深い感動を知らず覚えるということが少ないので,そういう音との出会いに関しては自分のことながらすごく驚く。
 かつて,同じような記憶がある。ただ家に転がっていたテープの中に入っていた曲を聴いて,知らぬ間に涙していた。演奏者も題名もわからないその曲をあたしは繰り返し繰り返し聞いて記憶に刻みつけ,先日偶然にも再会することになる。
 
 どうやら,在る類のKeith Jarrettが好きみたいだ。

質感のある闇

 先日,友人の命日だった。三木清は『人生論ノート』で齢を重ねれば重ねるほど,生きている人よりももう逝ってしまった人々が周りに増えるので,死に対しての恐怖が薄くなる,みたいなことを書いていた。村上春樹は,死は生の対極にあるのではなくてその延長なのだ,みたいなことを書いていた。かつて生の不継続に上手く馴染めずにあれこれ考えて結果私の人生を大きく変えることになった友人の死は,私にとっては恐怖の対象ではないけれど,生の延長上であるとは思えなかった。
 今は昔と感じ方が変わってきている。私という存在の外側にあった友人の死という事象は,いつの間にか私の一部になっているようだ。なんというべきか,私と対峙することがらではなくなって,私の側に常にあり,認識することで表に現れる,ということがらになった。コペルニクス的転回。カント万歳。とかいうあたしはけしてカンティアンではないが。
 質感のある闇というのを時々感じることがある。そんな夜は優しい。あたしはスピリチュアルな人間ではないので実在しないものを見ることはないけれど,夜と朝の間にはそんな行き来もあるかもしれないとは思う。

November 22, 2005

Live at 酒屋バー 11/21

 21日はゆきこちゃんとの酒屋バーライブ2回目!!前よりもお互いが緊張してないのがわかるよいライブでした。お客様と車の話で盛り上がったりして,そんな合間合間も楽しい夜でした。

November 24, 2005

Cooktail For Swing

 小美濃真弓さんのお弟子さんの発表会にゲストで出させていただきました。すごく手作り感のあふれるパーティーで出演されたみなさまはとても楽しそうでした。私のお友達のくりえとふきこさんも出ていただいて,素敵な歌声を披露してくださいました。ありがとうございます。どんなことがあってもぶれることのない小美濃真弓さんの歌声にはほんと感動でした。
 ピアノの関根敏行さんはお噂には聞いておりましたがとにかく素敵な音を出される方で,お人柄も優しく柔らかく,でもどこか私のよく見知っている誰かに似ているというような懐かしい雰囲気もお持ちでした。ベースの幡野謙二さんは私が初めてボーカルセッションに行った思い出のお店でボーカルセッションをかつて企画担当なさっていた方だというのは存じ上げておりましたが,演奏中のぴりっとした緊張感と合間合間の楽しそうな笑顔が印象的でした。ドラムの村井洋介さんはスローでのブラシの入れ方が心地よかったです。PAも持ってきてくださっていたのですがそれが歌いやすいこと歌いやすいこと!もーびっくり!!静かなハンサムさんでした。私が小さい頃??もう少し前かな??に人気を集めていた某アイドルに顔が似ていると思いました。SAXの後藤輝男さんはかっこいいソロやオブリガードを入れてくださって,その音を頼りにして歌った曲もありました。
 素晴らしいメンバーに演奏していただいて,幸せな一日でした。演奏してくださった皆様,お手伝いいただいた皆様やこの機会を与えてくださった小美濃真弓さん,酒屋バーのマスターにもこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。また明日からガンバロー♪

November 25, 2005

ゴリラヴズ&楽団ゴリラ

 CDを返しに行ったら,23日のゴリラヴズ&楽団ゴリラのライブ録音を聞かせてもらった。なかなかよかった。何がよいって,一番いいのは血が通っている音楽であるということ。
 音やリズムがどうのとかディーテイルを見てみたらいろいろあるのは確かなんだけど,演奏している人たちがいかに楽しんでいるかが録音ですら聞き取れるライブというのはやはりすごいと思う。実に,現場で聞きたかったなぁ・・・。しかも昨日演奏していた人たちがゴリラに集まってあーだのこーだの呑みながら反省会もどきをしているのがすごくいとおしい感じでした。
 次回はこうしよう,とか今回のこういうところはすごいういいとか,新曲やろう!とかそういう会話を脇で聞きながら,あーこういう音楽に対する姿勢って素晴らしいなと思ってエネルギーをいただいて帰ってきました。次回のライブもっと楽しみですねぇ。ライブ聴きに行った皆様から感想をお聞かせ願いたいですわ。

November 28, 2005

ゆっくりいこう

 今日は,充電の日でした。
 山のほうに出かけてきました。色とりどりの紅葉がすごく美しかった。深い緑の水面をエンジのカヌーがゆっくりと滑っていきました。音よりも視覚な瞬間でした。時間の流れがすごくゆっくりしているような,とまっているような,そんな感覚にとらわれた。刹那,こういうものに触れる時間がものすごく少なくなっていることに気がついて,美しいものを美しいと感じたり,のんびりできる時間をありがたいと思ったりできることはとても大切だと思った。
 

December 2, 2005

コント55号的閉扉案内

 今朝もバイトに向かうためにぎゅうぎゅうの電車に乗っていたわけです。どちらかというと、女の人のほうが朝不機嫌なことが多い気がします。のってくんなよ、みたいな疲れた顔をしてため息をついたりするのは、きっとこの女の子たちのダーリンたちは見たことがないんじゃないだろうかと、空恐ろしくなったりします。それでも朝の殺気だった電車で女性の車掌さんの声を聴くといやされるぅとか思っているあたしはその瞬間はオヤジです。
 さてはて、そんな中でも今日は楽しいことがありました。あたしの乗っている電車は朝は95%程度の確率で遅れます。今朝もそう。さてはて、ひとつ電車に乗って次の駅で乗り換え。不味い物を食べた怪獣にぺって吐き出されるみたいに、ようやくぎゅうぎゅうの電車を降りると、電車遅延のためにすぐ出発したい駅員さんが甲高い声で一言。「しめます!しめます!」
 これを聴いて噴出したのはあたしだけじゃないと思う。ささくれ立った心に一瞬のゆとり。アナウンスした人はそんな状況じゃなかったんだろうけどね。次郎ちゃんは偉大ですよやっぱ。

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December 5, 2005

Live informaiton Dec.

 師も走る12月ですよ。なんとも忙しい12月を迎えて嬉しいやら悲しいやら。12月だからって何の変わりもないはずなのにな,気持ちがせいてきます。一年が過ぎていくのはとっても速いななんて振り返るチャンスになるから,よかれ悪しかれ12月というのはとっても必要な時期なのかも。まぁ,そういう意味では会社や学校の年度末なんかもそれと同じ。
 昨日はしとしとと冷たい雨が降っていて,あーこれは雪になりそうだと思っていたら,飯能にいた友人から雪が降っているとメールが来た。寒いのは嫌いなのだけれど,実は雪は好きで,12月になって初めて降る雪というのは毎年毎特別な想いがしてきゅんとする。
 なんて,センチメンタルに浸っていないで今年も最後までがんばりまーす。12月のライブでは皆様にお会いして毎度毎度忘年会気分かも??(笑)皆様にお目にかかるのをこころより楽しみにしております。

ライブのお知らせです

2005年12月7日(Wed.) @wille 19:30~ MC2,100
田村修(P)、塩見暁俊(Bass)、佐藤隆治(Dr)のナイスガイピアノトリオとのおそらく今年最後のライブになります。
毎度こちらが演奏して楽しいライブです!!マリコさんも待ってます♪
東京都新宿区荒木町20 ヤカタビル B1 Tel:03-3355-8781 
最寄り駅:都営新宿線 曙橋駅 A4出口 or丸の内線 四谷三丁目駅
http://www.h5.dion.ne.jp/~wille/

2005年12月8日(Thr.) @酒屋バー 20:00~ MC1,300
本間 英紀(P)
さりげなくかっこいいピアノを弾かれる本間さんとの酒屋ライブは2度目です。
酒屋バーはレトロな趣のある素敵な空間です
都会の喧騒を忘れてグラスを傾けてみませんか?
港区西新橋1-16-1 三栄ビル1F Tel:03-3507-0188
新橋からは徒歩5分ぐらい。内幸町なら徒歩2分です。
新橋SL口からほぼまっすぐ,
日比谷通りの小諸そばをそのまま左に見ながら超えて2軒目です。

2005年12月23日(Fri.) @赤坂マロン
小美濃真弓さんとのライブです

December 8, 2005

Live at Wille 12/7

 ウィルでライブでした。今年はウィルでのライブは最後かな?直前まで原稿を書いていたこともあり,ちょっと脳みそオーバーフロー気味。でも気分はジャングルフィーバー&ブランニューヘビーズだった(謎)
 インストを聴いていて,やはり感じていたのが3人が半年でずいぶんまとまったなぁということ。あたしはついていけているんだろうか?いやまだだろう。全体のまとまりだけじゃなくて,3人個人がそれぞれによくなっているのを感じた。いろんな反省点もあり,来年にそれらを生かしていこうと思った。そういう前向きな気持ちになれるのがこのメンバーのありがたいところ。
 音楽は,自己満足ではいけないけれど,人を感動させようという作為だらけではきっといいものはでない。料理は愛情だと,よく言われるけれど,音楽も,心なんだと思う。今日When the world turns blueを歌いながら考えた。「われわれが消え去っても,このメロディは残るのか?」と。刹那非常にこみ上げるものがあって,思わず目を伏せたりしていた。私の歌う歌には,心は感じられるのかな・・・。まだまだいっぱいいっぱいですがな。
 いっぺんに沢山のことはできないから,少しずつでも成長していけたらいいなと思う。いろんなチャンスを与えてくれたナイスガイピアノトリオの皆様と,今年ウィルに聴きに来てくださった皆様に感謝と深い愛情をこめて,来年もがんばります。

December 9, 2005

Live at 酒屋バー 12/8

 今日は酒屋バーでライブでした。本間英紀さんのピアノは素晴らしい。I loves you Porgyの最初の音が響いた瞬間に耳から入って肉や血となって駆け巡り,涙になって出てくるような感覚に襲われた。ものすごく歌を聴きながら弾いてくださっているのがわかって,自然とダイナミズムが出来上がった感じ。デュオというのは難しいそうで,ピアノで一人二役も三役もしたりする。スローではトリオの時にはブラシを聴きながら歌に入り込んだりすることが多いのだけれど,デュオの間でピアノと歌との呼吸とかタイムフィールがずれてくると特にスローだとだれてしまうことがある。出掛けにシャリーホーンを聞いていたせいもあってゆったりとした曲が多かった気がするけれど,だれることもなく,1曲1曲を重ねるごとに行間に気持ちが新たに入り込むのが実感できた。また,小美濃さんの素晴らしい歌も聞くことができて幸せでした。よいチャンスを与えてくださった本間さんや小美濃さん,聴きに来てくださった皆様に感謝します。ありがとうございます。
 これからももっともっとこんな感覚を味わいたいと思ったライブでした。 

欧州中小型車

 最近ヨーロッパの中小型車が元気だ。特にフランス車はどうしたものか日本進出が目覚しい。プジョーとかルノーとかあれこれとみると、案外日本に入ってきてない車ってあるんだなぁ。マーケットとしての日本であたる車当たらない車を念入りに調査してるんだろう。
 新しい車はいろんな機能が付いてて電子制御だの学習機能だのマニュアルシフトつきオートマだのかしこい。少なくとも10年は経っている車ばかりに乗ってきたので新しい車の賢さに触れるとくらくらする。あたしもこんな感じでおつむのバージョンアップしたい!!でも、もしその制御系がいかれちゃったら、かなりやばいことになりそうな気がするのはあたしだけ?
 デザインとしては無骨さよりも官能的流線的なものが多くなってきたし、車の色がポップになってきたと思う。ファブリックも質感がよくなっているし、なんとも車会社さんたちはいろんな努力をしているもんだ。
 

December 12, 2005

はらはらと

 ゆきがまいました。


 鼻血をだしました。

December 13, 2005

万年風邪引きを返上したい・・・かも

 えーと。よく風邪を引きます。なんというか,ある朝起きたら,風邪を引いていた,という状況で。うーん,ちょっとカフカ風味。あたしに会ったことのある方はお分かりかと思いますが,比較的健康体に見えると思うし,私自身健康体だと思い込んでおりますので,1月ごとに風邪を引くのはかなり不本意であります。なんで風邪ひくのかなぁ・・・。友人に言わせると,風邪を引く引かないは,抵抗力をつける食事と睡眠と気合,なのだそうです。抵抗力をつける食事というのはやはりあれですか「野菜」とか「果物」とか「納豆」とか??で,一番大切なのは「風邪を引かないぞ」という気持ちなのだそうで,そういう気持ちの時には風邪が寄り付かないオーラを出すんだとかなんだとか・・・。まぁそういわれたら睡眠は足りないし,野菜や果物はあまり食さないし,納豆は買いもしないし,風邪を引かないぞ,というよりもやだなー引いちゃったら,という感じ。
 風邪を引いたらすぐ治したいもんだから,あれこれ,というかじたばたしてみる。点鼻薬は効果覿面なのですが,以前使ったらひどいめまいがしてきて気持ち悪くなった。よくみたら心臓などに負担をかけるようなので,それ以来怖くて使えない。喉の痛みにはステロイドの吸引などがやっぱり即効性があるけれど,前使ったときは毎回その後にもっと症状が悪化したので単なる使った直後の気休めにしかならない。師匠と話をしておりましたら,鼻が乾燥しないようにワセリンを塗ったりしたらいいんじゃないかという。三ノ輪のカルメンはベポラッブを塗るのだそうで・・・試しに買ってみたけど,鼻腔には塗るなとかいてあるじゃん!!でもぬってみたら一時期呼吸は楽だったけれど鼻水が出てきて鼻をかんだら効果がなくなった。
 なんというか,その場しのぎの付け焼刃,みたいなのじゃなくてさ,根本的にあまり風邪を引かない人になりたいわけですよ。ついでに蝉の大合唱付眩暈とか理由なき鼻血みたいなのもなくなって欲しい。そもそも貧血なので鼻血なんて出してる場合じゃない。もったいない。
 運動不足かな・・・。そういえば最近泳いでもないし走ってもないしマシントレーニングもしてないなぁ・・・。でも,免疫力というか抵抗力を高めるのって,普通に生活してるんじゃだめなのかなぁ??などと,今月も半ばを過ぎて風邪を引きながら思ったりしているわけです(>_<)

December 14, 2005

お弁当

 昨晩は部屋を加湿して、ベポラッブして布団にもぐって寝た。途中までスースーして返って寒いような気になってしまったけれど、あったまってきたらぐっすり。しかしながら、タイマーをセットしておいたストーブが動き始めたら喉が乾燥してしまって結局喉が痛くておきた。意味なし。ベッドの上で上半身を起こしてしばらくぼけーっと寝ぼけていたけれど、思い立って今日はお弁当を持ってバイトにでかけることにした。
 実は御弁当を作るのが結構好きだったりする。短い時間で如何に効率よく作業するか考えるのが面白い。先日までは雑穀米のおにぎりを作ってもっていっていたのだが、昨日の反省も込めて今日は野菜を取ろうと試みることにしたわけ。だからおかずは野菜にすることにした。茄子とピーマンとたまねぎとキャベツをオリーブオイルとハーブでいためてみたりした。あとはゆで卵もつめてみた。って、あやうく電車に乗り損ねるところだった。あぶないあぶない。
 毎日毎日お弁当を作れる人というのはえらいと思っていたけれど案外慣れれば楽しめたりする。まぁ、あたしは毎日じゃないけどね。もうちょっと慣れたら、見目麗しい御弁当とかつくってみたいなぁ・・・。果たして野菜を摂取することは長続きするのであろうか・・・。

December 18, 2005

音の厚さとノリのよさ

 昨日は830グルーヴのライブを観に?聴きに?830に行ってきた。毎回面白い曲をやっているなぁと思うけれど,今回もインコグニートありスティーヴィーありシャーデーありフォレスシルバーありマイルスありの面白い選曲でした。鍵盤,ギター,ドラム,ベース,ラッパ,サックス,ボーカルの組み合わせで出てくる音はやっぱり華やかで厚い。しかも見せる要素が散りばめてあって,聴いているほうもとっても楽しい。やってるほうもかなり楽しいんじゃないかと思う。演奏者と観客が楽しさを共有できるステージってとっても素敵♪
 前回メインボーカルだった中馬さんは今回はお休みで,メインボーカルは晴美ちゃん。難しい曲にもチャレンジしていて頑張ってるなぁと思った。本人は緊張してるって言ってましたがそんな気配は微塵もわかりませんでした。そこから三保ちはるさん・ほんごさとこさんのユニットが登場してインコグニートを歌い倒してました。その後で中馬さんも1曲歌ってました。
 忙しい中きめやコーラスの練習とかとっても大変だっただろうなぁ。マイルスのfat timeなんちゃらっていうインストはとーーーーーーってもいかしてました。ぶっつけ本番だったらしいですが,あれが今回のステージの中で一番よかった。また聴きたいかもー。前回のライブから半年振りなのかな?また次回が取っても楽しみ☆彡エネルギーをいただいて帰ってきました。

心に決めた

 もー。ぎりぎりのところでなんとか堪えていたのだけれど・・・今朝起きたらもう後戻りできないラインを超えてしまっていたのを感じた。え,色気のある話じゃないよ。風邪がひどくなってしまったわけさ。いつもいつも酒か食べ物か風邪のネタばかりで時々歌の話。一体全体どうなっているのかねぇ。風邪といってもどうやらウイルス性の気配がするので部屋を掃除して掛け布団を洗ったりしたけど,無駄な抵抗に終わりそうな感じ。
 昨日の0830グルーヴのライブでいろいろ考えるところがあり,歌に関してはエネルギーをもらって来年の抱負を胸に帰ってきたのでありますが,満足して寝て起きて今朝のこの自分の不健康さ加減にはほとほと頭に来て,来年からは風邪を引きにくい体質になろうと心に決めた。
 そのためにはやっぱり規則正しい生活をしなきゃ!と思い立って(何度となく思い立っているわけですが)思うだけで終わらないようにしようと一週間のタイムスケジュールを組んでみたりしました。こんな枠には収まらないだろうが。気は心ですよ。あれ?なにかちがう??エクセル君でカラフルに塗り分けてみたりしてモチベーションを上げてみたけど,エクセルを使うモチベーションがあがっただけで根本では何も解決されてない気がするな・・・。いやはや,それにしてもエクセルってのは便利なソフトだね。いかん,こんなことで感心している場合じゃない。
 記事を書くために借りていた本を返しに行き,そのついでに両親へのクリスマスプレゼントを発送し,その足で「みどりいろの野菜ジュース」を買いに行った。野菜ジュースは嫌いではない。19ぐらいのときに野菜ジュースにはまったことがあり,そのときに好んで飲んでいたのが「みどりいろの野菜ジュース」。そんなものを作るのはやっぱり伊藤園。咳をしながら野菜ジュースを買い込んでいる姿は全くもって美しくない。そんな自分の姿に辟易しながら帰ってきて,舞茸とアンチョビのクリームパスタを作って食べた。ちょっと落ち着いた。
 って,結局食べ物の話じゃん・・・。
 

December 19, 2005

トンネルを抜けたら

 雪国だった,は潤一郎。昨日から名古屋や岐阜は大雪らしい。先ほど友人が新幹線で大阪に向かう際に岐阜の大雪で電車が遅れているとメールをくれた。仕事の人や現地で生活している人はとても大変だろう。岐阜や愛知は行ったことがない。焼き物が好きなので,美濃焼をみたりするとさぞかしよい土が取れるのだろうと思いをはせることはある。
 私は祖父と過ごしている時間のほうが圧倒的に多かったのだが,祖母は趣味で焼き物を作る人だったので,たまに祖母の部屋に行くと石油ストーヴの脇で轆轤を回している祖母の姿を見かけた。隣に座って土が器の形になるのを眺めているのがとても好きだった。もちろん手出しはできないので黙ってじっとそれを眺めていたり,部屋にこもった土の匂いやでこでこと轆轤の回る音を感じながら,祖母の本棚から焼き物の写真が沢山載っている大きな本を引っ張り出して眺めたり,祖母が大事に貯めている焼き物のスクラップブックを見たりして過ごしていた。焼き物が好きだというのはそのあたりから来ているのかもしれない。
 中学校の修学旅行で京都の街中を歩いていた。お決まりのコースをめぐって,お決まりのように家族にお土産を選んだりするのが楽しいのやらつまらないのやら。京都は後に一人で訪れるようになるのだけれど,修学旅行というのはシステマチックな流れに則って行われる集団行動なので,まぁそういう集団行動があまり得意でなかったから,ちょっと友人たちのノリに疲労していた。
 いくつ見たところでお土産ものやさんなんて,という気持ちもあるものだから,目の前に陳列してあるいろいろなものは感覚には訴えてこない。いくつかお店を回って,疲れたなぁとぼぅっとしていると,担任の先生が「おい,なんかいいものは見つかったのか?」と聞いてきた。「はぁ」だかなんだとか適当にやり過ごして逃げるようにほかの店に入った。そこで,1客の黒楽茶碗に目が行った。たいしたことはないちゃちなおみやげ品だったはずなのに,どうしてもそれが欲しくなってしまった。当時ほかのクラスメイトのようにはお小遣いをもらっていなかったので,修学旅行用にと持たせてもらったお小遣いは,とても大金に思えた。値段を見たら買えないわけではない。だけど,ほかの人のお土産は確実に買えなくなる。両方の祖父母と3人の姉兄,そして両親。
 私はその店を出て彼らのおみやげ物を買いに行った。何を買ったのかは覚えていない。ただ,あまったお小遣いは到底その茶碗を買える金額ではなくて,その隣のかなりいけてない茶碗ならば,買える金額だった。でも,はじめに見たほうがどうしても欲しい。しばらく黙って考えていた。
 「何かみつけたか?」いきなり後ろから担任の声がした。彼はどうも私が集団行動に馴染めないのを気にかけてくれていたようで,こちらとしてはほっといて欲しいのだがいろんなときに声をかけてきた。普段はそんなタイミングで声をかけられても適当に受け流して干渉を避けようとするのだが,そのときは茶碗に心を奪われていたのでついつい,会話をしてしまった。「いや,あの茶碗がいいなと思って」「いいじゃないか,買えば」「お金が足りないんです」「貸すよ?後でちゃんと返してくれ」そういわれた瞬間,私はいけてない茶碗を買うことにした。そして「いえ,こちらを買っていきます」と言った。
 うちに帰ってそのいけてない茶碗をしばらく眺めていた。中学生の私には分相応な気がしなくもない。だけど,はじめに見た茶碗の赤い鉄の入り具合の方が格段によかった。母にそれを話すと,うんうん,と黙って聴いてくれた。母がその茶碗でお茶を点ててくれたかどうかは全く記憶にない。程なくしてその茶碗はどこかにいってしまった。

December 22, 2005

ちょーたのしみ

 自分にクリスマスプレゼントを買ってあげた。「ありがとうmeg」「どういたしましてmeg」って,届いたら鏡の前で絶対やろう。朝からアホさ爆発です!いぇい。あれ,もう昼か。
 何を買ったかというと,譜面。譜面買っただけで喜ぶな!って感じだけど,普段はなるべく自分で譜面をおこそうと心がけているので,あまり買ったりしないので,なんか嬉しいわけです。本来ならば,自分でおこさなきゃならぬ努力を放棄したことになるのですが,まぁクリスマスだし,2005年も終わりだし,いいってことで。
 あー早く来ないかなぁ♪♪

December 31, 2005

忘年会

 サラリーマン生活をやめて以来,あまりご縁のない忘年会。29日は藤沢のブルックスさんでライブがてらガッティーナの忘年会。すごいですよー。総勢50名以上参加。クラリネットの山口さんをはじめ,カーボンフリューゲルホルンのあんちゃんやフルートの方などいろんな楽器の方の演奏やさき姫の歌や中村史郎さんの奥様の歌をきいたりして楽しく過ごしました。
 すっかりよっぱらって顔が緩みっぱなしで歌ったら,いつもよりも「にこやか」でよい・・・そうで・・・笑。では今度からはかなりのんでから歌うことに・・・なーんちって。大プレゼント交換会はすごかった。サインまでプレゼントになっちゃう中村さんは,さすがだと思いました。来年も集まった皆さんと楽しくお目にかかる機会が沢山あったらいいなぁと思いながら帰ってきました。
 さて,明けて30日は三ノ輪に行ってから酒屋バーの引越しのお手伝い。2年間続いた酒屋バーも来年1月16日からは赤坂見附に移転します。三ノ輪の仕事を終えてからいったら,でもほぼ作業は終わっていて,トラックに乗って見附に行って荷下ろししたりしました。移転先でもどうぞよろしくお願いいたします。ちなみに,ピアノはすでに先に移動していました。新しい出発って感じで素敵だなぁ。

January 1, 2006

A Happy New Year!

 明けましておめでとうございます。
 去年は歌い始めの年で,いろいろな方々にお世話になり支えていただいてなんとか新年を迎えることができました。深く感謝申し上げます。

 みなさまにとって,今年もよい一年でありますように,お祈り申し上げております。
 今年も謙虚に,真摯に楽しく!がんばっていきますので,どうぞよろしくお願いいたします♪

January 5, 2006

ライブのお知らせ

新年一番最初は老舗シグナスで歌い始めです ♪

2006年1月6日(Fri.) @銀座シグナス 19:20~MC2,500 河野つつむ(Sax),小林創(P),小林展明(B),日高弘(D)
Saxの河野つつむさんとの初めてのライブです。
Jazzライブハウスの老舗銀座シグナスに初めて出させていただきます。
今からどきどき楽しみです!どうぞ新年会がてら応援にきてください。
http://www.jazz-cygnus-aries.co.jp/cygnus/cygnus.html

2006年1月13日(Fri.) @wille 19:30~ MC2,100
田村修(P)、塩見暁俊(B)
毎度こちらが演奏して楽しいライブです!!マリコさんも待ってます♪
東京都新宿区荒木町20 ヤカタビル B1 Tel:03-3355-8781 
最寄り駅:都営新宿線 曙橋駅 A4出口 or丸の内線 四谷三丁目駅 http://www.h5.dion.ne.jp/~wille/

2006年1月14日(Sat.) @gout 19:30~
高木正二郎(P) 歌川久雄(B) 鈴木麻緒(Dr)
懐かしの土地本郷で初めてのライブです。
魅力的なお店が沢山在る中,ぐぅのお料理もとても美味しいです。
本郷三丁目駅から歩いてすぐです。
素敵なお料理とJazzを楽しみに来てください。お待ちしております。 
http://jazz-gout.hp.infoseek.co.jp/

あ。そうだ。

 つれづれのコメント,なにやらわけのわからないサイトの広告だか出会い系だかアダルトサイトだかの書き込みがじゃんじゃんきていて困っちゃったので,一時期コメント受け入れできないようになっています。
 ご迷惑おかけしてすみません。

January 6, 2006

銀座シグナス

 ジャズライブハウス老舗の銀座シグナスで初出演&今年初めてのライブでした。昨年4月から歌を歌い始めてさまざまな失敗を重ねて本日銀座シグナスでライブをすることができたことはひとえに応援してくださる皆様,一緒に演奏してくださるミュージシャンの皆様のおかげだと思っています。深く感謝いたします。
 3ステージ,サックスの河野つつむさん,ドラムの日高弘さん,ベースの小林展明さん,ピアノの小林創さんとすごく楽しく演奏することができました。沢山の皆様に聴きに来ていただいて幸せでした。CDを聴けばよい音はいくらでも耳にすることができる昨今,ライブの場の空気を共有することができる幸せというのはなかなかCDに詰め込むことはできません。
 聴きに来てくださった皆様,遠くから応援してくださった皆様,一緒にステージに立ってくださったミュージシャンの皆様のご助力がなければよい場というのもよい空気というのも生じなかったと思います。反省点はいくつもありますが,とにかくとてつもなく楽しかったということ,いろんな皆様の笑顔に触れることができたことそれがとても励みになりました。重ねて御礼申し上げます。
 今年は去年よりももっともっと楽しく演奏していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!

January 10, 2006

コメント

 つれづれにコメント書き込めるようにしました。すごいスパムの量だったなぁ・・・。

静岡

 静岡にいってきた。三島の先。どうせなら三島で降りてリトモにピザを食べに行きたかった。そうもいかない。おばあさんにあいにいった。彼女は寝たきりである。親戚が周りにいる。あたしは,気管支炎になっている。父親が,「この間も風邪を引いていてその咳は肺炎じゃないのか?」という。まさか。でも咳には止まってほしい。おばあさんに移してもせんないので,かなりはなれたところでおばあさんを見ていた。かつて庭の草木を手入れし愛でて,部屋でろくろをまわしていた姿はそこにはない。
 齢を重ねるということは,ある意味こういうことでもある。人は大人になったという意識で仮面をかぶってガードを固めていく。外の顔,内の顔。そうでなければ外で仕事などしていくのは大変だから。でも,おばあさんの顔にはもう仮面がない。髪の毛を梳かされて気持ちよい,冷たいものを触って不愉快,そういったストレートな感情がそのつど顔に表れる。緩やかな,穏やかな,切ない時間である。
 その後浮月楼というところで親戚たちと食事会。浮月楼は最後の将軍徳川なんちゃら,という人の住まいだったところで,とっても素敵だった。お料理も美味しかった。2年ぶりにあった。みんな元気そうだった。2年前は歩き始めたばかりだったいとこの赤ん坊がおしゃまな女の子になっていた。呑みすぎた。

音楽の神様

 音楽の神様について語ってくれた人がいる。その人は「俺には悪いけど,音楽の神様がついている」と語る。初めて聴いたとき「うそまじで?」と思ったけれどその真剣なまなざしをみて,悪くないなと思った。よく,演奏している間に降りてくるとか,こびとさんが,という話は耳にするけれど,どうやら彼の話はそういうことじゃないらしい。「音楽の神様に会う」というから,おそらく彼には彼の音楽の神様が実在するということなのだ。気とか気配とかそういうことじゃなくてね。クール。いけてる。
 音を聴いていると,全体を通してどうだとか,演奏してるのが誰だとか,作曲者は誰だとかそういうのを語る人がいるし,その知識の広さにはほとほと脱帽する。あたしはフレーズでぐっと来ちゃうことが多いので,そういう知識があまりない。今年はそういうピースオブよいフレーズをスルーしないで捕まえておけるようになりたいなぁ。そのためにはがんがん聴きまくることかな??今日のレッスンで「お,今日は楽しかった」と師匠に言われた。小さなブレークスルーが訪れたようです。神様には,いまだお目にかかったことはありません。残念ながら。

January 12, 2006

通勤列車と今週末ライブ

 久しぶりに通勤電車に乗った。相変わらずの混みようだけれど、心なしかみんなぼけっとしてる。いつもの時間にはやっぱりこなくて、電車は遅れていて、それでもぴりぴりするというよりは「もーしかたないよねぇ」みたいなあきらめの感じがでているのは、きっと正月明けのせいだ。そうだよみんな、いつもこんな感じでまったりいこうよ。と言ってみても、毎日戦闘モードの皆様の耳には届かないよね。
 年明けからスポーツジムに通おうと思っているのにいまだかなわずじまい。今週は明日ウィル、あさってぐぅとライブなので来週手続きにいってこよ。正月モードの肉体にも少し鞭を打たねば。がんばるぞーおー!!
 さてさて、ウィルは昨年4月からほぼ1月に1回ペースでライブをやっていますが、ぐぅは初登場です。ぐぅは本郷三丁目の駅を降りてすぐのおいしいお店のひとつであります。本郷は数年前までの勤務先であったことも手伝っていろいろおいしいお店を食べ歩いた土地なのでちょーーーーーー懐かしい。ぐぅはそのころライブはやってませんでしたけれど。私は主にぐぅの下の串八珍で飲んだくれておりましたが(笑)
 ウィルもぐぅもオススメです。ぜひぜひいらしてくださいな♪お待ちしてます。 

January 14, 2006

Wille Live

 ウィルでライブ。ライブというよりもなんだか妙に脱力しててこれやってみない?あれやってみない?っていう新曲セッションみたいになっちゃった。楽しかった。TAKAさんがいないのでドラムレス。ドラムレスでやってみたかったいろんなことを試してみました。
 考えたら,たむちゃんのピアノとあたしの歌はリズムの上にのって遊んでいることが多い。今日はリズムはしおみんだけだったからちっとも頼りにならないウワモノ2人にわがまま放題されて困ってたかも(笑)去年はずいぶんと成長を見せ付けられたので今年は私がナイスガイピアノトリオのみなさまに「をを,めぐ成長したジャン!」といわせしめたい。
 ライブ終わってお正月の国分寺セッションの話をしていたらマリコさんが焼きそばを大盛でご馳走してくれました。わーい久しぶりのご飯!!ちょー美味しかった。しかも帰りはしおみんの車で送ってもらっちゃいました。ありがとうございます。マリコさん,ナイスガイピアノトリオの皆様,そしてお客様今年もよろしくお願いいたしまする。

January 15, 2006

gout Live

 本郷三丁目のぐぅでライブ。メンバーはドラムの鈴木麻緒さん,ピアノの高氏正二郎さん,ベースは歌川久雄さんでした。以前一度ピアノの若さんのライブに遊びに行ったのが縁で今日ライブをやらせていただきました。お昼過ぎにはすごい雨音。うわーこれはすごいことになっちゃったなぁなんて思いながら準備をしてかつて働いていた懐かしの地本郷へ。
 本郷三丁目の駅を降りて歩いていくと,いつもそうだけれど,お,こんなところに新しいお店がとか,あーこのお店美味しいんだよなぁとかそんなことを考えていてかなり楽しい。お店に着くとバイトのまいちゃん,シェフが準備中。挨拶をしてやる曲などを考えているとベースの歌さん登場。ピアノの高木さん,ドラムの鈴木さんも到着して数曲リハをしたいものだけピックアップしてあわせてみる。先日風邪で呼吸器系がおかしくなっていたのでやはりロングトーンなどが若干きつい。咳が残っているので胸の辺りが萎縮してるのがわかる。息が切れる。歌の人は体が楽器なんだなぁと改めて再認識したりして・・・。師匠から伝授された気管支周りの緊張をほぐす呼吸法をしてみたりして調子を整えました。
 ライブは3セット。本郷に住んでいる友人たちが何人か遊びに来てくれました。大雨だというのにそのほかのお客様も何人もお運びいただいて,すごく感激しました。ありがとうございます。ゆるりゆるりとはじめたライブも楽しくてあっという間。歌さんはいつものように渋くかっこよくベースを弾いていて,ピアノの高木さんはいかしたフレーズを紡ぎ出し,麻緒さんは気持ちよいドラミングをしていた。曲のイメージを伝えるとちゃんとそのように形作られるといった素敵な演奏でした。ものすごく楽しいライブで,3セット目はギターの鶴見さんも遊びに来てくれて演奏してくださいました。
 ぐぅはお料理が美味しそうで目の前で友人が食べているものを眺めるだに垂涎。厨房から流れてくるいい香り。なんと美味しいまかないまで頂戴してしまっておなかも満足。幸せでしたぁ。お店のスタッフの皆様にも深謝。楽しくて幸せな一日でした。ありがとうございます。次回は3月14日です。どうぞ皆様ぐぅのお食事とお酒と音楽を楽しみにいらしてくださいね♪お待ちしております。

January 17, 2006

#301

 酒屋バーが移転して酒屋バー#301になりました。西新橋から赤坂見附に移りました。みすじ通り月世界ビルの隣の興和ビル3階です。レトロなお店からアダルトな?お店になりました。心なしかマスターのバーテン姿がまぶしかったりします。
 いやもう、沢山人がきていて、ぎゅうぎゅうでした。小美濃真弓さん、加藤アオイさん、あべまりあさんが素敵な歌を聞かせてくださいました。風邪引きの幡野謙司さんはずっと御一人で弾いてくださいました。SAXの河野つつむさんと後藤輝夫さんが遊びに来て素敵なアドリブを聞かせてくださいました。ピアノの島田さんとたむちゃんも遊びに来てくれて楽しかったです。
 お花が沢山、笑顔が沢山。お酒が沢山。ケーキも沢山。なにしろ素敵な音楽が沢山でした。以前と比べて変わったところは、なんと言っても音のまろやかさだと思います。相変わらずのピアノですから音の限界はありますが、真弓さんがどこに行ってもずっと着いてきているピアノなので、ちょっと歴史を感じたりもします。そういう愛おしさは、結構好きだったりします。
 これからも酒屋バー#301をどうぞよろしくお願いいたします。

January 22, 2006

雪の降った次の日

 一昨日の夜から降り始めた雪は昨日一日中降り続いていた。そろそろと雪の上に足を出しながら幼い頃の記憶に思いをはせたりする。
 沢山雪の降った次の日はなんだかわくわくしながら窓から外を眺めたりしていたものだ。小学校のころ引っ越した家は1階で,ベランダの前にはマンションの芝生が広がっていて,まだ誰も足跡をつけていない雪の上に,ベランダの手すりを乗り越えて飛び降りるのが好きだった。後で濡れて冷たくなった手足がかゆいだのいたいだのつめたいだのいって騒ぐのは目に見えているのに,このふわふわの中にぽそりと入ってしまいたい衝動というのはなかなか抑えがたかった。
 あるとき雪がいつもよりも沢山降った日の次の朝,わくわくしながら窓を開けると,早朝だったにもかかわらず先客がいた。人の靴の後ではなくて,別の生き物の跡。普段は鳥の足跡だの犬の足跡だのをちゃんと視覚することがすくないから,改めて「あーこういう形をしてるんだ本当に!」といまさらのように驚いて,足跡を追いかけて雪の中を歩き回り,挙句の果てには靴も脱いで自分の足跡をつけてみたりした。
 またあるときはそれだけにとどまらず,おそらくテレビで見た雪像のようなものを作ってみたくてごろごろごろごろと雪の大玉を作ってあれやこれや作ってみたりした。自分なりに結構いけているものができたと満足して家に戻って窓からずっと眺めていると,近所の子供たちがやってきて,あろうことかとび蹴りをしていった・・・。
 昨日の静かな夜とはうって変わって,今朝はいろんな音がしていた。雪が緩んで屋根や木の枝から落ちる音や溶けたしずくが垂れる音。雪は降っている間いろんな音を吸収するけれど,一旦止んで緩み始めるとぱちぱちばさばさちょろちょろといろんな音を解放する。まるで,降っている間に包み込んで溜め込んでミュートした音を吐き出すかのように。
 

January 23, 2006

Live at 酒屋バー#301

 本日酒屋バー#301でギターの岩見淳三さんとライブをやります。考えたら酒屋バーでの今年初めてのライブです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 新生酒屋バーは赤坂見附の駅から徒歩5分程度でたどり着けます。相変わらずの落ち着く空間は新橋のときそのままで、ちょっとおしゃれなバーに生まれ変わりました。赤坂見附の駅を降りてベルビー赤坂方面に出てください。みすじ通り沿い。月世界ビルの隣の赤坂興和ビル301です。お問い合わせはmegまたは酒屋バー#301(03-3584-1717)まで。20時~。MC1,300

今朝は

 寒い。御決まりのように、寒い。昨日飲んだコーヒーで軟口蓋付近をやけどして痛い。家の近所の雪かきは遅々として進まず、ハイヒールではちょっと怖い。そしてまた電車は遅れて、開いたドアの中には不機嫌さんたちがたくさん。
 まぁ相変わらずのさえない諸々が存在しても、今日はカルメンの入試の発表の日なので、どきどきして気にならない。発表は昼ごろかと思いきや、10時前には電話がかかってきて、合格したとのこと。うれしいねぇ。今年は良い一年だ。って、まだ今年始まって23日しか経ってないけど。一緒に面接の練習をした甲斐がありましたねぇ。ハッピーラッキーウッキーポッピー♪いや、ホッピーはまだか、今昼だもんね。
 良い知らせで幸せだぁ。カルメンに感謝。

January 25, 2006

アートとショウビズ

 歌を歌うことがアートであるかショウビジネスであるか。まぁ、もっと細かい差異はあるのだけれど、大きく2系統に分かれる気がする。あたしはアートを求めているつもりだけれど、かつショウビジネス向きではないのを知っているのだけれど、時々こんがらがってしまう。どちらのありかたも突き詰めればすごい。
 自然体でありたいと思う。感情の発露としての歌を歌いたいと思う。ただし、そういった場合の自然体というのはまるきり何も手を加えないという意味合いではない。自然体であり続けるがためにそれを支える基礎力だとか技術だとか知識だとか、まぁいろんなものがあるわけです。よく、師匠がこんなことを言う。歌を歌うことはシンクロナイズドスイミングに似ているって。ある側面アートとショウビジネスは違うのだけれど、現れを支える水面下のシンクロの運動量的なものは、どちらにも共通しているわけなんですが。

January 29, 2006

Live at 酒屋バー

 ピアニストのふくぴーこと外山安樹子さんと初めてのライブ。昨年セッションで1曲だけ一緒に演奏したことがあるだけ。28日にライブをやることを決めたけれどたまたまスケジュールを訊いてみたら空いているとのこと!早速一緒にライブをやることに決めさせていただきました。本郷ぐぅのライブで一緒だったベースの歌川さんから,ふくぴのピアノはあたしに合うんじゃないか,と言っていただいたのでおおお!!!なんだかわからないが楽しみだぞ~と思っていたら・・・うーん,楽しかった!
 3セットやったけれど,あーもう少し演奏してたいなぁって思いました。緩やかな気持ちで始めたせいか,体の力がいい具合に抜けていて,歌いやすかったです。あたしはほとんどピアノが弾けないのでコード選びとか譜面見て弾けることとかすごいなぁっていつも楽器が出来る人を尊敬しているけれど,ふくぴさんのピアノは感性に訴えるパワーを持っていて,触発されて気持ちよかったです。お客様からもピアノ素敵だった,一緒にやってるときにどんどん伸びやかになっていくのがわかった,と言っていただいて感激♪ふくぴさんのオリジナルもいい感じでした。聞いててそのオリジナル歌ってみたくなった。どうもありがとうございました。またどうぞよろしくお願いいたします。

遊びはやっぱり必要なのです

 昨年末に本郷にある明憩で久しぶりに飲んだくれていたとき,ヒロシさんと酒盗と舞茸のクリームパスタの話になった。明憩に行ったことがある人ならかなりの確率で食されているに違いない一品。ことクリームパスタ系には目がないので,作る手順を教えてもらった。
 先日から作ってみているのだけれど食材はそろっているのに作ると微妙な味の差があって,いまいちだなぁと思っていた。今日は昼間に作ってみたのだけれど,久しぶりに天才パスタ君が降臨してきてすごくいけてる味になった。こんなに美味しいものがこの世に存在していいのか。教えてくれたヒロシさんに深く感謝。美味しい舞茸や生クリームやにんにくや酒盗を作った人にも感謝。
 食べ物に関してよく思うのだけれど,エネルギーを摂るだけなら見た目とか味とか美味しくて感動するとかそういうのは必要ないわけ。でも,その見た目の美しさに心を奪われたり,味が素晴らしくて脳みその中でなんか出ちゃったり,いわば必要最小限以外の遊びの部分というのは,体の栄養だけじゃなくて心の栄養になるんだと,当たり前なんだけれど再認識する。誰かに料理を作ってもらうと,その人の手際のよさとか味付けの自分との差とかホスピタリティ?だとかそういうものにも感動する。まぁ今ここで心ってのは脳の働きの一部だと考え始めると全て体の栄養ってことになっちゃうからロマンがない。心と脳の関係性についてはまた今度はなすとして。
 必要最小限を追求したら,すごいストリクトな世界になる。それはそれで想像するだにすごいんだけど,実行しろと言われたらあたしにはかなりきつい相談だ。遊びがなければ生きていけない。どんな状況におかれても。遊びと言うのは無駄だと解釈される部分のことでもある。方や無駄はなるべくしたくないと言うせっかちな部分もあり,方やそれでも遊びは必要だと思っているあたしがいる。ま,ストリクトな必要最小限だろうとそれ以外の遊び部分だろうとガッツリやるのがいいわけですよ。たぶんね。そこが問題だったりするんだけど(笑)なんて,クリームパスタを食べて考えた昼。ご馳走様。

January 30, 2006

funky funky yeah!

 ハービーレーベルだったかな。ハービーはやっぱり天才だなぁと思うんだけど。今US3が職場で流れている。いけてる。わくわくする感じ。US3のアレンジのカンタループアイランドはかなり好きだ。もともと好きな曲だから聴いただけで体が動く。
 さてはて、昨日はちょーーーーーーー久しぶりに清水秀子さんのライブに行ってきた。仕事が終わって急ぎ言ったら2ndの途中から聴けた。やっぱりすごい。階段を下りてドアを開ける瞬間、一本の管を通り抜けるような声が聞こえてくる。すげえなぁと感心。爪の垢でも煎じてのみたい。
 2ndと3rdの間に秀子さんとベースのくじらさんと3人でおしゃべりをしていた。先日のレッスンの後にインフルエンザになったので、大丈夫だったかなぁと恐る恐る尋ねたらインフルエンザにはならなかったけど風邪を引いたそうで・・・。その後車の話で盛り上がり、時間が経つのを忘れました。以前乗っていたSAAB900turboの話が一番ぐっと来てしまいました。クラシックSAABが好きなので一度手放してももう一度乗りたい!と言ったら、くじらさんも以前カブリオレに乗られていたそうで「ほんと、今でも載りたい!!」と共感してくださいました。おそらく二人でぽわわ~んと頭に描いているSAABは自分の乗っていたSAABなんだろうけれど。で、ついつい車の話に夢中になっていたら、秀子さんが「そろそろやってもらえますか?」と笑いながら言ってました。「あらあら、珍しい人が来てるね」と声をかけてくださったドラムの関根さんもどうやら車好きみたいですねぇ・・・。今度お話してみよう。
 で、さっきのカンタループ。3rdのインストで演奏してました。のりのり。左斜め後ろからドラムの関根さんの前髪がぴょこぴょこ揺れるのが可愛かった。終わった後に、関根さんその前髪可愛いですね。チェッカーズみたい、と言ったら、傍にいた秀子さんが大笑い。関根さんも「久しぶりに来たと思ったらそんなコメントですか」と呆れていました。
 普段レッスンで教えてもらっていることを秀子さんがどのように体現しているのかを見たくて行ったのですが、なるほどなぁ・・・それを同じようにできるかどうかは別として言っている意味がわかるなぁと思っていました。自分のライブでの出来事を話したりして、それについてもほほが緩むコメントを頂いて、よいエネルギーを頂いて帰ってきました。

January 31, 2006

今日は雨が降っていて

 寒いとか雨降りとかだと途端にしおれちゃうので,案外ブルーです。加湿の面からはいいだろうと,乾燥した部屋の窓を開けてみて,ああ,やっぱり降っている・・・。がしかし!今日は楽しいレッスンの日なので,きにならなーい。なんて単純な・・・。所詮そんな生き物ですって。

February 1, 2006

肴とブルース

 車を持っていない今となっては自力での移動は電車。当たり前のことだけどさ。ああああ車がほしいしバイクでもいい。いや、やっぱり車がいいな。クラシックSAABの900ターボカブリオレ。んー。それかシトロエンのエグザンティアかなぁ・・・。ルーテシアの左ATにもちょっと乗ってみたいなあ。みんな壊れやすいけど・・・。91年のカマロのディーラー車でもいいなぁ・・・。いかんいかん、これ以上考えるとほんとに手を出しそうだ。
 がしかし、電車で移動する利点もある。ぼけーっとして適当に乗換えとかしたりすれば行きたい所に大抵たどり着くということと、読む気になれば活字を読みながらでも、聞く気になれば音楽を聞いて踊りながらでも移動できる。まぁ、電車での快不快は時間帯にもよるし、雨が降っていると車内が臭いとかまぁ天候にも左右されるけれど。その点小田急線はすごい。偶数車両はいい香りがするようになってんの。これ考えた人えらいよなぁ。って、今冬だからやってないかもしれないが。
 以前も書いたけれど、活字脳と音楽脳が交互に活発になったりする。最近はどちらもお休み気味。活字も持たなければ音楽も聴いていない。そうなると、時々歌ってることがあることに気が付く。歌ってるって言ったってまぁ鼻歌程度ですが。何を口ずさんでいるかというと、かつてのタフマンのCMだったりキューピー3分クッキングだったり、西武のCMだったり、竹内マリアだったり、高橋まりこだったり、何かの曲のイントロだったり、その他の偉大なアーティストの曲の一部だったり。で、歌い方が節操なくて一部分をひたすらループで歌い続ける。
 昨日も水天宮前の駅構内を歩いているときにループしてあるフレーズを歌っていることに気が付いた。そのまま「あれ~?これなんだっけかな」と思い続けていや、歌い続けて家に帰りCDを引っ張り出して音源を見つけ出した。カサンドラのベリー・オブ・ザ・サンというアルバムに入っているYou gotta moveというブルースでした。で、のんびりとお風呂に入り、出てきてからクリームチーズの酒盗和えとかわさび漬けとか肴にしながらビールを飲んだくれて、寝て数時間経って目が覚めたときに確信した。この曲やるんだ、あたしって(笑)

February 6, 2006

雪の日だから朝まであなたと。

 うーん、ちょっとエロチックなタイトル♪なーんて、またあほさ爆発してますが、今日は酒屋バー#301http://www.hascl.com/member01/bar301/でたむちゃんとデュオライブ。なのですが、予報はどうやら雪のようで・・・。のんびりやりましょう。おなかがすいちゃった?大丈夫です。メニューにない裏メニューだって揃えてあります。帰れなくなっちゃった?大丈夫です。酒屋バーは本日朝まで営業ですから。寒くて凍えちゃった?大丈夫です。たむちゃんのピアノとめぐの歌であなたの心を融かします。歌とお酒を楽しみに来てください。あったかい酒屋バー#301でお待ちしております♪

February 7, 2006

寒いけど

 昨日はたむちゃんと酒屋バー#301でライブでした。いろいろ確認したいところもあり,譜面の相談をしたり,曲の構成を相談したりして,とても有意義な時間をすごしました。降らないかな?と思っていた雪は11時を過ぎる頃からしっかり降り始め,そんな中いらしていただいたお客様だけでなくその後にいらした皆様も結局朝まで大盛り上がりだったそうです。残念ながら私は途中で帰りましたが。
 落ち着いて丁寧であること,いくら背伸びをしてみてもできるのは今の自分の範疇の事柄でしかないから,できることを着実に形にすること。当たり前のことだけれど,いろいろとらわれていることが多くてなかなか当たり前のことを当たり前のようにすることができないのが現状。それを支えるのは努力なんだろうなぁって,たむちゃんと演奏しながら思いました。そろそろたむちゃんと一緒に演奏を初めて1年になろうとしているんだなぁと改めて気がついて,少しは成長しているんだろうか,成長しているよね?がんばろと思った。またよろしくね>>たむらりー(笑

February 11, 2006

ギターの音色

 昨晩はギターの杉山 泰史さんとデュオライブ。ゆったりと始まったステージは2セット。杉山さんはご自分の呼吸で間合いやリズムを取っていらっしゃって,それが実に人っぽい。実際われわれが呼吸しているリズムと同期したりすると耳からだけじゃなくて体全体で彼のギターを楽しむことができる。柔らかい優しいお人柄同様ギターの音色も柔らかく,ギター一本で弾いていただいた曲も,ご一緒させていただいた曲もすんなりと気持ちに入ってきた。「こういう音色は好きだなぁ」としみじみ思いました。
 音を捉えるときに,どの楽器のどんな音色とか誰の歌っている声とかそういう形ではあまり考えていなくて「きらきら」だとか「ふんわり」だとか「ゆったり,まったり」といったような主観的な感じ方をする。パワフルとかリリカルとか優しい,柔らかい,そんな捉え方もする。たぶん歌を歌っているときに分析する脳みそよりも直観的に捉える脳みそが活性化しているせいだ。そもそも分析は得意ではないが。
 最近気がついたこと。歌を歌っているときに,一人で階段を下って深いところにある大切なものを探しに行く作業をしているときがある。深いところにはガラクタも沢山山のように積み上げられていて,それを一人でひとつどかしてはまた探し,ほこりを払ってはいろんな角度から眺めてみる。その深いところへの扉を開けるのは一緒に演奏するプレイヤーのイントロの音色だったりする。誰かほかの人の演奏を聴いたりCDを聴いたりしているときにそういう作業をしていることがあるのは自覚していたけれど。

欲しいかも・・・

 実はこれ,友人が使っていて以前から購入を検討しているものなのですが,先ほどR-09という新モデルが出たらしい。録音に使っていたMDが壊れかけていて(いや,ソニータイマーのせいかも??)どうせならデジタル録音したいなぁと。いまいち興味はあるけれど詳しくないので,R-1とR-09との差異がよくわからない。困ったね。

February 12, 2006

トリノ

 トリノオリンピックにいとこのお嫁さんの妹さんがスノボの競技に出場しているそうな。えーと。オリンピックがすでに開催されていることも知らなかった状況なので,最初はああ,そうなの?ぐらいにしか思ってなかったんだけど。今チェックしたら来週から予選みたい。へぇ~がんばって欲しいなぁ。
 トップアスリートになれるかどうかというのは並々ならぬ努力なんだろうと想像するだに涙が出そうだけど,ここぞと言うときに自分らしく生き生きとできたらいいよね。なんだか,わが身に置き換えて考えちゃいました(苦笑)

February 13, 2006

本日のライブ

ライブのお知らせです

2006年2月13日(月)@酒屋バー#301 20:00~ MC1,300
鶴巻 有希子(P)
新生酒屋バーは赤坂見附の駅から徒歩5分程度でたどり着けます。
赤坂見附の駅を降りてベルビー赤坂出口を出ていただきすぐ階段を上がって右。
すぐパチンコ屋さんのある道に出ますので左に行ってすぐの1つ目の角を右。
サンドイッチやさんのサブウェイやカラオケ館があります。
次の角を左に曲がるとみすじ通りですので,数メートル歩いた左側の月世界ビルの隣
の赤坂興和ビル301です。
お問い合わせはmegまたは酒屋バー#301 赤坂3-10-14 赤坂興和ビル301
(03-3584-1717)まで。
のんびりした二人がほっとするライブをお届けします♪
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

February 16, 2006

Live informaiton Feb.

月は自分の生まれた月なので,なんだか愛おしくなっちゃったりして(^^)
時々春が近くなってきているのを感じます。
何かが始まりそうな予感がします。

2006年2月6日(Mon.) @酒屋バー#301 20:00~ MC1,300
田村 修(Pf)
赤坂3-10-14 赤坂興和ビル301(03-3584-1717)
赤坂見附の駅から徒歩5分程度でたどり着けます。
赤坂見附の駅を降りてベルビー赤坂出口を出ていただきすぐ階段を上がって右。
すぐパチンコ屋さんのある道に出ますので左に行ってすぐの1つ目の角を右。
サンドイッチやさんのサブウェイやカラオケ館があります。
次のヤマザキデイリーストアの角を左に曲がるとみすじ通りですので,数メートル歩いた左側の月世界ビルの隣の赤坂興和ビル301です。
http://www.hascl.com/member01/bar301/

2006年2月10日(Fri.) @酒屋バー#301 20:00~ MC1,300
杉本 泰士(G)
赤坂3-10-14 赤坂興和ビル301(03-3584-1717)
ギターの杉本さんと初めてのライブです。
優しく柔らかいギターは一緒に演奏しているこちらもウットリ♪

2006年2月13日(Mon.) @酒屋バー#301 20:00~ MC1,300
鶴巻 有希子(Pf)
赤坂3-10-14 赤坂興和ビル301(03-3584-1717)
のんびりした二人がほっとするライブをお届けします♪

2006年2月20日(Mon.) @酒屋バー#301 20:00~ MC1,300
鶴巻 有希子(Pf)
赤坂3-10-14 赤坂興和ビル301(03-3584-1717)
のんびりした二人がほっとするライブをお届けします♪

2006年2月21日(Tue.) @Live & Cafe 原宿 JETROBOT 20:00~ MC1,500+¥500ドリンク
小倉 哲(G) with 楽団ゴリラ
小倉さんとご一緒するのも,楽団ゴリラと一緒にライブをするのも初めて。
Live & Cafe 原宿 JETROBOTでのライブも初めてです。
よく知ってる仲間と初めてライブ。なんだかわくわくします♪
原宿竹下口からすぐ。(03-3423-4788)
http://www.jetrobot.com/live_cafe_jetrobot/main.html/

2006年2月27日(Mon.) @酒屋バー#301 20:00~ MC1,300
鶴巻 有希子(Pf)
赤坂3-10-14 赤坂興和ビル301(03-3584-1717)
のんびりした二人がほっとするライブをお届けします♪

http://homepage2.nifty.com/menkero/
http://www.fbody.jp/menkero/

February 21, 2006

楽団ゴリラ

 時々劇団ゴリラとか言われている。池ノ上のバーゴリラのマスターとその仲間たちで構成されるバンド。今日は一緒に原宿のJetrobotでライブ。楽しそうだなぁ。わくわく。

February 22, 2006

Live at JETROBOT

 ギターの小倉さん、楽団ゴリラの吉井さん&鶴田さんとライブでしたぁ。原宿にあるJETROBOTで。平日にもかかわらず沢山聞きに来ていただいて、しかもなーんかとってもアットホームな感じで、緊張のきの字もなくて楽しんじゃいました。こんなに緊張しないライブは久しぶりでした。8:30過ぎからのんびりとはじめたライブは、吉井さんの「バナナチップス」で幕を開け、小倉さんとのデュオ、楽団ゴリラの演奏、小倉さんとのデュオ、って感じに勝手に進めちゃったんだけど、最後のステージではサックスの後藤輝雄さんも飛び入り(といっていいものかどうか汗)してくださいました。どうもありがとうございました。
 小倉さんとあわせたのは初めてだったのですが、小倉さんはフラメンコギター、バイオリンも弾いちゃったりするので、ちゃっかり安心してあれこれ弾いてもらっちゃいました。吉井さんと鶴田さんの演奏は、愛にあふれていて、よかったです。吉井さんのバイオリンは泣きますね。鶴田さんのギターも吉井さんのバイオリンにちゃんと寄り添ったり引っ張って行ったりして、二人が御互いの演奏を信頼してるのがわかって素敵でした。次回の楽団ゴリラのライブは3月19日らしいです。下北沢のネバネバランドだったかな。たぶんね。って、考えたら楽団ゴリラのライブを聞かせてもらったのも初めてなんだわん。とてもよかったです。
 お店の鶴山さんやPAの方のサポートもあって、音がとても聞こえやすくて、歌いやすい場所でした。お店の扉がガラス張りなのもいいですね。ステージで歌いながら山手線が行き来しているのを見てて、この扉一枚を隔てて日常と非日常が御互いを見詰め合ってるなぁ、我々は常にやはり世界とつながっているなぁなどと思っていました。天井が高いのもいい。又是非歌いたいです。どうぞよろしくお願いします>>鶴さん。
 と、つらつらと勝手に感想を書いているけれど、みんなにはどう聞こえてたのかな??

有希子ちゃんとライブ

 13,20,27と酒屋バーでゆきこちゃんとライブをしている(する)のだけれど、気の合う仲間とライブをやれる幸せというのを実感していたりする。ライブをやるときに、リハが合ったり、なかったり、まるっきり初対面のミュージシャンとご一緒させていただいたりと、それだけで小心者のあたくしとしましてはどきどきしちゃったりするんだけれど、みんなはそうでもないのかなぁ?
 ミュージシャンとそのライブそのライブで作り出す空間には独特の空気が流れていくわけなのだけれど、ゆきこちゃんとライブをやると二人ともまったりのんびりゆっくりなのでほんわかしたライブになる。いやー彼女と出会ってよかったなぁとつくづく思うのでありました。
 次回は27日。20:30ごろからほんわかライブです。どうぞのんびりゆったりしにお出かけくださいませ。

February 26, 2006

誕生日

 いろいろな方からメッセージをいただいて、一つ一つ読み返しています。心が温かくなります。涙があふれてとまらなくなりました。ゆっくりとありがとうの気持ちを伝えていこうと思います。待っててね。
 若かりしころは生まれてきたことをネガティブに捉えたりすることもありましたが、今は心から生を授けてくれ、どんなことをやらかしても、常に愛を注いでくれているまーちゃん、かこちゃんには、言葉では表現できぬほどの感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう。
 皆様に、私は心からの愛を送ります。皆様が幸せでありますように。

February 28, 2006

のんびりコンビ

 月曜日は鶴巻有希子ちゃんと酒屋バーでライブでした。のんびりほのぼのとして、なかなか良いライブだったと思います。手前味噌。えへへ。誕生日のプレゼントにグリーンネックレスをもらってしまった。ほしいと思っていた植物なのでかなり嬉しかった。早速玄関に飾ることにしました。家の玄関前だけジャングルのような状況になっているので(いいすぎ)、隣人たちから文句が出ないかなぁ・・・。
 最近、引越しを考えている。今までと如実に自分の考え方が変化してきているのを最近感じる。音に関してこだわりが強くなった。今まで誰にも気兼ねせず練習ができる環境だったので、一人暮らしを始めて練習が思うようにできないことへのものすごい苦痛を感じるようになった。去年の3月末までは仕事の内容がまったく異なっていたし、歌うことを仕事として選んではいなかったので、正直練習に対してのこだわりが希薄だったこともある。心置きなく練習ができるところを探したいと思っているので、どなたかいい感じの物件があったら教えてつかぁさい。よろしくお願いいたしまする。

March 1, 2006

確定申告

 青色じゃないんですねぇ。しいて言うなら白色申告。学生の頃とか、派遣の頃とかよく確定申告してたんだけれど、その当時は「めんどくさいなぁ~この計算」と思っていた。今年もあのめんどくさいのをやらなきゃならんのか!!と思っていたら、最近は国税庁のHPhttp://www.nta.go.jp/に行くと確定申告のページhttp://www.nta.go.jp/h17/kakutei/index.htmがあるので、そこでちょいちょいと入力すると計算してくれるわけです!!うーん便利。
 で、申告方法には作った書類をプリントアウトして持参したり郵送したりするタイプと、インターネット経由で申告するタイプがある。ものぐさ太郎のあたしは「えー!!ネットで申告できちゃうわけ!!」と嬉しくなってさくさく申告書を作成。
 さて、いざ申告しようと思って「インターネット経由で申告する!」ボタンをぽちっとな。。。。読んでみたよ。。。。インターネット経由で申告するのはペーパーレスで素敵なことだ。だけどーーーーーー。申告用のソフトを申請しなきゃならなかったりぃ、電子署名の申請をして結構いい金額かかったりぃ、結構煩雑であることが判明。これってどうなんだ??この煩雑さにはインターネットの便利さを理解しているつもりのあたしでもゲンナリ。だけどだけど、考えてみたら大切な情報を安易にインターネット経由で送ろうとしているあたしもあたしか・・・。というわけで、今回はHPで作成した書類を郵送することにした。
 いずれにしろ、申告書を作成するページだけでもひっじょーーーーーーーに便利なので、満足度はかなり高いです。青色申告の書類作成もできます。お勧めです。かこちゃんにも勧めたけれど、勧めたときにはすでに書類を作成し終わった後でした。意味なし。来年は使えばいいのに。確定申告のページの表面にナカマユキエちゃんがアルカイックスマイルっぽい笑みをいつものようにたたえて出てくるのもいかしてます(笑)でも、「さあ、ホームページに手伝わせよう」というキャッチコピーはいかがなものかと・・・。

March 5, 2006

1km

 土曜日。朝目が覚めていよかんをボーっと食べていたら,なんだかわくわくしてきて洗濯洗濯。コーヒーを淹れてカフェオレにして飲んでいた。外が晴れていてきらきらしている。素敵だなあ~そろそろ春だなぁ~。と。先日スポーツジムの申し込みをしたので,マシントレーニングでも行こうかと思ったけれど,相談窓口が空いてなさそうなのでプールだけにした。
 大きな窓から日の光が差し込んでいて,水面がきらきらしてる。泳ぐのはすごく久しぶりだったので軽く流して泳いでいたら・・・気がついたら1キロほど泳いでいた。二の腕が痛いよー。泳ぎながら二拍三連のリズム練習をしていたのでノリノリ。プールの中で音が流れていたらいいんだけどなぁ。。。などとまたあほなことを思ってました。
 帰ってきてレタスとブロッコリーとトマトとチーズのサラダを作ってウサギみたいに食べた。美味しかったなぁ。

March 6, 2006

春だもの、ライブに行こう!

 とうとう今年も花粉症の時期がやってまいりました。ひどい有様で昨日は廃人。おめでとう薬漬けになりました。寝ても寝ても眠れる!ある意味健康体。でもこんなに寝てたら脳みそが耳から流れ出ちゃいそう。先日体を動かしたから結構花粉症は大丈夫なんじゃないかと安易に考えていたんだけど・・・。
 久しぶりに仕事で必要になって高校の数学をやってみたりしているんだけれど、さっぱりすっきり忘れている気配。ピタゴラスのおじさんとかライプニッツとかすごいよなぁ・・・。花粉でやられている頭にはかなりきつい。。。
 さてさて、今週は9日の木曜日と10日の金曜日にライブをやります。今日はほかほか気持ちいいですね。そわそわ、るんるん、わくわく、きてきて♪

---Live information---

2006年3月9日(Thu.) @Wille 20:00~ MC2,100
おさっぷ(p)、水澤直人(b)、佐藤隆治(Dr)+meg(Vo)でお贈りする久々のウイルライブ!
飛び入り歓迎なので是非楽器・楽譜をもって遊びに来てくださーい
最寄駅:都営新宿線 曙橋駅 A4出口、もしくは、地下鉄 丸の内線 四谷三丁目駅
TEL:03-3355-8781
http://www.h5.dion.ne.jp/~wille/

2006年3月10日(Fri.) @酒屋バー#301 20:00~ MC1,300
栗本 修(Pf)、後藤 輝夫(SAX)
栗本さんとご一緒するのは初めてです。どきどきわくわく
楽しいことが起こりそうな予感♪
赤坂3-10-14 赤坂興和ビル301(03-3584-1717)
赤坂見附の駅から徒歩5分程度でたどり着けます。
赤坂見附の駅を降りてベルビー赤坂出口を出ていただきすぐ階段を上がって右。
すぐパチンコ屋さんのある道に出ますので左に行ってすぐの1つ目の角を右。
サンドイッチやさんのサブウェイやカラオケ館があります。
次のヤマザキデイリーストアの角を左に曲がるとみすじ通りですので,
数メートル歩いた左側の月世界ビルの隣の赤坂興和ビル301です。
http://www.hascl.com/member01/bar301/

March 9, 2006

Live at Wille

 久しぶりでした。ピアノの田村さんともなんか久しぶり。ドラムのたかさんともかなり久しぶり。ベースの水澤さんとはお初でした。楽しかったなぁ。毎度毎度聞いているのが楽しいなぁって思っているメンバーですが,今回もかなりいい感じでした。音の粒が立ってる感じがした。自分に関して言えば,1年前に比べたら少しだけど余裕が出てきたかなぁと思いました。またよろしくお願いいたします。
 田村さんの高校の同級生の方!がいらっしゃっていて,プチ同窓会になっていました。ママのまりこさんとも盛り上がって高校の話をしていたと思いきや,今度は大学の話になって,なんかまたまたスモールワールド理論を感じてしまった夜でした。人の縁て面白いね。
 

March 10, 2006

Live at 酒屋バー#301

 昨日の引き続き今日もライブ。音楽って素晴らしいなぁ。
 さてさて,今日はどきどきだったのです。なぜなら,ピアノ栗本修さん,サックス後藤輝夫さんのベテランのお二人とご一緒させていただいたから。
 あいにくの雨で,ちょっと寒いしどうなんだろ,と思いつつ到着して曲順などを考えていたら,やえちゃんからメール。赤坂界隈で迷っているらしいのでピックアップしに行きました。やえちゃんは和刺繍をちくちくやったり,HPを作ったり,プログラミングをしたりする芸達者な小さい可愛い女の子ですが,あたしとはお酒とお肉の友でもあります。お店でやえちゃんとHP作成の打ち合わせをしていたら,なんと大学の同級生が来てくれました。うわー懐かしい。女の子3人でガールトークを繰り広げていたら,栗本さん,後藤さんがいらして一言「金曜日の赤坂は混んでいる!!」電車で移動する身なのでそのあたりよくわからなくて,へぇ~と思って聞いていました。
 栗本さんは初めてご一緒させていただいたのですが,お話も面白くて緊張がほぐれていくのが自分でもわかりました。ガールトークに栗本さん後藤さんも加わってけらけらと笑っていたところで演奏を始めました。なんとも力の抜けた素敵なピアノのイントロが始まって,歌い始めたらいい感じのタイミングでサックスのオブリガード。あー音楽って素敵だなぁ。力を抜いて泳いでいる感覚に似ている。とそんな音楽に誘われてか気がつけば沢山のお客様で酒屋バーはいっぱい。音とお酒を楽しんでいるみんなの笑顔が本当に素敵でした。
 いつも思うことだけれど,お食事をしながら音楽を楽しむ場というのは,食器やグラスの触れ合う音,またバーだとマスターが氷を割る音などそれ自体が音楽の一部になる気がする。時として会話すら。目を瞑るとピアノやサックスや食器やグラスや氷を割る音や話し声が混ざって心地よく耳に届いてきました。その心地よさの中で歌わせていただく気持ちよさというのはボーカルの特権かもしれません。ずるいでしょ(笑
 栗本さん,後藤さん,そしてあの場にいらしたお客様に沢山沢山パワーをいただきました。ありがとうございました。昨日一番リラックスして楽しんだのは,私自身ですね(笑)ライブを終えてニコニコしながらお店を出ると,寒い雨が上がっていました。よい春が来そうな予感がします。

 次回のライブは3月14日火曜日の本郷グゥです。お食事が美味しくてほっぺがおちるかも?どうぞお楽しみに♪
 

March 13, 2006

胃痛と心配事

 胃痛と心配事なーんて書くと,まるで繊細ちゃんみたーーーい♪残念ながらそんなことでは全然ないのです。土曜日ベビーシッターを終えて帰ってきたら,どうもおなかが気持ち悪い。やだなぁとおもいつつ,ワインを飲んだりラムチョップ食べたりしていた。(この時点で何か違う??)あけて日曜日,今日はロンドンから帰ってきている友人に会おうと思っていた。目が覚めたとき全くお腹がすいていなかったので,先週末に暴飲暴食をしたので(っていつも?)反省しつつ,体でも動かせばエネルギーも消費されていいだろうと思って,ジムに行った。泳いださ1時間ほど。でも泳ぎながらどうもリズムが悪いし体がしなやかでない。クロールの腕すら重く感じる。大好きなミストサウナに入って体を温めてもどうも調子が出ない。
 そろそろ約束の時間になるので急いで家に帰りシャワーを浴びた。そしたらしくしくちくちくと胃が痛み始め,なんだかむかむかする。着替えようとしたらふらふらするから熱を測ったら・・・7.5。平熱よりはちょと高いわけだ・・・。ふと,先週ベビーシッターに行ったときに子供が風邪を引いて同じような症状だったのを思い出し・・・潜伏期間1週間か,と思った。友人だけじゃなくて彼女のベイビーにも会おうと思っていたので急いで電話をして取りやめた。
 やめてよかった。その後胃が痛いので胃薬を飲んでははきまくり,熱を下げるために水分を取ってははきまくり,空腹になるからどんどん胃が痛くなり,何も飲めないので熱は39度まであがり,胃痛・嘔吐・高熱というなんだかかつて子供の頃に体験したなんちゃら中毒みたいな状況に陥った。どうするかなぁ,と思って父親に電話をしてみた。
 きこしめしていたまーちゃんは最初はうんうんとか聞いていたけれど「まぁ,それはさー急性胃腸炎とかいう名前にされるだけだよねー。死にそうだったら今から死にそうだって電話はよこしなさい。あー今さぁ家にすごい美味しいワインと食べ物があるんだけど,食べに・・・これないよねぇ。残念だなぁ」といって電話を切った・・・。泣ける。なんて優しいお言葉。思わずお腹を抱えて笑いました(違う意味で)。
 苦肉の策で,鎮痛剤を飲んでみたら,これが功を奏して少し眠ることもできて胃痛も治まってきた。と。夜中にまた痛くなってきたのでまた起きて鎮痛剤を飲んでみた。朝まで眠れた。今はすこぉし熱があるけどほぼ完治しました。よかったー。今のあたしの心配事。明日ぐぅにいって何にも食べれなかったらどうしようってこと・・・そのぐらい,ぐぅのお料理は美味しいの・・・乞うご期待。

・・・
2006年3月14日(Tue.) @本郷ぐぅ 19:30~ MC2,000
若林 稔(Pf),藤田 奏(B),関口総朗(Gt)
若林さんとの久しぶりのライブです。
お酒もお食事も抜群に美味しいぐぅでおなかも心も満たされてください。
文京区本郷2-40-7YG30ビル2F
TEL: 03-5800-9638
http://jazz-gout.hp.infoseek.co.jp/

 

March 14, 2006

うわーい

 心配していた胃の痛みも台風一過のようにすぎさって,今日は元気。朝からウイルスを退治すべく(勝手にウイルスと決めているけれど)洗濯三昧。今からレッスン&ぐぅらいぶ♪音楽漬けな一日ですね。今日も楽しみ!!
 今日はホワイトデーではないですか。ハニーちゃんに愛のお返しでも,ダーリンに愛の告白でも。いいなーそういうの。あたしからは,皆様に愛のこもった歌のプレゼント♪今日は前回きてくれた友人がぽろりと聞きたいなぁとライブが終わってから言った曲を歌ってみようと思っています。内緒だけど。ってここで書いたら内緒にならないのか。えへへ。
 

May 21, 2006

SADE

 懐かしいライブでした(笑)私がクラシックからジャズへと道を変えていった途中に,SADEの存在はかかせないのです。以前SADEについて書いたことがあるのですが,中学生から高校生に至る辺りで姉が持っていたSADEのCDを聞いたのが彼女の歌との出会い。いくつか歌ってみたくてカバーしてみたものの難しくて全く歯が立たず。そのときは後にSADEカバーバンドに参加して歌うなどと夢にも思わなかったのですが。
 昨日はJazzDestoryoyersの皆様と一緒にライブでしたが,4月21日にメンバーのおーじろさんから誘っていただいて,そのときの台詞が「SADE歌ってみませんか?」実にキャッチーでしたねー。3年前からステージではSADEを歌っていないし,うわー,やっぱり彼女とつながっているんだなぁって。
 台風の影響で雨風が心配でしたが,7時過ぎに開店をするとすぐにお客様でいっぱい。JazzDestoroyersの皆様のパワーを感じました。インストから始まったステージは白熱白熱!お客様もノリノリでいたるところから掛け声が!!!途中参加させていただくと,あまりに演奏が気持ちよくてあっという間に1stセットが終わってしまいました。えー,もっと聞いていたいよーと言う感じで。歌っているこちらもものすごく楽しかったです。
 2ndになっても乗りは収まらず,お客様も徐々に増える一方。日本の曲のオリジナルアレンジも飛び出して,プレイヤーだけでなくお店にいらした方みんなが参加してライブをやった,と言った印象でした。今回のJazzDestoroyersの皆様は,もともと両国ジャズプロジェクトという「両国の街をジャズの街にしよう!」というプロジェクトに参加なさっている方々で,毎週火曜日に両国駅前のつぼはち!でジャムセッションをなさっているようです。そちらにも今度お邪魔してみたいです♪どうもありがとうございました。また,リハーサルから快くお店を開放してくださった,笑顔の素敵ななーじゅのマスターにも感謝いたします♪
 

May 25, 2006

Movin'

 引っ越すことにしました。さほど遠くには移動しないけれど。より空に近いところに移動します。バルコニーがいかしているのでそこに決めました。空に向かって歌の練習ができる。素敵だ。もしかしたら,とっても大切な人に私の歌が届くかもしれない。だとしたら,逢えなくなったことなんて,瑣末だ。大丈夫,いずれにしてもいつか逢うだろうけど。どうして,天国は上にある,とステレオタイプなんだろうか(苦笑)
 まぁ,後半月ぐらいは今のところにいるのだけれど,3年過ごしただけあって,ご近所づきあいもしてきたというか,ご近所さんたちにとってもお世話になってきたのです。ちゃんとお礼を申し上げなければ。
 一番お世話になったのはやっぱりゴリラhttp://www.geocities.jp/bargorilla/frame.html。ゴリラのマスター吉井さん,ならびにゴリラに夜な夜な集うみんな。本当にありがとう,愛をこめて。彼らとはお酒のつながりだけでなく音楽的にもライブを一緒にやったりしていたので,とってもありがたい存在でした。いろんな喜怒哀楽をともにしてきた大切な仲間です。へこんでいるとき,楽しいとき,悩んでいるとき,いろんな側面でとっても支えてもらったなぁ。バーゴリラならびに楽団ゴリラ,ゴリラブズの皆様とは今後とも音でつながりたいです。お店もこれからどんどん発展していけばいいなと思う。ほんといろいろ勉強させていただきました。
 その次。うーん,どこだろう・・・。よくわからないので,順不同で行きます。
 線路脇の光春さん。とても美味しいお料理で癒されました。それだけでなく,マスターが釣りがお好きで,釣果がよいときは!おすそ分けをいただいたりして!ほんとにありがたかったです。生まれた横須賀での幼少時代を思い出しました。おじいさんが釣り好きで,毎食美味しいお魚を食べてたので,釣ってきたばかりのお魚って,懐かしかったなぁ・・・。
 パティシエTAKUMIさん。蕎麦の実のクッキーが絶品。プリンも素敵。商品開発の意欲や会社経営の熱意などとってもがんばっていて,勇気付けられました。TAKUMIさんは,池ノ上一の色男だと言われています。
 現代ハイツはすごくインスピレーションがわく場所でした。神楽坂のカフェをオペレーションするのにとっても勉強になりました。ああ,池ノ上にはこういう文化的芸術的情報発信地があるのだなと思わせしめる貴重なお店です。オーナーの岩田さんは,ちょっと恥ずかしがり屋のかわいらしいダンディーさんです。自分で意識してないだろうけれど,外側からの評価はとっても「おしゃれ」です。
 あー,なんというか,枚挙に暇がないのです。池ノ上は小さな駅なのにいけてるバーが少なくとも4つはある。美味しい秋田料理屋さんもあるし,青森料理屋さんもある。美味しい焼き鳥屋さんもあるしカフェレストランも2つ以上ある。居酒屋さんだってぱっと思いつく限り4つ以上あるし,イタリアンも2軒ある。美味しい定食を食べることが出来るお店もある。コンビ二もあるけれど,フランスやというお弁当屋さんだってあるし,キヤという総菜屋さんもある。駅前にはパン屋さんもある。ちょいとあるくとお豆腐やさんだってあるし精肉やさんもある。書きつくせないから,また思いついたら書く。小さくて静かで便利な街です。駅は3つぐらい使えるし。
 でも,一番はそこにいる人がとっても温かかったことかな。とっても大切なことだよね。新しい土地も,そういうところでありますように。

May 27, 2006

うわーい

 今日は牛久でライブ!ピアノの外山安樹子さんに誘っていただきました。初牛久!たのしみ。よろしかったらいらしてくださいね。

2006年5月27日(Sat.) @ハモナカフェ 18:30~ MC1,500
外山 安樹子(Pf)
ピアノの外山さんに誘っていただいて初の牛久ライブ。
わー,楽しそう,楽しそう。今からわくわくです。
〒300-1234 茨城県牛久市中央4-10-19
お問い合わせ、ご予約は 029-871-2157 ハモナカフェまで
予約制になっておりますのでよろしくお願い致します。
http://www.h5.dion.ne.jp/~hamona/home/main/mainframe.html

May 28, 2006

Live at Hamona cafe

 素敵なところでした。ピアノの外山さんに声をかけていただいてライブ。牛久に行ったのも初めてで,もちろんハモナカフェも初めて。我孫子から外山さんに乗っけてもらうこと30分ぐらい?すごく早くついちゃいました。のんびりまったりしてリハを数曲こなして本番。なんかお店も来ていらっしゃるお客様もあったかくて,心が温かくなりました。休憩のときにいただいたレッドジンガーとっても美味しかった。健康になれそうな感じ。
 ライブはもう,楽しかったということしか言えないのですが,もちろん改善点は沢山あっていろんなことが浮き彫りになったのだけれど,まず,楽しめたかどうか,そういうところがとっても大事だと思いました。最近自分の歌について改善したいところがありがたいことにとっても明確でそれを改善すべく奮闘中!がんばるぞ!数ヵ月後には?いい感じになっていると思います。乞うご期待!って意味解らないですね・・・。
 さて,ハモナカフェはお店の造りが天井が高くてとてもよく音が響きます。いろんなジャンルの音楽が演奏される理由がわかります。入り口のスロープ,お手洗いなどバリアフリーを心がけたお店の設計が素晴らしい。食べ物もデザートもとっても美味しそう!!ちなみに演奏が終わってからクリームブリュレをいただきました。美味しかった・・・クリームブリュレフリークとしてはほっぺが落ちますね。
 ライブが終わってから外山さんと店長さんとお話をしていて,私の声は「普通の人より若干低めでしっかりしていて,かつ伸びもあり,それでいて透明感がある!」と言って頂きました。うわーい。それ,いただき。どこかで使わせていただきます(笑
 店長さんは30年ぶり?にピアノを触ったそうで,外山さんに聞いていろいろ指導してもらおうと今日のために一生懸命練習したというピアノを披露してくださいました。外山さんはそれについていくつかポイントを教えてあげていて,あ,こういうの素敵と思いました。プチレッスンが終わると,店長さんが一言「ピアノに触るのが嬉しくて嬉しくて,朝早く来て練習している」のだそうです。カフェの仕事はとっても忙しくて大変なのがわかっているので,そのモチベーションの真摯さに心を打たれました。私もがんばろう!練習している曲の由来をお聞きしたら,もっと心が温かくなったので,次回またお邪魔するときにはいい感じになっているんだろうなぁと楽しみになりました。
 帰り道も全く渋滞がなく,外山さんはびっくりしていました。我々はついてるねー!!笑。今回も外山さんのピアノに大いににインスパイアされて帰ってきました。オリジナルは相変わらず素敵。ノスタルジアという曲が好きです。きれいで涙が出そうになりました。また是非ご一緒したいな・・・外山さん,ハモナカフェさんを初め,聞きにいらしていた皆様,暖かい気持ちとパワーをどうもありがとうございました。心より感謝。
 

May 30, 2006

全てはリンクして

 先日知り合いのブログを読んでいて,内面の美しさについて考えた。服やお化粧や持ち物で表面を飾ることは出来ても,滲み出る美しさというのは取って付けることが出来ないし,外から借りてくることが出来ない。言葉で解っていても,実際それを本当に理解できる人が何人いるんだろうか?私は果たして理解できているんだろうか。難しい。
 内面の美しさと言うのはどうやって養ったらいいのだろう,とブログの主とコメントしあったのだけれど,美味しい水を飲む?野菜を食べる?よい芸術に触れる?適度な運動?よい文章を読む?掘り下げて考えていったら,ああ,全てがリンクしているのだと,思い当たってしまった。
 昔図書館や美術館に足繁く通っていた。クラシックのコンサートにもよく行った。通うという行為が日常であるかのごとく,あえて構えもせず。いつの間にか,足が遠くなり,時々行くにも「美術館に展覧会を見に行く自分」という存在を感じてしまったりして辟易してやっぱりやめたり。自然な流れで心が求める,という状況でなければ,行為自体が飾りと化す。たとえば,美術館に展覧会を見に行く自分という存在を感じる我は,展覧会に行った後で,自分が良しとしないことをやらかしたりする。芸術に触れた満足感とは裏腹に,全く逆のことをやったりする。その辺りには隔絶がある。心の肥やしを自らその辺のゴミ箱に捨てるみたいな感じ?
 おそらくそれでは,内面的な美しさは養えない。全てのことが,リンクしている。朝起きてまたその次の朝起きるまで,全て。内面的な美しさを養うというのは,表現の一つであって,それがよい人間であるように努める,とかでもいいわけ。よく悪いことをすると神様が見ている,とか言われた。神様の存在の有無は置いといて,そういう感覚は大切なんだな。「悪いことをすると,美しくなれない。」と言い換えれば,もっとダイレクトに響くかな。

June 4, 2006

Roots

 カフェでコーヒーの香りに囲まれたり,洗い物をしたりして,なんとなくBGMを聞いていたら,ぱちり,と音がしたようだった。10年以上も前に私に再生をもたらしたあの曲がかかっていた。カフェのオーディオはたいていPCから流しているものなので,PCのところに行ってチェックしてみると,やっぱりあの曲だった。あたしが,あの朝聴いていたのは,他のどの演奏でもなく,まさにこれだ,と思った。演奏していたのはマイルスだった。ああ,そうか。あたしはあの朝マイルスにも出会っていたのか。ジャズを歌い始めてからしばらくして,どうしてもマイルスが気になるようになったのも,そもそもルーツとして魂を揺さぶっていたのが,彼の演奏だったからなのかもしれない。

June 10, 2006

ヨン様とライブ

 いやー。ヨン様がベース持ったらこんな感じだ絶対。と思いました。演奏している間もなんともさわやかな癒し系の微笑を絶やさず,スマートで。そう,そこのあなた,のことです佐藤哲さん。
 失礼しました。今日はライブだったのです。いつもの田村さんバンド,と思いきや,ベース佐藤哲さん,ドラム真喜志透さん,ピアノ田村修さん。お,みんななまえが3文字だ。さとる,とおる,おさむ,めぐみ。ふーん。
 久しぶりにたむちゃんとご一緒したのですが,今日はなんとコロッケ付のライブでした!すごーい。尾山台の高野屋肉店さんからのコロッケ。おいしかったぁ。元気になってばっちり歌っちゃいました♪
 たむちゃんのピアノはいつもに増していい感じで指が動いてました。ベースの佐藤さんとは初めてだったのですが,ノリがとっても素敵。しかも,前述のようにさわやか好青年でした。ドラムの真喜志さんとは本郷ぐぅに続いて2度目。小粋な合いの手がとってもいかしてました。お客様も沢山来ていただいて,嬉しかったです。ウィルのまりこさん,ならびにお客様,ご一緒したミュージシャンの皆様,今日も楽しく演奏できました。ありがとうございました。また是非ご一緒したいです♪
 

June 12, 2006

うーん

 頭が痛い。偏頭痛に効く薬・・・って、引越しで薬しまっちゃったかも・・・。。。

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June 19, 2006

父の日食い倒れ

 昨日は父の日でした。朝からカフェにバイトに出かけ、夜はオーナーと店長と打ち合わせ。オーナーがそわそわとサッカーの話題をしていたので、その後に控えていたオーナーとの打ち合わせの日程を変更して、仕事終了。あ、そうか、父の日だから、と実家に帰ってみると・・・兄貴2人、両親、で大宴会中でした(笑)
 もちろんそこから参加して、cavaを1杯、シャトーマルゴーだったかな?を1杯飲んで、ベーコンとピーマンのパスタを食べて、マーボーナスを食べて、生ハムメロンを食べて、鶏肉のトマト煮を食べて、インゲンを食べて、サラダを食べて、トマトとモッツァレラのカプレーゼを食べて、白飯まで食べて、ブルーチーズとわさびのチーズを食べて・・・とまぁ、なんというか、私が、幸せな一日でした。さらに、タイフードのお土産までもらって帰ってきました。
 お父さんありがとう。父の日に幸せを分けてくれて。おなかいっぱい。
 

June 25, 2006

タンゴのアツイ夜?

 今日は神楽坂Akagi Cafeで楽団ゴリラのタンゴライブ。新曲期待中。彼らのライブを聴いたり見たりすると,やっぱりこの人たちは,いいやつらだ,と思う。ハートがいい。それが音楽に反映されてる。楽しみにしてます。

June 27, 2006

ただ一言

 お疲れ様とだけ,言いたいです。今朝方祖母が亡くなりました。ずっと介護を続けてくれた叔父・叔母,そして祖母本人にも。世の中は,ちゃんとなるようになっていて,時間は確実に流れています。祖母がなくなって,きっと世界のどこかでは誰かが誕生しています。そこにつながるものが,愛であればいいと,切に願います。
 とっても大きな視点に想いを馳せたら,我々という存在すら,すごく不確定要素だらけの産物みたいな気もするし,不確定要素だらけの産物なのに,喜怒哀楽があったりしてこんなふうにあれこれと考えたりします。すごく不思議なことだなと思います。ちょっと笑えちゃったりします。なんだかシャーレの中のゾウリムシみたいな気分です。
 最近にしては珍しく,明け方まで起きていて,うつらうつらとしたら訃報が入ってきたわけなのですが,今朝の夜明けは,とても美しくて,晴れていて,まだ梅雨も明けていないというのに夏のような日差しの一日でした。
 これから変わること,これから起きること,いろんなことを考えていました。横須賀の丘の家の2階の窓から風が吹いているのを感じたいと思いました。蓋をしないといろいろお店を広げてしまいそうなので,今日は一日譜面と楽器とにらめっこ。歌の練習をしてレッスンに行きました。その後30日のピアノの鶴巻さんとリハをして,家路に着きました。
 ベランダから外を眺めて,街の明かりがきれいだなぁと思いました。夕飯時のいろんな匂いがして,人が息づいている営みを感じました。哀しみは,おそらくもっと後にやってくるのでしょう。今の私に出来るのは,歌を歌い続けること。出来ることを,丁寧に,ちゃんと誠意を持ってやること。そして,可能な限り否定から入るのではなくて,愛を持って優しい気持ちで世の中に接することが出来たらいいなと思いました。
 おやすみなさい,お疲れ様。Love and Peace。

July 1, 2006

ありがとうございました

 一昨日の通夜,昨日の祖母の葬儀に沢山の方が参列してくださって,まことにありがとうございました。92歳でした。すごく長生きですね。周りの方の助けがなければ,そんなに長生きすることはかなわなかったと思います。
 葬儀を終えてAkagi Cafeでのライブに行きました。しれっとクールでいられるかなとおもったら,思わず歌詞にほろりときてしまって,涙が止まらなくなってしまいました。せっかく聴きにきてくださった沢山の皆様,びっくりさせてしまってごめんなさい。
 今回のライブは1月にシグナスでご一緒したベースの小林展明さんとご一緒しました。小林さんのファンの方も遠くから駆けつけていらして,カフェは超満員。ありがとうございました。新曲をいくつかお届けいたしましたが,その中の1曲がサッチモが歌ったことで有名なピノキオの曲When you wish upon a star。大学時代の友人が聴きに来てくれていて「思い出になる」と言ってくれました。
 7月21日にカフェでご一緒するピアノの外山安樹子さんも遊びに来てくれて,1曲弾いてくれました。パワフルですねー。今から楽しみ。私自身の次回のライブは7月4日@本郷ぐぅです。皆様にお目にかかるのを楽しみにしております。

July 5, 2006

ミニバラを植えました

 今日は園芸の日でした。ささやかなベランダがついている家に引っ越したので,ベランダで鉢植えを増やしたりしてみました。ミニバラ。可愛いよねぇ。癒されるぅ♪今年の誕生日にピアニストの鶴巻さんからいただいたグリーンネックレスも鉢を植え替えて,スタンドに立てたりしてみました。オレンジ色の花の咲くハイビスカスも鉢を大きくして,この間から可愛い双葉が出ているニューメロンもプランターへ。
 そうこうしているうちにおっと,出かける時間。今日は園芸の日でもあり演芸の日でもあり。本郷のぐぅへ出かけました。ピアノ若林稔さん,ベース歌川久雄さん,ギター鶴見恭男さん。ちょいワルオヤジたちとジャズの夕べ,みたいな雰囲気になりました(笑)新曲携えてやっぱり誰よりも楽しんで帰ってきました。まかないのサフランライスがとってもいい香りでした。楽しかったぁ☆彡
 いい感じにエンゲイずくしの日が過ぎていきました。今月来月はいつもにまして自分の歌にてこ入れをしようと決めているので,ベランダに植えた植物を見ながら,自分の成長も楽しめたらいいのだけれど・・・。今度はハーブをふやそーっと。って,歌じゃなくて園芸にてこ入れにならないようにしなきゃ(笑)

July 8, 2006

神楽坂について考える

 最近は日々神楽坂にいるわけですが,神楽坂と言う土地はなかなか面白い。和風であり洋風であり。昔風であり今風であり。神楽坂と言う道を脈々と文化が流れたり。のんびりな振りをして,案外スピーディだったりする。
 神楽坂の魅力はなんと言ってもわき道なんじゃなかろうか。もちろん駅からぽいと出ると面している神楽坂のメインストリートも楽しいお店が満載だけれど,ひょいと覗いたわき道に,さてどんな店があるのやら・・・そんなわくわく感がある。
 商店街に活気がある。これが神楽坂のとってもいいところ。やはり外側の人が何を持ってこようと,何を言おうと,そこにずっとすんでいて商いをしてきた人たちの心意気みたいなものが感じられなければうわべの飾り物にしかならない。神楽坂は地域の老若男女が自分たちの街を大切にしている感じがする。そういうの,とっても素敵だなぁ。
 などなど,思いながら今日は神楽坂で南武鉄の風鈴を手に入れました。早く家に吊るしたくてわくわくしながら帰りました。涼しげないい音がしています。

July 10, 2006

あらまぁ。

 カフェでアイスコーヒーを作ろうかな、なんて思っていた午前中。まだ開店前の空気が漂っている時間に、ひょんなお客様が!「11時からなんですよ」と声をかけながら、「あ、なんと!!!!」大阪からのお友達でした。
 うれしいですね。突然の訪問は。すごくお久しぶりだったけれどいつものようにお美しくて、しかもお土産までいただいてしまいました。『ジャズでめぐるニューヨーク』常盤武彦さんの著作でした。あらら、私がニューヨークに行きたいと思っているのをまるでお見通しのよう・・・。
 再開もつかの間ちゃんとお構いもできないまま彼女は帰られましたが、気持ちがリセットされてとっても嬉しかったなぁ・・・。いつか私も大阪へ行きたいなぁ。仕事で(笑)。すぐ大阪に戻られるとのこと、お気をつけてくださいね♪またお目にかかるの楽しみにしてます。

July 12, 2006

-Funky

 うーん。今日は久しぶりの休みで,といっても気がかりなことが山のようにあるのですが,とりあえず自分をリリースしようと家のことを黙々とこなしていたらピンポーン!なんだろなんだろ??と思っていたら先日頼んだCDがきたのでした。エラとフランクシナトラ,ロバータフラック&ダニーハサウェイ,キャロルキング。沢山買ったような気がするけれど,ちょうどセールだったんですねぇ(笑)その後にお買い物に行って,先日友人に教えてもらった豆やさんでコロンビアのコーヒーの豆を買ったりして家に戻り,舞茸とベーコンのオリーブパスタを作り,白ワインを飲んで,先ほど買ったコロンビア豆でコーヒーを淹れて堪能し,その後にお昼寝しました(笑)
 夜になってお散歩に吉祥寺まで出かけ,チャチャハウスに行きました。店に近づくにつれて,なんともいかした音楽が流れてくるではないですか!!今日出ていたのはsoulexpress。いかしてたなぁ・・・。久しぶりに乗りました。また聴きたい!というか自分でもこんな音出したいなぁ・・・。こういうのすきなんだよなぁ。。。ま,でも当初の目的の「自分をリリースする」は達成できた感じ。よしとしよう。明日からまたがんばりまーーーす。
 

July 15, 2006

american blue

 草花の名前です。かわいらしい青い花がつきます。手に入れてベランダガーデニングに加えたら、お花がいっぱい咲き始めました。嬉しいなぁ。先日ひとつ咲いたハイビスカスも新しい花芽がいくつもついているので今から楽しみ。連日の真夏日で結構へたり気味だったのですが、こういうのみると元気になりますね。
 

July 18, 2006

素敵な友人と集中力

 常日頃私はいい友人たちに囲まれて,ほんと幸せだなと思って感謝している。昨日は神楽坂に高校時代の友人が遊びに来てくれた。彼女とは互いの家にとまりに行ってあれこれとおしゃべりをしたりお酒を飲んだりする間柄なのだけれど,一緒にいるととっても心が素直になれるとてもありがたい存在。考え方共通点があるからかな??
 会うなり,「おお,変わった」と一目でわかるほど,彼女が素敵になっているのがわかった。なんか嬉しい。いい恋でもしてるのか?と思ったけれど,たずねてみると「ジムに通っているの」とのこと。月に20回もいってるんだって!!いやーん,うらやましい。目に見えて健康的になっているのは,ほんとすごい。しかも,すごくポジティブオーラを出していて,一緒にいるこちらが感化されるほど。肌も生き生きしているし,いい感じにスレンダーになっているし,髪の毛も短くなってキュートになっているし,抱きしめてチューしたくなりました。あやかりたーい。
 この歳になるとなかなか相手を巻き込んでポジティブになるというのはエネルギーが持たない。そうなるとうわべだけ装ってなんとなく取り繕ちゃったりするんだけれど,それも若くないのでエネルギーが持たない。いい感じなのはひとえに内面をちゃんと磨いていることからきているわけで,うわーん,見習いたい!がんばる!と彼女が電車を待つ間におしゃべりして飲んできたのだけれど,ホームでお見送りしながら思って,その勢いで譜面を家にとりに行き,セッションに向かったのですが・・・。
 休みの日だからあんまり人がいないかな?と思いきや,扉を開けるとチョー満員・・・。小心者でビビリな私は腰が退け・・・というか集中力が消えちゃいました。ちょっと問題点をチェックしようと出した曲は,その選曲自体どうなのよ?みたいな感じになっちゃったし。でも,ベースのヨン様,もとい佐藤哲さんも来てたし,ピアノの若さんはいきなり渡した変な曲にしびれるコードを付けてくれたし,ドラムのまきしさんもクールにたたいてくれてたし,ラッパの安ちゃんはいきなりきて素敵なミュートトランペットを披露してくれたし,めためたなわりに,楽しかった・・・。ご迷惑をおかけしたのに,一人で楽しくてごめんなさーーーい(笑)しょうじんしまーーーーす。

July 20, 2006

HDD

 えーと。ぱそこんいじりが好きだったりする。それはなんというか,アプリケーションを使うことやインターネットで遊ぶことに留まらず,ハードの組立や分解にまで至る。初めて我が家にやってきたパソコンは,名前は忘れたがアップルだった。でもすぐ技術が進歩して過去の遺物になった。卒論を書いたのは,でもそのパソコンでだった気がする。今ではそのパソコンはマニアの間で人気があるとかないとかいう型らしいが,よくわからない。
 次,自分で買った。その当時もらっていた奨学金で修論のために買ったのだが,ウィンドウズマシンだった。アップルになれてしまっていたので最初戸惑ったけれど,すぐになれた。視覚的に遣いやすかった。T社のBrezzaとかいう代物。スピーカーやマイクが内蔵されていて,テレビやラジオが聴けて電話も出来る。マルチメディアパソコンだと言うのが売り。がしかし,でかかった・・・。その後すぐ出た型も結構でかかったなぁ・・・。
 で,その子はすぐにいきなり調子が悪くなって,OSの再インストールとかする羽目になるんだけど,モデムを新しいのに付け替えるために箱を開けてあれこれやってたら,ぜんぜんマルチメディアパソコンじゃなくなった。ビデオカードかなんかの接続を間違えたのかな・・・。
 昔から,ぜんまい時計などを分解するのがすきで,どうもその癖がいまだに出る。パソコンというわけの解らないボードの詰まった箱を目の前にして,あーこれはずして掃除して組み立てなおしたら結構面白いんじゃないか・・・とか。
 さて。PCがもう容量がパンパンなので,内蔵型HDDをつけることにした。久しぶりに,PCの蓋をあけたんだけど,構造は適当にわかる。この辺りを適当につなげば動作するだろうことも知っている。妙な直感。なのでごちゃごちゃしているいろんなコードを一旦抜いてスレイブのHDDを収納しようとしたら・・・ファンが邪魔で収まるところに収まらない。ファンはカタカタと動く。この危うさは取り外しができるってことだろうが。と思ってあれこれやってみたけれど,微妙にカタカタ動くだけで一向に外れる気配がない。そしてそういうのに限ってなかなか力を入れずらい位置にあったりする。
 うーん・・・うーん・・・とあれこれ考えて,FDドライブのしたが空いているっぽい!ドライバを持ってきてはずしてみると,あれ,金属が・・・だめかな??あれ,でもこれも外れそう・・・バキ。おめでとう外れました。おそらくこれははずしてよい金属だったのでしょう。うん。で,ラッキーなことにそこから新しいHDDを入れることが出来たのでめでたくHDDは物理的には箱の中に納まった。よかったよかった。さて,ぽちっとな。。。スイッチを入れてみる。あれ?認識しないジャン。てか,OSが立ち上がらないジャン・・・えーーーーPCごとだめにしたかな??
 そこで新しくつないだHDDに接続した電源などを一旦抜いたまま立ち上げてみることに。あれ,認識しない・・・ってことは・・・もともとあったHDDのコンセントが抜けてました。なーんだ。とか,そんなことで貴重な休日が過ぎてしまったのであります・・・。でもいっか。120GB増えた。わーい。

August 2, 2006

豆ギレで人の心の優しさについて考えた夜

 昼にコーヒーを淹れるために豆をひいて「ああ,豆がなくなったから買いに行かなきゃ」と思っていた。仕事に出かけた。帰ってきた。帰る道で豆がなくなったのを思い出した。やばいじゃん。コーヒーがなくなったら生きていけない!
 そうなんです。大のコーヒー党なもんで・・・。コーヒーが飲めないという状況がものすごく苦痛・・・。あわてて豆やに電話をしたら・・・なんとまぁ閉店時間だけど空けといてくれるって。本当にありがたい。そしてたどり着いたら,先日買った豆だけじゃなくて,カフェオレ用のむちゃむちゃ美味しそうな豆を出してきてくれて,両方思わずかってにたにたしちゃいました。
 人の優しさに触れると,本当に心が潤います。そんな些細で当たり前のことを実感できるようになったのは最近のこと。ありがたいです。受けるばかりでなく,人に優しくなれる人になりたいです。まだまだ・・・みたいだけど・・・。
 コーヒー豆をゲットして無事家にたどり着き,しらすとねぎを炒めてお豆腐に絡めて肴にしてビールを飲みながら,ああ,幸せだなぁと思いました。実は今朝最愛の祖父と旅行したときに買ったストラップが切れていたのを発見してものすごく哀しい寂しい気持ちになっていたのです。。。が,なんとか折り合いが付けられそう。そうやって一つ一つ乗り越えていくしかないんだなぁ。。。なーんて。

 明日は,なくなった祖父の,誕生日だったりします。

August 7, 2006

砂の白さ

 以前つれづれでニューシネマパラダイスについて書いたことがあるきがする。大好きな映画のひとつである。大好きなんだけれど,あの映画を見るといつも,映画館の前の白い広場がすごく気になる。太陽の暑さを感じるし,時間の止まったかのような流れを感じるし,なんというか,とにかく,とてつもなく哀しくなる。
 Akagi Cafeから赤城神社の境内を眺めていた。蝉時雨の中,風が止んだ境内は,ひたすらに白い。ああ,これは。そう,あの広場と同じ寂寥感を携えている。振り向いてテラスのポプラの葉がひらひらと。その合間をカラスアゲハやルリアゲハが儚いリズムで舞っているのを見て,デジャヴだと思う。

 ここは,いったい。
 柱時計の錘を巻くように,時間がゆっくりと流れていく。ここは,かつてあたしが,過ごした場所。
 
 今週末は,そんな空間で,Summertime Jazzというライブを行います。あなたの,何かを感じに来てください。
 

August 13, 2006

これからも

 昨日はAkagi Cafeでライブでした。メンバーはピアノ本間英紀さん,ベース塚田信市さん。このお二人は私がJazzを始めた当初から私の歌を知っていてくださるメンバー。光栄でした。少しは成長した歌でご一緒できたかな・・・。
 本間さんはお父様がお亡くなりになられた直後のライブで,いろいろご心労などあられたかと思いますがそんな姿など微塵も感じさせないトークと演奏でした。息もぴったりのベース塚田さんも,素晴らしいベース&ベースソロを聞かせていただきました。3セット目のインストribbon in the skyは本当に美しくて,聴いていて涙が出ました。
 全ての人に幸せが来ますように,全ての人に悲しいことが起こらないように,そんな気持ちでライブをしました。本間さんのお父様,また当初予定されていたベースの橋本さんのご家族の方にもご冥福をお祈りしつつ。
 

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August 23, 2006

女装の

 夢を見た。最近にしては珍しく。というか夢を見たことを今思い出した。何で思い出したかというと,ボブデュランがレコーディングの音質について不満を漏らした,という記事を読んだから。でも関連性はなにもないんだけれど。なぜかそれがトリガーになった。

 どこかとても暑いところを古めかしい自転車を押しながら友達と二人で歩いていた。小学校時代の友人だった。なんだか,太陽はぎらぎらと照りつけて,ブロック塀と砂埃がやけに気になる昼下がりだった。黒い鉄の自転車は重たく熱く,それになぜか座布団を乗っけて自分たちが乗るでもなく,ただ,押して歩いている。クランクのような曲がり角が続き,ブロック塀にはところどころコケが生えている。風はない。じっとりと汗がにじむ。
 と,どこからか中年の女性が現れて,駅にはどう行くのか?と訊ねてくる。友達は郵便局を説明している。女性は全く違う方向に歩いていく。そっちは誰かの家のほうなのに,と垣根の向こうに消えていく女性を見ながら朦朧としながら考えている。また自転車を押しながら歩いていく。
 またどこからか背の高いぴっちりとしたボブの女性が現れる。しいて言うなら昔の楠田恵理子さんみたいな髪型というか,パルプフィクションのユマサーマンみたいなボブだ。ものすごい濃い化粧をしている。紫色の濃いアイシャドウが印象的だ。ふーむ,と思って眺めていると,井上陽水さんにどこに行けば会えるか,と訊かれた。私は「そこの角を右に曲がってまっすぐ行った所にさっきまでいた」と答えた。実際そうだった気がしたから。すると彼女はありがとう,よく知っているね,ところで米米クラブを知っている?と聞いてきた。友達は知らないと答えた。まさか。我々が小学生?のころずいぶんフィーバーしていたじゃないか!知らないわけがない。私は女性の顔をまじまじと見た。「まさか,石井さん?」と言ったら,女性は,否,石井竜也さんは「そうだ」と答えて去っていった。女装した本人だったとは・・・。友達に米米クラブの石井さん本人だったんだね,と言ったら,ふぅん,と興味がなさそうな返事が返ってきた。実際知らないんだから興味も何もないか。
 世の中はいろんなことが起こるんだなぁと思いながら,自転車を押して歩いていった。私はその後にスタジアムの売店に母に会いに行かなければならない。自転車を友人に任せて,スタジアムに向かう。今日はアメフトの試合があるから忙しいと言っていた気がする。
 次の瞬間スタジアムに着く。ずいぶん大きな銀色のドーム型の売店で,半地下のようなところにスタッフが沢山たまっている。ちょうど交代の時間なのだ。母はここで現場責任者をやっているらしい。会いに来たとその辺の人に告げるとずいぶん遠い部屋をたらいまわしにされた。見知った顔がいくつかやってきて,暑いと文句を言っていった。そんなことあたしに言われても知らないよ,と思いながらひとつの部屋を覗き込むとドーナツマシンががちゃがちゃと動いている。へぇこうしてドーナツは作られているのか,と思う。でもまてよ,ここはプールのはずじゃないか,こんなところでドーナツ作ったら湿気ちゃうじゃないか,と思っているうちに目が覚めた。

 部屋は暑かった。支離滅裂な夢だった。もしかしたらもっと続きや新たな展開があったのかもしれない。ひょっとすると友人と歩いているシーンの前に井上陽水さんと話している夢を見たのかもしれない。だとしたら思い出したいが・・・。

September 7, 2006

活字脳再び

 好きな作家を挙げろと言われたら,沢山いる。スコティーフィッツジェラルド,フォークナー,スティーブンキング,北方謙三,池波正太郎,中島敦,安部公房,遠藤周作,村上春樹,カミュ,カフカ。思いついた順に書いてるけれど,到底挙げきれない。挙げ始めたらきっと,中島らもみたいに数ページに渡って書き連ねることになる。
 めずらしく実家に泊まった。実家のよいところはなんといっても本がたくさんあることだ。自分の蔵書もかなりまだ実家においてある。夜更けまで両親と他愛もない話をして,二人が寝静まると一人部屋にこもって本棚と対峙した。何を読もうか。めがねをかけていないとどうも背表紙の文字など見れない。適当に1冊手に取った。
 「弔いの哲学」ちょっと夜中に読むには脳みそを使いすぎると思ったし,きっと朝になっちゃうだろうと思って次の本にした。
 「マイ・ロスト・シティー」嫌いじゃない。いくつか短編を読んだ。実際のところ私はフィッツジェラルドの作品だったら「夜は優し」「リッツぐらいでかいダイアモンド」が好きだ。切なくて,喪われていくものに対してのどうしようもないやりきれなさが漂っている。
 一瞬,寝た方がいいかな,そう思ったけれど,どうしても本が読みたかったので,あきらめてその欲望に従うことにした。その次に手に取ったのが石川達三。「深海魚」という短編集。この単行本はたぶんもう絶版だと思う。小さい子供がいるのに心臓麻痺で死んじゃう母親の話とか,性病を抱えたまま売られていく娼婦の話とか。読みながら,この次読むならもうちょっと爽快なのがいいなと思った。
 父親が出勤の時間になったらしくおきてきた。朝の5時だ。少し寝ようかと思った。横になってみたけれど,脳みその活性があがっているせいで眠れなかった。あきらめて起き出してコーヒーを入れた。幸せだなぁと思った。そのまま読みきれなかった本を数冊袋に入れて自分の家に持って帰った。読書の秋ですな・・・。

September 10, 2006

私の体を通して

 最近すごく感じることがある。私は何らかの意味があって生かされている,存在しているのだということ。何も感じないでただ,家族と楽しく思いやりに満ちて過ごしてきた幼少時代,子供なりの社会のあり方で悩んだ思春期,一人で生きていけるんじゃないかと傲慢になっていた高校時代,自分の価値観が揺らいで自己否定に走ってひたすら刹那的に生きた大学時代,あまり何も考えず働いてばかりいた大学院時代,なんとなくただ目先の楽しさを求めて適当に生活してきたOL・秘書時代。いろんな出会いがあっていろんな別れがあって,膝を抱えて眠れぬ夜をすごしたこともあって,涙することもあって,大笑いすることもあった。
 幼少時代を除けば,どんなときも,私は自分が世界や自然や周りの環境から常に孤立した自分を認識し続けていて,うまく相容れないものを感じてきた。否,正確に言うと相容れることを拒絶してきた。芝生の上に寝転がり,川原の石を拾い集め,果てしなく続く海岸線を黙々と歩き,木に登って降りれなくなったり,そんな自分を思い出してすごく懐かしい感じがする。
 今思うこと。私はこの地球や宇宙やすべての環境の中にぽちりと存在して,なんだか懸命に抗っていたり甘えてみたりしているけれど,実に瑣末でちっぽけで,本当はこの私を取り囲んでいる環境の一部でしかないのだと。私が歌を歌うことは,私の体を通して自然のエネルギーが放出されることなのかもしれない。私が息を吸うことは,体の中にエネルギーを通すことなのかもしれない。そう思ったら,なんだか今まで自分がやってきたことはたいした意味はないと気がついた。じたばたしてたけど,結局はそんなところにたどり着いた。
 ああ,ありがたい。私は今日も,自然エネルギーの媒介として存在しているのだ。

September 11, 2006

9-11

 5年も経ったのですね。5年前の今日,私は実家にいて同時多発テロのニュースを知りました。信じられない光景にはじめはうまく理解ができない感じでした。たくさんの命が失われ,貿易ビルは跡形もなくなくなり,何人もの人が現場に向かい救助作業を行い,粉塵による後遺症に悩まされている人がまだまたたくさんいると聞きます。あってはならないことだと強く思います。それなのに,国際社会はいつ勃発するかわからない火種をたくさん抱えていて,経済だとかエネルギーだとか軍事だとか宗教だとかそんな問題が山積です。
 人間はエゴイズムの塊で,「われわれが0から創ってきた地球ではない。」ということを忘れちゃってるみたいだ。はじめに地球があって,人類などずいぶん遅く現れた生物なのに,互いに殺しあったり憎みあったり利便性の追求ゆえに地球自体を破壊し続けたり。本当に,愚かだと思います。そんなマイナスの情熱は,なくていい。配慮と思いやりと愛を持つべき。と,世界の片隅で鼻息を荒くしてみたところで明日起きたら世の中がすべて平和に変わっているということはないのも知っているけれど,今私にできることは個人レベルであれ,配慮と,思いやりと,愛を持って生きるということ。朝ちゃんと目が覚めることができること,その日一日ご飯や水を口にすることができること,歌を歌えること,友人たちがそばにいてくれること,両親に愛されていること,すべてが本当に幸せだと思います。
 目を瞑って原始地球を想像してみることがあります。隕石がぶつかって出来上がった地球という星に雷がなり(今朝みたいだ)何日間も雨が降る(ノアの箱舟の大洪水みたいだ)。栄養分の詰まったスープみたいな原始海洋が出来上がって,そこからひたすら化学反応が連鎖して起こる。ぽちりと自立的に動くことのできる何かが発生する。それがくっついたり離れたりしながら更に大きなものに変わっていく。
 オパーリンという人がいて,一生懸命実験しながら原始地球でどういう風に「生命」が発生したのかを考えていました。コロイド溶液で実験してみたりして生命を机の上で作り出したかったのかな・・・まぁ,彼が唱えた『生命の誕生』論にはいささかの言葉の問題が残されていると思うけれど,命の大切さを考えるには「生命の誕生」という言葉はとてもぴったり来ると思います。
 どうしてヒトが現れたのか,どうして呼吸ができるのか,われわれのこの個体はどうやって維持されているのか,不思議なことばかりです。ヒトは地球を破壊するために現れたわけではないのだと思う。ヒトは互いを損なうために現れたわけではないと思う。ある一面を考えてみる。植物が光合成をして,酸素を出してくれるからこそ,酸素呼吸というすべをわれわれの祖先が何らかのきっかけで選んだから,われわれは息をしていけるわけなのです。もっとミクロな話になったら,われわれの細胞にいる呼吸を司る細胞内小器官のミトコンドリアが細胞共生で細胞の中に存在するようになってくれたから,酸素呼吸によってわれわれの生きていくエネルギーというのは生産されるわけなのです。
 話がそれたかも。つまり,私が言いたいのはもっとわれわれが存在しているという事象に目を向けるべきなんじゃないだろうか。存在しているといっても,周りとのかかわりの中で生かされているという事実に目を向けるべきなんじゃないだろうかってこと。ドライにクールに関係性をたどればたどるほど,地球とか自然とか環境とか歴史とか!そういうものにわれわれは生かされてきたのだと痛感する。だって国際問題でどたばたしても,誰一人地球に存在しなければいざこざなど起こらないわけ。よきにつけあしきにつけすべての思考も消える。理解も反目も。でも現実問題として人間はたくさん存在する。自分だけ利益を追求しようと思い始めるから,不具合が生じるわけです。そう考えていると,人間の愚かしさに情けなく悲しくなります。ええ,自分自身への反省回顧も含めて。

 平和を切に願います。幸せであるように,穏やかであるように。心からの愛をこめて。
 
 

September 15, 2006

MC

 昨日は「ごめんね」のみなさんとコラボライブ@Akagi Cafe。「ごめんね」はハモンドオルガン,Sax,ギター,ドラム,パーカッションのサウンドでいかした演奏をするごきげんなバンドで,吉祥寺Sometimeやギター橋本信二さんのGateoneをはじめとしていろいろなところでライブをしています。
 雨も降っていて寒いから,最初はどうかなぁと思っていましたが夜が深まるにつれて気がつけばお客様はたくさん。ありがとうございました。初めてごめんねサウンドを耳にした方もいらっしゃったかと思いますが,がっちりハートを掴まれちゃったのではないでしょうか?
 私自身はいつもはピアノとベースという構成でライブをしているので,音の厚さが気持ちいいなぁと思っていました。別ジャンルで楽しめました。選曲も橋本さんのギターでどうしてもブルースを歌いたかったのでブルースを数曲織り交ぜながら歌いました。ノリノリのお客様,いかしたサウンド,BGMには秋の虫の声・・・そして,なんとめずらしく橋本さんのMCまで聴けちゃって!幸せでした。このメンバーで10/31にまたライブをやりますのでぜひいらしてください。

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February 17, 2007

おとくなおまけつきライブ

 今日はアカギカフェでごめんねのみなさんとライブでした。今日はギターの橋本さんがキレまくりの演奏でした。素晴らしかったです。途中でなんとゆうきさんが飛び入りで参加してくださってノリノリでしたね!お得なライブでした!昨日遊びに行った先であった「ハモンドを見たい!聴きたい!」というお客様もいらっしゃって,とってもアットホームなライブになりました。楽しかったです。来月も同じ16日ですのでぜひいらしてくださいね!

February 18, 2007

寒い雨と故郷

昨日から降り始めた雨は思いの外寒くて、先日ベランダに出したバジルを枯らした。何かに固執するのは生きている証拠だと、誰かが言っていた。誰の言葉だったかは忘れた。
今日私の生まれた家が無くなる。何か大きなものを喪うような気がする。いつか戻れたらいいと思っていたが、家を失ったただの移民をあの土地は優しく受け入れてくれるのだろうか。
そう考えると都会というのは移民が紛れ込むのに実に便利な場所だ。

May 10, 2007

『TANE たね』について

ミニアルバム『TANE たね』について書こうと思います。

既にお聞きになられた方もいらっしゃるので,感想をおよせいただければと思いますが,4曲入っていて曲は全てスタンダードです。Smile/Girl Talk/Fly Me To The Moon/The Days of Wine and Roses。なんというか,ベリースタンダードな選曲です。
 この曲を選んだ理由はシンプルで歌いなれているということ。いつもライブにいらしてくださっている皆様はイメージしやすいと思いますが,大抵私はピアノやギターのプレイヤーの方と一緒にトリオやデュオでライブをやります。ジャズのスタンダードを比較的クラシカルな形式で,歌っていますが,今回のアルバムは何が肝かというと・・・そのアレンジです。
 アレンジをしてくれたのはGolden Balls Studioの菊田冬彦くん。彼はジャズのジャの字も知らないロックギタリストだと言っていいかも。見た目は愛すべき宇宙人みたいな感じなんですが,好むところはUKサウンド。ここは実は私と同じ。私のルーツの一つはSadeだから。菊田君はオリジナルも作っているのですが,そのオリジナルのサウンドがあまりに面白くて,アレンジをお願いすることにしたわけです。ジャズを知っている人にアレンジをお願いするよりも,もっと新鮮なものが出来上がると直感したから。
 初めて聴く曲,単調なコード選びと構成,どれも同じに聞こえる曲。おそらく彼には「どう料理したらいいのかわからない素材」だったと思います。刷り込みをしたくなかったので,こんな曲だよ,というのも1回しか聞かせず,後は譜面を渡しただけ。それが去年の夏のこと。
 秋口になって,そろそろ稼動しないとなぁと思っていたところに菊田君から連絡が。何曲かアレンジしてみたので聴いて欲しいという。高級住宅街にあるトイレ共同,風呂なしの4畳半に訪ねて行きました。今時いないよね。なおかつ,大家さんは留守にしていて,いくつかある他の部屋は誰も住んでない・・・廊下の一番奥にあるトイレに行く時,他の部屋のドアが実はとても怖かったのだけれど・・・まぁそれは別問題なのでいいとして。
 出来上がったサウンドは,期待通りというよりも,期待以上。まず最初に感じたのがものすごいスペース感。基本的には彼の打ち込みによるアレンジで,ギターやところどころのタンバリンは菊田君自身が弾いて録音されていました。目を瞑ると音があちこちに廻って,聴いている私を包み込むよう。粒だった感じ,すごくナチュラルな感じ,そして近未来的な予感,ひずんだギターの音色,「すごい」の一言でした。「菊ちゃん(と菊田君のことを呼んでいるのだけれど)はやっぱり天才なんだね」と思わず言ってしまった。
 そこから歌入れ。Girl Talkを録音して,Smileを録音。その後Fly Meと行くのだけれど,生半可な集中力ではないので,あまり長く続けられず,また録音した声が気に入らなくてしばしばいらいらしたり。歌を入れることで菊ちゃんサウンドとどう融合するのかが非常に気になるところでしたが,歌入れをしてからバックのオケを若干いじったりして曲を作りあげていきました。
 さて,時は師走,最後のThe Days of Wine and Rosesの段になって,菊ちゃんからぱったり連絡が来なくなりました。どうしたのかなぁと思っていたら,4曲が4曲とも同じような曲で,どうアレンジしたらいいものかわからなくなって,こり始めたらどつぼに・・・とのこと。とりあえずそのどつぼサウンドを聞かせてもらうことにしました。
 ラフなどつぼサウンドを聞いただけで,また私は「菊ちゃんはやっぱり天才なんだね,頭おかしいよ君は」と言い,そのころにはソロを吹いてくれることが決まっていたサックスの後藤輝夫さんも,聞きながらげらげらわらって「こいつはすごい」と一言。
 まぁ,そのどつぼサウンドに,改良を何度か重ねて歌入れをして仕上げていくわけなのだけれど,このころにはもう先に入れた歌が気に入らなくなっていて,再度取り直し。だんだんと菊ちゃんもアレンジでどういうイメージにしたいという要望も沢山出てきて,結果,時にはアバンギャルドに,時にはナチュラル癒しに満ちて,時には崇高ささえ漂わせる音が出来上がっていくわけです。
 でもね,後ろのオケがどうなろうと,私の声は変わらないから,そのギャップが面白かったりします。変わらないものは,コアなんだな,と改めて思います。反発しない,でも迎合もしない。媚びない,尊重しあう。そんなことの繰り返し。
 このアルバムは,いろんな評価があるだろうけれど,私の中ではジャズ,なんです。今ライブで演奏されるジャズと呼ばれているものは,ジャズという名称のクラシックだと思います。私もそういうスタイルで歌ったりするし,そのスタイルのよさだってあるけれど,クラシックのよさはクラシックのよさとしてあるのは知っているけれど,ジャズってもっと「クールで,かっこよくって,挑戦的で,トライアンドエラーで,先取りチックで,近未来的」なはず。いけいれる人も受け入れない人もいたけれど,マイルスが常に先取りを続けてきたように,ジャズという概念の意味するところは,そのスピリットだと思っています。
 だから,ジャズ。あたしがあの朝出遭って衝撃を受けたのはジャズのサウンド性だけじゃなくて,その魂のところ。そこに拘りたいと思って作りました。アレンジをしている間にわかったのは,先にも書いたけれど,菊ちゃんがUKサウンドが好きだということ。しかもレディオヘッドとかビョークとかが好きなのね。私も好き。UKのサウンドはクールでおしゃれ。「お,これいいな」と思うと大抵UKサウンドだったりするのだけれど,そんなエッセンスも感じられます。
また,サックスやフルートを吹いてくれた後藤輝夫さんは,Go-men.net「ごめんね」という,えらくいかしたハモンドオルガンバンドのバンマスなんだけれど,幼い頃聞いていたのがコルトレーンだそうで。ふーん,と思っていたら,菊ちゃんサウンドに触発されて,衝撃的なソロを吹いてくれました。
この衝撃的なソロに至るまで,押しなべて普通なオブリガードをちょろちょろと吹いてくださっていたのですが,「なんか,こうもっとぐっと来るものが欲しいなぁ」と一声かけたら,「じゃぁこんなのは?」と1回目。うわーすげーなーと菊ちゃんと二人であんぐりと口を開けたまま。「いや,今の駄目もう一回」と本人が言うので吹き直し。そこまで拘っていただけるのであればと,今度は私が2度ほど駄目出し(笑)をして,CDに入っているものになりました。高級住宅街にあるトイレ共同,風呂なしの4畳半での宅録なのでサックスの音は苦情が来そうで,菊ちゃんは青くなっていました。そんな笑える思い出もミックスして出来上がったサウンドです。
 さて,アルバムタイトルを『TANE たね』にした意味。そこから何かが始まる,という意味でもあるし,私の始めての形になった作品,という意味もあるし。何かがそこから成長していけばいいなと,そんな願いを込めています。はじめは『たね』だったのだけれど,マスタリングをしてトラックダウンをした後に菊ちゃんがロンドンに行っていて,出来上がったらロンドンに送りたいらしい。あれー,じゃぁ日本語表記だけだと辛いかなぁと。それで『TANE たね』。名前も同じ理由。私は以前megという名前で歌っていたのだけれど,そのmegっていうのが,ある時どうも「ぽち」とか「たま」みたいな風に聞こえてきて,フルネームで歌おうと思い立ちました。だから最近使っている,藤野めぐみを記載して,ついでに英語表記も載せました。
 ジャケットのデザインやフォントについてアイディアを下さったのはデザイナーで今はx-style.incという会社の代表でもある安藤俊也さん。彼はデザインの審査などがあると世界中から審査員としてご招待が来ちゃうような,世界的なデザイナーです。
 私がミニアルバム作っていると聞きつけて,「デザインやってあげるから任せなさい」と!ええええ!!!世界の安藤俊也にデザインしてもらえるの???と感激に打ち震えておりました。が,発売予定が4月20日だというと,彼は「4月10日までデザインの審査でロンドンにいるので,帰ってから」という。CD制作会社からは4月の頭にはデータを揃えてもらわないと間に合いませんといわれていたので,「それじゃ無理」ということで,安藤さんのデザインを待って発売を先延ばしにすることにしました。
 そしたら・・・4月10日になっても安藤さんは帰ってこなかったわけです。焦ったなぁ・・・。そもそも,菊ちゃんからは,表に私の写真を使うと「アイドルみたいだからいやだ」と注文がきていたので,自分の写真じゃないものを・・・と考えていました。写真を撮る才能のない私は,ならば自分で絵ぐらい描こうと思って,『たね』だからとひまわりの種の絵を描いていました。日本に帰ってこない安藤さんに,あれこれ「こういうふうにしたい,ああいうふうにしたい」とメールで説明することにしました。「わかり難い。パワーポイントかなんかで,きれいじゃなくていいからなんとなく作れないの?」と言われ,「あ,そうか,そんな説明方法があるんだ」と作成し直して,ついでに種の絵もスキャニングして送りつけると・・・それを見た安藤さんから「なんか暗くない?」との一言。「えええええ・・・・」この時点でジャケットに相応しい写真も絵もイメージもなにも沸きません。
あわあわしてたら,「音を聴いたら,ナチュラルな広がりと,癒しを感じた。こんなのはどう?」と,なんとそのとき安藤さんがいた死海の写真を何枚か見せてくれました。あれ,ロンドンなんじゃ・・・という疑問がよぎりましたが,なにやら本業のインダストリアルデザインにかかわる何かを作りにイスラエルに行っていたそうで・・・。
 その中に表紙の写真に使っているDATEの木と死海の写真がありました。DATEは死海の緑地化のためにはじめに植えるという植物で,その果実は甘くて,過酷な状況下でも緑を砂漠にもたらす第一歩になる木なんだそうです。『たね』にしようと思った私のコンセプトにぴったりだ!と感激して使わせてもらうことに。
 そしてブックレットの中には写真家の山田素子さんが撮ってくれた私の写真を使いました。彼女は人を優しくする写真を撮る人です。写真を撮られる才能もない私を,よくここまで撮ってくれたなぁと感激しています。また,あわせて20年以上前から書き溜めている詩の中から,私とジャズとの出遭いを書いた『蒼い空気』という詩を中に載せました。私の描いたひまわりの種たちも,どこかにいます。
このアルバムを作るに当って,協力してくださった全ての人に,表し尽くせないくらい,とても感謝しています。一瞬間を切り取って小さな板に閉じ込めたけれど,その閉じ込めたものは,次につながる何かです。ぜひ聴いた感想を聞かせてください。
お手にとって下さる方,聴いてくださる全ての方に,愛と感謝をこめて。

 

June 1, 2007

『TANE たね』より2曲オンエアー

『TANE たね』より2曲オンエアーされます。The Days of Wine and RosesとFly Me To The Moonです。私の家では聞けないのですけれども,お知らせです♪

6/9(土)夜21時~21時55分
「アーバン倶楽部 鈴木リエのLove Train」
FMしゅうなんラジオ(78.4MHz)山口周南地区
再放送時間は毎週日曜日17時~17時55分時

About 未定

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