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健康とか身体とか アーカイブ

March 19, 2006

今日はおひねりライブなのです

 すごい夢を見てしまった。ねずみ駆除の液体を飲むという夢でした。先週の土曜日にやっていたテレビでねずみ駆除の薬でだんなを殺しまくるという女の人の話を見たせいに違いない。単純なやつ。でも,誰かに飲まして殺しちゃうとか言うストーリーではなくて,ねずみ駆除の液体を自分でのんで,うわーまっぢーって思っている夢。
 さて,今日は楽団ゴリラの皆様とゴリラブズの皆様とギター小倉さんとみんなで下北沢でライブなのです。おひねり制。7時過ぎぐらいからやってるのかな?スタジオノアの隣のビルの2階のネバーネバーランドというところでやってます。楽しいよー。だってやってるこっちが楽しいもん。きてきて。愛のこもったライブであること請け合い。昨日は葉山にいって素敵なライブに飛び入りさせてもらっちゃいました。楽しかった。いい感じです。今日のライブもいい感じになるだろうなぁ。新曲もっていこうかな。譜面が間に合えば。
 ライブの前にひと泳ぎしてこようと思ってジムへ。家を出たら風がすごい。うわー,花粉飛んでそうだなと思ったら鼻水が・・・。花粉症の薬を飲むと全くもって頭が働かなくなるので,最近は「われは花粉症ではない」と思い込むことにしている。坂道を下りながら今日も「われは花粉症ではない」と念じていたら,水泳ゴーグルを忘れたことに気がついて,またとぼとぼ家に戻った。薬飲んでなくてもぼけっとしてんじゃん!!
 さて,プールに着くと,日差しがきらきらしてて気持ちよさそう。意外と日曜日ってすいてたなぁ。泳いでいたら近くのコースでアクアビクスのクラスが始まって,波がきて,海で泳いでるみたいだった。波酔いしそうだった。でもでも,先週の悪夢のようなリズムの悪さはどこかにいって,今日はひたすらいいリズムで泳いでいられたので,泳いでいて楽しかった。あーでもこんなに楽しくガシガシ泳いでいたら,また逆三な体になっちゃう・・・。どうしたらいいものか。
  

April 2, 2006

ぬりかべー

 昨日は藤沢でライブでした。帰ってきていろんな作業をしていたら寝るのが3時過ぎちゃってやばびっち♪と思っていたら,朝はちゃんと起きれました。今朝は漆喰塗りの日だったのですね。出掛けにライブのお問い合わせをいただいて,それに回答していたので若干到着が遅れましたが,つくとすでに3人の仲間たちは作業していて,壁にやすりをかけていました。
 その後きれいに壁を拭いてほこりを落とし,早速漆喰をこてでぺたぺた。楽しい!手作りってこういう感じだったよなぁと感激しながら塗装。職人技とは行かないけれど,ずいぶん味のある漆喰の壁が出来上がりました。
 何をやっているかと言うと,21日から正式にオープンするアート&ライブスペースを作成しているのです。手作り感たっぷりですが,先日も書いた「丁寧に」というスタンスで,いろいろな情報を発信していけたらいいなと思います。21日にはオープニングイベントを企画しているので,わくわくどきどきそわそわ。どうなるのかなぁ??
 そもそもものをつくることが大好きなので,壁を塗るなんて作業は大好きだ。でも案外難しかった。終わってから,もうちょっとやりたいなぁと思った。これって,ゴリラのマスターも言ってきた気がする。にわかアーティストな気分だった。

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April 16, 2006

コーヒーと紅茶について語ろう

 コーヒーと紅茶のちゃんとした淹れ方を教わりました。丁寧に淹れることって,なんだかそれを飲んでくださる相手に深い愛情をも味わっていただくような感覚であることがわかりました。料理もそうだけれど。ちゃんとした手順を踏んで丁寧にハンドドリップしたコーヒーや紅茶の味や香りの素晴らしさは,今のご時勢なかなか味わうことができません。紅茶の最後の一滴はゴールデンドロップと言われるそうです。本当に美しい色をしています。丁寧に淹れていると,なんだか無性に,幸せな気分になります。ストッカーを空けた瞬間から,鼻腔いっぱいにコーヒーや紅茶のよい香りが広がります。よい音で歌を歌えたときと似ています。脳みその中で幸せホルモンがばんばん出ます。
 誰かに淹れてもらうコーヒーや紅茶の美味しさもさることながら,丁寧に淹れたコーヒーを飲んで下さった人の頬が緩む瞬間を共有できる幸福感は,なんといえばいいのかな,赤ちゃんのふわふわのほっぺにチューするときみたい。寒さがだんだんと和らいできた朝に窓から入り込んでくるすがしい風の香りをかいだときみたい。ああ,ありがとう,あたし,生きていてよかった,と正直思ったりします。
 だんだんと木々に緑が増えていく4月21日,神楽坂にオープンするakagi cafeは,普段緊張している心を緩めてのんびりすることができる空間でありたいのです。一人で,恋人と,家族と,会社の人と・・・どんなシチュエーションでいらっしゃるかはわからないけれど,誰かの心がほぐれる場でありたいのです。そのために,コーヒーも紅茶も全て1杯1杯丁寧に淹れることにしました。私はその場で,コーヒーを淹れ,紅茶を淹れ,愛情を淹れ,歌を歌います。今から想像するだに,とても幸せな気持ちになります。あなたの心をリリースしに来てください。ちょいレトロな場所でお待ちしております。提供するのは,コーヒーや紅茶と言う名前の,我々のホスピタリティーです。
 
 

May 2, 2006

体のことを考える

 連日のakagi cafeでの楽しいけれど忙しくててんてこまい,な日々におわれていて,久しぶりにお休み。cafeの店長さんは無休で朝から夜までがんばって働いているから,悪いなぁなどと思いつつ。正確に言うとお休みと言うよりも歌のレッスン日です。
 さてはて,女性は30も過ぎるといろいろ出てくるわけで,例に漏れずあたしもそうなんだけれど,今日はすごく久しぶりに歯医者に行きました。というのも,歯に違和感を感じたからなのですね。ああ,とうとう虫歯なのね,あたしも,くすん,と思っていたら,虫歯じゃなくて知覚過敏なんだって。ついでにいうと,歯周病になりかかってるって。虫歯よりたちが悪いですよって言われてしまいました。ちなみに今日行った歯医者さんはMITOデンタルオフィスという美しいいい香りのする歯医者さんでした。ピアノの鶴巻有希子ちゃんに教えてもらったのです。スタッフはみーんな可愛い女の子。みとせんせいは女の子,じゃないけどね。
 あたしは歯磨きフリークなので今まで健康な歯を保てていたのだけれど,最近さぼり気味だったからかなぁ,と思っていたら「30歳を過ぎたら,歯周病に注意しないとだめなのよ」って。え?そうなの??びっくり。びっくりしたのでその根拠を聞くのを忘れました。誰か教えてください。楽しい歯磨き指導を受けて,歯石をがりがりと削っていただいて,すっきり。いろいろオーバーホールやらメンテナンスは必要だよねぇ,と思いました。次は魚の目を治そう,と思いながら帰ってきました。帰ってくる途中でオオゼキによって,体によさそうなひじきとか,レバーとか,高野豆腐とか,切り干し大根とか,おくらとか手に入れてみた。ひじきご飯たいてたべよーっと。見えないけれど貧血なので。
 その後にレッスンにいって,師匠にまたあれこれと教えていただいて,心も満たされました。今なら世界中の誰にでも優しくできそうな気分。こういうのって,ありがたいよなぁ。忙しさややらなきゃならないことに追われちゃって,体も心もぼろぼろみたいな状態になりがちだし,実際世の中全体がそういう状態になりがちなんだろうなぁ・・・。なんて,考えていたら,明日のakagi cafeではインカ米と黒米をミックスしたご飯を出してみたくなりました。それでひよこ豆のキーマカレーを食していただこうと。で,一粒一粒ちゃんと人の手で選別しているコーヒー豆で淹れたコーヒーを合わせて・・・うーん,考えただけで美味しそう・・・。コーヒーとカレーのいいにおいまでしてきちゃいそう(笑)
 あたしは健康フリークでは決してないけれど,そういうの欲してる時期ってあるもんですね。

October 4, 2006

いきなりですか,心の準備がぁぁぁぁ

 かねてから懸案事項であった魚の目。何でこんなところにできるのだ?というかんじで足に二つ手の指にひとつ。足の魚の目1号2号はもうかれこれ5年ぐらい飼っているので,さぞかし根が深く切ったり貼ったりせにゃならんのだろうとビビッておりました。がしかし,特に付き合いの長い1号が季節の変わり目などに成長するわけです。そうすると硬くなっている表皮に神経繊維が出てきて靴下に引っかかったりサンダルに引っかかったり,足拭きマットに引っかかったりして痛いわけ。これは覚悟を決めて決別せねば,と思い立ち,近所に住む知り合いに皮膚科がどこにあるか聞いてみた。
 ひとつは家から15分ぐらい。電車に乗ったりしていくらしいが評判がよいらしい。もうひとつは家から3分ぐらい。可もなく不可もなく,昔ながらの病院だそうな。朝起きてぐずらぐずらとしていたら,評判のよい病院には到底行けない時間となった。じゃぁ,その可もなく不可もなく,のところに電話をかけてみることにした。考えてみたら足の裏切ったり貼ったりして,15分以上もかかる病院に通うのはいやだなぁと思ったから結果的にはいい選択に思えた。
 電話をしてみると,いい感じの受け答え。12時にかけたけれど次の診療は4時からだって。4時ね・・・。それまで家のことをやったり練習をしたり家で仕事をしたりと案外大忙し。気がつけば4時になっているのでサンダルを引っ掛けてそのままぺたぺたと皮膚科に向かう。
 ドアを開けてみると待合室はくらーーーーーーい感じ。むむむ。そして待合室には男性一人女性一人。みんな不思議なものを見るみたいにじろじろみてくる。なんだ?魚の目がそんなに珍しいのか?と思ったけれど,別に待合室にいる人たちは私が魚の目を危惧してここに来ていることは知らないはず。
 受付の女性と二言三言会話してベンチに座ると,それまで止まっていた二人もそそくさと動き始めた。女性の方は受付に呼ばれて会計をして帰っていった。男性の方は奥の方に呼ばれて行ってしまった。素足にサンダルを突っかけてきたのでスリッパを履いたら急に足の裏がかゆいような気がしてきて,ちょっとまて,ここは皮膚科か・・・水虫か・・・。まぁでも水虫なんて空気感染もするんだろう??とか開き直って,でもスリッパを浅目に履いたりしてそわそわしていたら,男性が戻ってきた。
 しばらくしたら受付に男性が呼ばれて会計をして,お金を払って,これ要らない,と領収書を置いて,出て行ってしまった。薄暗い待合室に待たされること10分ほど。名前を呼ばれて奥の診察室に入ると,悪い人じゃなさそうなお医者さんが一人。どうしましたと聞いてくれたので魚の目を見せた。「まぁそれは1)焼いてとるか2)麻酔などをして手術するか,ですね,焼いてとる方は麻酔はかけないけれど血も出ないしいいと思いますが」と言ってくれたので「わかりました」「・・・」「・・・」「えっと,具体的には私は何をしたら?」「隣の部屋で焼いてあげますよ」「え?今すぐ?」「はい。」
 まさか言ったその場で焼かれるとは思っていなかったので,実際まずは診察をして次の機会に切ったり貼ったりするんだろうと周りの人にも言われていたので,今,といわれても心の準備ができてなかったのだけれど,お医者さんはさっさと準備を進める。なんだか銀色の容器に入った液体をこれまた銀色の容器に移し,シュワシュワいっているところに綿棒を突っ込んだかと思うと,「はい,足出して」「え?ど,どれから?」「長年懸案になっているところから」ああ,つまりは1号ですよ。「がまんして」え,痛いのか・・・と思っていたらピトリと綿棒を1号に!まじで,痛かった。そしてぴとぴとと何度か1号に液体を(たぶん液化ドライアイスね)塗りつけると,間髪要れずに2号へ。ところがさー2号はこの間表面が硬化して当たって痛かったので自分で表面を削ったばかり。つまり2号の面の皮は薄くなったばかり・・・。しみましたねぇ。実に痛かった。冷たい痛い,です,正確に言うと。
 うわーん,いたいよぅと思っていると「麻酔効果もないわけじゃないんだけどな,痛いってことは案外浅いのかな」とか先生。何年も飼ってて浅いはないだろうが,しかもさっきせんせい麻酔(すること)にはならないって言ったじゃんかとちょっと思いつつ,数ヶ月前に現れた新参者の3号(右手の人差し指にいる)を今度は焼かれた。これは少ししか痛くなかった。
 「2週間後にかさぶたになって一緒にはがれればいいわけです。はがれてなかったら同じこと繰り返します」とさらっと先生は処置が終わった後に言うわけです。なんだ,イタイイタイ言わないで我慢できるところまで我慢しないと2週間後にまたこれやるのか・・・先に言ってくれたらもう少し我慢したのにな。と思いつつ,病院を後にした。
 しばらくしたらじんじんしだして,痛いわけ。病院の先生はやけどを作って治すようなものです,って言ってたから,馬油ぬったら治るのかな,でも治って魚の目に戻ったらやだなとかくだらないことを考えていた。

November 15, 2006

吐き気もすなる頭痛といふものを

 「おとこもすなる,にきといふものを,おんなもしてみむとてすなり」とかいう下りは紀貫之かね?土佐日記だっけ。あの話は結構好きだ。まぁ今回の話にはまったく関係がない。
 昨晩からひどい頭痛が始まり,今朝おきても収まらず,薬に手を伸ばそうかと思ったけれど効かないかもなぁと思ってやめた。頭痛もちではないひとに,頭痛のつらさはまったく理解されないということを最近になって初めて知った。頭痛に苦しんだことがない人がこの世の中にいるんだね。頭痛だけじゃないけど,自分の身に起きていることは他の人も体験したことがあるという認識は間違いだし,自分の認識がすべて正しいというわけじゃないということも知っているのだが・・・。
 家にいてもたいてい仕事をしているパターンが多い。ひとつ終わるとああ,あれもあった,イモづる式に仕事が沸いてくる。すげーなー。やることがあるってのはありがたいこと,なのかな・・・。昨日の夜も仕事をしていて,理不尽な仕事のメールを受け取りその作業をしていてそのままの仕事モードで受けた電話でひどく自分勝手な物言いをしてしまい反省。反省したけど発話行為は取り消しできないからなぁ・・・。と考えても考えても頭痛がひどくなるばかりで頭まで回らない。
 少し休もうと思って寝てみたが,朝仕事の電話で目が覚めて以来今も仕事の処理に追われているわけだ。あちらこちらに手配をし処理をし対応をし,その間も頭痛はひどくなり吐き気まで・・・。ぶちきれそうになりながら,あーそういえば先日怒らない人になりたいとか思ったな,と振り返ってみたりしたけど,全然効果ないのね。まじで,1ヶ月ぐらい仕事したくない。仕事嫌いなんだよおいら・・・。そう考えると世の中のおとーさんたちやはたらくおねーさんおにーさんたちは,ほんと偉いよね。感心する。
 そんなときに12月にライブをやるメンバーへ返事をするのを忘れていたのを思い出し,メールをしたついでにニーナ・フローリンについて話をした。
Tales of Wonder
Tales of Wonder
 彼女の歌ってるアレンジが面白いのね。all of meをレゲエで歌ってたりしてね。結構ぐっと来ちゃうわけです。まぁこの話をしながら彼女のアルバムを聴いていたんだけれど,そしたら仕事に関するいらいらもやもやみたいなのが薄まってきて,やっぱ音楽の力はすごいなぁと思った。ついでに頭痛も治ってたらいいんだが,今回のは結構手ごわいっすね・・・。けぷ。

November 17, 2006

カエルの背比べ

 頭痛が続いて数日になるので,さすがに参ってきた。昨日仕事からの帰り道でひどい頭痛でやっとの思いで家にたどり着き,ひどく寒気がしたのでこれは風邪なのか??と思って暑いお風呂に入った。しばらくしたらずいぶん収まってきたので風呂の中で本を読んでいた。気がつけば一時間以上も入っているので,これは逆に風邪を引きかねないだろうと急いで出て,寝る前に少し仕事をした。それがいけなかったのかな。ひどい吐き気と頭痛がまたぶり返してきたので,とうとう薬に手を伸ばし,飲んでほうほうのていでベッドにもぐりこんだ。
 夢を見た。道端にカエルが1っぴき。無類のカエル好きなので近寄ってみると手のひらサイズのなぞのカエル。へぇーと思っていると向こうからまたカエル。それもかなりでかい。をを!!と狂喜乱舞しているとそれがいきなり二本足で立ち上がって私のそばに来る。「へぇー二本足で立ち上がると結構大きいのねぇ・・・」とか素で感心していたら,さっきの手のひらサイズも「僕だって」みたいなかんじで立ち上がって背伸びをした。そしたら大して大きさが変わらなかった。後一匹どっかに登場した気がするけど忘れた。
 そしたら布団の上をあたかもそのカエルぐらいの大きさのものが移動している感じがする。で,上に上ってくるのでぽいと跳ね除けた。そしたらもう一度上ってくるのでまたぽいと跳ね除けた。そのとき思ってたのが「やっぱうちのカエルが一番かわいいよ」・・・うーん。うちのカエルってのは私の周りのケロマニアがみんな持っているトイザらスで購入したカエルのパペットのことなんだが・・・。
 目が覚めて頭痛は去っていた。だけど体の節々がすごく痛い。布団の上の物体はなんだったのかなぁ?新しい扉を開けちゃったかな・・・。

December 27, 2006

ぴき!

 あーまたやってしまった。今朝着替えていたら「ぴき」と体のどこかで音が鳴って,それいらい左肩が動かない。痛いよぅ・・・。運動不足ですかね。ええそうですねきっと。えーん。今日は雑誌の撮影に映りこむことになっていたので,着物を着てそろそろ動いていたから,よかったのか悪かったのか・・・左肩はいまだに緊張したまま・・・。一晩寝たら治っていますように。

February 10, 2007

感性センサー

 今日ゆうきさんにあったら「最近開いちゃってるね」と言われた。ははは,わかる人にはわかっちゃうんだなぁ。「開ききっちゃう人もいるから気をつけなさいよ」と言われた。はーい。
 開くというのは,んーなんと説明するかなぁ。人はいろんな感性のセンサーを持っていて,たとえば魚の目の中に伸びていく神経繊維や,歯を抜くときに出ている神経やそういったものを考えてもらうといいかもしれないんだけれど,それらはじかにモノが振れると非常に痛いでしょ。それと同様に感性センサーもじかにいろいろなものが触れると過剰反応するわけです。
 よいものが入ってきたときは,非常によい影響を受け,悪いものが入ってくるとものすごくだめっじを受けるという特性があるので,大抵の人々はその振れ幅が大きくないように,感性のセンサーの上にふたをしていると思う。私も大体はふたをしている。だけれど,時々何かの拍子にふたが外れてしまうことがあって,センサーが開きっぱなしになる。そうなると,何を見ても何を食べても何を聞いても誰に接しても何に触れても,ものすごくいろんなものを感じ取るわけで,いつも全力疾走しているみたいな状況になって,正直すごく疲れてしまうのです。
 まぁでも開いているときは得るものもとても多いので,多少疲れたぐらい我慢しろという話もある。いい音楽を聴いてものすごい愛を感じたり,人の心根の優しさに気がついて感動したり,植物に触れて癒されたり。だけど逆に槍が降ってきている中で無防備に立っているみたいな状況でもあるので,マイナスやネガティブな感じにもたやすく傷つけられちゃったりする。
 いいんだか,わるいんだか。最近はそんな毎日です。誰か開き方閉じ方,教えて欲しいかも・・・。
 

February 20, 2007

へこたれ虫

 いやー,花粉症の季節は本当にさえない。毎年同じことを書いているきがするが,普通の生活が営めなくなる。もとい,私の場合は普通の生活って??という感じでもあるが・・・。鼻のかみすぎで鼻の周りの皮が剥けて痛い。ローションティッシュつかってたけれど,全然駄目でした。今年の花粉症は,いつもより早く始まった。おそらくきっといつもよりも長引くに違いない。おまけにこういう時期は免疫系等が全部おかしくなるのでアトピーが頻出するし,肌荒れがひどい。歯茎から血が出るしおまけに小鼻に吹き出物も。鼻をかむたびにひどく痛む。こうなるともしかしたらお腹も下るんだろうと思っていたら(食事中だったらごめん)案の定今日はトイレと友達に。どうやら体の中の粘膜にまでアレルギー反応が出てるみたい。こんな泣きっ面に蜂な状況の中で,鼻水が一番いやなので鼻水を止める薬を飲んでいるのだけれど,これが眠くなるし喉が渇く。小粒なくせして結構きっついあんちくしょうなのです。
 もーメタメタで,こんなあたしにwhen I fall in loveとか歌われても,なんつーの?百年の恋も一目で褪める。歌っちゃうけどね,歌っちゃうけど,こんなときは引きこもって練習します。とほほ。
 
 

February 28, 2007

わかっちゃいるが

 花粉症の薬が効かなかったので1.5倍の量を飲んだら様子がおかしくなりました。口がうまく回らない(いつものことか?)頭がうまく回らない(あれ,これもいつものことか)ふらふらへらへらしている(げ,これもいつものことだ)あれれ?
 今出ている症状は,右手の小指と薬指だけ氷のように冷たくてあとはとても温かいというもの。まぁいい,要するに,薬は規定量を守りましょう。ということだ。

March 5, 2007

花粉症の友

 夕飯にアンチョビとシメジとトマトのパスタを作ったので、半分だけならいいかと飲み始めたら鼻水が止まらなくなった。普段なら「もうちょっと」「後少し」、と結局なくなるのがオチだが今日は敢えなく栓をする。
目がかゆいからこすっていたら、今度は目が猛烈に痛い。涙がポロポロ出てくる。相乗効果で鼻水が垂れる。鼻をかむ。くしゃみがでる。なんだなんだ?と思ったら、パスタに唐辛子をちぎって入れたのを忘れていた。しばらく泣いていたら痛みは退いた。よかった。

wine.jpg

March 9, 2007

構成力

実は、十年前ぐらいまで美容室なんて大した差はないだろうと思っていた。美容師にもさほどの差はないだろうと。髪型にこだわることが無かったし興味もなかったから。
 ある時友達に美容室を紹介された。別にどこでも構わなかったのでその紹介された美容室に行って友達がいつもやってもらっている美容師さんにお願いした。スガシカオ似の美容師さんで媚びるところがないし無駄に自信を持っている風でもない。その日はなにも違和感なく終了。お疲れ様またどうぞって感じ。
 でまた数ヶ月経ってそこに行った。スガシカオ似の美容師さんは今度はかつての坂本龍一みたいな髪型でガンメタのジャケットを着て袖を折っていた。しかも赤い縁のメガネをかけていた。その日も彼のスタイリッシュな装い以外には違和感なく終了。美容師さんはもうちょっとマメに来ていただけると傷んだ髪もなんとか出来るんですが…と言う。まぁ潮で焼けてボロボロの髪だったのでそう言いたくなるのもわからないではない。
 何度か足繁くとは言い難いペースで通い、髪の色を変えてみたり髪型を変えてみたり。都度考えるのが面倒なので余程方向性が決まっていない限り「おまかせ」でイメージだけ告げる、という妙なオーダー。それを「フフン、かかって来たまえ」風にニコニコしながらこなすスガシカオ。
 ある日また伸びて傷んだ髪の毛のまま美容室に出向き、「あたしに似合う髪型にしてください」と告げると「わかりました!任せてください」とスガシカオ。三人がかりでできあがった頭は見事なまでのスパイラル。確かに似合った。まるでこの髪型のまま生まれてきたみたいだった。周りの女性からは大好評。周りの男性からは退かれまくり。職場の上司は目を丸くし父親はライオンみたいだと笑った。
 その時わかったのは、スガシカオ似の彼の構成力の素晴らしさと、世の中の男性の大半は強い個性を好まないようだということ。親友の和美は凄くセクシーな髪型だと誉めてくれたし、実際凄くいかしてた。
 ところがそれ程日にちが経たないうちに根元が伸びて、疲れたおばさんみたいになった。出来上がったばかりのあのセクシーさは野暮ったさに変わりちっともいけてない。根元だけまたかけ直してみたけれどどうにもその野暮ったさは抜けない。嫌気がさしてきてスパイラルを止めることにした。そのように告げるとスガシカオはひどくがっかりして、でもよくわかりますと言った。
 その後も「色っぽい髪型に」とか「大人っぽくセクシーに」とか「ぐっとくるやつ」とか「エロで!」とか,パーマとか色を変えてとかあれこれ実に抽象的な注文をつけ、その度に「わかりました!任せてください!」と私の髪をいじってくれた。彼の得意分野はどうやらセクシー系だったらしく、「もう、得意中の得意ですよそれは」と後々言っていた。
 髪の毛黒くしてストレートにしようかな、と言ったときスガシカオは実に意外そうな顔をして「どうしちゃったんですか、今度は似非清純派ですか」と言った。十年近く経つとそんな言葉も出るようになり、その頃には彼は独立して自分の店を恵比寿に構えていた。そして続けてこう言った。「まぁ、似非でも続けていたらいつかは本物になるかもしれないですよね」「藤野さん程のめんどくさがりの方には矯正をお薦めします」そしてその後何年も続けることになる黒髪のストレートになった。
 何度か引っ越して店が遠くなった。家から駅に行く五分間に無駄に美容室が多いので制覇しようとスガシカオの店ではないところにいくつかいった。どこの美容室を出る度になんか違うんだよなぁと違和感を感じた。髪の毛をセットしてもらうのでもやっぱり違和感を感じた。スガシカオ似の彼の構成力の素晴らしさを改めて実感した。何度目かの試行錯誤の後で、次回はやっぱりスガシカオにお願いしようと思った。そして私は,いまだに「似非」が取れもせず,清純でもないままである。

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March 13, 2007

確定申告と散歩

 昨日ふと仕事から帰ってきて,確定申告の続きをやることにした。データを途中まで打ち込んでふと気がつくと明け方。窓を開けたら寒かったが,いい気分。早起きは・・・といいたいところだけれどお休みムニャ。数時間後にかこちゃんからなにやら電話がある。内容を覚えていない。その後鼻が詰まっておきた。4時間ぐらいしか寝てないじゃーん。あ,でも申告の続きやろう。モクモク。単純作業は好きだ。ついでに内訳書も作っちゃって添付を貼付して押印しておしまい。コーヒーを飲んでトマトパンを食べて洗濯をしてぐだぐだすごす。
 イチゴちゃんのカバーを買いたかったのでお散歩に行こうかなぁとお持っていたのだが,高井戸に美人がいるので連絡をしてお茶をすることにした。地元まで来てもらって私のいきつけの豆屋でお茶。花粉症大フィーバーでぼけーーーーっとしたまま。だらだらとまた話をして,彼女を家まで送りがてら散歩。時々こうやって他愛も無い話をしているのは非常にリリースされるし,リセットされる。ゆるい午後。
 お目当てのハーブの苗もイチゴちゃんのカバーも売ってなかったけれど,パンの粉をかって図書館に行って利用申請をしてリサイクルセンターを冷やかして銭湯に行った。普段は混んでいるので入らないジェットバスみたいなお風呂もスカスカでふーん,と思って入っていたらおばちゃんがあれこれ説明してくれた。エステジェットとかいうのが人気なんだそうな。その後ミストサウナでくらくらするぐらい温まってから露天風呂で夜空を眺めていた。すごく,贅沢だし幸せだと思った。今この瞬間世界一幸せもんだろうなと思った。それから普通のサウナに入ったらお尻をやけどしそうだったのでさっさと出てきた。その後スーパーで買い物をして帰宅。ぎりぎりまだ銭湯のぬくもりが残っているぐらいの距離。またいこーっと。

March 17, 2007

んー

 胃が痛い。食べすぎ。けぷ。

April 25, 2007

そんな一言

 昨日の病院めぐりですっかり「ストレスフリー」を理由にぐだらぐだらしている。父親に昨日から電話しているのにつながらない。鬼のいぬまになんとやらか??と思ってあきれていたら,昼過ぎに電話がかかってきた。発疹の話をして,原因はストレスだってさ,といったら「まぁ要するに,単純な生活を送れってことね」と案外のんきに話している。あれ,まーちゃんにもこんなゆるゆるとした側面があるんだな,と思った。いつもは嫌味の一つでも言わないときがすまないみたいなイメージがあったんだが。
 でもそのすぐ後に理由がわかった。「和子まだ帰ってこないんだよ」とちょっと困った風。かこちゃんはシアトルにいったまま月末まで帰ってこない。「さみしいね」というと「さみしいねぇ・・・」としみじみ回答が帰ってきた。「朝5時に送り出してくれる人がいないと大変ね」というと「大変だよ,だから自分で自分を鼓舞して朝5時に送り出しているわけだ」と。「まぁ,大変だけれどお父さんも頑張って」というと「まぁ,大変だけれど,めぐも頑張って」と言われた。
 かこちゃんがいなくて寂しいのだったら夕飯でもご馳走してあげればよかったなと,後で反省した。

May 31, 2007

それぞれの美徳

 人は気がついたら,なんだかこの世に存在する生き物になっているわけなのだけれど,こんなでかい図体をして言うことじゃないが,人という生き物は実に危うい生き物である。様々なバランスをまるで綱渡りのようによろよろととりながら,何とか一瞬一瞬をつないでいく。夜寝て朝起きて,生が継続することを案外当たり前のように捉えていて,それが脅かされる事柄があると,普通に生きているということ自体いかに大変なことなのかを思い知る。
 小学校のとき,朝起きたら血尿が出た。黄色いはずのおしっこが,還元濃縮ぶどうジュースみたいな色になって出てきたら,やっぱりびびる。痛みはなかった。びっくりして飛んでいって母に告げた。なんだかおしっこをするのが怖くなった。医者が飛んできて,検査をしてくれた。何も出なかった。そんな血尿がしばらくで続けたので,腎臓の写真を撮ってみることになった。腎臓というのは背中側にあるソラマメのでかいような形状をした二個の臓器であるが,ちゃんと写すには造影剤をからだに入れる必要があるそうな。
 両親はしばらく迷っていたが結局造影剤を入れて写真をとることにした。造影剤を入れることはかなりの副作用が当時はあった。何も出なかった。ただ,疲れていたのだろうという結論になった。腎臓に関する疾患ではなかったようだけれど,造影剤を入れたので体質が変わった。何をしていてもいきなり蚊に刺されたような大きな蕁麻疹が出るようになった。動物に触ると覿面だった。大きな蕁麻疹を見るにつけ気持ち悪い思いをした。そのときの運動会は大事をとって休まされた。血尿の原因が定かじゃないので体に負担をかけちゃいけないとか言うのが理由だった。
 今は歌を歌っているけれど,大学に入学するときまでは生物学者になろうと思っていたので,生物学の基礎を勉強しているときに,その小学校のときの体験が元になって腎臓という臓器についてあれこれ調べたりした。すると,腎臓のみならず,人のからだの中の臓器というのはすごく絶妙なバランスでコントロールされているのだということがわかって,生きて普通に機能することが当たり前だとは思えなくなった。それだけじゃなく,今まであっけらかんと生活してきたけれど,そして子供のころ,思春期,また働く前まではアンバランスでも許されるみたいな社会だったけれど,いざ働き始めると,人間の心のバランスというのも,また微妙なものだということを,肌で感じるようになった。
 バランスをとるのは,とても難しい。かつて急激なダイエットでからだを壊した知人に,腎臓が壊れる怖さを1時間ぐらい話したことがあるけれど,「ふぅ~ん」って感じだった。彼女にとっては健康な体,健康な心が美徳ではないのだなと思ったけれど,健康を損ねてまで得る見目の美しさなど,私には興味が無い。そういうことを基準にする人種にも興味が無い。
 何を美徳とするか,で生き様が変わる。最近まるでブームみたいに自殺するなぁと思う。ものすごく危うい生を継続するのはとても難しい。でも,どうなんだろう。死んでしまえば楽,という考え方は,たぶん短絡的だ。生き物としての生体のシステムを維持することも,心をバランスよく維持することも,ものすごく奇跡的な作業なわけ。そう考えたら,生きているだけで,結構貴重なきがする。沢山周りに人がいるかもしれないけれど,個々を継続するのは,周りではなくてほかならぬ自分なのだから,もう,存続するだけですごい。そのことについて考えたら自分のことを「何とかがんばってるよえらいよ」と思ってしまった。
 

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